JP5056795B2 - 内燃機関の排気系構造 - Google Patents

内燃機関の排気系構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5056795B2
JP5056795B2 JP2009124298A JP2009124298A JP5056795B2 JP 5056795 B2 JP5056795 B2 JP 5056795B2 JP 2009124298 A JP2009124298 A JP 2009124298A JP 2009124298 A JP2009124298 A JP 2009124298A JP 5056795 B2 JP5056795 B2 JP 5056795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
sensor
combustion engine
internal combustion
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009124298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010270710A (ja
Inventor
貴光 近藤
弘之 西澤
俊介 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2009124298A priority Critical patent/JP5056795B2/ja
Publication of JP2010270710A publication Critical patent/JP2010270710A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5056795B2 publication Critical patent/JP5056795B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

本発明は、自動車に用いて好適な内燃機関の排気系構造に関するものである。
従来、エンジンの排気通路には、エンジンから排出される排気ガスの状態を検出するための各種センサが設けられている。例えば、ガス検出素子を用いて酸素濃度を検出する酸素濃度センサや空燃比センサ,酸化窒素濃度を検出する酸化窒素濃度センサ(NOxセンサ),サーミスタ素子を用いて排気温度を検出する温度センサ,圧電素子を利用した圧力センサ等が公知である。
これらのセンサに内蔵される各種素子は、高温の排気ガス中に晒されることとなる。そのため、排気ガスに含まれる水分が凝縮した凝縮水の付着(被水)により素子に熱衝撃が与えられると、クラックや割れが生じるおそれがある。そこで、このような凝縮水分を排気流から分離することにより、センサへの被水を防止する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、排気センサの上流側の排気通路に排ガス中の水分が滞留する滞留部を設けるとともに、滞留部から流れ落ちる水分を貯留する水溜室を形成する構成が開示されている。この技術では、排気管の曲成部で生成される凝縮水の飛散を防止することによって、センサへの被水を阻止している。
特開2007−002723号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、排気ガスが流通する流路とは別個に滞留部や水溜室を形成する必要がある。したがって、部分的に管路を二重に形成しなければならず、排気通路の形状が複雑になる。また、この技術を適用することが可能な位置は、排気管の曲成部の近傍に限定されている。つまり、センサの配設位置が排気管の配設形状によって制限されることになり、自由なレイアウトができないという設計上の課題も存在する。
このように、従来の技術では、排気管の全体形状に大きな影響を与えることなくセンサへの被水を防止する構造を適用することが困難であるという課題がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、簡素な構成で、排気通路内に設けられるセンサの被水割れを防止することができるようにした、内燃機関の排気系構造を提供することを目的とする。
本発明の内燃機関の排気系構造(請求項1)は、内燃機関の排気通路の上部に設けられた、前記排気通路内に臨む検知部を有するセンサと、少なくとも前記センサよりも排気上流側で、前記排気通路の内部を複数の部分通路に区画する壁体と、を備え、前記壁体は、前記排気通路の上部と下部との間の鉛直面内に延びて、前記センサの検知部が前記複数の部分通路のそれぞれに面するように配置されており、前記壁体の表面には、排気中に含まれる水分の流路として、排気下流側に向かうにつれて前記排気通路の下部に近づくように延びる第一の流路が形成され、前記排気通路の下部の内面には、前記第一の流路につらなる第二の流路が形成されていることを特徴としている。
なお、前記排気通路の下部に近づくほど排気の流通方向に対する角度が小さくなるように、前記第一の流路が延びていることが好ましい(請求項2)。
た、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)は、内燃機関の排気通路の上部に設けられた、前記排気通路内に臨む検知部を有するセンサと、少なくとも前記センサよりも排気上流側で、前記排気通路の内部を複数の部分通路に区画する壁体と、を備え、前記壁体は、前記排気通路の上部と下部との間の鉛直面内に延びて、前記センサの検知部が前記複数の部分通路のそれぞれに面するように配置されており、前記壁体の表面には、排気中に含まれる水分の流路として、排気下流側に向かうにつれて前記排気通路の下部に近づくように延びる第一の流路が形成され、前記排気通路の下部に近づくほど排気の流通方向に対する角度が小さくなるように、前記第一の流路が延びていることを特徴としている。
なお、前記壁体から前記センサ近傍まで、排気の流通方向と交差する方向に沿って、前記センサを避けるように延びる面部が設けられていることが好ましい(請求項4)。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)は、内燃機関の排気通路の上部に設けられた、前記排気通路内に臨む検知部を有するセンサと、少なくとも前記センサよりも排気上流側で、前記排気通路の内部を複数の部分通路に区画する壁体と、を備え、前記壁体は、前記排気通路の上部と下部との間の鉛直面内に延びて、前記センサの検知部が前記複数の部分通路のそれぞれに面するように配置されており、前記壁体の表面には、排気中に含まれる水分の流路として、排気下流側に向かうにつれて前記排気通路の下部に近づくように延びる第一の流路が形成され、前記壁体から前記センサ近傍まで、排気の流通方向と交差する方向に沿って、前記センサを避けるように延びる面部が設けられていることを特徴としている。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)は、請求項4又は5記載の内容において、前記面部から前記部分通路側に突出し、排気上流側から排気下流側へと排気を誘導する誘導面を備えた突出部が設けられていることを特徴としている。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)は、請求項記載の内容において、前記突出部の前記壁体からの突出長さが、前記排気下流側に向かうにつれて短くなるように形成されていることを特徴としている。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)は、請求項6又は7記載の内容において、前記面部の前記センサ側の一部が切り欠かれてなる切り欠き部が設けられ、前記突出部が、前記切り欠き部の端辺に沿って設けられることを特徴としている。
なお、前記第一の流路は、第一の突起又は溝で形成されることが好ましい。前記第一の流路は、前記第一の突起に隣接する空間あるいは前記第一の溝の内部空間として形成される。
また、前記第二の流路は、第二の突起又は溝で形成されることが好ましい。前記第二の流路は、前記第二の突起に隣接する空間あるいは前記第二の溝の内部空間として形成される。
なお、前記第一の流路と前記第二の流路とをそれぞれ前記第一の突起又は溝及び前記第二の突起又は溝で形成する場合、それらの組み合わせは任意である。例えば、両者を溝で形成してもよいし、両者を突起で形成してもよい。あるいは、前記第一の流路を溝で形成し前記第二の流路を突起で形成してもよい。これらの溝や突起はそれぞれ、水滴を所定の道筋に沿って伝わせるための具体的形状例であり、すなわち、水滴の通り道として機能する「流路」を形成するための手段のひとつである。
本発明の内燃機関の排気系構造(請求項1)によれば、壁体の表面に形成された第一の流路が排気下流側に向かうにつれて排気通路の下部に近づく方向に延びているため、壁体の表面に伝わる水滴をセンサから遠ざかる方向へと誘導することができ、センサの被水割れを防止することができる。
また、排気通路の下部の内面にも第一の流路につらなる第二の流路を形成することで、壁体表面でセンサから遠ざけられた水滴のはね返りや飛散を防止することができる。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項2)によれば、第一の流路と第二の流路とがなす角度を小さくすることができ、例えば、第一の流路の配置形状を滑らかな曲線状にすることができる。これにより、第一の流路と第二の流路とがつながる部分での水滴のはね返りや飛散を防止する効果を高めることができる。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)によれば、壁体の表面に形成された第一の流路が排気下流側に向かうにつれて排気通路の下部に近づく方向に延びているため、壁体の表面に伝わる水滴をセンサから遠ざかる方向へと誘導することができ、センサの被水割れを防止することができる。
また、第一の流路と第二の流路とがなす角度を小さくすることができ、例えば、第一の流路の配置形状を滑らかな曲線状にすることができる。これにより、第一の流路と第二の流路とがつながる部分での水滴のはね返りや飛散を防止する効果を高めることができる。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項4)によれば、壁体からセンサ近傍まで、排気の流通方向と交差する方向に向かって、センサを避けるように延びる面部を設けることにより、センサを水滴から保護することができる。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)によれば、壁体の表面に形成された第一の流路が排気下流側に向かうにつれて排気通路の下部に近づく方向に延びているため、壁体の表面に伝わる水滴をセンサから遠ざかる方向へと誘導することができ、センサの被水割れを防止することができる。
また、壁体からセンサ近傍まで、排気の流通方向と交差する方向に向かって、センサを避けるように延びる面部を設けることにより、センサを水滴から保護することができる。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)によれば、面部から部分通路側に突出した突出部を設け、突出部に排気を排気上流側から排気下流側へと誘導する誘導面を備えることにより、誘導面を伝う排気中の水分を水滴化しやすくすることができ、排気中の水分を取り除きやすくすることができる。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)によれば、突出部の壁体からの突出長さが長い部分では、面部と突出部とに沿って排気を誘導しやすくすることができる。また、突出長さの短い部分が排気下流側に配置されているため、ここに至るまでの排気と面部との接触面積が大きくなり、面部と突出部との間で排気中の水分を水滴化しやすくすることができる。
また、本発明の内燃機関の排気系構造(請求項)によれば、面部のセンサ側の一部に切り欠き部を設けることにより、排気をセンサの検知部付近へ入り込みやすくすることができ、センサの検知能力を確保することができる。また、切り欠き部を経てセンサの検知部へと入り込んだ排気は、突出部を経て水分の多くが除かれているので、センサの検知部に水分が付着しにくい。
本発明の第一実施形態に係る内燃機関の排気系構造の全体構成を示す模式図である。 本発明の第一実施形態に係る内燃機関の排気系構造の内部を透過して示す模式的な斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る内燃機関の排気系構造における排気通路の内部構成を示す図であり、(a)は直線的に形成された溝を有する壁体の上面図、(b)は排気通路の縦断面図、(c)は壁体及び排気通路の下面に形成された溝を示す斜視図である。 本発明の壁体に形成される流路を説明するための斜視図であり、(a)は溝が形成された場合のもの、(b)は突起が形成された場合のものを示す。 本発明の第二実施形態に係る内燃機関の排気系構造の構成を示す排気通路の図であり、(a)は壁体の上面図、(b)は排気通路の縦断面図である。 本発明の第二実施形態に係る内燃機関の排気系構造の内部構成を示す模式的な斜視図である。 本発明の変形例に係る内燃機関の排気系構造の内部構成を示す図であり、(a)は曲線的に形成された溝を有する壁体を備えた排気通路の縦断面図、(b)は壁体及び排気通路の下面に形成された溝を示す斜視図、(c)は壁体及び排気通路の下面に形成された突起を示す斜視図である。 本発明の変形例に係る内燃機関の排気系構造の構成を示すものであり、(a)は壁体に溝が形成され排気通路の下面に突起が形成された排気通路の内部を拡大して示す斜視図、(b)は壁体及び排気通路の下面に突起が形成された排気通路の内部の斜視図である。 本発明の変形例に係る内燃機関の排気系構造の構成を示すものであり、(a)は壁体の上面図、(b)は排気通路の縦断面図である。 本発明の変形例に係る内燃機関の排気系構造の構成を示すものであり、(a)は壁体の上面図、(b)は排気通路の縦断面図である。 本発明の変形例に係る内燃機関の排気系構造の構成を示すものであり、(a)は壁体の上面図、(b)は排気通路の縦断面図である。
以下、図面により、本発明の第一実施形態及び第二実施形態について説明する。
[1.第一実施形態]
[1−1.構成]
本発明に係る構造が適用された内燃機関(エンジン)の排気系を図1に示す。エンジン11は、複数の気筒を有するガソリンエンジンである。ここでは四気筒エンジンが例示されており、その点火順序は第一気筒,第三気筒,第四気筒,第二気筒の順である。
エンジン11のシリンダブロック11bの上部にはシリンダヘッド11aが配置されており、ここに四つの排気ポート12A〜12Dが形成されている。これらの排気ポート12A〜12Dはそれぞれ、互いに異なる気筒につながっている。ここでは、第一排気ポート12Aが第一気筒に、第二排気ポート12Bが第二気筒に、第三排気ポート12Cが第三気筒に、第四排気ポート12Dが第四気筒につながっている。
また、各々の排気ポート12A〜12Dには、各気筒から排出される排気ガス(以下、単に排気とも呼ぶ)の通路となる筒状の排気管13A〜13Dが接続されている。これらの排気管13A〜13Dは、排出口へ向かう流路の中途で二本毎に合流して二本の排気通路P1,P2を形成している。さらにその下流側では、その二本の排気通路P1,P2が合流して最終的に一本の排気通路となっている。一般に、このような構造の集合排気管は4−2−1型エキゾーストマニホールドと呼ばれる。
以下、第一排気ポート12A,第二排気ポート12B,第三排気ポート12C及び第四排気ポート12Dに接続された各々の排気管を、第一排気管13A,第二排気管13B,第三排気管13C及び第四排気管13Dと呼ぶ。
本第一実施形態では、図1に示すように、第一排気管13A及び第四排気管13Dが集結されて第五排気管13Eが形成されるとともに、第二排気管13B及び第三排気管13Cが集結されて第六排気管13Fが形成されている。第五排気管13E及び第六排気管13Fは、ほぼ水平に配置されている。さらに、これらの第五排気管13E及び第六排気管13Fが触媒コンバータ10の直前で集結され、第七排気管13Gとして一体に形成されている。
なお、第五排気管13Eを通って排出される排気は、第一気筒及び第四気筒から排出される排気であり、第六排気管13Fを通って排出される排気は、第二気筒及び第三気筒から排出される排気である。したがって、第五排気管13E及び第六排気管13Fの内部では、異なるタイミングで等間隔の排気脈流が生じている。
図2に示すように、第五排気管13E及び第六排気管13Fは、管体1と、管体1の内部に固定された壁体3とを備えて構成される。管体1は、排気通路P1,P2の外形を形成する筒状の部材である。また、壁体3は管体1の内部における上面1a(上部)及び下面1b(下部)に固設された板状の部材である。この壁体3は、上面1aと下面1bとの間の鉛直面内に延びている。
壁体3は、管体1の内部空間を第五排気管13Eの排気通路Pと第六排気管13Fの排気通路P2とに区画している。以下、壁体3によって区画された排気通路P及び排気通路P2のことを部分通路とも呼ぶ。
壁体3における管体1の上面1a側の端部、すなわち上端部には、開口部としての連通部3aが形成されている。連通部3aは、双方の部分通路P1,P2を連通している。また、管体1の上面1aにおける連通部3aの上部には、空燃比センサ2(センサ)を挿入するための取り付け穴1cが設けられている。
空燃比センサ2は、二つの部分通路P1,P2を流通する排気中に含まれる酸素成分や未燃燃料成分等の濃度を計測することによって空燃比を検出するセンサである。空燃比センサ2は、部分通路P1,P2における排気の流通方向に対して垂直に挿入されて固定されている。
空燃比センサ2は、排気成分の検出に係る素子が内蔵されたセンサ素子部2a(検知部)と、センサ素子部2aの外周を囲むプロテクタ部2bとを備えて構成されている。プロテクタ部2bはほぼ円筒状に形成されており、その表面にはプロテクタ部2bの外部の排気を内部のセンサ素子部2aへと流通させるための微少な連通孔が多数設けられている。また、壁体3の連通部3aは、空燃比センサ2のプロテクタ部2bと干渉しない大きさに形成されている。なお、空燃比センサ2の配設位置(すなわち、取り付け穴1cが開けられている管体1上の位置)は、管体1の上面1aと壁体3とが当接する線上である。
したがって、空燃比センサ2を取り付け穴1cに挿入すると、センサ素子部2a及びプロテクタ部2bが第五排気管13Eの部分通路Pと第六排気管13Fの部分通路P2との双方に面する配置となる。つまり、空燃比センサ2は、異なるタイミングで両部分通路P1,P2における空燃比を交互に検出する。
図3(a),(b)に示すように、空燃比センサ2が挿入される連通部3aよりも排気の上流側における壁体3の表面には、複数の溝4(第一の溝)が形成されている。これらの溝4は、壁体3の両面に設けられている。本実施形態では、直線状の複数の溝4が互いに平行に配設されている。図4(a)に示すように、溝4の内部空間4a(第一の流路)は排気中に含まれる水分(水滴)の流路として機能する。
これらの溝4の延びる方向は、排気の流通方向に対して傾斜しており、排気の下流側に向かうにつれて管体1の下面1bに接近する方向、すなわち、排気の下流側ほど空燃比センサ2の配設位置から距離が離れる方向となっている。また、図3(c)に示すように、管体1の内部における下面1b(下部の内面)にも溝5(第二の溝)が形成されている。この溝5は、壁体3の複数の溝4につらなって設けられており、排気の流通方向に沿って下流側へと延びている。溝5の内部空間5a(第二の流路)も、溝4の内部空間4aと同様に排気中に含まれる水分(水滴)の流路として機能する。
[1−2.作用,効果]
本発明の第一実施形態に係る内燃機関の排気系構造は上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
エンジン11から排出される排気のうち、第一排気管13A及び第四排気管13Dの排気は、第五排気管13Eで合流して部分通路P1を流通する。また、第二排気管13B及び第三排気管13Cの排気は、第六排気管13Fで合流して部分通路P2を流通する。各部分通路P1,P2の排気中には水分が含まれているため、これらの部分通路P1,P2をなす管体1や壁体3の表面温度が低い場合には水分が結露し、管体1の内面及び壁体3の表面に水滴が付着する。
一方、壁体3の表面には、複数の溝4が形成されているため、管体1の内面及び壁体3の表面を伝わる水滴は溝4の内部空間4aに沿って移動し、管体1の下面1b側へと押し流される。したがって、空燃比センサ2が取り付けられた管体1の上面1a側に水滴が流れてくることはない。このように、壁体3に水分の流路としての溝4を形成することにより、壁体3の表面を伝わる水滴を空燃比センサ2から遠ざかる方向へと誘導することができ、排気管の全体形状に大きな影響を与えることなく空燃比センサ2への被水を防止することができる。
また、管体1の下面1bにも溝4につらなる溝5が設けられているため、溝4を伝って流れ落ちた水滴を管体1の下面1bで跳ね返りにくくすることができ、各部分通路P1,P2への水滴の飛散量を減少させることができる。したがって、空燃比センサ2のセンサ素子部2aの被水割れをより効果的に防止することができる。
[2.第二実施形態]
図5(a),(b)及び図6は、第一実施形態の構造に対して、水分を排気流から分離するための構造をさらに追加した第二実施形態を示す図である。ここでは、壁体3の形状を変更することによって、空燃比センサ2への被水をより効果的に防止している。
壁体3における空燃比センサ2よりも上流側には、部分通路P1,P2の区画方向に分岐形成された一対の面部6が設けられている。壁体3をその上面から見ると、図5(a)に示すように、排気の流通方向と交差する方向に沿って面部6が延びており、空燃比センサ2に対して広がるようにY字状に分岐している。空燃比センサ2は、一対の面部6によって上流側を覆われた空間に配置されている。
一対の面部6のそれぞれは、空燃比センサ2のセンサ素子部2a(あるいはプロテクタ部2b)を避けるように屈曲して形成されており、壁体3の表面に沿って流れてくる排気や水滴の流れを空燃比センサ2から離れる方向へと曲げるように機能している。本第二実施形態では、排気や水滴の流れが水平に曲げられている。
各々の面部6における空燃比センサ2側の一部は、切り欠き部7によって切り欠かれている。切り欠き部7の形状は、壁体3の側面から見ると、図5(b)に示すように、排気の下流側(空燃比センサ2側)の一辺を底辺とした二等辺三角形状となっている。
また、切り欠き部7の端辺に沿って、部分通路P1,P2側へ向けて突出する突出部8が形成されている。突出部8は、二等辺三角形状の切り欠き部7における二等辺に対応する部位から、排気の流通方向に対してほぼ垂直に飛び出すように設けられている。つまり、突出部8は空燃比センサ2に対して拡がるように突出している。
突出部8は、排気上流側から排気下流側へと排気を誘導する誘導面8aを備えている。排気は、誘導面8aを伝って流れる。また、突出部8の面部6からの突出長さは、排気の下流側ほど短くなるように形成されている。図5(a)に示すように、突出部8は上面視において排気の流通方向に対する平行線及び垂直線と面部6とで形成される直角三角形状となっている。なお、突出部8の突出長さは、各々の面部6における空燃比センサ2側の端部で0となっており、面部6における空燃比センサ2側の端部は、図6に示すように、排気の流通方向に対して傾斜した方向へ突き出た鋭利な形状となっている。
このような構造により、排気は面部6及び誘導面8aに沿って流れる。面部6は、空燃比センサ2を避けるように延びているため、面部6に付着した水滴を空燃比センサ2から遠ざけることができる。また、排気が誘導面8aを伝うことで、排気中の水分が水滴化しやすくなり、空燃比センサ2のセンサ素子部2aに到達する前に排気中の水分が除かれやすくなる。さらに、壁体3の表面に付着した水滴が伝わってきたとしても、その水滴は面部6に沿って進み、突出部8に衝突し、管体1の下面1bへと落下する。したがって、水滴が直接空燃比センサ2へ飛散することを防止でき、空燃比センサ2を水滴から保護する効果を高めることができる。
また、空燃比センサ2は一対の面部6によって上流側を覆われた空間に配置されているため、排気の流れが直接空燃比センサ2に衝突するようなことがなく、被水を効果的に防止することができる。
また、突出部8の突出長さと排気の流通作用との関係に着目すると、排気上流側の突出長さの長い部分では、面部6と突出部8とに沿って排気が誘導されやすくなり、排気下流側の突出長さの短い部分では、面部6と突出部8との間で排気中の水分が水滴化しやすくなる。このように、排気の流通性と水分の水滴化とを両立することができる。
また、突出部8の面部6からの突出長が排気の下流側ほど減少するように形成されているため、面部6に沿って流通する排気の流れは、図6中に白矢印で示すように、空燃比センサ2に近い位置で突出部8を乗り越えやすくなる。したがって、空燃比センサ2には十分な量の排気が接触することになり、空燃比センサ2の検出能力が著しく損なわれることはない。さらに、切り欠き部7を通って空燃比センサ2のセンサ素子部2aへと入り込んだ排気は、突出部8を経て水分の多くが除かれているので、センサ素子部2aに水分が付着し難い。
このように、本第二実施形態の構成によれば、空燃比センサ2への被水を効果的に防止しつつ、多くの排気流を空燃比センサ2に接触させることができ、空燃比センサ2におけるセンシング精度を高めることができる。
[3.第一実施形態に係る変形例]
以上、本発明の第一実施形態及び第二実施形態を説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態においては、エンジン11がガソリンエンジンである場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ディーゼルエンジンや他の形式のエンジンの排気系構造として適用することが可能である。
また、上述の実施形態では、四つの気筒が形成されたエンジン11の集合排気管を例示したが、気筒数はこれに限定されない。少なくとも、複数の部分通路を介して排気を排出する構造を備えた排気系であれば本発明の構造を適用可能である。なお、上述の実施形態では、管体1の内部が壁体3によって二つの部分通路P1,P2に区画されているが、部分通路の数は任意である。
また、上述の実施形態では、被水の防止対象となるセンサが空燃比センサ2である場合について詳述したが、センサの種類はこれに限定されない。例えば、酸素濃度センサやNOxセンサ,温度センサ,圧力センサ等、種々のセンサを被水の防止対象とすることが可能である。
また、上述の実施形態では、管体1に形成された複数の溝4が直線状のものを示したが、これを曲線状の溝4′とすることも考えられる。例えば、図7(a)に示すように、下面1bに近づくほど排気の流通方向に対する角度が小さくなるように、溝4′を延ばすことが考えられる。つまり、壁体3と管体1の上面1a及び下面1bとの当接部近傍であるほど排気の流通方向とのなす角が減少するように、溝4′の形状を滑らかな曲線状に設定する。
このような溝4′の形状により、水滴の移動が滑らかとなり、管体1の下面1bでの水滴の跳ね返りや飛散をより効果的に防止することができる。
なお、溝4′の形状は少なくとも、その下面1b側が曲線状に形成されていればよい。また、上述の実施形態では、溝5を排気の流通方向に沿って下流側へ形成しているが、壁体3から離れる方向へと延ばしてもよい。これらの変形例に係る溝4′及び溝5′を図7(b)に示す。
また、上述の実施形態では、壁体3や管体1の下面1bに溝4,5が形成されているが、これらの溝4,5に代えて、突起を形成することも考えられる。例えば、図7(c)に示すように、壁体3の表面及び管体1の下面1bの表面に突起4″,5″を延ばして設け、水滴を空燃比センサ2から遠ざかる方向へと誘導する構成とすれば、上述の実施形態と同様の作用効果を奏するものとなる。
この場合、排気中に含まれる水分の流路として機能するのは、突起4″,5″に隣接する空間である。例えば、図4(b)に示すように、壁体3に形成された突起4″では、これに排気上流側で隣接する空間4a″(第一の流路)が流路となる。また、管体1の下面1bに形成された突起5″の場合には、これに隣接する左右の空間のうちの少なくとも何れか一方が流路となる。なお、突起5″の延びる方向が排気の流通方向に対して平行である場合には、壁体3に面する側の空間を水滴の通り道として機能させることが好ましい。
また、上述の実施形態では、壁体3側の溝4と下面1b側の溝5とがつらなって形成されているが、これらの溝4,5の代わりに、何れか一方だけ上記の突起4″,5″を形成する場合には、必ずしもこれらをつらねる必要はない。例えば、図8(a)に示すように、溝4の内部空間4aと突起5″に隣接する空間5a″(第二の流路)とがつらなって形成されていれば、流路がつながるため、水滴のはね返りや飛散を防止することが可能である。
また、図8(b)に示すように、壁体3側の突起4″と下面1b側の突起5″とがつらなっていなくても、突起4″に隣接する空間4a″と突起5″に隣接する空間5a″とをつらねることが可能であり、この場合も水滴のはね返りや飛散を防止することが可能である。
なお、本発明における第一の流路や第二の流路を形成する手段として、突起や溝の代わりに特殊な表面加工(撥水加工など)を施して水滴を滑りやすくすることも考えられる。このように、少なくとも重力にしたがって壁体3上の水分が自然に下方へ落ちるような構造であればよい。
また、上述の実施形態における壁体3は、少なくとも空燃比センサ2よりも上流側に配設されていればよい。すなわち、空燃比センサ2を第五排気管13E及び第六排気管13Fと第七排気管13Gとの境界に設けることも可能である。なお、壁体3の具体的な固定構造に関して、上述の実施形態では、板状の部材が上面1a及び下面1bに固設されたものを例示したが、少なくとも管体1の内部に固定されていればよい。
また、上述の実施形態では、第五排気管13E及び第六排気管13Fがほぼ水平に配置されているが、排気集合管のレイアウトに応じて傾斜した配置としてもよい。この場合、空燃比センサ2をこれらの排気管13E,13Fの上側に配設し、溝4の延びる方向を排気の下流側ほど管体1の下側に近づくようにすることが好ましい。
また、上述の実施形態に係る図2では、空燃比センサ2が排気の流通方向に対して垂直に取り付けられるものが示されているが、部分通路P1,P2に対する空燃比センサ2の取り付け角度はこれに限定されない。例えば、排気の流路抵抗を小さくすることを目的として、空燃比センサ2の下端部を排気流の下流側へ傾けて取り付けてもよい。
また、上述の実施形態における管体1及び壁体3は、例えば鋳造によって形成してもよいし、あるいはプレス加工された鋼板を溶接して形成してもよい。
[4.第二実施形態に係る変形例]
空燃比センサ2への被水を防止するとの観点から、上述の第二実施形態の構成を簡略化することが可能である。例えば、図9(a),(b)に示すように、単一の面部6′が設けられた構造とすることが考えられる。
この例では、上面視における面部6′の延長線Lが空燃比センサ2のプロテクタ部2bと衝突しないように、壁体3に対する面部6′のなす角度θが設定されている。このように、空燃比センサ2を避けるように面部6′を延ばすことにより、少なくとも部分通路P2側では空燃比センサ2を被水から効果的に保護することができる。
この例では図9(a)中における面部6′の先端Aと屈曲点Bとを結んだ直線を延長したものを延長線Lとしており、延長線Lがプロテクタ部2bの外周線と交わらないように面部6′の向きを設定しているが、延長線Lの代わりに先端Aの傾きを先端Aから延長した線を用いてもよい。例えば、面部6′が曲面の場合、先端Aの近傍が壁面3に対してなす角度を考慮して延長線を定め、この延長線が空燃比センサ2を避けるように面部6′の向きを設定すればよい。
なお、この例では面部6′が水平方向に屈曲しているが、屈曲方向はこれに限定されない。すなわち、空燃比センサ2を避けるような方向であれば(すなわち、面部6′における空燃比センサ2側の端部が空燃比センサ2から離れる方向へと移動するように曲がっていれば)、垂直方向であってもよい。少なくとも、面部6が延びる方向が、排気の流通方向に平行な方向以外(すなわち、排気の流通方向と交差する方向)であればよい。
また、図10(a),(b)に示すように、空燃比センサ2の上流側の壁体3における空燃比センサ2側の端辺に突出部8′が設けられた構造とすることが考えられる。
この例では、連通部3aの排気上流側の端辺から、排気の流通方向に対して垂直に飛び出すように突出部8′が設けられている。つまり、突出部8′の誘導面8a′が空燃比センサ2に対して拡がるように突出している。
このような構造により、壁体3の表面に沿って伝わる水滴の流れを突出部8′に衝突させてせき止めることができ、空燃比センサ2への被水を効果的に防止することができる。また、突出部8′が上述の第二実施形態における面部6と同様に機能するため、表面に付着した水滴を空燃比センサ2から遠ざけることができる。さらに、排気中の水分を水滴化しやすくすることができ、排気中の水分を除去しやすくすることができる。
また、図11(a),(b)に示すように、図9(a),(b)に記載されたような面部6′を備えた構成に対して突起部8″を加えた構成としてもよい。この場合、排気上流側から排気下流側へと排気を誘導する誘導面8a″を突起部8″に設けることが考えられる。すなわち、面部6′の側面視において突起部8″の延びる方向を排気の流通方向に対して傾斜するように配置する。このような構成により、面部6′に付着した水滴を空燃比センサ2から遠ざけることができるとともに、誘導面8a″を伝う排気中の水分を水滴化しやすくすることができ、排気中の水分を取り除きやすくすることができる。
なお、突出部8′,8″の突出方向や突出長さは任意である。例えば、部分通路P2側からの被水を防止したい場合には、少なくとも部分通路P2側へ突き出た突出部を設ければよい。
本発明は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等を含む内燃機関を搭載した車両の製造産業全般に利用可能である。また、本発明は、自動車産業や動力出力装置の製造産業などにも利用可能である。
1 管体
1a 上面(上部)
1b 下面(下部)
2 空燃比センサ(センサ)
2a センサ素子部(検知部)
2b プロテクタ部
3 壁体
3a 連通部
4,4′ 溝(第一の溝)
4a 内部空間(第一の流路)
4″ 突起(第一の突起)
4a″ 隣接する空間(第一の流路)
5 溝(第二の溝)
5a 内部空間(第二の流路)
5″ 突起(第二の突起)
5a″ 隣接する空間(第二の流路)
6 面部
7 切り欠き部
8 突出部
8a 誘導面
10 触媒コンバータ
11 エンジン(内燃機関)
11a シリンダヘッド
11b シリンダブロック
12A,12B,12C,12D 排気ポート
13A 第一排気管
13B 第二排気管
13C 第三排気管
13D 第四排気管
13E 第五排気管
13F 第六排気管
13G 第七排気管
1,P2 排気通路(部分通路)

Claims (8)

  1. 内燃機関の排気通路の上部に設けられた、前記排気通路内に臨む検知部を有するセンサと、
    少なくとも前記センサよりも排気上流側で、前記排気通路の内部を複数の部分通路に区画する壁体と、を備え、
    前記壁体は、前記排気通路の上部と下部との間の鉛直面内に延びて、前記センサの検知部が前記複数の部分通路のそれぞれに面するように配置されており、
    前記壁体の表面には、排気中に含まれる水分の流路として、排気下流側に向かうにつれて前記排気通路の下部に近づくように延びる第一の流路が形成され
    前記排気通路の下部の内面には、前記第一の流路につらなる第二の流路が形成されている
    ことを特徴とする、内燃機関の排気系構造。
  2. 前記排気通路の下部に近づくほど排気の流通方向に対する角度が小さくなるように、前記第一の流路が延びている
    ことを特徴とする、請求項記載の内燃機関の排気系構造。
  3. 内燃機関の排気通路の上部に設けられた、前記排気通路内に臨む検知部を有するセンサと、
    少なくとも前記センサよりも排気上流側で、前記排気通路の内部を複数の部分通路に区画する壁体と、を備え、
    前記壁体は、前記排気通路の上部と下部との間の鉛直面内に延びて、前記センサの検知部が前記複数の部分通路のそれぞれに面するように配置されており、
    前記壁体の表面には、排気中に含まれる水分の流路として、排気下流側に向かうにつれて前記排気通路の下部に近づくように延びる第一の流路が形成され
    前記排気通路の下部に近づくほど排気の流通方向に対する角度が小さくなるように、前記第一の流路が延びている
    ことを特徴とする、内燃機関の排気系構造。
  4. 前記壁体から前記センサ近傍まで、排気の流通方向と交差する方向に沿って、前記センサを避けるように延びる面部が設けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の内燃機関の排気系構造。
  5. 内燃機関の排気通路の上部に設けられた、前記排気通路内に臨む検知部を有するセンサと、
    少なくとも前記センサよりも排気上流側で、前記排気通路の内部を複数の部分通路に区画する壁体と、を備え、
    前記壁体は、前記排気通路の上部と下部との間の鉛直面内に延びて、前記センサの検知部が前記複数の部分通路のそれぞれに面するように配置されており、
    前記壁体の表面には、排気中に含まれる水分の流路として、排気下流側に向かうにつれて前記排気通路の下部に近づくように延びる第一の流路が形成され
    前記壁体から前記センサ近傍まで、排気の流通方向と交差する方向に沿って、前記センサを避けるように延びる面部が設けられている
    ことを特徴とする、内燃機関の排気系構造。
  6. 前記面部から前記部分通路側に突出し、排気上流側から排気下流側へと排気を誘導する誘導面を備えた突出部が設けられている
    ことを特徴とする、請求項4又は5記載の内燃機関の排気系構造。
  7. 前記突出部の前記壁体からの突出長さが、前記排気下流側に向かうにつれて短くなるように形成されている
    ことを特徴とする、請求項記載の内燃機関の排気系構造。
  8. 前記面部の前記センサ側の一部が切り欠かれてなる切り欠き部が設けられ、
    前記突出部が、前記切り欠き部の端辺に沿って設けられる
    ことを特徴とする、請求項6又は7記載の内燃機関の排気系構造。
JP2009124298A 2009-05-22 2009-05-22 内燃機関の排気系構造 Active JP5056795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009124298A JP5056795B2 (ja) 2009-05-22 2009-05-22 内燃機関の排気系構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009124298A JP5056795B2 (ja) 2009-05-22 2009-05-22 内燃機関の排気系構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010270710A JP2010270710A (ja) 2010-12-02
JP5056795B2 true JP5056795B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=43418931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009124298A Active JP5056795B2 (ja) 2009-05-22 2009-05-22 内燃機関の排気系構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5056795B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5999324B2 (ja) * 2012-06-22 2016-09-28 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の吸気系構造
JP6132093B2 (ja) * 2013-07-08 2017-05-24 スズキ株式会社 エンジンの排気装置
DE102014019641A1 (de) * 2014-12-31 2016-06-30 Audi Ag Abgasanlage für eine Brennkraftmaschine
JP6399024B2 (ja) * 2016-03-29 2018-10-03 コベルコ建機株式会社 車両の排気装置
JP7400693B2 (ja) * 2020-10-28 2023-12-19 マツダ株式会社 エンジンの排気循環装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000145446A (ja) * 1998-11-05 2000-05-26 Nippon Soken Inc 内燃機関の排気装置
JP4231303B2 (ja) * 2003-02-24 2009-02-25 トヨタ自動車株式会社 排気管及び内燃機関の排気浄化装置
JP2007321593A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Toyota Motor Corp 排気管取り付けセンサの被水低減構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010270710A (ja) 2010-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5056795B2 (ja) 内燃機関の排気系構造
JP4725494B2 (ja) ガスセンサ
US7882700B2 (en) Exhaust pipe structure
US10041455B2 (en) Humidity sensor device arranged in a choke portion of an internal combustion engine intake air passage
US7334402B2 (en) Exhaust system with catalytic converter and motorcycle using the same
US6725655B2 (en) Exhaust manifold for internal combustion engine
JP6894341B2 (ja) 内燃機関の排気装置
JP4826458B2 (ja) ガスセンサ取付構造
JP2007224877A (ja) 内燃機関の排気管への排気センサ取付け構造
US9273589B2 (en) Exhaust apparatus for internal combustion engine
KR101039540B1 (ko) 내연 기관의 배기 장치
JP2012031782A (ja) 排気系のegr配管接続部構造
JP4706597B2 (ja) 排気管構造
JP5983517B2 (ja) エンジンの触媒付き排気管構造
JP2013068120A (ja) 内燃機関
JP2008026237A (ja) ガスセンサの取付構造
WO2014171114A1 (ja) エンジンの触媒付き排気管構造
JP6356413B2 (ja) 触媒コンバータ
JP2019101018A (ja) センサ装置
CA2719987C (en) Silencer
JP5602121B2 (ja) 排気センサーの取付け構造
JP5875564B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2020139440A (ja) 自動車用内燃機関の触媒ケース
JP4061677B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
JP4546265B2 (ja) 多気筒エンジンの排気装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5056795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350