JP5056200B2 - イベント通知方法及び制御プログラム並びに制御装置 - Google Patents

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本発明は、被制御装置のイベント通知を制御するイベント通知方法及び制御プログラム並びに制御装置に関する。
コピー機能やファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能などを備える複写機や複合機(MFP:Multi Function Peripheral)など(以下、これらを総称して画像形成装置と呼ぶ。)が普及している。この画像形成装置をネットワークで利用する場合は、画像形成装置からのステータス通知を制御装置で受け取り、制御装置ではこのステータス通知に基づいて画像形成装置の状態を監視する。
上記ステータス通知に関して、例えば、下記特許文献1には、ホスト(制御装置)から画像形成装置に対してステータス送信要求を行い、ステータス送信要求を受け取った画像形成装置は、ジョブやデバイスのステータス変化毎にホストにステータス通知を行うシステムが開示されている。
特開平8−139844号公報
上記制御装置では、画像形成装置を利用するアプリケーションが動作しており、画像形成装置側で、アプリケーション毎にステータス通知の設定をしてしまうと、ステータスが変化する度に全てのアプリケーションに対してステータス通知を行わなければならず、その分トラフィックが増加してしまうと共に、画像形成装置の負荷が増大し印刷等のパフォーマンスが低下してしまうという問題があった。
また、画像形成装置では、通常、ステータス通知の対象となるユーザ数(アプリケーション数)を制限しており、1台の制御装置の複数のアプリケーションに対して各々、ステータス通知登録を行ってしまうと、登録可能なユーザ数が減ってしまい、他の制御装置のアプリケーションでステータス通知を受け取ることができなくなってしまうという問題もあった。
また、これらの問題は画像形成装置に限らず、自装置のステータス情報を制御装置に通知する任意の被制御装置に対して同様に生じ、更に、これらの問題はステータス通知に限らず、被制御装置に関するイベント通知に対しても同様に生じる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、トラフィックの増加や被制御装置のパフォーマンスの低下を抑制し、効率的にイベント通知を行うことができるイベント通知方法及び制御プログラム並びに制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、複数種類のイベント通知が可能であり、イベントの種類毎にイベント通知の要否が設定可能な被制御装置と、前記被制御装置からイベント通知を受け取る制御装置と、が通信ネットワークで接続されてなる制御システムにおけるイベント通知方法であって、前記制御装置では、該制御装置で動作する複数のアプリケーションが各々通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約情報を取得し、前記イベント通知予約情報に基づいて、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約メッセージを作成し、該イベント通知予約メッセージを前記被制御装置に通知し、前記被制御装置では、受信した前記イベント通知予約メッセージに基づいて、前記制御装置に対するイベント通知の要否を設定し、前記制御装置に対して通知が必要と設定されたイベントが発生した場合に、前記制御装置にイベント通知メッセージを送信し、前記制御装置では、さらに、前記複数のアプリケーションを代表して前記イベント通知メッセージを受信し、予め記憶した前記イベント通知予約情報に基づいて前記イベント通知メッセージに記述されたイベントの通知を必要とする複数のアプリケーションを特定し、特定した複数のアプリケーションに対してイベント通知を行うものである。
また、本発明においては、前記制御装置では、前記被制御装置から通信バージョン情報を取得し、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応している場合は、該通信バージョンの通信モジュールをロードし、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応していない場合は、最新の通信バージョンの通信モジュールをロードする構成とすることができる。
また、本発明は、複数種類のイベント通知が可能であり、イベントの種類毎にイベント通知の要否が設定可能な被制御装置と、前記被制御装置からイベント通知を受け取る制御装置と、が通信ネットワークで接続されてなる制御システムにおけるイベント通知方法であって、前記制御装置で動作するSDK(Software Development Kit)に、前記制御装置で動作する複数のアプリケーションが各々通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約情報を通知するステップと、前記SDKが起動するプロセスで、前記イベント通知予約情報に基づいて、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約メッセージを作成し、該イベント通知予約メッセージを前記被制御装置に通知するステップと、前記制御装置に対して通知が必要と設定されたイベントが発生した場合に、前記制御装置にイベント通知メッセージを送信するステップと、前記制御装置の前記プロセスで、さらに、複数のアプリケーションを代表して前記イベント通知メッセージを受信するステップと、予め記憶した前記イベント通知予約情報に基づいて前記イベント通知メッセージに記述されたイベントの通知を必要とする複数のアプリケーションを特定するステップと、特定した複数のアプリケーションに対してイベント通知を行うステップと、を有するものである。
本発明においては、前記プロセスは、アプリケーションを監視し、いずれかのアプリケーションが終了した場合に、終了したアプリケーションに対応するイベント通知予約情報を除いて、前記イベント通知予約メッセージを作成し直す構成とすることができる。
また、本発明においては、前記SDKに、前記被制御装置との接続を要求する情報を通知するステップと、前記SDKが前記被制御装置から通信バージョン情報を取得するステップと、前記SDKで、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応している場合は、該通信バージョンの通信モジュールをロードし、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応していない場合は、最新の通信バージョンの通信モジュールをロードするステップと、を更に有する構成とすることができる。
また、本発明は、複数種類のイベント通知が可能であり、イベントの種類毎にイベント通知の要否が設定可能な被制御装置から、通信ネットワークを介してイベント通知を受け取る制御装置で動作するプログラムであって、コンピュータに、前記制御装置で動作する複数のアプリケーションが各々通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約情報を取得し、前記イベント通知予約情報に基づいて、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約メッセージを作成し、該イベント通知予約メッセージを前記被制御装置に通知する処理、前記複数のアプリケーションを代表して前記被制御装置から送信されるイベント通知メッセージを受信し、予め記憶した前記イベント通知予約情報に基づいて前記イベント通知メッセージに記述されたイベントの通知を必要とする複数のアプリケーションを特定し、特定した複数のアプリケーションに対してイベント通知を行う処理、を実行させるものである。
また、本発明においては、コンピュータに、更に、前記被制御装置から通信バージョン情報を取得し、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応している場合は、該通信バージョンの通信モジュールをロードし、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応していない場合は、最新の通信バージョンの通信モジュールをロードする処理、を実行させる構成とすることができる。
また、本発明は、複数種類のイベント通知が可能であり、イベントの種類毎にイベント通知の要否が設定可能な被制御装置から、通信ネットワークを介してイベント通知を受け取る制御装置であって、前記制御装置で動作する複数のアプリケーションが各々通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約情報を取得し、前記イベント通知予約情報に基づいて、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を示すイベント通知予約メッセージを作成し、該イベント通知予約メッセージを前記被制御装置に通知する機能と、前記複数のアプリケーションを代表して前記被制御装置からイベント通知メッセージを受信する機能と、予め記憶した前記イベント通知予約情報に基づいて前記イベント通知メッセージに記述されたイベントの通知を必要とする複数のアプリケーションを特定し、特定した複数のアプリケーションに対してイベント通知を行う機能と、を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記被制御装置から通信バージョン情報を取得する機能と、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応している場合は、該通信バージョンの通信モジュールをロードし、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応していない場合は、最新の通信バージョンの通信モジュールをロードする機能と、を更に備える構成とすることができる。
このように、本発明では、制御装置で動作する複数のアプリケーションからのイベント通知予約情報を取りまとめたイベント通知予約メッセージを被制御装置に送信し、被制御装置では、イベント通知予約メッセージに基づいて、制御装置に送信するイベント通知を設定し、また、制御装置は、被制御装置からのイベント通知を受信すると、そのイベント通知を必要とするアプリケーションを特定し、そのアプリケーションに対してのみイベント通知を行うため、アプリケーション毎にイベント通知を行う構成に比べて、トラフィックの増加や被制御装置のパフォーマンスの低下を抑制することができ、これにより、効率的にステータス通知を行うことができる。
本発明のイベント通知方法及び制御プログラム並びに制御装置によれば、トラフィックの増加や被制御装置のパフォーマンスの低下を抑制し、効率的にステータス通知を行うことができる。
その理由は、従来は、被制御装置に対してアプリケーション毎にイベント通知の要否を設定していたため、制御装置で複数のアプリケーションが起動している場合には、その制御装置に対してイベント通知を重複して送らなければならなかったが、本発明では、アプリケーションからSDKにイベント通知予約が行われると、SDKは別プロセスを起動し、その別プロセスは、各々のアプリケーションからのイベント通知予約を取りまとめて、いずれかのアプリケーションが必要とするイベント通知のみが通知されるように被制御装置にイベント通知の要否を設定させ、また、被制御装置からのイベント通知を別プロセスが代表して受信して、別プロセスがそのイベント通知を必要とするアプリケーションを特定し、そのアプリケーションに対してのみ、イベント通知を行うようにしているからである。
本発明は、その好ましい一実施の形態において、複数種類のイベントに対してイベント通知が可能であり、イベントの種類毎にイベント通知の要否が予約可能な被制御装置(例えば、画像形成装置)と、被制御装置からイベント通知を受け取る制御装置と、が通信ネットワークで接続されてなる制御システムにおいて、制御装置で動作するSDK(Software Development Kit)に、制御装置で動作する各々のアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約情報を通知すると、SDKは、イベント通知を処理する別プロセスを起動してその別プロセスに複数のイベント通知予約情報を通知し、別プロセスは、イベント通知予約情報に基づいて、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約メッセージを作成して被制御装置に通知し、被制御装置は、そのイベント通知予約メッセージに基づいて、制御装置に送信するイベント通知の要否を設定する。
また、被制御装置で通知が必要と設定されたイベントが発生した場合に、別プロセスにイベント通知メッセージを送信し、別プロセスは、予め記憶したイベント通知予約情報に基づいて、イベントの通知を必要とするアプリケーションを特定し、特定したアプリケーションに対してイベント通知を行う。
更に、SDKに、被制御装置との接続を要求すると、SDKは、被制御装置の通信バージョン情報を取得し、制御装置がその通信バージョン情報に対応している場合は、該通信バージョンの通信モジュールをロードし、制御装置がその通信バージョン情報に対応していない場合は、最新の通信バージョンの通信モジュールをロードする。
このような制御を行うことにより、被制御装置は1つの制御装置に対しては同じイベント通知を重複して送る必要がなくなり、常に必要最小限のイベント通知を送ればよいため、トラフィックの増加を抑えることができ、画像形成装置自体の負荷を軽減してパフォーマンスの低下を抑制することができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係るイベント通知方法及び制御プログラム並びに制御装置について、図1乃至図17を参照して説明する。図1は、本実施例の制御システムの構成を模式的に示す図である。また、図2は、本実施例の画像形成装置の構成を示すブロック図であり、図3は、本実施例の制御装置の構成を示すブロック図である。また、図4は、本実施例の制御装置及び画像形成装置のソフトウェアの機能を示すブロック図であり、図5及び図13は、本実施例の制御システムを用いたステータス通知手順を示すフローチャート図である。また、図14は、特定のURLの記載例を示す図であり、図15乃至図17は、各種テーブルの記載例を示す図である。
図1に示すように、本実施例の制御システムは、自装置に関するイベントを通知する1又は複数の画像形成装置10と、イベント通知を受け取る1又は複数の制御装置20と、がLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの通信ネットワークで接続されて構成されている。なお、本実施例におけるイベントとは、画像形成装置10の状態を示すステータスを含む概念であり、イベント通知の中にはステータス通知が含まれる。
[画像形成装置]
上記画像形成装置10は、図2に示すように、制御部11と、記憶部12と、表示・操作部13と、印刷部14と、給排紙ユニット部15などを備えている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。CPUは、表示・操作部13の操作により、ROMに記憶されている各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、表示・操作部13や印刷部14、給排紙ユニット15などの画像形成装置10の各部の動作を制御する。
また、制御部11は、画像形成装置10の各部の設定を制御する設定制御部11aと、画像形成装置10の各部の状態を検知する状態検知制御部11bと、通信ネットワークを介して制御装置20との通信を制御する通信制御部11cなどとしても機能する。この通信制御部11cは、図4に示すように、画像形成装置10の通信モジュールのバージョン情報を制御装置20に送出する通信バージョン情報送出部、制御装置20との間で各種メッセージを送受信する通信メッセージ送受信部、制御装置20からのメッセージを判別する通信メッセージ判別部、イベントの種類毎にイベント通知の要否を設定するイベント通知設定部、イベント通知の要否設定を記憶するイベント通知設定記憶部などとして機能する。
記憶部12は、フラッシュメモリやハードディスク等により構成され、各種データを記憶する。本実施例では、画像形成装置10の各種設定を保存する設定保存メモリ12aと、受信した画像データを保存する画像データ保存メモリ12bなどを備えている。
表示・操作部13は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置上に、透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチパネル)を設けて構成され、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部11に出力する。
印刷部14は、受信した画像データやスキャナで読み取った画像データに基づいて転写紙に印刷する画像を形成する画像形成部、形成した画像を転写紙に転写する転写部、転写した画像を定着させる定着部、転写紙を搬送する搬送部、画像形成部や転写部、定着部をクリーニングするクリーニング部などを備え、電子写真方式により、入力された画像データに基づいて、転写紙上に画像を形成して出力する。
給排紙ユニット部15は、各種サイズの転写紙を格納し、制御部11の指示に従って所定のサイズの転写紙を印刷部14に供給する。
なお、本実施例の画像形成装置10は、複数種類のイベントに対してイベント通知を行うことができ、かつ、イベントの種類毎にイベント通知の要否を設定できるものであればよく、その構成は図2及び図4に限定されず、例えば、図2の構成に加えて、ADF(Auto Document Feeder)やフィニッシャ、ステープル/パンチなどの後処理装置を備えていてもよい。
[制御装置]
上記制御装置20は、図3に示すように、制御部21と、記憶部22と、表示部23と、操作部24などを備えている。
制御部21は、CPU、ROM、RAMなどにより構成される。CPUは、操作部24の操作により、ROMに記憶されている各種アプリケーションを読み出してRAMに展開し、展開されたアプリケーションに従って、制御装置20の各部の動作を制御する。
また、制御部21は、制御部21上で動作する1又は複数のアプリケーションからの要求に応じて、Connect関数(画像形成装置10との接続を確立するための接続要求情報が記載された関数)やイベント通知予約関数(画像形成装置10にイベントの種類毎にイベント通知の要否を設定させるためのイベント通知予約情報が記載された関数)などの各種関数をSDKにコールするSDK関数呼出部21a、所定のアプリケーションに対してイベント通知をコールバックするイベント通知コールバック処理部21b、Connect関数やイベント通知予約関数の処理を行うSDK21c、イベント通知を処理するための別プロセス(イベントプロセッサ21d)などとして機能する。
上記SDK21cは、図4に示すように、SDK関数呼出部からのConnect関数コールを処理するConnect関数処理部、指定された通信バージョンの通信モジュールをロードする通信モジュールロード処理部、SDK関数呼出部からのイベント通知予約関数コールを処理するイベント通知予約関数処理部などとして機能し、Connect関数処理部は、画像形成装置10の通信バージョンを判別するバージョン判別処理部として機能し、イベント通知予約関数処理部は、イベント通知予約関数に記載されたイベント通知予約情報をイベントプロセッサ21dに送るイベント通知予約送信部、イベントプロセッサ21dを起動させるイベントプロセッサ起動処理部として機能する。
また、SDK21cによって起動されるイベントプロセッサ21dは、図4に示すように、イベント通知予約情報を取りまとめ、イベント通知予約メッセージとして画像形成装置10に送信するイベント通知予約送信部、画像形成装置10でイベントが発生した時に送信されるイベント通知メッセージを受信するイベント通知受信部、イベント通知を所定のアプリケーションにコールバックするイベント通知コールバック送信部、後述するデバイス送受信テーブルを記憶するデバイス送受信テーブル記憶部などとして機能する。
なお、SDK21cは、SDK関数呼出部21aからの関数を処理することができる構成であればよく、また、イベントプロセッサ21dは、アプリケーションを代表してイベント通知の要否設定、イベント通知の受け取りができる構成であればよく、各部の名称や構成は図4の記載に限定されない。また、本実施例では、SDK関数呼出部21a、コールバック処理部21b、SDK21c、イベントプロセッサ21dをソフトウェアとして構成する場合を示すが、いずれか一つ又はその一部をハードウェアとして構成してもよい。
記憶部22は、フラッシュメモリやハードディスク等により構成され、各種データを記憶する。本実施例では、特に、後述するイベント通知予約取りまとめ用テーブルなどを記憶する。
表示部23は、液晶表示装置や有機EL表示装置等からなり、制御部21からの表示信号に従って画面上に各種管理画面などを表示する。また、操作部24は、キーボードやマウス等からなり、各々の画像形成装置に適用する通信方式の選択などの操作を行う。
上記制御装置20及び画像形成装置10におけるソフトウェアの機能をブロック図で示すと図4のようになる。図4に示すように、SDK関数呼出部からConnect関数処理部にConnect関数がコールされると、Connect関数処理部のバージョン判別処理部は、画像形成装置10の通信バージョン情報送出部から通信バージョン情報を取得し、通信モジュールロード処理部は取得した通信バージョン情報に基づいて画像形成装置10との通信に適した通信バージョンの通信モジュールを制御装置にロードする。
また、SDK関数呼出部からイベント通知予約関数処理部にイベント通知予約関数がコールされると、イベントプロセッサ起動処理部はイベントプロセッサを起動すると共に、イベント通知予約送信部はイベント通知予約関数に記述されたイベント通知予約情報をイベントプロセッサに送信し、イベントプロセッサのイベント通知予約送信部は、イベント通知予約情報を取りまとめ、後述するイベント通知予約取りまとめ用テーブルに記録すると共に、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を記述したイベント通知予約メッセージとして画像形成装置10の通信メッセージ送受信部に送信する。このイベント通知予約メッセージは通信メッセージ判別部で判別されてイベント通知設定部でイベント通知の要否が設定される。そして、イベント通知が必要と設定されたイベントが発生すると、通信メッセージ送受信部からイベントプロセッサのイベント通知受信部にイベント通知メッセージが送信され、イベント通知コールバック送信部でイベント通知の送信先のアプリケーションが特定されて、コールバック処理部を介してそのアプリケーションにイベント通知がコールバックされる。
以下、アプリケーション、SDK、イベントプロセッサの各部の動作について、図5乃至図13のフローチャート図を参照して詳細に説明する。
[アプリケーション側の処理]
図5のフローチャート1に示すように、ステップS101で、制御装置20の制御部21の指示によりSDK21cがロードされると、ステップS102で、SDK関数呼出部21aは、Connect関数の引数に、例えば、接続したい画像形成装置10のIPアドレスと、その画像形成装置10との接続時に使用したい通信バージョンなどを指定して、SDK21cのConnect関数処理部にConnect関数をコールする。
次に、ステップS103で、SDK関数呼出部21aは、イベント通知予約関数の引数に、例えば、イベント通知の予約を行うアプリケーションの識別子と、そのアプリケーションが利用する画像形成装置10のIPアドレスと、その画像形成装置10との通信に使用したい通信バージョンと、イベント通知の予約を行うイベントの種別と、イベント通知を受け取るためのコールバック受信用ポート番号などを指定して、SDK21cのイベント通知関数処理部にイベント通知予約関数をコールする。なお、イベント通知予約関数の引数には、アプリケーションの識別情報と画像形成装置10の通信ネットワーク上の場所情報とイベント通知の予約を行うイベントの種別とを含んでいればよい。
そして、アプリケーションが終了するまで、イベント通知コールバック処理部21bは、イベントプロセッサ21dのイベント通知コールバック送信部からのイベント通知のコールバックを待ち(ステップS104のNo、ステップS105、ステップS106のNo)、コールバックを受け取ったら(ステップS106のYes)、ステップS107で、コールバック受け取り後の処理を行う。
[SDKでのConnectからDisconnectまでの処理]
図6のフローチャート2に示すように、ステップS201で、SDK関数呼出部21aからConnect関数がコールされると、ステップS202で、SDK21cのConnect関数処理部のバージョン判別処理部は、画像形成装置10の通信バージョン情報送出部から通信バージョン情報を取得し、取得した通信バージョン情報に基づいて、その画像形成装置10との通信に使用する通信バージョンを判別し、その通信バージョンを通信モジュールロード処理部に通知する。通信バージョンの判別に関しては、フローチャート3で詳述する。
次に、ステップS203で、通信モジュールロード処理部は、その通信バージョンに対応した通信モジュールを特定してロードし、ステップS204で、その通信バージョンを記憶部22に保存する。
次に、ステップS205で、SDK21cは、SDK関数呼出部21aからの関数コールを待ち、コールされた関数がDisconnect関数の場合(ステップS206のYesの場合)は、ステップS207で、SDK21cの処理を終了する。
一方、コールされた関数がDisconnect関数でなく(ステップS206のNo)、イベント通知予約関数の場合(ステップS208のYesの場合)は、ステップS209で、イベント通知関数処理部は、イベント通知予約関数の処理を実行し、ステップS205に戻って、SDK21cはSDK関数呼出部21aからの次の関数コールを待ち、Disconnect関数がコールされるまで同様の処理を繰り返す。上記イベント通知予約関数の処理に関しては、フローチャート4で詳述する。
また、コールされた関数がイベント通知予約関数でない場合(ステップS208のNoの場合)は、ステップS210で、他の関数の処理を実行し、ステップS205に戻って、SDK21cはSDK関数呼出部21aからの次の関数コールを待ち、Disconnect関数がコールされるまで同様の処理を繰り返す。
[SDKでの通信バージョンを判別する処理]
前述したように、SDK関数呼出部21aは、フローチャート1のステップS102で、SDK21cにConnect関数をコールする際、Connect関数の引数に、接続したい画像形成装置10のIPアドレスと、その画像形成装置10との接続時に使用したい通信バージョンを指定する。その際、接続時に使用したい通信バージョンは、下記のように、画像形成装置10の機種固有の値であるProductIDと対応させて引数に入れて指定する。
ProductID[0]=1.3.6.1.4.1.18334.1.2.1.2.1,Version[0]=3.0
ProductID[1]=1.3.6.1.4.1.18334.1.2.1.2.2,Version[1]=3.1
ProductID[2]=1.3.6.1.4.1.18334.1.2.1.2.3,Version[2]=3.2
その後、図7のフローチャート3に示すように、ステップS301で、SDK21cのConnect関数処理部は、Connect関数の引数から、画像形成装置10のProductIDと、それに対応する通信バージョンの指定リストを取得する。
次に、ステップS302で、バージョン判別処理部は、接続する画像形成装置10の特定のURL(Uniform Resource Locator)にアクセスし、通信バージョン情報送出部から、そのURLに記載されているProductIDと、その画像形成装置10が搭載している通信モジュールの通信バージョンを取得する。
上記特定のURLは、例えば、「http://150.16.100.123/DeviceDescription/」であり、この中の「150.16.100.123」は、接続する画像形成装置10のIPアドレスであり、Connect関数の引数として渡されてくるものである。また、「/DeviceDescription/」は、デバイスとの間で取り決めた特定の場所であり、その特定の場所には、例えば、図14のTable1に示すように、画像形成装置10に関する各種情報が記載されている。
次に、ステップS303で、バージョン判別処理部は、そのURLに記載されたProductIDが、Connect関数の引数に基づく指定リストにあるかどうか調べ、同じProductIDがあれば(ステップS304のYes)、ステップS305で、そのProductIDに対応する通信バージョンが、制御装置20に搭載している通信モジュールの通信バージョンにあるかどうか調べる。そして、同じ通信バージョンがあれば(ステップS306のYes)、ステップS307で、バージョン判別処理部は、ProductIDに対応する通信バージョンを、画像形成装置10との通信に使用する実際の通信バージョンとして決定する。
一方、URLに搭載されたProductIDが、Connect関数の引数に基づく指定リストの中にない場合(ステップS304のNoの場合)は、ステップS308で、制御装置20に搭載されている通信バージョンの中の、最新の通信バージョン(一番数字の大きいバージョン)を、画像形成装置10との通信に使用する実際の通信バージョンとして決定する。
また、ProductIDに対応する通信バージョンが、制御装置20に搭載している通信モジュールの通信バージョンにない場合(ステップS306のNoの場合)も、ステップS308で、制御装置20に搭載している通信モジュールの通信バージョンの中の、最新の通信バージョンを、画像形成装置10との通信に使用する実際の通信バージョンとして決定する。
[SDKでのイベント通知予約関数の処理]
前述したフローチャート1で、SDK関数呼出部21aがイベント通知予約関数をコールすると、図8のフローチャート4に示すように、ステップS401で、SDK21cは、イベントプロセッサ21d(別プロセスで動作するソフトウェア)が起動しているかどうか確認する。
そして、イベントプロセッサ21dが起動していない場合(ステップS402のNoの場合)は、ステップS403で、イベントプロセッサ起動処理部は、イベントプロセッサ21dを起動する。
その後、ステップS404で、イベント通知予約送信部は、イベント通知予約関数の引数として受けとったイベント通知予約情報を、そのままイベント通知予約メッセージとしてイベントプロセッサ21dに送る。
[イベントプロセッサ内の処理]
図9のフローチャート5に示すように、ステップS501で、イベントプロセッサ21dのイベント通知予約送信部は、上述したフローチャート4のステップS404で、SDK21cのイベント通知予約処理部から送られてくるイベント通知予約メッセージを持ち、この待ち状態が、後述する前回の確認時刻から一定時間(例えば30分とか1時間)経過するまで続ける(ステップS502のNo、ステップS504、ステップS505のNo)。
そして、イベント通知予約メッセージを受け取ったら(ステップS502のYes)、ステップS503で、イベント通知予約送信部は、イベント通知予約メッセージを送ったアプリケーションの識別子、そのアプリケーションが通信する画像形成装置10のIPアドレス、その画像形成装置10との通信に使用する通信バージョン、イベント通知を予約するイベントの種別、コールバック受信用ポート番号を、例えば、図15に示すようなイベント通知予約取りまとめ用テーブルに記録する。また、通信バージョンは記憶部22にも記憶しておく。
ここで言うアプリケーションの識別子はプロセスIDであるが、アプリケーションを識別できるものであれば特に限定されない。また、上記テーブルでは、イベントの種別を、デバイスステータス(D)、トレイステータス(T)、ジョブステータス(J)、カウンタステータス(C)の4種類としているが、イベントは画像形成装置10に関するものであればよく、これらの他に、ADF(Auto Document Feeder)、フィニッシャ、ステープル/パンチユニット、トナー等のステータスを含めることもできる。
次に、イベント通知予約送信部は、イベント通知予約メッセージをテーブルに書き込んだ後、もしくは、前回の確認時刻(後述)から一定時間経過した場合(ステップS502のNo、ステップS504、ステップS505のYesの場合)、ステップS506で、既にイベント通知予約取りまとめ用テーブルに記載されているアプリケーション識別子で特定されるアプリケーションが終了しているかどうかを確認する。
そして、アプリケーションが終了してれば(ステップS507のYes)、ステップS508で、イベント通知予約送信部は、イベント通知予約取りまとめ用テーブルから該当するアプリケーション識別子を削除し、ステップS509で、前述した前回の確認時刻を更新する。この確認時刻は、イベント通知予約取りまとめ用テーブルに記載されているアプリケーションが既に終了しているかどうかの確認を行った時刻のことである。
その後、ステップS510で、イベント通知予約送信部は、イベント通知予約取りまとめ用テーブルにアプリケーションが残っているかを確認し、残っていなければ(ステップS511のNo)、画像形成装置10へのイベント通知予約をすべてキャンセルするなどのイベントプロセッサ21dの終了に必要な処理を行い、イベントプロセッサ21dを終了する。
一方、アプリケーションが残っていれば(ステップS511のYes)、ステップS512で、イベント通知予約取りまとめ用テーブルのイベント通知予約を行ないたい画像形成装置10のIPアドレスに対応付けて記載されているイベント種別のOn/Offについて、ORを取る。
例えば、図15のTable2の例で説明すると、IPアドレスが150.16.100.123の画像形成装置10に対してイベント通知予約を行うアプリケーションは3つであり、各々のアプリケーションに対して、
PID0020 は、D=On,T=Off,J=Off,C=On
PID0021 は、D=Off,T=Off,J=Off,C=On
PID0030 は、D=On,T=On,J=Off,C=Off
であるで、ORを取ると、
D=On,T=On,J=Off,C=On,となる。
次に、ステップS513で、イベント通知予約送信部は、現在、画像形成装置10に設定されているイベントの種別を画像形成装置10に問い合わせる。画像形成装置10には、後述するフローチャート8に示すように、現在、設定されているイベント種別の問合せに対して、返事を返す処理が予め用意されている。
そして、ステップS514で、イベント通予約送信部は、現在、画像形成装置10に設定されているイベントの種別と、上記取りまとめ用テーブルからORを取ったイベントの種別とを比較し、ステップS515で、両者が一致していなければ(例えば、画像形成装置10に設定されているイベント種別がD=On,T=Off,J=Off,C=Onのようになっていれば)、ステップS516で、画像形成装置10に対して、イベント通知予約メッセージを送信し、ステップS517で、デバイス送受信テーブル記憶部は、画像形成装置10のIPアドレスとイベント通知メッセージ受信用ポート番号とを対応付けて、図16に示すようなデバイス送受信テーブルに記述する。上記イベント通知予約メッセージは、ユーザアカウント、返信先IPアドレス、イベント通知メッセージを受信するポート番号、取りまとめ用テーブルからORを取ったイベントの種別などで構成することができるが、イベント通知を受け取る制御装置20の通信ネットワーク上の場所情報と、いずれかのアプリケーションに対して通知するイベントの種別とを含んでいればよい。
一方、ステップS515で、両者が一致すれば、イベント通知予約メッセージを送信する必要はないので、ステップS501に戻って同様の処理を繰り返す。
[イベントプロセッサのイベント通知メッセージ取得処理]
図10のフローチャート6に示すように、ステップS601で、イベントプロセッサ21dのイベント通知受信部は、画像形成装置10の通信メッセージ送受信部から送信されるイベント通知メッセージを待つ。このイベント通知メッセージの送信に関しては、後述する図13のフローチャート9で詳述する。
そして、イベント通知受信部は、メッセージを受信したら(ステップS602のYes)、ステップS603で、受信したメッセージの種別を判別してイベント通知コールバック送信部に送り、ステップS604で、イベント通知コールバック送信部は、図16のデバイス送受信テーブル(Table3)を参照して、イベントメッセージ受信用ポート番号から画像形成装置10のIPアドレスを判別する。
次に、ステップS605で、イベント通知コールバック送信部は、図15のイベント通知予約取りまとめ用テーブル(Table2)を参照して、上記IPアドレスに対応するコールバック受信用ポート番号を判別して、受信したメッセージを必要とするアプリケーションを判別する。
次に、ステップS606で、イベント通知コールバック送信部は、上記コールバック受信用ポート番号にイベント通知をコールバックする。
[画像形成装置のイベント通知予約登録処理]
図11のフローチャート7に示すように、ステップS701で、画像形成装置10の通信メッセージ送受信部は、制御装置20からのメッセージを待ち、メッセージを受信したら、ステップS702で、通信メッセージ判別部は、受信したメッセージがイベントプロセッサ21dのイベント通信予約送信部からのイベント通知予約メッセージであるかを判断する。
そして、イベント通知予約メッセージであれば(ステップS702のYes)、ステップS703で、イベント通知設定部は、図17に示すイベント通知送信判別用テーブルに、例えば、ユーザアカウント、返信先IPアドレス、ポート番号、通知するイベントの種別などを登録し、イベント通知設定記憶部はそのテーブルを記憶する。
[画像形成装置の通知予約状況問い合わせ処理]
図12のフローチャート8に示すように、ステップS801で、画像形成装置10の通信メッセージ送受信部は、制御装置20からのメッセージを待ち、メッセージを受信したら、ステップS802で、通信メッセージ判別部は、受信したメッセージが通知予約状況問い合わせメッセージであるかを判断する。
そして、通知予約状況問い合わせメッセージであれば(ステップS802のYes)、ステップS803で、通信メッセージ送受信部は、図17に示すイベント通知送信判別用テーブルから、問い合わせ相手のIPアドレス、ポート番号、ユーザアカウントに対応したイベントの種別を取得し、制御装置20に返信する。
[画像形成装置のイベント通知メッセージ送信処理]
図13のフローチャート9に示すように、ステップS901で、画像形成装置10の制御部11は、画像形成装置10の各部の状態を監視し、状態が変化(すなわち、イベントが発生)したら(ステップS902のYes)、ステップS903で、そのイベントの種別を判断し、ステップS904で、図17に示すイベント通知送信判別用テーブルを参照して、その種別のイベント通知が要求されているかを調べる。
そして、要求されている場合(ステップS905のYesの場合)は、ステップS906で、通信メッセージ送受信部は、イベント通知送信判別用テーブルから、イベント通知を要求している返信先IPアドレス、ポート番号を取得し、その返信先IPアドレス、ポート番号に対して、イベント通知メッセージを送信する。
このように、本実施例の制御装置20では、SDK21cはイベント通知予約関数がコールされると、別プロセス(イベントプロセッサ21d)を起動し、イベントプロセッサ21dは、複数のアプリケーションからのイベント通知予約情報を取りまとめてイベント通知予約メッセージを画像形成装置10に送信して、画像形成装置10にイベント通知の要否を設定させ、また、画像形成装置10からイベント通知メッセージを受信すると、そのイベント通知を必要とするアプリケーションを特定してそのアプリケーションにイベント通知をコールバックする処理を行うため、必要なイベント通知のみを必要なアプリケーションに送ることができ、これにより、トラフィックの増加や画像形成装置10のパフォーマンスの低下を抑制することができ、効率的にイベント通知を行うことができる。
なお、上記実施例では、被制御装置として画像形成装置10を例にして説明したが、複数種類のイベントに対応するイベント通知が可能で、種類毎にイベント通知の要否が設定可能な機能を備える任意の装置に対して同様に適用することができる。
本発明は、イベントの通知方法及びイベントの通知を制御する制御プログラム並びにイベントの通知を制御する制御装置に利用可能である。
本発明の一実施例に係る制御システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る制御装置及び画像形成装置のソフトウェアの機能を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る制御システムを用いたイベント通知手順(アプリケーションの処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る制御システムを用いたイベント通知手順(SDKでのConnectからDisconnectまでの処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る制御システムを用いたイベント通知手順(SDKでの通信バージョン判別処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る制御システムを用いたイベント通知手順(SDKでのイベント通知関数処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る制御システムを用いたイベント通知手順(イベントプロセッサの処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る制御システムを用いたイベント通知手順(イベントプロセッサでのイベント変化メッセージ取得処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る制御システムを用いたイベント通知手順(画像形成装置でのイベント通知予約登録処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る制御システムを用いたイベント通知手順(画像形成装置でのイベント通知予約状況問い合わせ処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る制御システムを用いたイベント通知手順(画像形成装置でのイベント通知メッセージ送信処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る特定のURLの記載例を示す図である。 本発明の一実施例に係るイベント通知予約まとめ用テーブルの記載例を示す図である。 本発明の一実施例に係るデバイス送受信テーブルの記載例を示す図である。 本発明の一実施例に係るイベント通知送信判別用テーブルの記載例を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 制御部
11a 設定制御部
11b 状態検知制御部
11c 通信制御部
12 記憶部
12a 設定保存メモリ部
12b 画像データ保存メモリ
13 表示・操作部
14 印刷部
15 給排紙ユニット部
20 制御装置
21 制御部
21a SDK関数呼出部
21b イベント通知コールバック処理部
21c SDK
21d イベントプロセッサ
22 記憶部
23 表示部
24 操作部

Claims (12)

  1. 複数種類のイベント通知が可能であり、イベントの種類毎にイベント通知の要否が設定可能な被制御装置と、前記被制御装置からイベント通知を受け取る制御装置と、が通信ネットワークで接続されてなる制御システムにおけるイベント通知方法であって、
    前記制御装置では、該制御装置で動作する複数のアプリケーションが各々通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約情報を取得し、前記イベント通知予約情報に基づいて、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約メッセージを作成し、該イベント通知予約メッセージを前記被制御装置に通知し、
    前記被制御装置では、受信した前記イベント通知予約メッセージに基づいて、前記制御装置に対するイベント通知の要否を設定し、
    前記制御装置に対して通知が必要と設定されたイベントが発生した場合に、前記制御装置にイベント通知メッセージを送信し、
    前記制御装置では、さらに、
    前記複数のアプリケーションを代表して前記イベント通知メッセージを受信し、
    予め記憶した前記イベント通知予約情報に基づいて前記イベント通知メッセージに記述されたイベントの通知を必要とする複数のアプリケーションを特定し、
    特定した複数のアプリケーションに対してイベント通知を行うことを特徴とするイベント通知方法。
  2. 前記制御装置では、前記被制御装置から通信バージョン情報を取得し、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応している場合は、該通信バージョンの通信モジュールをロードし、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応していない場合は、最新の通信バージョンの通信モジュールをロードすることを特徴とする請求項1記載のイベント通知方法。
  3. 複数種類のイベント通知が可能であり、イベントの種類毎にイベント通知の要否が設定可能な被制御装置と、前記被制御装置からイベント通知を受け取る制御装置と、が通信ネットワークで接続されてなる制御システムにおけるイベント通知方法であって、
    前記制御装置で動作するSDK(Software Development Kit)に、前記制御装置で動作する複数のアプリケーションが各々通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約情報を通知するステップと、
    前記SDKが起動するプロセスで、前記イベント通知予約情報に基づいて、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約メッセージを作成し、該イベント通知予約メッセージを前記被制御装置に通知するステップと、
    前記制御装置に対して通知が必要と設定されたイベントが発生した場合に、前記制御装置にイベント通知メッセージを送信するステップと、
    前記制御装置の前記プロセスで、さらに、複数のアプリケーションを代表して前記イベント通知メッセージを受信するステップと、
    予め記憶した前記イベント通知予約情報に基づいて前記イベント通知メッセージに記述されたイベントの通知を必要とする複数のアプリケーションを特定するステップと、
    特定した複数のアプリケーションに対してイベント通知を行うステップと、を有することを特徴とするイベント通知方法。
  4. 前記プロセスは、アプリケーションを監視し、いずれかのアプリケーションが終了した場合に、終了したアプリケーションに対応するイベント通知予約情報を除いて、前記イベント通知予約メッセージを作成し直すことを特徴とする請求項3記載のイベント通知方法。
  5. 前記SDKに、前記被制御装置との接続を要求する情報を通知するステップと、
    前記SDKが前記被制御装置から通信バージョン情報を取得するステップと、
    前記SDKで、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応している場合は、該通信バージョンの通信モジュールをロードし、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応していない場合は、最新の通信バージョンの通信モジュールをロードするステップと、を更に有することを特徴とする請求項3又は4に記載のイベント通知方法。
  6. 前記イベント通知予約情報は、前記各々のアプリケーションの識別情報と、前記被制御装置の前記通信ネットワーク上の場所情報と、前記各々のアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別と、を含み、
    前記イベント通知要求メッセージは、前記イベント通知の通知先の前記通信ネットワーク上の場所情報と、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別と、を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載のイベント通知方法。
  7. 複数種類のイベント通知が可能であり、イベントの種類毎にイベント通知の要否が設定可能な被制御装置から、通信ネットワークを介してイベント通知を受け取る制御装置で動作するプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記制御装置で動作する複数のアプリケーションが各々通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約情報を取得し、前記イベント通知予約情報に基づいて、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約メッセージを作成し、該イベント通知予約メッセージを前記被制御装置に通知する処理、
    前記複数のアプリケーションを代表して前記被制御装置から送信されるイベント通知メッセージを受信し、予め記憶した前記イベント通知予約情報に基づいて前記イベント通知メッセージに記述されたイベントの通知を必要とする複数のアプリケーションを特定し、特定した複数のアプリケーションに対してイベント通知を行う処理、を実行させることを特徴とする制御プログラム
  8. コンピュータに、更に、
    前記被制御装置から通信バージョン情報を取得し、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応している場合は、該通信バージョンの通信モジュールをロードし、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応していない場合は、最新の通信バージョンの通信モジュールをロードする処理、を実行させることを特徴とする請求項記載の制御プログラム
  9. 前記イベント通知予約情報は、前記各々のアプリケーションの識別情報と、前記被制御装置の前記通信ネットワーク上の場所情報と、前記各々のアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別と、を含み、
    前記イベント通知要求メッセージは、前記イベント通知の通知先の前記通信ネットワーク上の場所情報と、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別と、を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の制御プログラム。
  10. 複数種類のイベント通知が可能であり、イベントの種類毎にイベント通知の要否が設定可能な被制御装置から、通信ネットワークを介してイベント通知を受け取る制御装置であって、
    前記制御装置で動作する複数のアプリケーションが各々通知を必要とするイベントの種別を特定するイベント通知予約情報を取得し、前記イベント通知予約情報に基づいて、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別を示すイベント通知予約メッセージを作成し、該イベント通知予約メッセージを前記被制御装置に通知する機能と、
    前記複数のアプリケーションを代表して前記被制御装置からイベント通知メッセージを受信する機能と、
    予め記憶した前記イベント通知予約情報に基づいて前記イベント通知メッセージに記述されたイベントの通知を必要とする複数のアプリケーションを特定し、特定した複数のアプリケーションに対してイベント通知を行う機能と、を少なくとも備えることを特徴とする制御装置
  11. 前記被制御装置から通信バージョン情報を取得する機能と、
    前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応している場合は、該通信バージョンの通信モジュールをロードし、前記制御装置が前記通信バージョン情報に対応していない場合は、最新の通信バージョンの通信モジュールをロードする機能と、を更に備えることを特徴とする請求項10記載の制御装置
  12. 前記イベント通知予約情報は、前記各々のアプリケーションの識別情報と、前記被制御装置の前記通信ネットワーク上の場所情報と、前記各々のアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別と、を含み、
    前記イベント通知要求メッセージは、前記イベント通知の通知先の前記通信ネットワーク上の場所情報と、いずれかのアプリケーションが通知を必要とするイベントの種別と、を含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の制御装置
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