JP4061677B2 - エンジンの排気浄化装置 - Google Patents
エンジンの排気浄化装置Info
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気マニホールドの直下に触媒コンバータが接続されるエンジンの排気浄化装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のエンジンの排気浄化装置として、例えば図7に示すようなものがある(実開平5−78919号公報、参照)。
【0003】
これについて説明すると、エンジン1の各気筒から排気ガスを取り出す排気マニホールド10の直下に触媒コンバータ2が接続される。排気マニホールド10は各気筒に連通する複数のブランチ部12と、各ブランチ部12を集合する集合部13とを有し、集合部13に臨む酸素濃度センサ3が取付けられる。
【0004】
触媒コンバータ2は、排気マニホールド10の集合部13に接続する円筒状の触媒容器6と、触媒容器6に収装される触媒担体4を備える。触媒担体4は軸方向に多数の通路(細路)を有し、各通路に担持された触媒によりこれを通過する排気ガスの有害成分の酸化、還元反応を促すようになっている。
【0005】
排気マニホールド10はその各ブランチ部12を仕切る案内板11が螺旋状に湾曲して形成され、触媒コンバータ2に流入する排気ガスに旋回流を生起して、触媒担体4の各通路に流入する排気ガス流速の均一化をはかっている。
【0006】
酸素濃度センサ3の検出部は集合部13に臨み、各気筒からの排気ガスが触媒コンバータ2に導入される前に導かれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のエンジンの排気浄化装置にあっては、螺旋状の案内板11を介して触媒コンバータ2に流入する排気ガスに旋回流を生起する構造のため、案内板11が排気ガスの流れに付与する抵抗により、排気ガスの圧力損失が増大し、エンジン出力が低下するという問題点があった。
【0008】
また、酸素濃度センサ3の検出部には各ブランチ部12を通過した排気ガスが十分に混合しないまま導かれるため、各気筒の排気ガスの酸素濃度を的確に検出することが難しい。
【0009】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、エンジンの排気浄化装置において、排気ガスの圧力損失を低減し、排気ガスの酸素濃度を検出する精度を高めることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のエンジンの排気浄化装置は、各気筒から排気ガスを取り出す複数のブランチ管と、各ブランチ管の集合部に接続される触媒コンバータと、を備えるエンジンの排気浄化装置において、前記集合部を画成するドーム状をしたディフューザを備え、前記各ブランチ管をその上流側から下流側にかけて集合部の流路中心線に直交する方向に延びるように湾曲させるとともに、前記ディフューザに対して貫通させ、各ブランチ管から集合部に流入する排気ガスが同一方向に旋回するように各ブランチ管の下流端部の流路中心線を集合部の流路中心線に対してオフセットし、前記ディフューザを貫通するブランチ管において触媒コンバータへと向かう速度成分が高い排気ガス流に面する外側下部を削除した切欠きを形成するものとした。
【0011】
請求項2に記載のエンジンの排気浄化装置は、請求項1に記載の発明において、排気ガスの酸素濃度を検出するセンサを備え、センサの検出部を集合部の略中央部に臨ませるものとした。
【0013】
請求項3に記載のエンジンの排気浄化装置は、請求項1又は2に記載のディフューザを貫通するブランチ管において、ブランチ管の曲げ終了点とセンサの検出部を結ぶ直線より外側に位置する部位を削除して切欠きを形成するものとした。
【0014】
請求項4に記載のエンジンの排気浄化装置は、請求項1〜3に記載のディフューザを貫通するブランチ管において、集合部の流路中心線と直交しかつセンサの検出部の下端を通る直線より下方に位置する部位を削除して切欠きを形成するものとした。
【0015】
請求項5に記載のエンジンの排気浄化装置は、請求項1〜3に記載のディフューザを貫通するブランチ管において、ブランチ管の流路中心線に平行でありかつセンサの検出部の下端を通る直線と交わる点より下方に位置する部位を削除して切欠きを形成するものとした。
【0016】
【発明の作用および効果】
請求項1に記載のエンジンの排気浄化装置において、前記各ブランチ管をその上流側から下流側にかけて集合部の流路中心線に直交する方向に延びるように湾曲させるとともに、各ブランチ管から集合部に流入する排気ガスが同一方向に旋回するように各ブランチ管の下流端部の流路中心線を集合部の流路中心線に対してオフセットする構成により、集合部に排気ガスに旋回流が生起され、この旋回流によって触媒担体に流入する排気ガス流速の均一化がはかられ、触媒の局部的な劣化を抑制し、排気浄化性能を維持することができる。
【0017】
この結果、従来装置に設けられていた螺旋状の案内板等を廃止して、排気ガスの圧力損失を低減することが可能となり、エンジン出力の向上がはかれる。
また、切欠きは、触媒コンバータへと向かう速度成分が高い排気ガス流に面するブランチ管の外側下部を削除することにより、排気ガスを集合部で旋回させつつ、各ブランチ管から集合部に流入した排気ガスが干渉することを抑制し、触媒コンバータへと速やかに導く。これにより、触媒担体の各通路に流入する排気ガス流速の均一化をはかることと、排気ガスの圧力損失を低減することを両立し、エンジン出力の向上がはかれる。
【0018】
請求項2に記載のエンジンの排気浄化装置において、センサの検出部を集合部の略中央部に臨ませることにより、センサの検出部には各ブランチ管を通過した排気ガスが旋回しながら導かれるため、各気筒の排気ガスの酸素濃度を的確に検出することができる。
【0021】
請求項3に記載のエンジンの排気浄化装置において、ブランチ管の曲げ終了点とセンサの検出部を結ぶ直線より外側に位置する部分は、触媒コンバータへと向かう速度成分が高い排気ガス流に面するため、これを削除して切欠きを形成することにより、排気ガスが集合部に旋回流を生起しつつ、ブランチ管から集合部を通って触媒コンバータへと向かうことを促し、排気ガスの圧力損失を低減することができる。
【0022】
請求項4に記載のエンジンの排気浄化装置において、ブランチ管の集合部の流路中心線と直交しかつセンサの検出部の下端を通る直線より下方に位置する部分は、触媒コンバータへと向かう速度成分が高い排気ガス流に面するため、これを削除して切欠きを形成することにより、排気ガスが集合部に旋回流を生起しつつ、ブランチ管から集合部を通って触媒コンバータへと向かうことを促し、排気ガスの圧力損失を低減することができる。
【0023】
請求項5に記載のエンジンの排気浄化装置において、ブランチ管の流路中心線に平行でありかつセンサの検出部の下端を通る直線と交わる点より下方に位置する部分は、触媒コンバータへと向かう速度成分が高い排気ガス流に面するため、これを削除して切欠きを形成することにより、排気ガスが集合部に旋回流を生起しつつ、ブランチ管から集合部を通って触媒コンバータへと向かうことを促し、排気ガスの圧力損失を低減することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0025】
図1において、12は排気マニホールドの各ブランチ管であり、エンジンの各気筒から排出される排気ガスを取り出すようになっている。
【0026】
図2において、2は排気マニホールドの直下に接続される触媒コンバータである。触媒コンバータ2は、排気マニホールドに接続する円筒状をした触媒容器6と、触媒容器6に収装される円柱状をした触媒担体4を備える。触媒担体4は軸方向に多数の通路(細路)を有し、各通路に担持された三元触媒によりこれを通過する排気ガス中のHC、COを酸化するとともに、NOxを還元するようになっている。
【0027】
排気通路の途中に酸素濃度センサ3が設置される。酸素濃度センサ3で検出される排気ガス中の酸素濃度に応じた出力に応じて、各気筒に供給される混合気が理論空燃比となるように燃料噴射量がフィードバック制御されて、触媒コンバータ2の三元触媒での転化効率を最大限に維持するようになっている。
【0028】
触媒コンバータ2の触媒容器6は集合部13を画成するドーム状をしたディフューザ22と、ディフューザ22から連続する筒状をしたハウジング21とを有する。ハウジング21は長円形の断面をした筒状に形成され、その途中に触媒担体4が介装される。
【0029】
ドーム状をしたディフューザ22の中央部に酸素濃度センサ3が取付けられ、酸素濃度センサ3の検出部が集合部13に臨む。
【0030】
ディフューザ22には2気筒分づつ排気を集合させた2本のブランチ管12が接続され、各ブランチ管12を通って集合部13に流入する排気ガスに図中矢印で示すように同一方向の旋回流を生起する構成とする。
【0031】
集合部13に排気ガスの旋回流を生起するため、各ブランチ管12をその上流側から下流側にかけて集合部13の流路中心線Cに直交する方向に延びるように湾曲させ、各ブランチ管12から集合部13に流入する排気ガスが同一方向に旋回するように各ブランチ管12の下流端部の流路中心線を集合部13の流路中心線Cに対してオフセットする。
【0032】
各ブランチ管12は、その下流端部の流路中心線が集合部13の流路中心線Cに対して傾斜する角度θ1は、その途中の流路中心線が集合部13の流路中心線Cに対して傾斜する角度θ2より大きくなるように湾曲して形成される。すなわち、各ブランチ管12の下流端部は、水平方向に湾曲して形成される。
【0033】
各ブランチ管12は、図1の平面図上において、触媒コンバータ2および集合部13の流路中心線Cに対して略対称的にオフセットして接続されるとともに、集合部13に生起される旋回流の旋回方向に湾曲して形成される。
【0034】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0035】
各ブランチ管12をその上流側から下流側にかけて集合部13の流路中心線Cに直交する方向に延びるように湾曲させるとともに、各ブランチ管12から集合部13に流入する排気ガスが同一方向に旋回するように各ブランチ管12の下流端部の流路中心線を集合部13の流路中心線Cに対してオフセットする構成により、集合部13の内壁外周部に沿って排気ガスを導き、図中矢印で示すように集合部13に旋回流を生起する。
【0036】
各ブランチ管12は、図1の平面図上において、触媒コンバータ2および集合部13の中心線に対して略対称的に接続されるとともに、集合部13に生起される旋回流に沿って湾曲して形成されることにより、集合部13に生起される旋回流の勢力を高められる。
【0037】
こうして、集合部13に旋回流が生起されることにより、触媒担体4の各通路に流入する排気ガス流速の均一化がはかられ、触媒の局部的な劣化を抑制し、排気浄化性能を維持することができる。
【0038】
この結果、従来装置に設けられていた螺旋状の案内板等を廃止して、排気ガスの圧力損失を低減し、エンジン出力の向上がはかれる。
【0039】
また、酸素濃度センサ3の検出部には各ブランチ管12を通過した排気ガスが旋回しながら導かれるため、各気筒の排気ガスの酸素濃度を的確に検出することができる。
【0040】
次に、図3〜図5に示す実施形態について説明する。なお、図1、図2との対応部分には同一符号を付す。
【0041】
各ブランチ管12はその上流端にフランジ15が形成され、フランジ15を介して排気マニホールドに接続される。各ブランチ管12はフランジ15から外側へと延び、その途中から集合部13へと向かうように湾曲して形成される。
【0042】
触媒コンバータ2の触媒容器6は集合部13を画成するドーム状をしたディフューザ22と、ディフューザ22から連続する筒状をしたハウジング21とを有する。ハウジング21は長円形の断面をした筒状に形成され、その途中に触媒担体4が介装される。
【0043】
ドーム状をしたディフューザ22の中央部に酸素濃度センサ3が取付けられ、酸素濃度センサ3の検出部が集合部13に臨む。
【0044】
ディフューザ22には2本のブランチ管12が接続され、各ブランチ管12を通って集合部13に流入する排気ガスに図中矢印で示すように旋回流を生起する構成とする。
【0045】
集合部13に排気ガスの旋回流を生起するため、各ブランチ管12はその下流端部がその途中より触媒コンバータ2および集合部13の流路中心線Cに対して大きく傾斜するように湾曲して形成される。すなわち、各ブランチ管12の下流端部は、水平方向に湾曲して形成される。そして、各ブランチ管12の下流端部の流路中心線Bは、図3の平面図上において、触媒コンバータ2および集合部13の流路中心線Cに対してオフセットされる。
【0046】
排気ガスの圧力損失を低減するため、ドーム状をしたディフューザ22を貫通するブランチ管12の下流端部において、図5に示すように、外側かつ下方に位置する部位12aを削除して切欠き31が形成される。切欠き31は、触媒コンバータ2へと向かう速度成分が高い排気ガス流に面する部位を削除して形成される。
【0047】
図3に示すように、切欠き31は、ブランチ管12において、その曲げ終了点と酸素濃度センサ3の検出部の外周を結ぶ直線Eよりエンジン本体から離れる外側に位置する部位12aを削除して形成される。
【0048】
図4に示すように、切欠き31は、ブランチ管12において、酸素濃度センサ3の検出部の下端を通り集合部13の流路中心線Cに対して直交する線分Dより下方に位置する部位12aを削除して形成される。
【0049】
以上のように構成される本発明につき、次に作用を説明する。
【0050】
各ブランチ管12の下流端部は、集合部13の流路中心線Cに直交する方向に湾曲させるとともに、図3に示すように、その流路中心線が集合部13の流路中心線Cに対してオフセットされることにより、集合部13の内壁外周部に沿って排気ガスを導き、集合部13に旋回流を生起する。
【0051】
切欠き31は、ブランチ管12の下流端部において外側かつ下方に位置する、触媒コンバータ2へと向かう速度成分が高い排気ガス流に面する部位12aを削除することにより、排気ガスを集合部13で旋回させつつ、各ブランチ管12から集合部13に流入した排気ガスどうしが干渉することを抑制し、触媒コンバータ2へと速やかに導く。
【0052】
これにより、触媒担体4の各通路に流入する排気ガス流速の均一化をはかることと、排気ガスの圧力損失を低減することを両立し、触媒の局部的な劣化を抑制し、酸素濃度センサ3によって各気筒の排気ガスの酸素濃度を的確に検出するとともに、エンジン出力の向上がはかれる。
【0053】
ブランチ管12の曲げ終了点と酸素濃度センサ3の検出部の外周を結ぶ直線Eよりエンジン本体から離れる外側かつ下方に位置する部位12aは、触媒コンバータ2へと向かう速度成分が高い排気ガス流に面するため、これを削除して切欠き31を形成することにより、排気ガスが集合部13に旋回流を生起しつつ、ブランチ管12から集合部13を通って触媒コンバータ2へと向かうことを促し、排気ガスの圧力損失を低減することができる。
【0054】
ブランチ管12の酸素濃度センサ3の検出部下端を通り集合部13の流路中心線Cに対して直交する線分Dより下方に位置する部位12aは、触媒コンバータ2へと向かう速度成分が高い排気ガス流に面するため、これを削除して切欠き31を形成することにより、排気ガスが集合部13に旋回流を生起しつつ、ブランチ管12から集合部13を通って触媒コンバータ2へと向かうことを促し、排気ガスの圧力損失を低減することができる。
【0055】
また、ディフューザ22の表面温度を低下させて、触媒容器6の耐久性の向上がはかれる。
【0056】
次に、図6に示す実施形態について説明する。なお、図4との対応部分には同一符号を付す。
【0057】
切欠き31は、ブランチ管12において、酸素濃度センサ3の検出部の下端を通りブランチ管12の流路中心線Bと平行な線分Fより下方に位置する部位12aを削除して形成される。
【0058】
この場合、ブランチ管12の酸素濃度センサ3の検出部下端を通りブランチ管12の流路中心線Bと平行な線分Fより下方に位置する部位12aは、触媒コンバータ2へと向かう速度成分が高い排気ガス流に面するため、これを削除して切欠き31を形成することにより、排気ガスが集合部13に旋回流を生起しつつ、ブランチ管12から集合部13を通って触媒コンバータ2へと向かうことを促し、排気ガスの圧力損失を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す排気浄化装置の平面図。
【図2】同じく排気浄化装置の側面図。
【図3】他の実施形態を示す排気浄化装置の平面図。
【図4】同じく排気浄化装置の側面図。
【図5】同じく図3のA−A線に沿う断面図。
【図6】さらに他の実施形態を示す排気浄化装置の断面図。
【図7】従来例を示す排気浄化装置の断面図。
【符号の説明】
2 触媒コンバータ
3 酸素濃度センサ
4 触媒担体
6 触媒容器
12 ブランチ管
13 集合部
21 ハウジング
22 ディフューザ
31 切欠き
Claims (5)
- 各気筒から排気ガスを取り出す複数のブランチ管と、各ブランチ管の集合部に接続される触媒コンバータと、を備えるエンジンの排気浄化装置において、
前記集合部を画成するドーム状をしたディフューザを備え、
前記各ブランチ管をその上流側から下流側にかけて集合部の流路中心線に直交する方向に延びるように湾曲させるとともに、前記ディフューザに対して貫通させ、
各ブランチ管から集合部に流入する排気ガスが同一方向に旋回するように各ブランチ管の下流端部の流路中心線を集合部の流路中心線に対してオフセットし、
前記ディフューザを貫通するブランチ管において触媒コンバータへと向かう速度成分が高い排気ガス流に面する外側下部を削除した切欠きを形成したことを特徴とするエンジンの排気浄化装置。 - 排気ガスの酸素濃度を検出するセンサを備え、
センサの検出部を集合部の略中央部に臨ませたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの排気浄化装置。 - 前記ディフューザを貫通するブランチ管においてブランチ管の曲げ終了点とセンサの検出部を結ぶ直線より外側に位置する部位を削除して切欠きを形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの排気浄化装置。
- 前記ディフューザを貫通するブランチ管において集合部の流路中心線と直交しかつセンサの検出部の下端を通る直線より下方に位置する部位を削除して切欠きを形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のエンジンの排気浄化装置。
- 前記ディフューザを貫通するブランチ管においてブランチ管の流路中心線に平行でありかつセンサの検出部の下端を通る直線と交わる点より下方に位置する部位を削除して切欠きを形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のエンジンの排気浄化装置。
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