JP5060924B2 - 作業支援システム - Google Patents

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Description

この発明は、生産ラインの作業などを支援する作業支援システムに関するものである。
自動車などの生産ラインにあっては、複数の機種の組付け作業を一本の生産ラインで行う場合がある。従来、この生産ラインに投入されるワークには、個別に組付け仕様書が貼付されており、作業者はこのワークに貼付された組付け仕様書を見ながら部品の組付け作業を進める。図5に示すのは、組付け仕様書の一例であり、組付け仕様書100には機種番号101、仕向地102、色コード103、部品コード104などの組付けに必要な情報が多数記載されている。生産ラインの各工程の作業者は、この組付け仕様書を目視で読み取り、生産ラインに投入されているワークの機種番号、仕向地、色、部品コードなどの情報のうち自工程に必要な情報だけを拾い出して作業準備を行い、順次部品の組付け作業を行う。
また、近年、ワークに貼付していた組付け仕様書をオンライン化して、部品コード・部品名称などとともに、組付ける部品の作業内容の画像などをディスプレイ上に表示させる作業支援システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−108437号公報
しかしながら、従来の作業支援システムは、自工程の現作業に係るワークの組付部品のみをディスプレイ上に表示するため、例えば、同一仕様のワークが続く場合であっても、常に次の後続のワークの仕様変更に注意を払わなければならないため、作業者の負担が増加してしまうという課題がある。
そこで、この発明は、生産ラインの各工程でワークの仕様変更のタイミングを前もって表示して作業者の負担を軽減することができる作業支援システムを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、生産計画データに基づいてワーク(例えば、実施の形態における車体W)に対する作業内容を表示可能な作業支援システムにおいて、前記生産計画データに基づいてワークの作業内容に係る部品の部品情報が予め登録された部品情報データベース(例えば、実施の形態における配信レイアウトデータベース20)と、前記部品情報データベースに登録された部品情報に基づいて、ワークの作業内容に係る部品の部品情報を表示可能な支援情報表示手段(例えば、実施の形態における作業者支援情報配信部27)とを備え、該支援情報表示手段は、現作業のワークの作業内容に係る部品の部品情報の表示を行うとともに、複数の後続のワークの部品情報を生産順に先行表示するとともに、前記現作業のワークの作業内容に係る部品の部品情報を強調表示し、さらに先行表示される複数の後続のワークの部品情報のうち、現作業のワークの作業内容に係る部品の部品情報と異なる部品情報に変更される時点の当該部品情報の表示を強調表示することを特徴とする。
請求項に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、部品情報と作業内容の画像データとが関連付けられて記憶された表示画像記憶手段(例えば、実施の形態における表示画像データベース19)、又は、部品情報と作業内容に対するメッセージ情報とが関連付けられて記憶されたメッセージ記憶手段(例えば、実施の形態におけるメッセージデータベース17)を少なくとも備え、前記支援情報表示手段は、現作業の部品情報に関連付けられて記憶されている画像データおよびメッセージ情報のうち、少なくともいずれか一方を表示することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、現作業のワークの作業内容に係る部品の部品情報の表示とともに後続のワークの作業内容に係る部品の部品情報を支援情報表示手段に先行表示することで、作業者が、後続のワークの仕様変更すなわち後に部品情報が変更されるタイミングを前もって認識することができるため、部品情報の変更が起こらないときに部品情報の変更の有無に注意を払う思考工数を省略できる。したがって、作業者の負担を軽減することができる効果がある。
さらに、支援情報表示手段に表示されている現在の作業内容に係る部品の部品情報に変更が生じる時点の部品情報を強調表示させることで、作業者が部品情報の変更タイミングを容易に認識することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、現在の作業内容に係る部品の部品情報に関連付けられて表示画像記憶手段に記憶されている作業内容の画像を支援情報表示手段に表示することで、部品の作業内容を画像で作業開始前に確認することができるため、作業者が作業内容を誤って認識するのを防止することができる効果がある。
また、現在の作業内容に係る部品の部品情報に関連付けられてメッセージ記憶手段に記憶されているメッセージを支援情報表示手段に表示することで、例えば、作業者は、部品毎の注意点などを、メッセージで認識することができるため、間違えやすい作業内容であっても、より確実に作業を遂行することができる効果がある。
次に、図面を参照しながらこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態である作業支援システム50の全体構成を示したものである。この作業支援システム50は、自動車などの生産システムに適用されるものであり、この生産システムの生産ラインLでは、生産ラインLに沿って搬送されるワークである車体Wに対し、所定の作業手順にしたがった部品の組付け作業を複数の作業ステーションで順次行うことで製品の製造を行っている。
作業支援システム50は、各種情報が登録され要求に応じて適宜情報を出力する生産準備部1と、主に上述の生産ラインLに設けられた各作業ステーションで所定の表示を行って作業者を支援する作業者支援部2とで構成されている。
生産準備部1は、組付部品コード/名称データベース(以下、組付部品コード名称DBと呼ぶ)11と、組付部品記号情報データベース(以下、組付部品記号情報DBと呼ぶ)12とを備えており、組付部品コード名称DB11には、生産ラインLに投入される全ての機種で使用される全ての部品の部品コードおよびその部品名称が予め登録され、組付部品記号情報DB12には、組付コード名称DB11に登録される全ての部品の記号情報が登録されている。
生産準備部1は、さらに、部品毎にメッセージを登録する処理を行うメッセージ登録処理部13と、各部品に対応したバーコードを登録するための照合用バーコード登録処理部14と、各部品の作業画像を登録する部品画像登録処理部15とを備えている。
メッセージ登録処理部13は、パーソナルコンピュータなどの情報端末16のキーボード16aにより入力されたメッセージを、同じく情報端末16で指定された特定の部品コード、名称および記号情報に関連付けて部品コード:メッセージデータベース(以下、単にメッセージDBと呼ぶ)17に登録する処理を行うものである。ここで、上記情報端末16で入力されるメッセージは、例えば、各部品の組付け作業を行う際の注意事項等である。また、情報端末16で指定可能な部品コード、名称及び記号情報は、組付部品コード名称DB11および組付部品記号情報DB12に登録されている部品コード、名称及び記号情報である。
メッセージDB17は、メッセージ登録処理部13の登録処理によりメッセージと部品の部品コード、名称および記号情報とが関連付けられて登録されるデータベースであり、後述する作業者支援部2の作業者支援情報配信部27から部品コードに対応したメッセージ情報の要求があった場合に、当該部品コードと関連付けられている特定のメッセージ情報を作業者支援情報配信部27に出力する。
照合用バーコード登録処理部14は、情報端末16への所定の操作入力により、部品毎に照合用のバーコードを設定し、部品コードとバーコードとを関連付けて部品:バーコードデータベース(以下、単にバーコードDBと呼ぶ)18に登録する処理を行うものである。
バーコードDB18は、照合用バーコード登録処理部14の登録処理により、バーコードと部品の部品コード、名称及び記号情報とがそれぞれ関連付けられて登録されるデータベースであり、組付部品誤りチェック部25(後述する)からバーコードリーダ30(後述する)で読み取られたバーコードに対応した部品コードの送信要求があった場合、バーコードリーダ30で読み取られたバーコードと一致するバーコードを特定して、当該バーコードに関連付けられて登録されている部品コードを組付け部品誤りチェック部25に送信する。
部品画像登録処理部15は、情報端末16への所定の操作入力により、各部品の部品コード、名称及び記号情報と、それぞれの部品の作業内容の画像である作業画像とを関連付けて部品コード:表示画像データベース(以下、単に表示画像DBと呼ぶ)19に登録するものである。ここで、部品画像登録処理部15により登録される作業画像としては、例えば、部品について特に作業上の注意が必要な箇所を予め撮像した画像が用いられる。
表示画像DB19は、部品画像登録処理部15による登録処理によって、作業画像と部品コード、名称及び記号情報とが関連付けられて登録されるデータベースであり、後述する作業者支援情報配信部27から、部品コードに対応した作業画像の要求があった場合に、当該部品コードに対応した作業画像を特定して作業者支援情報配信部27に出力する。
作業者支援部2は、工程:配信レイアウトデータベース(以下、単に配信レイアウトDBと呼ぶ)20と、工程実績入力端末21と、工程実績反映処理部22と、工程実績データベース(以下、単に工程実績DBと呼ぶ)23と、配信情報データベース(SPOOL;以下、単に配信情報DBとよぶ)24と、組付部品誤りチェック部25と、組付実績データベース(以下、単に組付実績DBと呼ぶ)26と、作業者支援情報配信部27とをそれぞれ備えている。
配信レイアウトDB20は、各作業ステーションで実施される工程の構成と、どの工程で何の部品を組付けるかを記憶しているデータベースであり、具体的には、上位機で管理される生産計画に基づいて、生産順に車体W毎の、機種名、仕向地、色等の機種情報、および、部品の仕様や部品コード等の部品情報が、それぞれ工程ごとに配信レイアウトとして登録されている。この配信レイアウトDB20に登録された配信レイアウトは、工程実績入力端末21からの要求により順次工程実績反映処理部22に送信される。
工程実績入力端末21は、上位機で管理される生産計画に基づいて実際に生産ラインLに投入(AF−ON)された車体Wの機種情報や部品の部品情報等を入力するための端末であり、この工程実績入力端末21で入力される車体Wの機種情報や部品の部品情報は工程実績反映処理部22に順次送信される。
工程実績反映処理部22は、工程実績入力端末21から機種情報や部品情報が送信されてくると、配信レイアウトDB20に対して生産計画データの送信を要求し、この配信レイアウトDB20から受信した配信レイアウトと、工程実績入力端末21から受信した機種情報および部品情報とを突合して、実際に生産ラインLで実施可能な作業計画を配信情報として作成するものである。この工程実績反映処理部22で作成された配信情報は、工程実績DB23と配信情報DB24とにそれぞれ送信される。ここで、生産計画に従って発注した部品のうち、例えば未入荷の部品がある場合等には、工程実績反映処理部22によって配信レイアウトDB20から送信されてきた配信レイアウトの中から、該当する車体Wの機種情報及び部品情報を排除したものが、配信情報として配信情報DB24に送信されることとなる。
工程実績DB23は、工程実績反映処理部22から実際に生産ラインLに投入(AF−ON)された車体Wに係る配信情報を受信して実績データとして順次保存するデータベースである。
配信情報DB24は、組付部品誤りチェック部25および作業者支援情報配信部27へ送信する配信情報の一時保存を行うものである。この配信情報DB24は、組付け部品誤りチェック部25および作業者支援情報配信部27からの各要求に応じて順次組付け部品誤りチェック部25および作業者支援情報配信部27に向けて保存されている配信情報を送信する。
組付部品誤りチェック部25は、特定の作業ステーションにそれぞれ設置されるものであり、実際に生産ラインLに投入された部品を、組付ける前に正規の部品であるか否かをチェックするためのものである。この組付部品誤りチェック部25には、バーコードリーダ30を備えた情報端末31が接続され、当該バーコードリーダ30で読み取られたバーコード情報が情報端末31を経由して送信されてくるようになっている。ここで、組付部品誤りチェック部25は、全部品に対するチェックを行うようにすると照合工数が増大してしまうため、後の検査工程で間違いが発見された場合に、修正工数が多大な部品に対してのみチェックを行うようになっている。
また、組付部品誤りチェック部25は、生産準備部1のバーコードDB18に対して、バーコードリーダ30で読み取ったバーコードに対応付けられた部品コードの送信要求を行い、当該部品コードと、配信情報に含まれる現作業の部品コードとを突合して、一致した場合には、例えば、青色のパトライト32を点灯させて、この一致した部品コードを順次実績データとして組付け実績DBに保存する。一方、部品コードが不一致である場合には、例えば、赤色のパトライト32を点灯させて、部品誤りが生じた旨を作業者へ報知して、作業者に対して正規の部品で再度部品チェックを行うよう促す。
作業者支援情報配信部27は、各作業ステーションに個別に設置されるものであり、作業時に必要な情報を作業支援情報として表示する表示部33を備えている。より具体的には、作業者支援情報配信部27は、作業者が実際に作業を行う場所の近傍に設置され、配信情報DB24から配信情報を受信して、この配信情報に基づいて作業ステーションで現作業の車体Wの機種情報や部品情報および今後流れてくる予定の車体Wの機種情報や部品情報などを生産順に並べて表示部33に表示する。また、作業者支援情報配信部27は、生産準備部1のメッセージDB17と表示画像DB19とから、現作業に係る部品の部品コードに対応付けられて登録されているメッセージと作業画像とをそれぞれ呼び出して表示部33に表示する。
図2は、作業者支援情報配信部27の表示部33に表示される作業者支援情報表示画面40の一例を示している。この図2の作業者支援情報表示画面40は、機種情報および部品情報が表示される機種・部品情報表示部41と、画像を表示する画像表示部42と、メッセージを表示するメッセージ表示部43とを備えている。
機種・部品情報表示部41には、生産順を示す「連番」の項目と、機種情報である車体Wの「フレームNo.」、製品の機種コードを示す「機種名」、製品の仕向地コードを示す「仕向地」、および、製品の色コードを示す「O」の各項目と、部品情報である組付ける部品毎の部品コードを示す「P/W」(パワーウインドウ)、「SRS」(SRSユニット)、「リトラクタ」、「ブレーキホース」、および、「ロット数」の項目とがテーブル表示される。ここで、通常、機種・部品情報表示部41に表示される部品の種類は、作業ステーション毎に異なるため、各作業者支援情報配信部27には、どの作業ステーションに配置されているかを識別するための識別情報が付与されており、この識別情報に応じた部品情報がそれぞれ表示部33に表示されるようになっている。
機種・部品情報表示部41では、「連番」の項目「00003」の車体Wが現作業に係る場合を示しており、この「連番」の項目「00003」に関連付けされた上記各項目の表示枠は、所定の色で塗りつぶされて強調表示されるように設定されている。さらに、各部品の項目では、部品コードつまり部品の種類や仕様が変更になる時点の表示枠が所定の色で塗りつぶされて強調表示されている。具体的には、「P/W」の項目の場合、部品コード「A」が「連番」の項目で言うと「00001」から「00005」まで続くが、「00006」で部品コード「G」に変更されるので、「00006」の部品コード「G」の表示枠が所定の色で塗りつぶされて強調表示されている。さらに、「SRS」の項目では、部品コード「F」が部品コード「J」に変更される表示枠、つまり「連番」の項目で言うと「00009」に関連付けられた「SRS」の項目の表示枠が強調表示されている。なお、強調表示として表示枠を所定の色で塗りつぶす場合について説明したが、枠内に表示された文字が視認可能で、且つ、該当する部品コードが強調されていればよく、例えば、部品コードの文字を太字や斜体で表示するようにしてもよい。また、上述した現作業の判別方法としては、例えば、作業者により現在の車体Wに対する作業が終了した旨の入力操作などにより次の「連番」の車体Wを現作業に係るものとして判別することができる。そして、作業者支援情報配信部27は、現作業の作業が終了した場合、次の車体Wの表示項目を強調表示するとともに、作業が終了した現作業の実績情報を組付け実績DB26に送信して登録する。
ここで、作業者支援情報表示画面40に表示される「ロット数」の項目は、同一仕様の車体Wが連続する回数を示したものである。したがって、この「ロット数」を作業者が視認することで、同一仕様の車体Wの連続する回数を容易に把握することができる。
また、作業者支援情報表示画面40では、後続の車体Wの表示個数(図2中、7個分)よりも少ない個数分(図2中、2個分)ではあるが、過去の車体Wに関する各項目が表示されるようになっている。なお、表示部33に表示される車体Wの個数は適宜設定すればよく、例えば、作業者の操作に応じて表示画面をスクロール可能に構成したり、拡大表示可能にして多数の車体Wの情報を必要に応じて確認できるようにしてもよい。
画像表示部42には、現作業に係る部品の作業画像が表示されるようになっている。具体的には、作業者支援情報配信部27は、現作業に係る部品コードを表示画像DB19に登録されている部品コードの中から検索して、一致する部品コードがある場合、当該部品コードと関連付けられている作業画像の送信要求を表示画像DB19に対して行う。そして、この表示画像DB19から送信されてきた作業画像を画像表示部42に表示する。なお、表示画像DB19から送信されてくる画像が多数あり同時に表示できない場合は、所定の時間で表示画像を切換えたり、図示しない入力手段により切換操作を行って適宜表示切換を行うなど、作業者によって全ての画像が確認できるように設定すればよい。
メッセージ表示部43には、現作業に係る部品の組付作業時の注意事項などのメッセージが表示されるようになっている。具体的には、作業者支援情報配信部27が、現作業に係る部品コードをメッセージDB17に登録されている部品コードの中から検索して、一致する部品コードが見つかった場合に、当該部品コードと関連付けられて登録されているメッセージの送信要求を行う。そして、このメッセージDB17から送信されてきたメッセージをメッセージ表示部43に表示する。なお、メッセージも上述の作業画像と同様に、多数のメッセージがあり同時に表示できない場合は、所定の時間で表示を切換えたり、切換操作を行って表示切換を行うなど、作業者によって全てのメッセージが確認できるように設定すればよい。
次に、上述した作業支援システムの作用を説明する。
まず、図示しない上位機である生産計画ホストコンピュータにより管理されている生産計画に基づいて、作業ステーションごとに実施される工程の構成と、各工程で組みつけられる部品情報、すなわち、製品の生産順、製品の生産台数、生産仕様、生産に必要な部品情報等の配信レイアウトを工程毎に作成して、この配信レイアウトを作業者支援部2の配信レイアウトDB20に登録する。ここで、上述の配信レイアウトには、作業者支援情報表示画面40に表示される項目である「連番」と、「フレームナンバー」、「機種名」、「仕向地」、色等の機種情報と、部品コードなどの部品情報が含まれている。
次いで、作業者支援部2の工程実績入力端末21に、生産計画に基づいて生産ラインLに投入(AF−ON)された車体Wと部品コードとの情報を入力する。
そして、工程実績反映処理部22により、工程実績入力端末21で入力された車体Wと部品コードとの情報を、配信レイアウトDB20に登録されている配信レイアウトと突合し、例えば、配信レイアウトDB20に登録されている配信レイアウトに含まれる製品の生産に係る部品の内、一部の部品が未入荷となっている場合などには当該配信レイアウトを変更して、例えば、部品が不足している製品の項目を排除して、実際に組立て可能な製品のみの配信レイアウトを配信情報として作成する。そして、この作成した配信情報を配信情報DB24に送信して一時保存する。同時に、配信情報DB24に保存された配信情報と同じ配信情報を、工程実績DB23に送信してこれを実績データとして保存する。
組付部品誤りチェック部25では、配信情報DB24に一時保存されている配信情報を適宜呼び出して生産ラインLに投入された車体Wにこれから組付ける部品の誤りチェックを行う。具体的には、組付け部品誤りチェック部25は、これからチェックを行う車体Wの配信情報を、配信情報DB24に要求して、この配信情報DB24から配信情報を受信する。そして、バーコードリーダ30によって車体Wに組付けられる予定の部品に予め貼付されているバーコードが読み取られると、当該バーコードに関連付けられた部品コードの情報をバーコードDB18に要求して、当該要求に従ってバーコードDB18から送信されてきた部品コードと配信情報の部品コードとを突合する。そして、突合の結果、部品コードが一致していて、正規の部品であると判定された場合は、青色のパトライトを点灯して部品が正規のものである旨を作業者に報知し、一方、部品コードが一致せず、正規の部品の部品コードではないと判定された場合は、部品に誤りがあるとして、赤色のパトライトを点灯して正規の部品で再度チェックを行うよう促す。
さらに、組付け部品誤りチェック部25により、部品コードに誤りがあると判定された場合には、当該部品コードの誤りが判定されたことを実績データとして組付実績DB26に登録する。ここで、組付実績DB26に登録されている実績データを後から確認することで、どの工程でどの車体Wのどの部品に誤りが生じたかを容易に確認することができる。
こうして事前に組付部品誤りチェック部25によって部品コードに誤りがないと判定された車体Wは、当該作業ステーションにおける部品の組付け作業に供される。この際、作業者支援情報配信部27の表示部33には、配信情報DB24の配信情報が表示される。表示部33には、上述した図2に示すように、工程毎の配信情報として、車体Wのフレームナンバー毎に、「連番」、「機種名」、「仕向地」、「O」、「P/W」、「SRS」、「リトラクタ」、「ブレーキホース」、「ロット数」等の項目が関連付けられて一覧表示されることとなり、現作業に係る各項目の表示枠が強調表示される。また、これと同時に現作業に係る部品コードに関連付けられてメッセージDB17および表示画像DB19に登録されているメッセージと作業画像とをそれぞれメッセージ表示部43および画像表示部42に表示させる。
さらに、機種・部品情報表示部41の部品情報の各項目の内、現作業の部品コードから部品コードが変更される時点の後作業の部品コードが強調表示される。
ここで、図3は、本発明の実施形態におけるラインタクト(タクトタイム)に対する思考工数のイメージを示すもので、図4は、従来の作業者の思考工数のイメージを示すものである。
図3に示すように、ラインタクト(図3中、一点鎖線で示す。)は、部品を組付けるための基本作業工数と、組付ける部品の仕様の変化に対応するための思考工数とで構成されており、本発明の実施形態の場合、部品の仕様が変更することを事前に作業者が認識することができるため、仕様が変更されない間は、仕様変更についての思考工数が発生せず、また、仕様変更が発生する時期を把握しているため、仕様変更時の思考工数のピークすなわち作業者の負担が抑えられることとなる。ここで、図3では、車体W毎の作業を「Alot」〜「Dlot」として示しており、BlotとClotとの間、ClotとDlotとの間、DlotとElotとの間でそれぞれ仕様変更が生じている。
ここで、仕様変更が起こるとき、例えば、(1)視認した部品コードを記憶し、(2)その作業変化を判断し、(3)作業変化がある場合作業内容を思い出し、(4)部品を見て、(5)部品選択をし、(6)作業判断を行う、という思考工数が発生することとなるが、本願発明の実施形態のように構成することで仕様変更を事前に把握できるため、仕様変更が生じる前に余裕を持ってこれらの思考工数を分散させて行うことができ、また、仕様変更がない場合には、主に(1)〜(3)の思考工数を省略することができることとなる。
これに対して、図4は従来の思考工数を示しており、常に部品の仕様変更があるか否かの判断を一つの車体Wに対する作業が終わるごとに行うことになる。すなわち、作業者は1台1台の部品の仕様変更を、常時監視しなければならずその分の思考工数(1台1台変化確認思考工数)が基本作業工数に上乗せされ、さらに、部品の仕様変更が生じた場合には、仕様変更がなされた後に、これに対応しなければならないため、思考工数のピークすなわち上述した(1)〜(3)の思考工数が一時に集中して作業者の負担が増加することとなる。なお、図4では図3との比較のために、図3に示したラインタクトを一点鎖線で示している。
したがって、上述した実施の形態によれば、作業ステーションごとに作業者支援情報配信部27の表示部33により、車体Wの作業内容に係る部品の部品コードを表示するとともに後続の車体Wの作業内容に係る部品の部品コードを先行表示することで、作業者が、現在の部品の仕様が変更されるタイミングを前もって認識することができるため、仕様の変更が起こらないときに部品の仕様変更の有無に注意を払う思考工数を省略でき、その結果、作業者の負担を軽減することができる。
また、作業者支援情報配信部27の表示部33に表示される、現在の作業内容に係る部品の仕様が変更される時点の部品コードを強調表示させることができるため、作業者が部品の仕様変更のタイミングを容易に認識することができる。
さらに、現在の作業内容に係る車体Wの配信情報を強調表示することができるため、部品の仕様が変更されるまでの車体Wの数量を容易に把握することができるため、更なる作業者の負担軽減を図ることができる。
また、現在の作業内容に係る部品コードに関連付けられて表示画像DB19に登録されている作業内容の画像を作業者支援情報配信部27に表示することで、部品毎の作業内容を画像で作業開始前に確認することができるため、作業者が作業内容を誤って認識するのを防止することができる。
さらに、現在の作業内容に係る部品の部品コードに関連付けられてメッセージDB17に記憶されているメッセージを作業者支援情報配信部27に表示することで、例えば、作業者は、部品毎の注意点などを、メッセージで認識することができるため、間違え易い作業内容であっても、より確実に作業を遂行することができる。
なお、この発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、例えば、組付部品誤りチェック部25による部品のチェックを省略してもよい。
また、上記実施の形態ではメッセージや画像を作業者支援情報配信部27に表示する場合について説明したが、これらメッセージや画像の表示を省略してもよい。
さらに、部品コードを表示することで部品の仕様を識別する構成について説明したが、部品の名称や記号などで部品の仕様を識別する構成にしてもよい。
本発明の実施の形態における作業者支援システムの全体構成図である。 本発明の実施の形態における作業者支援情報配信部の表示部に表示される配信情報の正面図である。 本発明の実施の形態におけるラインタクトの説明図である。 従来の構成におけるラインタクトの説明図である。 従来の構成にワークに貼付される組付け仕様書の正面図である。
符号の説明
17 メッセージデータベース(メッセージ記憶手段)
19 表示画像データベース(表示画像記憶手段)
20 配信レイアウトデータベース(部品情報データベース)
27 作業者支援情報配信部(支援情報表示手段)
W 車体(ワーク)

Claims (2)

  1. 生産計画データに基づいてワークに対する作業内容を表示可能な作業支援システムにおいて、
    前記生産計画データに基づいてワークの作業内容に係る部品の部品情報が予め登録された部品情報データベースと、
    前記部品情報データベースに登録された部品情報に基づいて、ワークの作業内容に係る部品の部品情報を表示可能な支援情報表示手段とを備え、
    該支援情報表示手段は、
    現作業のワークの作業内容に係る部品の部品情報の表示を行うとともに、複数の後続のワークの部品情報を生産順に先行表示するとともに、前記現作業のワークの作業内容に係る部品の部品情報を強調表示し、さらに先行表示される複数の後続のワークの部品情報のうち、現作業のワークの作業内容に係る部品の部品情報と異なる部品情報に変更される時点の当該部品情報の表示を強調表示することを特徴とする作業支援システム。
  2. 部品情報と作業内容の画像データとが関連付けられて記憶された表示画像記憶手段、又は、部品情報と作業内容に対するメッセージ情報とが関連付けられて記憶されたメッセージ記憶手段を少なくとも備え、
    前記支援情報表示手段は、現作業の部品情報に関連付けられて記憶されている画像データおよびメッセージ情報のうち少なくともいずれか一方を表示することを特徴とする請求項1に記載の作業支援システム。
JP2007302089A 2007-11-21 2007-11-21 作業支援システム Expired - Fee Related JP5060924B2 (ja)

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