JP5090099B2 - 帳票受注納入システム - Google Patents

帳票受注納入システム Download PDF

Info

Publication number
JP5090099B2
JP5090099B2 JP2007206990A JP2007206990A JP5090099B2 JP 5090099 B2 JP5090099 B2 JP 5090099B2 JP 2007206990 A JP2007206990 A JP 2007206990A JP 2007206990 A JP2007206990 A JP 2007206990A JP 5090099 B2 JP5090099 B2 JP 5090099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delivery
sorting
data
location
optical code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007206990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009040546A (ja
Inventor
知之 杉浦
諭 原田
和俊 鈴木
知宏 太田
Original Assignee
小林クリエイト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小林クリエイト株式会社 filed Critical 小林クリエイト株式会社
Priority to JP2007206990A priority Critical patent/JP5090099B2/ja
Publication of JP2009040546A publication Critical patent/JP2009040546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5090099B2 publication Critical patent/JP5090099B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

本発明は、顧客から送信されたデータに基づいて帳票を印刷し、印刷した帳票を納入場所ごとに仕分けして納入する帳票受注納入システムに関する。
顧客から発注された帳票を印刷し、印刷した帳票を納入場所ごとに仕分けして納入する帳票受注納入システムは広く知られている。かかる帳票受注納入システムは、顧客から多量の帳票作成を一括して受注するのではなく、通信ネットワークを介して顧客側の端末から比較的少量の帳票作成を一日に多数受注するのが一般的である。また、かかるシステムでは、受注から納入までを短期間で行うことが求められており、受注すると速やかに帳票を印刷し、1日に複数回の納入を行うようにしている。
一方、特許文献1には、受注した商品を納入する際の現物チェックを、配送ラベル(シールやタグを含む)を用いて迅速化、効率化する納品チェック処理のシステムが開示されている。
特開2004−262587号公報
上記従来の帳票受注納入システムでは、受注した帳票を数十箇所の納入場所(顧客の部署別ポスト等)に納入することとなるため、印刷した帳票を、納入元で予め納入場所別に仕分けした後に納入先に配送し、各納入場所に納入するようにしている。しかしながら、従来のシステムでは、帳票を仕分・納入する場所を作業者の目視確認によってのみ確認しているため、仕分場所や納入場所の取り違えが多く、作業漏れも発生している。
この問題に対して、上記特許文献1のように、製品夫々に配送ラベルを付して納品明細リストと照合するシステムを採用することも考えられるが、帳票受注納入システムでは、一度に納入する帳票の納入明細リストを生成する前に当該帳票の仕分を開始するため、仕分作業時に納入明細リストと対比することができず、仕分作業の正確さを保証できない。また、帳票受注納入システムにおける製品は単価の低い帳票であるため、各帳票に対して一枚の配送ラベルを付すとコスト高となる。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、従来システムよりも仕分作業・納入作業において作業ミス、作業漏れが発生し難い帳票受注納入システムの提供を目的とする。
本発明は、顧客から送信される印刷仕様、納入場所の情報を含む印刷指示データから、各帳票の識別情報、納入場所の情報を含む仕分情報を作成して該仕分情報を示す仕分用光学コードのデータを生成し、該データと前記印刷指示データとから各帳票の先頭頁に仕分用光学コードを印刷するための印刷データを作成し、該印刷データをプリンタに送信する印刷制御手段と、該印刷制御手段から印刷データを受信し、該印刷データに基づいて帳票を印刷するプリンタと、前記印刷制御手段から、各帳票の識別情報、納入場所の情報を含むデータを受信して、一度に納入する全ての帳票の識別情報、納入場所の情報を含む納入明細データを作成する納入明細データ作成手段と、各納入場所に対応して区画された複数の仕分場所を備え、かつ各仕分場所に固有の仕分場所識別用光学コードが付された仕分用区画具と、光学コード読取部と表示画面とを有し、印刷済帳票の仕分用光学コードを読み取ると、当該帳票を仕分けるべき仕分場所を表示画面に表示し、その後に、仕分場所識別用光学コードを読み取ると、先に表示した仕分場所と同じであるかを判定し、当該帳票を仕分済みであるという仕分実績データを記憶する仕分用携帯端末と、一度に納入する帳票を仕分けした後の仕分用携帯端末から仕分実績データを受信して、納入明細データとを対比する仕分確認手段と、納入場所を備え、かつ各納入場所に固有の納入場所識別用光学コードが付された、納入先に配設される納入用具と、光学コード読取部と表示画面とを有し、帳票の仕分用光学コードを読み取ると、当該帳票を納入すべき納入場所を表示画面に表示し、その後に、納入場所識別用光学コードを読み取ると、先に表示した納入場所と同じであるかを判定し、当該納入場所へ帳票を納入済みであるという納入実績データを記憶する納入用携帯端末と、一度に納入する帳票を納入した後の納入用携帯端末から納入実績データを受信して、納入明細データと対比する納入確認手段とを備える帳票受注納入システムである。
本発明において、「一度に納入する帳票」とは、同一の配送便等で、納入先に略同時に納入する帳票を指す。また、本発明において、仕分用光学コード等の光学コードは、バーコードや二次元コードなど、帳票に印刷可能で光学読取り可能なものであれば特に限定されない。
本発明の帳票受注納入システムによれば、以下のステップを含む帳票受注納入システムが実現される。すなわち、顧客から印刷仕様、納入場所の情報を含む印刷指示データを受信するステップと、受信した印刷指示データから各帳票の識別情報、納入場所の情報を含む仕分情報を作成して該仕分情報を示す仕分用光学コードのデータを生成するステップと、該仕分用光学コードのデータと前記印刷指示データとから帳票の先頭頁に仕分用光学コードが印刷されることとなる各帳票を印刷するための印刷データを作成し、該印刷データをプリンタに送信するステップと、プリンタが、前記印刷データに基づいて帳票を印刷するステップと、前記印刷制御手段から、各帳票の識別情報、納入場所の情報を含むデータを受信して、一度に納入する全ての帳票の識別情報、納入場所の情報を含む納入明細データを作成するステップと、仕分用携帯端末が、印刷済帳票の仕分用光学コードを読み取り、当該帳票を仕分けるべき仕分場所を表示画面に表示し、その後に、仕分場所に付された仕分場所識別用光学コードを読取り、先に表示した仕分場所と同じであるかを判定し、当該帳票を仕分済みであるという仕分実績データを記憶するステップと、一度に納入する帳票を仕分けた後に、仕分用携帯端末から仕分実績データを受信して、納入明細データとを対比するステップと、納入先で、納入用携帯端末が、納入場所ごとに仕分済帳票の仕分用光学コードを読み取り、当該仕分済帳票を納入すべき納入場所を表示画面に表示し、その後に、納入場所に付された納入場所識別用光学コードを読取り、先に表示した納入場所と同じであるかを判定し、当該帳票を納入済みであるという納入実績データを記憶するステップと、一度に納入する帳票を納入した後に、前記納入用携帯端末から納入実績データを受信して、納入明細データとを対比するステップとからなる帳票受注納入方法である。
かかるシステムにあっては、仕分作業・納入作業において、仕分場所や納入場所が正しいことを、携帯端末による光学コードの読取り、比較によって保証できるため、目視確認のみに頼る従来システムよりも場所の取り違えミスが少なくなる。
また、本発明では、一度に納入する帳票を仕分・納入した後に、携帯端末の実績データと納入明細データとを対比することにより、仕分作業・納入作業において作業漏れがないかを確認できるため、より高い品質を保証できる。上述のように、帳票受注納入システムでは、帳票の納入明細データを生成する前に当該帳票の仕分作業を開始するため、仕分作業中に帳票と納入明細データを対比することはできないが、本発明のように、仕分作業中に仕分用携帯端末に仕分実績データを記憶して、仕分作業後に該仕分実績データと納入明細データとを対比するようにすれば、該帳票の配送前に帳票の仕分漏れをチェックすることが可能となる。
このように、本発明によれば、仕分作業・納入作業において、帳票に印刷された仕分用光学コードを携帯端末で読み取ることによって、仕分場所や納入場所が正しいかどうかをチェックできる。また、各作業後に携帯端末に記憶された実績データを納入明細データと比較することによって仕分作業・納入作業に作業漏れがないことを確認できる。したがって、本発明の帳票受注納入システムによれば、仕分作業・納入作業において作業ミスや作業漏れが極めて少ないものとなる。
また、本発明にあっては、帳票の識別情報及び納入場所の情報を含む仕分情報を、光学コードとして直接帳票に印字するため、製品にラベルやタグを付す必要がなく、低コストで実現できるという利点もある。
また、本発明の帳票受注納入システムにおいて、前記納入用携帯端末は、予め記憶された納入すべき納入場所の一覧データと、納入実績データとに基づいて、未納入の納入場所の数を表示画面に表示するものであることが提案される。かかる構成によれば、納入作業時に未納入の納入場所が何箇所残っているかをその場で確認できるため、納入元に戻る前に納入漏れを発見し、その場で問題を迅速に解決できる。
以上に述べたように、本発明の帳票受注納入システムは、従来システムに比べ、仕分作業・納入作業時の作業ミス、作業漏れが少なく、且つ、低廉に導入できるという利点がある。したがって、本発明によれば、従来よりも高品質の帳票受注納入サービスを顧客に低廉に提供できる。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
なお、以下の実施例では、本発明に係る印刷制御手段はプリントサーバ6によって実現される。また、本発明に係る納入明細データ作成手段、仕分確認手段、および納入確認手段は実績管理サーバ8によって実現される。
図1は、実施例に係る帳票受注納入システムの概略図である。この帳票受注納入システムは、帳票の納入元(作成元)1に設置された、プリントサーバ6、プリンタ7、実績管理サーバ8、および仕分用区画具10と、顧客の事業所や工場等の納入先(発注元)2に設置された納入用具11と、仕分作業に用いられる仕分用携帯端末12と、納入作業に用いられる納入用携帯端末13とを備えてなる。
プリントサーバ6は、納入先2に設置された顧客の端末15とインターネットや専用通信回線等の通信回線を介して接続されており、また、納入元1のLANを介してプリンタ7及び実績管理サーバ8と接続されている。かかるプリントサーバ6は、印刷指示データ受信処理、および印刷データ作成送信処理の二つの処理を並行して実行する。
印刷指示データ受信処理は、印刷指示データを受信するための処理であり、顧客側の端末15から印刷指示データが送信されたかを常時チェックし、印刷指示データが送信された場合には、該データを記憶装置に記憶保持する。印刷指示データには、印刷する帳票の画像データ、印刷する用紙の種類、印刷部数等の帳票の印刷仕様に関する情報や、顧客の部署コード等の納入場所に関する情報が含まれている。すなわち、顧客にとってはかかる印刷指示データの送信が実質的な発注であり、帳票の納入元1にとっては印刷指示データの受信が実質的な受注となる。
前記印刷データ作成送信処理は、プリンタ出力用印刷データを作成する処理である。かかる印刷データ作成送信処理では、受信した印刷指示データから納入場所の情報を抽出して、各帳票の識別ID、納入場所を含む仕分情報を作成し、該仕分情報を示す仕分用バーコード(仕分用光学コード)29の画像データを生成する。帳票の識別IDは、印刷指示データに含まれる帳票識別情報を用いてもよいし、別途の識別IDを作成するようにしてもよい。仕分用バーコード29の画像データを生成すると、該画像データと、印刷指示データに含まれる帳票の画像データとを結合し、帳票の先頭頁に仕分用バーコード29が印刷されることとなる印刷データを作成する。そして、該印刷データをプリンタ7へ送信するとともに、該印刷データに係る帳票の識別IDと納入場所の情報を含む受信実績データを作成し、該受信実績データを実績管理サーバ8へ送信する。
プリンタ7は、帳票印刷に用いられる既存の業務用プリンタであり、プリントサーバ6から送信される前記印刷データに従って用紙を選択し、先頭頁に仕分用バーコード29が付された帳票27を印刷する。このプリンタ7は原則として、印刷データを受信した順に帳票を印刷するため、帳票27は納入場所ごとに仕分けされていない状態で印刷される。
仕分用区画具10は、帳票を収容可能な収納部が縦横に区画された棚であり、各収納部の一つ一つが帳票の各納入場所20に対応した仕分場所17となっている。仕分場所17は納入場所20の数に対応した数が用意されており、各仕分場所17には予め割り当てられた固有の識別番号と、該識別番号を示す仕分場所識別用バーコード(仕分場所識別用光学コード)18が付されている。
納入用具11は、仕分用区画具10と同様の構成を有する棚であり、各収納部の一つ一つが印刷指示データで指定される納入場所20となっている。各納入場所20には予め割り当てられた固有の識別番号と、該識別番号を示す納入場所識別用バーコード(納入場所識別用光学コード)21が付されている。この納入用具11は、納入先2で一箇所に設置する必要はなく、例えば、納入先2の各フロアに納入用具11を配設するようにしてもよい。
仕分用携帯端末12は、バーコード読取装置と、液晶画面等の表示画面と、マイクロコンピュータと、データ入出力装置等を備えて成るものであり、既存の携帯端末によって構成し得る。この仕分用携帯端末12には、仕分場所の確認等を行う仕分処理、および仕分実績データの送信を行うデータ送信処理を実行するためのプログラムが記憶されている。
仕分処理は、帳票の仕分場所の報知、仕分場所の確認、および仕分実績データの記憶を行うものであり、仕分作業の際に実行される。仕分処理の初期状態では、仕分用携帯端末12は仕分用バーコード29を読み取る帳票読取状態にある(図2(a)参照)。かかる状態で印刷済帳票27の仕分用バーコード29を読み取ると、仕分用携帯端末12は、当該仕分用バーコード29に示された仕分情報を記憶するとともに、該仕分情報に基づいて、該帳票27の帳票IDと、該帳票27を仕分けるべき仕分場所17の識別番号とを表示画面に表示し(図2(b)参照)、仕分場所17の仕分場所識別用バーコード18を読み取る仕分場所読取状態に移行する。そして、仕分場所読取状態で、仕分場所識別用バーコード18を読み取ると、仕分用携帯端末12は、該バーコード18の示す仕分場所17の識別番号と、表示画面に表示した仕分場所17の識別番号とが一致するか否かを判定する。そして、両者が一致していると判定した場合には、先に読み取った仕分用バーコード29の仕分情報に現在時刻を付加した情報を仕分実績データとして記憶し、確認画面(図2(c)参照)を表示した後に、帳票読取状態に移行する。一方、両者が一致していないと判定した場合には、仕分用携帯端末12は表示画面にエラー画面(図2(d)参照)を表示するとともに、警告音を発し、仕分場所読取状態に復帰する。
実績データ送信処理は、上記仕分処理で記憶された仕分実績データの一覧を送信するための処理であり、同一配送便の帳票の仕分作業を終了した後に実行される。実績データ送信処理では、仕分用携帯端末12はケーブル等を介して接続された実績管理サーバ8に記憶された仕分実績データを全て送信し、該データを端末から削除する処理を実行する。
納入用携帯端末13は、仕分用携帯端末12と内部プログラムのみ異なるものであり、バーコード読取装置と、液晶画面等の表示画面と、マイクロコンピュータと、データ入出力装置等を備えて成る。この納入用携帯端末13には、納入場所の一覧データを取り込むデータ取込処理、納入場所の確認等を行う納入処理、および納入実績データの送信を行うデータ送信処理を実行するためのプログラムが記憶されている。
データ取込処理は、帳票の配送前に、当該配送便で帳票を納入すべき納入場所の一覧を実績管理サーバ8から受信して記憶保持する処理である。
納入処理は、帳票の納入場所の報知、納入場所の確認、納入実績データの記憶、及び、未納入の納入場所の数の報知を行うものであり、納入先2での納入作業の際に実行される。納入処理の初期状態では、納入用携帯端末13は仕分用バーコード29を読み取る帳票読取状態にある(図3(a)参照)。かかる状態で帳票28の仕分用バーコード29を読み取ると、納入用携帯端末13は、当該仕分用バーコード29の仕分情報を記憶するとともに、該仕分情報に含まれる納入場所20の情報に基づいて、該帳票を納入すべき納入場所20の識別番号を表示画面に表示し(図3(b)参照)、納入場所20の納入場所識別用バーコード21を読み取る納入場所読取状態に移行する。そして、納入場所読取状態で、納入場所識別用バーコード21を読み取ると、納入用携帯端末13は、該バーコード21の示す納入場所20の識別番号と、表示画面に表示した納入場所20の識別番号とが一致するか否かを判定する。そして、両者が一致していると判定した場合には、当該納入場所の識別番号に納入済みフラグを付加した情報を納入実績データとして記憶し、確認画面(図3(c)参照)を表示した後に、帳票読取状態に移行する。一方、両者が一致していないと判定した場合には、表示画面にエラー画面(図3(d)参照)を表示するとともに、警告音を発し、納入場所読取状態に復帰する。また、かかる納入処理中は、納入場所の一覧データと納入実績データとに基づいて、当該配送便で納入すべき納入場所のうち、まだ帳票28を納入していない未納入の納入場所の数が算出され、表示画面に常時表示される(図3参照)。
実績データ送信処理は、上記納入処理で記憶された納入実績データの一覧を送信するための処理であり、同一配送便の帳票の納入作業を終了した後に実行される。実績データ送信処理では、納入用携帯端末13はケーブル等を介して接続された実績管理サーバ8に記憶された納入実績データを全て送信し、該データを端末から削除する処理を実行する。
実績管理サーバ8は、納入元1のLANを介してプリントサーバ6と接続されており、該プリントサーバ6から受信実績データを受信して記憶する。ここで、本実施例の帳票受注納入システムでは、データ締め時刻が一日に数回設定されており、前のデータ締め時刻から次のデータ締め時刻までに受信した印刷指示データに係る帳票を同一配送便で配送し、納入するようになっている。実績管理サーバ8は、データ締め時刻になる度に、前回のデータ締め時刻からそれまでに受信した受信実績データから、同一の配送便で納入する全ての帳票の識別ID、納入場所の情報を含む納入明細データを作成し、記憶する。
また、実績管理サーバ8は、随時仕分用携帯端末12及び納入用携帯端末13と接続され、各携帯端末12,13から仕分用実績データや納入用実績データを受信する。そして、実績管理サーバ8は、仕分実績データを受信すると、該データを同一配送便の納入明細データと対比して、仕分実績データの帳票と納入明細データの帳票とが一致しているかを判定し、両者が一致していないと判定した場合にはエラー報知を行う。同様に、実績管理サーバ8は、納入実績データを受信すると、該データを同一配送便の納入明細データと対比して、納入実績データの納入場所と納入明細データの納入場所とが一致しているかを判定し、両者が一致していないと判定した場合には、エラー報知を行う。また、実績管理サーバ8は、納入実績データに基づいて、当該配送便で帳票を納入すべき納入場所の一覧を作成し、納入用携帯端末13に送信する。さらに、実績管理サーバ8は、各配送便の納入明細データから、日次・月次の納入実績を作成して出力する。
上記本実施例の帳票受注納入システムによれば、以下のステップ(1)〜(18)を含む帳票受注納入方法が実行される。
<ステップ(1)>
プリントサーバ6が、通信回線3を介して納入先2の端末15から印刷指示データを受信し、該印刷指示データを記憶する。
<ステップ(2)>
プリントサーバ6が、受信した印刷指示データから仕分用バーコード29のデータを生成する。
<ステップ(3)>
プリントサーバ6が、仕分用バーコード29のデータと印刷指示データとからプリンタ出力用の印刷データを作成し、該印刷データをプリンタ7に送信するとともに、受信実績データを実績管理サーバ8に送信する。
<ステップ(4)>
プリンタ7が、受信した印刷データに基づいて帳票27を印刷する。
<ステップ(5)>
実績管理サーバ8が、データ締め時刻に、前回のデータ締め時刻からその時点までに受信した受信実績データから、同一の配送便で納入する帳票に係る納入明細データを作成する。
<ステップ(6)>
作業者が、仕分用携帯端末12に印刷済帳票27の仕分用バーコード29を読み取らせる。そして、仕分用携帯端末12が当該帳票27を仕分けるべき仕分場所17の識別番号を表示画面に表示する。
<ステップ(7)>
作業者が、仕分用携帯端末12に表示された識別番号の仕分場所17に帳票27を仕分けする。
<ステップ(8)>
作業者が、帳票27を仕分けした仕分場所17の仕分場所識別用バーコード18を仕分用携帯端末12に読み取らせる。そして、仕分用携帯端末12が、先に表示した仕分場所17と同じであるかを判定し、同じであると判定した場合は、当該帳票27を仕分済みであるという仕分実績データを記憶する。
<ステップ(9)>
ステップ(6)〜(8)を繰り返して、同一配送便で納入する帳票27の仕分作業を終了した後に、仕分用携帯端末12を実績管理サーバ8に接続し、仕分用携帯端末12から実績管理サーバ8に仕分実績データを送信する。
<ステップ(10)>
実績管理サーバ8が、同一便に係る帳票の仕分実績データと納入明細データとを対比して、納入明細データの各帳票の識別IDと、仕分実績データの各帳票の識別IDが一致するか否かを判定し、両者が一致していないと判定した場合には、エラー報知を行う。
<ステップ(11)>
実績管理サーバ8が、納入明細データから、当該配送便で仕分済帳票28を納入する納入場所20の一覧データを作成する。そして、仕分済帳票28の配送前に、納入用携帯端末13を実績管理サーバ8に接続し、実績管理サーバ8から納入用携帯端末13へ当該一覧データを送信する。
<ステップ(12)>
ステップ(10)においてエラー報知されなかった場合、作業者が、仕分場所17の仕分済帳票28を配送車両に積み込み、納入先2へ配送する。仕分用区画具10が空になると、次の配送便に係る印刷済帳票27の仕分作業が開始される(ステップ(6)〜(8))。
<ステップ(13)>
納入先2で、作業者が、納入用携帯端末13に仕分済帳票28の仕分用バーコード29を読み取らせる。そして、納入用携帯端末13が当該帳票28を仕分けるべき納入場所20を表示画面に表示する。なお、仕分けされて束になった仕分済帳票28の正常性は仕分け時で保証されているため、かかるステップでは、仕分済帳票28の先頭の仕分用バーコード29のみを読み取る。
<ステップ(14)>
納入先2で、作業者が、納入用携帯端末13に表示された納入場所20に仕分済帳票28を納入する。
<ステップ(15)>
納入先2で、作業者が、帳票28を仕分けした納入場所20の納入場所識別用バーコード21を納入用携帯端末13に読み取らせる。そして、納入用携帯端末13が先に表示した納入場所20と同じであるかを判定し、同じであると判定した場合は、当該納入場所20に帳票28を納入済みであるという納入実績データを記憶する。
<ステップ(16)>
ステップ(13)〜(15)を繰り返して、同一配送便で納入する帳票28を全て納入した後に、納入先2で、作業者が、納入用携帯端末13に表示されている、未納入の納入場所の数を確認し、該未納入の納入場所が0であることを確認する。
<ステップ(17)>
同一配送便で納入する帳票28を全て納入した後に、納入元1で納入用携帯端末13を実績管理サーバ8に接続し、納入用携帯端末13から実績管理サーバ8に納入実績データを送信する。
<ステップ(18)>
実績管理サーバ8が、同一便に係る帳票の納入実績データと納入明細データとを対比する。ここで、納入明細データの各帳票の納入場所と、納入実績データの納入済み納入場所が一致しない場合は、実績管理サーバ8がエラー報知を行う。
以上のように、本実施例の帳票受注納入システムでは、仕分作業及び納入作業の際に、帳票を仕分・納入する場所が正しいか否かを、携帯端末にバーコードを読み取らせることによって確認できる。このため、本システムは、帳票を仕分・納入する場所を目視確認のみによって行う従来システムよりも帳票の取り違えが少ない。
また、本帳票受注納入システムでは、同一便で納入する帳票を仕分・納入した後に、携帯端末12,13の実績データと納入明細データとを対比することにより、仕分作業および納入作業において作業漏れがないかを確認できるため、高品質の帳票受注納入サービスを実現できる。
さらに、本帳票受注納入システムでは、納入作業中に、納入用携帯端末が、未納入の納入場所の数を報知するため、作業者が、作業漏れを納入元に戻る前に発見し、その場で問題を速やかに解決できるという利点もある。
また、本帳票受注納入システムにあっては、帳票の識別情報及び納入場所の情報を示すバーコードを直接帳票に印刷するため、製品にラベルやタグを付すよりも低コストで実現できるという利点がある。
なお、本発明における帳票受注納入システムは、上記実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、仕分用携帯端末12と納入用携帯端末13は、仕分作業・納入作業兼用のプログラムを記憶させれば、同じ携帯端末を共用することができる。
また、本発明において、仕分用区画具10や納入用具11は、帳票を分別して収納可能なものであれば棚状には限定されない。例えば、箱状のものでもよい。
また、上記実施例においては、図3に示すように、納入用携帯端末13の表示画面に、未納入の納入場所の数を直接的に表示しているが、例えば、当該配送便で納入する納入場所の数と納入済の納入場所の数とを表示画面に表示することによって、未納入の納入場所の数を間接的に表示することも可能であり、かかる形態も本発明に含まれる。
また、仕分実績データや納入実績データも実施例の形態に限定されず、種々変更することが可能である。例えば、上記実施例においては、帳票28を納入した納入場所の識別番号に納入済みフラグを付加した情報を納入実績データとして記憶しているが、予め記憶した納入場所の一覧データに消し込みのフラグを立てたものを納入実績データとすることも可能である。
実施例の帳票受注納入システムの概略図である。 仕分処理における仕分用携帯端末12の表示画面の例を示す説明図である。 納入処理における納入用携帯端末13の表示画面の例を示す説明図である。
符号の説明
1 納入元
2 納入先
3 通信回線
6 プリントサーバ
7 プリンタ
8 実績管理サーバ
10 仕分用区画具
11 納入用具
12 仕分用携帯端末
13 納入用携帯端末
15 端末
17 仕分場所
18 仕分場所識別用バーコード(仕分場所識別用光学コード)
20 納入場所
21 納入場所識別用バーコード(納入場所識別用光学コード)
27 印刷済帳票
28 仕分済帳票
29 仕分用バーコード(仕分用光学コード)

Claims (2)

  1. 顧客から送信される印刷仕様、納入場所の情報を含む印刷指示データから、各帳票の識別情報、納入場所の情報を含む仕分情報を作成して該仕分情報を示す仕分用光学コードのデータを生成し、該データと前記印刷指示データとから各帳票の先頭頁に仕分用光学コードを印刷するための印刷データを作成し、該印刷データをプリンタに送信する印刷制御手段と、
    該印刷制御手段から印刷データを受信し、該印刷データに基づいて帳票を印刷するプリンタと、
    前記印刷制御手段から、各帳票の識別情報、納入場所の情報を含むデータを受信して、一度に納入する全ての帳票の識別情報、納入場所の情報を含む納入明細データを作成する納入明細データ作成手段と、
    各納入場所に対応して区画された複数の仕分場所を備え、かつ各仕分場所に固有の仕分場所識別用光学コードが付された仕分用区画具と、
    光学コード読取部と表示画面とを有し、印刷済帳票の仕分用光学コードを読み取ると、当該帳票を仕分けるべき仕分場所を表示画面に表示し、その後に、仕分場所識別用光学コードを読み取ると、先に表示した仕分場所と同じであるかを判定し、当該帳票を仕分済みであるという仕分実績データを記憶する仕分用携帯端末と、
    一度に納入する帳票を仕分けした後の仕分用携帯端末から仕分実績データを受信して、納入明細データとを対比する仕分確認手段と、
    納入場所を備え、かつ各納入場所に固有の納入場所識別用光学コードが付された、納入先に配設される納入用具と、
    光学コード読取部と表示画面とを有し、帳票の仕分用光学コードを読み取ると、当該帳票を納入すべき納入場所を表示画面に表示し、その後に、納入場所識別用光学コードを読み取ると、先に表示した納入場所と同じであるかを判定し、当該納入場所へ帳票を納入済みであるという納入実績データを記憶する納入用携帯端末と、
    一度に納入する帳票を納入した後の納入用携帯端末から納入実績データを受信して、納入明細データと対比する納入確認手段と
    を備える帳票受注納入システム。
  2. 前記納入用携帯端末は、予め記憶された納入すべき納入場所の一覧データと、納入実績データとに基づいて、未納入の納入場所の数を表示画面に表示するものであることを特徴とする請求項1記載の帳票受注納入システム。
JP2007206990A 2007-08-08 2007-08-08 帳票受注納入システム Expired - Fee Related JP5090099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007206990A JP5090099B2 (ja) 2007-08-08 2007-08-08 帳票受注納入システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007206990A JP5090099B2 (ja) 2007-08-08 2007-08-08 帳票受注納入システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009040546A JP2009040546A (ja) 2009-02-26
JP5090099B2 true JP5090099B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=40441717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007206990A Expired - Fee Related JP5090099B2 (ja) 2007-08-08 2007-08-08 帳票受注納入システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5090099B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0198504A (ja) * 1987-10-06 1989-04-17 Daifuku Co Ltd 荷物保管設備
JP2002029612A (ja) * 2000-07-12 2002-01-29 Tsubakimoto Chain Co 物品保管棚及び物品の入出庫管理方法
JP2004262587A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Wood One:Kk 納品のチェック処理方法およびチェック装置
JP2005108064A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Sumitomo Rubber Ind Ltd 帳票仕分け作業の管理方法
JP4555564B2 (ja) * 2003-12-22 2010-10-06 株式会社日立物流 医療材の物流サービスシステム
JP2006008374A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Shimadzu Corp 情報提供システム
JP4731860B2 (ja) * 2004-09-03 2011-07-27 富士通エフ・アイ・ピー株式会社 印刷物仕分装置及び印刷物仕分方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009040546A (ja) 2009-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10596602B2 (en) Delivery and routing management based on multi-identifier labels
JP5137422B2 (ja) 物流容器管理システム
JP3639188B2 (ja) 物品配送情報管理システム及び管理方法
US20120030001A1 (en) Relay device, control method for a relay device, and control method for a coupon issuing system
US20110102144A1 (en) Information display system and management device
RU2007137063A (ru) Способ приема радиочастотной индентификации для использования с системами планирования ресурсов предприятия
KR20100114438A (ko) 온라인 쇼핑몰을 통한 상품 주문에 대한 발송 및 발주 관리 시스템 및 방법
US9823649B2 (en) Vehicle build information system
CN111784221A (zh) 入库方法和系统
JP2005276154A (ja) 食品トレースバックシステム及び方法並びに2次元コード発行装置
JP2015230629A (ja) Ar利用取説提供システム
KR20070098141A (ko) 네트워크 기반의 택배서비스 시스템 및 그 방법
JP5090099B2 (ja) 帳票受注納入システム
CN115376242B (zh) 一种售货机的智能储物架的货物自动分配方法
JP2014052720A (ja) 店舗端末および本部サーバ
CN116151733A (zh) 一种发货管理方法及装置
JP2007193836A (ja) 電子棚札システム
US8095474B2 (en) Method for processing advanced ship notices (ASNs)
JP5358214B2 (ja) 商品発送システム
JP2012197167A (ja) 配送商品梱包システム
KR20020014370A (ko) 의약품 물류방법 및 그 시스템
JP4359524B2 (ja) 出荷指示管理方法、出荷指示管理プログラム及び出荷指示システム
JP6618793B2 (ja) 入出荷管理装置
JPH04145575A (ja) 品出し商品の検品方法とその検品装置
JP2023049864A (ja) オンライン販売システム、オンライン販売方法、及び、オンライン販売商品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120822

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120912

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees