JP5059815B2 - 建具 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された縦枠の構造は、クランク状に形成した補助縦枠を縦枠の屋外側に取り付け、この補助縦枠に網戸のタイト材を当接させることで、網戸と縦枠とに隙間ができないようにして、これにより虫の侵入が防止できるように構成されている。
このような構成によれば、移動制限手段の規制挿入部を第1および第2の係合片の対向面部間に挿入することで、第1および第2の係合片の全長に対して移動制限手段と当接した対向面部の長さ分だけ可動長さを短くすることにより、残りの部分である係合部の移動量を制限することができ、これらの係合片と見付け片とを強固に係合させることができる。一方、移動制限手段の規制挿入部を対向面部間から外すことで、第1および第2の係合片の全長分の可動長さとなることから、これらの係合片が撓みやすくなって網戸支持部の取り付けおよび取り外しを容易に実施することができる。
このような構成によれば、ビスの軸部を対向面部間にねじ込むことで、対向面部の移動を拘束することができ、逆にビスを緩めることで、対向面部の拘束を解除して係合片の全長を可動長さとすることができる。また、ビスの軸部の径寸法を対向面部同士の間隔寸法よりも大きく設定することで、ビスのねじ込みに伴って対向面部が開く方向に付勢されることとなり、係合部と第1および第2の見付け片との係合を強めるように付勢力を作用させることができ、網戸支持部の取付強度を高めることができる。
前記枠体は、見付け方向に延びる第1見付け片と、この第1見付け片の屋外側に対向して見付け方向に延びる第2見付け片とを有するとともに、これらの第1および第2の見付け片に保持されて前記網戸を支持する網戸支持部を備えて構成され、前記網戸支持部は、前記第1および第2の見付け片間に挿入されて当該見付け片に係合される係合片が形成された第1支持部材と、前記第2見付け片の先端部が挿入されて当該先端部と係合する係合凹部および当該第2見付け片よりも屋外側にて見付け方向内方に延びる網戸支持片が形成された第2支持部材と、この第2支持部材を第1支持部材に螺合して固着する固着手段とを備えて構成されたものでもよい。
このような構成によれば、第1支持部材に対して第2支持部材を固着手段で螺合する際に、当接部と被当接部とを当接させて被当接部を付勢し、被当接部を第1見付け片に押圧することで、屋外側の係合凹部と屋内側の被当接部との2点間で網戸支持部を支持することができ、網戸支持部の取付強度を高めて回転を防止することができる。
このような構成によれば、枠体に対して網戸支持部を取り付ける際に係合凹部の傾斜面部を第2見付け片の先端部に当接させることで、第2見付け片の先端部が傾斜面部でガイドされながら係合凹部内にその先端部を挿入することができるため、網戸支持部の取り付け作業をより簡単にすることができる。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、各図においては、図面を見やすくするために、主要な構成部材については、その断面部分のハッチングを省略することがある。
本発明の第1実施形態に係る建具としての上げ下げ窓1について、図1〜図6に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、上げ下げ窓1は、図示しない建物外壁に固定される枠体としての窓枠2と、この窓枠2内部に上下開閉自在に支持される室外障子3と、この室外障子3よりも室内側にて窓枠2に上下開閉自在に支持される室内障子4と、室外障子3よりも室外側(屋外側)にて窓枠2に移動不能に支持される網戸5とを備えて構成されている。
窓枠2は、それぞれアルミ押出形材製の上枠21、下枠22および左右の縦枠23を四周枠組みして構成されている。
アタッチメント本体61は、室内外一対の第1係合片611および第2係合片612と、これらの係合片611,612の基端部を連結して見込み方向室外側に延びる見込み面部613と、この見込み面部613の室外側端部から見付け方向内方に折れ曲がって延びる網戸支持片614と、この網戸支持片614と反対側の見付け方向外方に向かって見込み面部613から突出する突出片部615とを有して形成されている。
次に、本発明の第2実施形態を図7および図8に基づいて説明する。
本実施形態における建具としての上げ下げ窓1は、前記第1実施形態と同様の窓枠2、室外障子3、室内障子4および網戸5を備えて構成され、縦枠アタッチメントの構成が第1実施形態と相違するものであり、以下、相違点について詳しく説明する。
図7において、第2実施形態の縦枠アタッチメント7は、アルミ押出形材製の長尺一体成形部材である第1支持部材71および第2支持部材72と、これらの第1および第2の支持部材71,72を螺合して固着する固着手段としてのビス73とを備えて構成されている。なお、縦枠アタッチメント7の材質をアルミ製としたが、縦枠アタッチメント7の材質については、第1支持部材71がアルミ製で、第2支持部材72が樹脂製であってもよく、その逆の組み合わせあるいは、同一素材であってもよいし、また、アルミ、樹脂以外の素材を用いてもよい。
図8において、縦枠アタッチメント7Aは、長尺一体成形部材である第1支持部材71Aと、前述と同様の第2支持部材72およびビス73とを備えて構成され、第1支持部材71Aにおける当接部の構成が前記縦枠アタッチメント7と相違している。すなわち、第1支持部材71Aでは、前記当接片部714が省略され、これに替えて当接部材(当接部)715が第1係合片711に設けられ、この当接部材715に被当接片部725が当接されて室内側に付勢されるようになっている。従って、ビス73の締め込みに伴って、被当接片部725の先端が第1片234の室外側面に当接し、その反力によって第2支持部材72が室外側に押圧され、縦枠アタッチメント7Aの回転が防止できるようになっている。
すなわち、第1支持部材71の係合片711,712を第1片234および第2片235に係合させてから、第2支持部材72をビス73によって第1支持部材71に螺合することで、その反力によって付勢された係合部711A,712Aがそれぞれ係合突起234A,235Aに対して見付け方向に強く係合され、縦枠23に対して縦枠アタッチメント7を確実に保持することができる。また、係合片711,712を第1片234および第2片235に係合させ、第1支持部材71と第2支持部材72とをビス73で螺合するだけで、縦枠23にビス孔等を形成する必要がないため、上げ下げ窓1の止水性を損なわないようにできる。縦枠23に対して縦枠アタッチメント7を挿入する作業やビス73の螺合作業が見付け方向内側から実施できるので、屋外側からのネジ止め作業等が不要にでき、屋内側からの取付作業によって縦枠アタッチメント7を取り付けることができ、取付作業の作業性を向上させることができる。
例えば、前記実施形態では、建具としての上げ下げ窓1を例示したが、本発明の建具は、上げ下げ窓1に限らず、引違い窓や片引き窓、内倒し窓など、任意の開閉形式を有した窓や、その他の出入り口等に利用される建具であってもよい。
また、上げ下げ窓としては、前記実施形態で説明したような室内外一対の可動障子(室外障子3および室内障子4)を備えたものに限らず、室内障子4のみが上下開閉可能に設けられ、室外障子3または室外面材が窓枠2に固定されて開閉不能に構成されたものでもよい。この場合には、網戸5は、窓枠2の開口全体を覆うものに限らず、室外障子3または室外面材の下側に形成される開口を覆うサイズに形成されていてもよい。さらに、網戸が縦枠アタッチメント6,7,7Aの網戸支持片614,722に対して、上下スライド開閉可能に支持されていてもよい。
さらに、前記実施形態では、網戸支持部として、左右一対の縦枠アタッチメント6,7,7Aについて説明したが、これに限らず、網戸支持部が上枠21および下枠22に取り付けられて上下一対で設けられてもよいし、上下左右の枠材のうちのいずれか1つに設けられてもよいし、上下左右の各枠材に取り付けられて網戸の四周を囲んで設けられてもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (6)
- 枠体と、この枠体に支持される網戸とを備える建具であって、
前記枠体は、見付け方向に延びる第1見付け片と、この第1見付け片の屋外側に対向して見付け方向に延びる第2見付け片とを有するとともに、これらの第1および第2の見付け片に保持されて前記網戸を支持する網戸支持部を備えて構成され、
前記網戸支持部は、前記第1および第2の見付け片間に挿入されて当該第1見付け片に係合される第1係合片および当該第2見付け片に係合される第2係合片と、前記第2見付け片の先端部が挿入されて当該先端部と係合する係合凹部と、前記第2見付け片よりも屋外側にて見付け方向内方に延びる網戸支持片と、当該網戸支持部に固着されることで前記第1および第2の係合片間に位置して当該係合片の移動を制限する移動制限手段とを備えて構成されている建具。 - 前記第1係合片および第2係合片は、それぞれ前記第1見付け片および第2見付け片に沿って見付け方向に延びて対向する対向面部と、これらの対向面部先端から前記第1見付け片および第2見付け片に向かって各々延びる係合部とを有して形成され、
前記移動制限手段は、前記第1係合片および第2係合片の対向面部間に挿入されて当該対向面部に当接することで、当該対向面部同士の接近方向への移動を規制する規制挿入部を有して構成されている請求項1に記載の建具。 - 前記移動制限手段は、前記網戸支持部に螺合されるビスで構成され、このビスの軸部によって前記規制挿入部が構成され、当該軸部の径寸法が前記対向面部同士の間隔寸法よりも大きく設定されている請求項2に記載の建具。
- 枠体と、この枠体に支持される網戸とを備える建具であって、
前記枠体は、見付け方向に延びる第1見付け片と、この第1見付け片の屋外側に対向して見付け方向に延びる第2見付け片とを有するとともに、これらの第1および第2の見付け片に保持されて前記網戸を支持する網戸支持部を備えて構成され、
前記網戸支持部は、前記第1および第2の見付け片間に挿入されて当該見付け片に係合される係合片が形成された第1支持部材と、前記第2見付け片の先端部が挿入されて当該先端部と係合する係合凹部および当該第2見付け片よりも屋外側にて見付け方向内方に延びる網戸支持片が形成された第2支持部材と、この第2支持部材を第1支持部材に螺合して固着する固着手段とを備えて構成されている建具。 - 前記第1支持部材および第2支持部材の一方に当接部が設けられ、他方に前記当接部が当接する被当接部が設けられ、前記固着手段の螺合に伴って前記当接部が前記被当接部を付勢することで、当該被当接部を前記第1見付け片に押圧可能に構成されている請求項4に記載の建具。
- 前記係合凹部には、当該係合凹部の見込み方向の溝幅寸法が漸次小さくなるように傾斜した傾斜面部が設けられている請求項1から請求項5のいずれかに記載の建具。
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