JP5060603B2 - 被記録媒体案内装置、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
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Description
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
この様な両面記録可能なインクジェットプリンタにおいては、印刷用紙の第1面に記録を行った後、当該印刷用紙を湾曲反転させて第1面に対して反対側の第2面がインクジェット記録ヘッドと対向する様に印刷用紙を案内・搬送する用紙案内装置が設けられている。
上記態様によれば、前記第1面記録時の被記録媒体後端領域の長さ(副走査方向長さ)L1が、前記第1ローラ対から、インクジェット記録ヘッドの下流に設けられた第2ローラ対までの経路長L2以上であるので、前記第2面への記録実行時において最もヘッド擦れが生じ易い領域、即ち前記第2面の先端が前記第1ローラ対から前記第2ローラ対に到達するまでの領域における既インク吸収量(第1面のインク吸収量)を全部考慮に入れて前記時間Twを設定することとなる。従って前記第2面記録時に被記録媒体先端が前記インクジェット記録ヘッドと擦れたり、PGが著しく不均一となるといった不具合をより一層確実に防止することができる。
上記態様によれば、前記長さL1が、前記第1ローラ対の上流側に設けられて被記録媒体の通過を検出する被記録媒体通過検出手段から前記第2ローラ対までの経路長L3であるので、前記被記録媒体通過検出手段を利用することで、前記第1面記録時における、被記録媒体後端領域のインク吐出量、又は記録デューティ、又は記録データを簡単に求めることができる。
上記態様によれば、前記時間Twが、第1面記録時の被記録媒体後端領域のインク吐出量、又は記録デューティ、又は記録データに加えて、更に被記録媒体の種類(厚み、材質等)に応じて設定されることから、前記時間Twをより適切に設定することができる。
上記態様によれば、記録装置において、上述した第1から第4の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
1.インクジェットプリンタの概略構成
2.用紙反転部の詳細な構成
3.第2面記録時の待ち時間の設定
の順に図面を参照しながら説明する。
<1.インクジェットプリンタの概略構成>
以下では、本発明に係る「記録装置」、「液体噴射装置」の一実施形態としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概略構成について図1乃至図4を参照しながら説明する。ここで、図1はプリンタ1の外観斜視図、図2はプリンタ1の側断面概略図、図3はプリンタ1の要部平面図、図4はプリンタ1の制御部160のブロック図である。
以下、上記用紙搬送経路の各構成毎に説明する。尚、以下では用紙搬送経路の上流側を単に「上流側」と言い、用紙搬送経路の下流側を単に「下流側」と言うこととする。
給紙部2は、ホッパ203と、手差しトレイ201と、ピックアップローラ25と、給紙ローラ21と、リバースローラ23とを有している。ホッパ203は給紙トレイ200(図1)にセットされる複数枚の用紙Pを積層状態で支持し、且つ、回動軸203aを中心にして揺動することにより、用紙Pをピックアップローラ25に圧接させる。ピックアップローラ25は外周面が高摩擦材(例えば、ゴム材)によって構成され、用紙Pと圧接し且つ回転することにより最上位の用紙Pを下流側の給紙ローラ21及びリバースローラ23へと送り出す。尚、ホッパ203の上方はエッジガイド201aを備えた手差しトレイ201が設けられ、手差しトレイ201にセットされた用紙Pも同様にピックアップローラ25によって下流側に送られる。
尚、以下では、用紙Pに搬送力を与えるローラ対に対し、当該ローラ対の上流側で用紙Pに与えられる搬送負荷(主に、用紙Pを引っ張ろうとする様な力)を「バックテンション」と言い、逆に下流側で用紙Pに与えられる搬送負荷(主に、用紙Pを下流側から上流側へ押し戻そうとする様な力)を「フロントテンション」と言うこととする。
給紙部2の下流側に設けられた記録部11は、「被記録媒体通過検出手段」としての紙検出器70と、第1駆動ローラ28及び第1従動ローラ29(以下必要に応じてこのローラ対を「第1ローラ対」と言う)と、「液体噴射ヘッド」の一例としてのインクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)100と、プラテン65と、第2駆動ローラ32及び第2従動ローラ33(以下必要に応じてこのローラ対を「第2ローラ対」と言う)と、補助ローラ35と、第3駆動ローラ36及び第3従動ローラ37(以下必要に応じてこのローラ対を「第3ローラ対」と言う)と、を有している。
尚、長穴65eによってリブが上流側と下流側とに分断されたことにより、第1駆動ローラ28の下流側近傍に位置する第1リブ65aと、当該第1リブ65aの下流側に位置する第2リブ65bとによって用紙Pを支持するリブが構成されている。
次に、記録部11の下流側に設けられたFd排出部5は、屈曲ローラ37と、Fd排出駆動ローラ41と、Fd排出従動ローラ43と、を備え、記録の行われた用紙Pの記録面を内側にして湾曲反転させることにより、用紙Pを記録面を下にした状態で排出する。
より詳しくは、第3ローラ対の下流側には、第3ローラ対によって記録部11から搬送された用紙Pを、フェイスダウン(Fd)排出経路またはフェイスアップ(Fu)排出経路のいずれかに切り替えるFd/Fu切替部材503が設けられている。Fd排出経路は用紙PをFd用紙排出口500(図1)から排出する為の用紙排出経路、Fu排出経路はFu用紙排出口600(図1)から排出する為の用紙排出経路である。
記録部11の下流側であって装置本体1aの後部(図2の右側)に設けられたFu排出部6は、Fu排出駆動ローラ45と、Fu排出従動ローラ47と、Fu補助ローラ49とを備えている。用紙PがFu排出経路を進行して排出される場合には、Fd/Fu切替部材503は、図2に示す状態から時計方向に揺動する(図示せず)。そしてこれにより、記録部11から下流側に送られる用紙Pが斜め上方に真っ直ぐに進む用紙搬送経路が形成され、記録部11から下流側に送られた用紙Pは、Fu排出駆動ローラ45とFu排出従動ローラ47とによってニップされ且つFu排出駆動ローラ45の回転により、Fu用紙排出口600(図1参照)から装置後方(矢印「Fu」で示す方向)に向けて排出される。
図1に戻って、プリンタ1の後部に設けられた用紙反転部4は、上述したFu排出駆動ローラ45と、Fu排出従動ローラ47等のFu排出部6を構成するローラ群を含み、更にガイド駆動ローラ51と、可動ガイド従動ローラ52と、送り駆動ローラ53及び送り従動ローラ54と、湾曲反転部駆動ローラ55と、湾曲反転部従動ローラ57と、反転経路形成用ローラ59と、を備えている。用紙反転部4は、既記録面(第1面)を内側にして用紙Pを湾曲反転させることにより、未記録面(第2面)と記録ヘッド100とが対向する様に、用紙Pを記録部11へ再び案内する。
「搬送時間制御手段」としてのプリンタ1の制御部160は、プリンタ1に記録データを送信するホスト・コンピュータ700との間でデータの送受信が可能に構成され、ホスト・コンピュータ700とのインタフェース部(以下「IF」と言う)161と、ASIC162、RAM163、PROM164、EEPROM165、CPU166、タイマIC167、DCユニット168、PFモータドライバ169、CRモータドライバ171、ヘッドドライバ170を備えている。
以上が、プリンタ1の全体構成である。
次に、図5及び適宜その他の図面を参照しながら、用紙反転部4のより詳細な構成について説明する。ここで図5は用紙反転部4の側断面概略図である。図5において、第3駆動ローラ36の下流側には、歯付きローラから成る可動ガイド従動ローラ52を自由回転可能に軸支するFu/R第1切替部材401が設けられ、該Fu/R第1切替部材401と対向する位置に、Fu/R第2切替部材405が設けられている。Fu/R第1切替部材401は、図示しない揺動中心を中心に揺動可能に設けられるとともに、可動ガイド従動ローラ52がガイド駆動ローラ51から離間する状態(図示せず)と、ガイド駆動ローラ51に接する状態(図5に示す状態)とを、図示しない駆動機構によって変化可能に設けられている。Fu/R第2切替部材405は、Fu排出駆動ローラ45の回動中心を中心にして揺動可能に設けられるとともに、傾斜姿勢(図示せず)と略垂直な姿勢(図5に示す状態)とを、図示しない駆動機構によって変化可能に設けられている。
尚、用紙反転部4を進む用紙Pは、第1面の記録時とは進行方向が逆になる。即ち、第1面の記録時には先端であった側が後端側となり、後端であった側が先端側となるので、以下では用紙反転部4を進む際に先端となる側を「用紙P先端(R)」、後端となる側を「
用紙P後端(R)」と表記することとする。
下流側であって第2面(未記録面)側に配設された、回転駆動される送り駆動ローラ53と、これに接して従動回転する、第1面(既記録面)側に配設される送り従動ローラ54とによって用紙P先端(R)がニップされ、更に下流側へと進む。ここで、第2面側に回転
駆動される送り駆動ローラ53が配設されたことにより、第1面の記録品質の低下が防止される。また、第1面と接する送り従動ローラ54は外周に歯を有する歯付きローラからなるので、インクの白ヌケ、転写といった問題の発生が防止される。
ない状態では、用紙Pは送り駆動ローラ53の駆動力を受けて、湾曲反転部分外側の凹曲面413aに接した状態で下流側に進む。しかし、用紙P先端(R)が第1駆動ローラ28
と第1従動ローラ29とにニップされた後は、該ローラ対によって用紙P先端(R)が引っ
張られることにより、湾曲反転部分内側に強く接し、より一層、第1面の記録品質の低下を招き易い。しかし、上述のように湾曲反転部分内側の反転経路形成用ローラ59が従動回転することで、第1面の記録品質低下を防止することができる。加えて、外周面59aが滑らかであり、これによっても記録品質低下が防止されている。
り、更に下流側へと進む。
に第1駆動ローラ28と第1従動ローラ29とにニップされて、記録ヘッド100へと搬送されるが、第1駆動ローラ28と第1従動ローラ29とによる用紙Pの搬送力は、他のローラ対に比して強力である。従って、用紙P先端(R)が第1駆動ローラ28と第1従動
ローラ29とにニップされると、用紙P先端(R)が引っ張られることにより、湾曲反転部
従動ローラ57が前記付勢手段の付勢力に抗して湾曲反転部駆動ローラ55から離間する。
引っ張られると、反転経路形成用ローラ59が変位してしまい、湾曲反転経路の形状が変化し、安定した用紙Pの搬送動作を実現できないといった不具合が生じる。しかし、本実施形態においては、反転経路形成用ローラ59は、回転軸方向と直交する方向には変位しない様に設けられるとともに、湾曲反転部従動ローラ57を別途設け、これによって用紙Pを湾曲反転部駆動ローラ55との間でニップして搬送する様に構成しているので、これにより、第1面(既記録面)を適切に保護しながら、前記湾曲反転経路を一定に維持して安定した用紙Pの搬送動作を実現可能となっている。
28と第1従動ローラ29とにニップされた後は、第1面が湾曲反転部従動ローラ57に強く接して記録品質を低下させる場合があるからである。更に、回転駆動される湾曲反転部駆動ローラ55は未記録面(第2面)に接し、従動回転する湾曲反転部従動ローラ57は既記録面(第1面)に接することから、第1面には回転駆動力が付与されず、これによっても第1面が保護される様になっている。つまり、第1面に、回転駆動されるローラ(例えば、ゴムローラ)が接すると、擦れ傷等を付与し、第1面の記録品質を低下させる場合があるからである。
て、これにより、紙検出器70が用紙P先端(R)の通過を検出する。この時点において、
第1駆動ローラ28は用紙Pを上流側に戻す方向に回転駆動されているので、上記紙検出器70が用紙P先端(R)の通過を検出した時点で、PFモータ167の回転方向を切り換
える。そしてこれにより、用紙P先端(R)が第1駆動ローラ28と第1従動ローラ29と
にニップされる。尚、用紙P先端(R)が第1駆動ローラ28と第1従動ローラ29から少
し頭出しされた時点(例えば、3mm程度)で、PFモータ167の回転方向を切り換えて、第1駆動ローラ28を逆転駆動して用紙P先端(R)を第1駆動ローラ28と第1従動
ローラ29の上流側に吐き出す。このとき、図示しない駆動機構の作用を受けて、湾曲反転部駆動ローラ55が一旦停止した状態となるので、用紙Pは湾曲反転部駆動ローラ55と湾曲反転部従動ローラ57に拘束された状態で用紙P先端(R)が吐き出され、これによ
って用紙の斜行(スキュー)が矯正される(食い付き吐き出し方式のスキュー取り)。
次に、図6乃至図16を参照しながら、第2面への記録の為の待ち時間の設定について詳説する。ここで、図6は紙検出器70から第2駆動ローラ32に至る用紙搬送経路の側面図、図7は第1面記録時における用紙後端の記録領域を説明する為の図、図8は両面記録時の動作内容を示すフローチャート、図9乃至図16は、第2面への記録の為の待ち時間の設定内容を示す図である。尚、図7では図面の簡単の為、傾斜した用紙搬送経路を水平にして描いているが、実際には図2に示した様に傾斜した用紙搬送経路となっている。
ド100と擦れたり、或いはPGが不均一となって記録品質の低下を招く虞がある。そこで、第2面への記録の為の待ち時間、より詳しくは本実施形態においては第1面記録終了時から用紙P先端(R)が第1駆動ローラ28に到達するまでの時間Twを調節することで
、上述した用紙Pの変形(反り返り)の程度を軽減させる。そしてその後に第1駆動ローラ28の下流側に用紙P先端(R)を搬送することで、第2面記録時の用紙Pと記録ヘッド
100との擦れや、PGが著しく不均一となるといった不具合を防止する。つまり、本発明における上記時間Twとは、単に第1面のインクの乾燥を待つ為の時間ではなく、インクを吸収して変形した用紙Pの前記変形の程度が、第2面記録時に著しい悪影響(ヘッド擦れやPG不均一による記録品質の低下)を及ぼさない程度にまで緩和されるのを待つ為の時間である。
図7において、符号A1で示す領域は第1面記録時の領域であり、符号Fは、第1面記録時の用紙後端であるとともに、第2面記録時の用紙先端を示している。従って図中の矢印で示す様に、上方向が第1面記録時の搬送方向となり、下方向が第2面記録時の搬送方向となる。また、符号A2で示す領域は、第1面記録時の用紙後端Fから長さL1の領域を示している。更に、符号Dwは用紙Pの幅を示している。
5の下流側近傍に到達した時点で(ステップS107の肯定枝)、搬送動作を一旦中断し(ステップS108)、時間T経過した時点で再び搬送動作を開始する(ステップS109の肯定枝、ステップS110)。このステップS109における時間Tが、上記時間Twを調節する為の時間である(以下「待ち時間T」と言う)。そして、搬送動作を再開した後は、上述した食い付き吐き出し方式のスキュー取りを行い(ステップS111)、第2面への記録を開始し(ステップS112)、第2面への記録が終了すると用紙排出動作を行う(ステップS113の肯定枝、ステップS114)。
Claims (4)
- 被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドによって記録の行われた第1面に対して反対側の第2面が前記インクジェット記録ヘッドと対向する様に、被記録媒体を湾曲反転させる湾曲反転経路と、
前記第1面に記録の行われた被記録媒体が、前記第1面記録時における後端を先端にして、前記湾曲反転経路を経由して前記インクジェット記録ヘッドの上流側へ到達する様に被記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記インクジェット記録ヘッドから上流側に最初に位置するローラの対であって、被記録媒体をニップし且つ回転することにより被記録媒体を下流側へ搬送する第1ローラ対と、
前記インクジェット記録ヘッドから下流側に最初に位置するローラの対であって、記録の行われた被記録媒体をニップし且つ回転することにより被記録媒体を下流側へ搬送する第2ローラ対と、
前記搬送手段を駆動制御することにより、前記第2面記録時の被記録媒体先端が、前記第1面記録終了時から、前記第1ローラ対に到達するまでの時間Twを制御する搬送時間制御手段と、を備え、
前記搬送時間制御手段が、前記第1面記録時の被記録媒体後端領域(被記録媒体後端から、前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の媒体経路長(但し被記録媒体の後端から先端までの長さより短い)までの領域)におけるインク吐出量に応じて、前記インク吐出量が少ない所定の場合よりも相対的に前記インク吐出量が多い所定の場合に前記時間T w がより長くなる様に前記時間Twを設定する、
ことを特徴とする被記録媒体案内装置。 - 請求項1に記載の被記録媒体案内装置において、前記搬送時間制御手段が、被記録媒体の厚みに応じて、所定の厚みを持つ被記録媒体より相対的に厚みが厚い被記録媒体の場合には、前記時間T w が相対的に短くなる様に前記時間T w を設定する、
ことを特徴とする被記録媒体案内装置。 - 被記録媒体の両面に記録を実行可能に構成された記録装置であって、請求項1または2に記載された前記被記録媒体案内装置を備えている、
ことを特徴とする記録装置。 - 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドによって液体噴射の行われた第1面に対して反対側の第2面が前記液体噴射ヘッドと対向する様に、前記第1面を内側にして被噴射媒体を湾曲反転させる湾曲反転経路と、
前記第1面に液体噴射の行われた被噴射媒体が、前記第1面液体噴射時における後端を先端にして、前記湾曲反転経路を経由して前記液体噴射ヘッドの上流側へ到達する様に被噴射媒体を搬送する搬送手段と、
前記液体噴射ヘッドから上流側に最初に位置するローラの対であって、被噴射媒体をニップし且つ回転することにより被噴射媒体を下流側へ搬送する第1ローラ対と、
前記液体噴射ヘッドから下流側に最初に位置するローラの対であって、液体噴射の行われた被噴射媒体をニップし且つ回転することにより被噴射媒体を下流側へ搬送する第2ローラ対と、
前記搬送手段を駆動制御することにより、前記第2面液体噴射時の被噴射媒体先端が、前記第1面液体噴射終了時から、前記第1ローラ対に到達するまでの時間Twを制御する搬送時間制御手段と、を備え、
前記搬送時間制御手段が、前記第1面液体噴射時の被噴射媒体後端領域(被噴射媒体後端から、前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の媒体経路長(但し被噴射媒体の後端から先端までの長さより短い)までの領域)における液体吐出量に応じて、前記液体吐出量が少ない所定の場合よりも相対的に前記液体吐出量が多い所定の場合に前記時間T w がより長くなる様に前記時間Twを設定する、
ことを特徴とする液体噴射装置。
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