JP5058674B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リードフレームやカバーガラスなどのワークを横方向に搬送するワーク搬送装置に関する。
半導体製造に使用されるリードフレームは、各種の製造工程間で送り爪やプッシャーなどの各種搬送手段を使って連続搬送または間欠搬送される。複数のリードフレームを省スペースで製造工程間を搬送する搬送装置に、水平な複数のリードフレームを上下多段に積層して積層方向に搬送する搬送装置がある。この搬送装置は、昇降台上に複数のリードフレームを積層して積層方向上方に搬送し、最上段のリードフレームが定位置まで上昇すると、この1枚を吸着パッドで切り出す(例えば、特許文献1参照)。一方、複数のリードフレームを立てた状態で水平方向に並べて搬送する搬送装置がある。この搬送装置は、例えば複数のリードフレームを水平横方向に積層した状態で、横方向最先端のリードフレームを吸着パッドで切り出す。その具体例を、図10と図11で説明する。
図10は平面図で、複数のリードフレーム1が左右一対のガイドレール構造の支持部材2に搬送方向に移動可能に案内支持される。リードフレーム1は短冊状の金属板で、図11の正面図に示すように、複数のリード1aと複数の放熱板1bをタイバー1c、1dで連結し一体化している。リードフレーム1は、長手方向を水平にして、放熱板1bが下位になるよう縦置き仕様で一対の支持部材2に支持される。一対の支持部材2は、互いに平行に対向する水平な固定レールで、各々の内面に水平方向にガイド突起3を有する。リードフレーム1の長手方向両端に形成した切欠き1eを一対の支持部材2のガイド突起3に嵌挿して、ガイド突起3の上面に切欠き1eの上辺を係止させることで、リードフレーム1はガイド突起3に吊り下げ式に支持される。
図10に示すように、一対の支持部材2の間の後方開口部S1にプッシャー5が配置され、前方開口部S2にワーク切出し用吸着パッド6が配置される。一対の支持部材2の間に複数のリードフレーム1が横並びに支持されると、後方開口部S1からプッシャー5を水平な横方向前方(図11で下方向)に移動させる。プッシャー5の前進で一対の支持部材2の間の複数のリードフレーム1が最後端の1枚から順に前方に押圧されて前進し、前方にある各リードフレームに順に重なり、重なった状態でワーク搬送が継続して行われる。複数全てのリードフレーム1が重なり、最先端のリードフレーム1が前方開口部S2に待機している吸着パッド6まで前進すると、吸着パッド6が最先端のリードフレーム1の前面を真空吸着する。この吸着で吸着パッド6の真空吸引系の負圧が急増し、この負圧急増をセンサ(図示せず)が検知して、プッシャー5の前進が停止する。吸着パッド6が最先端1枚のリードフレーム1を吸着すると、そのまま他の場所へ移動して1枚のリードフレーム1を切出し、次のワーク処理工程などの後工程へと搬送する。以上の工程を繰り返してプッシャー5によるワーク搬送と吸着パッド6によるワーク切出し搬送が行われる。
特開平07−094530号公報
ワークを積層して搬送する上述のようなワーク搬送装置は、ワーク形状によってはワーク同士が引っ掛かって重なったまま切出されて搬送されるワーク重送の問題があった。
リードフレーム1の複数枚をプッシャー5で加圧して積層した場合、リードフレーム1が凹凸の少ない平板状のものであれば、隣接する2枚のリードフレームが重なっても分離し易くてワーク重送の虞は少ない。ところが、図11に示すリードフレーム1は、上半分が板厚の小さなリード1aやタイバー1c、1dであり、下半分が板厚の大きな放熱板1bであることから、その表裏面に段差による凹凸がある。このようなリードフレーム同士を加圧して積層すると、互いに接合される凹凸同士の食い付きが生じて接合力が増し、容易に分離し難くなる。そのため、積層された複数枚のリードフレーム1の最先端の1枚を吸着パッド6で吸着して切り出す際に、この最先端のリードフレーム1に最先端から2番目のリードフレームが接合したまま一体となって切り出されて、後工程に2枚重送や3枚重送といった形で搬送されることがある。このような後工程のワーク重送は、後工程で異常として検知されて処理されるが、このときに後工程の稼働を一時停止させねばならず、後工程の稼働率を下げる要因になっていた。
また、図10の状態において、プッシャー5に近いリードフレーム1になるほど、プッシャー5でより長時間かけて加圧され積層した状態にある。そのため、図10の状態で積層された複数のリードフレーム1を最先端のものから順に1枚ずつ切出しを行うと、始めの切出し段階で1枚ずつの切出しが円滑に行えても、後の切出し段階になるほど隣接するリードフレーム同士の接合力が大きくなるため、2枚重送といったワーク重送が発生し易くなる不具合が発生していた。
本発明は、斯かる実情に鑑みてなされたもので、複数のワークを同時に搬送して隣接するワーク同士が接触したとしてもワーク重送とならないようにして、常に正常なワーク搬送が可能なワーク搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的を達成する技術的手段は、ワークを横方向前方側に移動可能に案内支持する固定配置の第一支持部材と、第一支持部材から上下方向に離間して対設されると共に、ワークの重心よりも下方であって重心を通る垂線よりも後方側でワークを支持する上昇位置とワークから離間した下降位置との間を昇降可能な第二支持部材とを有する構成で、ワークを第一支持部材と第二支持部材で交互に支持することによりワークを前方側に漸進させるようにしたことを特徴とする。
ここで、ワークは平板状や曲面状、凹凸状のリードフレーム、パネル、ブロック、部品実装基板などが適用できる。第一支持部材が固定配置された固定部材であり、第二支持部材が固定された第一支持部材に対して上下方向に往復動する昇降部材である。固定部材の第一支持部材は、ワークの重心より上方の一部を引っ掛けるようにして支持するガイドレールが適用できる。昇降部材の第二支持部材は、固定された第一支持部材に対して相対接近と相対離反の昇降動作をして、第一支持部材に支持されたワークを第一支持部材に代わり一時的に支持する。このような第二支持部材は、ワークの重心より下方の被支持点に係止して支持する平板、棒体、爪などの他、磁性体ワークにおいては被支持点を磁気吸着する電磁石が適用できる。第一支持部材に対して第二支持部材を相対的に上下方向に昇降させる毎に、第一支持部材に支持されたワークが第一支持部材に対して一回上昇動して重心との関係から前方側に傾動して定ピッチ前進し、そのまま第一支持部材に再び支持される。第一支持部材と第二支持部材を相対的に接近離反させる毎に、第一支持部材に対してワークが間欠的に漸進する。このようなワーク漸進によるワーク搬送は、第一支持部材に複数のワークを支持した場合は、複数のワークそれぞれが同時に漸進するので、隣接するワーク同士が接触しても互いに引っ掛かることがなく、ワーク切出し時の重送が回避される。
また、本発明は上記目的を達成するため、ワークを横方向前方側に移動可能に案内支持すると共に前記ワークを支持した状態で昇降可能な第一支持部材と、第一支持部材から上下方向に離間して対設されると共に、ワークの重心よりも下方であって前記重心を通る垂線よりも後方側でワークを支持する固定配置の第二支持部材とを有する構成を特徴とする。
ここでの第一支持部材は昇降部材であり、第二支持部材が固定部材となり、ワークを支持した第一支持部材がワークと共に第二支持部材に対して相対接近および相対離反の昇降動作をする。この場合も、第一支持部材を固定部材とし、第二支持部材を昇降部材とした上述ワーク搬送装置と同じ要領でワークが第一支持部材に案内支持されて漸進する。
本発明においては、第一支持部材は、ワークを複数並べて支持すると共に、当該第一支持部材のワークが漸進する前方側に、第一支持部材に案内支持されて漸進する複数のワークの最先端ワークを一つずつ切り出すワーク切出し手段を配備することができる。
ここでのワーク切出し手段は、漸進するワークの前方でワークに対峙して、ワークを一つずつワーク前面で吸着して取り出す吸着パッドと、吸着パッドを常時に真空吸引動作させる真空吸引系を備えた構造とすることができる。
また、本発明においては、放熱板を一体に連結した放熱板一体型リードフレームである構造とすることができる。この場合、第一支持部材は、リードフレームをリード側を上向きにし放熱板側を下向きにして横方向前方側に前傾させて支持する構造とすることができる。
ここで、第一支持部材に放熱板一体型リードフレームを支持する場合、リード側を上向きにし、重心のある放熱板側を下向きにすることで、リードフレームのより安定した支持が可能になり、第一支持部材でのリードフレームのより安定した漸進が容易になる。また、リードフレームの重心が放熱板側にあることを利用して、第一支持部材にリードフレームを前方側に前傾させることで、前傾したリードフレームを第二支持部材との当接でさらに前傾するようにして漸進させることができ、定ピッチの漸進がより確実性よくできるようになる。
本発明のワーク搬送装置によれば、ワークを案内支持する第一支持部材と、これと離間した第二支持部材とで交互に支持させることで、交互に支持される毎にワークが独自的に第一支持部材に沿ってほぼ定ピッチで漸進するので、複数のワークを接近させて搬送するような場合でもワーク同士が強く接合することが無く、第二支持部材におけるワーク重送や第二支持部材からワークを切り出す際のワーク重送のいずれもが回避され、ワーク搬送の信頼性が向上するという優れた効果を奏し得る。また、複数のワークそれぞれが漸進搬送されるため、ワーク搬送時にワーク同士が強く接触して損傷し合うといった不具合がなくなり、品質を保全したワーク搬送が容易になる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図9を参照して説明する。
図1〜図3に示すワーク搬送装置は、複数のワークT1を水平な横方向前方Xに搬送する。ワークT1は、図10及び図11のリードフレーム1で、以下、必要に応じてワークT1をリードフレーム1と称する。リードフレーム1は、リード1aと放熱板1bをタイバー1c、1dで一体に連結したもので、図3に示すように放熱板1bに重心Wがある。
図1及び図2のワーク搬送装置は、複数のリードフレーム1を縦置きして平行に対峙させ、各々の板厚方向である横方向前方X側に前進移動させる。同図のワーク搬送装置は、リードフレーム1を横方向前方X側に移動可能に案内支持する固定配置された第一支持部材10と、第一支持部材10から上方に離間して対設される上下に可動に配置された第二支持部材20を備える。
第一支持部材10は、図10及び図11のガイドレール構造の支持部材2と同様なものでよい。第一支持部材10は、左右一対のガイドレール構造の支持部材12を有する。一対の支持部材12は、互いに平行に対向する水平な固定レールで、各々の内面に水平方向にガイド突起13を有する。図10の場合と同様に、リードフレーム1の長手方向両端に形成した切欠き1eを一対の支持部材12のガイド突起13に嵌挿して、ガイド突起13の上面に切欠き1eの上辺を係止させることで、リードフレーム1はガイド突起13に吊り下げ式に支持される。リードフレーム1を支持したとき、ガイド突起13の下面と切欠き1eの下辺との間には所定の隙間gが形成される。この隙間gを利用してガイド突起13に対しリードフレーム1が相対的に上下動する。
また、ガイド突起13にリードフレーム1を吊り下げ式に支持したとき、図3(A)に示すようにリードフレーム1が前方X側にほぼ一定の角度θで前傾するようにしてある。リードフレーム1の長手方向両端に形成した切欠き1eは、リードフレーム1の中間位置にあるタイバー1dの両端に形成される。このタイバー1dの上方がリード1a、下方が放熱板1bとなるようにリードフレーム1をガイド突起13に支持させると、ガイド突起13の下方に重心Wのある放熱板1bが下向きに吊り下がるため、吊り下げの姿勢が安定する。このとき、リードフレーム1の重心Wを通る垂線の重心Wより上位に切欠き1eとガイド突起13との係止点mが位置して、係止点mを支点にリードフレーム1が自重で吊り下がる。また、リードフレーム1のリード1aと放熱板1bの間に設けた段差と重心Wの位置の作用で、リードフレーム1が前方X側に角度θで前傾する。この前傾で、吊り下げ支持されたリードフレーム1の下端(放熱板1bの下端)の後述する被支持点nが重心Wより後方に位置する。被支持点nは、第二支持部材20が適宜に当接してリードフレーム1を一時的に支持する箇所である。
第二支持部材20は、固定配置された第一支持部材10に対して相対接近と相対離反の昇降動作をする水平な平板や棒などの昇降部材である。第二支持部材20は、第一支持部材10に支持される複数のリードフレーム1の全てに同時に当接して一時的に支持する。図1及び図2に示す第二支持部材20は、第一支持部材10と同程度の長さの水平な昇降台で、シリンダやモーターなどの昇降駆動源21に連接される。昇降駆動源21は、第二支持部材20を所定の下降位置と上昇位置の間を定ストロークで上下動させる。
第一支持部材10と第二支持部材20によるリードフレーム1の搬送は、第一支持部材10と第二支持部材20でリードフレーム1を交互に支持することで行われる。その動作要領を図3(A)〜(C)を参照して説明する。
第一支持部材10の左右一対の支持部材12の間にリードフレーム1を供給する。この供給は図10の場合と同様に、支持部材12の後方開口部からリードフレーム1を1枚又は所定複数枚ずつ挿入することで行えばよい。左右一対の支持部材12の間にリードフレーム1が前傾姿勢で吊り下げ式に支持されると、第二支持部材20を例えば1秒から数秒に1回の割合で1往復上下動させる。図3(A)は、第二支持部材20が上昇する前の下降位置にある状態が示され、リードフレーム1は第一支持部材10に前傾して支持されたままである。第二支持部材20を真上に所定の上昇位置まで上昇させると、図3(B)に示すように、第二支持部材20の上面がリードフレーム1の下端の被支持点nに当接してリードフレーム1を持ち上げる。この持ち上げでリードフレーム1が第一支持部材10の支持から一時的に開放され、代わりに第二支持部材20に支持される。同時に、リードフレーム1の下端の被支持点nが重心Wより後方にあるので、被支持点nを第二支持部材20が持ち上げることで、リードフレーム1が被支持点nを支点に前方X側に回動する。この回動でリードフレーム1がさらに前傾し、切欠き1eの上辺がガイド突起13の上面に当接して、回動による前傾が止まる。このときの前傾で第一支持部材10に対してリードフレーム1が定ピッチPで前進する。この直後に第二支持部材20が元の下降位置まで下がり、リードフレーム1の下端から離れる。すると、図3(C)に示すように、リードフレーム1がガイド突起13との係止点mを支点に自重で回動して、元の前傾姿勢に戻る。
以上のリードフレーム1の定ピッチ前進が第二支持部材20の昇降動毎に1回行われて、リードフレーム1が第一支持部材10に沿って漸進する。このようなワーク搬送は、複数のワークに対して同時に行う他、ワークを一つずつ順番に行うことも可能である。複数のワークに対して同時に行う場合、複数のワークそれぞれが単独的に搬送されるので、常に円滑な搬送が容易となる。
また、図2の鎖線で示すように、第一支持部材10の前方X側にワーク切出し手段30を配置することができる。ワーク切出し手段30は、例えば図10と同様な吸着パッドである。第一支持部材10に案内支持されて搬送される複数のリードフレーム1の最先端の1枚がワーク切出し手段30の待機位置まで漸進すると、これをワーク切出し手段30で1枚ずつ切り出す。このとき、最先端の1枚のリードフレーム1と、その後続のリードフレーム1は互いに押し合うことなく単独的に上下動しつつ漸進するため、リードフレーム1同士が引っ掛かることがない。従って、ワーク切出し手段30は、確実に最先端の一枚のリードフレーム1のみを吸着して切出し、切出し後のワーク搬送のワーク重送が回避される。
次に、他の実施の形態を、図4〜図9に基づいて順に説明する。
図4に示すワーク搬送装置は、図1のワーク搬送装置における第一支持部材10と第二支持部材20の変形例を示す。図4の第一支持部材10aは、リードフレーム1のタイバー1dを真下から支持するもので、隣接する放熱板1bの間に嵌挿される複数の固定支持歯14を有する。図4の第二支持部材20aは、リードフレーム1の両端部下端の下方で上下動する一対の昇降板22と、その昇降駆動源23を有する。第一支持部材10aで支持されるリードフレーム1のタイバー1dの両端が切欠き1eであることから、図4のリードフレーム1は第一支持部材10aに図1の場合と同様にして前方に前傾して支持される。従って、図4のワーク搬送装置によるワーク搬送動作は、図1の場合と同様に行われることから、ここでの詳細説明は省略する。
図5〜図7に示すワーク搬送装置は、形状・種類の異なるワークT2と、固定配置された第一支持部材10bと、昇降可能に配置された第二支持部材20bの変形例を示す。ワークT2は、液晶ディスプレイのカバーガラスのような矩形の平板状である。第一支持部材10bは、前方Xに角度θ’で下降傾斜する一対のV形支持板15と、これを固定する支柱16を有する。一対の支持板15の間に菱形に傾けた矩形ワークT2のV形2辺の上部が係止点mで支持される。一対の支持板15が前方X側に下降傾斜することで、ワークT2が前方X側に角度θ’で前傾する。第二支持部材20bは、第一支持部材10bで支持された複数のワークT2のV形下端部の真下で上下動するV形昇降ブロック24と、その昇降駆動源25を有する。
図5のワーク搬送装置によるワーク搬送は、図1の場合と同様にして行われる。その動作要領を図7(A)〜(C)に示す。図7(A)は、昇降ブロック24が下降位置にあって、ワークT2は支持板15との係止点mに係止して前傾した状態で支持される。昇降ブロック24を真上に所定の上昇位置まで上昇させると、図7(B)に示すように、昇降ブロック24がワークT2の下端の被支持点nに当接して持ち上げる。この持ち上げでワークT2が支持板15の支持から一時的に開放されながら、被支持点nを支点に前方X側に回動する。この回動で図7(B)に示すように、ワークT2がさらに前傾して、支持板15に係止して前傾が止まる。この前傾で支持板15に対してワークT2が定ピッチ前進する。この直後に支持ブロック24が下降位置まで下がり、ワークT2の下端から離れる。すると図7(C)に示すように、ワークT2が支持板15に元の前傾姿勢に戻って再び支持される。
以上の各実施の形態は、第一支持部材が固定部材であり、第二支持部材が昇降する可動部材の場合であるが、第一支持部材を可動部材、第二支持部材を固定部材とすることも有効である。その実施の形態を図8及び図9に示し説明する。
図8のワーク搬送装置における第一支持部材10cは、図1と同様なガイド突起13を有する支持部材12を昇降駆動源15で上下動させる。第二支持部材20cは固定配置とする。複数のリードフレーム1を支持した支持部材12が上昇位置にあるとき、図9(A)に示すように各リードフレーム1の下端より下方に第二支持部材20cが位置する。支持部材12を第二支持部材20cに接近する下方に相対移動させると、図9(B)に示すように、各リードフレーム1の下端が第二支持部材20cの上面に当接する。これによりリードフレーム1が支持部材12のガイド突起13から少し浮上し、前方X側に回動して定ピッチ分だけ前進する。支持部材12を元の上昇位置まで上昇させると、各リードフレーム1の下端が第二支持部材20cから離れて、リードフレーム1が第一支持部材10cに定ピッチ前進した位置で元の前傾姿勢で支持される。
なお、本発明のワーク搬送装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
実施の形態を示すワーク搬送装置の要部の正面図である。 図1装置の部分断面を含む側面図である。 (A)〜(C)は、図1装置によるワーク搬送の動作要領を説明するためのワークの各動作時での側面図である。 他の実施の形態を示す要部の正面図である。 他の実施の形態を示す要部の正面図である。 図5装置の部分側面図である。 (A)〜(C)は、図6装置によるワーク搬送の動作要領を説明するためのワークの各動作時での側面図である。 他の実施の形態を示す要部の正面図である。 (A)、(B)は、図8装置によるワーク搬送の動作要領を説明するためのワークの各動作時での側面図である。 従来のワーク搬送装置の平面図である。 図10装置の正面図である。
符号の説明
T1、T2、1 リードフレーム(ワーク)
1a リード
1b 放熱板
6 ワーク切出し手段、吸着パッド
10 第一支持部材
12 支持部材
13 ガイド突起
15 支持板
15 昇降駆動源
20 第二支持部材
m 係止点
n 被支持点
P 定ピッチ
S1 後方開口部
S2 前方開口部
X 横方向前方

Claims (5)

  1. ワークを横方向前方側に移動可能に案内支持する固定配置の第一支持部材と、
    前記第一支持部材から上下方向に離間して対設されると共に、前記ワークの重心よりも下方であって前記重心を通る垂線よりも後方側で前記ワークを支持する上昇位置と前記ワークから離間した下降位置との間を昇降可能な第二支持部材とを有し、
    前記ワークを前記第一支持部材と第二支持部材で交互に支持することにより前記ワークを前方側に漸進させるようにしたことを特徴とするワーク搬送装置。
  2. ワークを横方向前方側に移動可能に案内支持すると共に前記ワークを支持した状態で昇降可能な第一支持部材と、
    前記第一支持部材から上下方向に離間して対設されると共に、前記ワークの重心よりも下方であって前記重心を通る垂線よりも後方側で前記ワークを支持する固定配置の第二支持部材とを有し、
    前記ワークを前記第一支持部材と第二支持部材で交互に支持することにより前記ワークを前方側に漸進させるようにしたことを特徴とするワーク搬送装置。
  3. 前記第一支持部材は前記ワークを複数並べて支持し、当該第一支持部材の前記ワークが漸進する前方側に、第一支持部材に案内支持されて漸進する複数のワークの最先端ワークを一つずつ切り出すワーク切出し手段を配備したことを特徴とする請求項1または2に記載のワーク搬送装置。
  4. 前記ワークが、放熱板を一体に連結した放熱板一体型リードフレームであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のワーク搬送装置。
  5. 前記第一支持部材は、前記放熱板一体型リードフレームを、放熱板側を下向きにして横方向前方側に前傾させて支持することを特徴とする請求項4に記載のワーク搬送装置。
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