JP5056036B2 - 電子部品装置の放熱構造 - Google Patents

電子部品装置の放熱構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5056036B2
JP5056036B2 JP2007026589A JP2007026589A JP5056036B2 JP 5056036 B2 JP5056036 B2 JP 5056036B2 JP 2007026589 A JP2007026589 A JP 2007026589A JP 2007026589 A JP2007026589 A JP 2007026589A JP 5056036 B2 JP5056036 B2 JP 5056036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling medium
electronic component
medium passage
heat dissipation
metal casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007026589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008192884A (ja
Inventor
潤一 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007026589A priority Critical patent/JP5056036B2/ja
Publication of JP2008192884A publication Critical patent/JP2008192884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5056036B2 publication Critical patent/JP5056036B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

本発明は、電子部品装置の放熱構造に関し、より具体的には、基板に電子部品が載置された電子部品装置の放熱構造に関する。
近年、高速かつ大容量の情報の送受信を可能とする通信を実現すべく、通信機器等の電子機器は大容量を有することが求められている。そのため、電子機器の電力消費量は増大し、単位容積当たりの発熱量は増加の一途にある。
かかる発熱により、電子機器に搭載された電子部品及び当該電子機器の内部の温度は上昇し、当該温度が所定の規定値を超えると電子部品の誤動作や故障を招くおそれがある。
そのため、電子機器に搭載された電子部品を安定的に動作させるためには、電子部品の動作温度が所定の規定値を超えないように冷却することが必要であり、電子部品や電子部品が載置された基板から発せられる熱を放熱装置により電子機器の外部に放熱する態様が提案されている。
図1は、従来の電子部品装置の放熱構造の第1の例を示す図であり、図1(a)は側面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す電子部品装置1上に設けられた放熱装置5と、電子部品装置1の側方に設けられた空冷ファン10の正面図である。
なお、図1において斜線を付して示す電子部品装置1は、電子部品が配線基板上に実装された構造を備えるが、図1では詳細な図示を省略する。
図1を参照するに、従来の電子部品装置の放熱構造の第1の例にあっては、電子部品装置1の上面に放熱装置5が設けられている。放熱装置5は、放熱フィン(ヒートシンク)とも称され、伝導性金属である銅(Cu)、アルミニウム(Al)又はこれらの合金等から構成される。放熱装置5は、前記伝導性金属の板から成るベース部5−1と、ベース部5−1の上面に複数本設けられた柱状のピン5−2から構成される。
電子部品装置1の上面に、放熱装置5のベース部5−1が装着され、放熱装置5と電子部品装置1とは、機械的かつ熱的に接続された構造となっている。
また、電子部品装置1の側方には、電動式の空冷ファン10が設けられている。
かかる構造の下、電子部品装置1が作動すると発熱するが、当該熱は、放熱装置5のベース部5−1の平面方向に拡散され、更に、図1(a)において矢印で示すように、ベース部5−1の上面に複数本設けられたピン5−2に伝導する。
図1(b)において白抜きの矢印で示すように、電動式の空冷ファン10から送風され、当該熱を強制的に外部に放散して電子部品装置1が空冷される。
また、図2に示す態様も提案されている。ここで、図2は、従来の電子部品装置の放熱構造の第2の例を示す側面図である。
図2を参照するに、従来の電子部品装置の放熱構造の第2の例にあっては、電子部品装置1の上面に放熱シート15が設けられ、当該放熱シート15を構成する物質の熱放射(熱輻射)特性を利用した構造となっている。
より具体的には、下面に粘着面を備えた放熱シート15が、電子部品装置1の上面に貼り付けられている。
かかる構造の下、電子部品装置1が作動すると発熱するが、当該熱は、図2において小さい矢印で示すように、電子部品装置1の上面及び放熱シート15に熱伝導される。放熱シート15に伝導された熱は、図2において白抜きの矢印で示すように、熱エネルギーの電磁波放出として、即ち、放射熱として放散される。
そのほか、LSIチップが実装された基板を覆った蓋内に、冷却媒体として気体を噴入し、前記LSIチップに当該冷却媒体を直接接触させて強制冷却する構造(例えば、特許文献1参照)、ケース下部に半導体素子から発生する熱を放熱するヒートシンクを有する液冷式自冷ケースにおいて、ケース内の冷却用液体内にヒートシンクから放熱された熱をケース上面に対流させる領域と外気に面するケース側面の放熱領域が隔離するように、熱伝導率の低い熱絶縁性の材質から成る仕切り板を設けた構造(例えば、特許文献2参照)、情報処理装置のCPU等の局所発熱部品に適用される液冷構造であって、複数配管を有する受熱ヘッドのそれぞれの冷媒流路の流路断面積を変えることにより、また、前記流路の流れを妨げる抵抗体を設けることにより流量を制御する流量制御手段と、流路の抵抗体に温度によって大きく形状が変化する物質(例えばバイメタル)で構成される感温流量制御手段と、が設けられた液冷構造(例えば、特許文献3参照)、又は、ラック内に水冷構成を有し、水冷装置内蔵のキャビネットを構成する複数の柱内に水冷用冷却媒体の流路を設け、少なくとも1つの柱からラック内へ冷却媒体を供給し、ラック内で熱を吸収した冷却媒体を、残る柱のうち少なくとも1つの柱へ流出し各情報処理装置を冷却する構造(例えば、特許文献4参照)が提案されている。
実開平01−020742号公報 特開平10−32122号公報 特開2004−295718号公報 特開2002−374086号公報
しかしながら、図1に示す態様では、放熱装置5と周囲空気間の熱抵抗を十分に小さくするためには、放熱装置5のサイズや電子部品装置1における実装面積を大きくする必要があり、そのため、電子部品装置1を搭載する電子機器のサイズを大きくしなければならない。
また、図1に示す態様では、電子部品装置1の側方には、電動式の空冷ファン10が設けられているが、ファンの騒音が近年問題となっている。
更に、電動式の空冷ファン10による送風では、消費電力が大きくコストが高くなってしまう。
また、図2に示す態様では、放熱シート15を構成する物質の熱放射(熱輻射)特性を利用した構造となっているが、図1に示す態様の場合に比し放熱効果が得られない。更に、下面に粘着面を備えた放熱シート15を電子部品装置1の上面に貼り付けて長期間使用した場合、電子部品装置1からの発熱により、当該粘着面の粘着物質が液状化して流れ落ち、かかる粘着物質が、本来冷却が不要な他の電子部品に付着して冷却してしまい、逆に性能を劣化させてしまう等の二次災害が発生するおそれがある。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、空冷ファン等の特別な装置を設けることなく、簡易な小型化した構造の下、必要な放熱を実現して、冷却が必要な電子部品のみ冷却することができる電子部品装置の放熱構造を提供することを本発明の目的とする。
本発明の一観点によれば、
電子部品が実装された基板と、
前記電子部品を覆うように前記基板上に設けられた金属筐体と、を備え、
前記基板と前記金属筐体とに、空洞の冷却媒体通路が形成され、
前記基板の前記冷却媒体通路と前記金属筐体の前記冷却媒体通路とは連通して閉じた通路を構成し、
前記冷却媒体通路に冷却媒体が設けられることを特徴とする電子部品装置の放熱構造が提供される。
当該電子部品装置の放熱構造においては、前記冷却媒体は、液体セラミックであってもよい。
また、前記金属筐体は、上部金属筐体と下部金属筐体とを含み、前記基板の端部近傍は、前記上部金属筐体と前記下部金属筐体とに挟持され、当該基板の端部近傍には、前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成されていてもよい。
更に、内部に前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成された突起部が、前記下部金属筐体の下面上に設けられ、前記突起部の上面と前記基板の下面とが接し、前記基板において、前記突起部の前記上面と接している箇所には、前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成されていてもよい。前記突起部には、金属線材が巻き付けられており、前記金属線材の端部は、前記基板の接地層に接続していてもよい。
本発明によれば、空冷ファン等の特別な装置を設けることなく、簡易な小型化した構造の下、必要な放熱を実現して、冷却が必要な電子部品のみ冷却することができる電子部品装置の放熱構造を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明の原理について説明し、次いで、当該原理を利用した本発明の実施の形態について説明する。
[本発明の原理]
図3は、本発明の原理を説明するための図であり、本発明の原理に係る電子部品装置の放熱構造を示す断面図である。
図3を参照するに、本発明の原理に係る電子部品装置の放熱構造においては、上面に半導体デバイス等の電子部品20が実装された配線基板22上に、金属筐体24が設けられている。
金属筐体24は、略コの字型の断面形状を有し、上面部24−1及び上面部24−1の外周部から鉛直方向に延出形成された壁部24−2から構成される。
金属筐体24の上面部24−1は、電子部品20が搭載される図示を省略する電子機器の金属筐体等に接触している。
金属筐体24の壁部24−2の端部は、当該配線基板22の外周に沿うように形成されており、金属筐体24の壁部24−2の端面が配線基板22の端部近傍と接触している。
金属筐体24の上面部24−1及び壁部24−2の内部には、後述する冷却媒体が流動するための、空洞の冷却媒体通路25が形成されている。
一方、配線基板22の、図示を省略する接地層にも、後述する冷却媒体が流動するための空洞の冷却媒体通路26が形成されている。より具体的には、冷却媒体通路26は、配線基板22の接地層内において水平方向に形成された水平方向冷却媒体通路26−1と、当該水平方向冷却媒体通路26−1の端部から鉛直方向に延在形成された鉛直方向冷却媒体通路26−2と、から構成される。
金属筐体24が配線基板22の上面に載置され、金属筐体24の壁部24−2の端面が配線基板22の端部近傍と接触すると、金属筐体24の壁部24−2内の冷却媒体通路25と、配線基板22の鉛直方向冷却媒体通路26−2とは連通する。従って、金属筐体24が配線基板22の上面に載置されると、金属筐体24の内部に形成された冷却媒体通路25と、配線基板22の冷却媒体通路26とは、閉じた通路を形成する。金属筐体24の冷却媒体通路25と配線基板22の冷却媒体通路26には、液状の冷却媒体(図3においては黒色で示している)が設けられている。
かかる構造の下、配線基板22上に実装された電子部品20が動作して発熱すると、図3において細い矢印で示すように、熱は、配線基板22の冷却媒体通路26内に設けられた冷却媒体に吸収され、当該熱により暖められた冷却媒体は、金属筐体24の壁部24−2の内部の冷却媒体通路25を上方へと流れ、金属筐体24の上面部24−1内部の冷却媒体通路25に向かう。
一方、上述のように、金属筐体24の上面部24−1は、電子部品20が搭載される図示を省略する電子機器の金属筐体等に接触しているため、上面部24−1の冷却媒体通路25内の冷却媒体はかかる接触により冷却され、壁部24−2内部の冷却媒体通路25を下方へと流れ、配線基板22の冷却媒体通路26に向かう。
即ち、図3において白抜きの矢印で示すように、冷却媒体は自然回流し、これによって放熱を実現し、配線基板22上に実装された電子部品20及び配線基板22を冷却することができる。これが本発明の電子部品装置の放熱構造の原理である。
このような構造により、図1に示す空冷ファン10等の特別な装置を設けることなく、簡易な小型化した構造の下、必要な放熱を実現して、冷却が必要な電子部品20のみ冷却することができる。
[本発明の実施の形態]
以下、上述の原理を用いた本発明の実施の形態について説明する。
図4は、本発明の実施の形態にかかる電子部品装置の放熱構造を示す側面透視図であり、図5は、図4に示す電子部品装置の放熱構造を示す分解側面透視図であり、図6は、図4に示す電子部品装置の放熱構造の分解斜視図である。
図4乃至図6を参照するに、本発明の実施の形態にかかる電子部品装置の放熱構造は、半導体デバイス等の電子部品50−1乃至50−8と、上面に電子部品50−1乃至50−4が、下面に電子部品50−5乃至50−8が実装された配線基板60と、配線基板60の上部及び下部に設けられたアルミニウム(Al)等の金属から成る上部金属筐体100及び下部金属筐体200等から構成される。なお、図5及び図6においては、電子部品50の図示を省略している。
まず、上部金属筐体100の構造について説明する。
上部金属筐体100は、略コの字型の断面形状を有する。上部金属筐体100は、基部100−1と、基部100−1の外周の二辺から鉛直方向に延出形成された壁部100−2と、基部100−1の上面に設けられた上面部100−3と、から構成される。
上面部100−3は、電子部品50が搭載される図示を省略する電子機器の金属筐体等に接触している。
図6に示すように、上面部100−3には、複数のネジ締結用孔102が形成されている。ネジ締結用孔102は、上面部100−3を基部100−1の上面に設けることにより、基部100−1の上面の対応する箇所に形成された複数のネジ締結用孔103と連通し、図示を省略するネジをネジ締結用孔102及び103に設けることにより、上面部100−3と基部100−1とが締結される。
壁部100−2の端部は、配線基板60の外周に沿うように形成されており、上部金属筐体100の壁部100−2の端面が配線基板60の端部近傍と接触している。
基部100−1及び壁部100−2の内部には、後述する冷却媒体が流動(回流)するための、空洞の基部冷却媒体通路110−1及び壁部冷却媒体通路110−2が形成されている。
基部冷却媒体通路110−1は、基部100−1の内部において水平方向に形成されている(図6参照)。具体的には、基部100−1の内部の同一面上において一の方向を往復しながら当該一の方向と略垂直な方向に進行するように、即ち、基部100−1の内部の同一面内を蛇行するように、空洞の基部冷却媒体通路110−1が形成されている。従って、基部冷却媒体通路110−1内を流動する冷却媒体による基部100−1の冷却面積が大きく形成されている。基部冷却媒体通路110−1は、例えば、ルータを用いた切削加工により形成され、その直径は例えば1.5乃至2.0mmに設定してもよい。
基部冷却媒体通路110−1の端部は、壁部100−2の内部に鉛直方向に形成された空洞の壁部冷却媒体通路110−2の端部に連通している。壁部冷却媒体通路110−2は、例えば、ドリルを用いた機械加工により形成され、その直径は基部冷却媒体通路110−1と同様に例えば1.5乃至2.0mmに設定してもよい。
なお、図6では図示を省略しているが、図4及び図5に示すように、壁部冷却媒体通路110−2が形成されている箇所に対応する上面部100−3の箇所には冷却媒体供給用孔が形成され、上栓105により、かかる冷却媒体供給用孔は通常は封止されている。新たに冷却媒体を設ける場合に、上栓105による封止は解かれ、冷却媒体供給用孔から当該冷却媒体が供給される。
次に、下部金属筐体200の構造について説明する。
下部金属筐体200は、略櫛歯型の断面形状を有する。下部金属筐体200は、基部200−1と、基部200−1の外周の二辺から鉛直方向に延出形成された壁部200−2と、2つの壁部200−2の間において壁部200−2の配設方向と同じ方向に基部200−1の上面から延出形成された複数の配線基板接触突起部200−3と、下面部200−4と、から構成される。
壁部200−2の端部は、配線基板60の外周に沿うように形成されており、下部金属筐体200の壁部200−2の端面が配線基板60の端部近傍と接触している。
また、2つの壁部200−2の間において壁部200−2の配設方向と同じ方向に基部200−1の上面に形成された複数の配線基板接触突起部200−3の端面は、配線基板60の下面に接触している。配線基板接触突起部200−3は、例えば、ブロック状の金属筐体からルータを用いて切削することにより形成してもよく、また、図示を省略する孔を形成した板状部材を予め形成し、当該孔にネジを設けて、基部200−1の上面に締結してもよい。
基部200−1、壁部200−2、及び配線基板接触突起部200−3の内部には、後述する冷却媒体が流動(回流)するための、空洞の基部冷却媒体通路210−1、壁部冷却媒体通路210−2、突起部冷却媒体通路210−3が形成されている。
基部冷却媒体通路210−1は、基部200−1の内部において水平方向に形成されている。具体的には、基部200−1の内部の同一面上において一の方向を往復しながら当該一の方向と略垂直な方向に進行するように、即ち、基部200−1の内部の同一面内を蛇行するように、空洞の基部冷却媒体通路210−1が形成されている。従って、基部冷却媒体通路210−1内を流動する冷却媒体による基部200−1の冷却面積が大きく形成されている。基部冷却媒体通路210−1は、例えば、ルータを用いた切削加工により形成され、その直径は例えば1.5乃至2.0mmに設定してもよい。
基部冷却媒体通路210−1の端部は、壁部200−2の内部に鉛直方向に形成された空洞の壁部冷却媒体通路210−2の端部に連通している。壁部冷却媒体通路210−2は、例えば、ドリルを用いた機械加工により形成され、その直径は基部冷却媒体通路210−1と同様に例えば1.5乃至2.0mmに設定してもよい。
また、基部冷却媒体通路210−1は、配線基板接触突起部200−3の内部に鉛直方向に形成された空洞の突起部冷却媒体通路210−3に連通している。突起部冷却媒体通路210−3は、例えば、ドリルを用いた機械加工により形成され、その直径は基部冷却媒体通路210−1と同様に例えば1.5乃至2.0mmに設定してもよい。
なお、図6では図示を省略しているが、図4及び図5に示すように、壁部冷却媒体通路210−2が形成されている箇所に対応する下面部200−4の箇所には冷却媒体排出用孔が形成され、下栓205により、かかる冷却媒体排出用孔は通常は封止されている。新たに冷却媒体を設ける場合に、下栓205による封止を解いて古い冷却媒体を排出し、次いで、下栓205を設けると共に、上栓205による封止を解き、上述の冷却媒体供給用孔から当該冷却媒体が供給される。
次に、配線基板60の構造について説明する。
配線基板60は、接地層61の上下が信号層62及び63で挟持された構造を有する。信号層62に電子部品50−1乃至50−4が実装され、信号層63に電子部品50−5乃至50−8が実装される。
なお、信号層62及び63は、絶縁物で周囲が囲まれて接地層61に形成された接続経路64(図4及び図5参照)を介して接続されている。接続経路64は、信号層62上に実装された電子部品50−1乃至50−4と、信号層63上に実装された電子部品50−5乃至50−8との間の信号を接続させるパスとして機能する。
接地層61は、図6に示すように、接地層本体61−1の上下が接地層上面61−2及び接地層下面61−3で挟持された構造を有する。
接地層61の接地層本体61−1(図6参照)には、後述する冷却媒体が流動するための空洞の冷却媒体通路66が形成されている。
より具体的には、冷却媒体通路66は、接地層61の接地層本体61−1内において水平方向に形成された水平方向冷却媒体通路66−1と、当該水平方向冷却媒体通路66−1の端部から鉛直方向に延在形成された鉛直方向第1冷却媒体通路66−2と、一の端部が水平方向冷却媒体通路66−1に連結され、他の端部が突起部冷却媒体通路210−3の形成箇所に対応する箇所に位置するように鉛直方向に形成された鉛直方向第2冷却媒体通路66−3と、から構成される。
水平方向冷却媒体通路66−1は、接地層本体61−1の内部の同一面上において一の方向を往復しながら当該一の方向と略垂直な方向に進行するように、即ち、接地層本体61−1の内部の同一面内を蛇行するように形成されている。従って、水平方向冷却媒体通路66−1内を流動する冷却媒体による接地層本体61−1の冷却面積が大きく形成されている。
水平方向冷却媒体通路66−1は、例えば、ルータを用いた切削加工により、また、鉛直方向第1冷却媒体通路66−2及び鉛直方向第2冷却媒体通路66−3は、例えば、ドリルを用いた機械加工により形成され、その直径は例えば1.5乃至2.0mmに設定してもよい。
上部金属筐体100が配線基板60の上面に載置して、上部金属筐体100の壁部100−2の端面を配線基板60の端部近傍に接触させ、更に、下部金属筐体200が配線基板60の下面に載置して、下部金属筐体200の壁部200−2の端面が配線基板60の端部近傍に接触させ、配線基板接触突起部200−3の端面を配線基板60の下面に接触させると、上部金属筐体100の壁部100−2内の壁部冷却媒体通路110−2及び下部金属筐体200の壁部200−2内の壁部冷却媒体通路210−2と、配線基板60の接地層66の鉛直方向第1冷却媒体通路66−2と、は連通し、下部金属筐体200の配線基板接触突起部200−3の突起部冷却媒体通路210−3と、配線基板60の接地層66の鉛直方向第2冷却媒体通路66−3と、は連通する。
従って、上部金属筐体100を配線基板60の上面に載置し、下部金属筐体200を配線基板60の下面に載置すると、上部金属筐体100に形成された冷却媒体通路110と、下部金属筐体200に形成された冷却媒体通路210と、配線基板60の冷却媒体通路66とが、閉じた通路を形成する。各冷却媒体通路110、210及び66には、図4において黒色で示す冷却媒体が設けられている。
本例では、冷却媒体として、液状冷却媒体が用いられる。当該液状冷却媒体として、例えば、水や液体セラミック等を用いることができる。
液体セラミックは、酸化珪素と酸化アルミニウムの化合物と水とを1対1の割合で混ぜた液状のセラミックであり、放射率が約0.96である。液体セラミックのように1.0に近い値の放射率を有する液体を冷却媒体として用いることにより、より効率の良い放熱を実現することができる。
但し、冷却媒体は、これらの媒体に限られず、ヘリウム(He)ガス等の気体であってもよい。
かかる構造の下、配線基板60の上面に実装された電子部品50−1乃至50−4や、下面に実装された電子部品50−5乃至50−8が動作して発熱すると、図4において細い矢印で示すように、熱は、配線基板60の冷却媒体通路66−1内に設けられた冷却媒体に吸収される。
当該熱により暖められた冷却媒体は、斜線を付した矢印で示すように、上部金属筐体100の壁部100−2の内部の壁部冷却媒体通路110−2を上方へと流れ、上部金属筐体100の基部100−1内部の基部冷却媒体通路110−1に向かう。
一方、上述のように、上部金属筐体100の上面部100−3は、電子部品50が搭載される図示を省略する電子機器の金属筐体等に接触しているため、上面部100−3の下に位置する基部冷却媒体通路110−1内の冷却媒体はかかる接触により冷却される。
従って、冷却された冷却媒体は、白抜きの矢印で示すように、上部金属筐体100の壁部100−2内部の壁部冷却媒体通路110−2を下方へと流れ、配線基板66の鉛直方向第1冷却媒体通路66−2を介して下部金属筐体200の壁部200−2内部の壁部冷却媒体通路210−2を下方へと流れ、更に、下部金属筐体200の配線基板接触突起部200−3の突起部冷却媒体通路210−3及び配線基板66の鉛直方向第2冷却媒体通路66−3を介して配線基板66の水平方向冷却媒体通路66−1に向かう。
即ち、冷却媒体は、上部金属筐体100に形成された冷却媒体通路110と、下部金属筐体200に形成された冷却媒体通路210と、配線基板60の冷却媒体通路66とにより形成された閉じた通路内を自然回流し、これによって放熱が実現され、配線基板60に実装された電子部品50及び配線基板60を冷却することができる。
このように、本発明の実施の形態における電子部品装置の放熱構造においては、配線基板60に冷却媒体通路66を、上部及び下部金属筐体100及び200に冷却媒体通路110及び210を、機械加工により形成するだけで完成でき、従来必要であったヒートシンク及び空冷ファン(図1参照)等の特別な装置を設ける必要がない。従って、簡易な小型化した構造の下、必要な放熱を実現することができる。また、製造コストを低く抑えることができる。
更に、空冷ファンを設ける必要がないため、ファンによる騒音の問題の発生を回避することができる。
また、本発明の実施の形態における電子部品装置の放熱構造では、粘着物質が液状化して流れ落ちるおそれがあった粘着面を備えた放熱シート(図2参照)が用いられないため、冷却が必要な電子部品のみを冷却することができる。
本発明の実施の形態における電子部品装置の放熱構造は、例えば、回路規模が小さい高周波モジュールの筐体の放熱構造のほか、回路規模がやや大きめのユニットの筐体や装置の放熱構造にも適用することができる。例えば、金属筐体を使用する無線ユニットが存在する基地局装置全般に適用することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
例えば、配線基板60の接地層61にあっては、図6に示す構造のみならず、図7に示す構造を採用してもよい。ここで、図7は、図6に示す配線基板60の接地層61の構造の変形例を示す分解斜視図である。
図6に示す例では、下部金属筐体200の配線基板接触突起部200−3内に形成された突起部冷却媒体通路210−3の形成箇所に対応する箇所に位置するように形成された鉛直方向第2冷却媒体通路66−3は、1つの配線基板接触突起部200−3に対して、1つのみ形成されているが、図7に示す変形例においては、1つの配線基板接触突起部200−3(図6参照)に対して複数の鉛直方向第2冷却媒体通路66−3'が形成されている。
また、図6に示す例においては、上部金属筐体100の壁部100−2の内部に鉛直方向に形成された壁部冷却媒体通路110−2、及び下部金属筐体200の壁部200−2の内部に鉛直方向に形成された壁部冷却媒体通路210−2に連通している鉛直方向第1冷却媒体通路66−2は、2箇所にのみ形成されているが、図7に示す変形例においては、これよりも多くの数の鉛直方向第1冷却媒体通路66−2'が形成されている。
なお、この場合、図6に示す例では、水平方向冷却媒体通路66−1、鉛直方向第1冷却媒体通路66−2、及び鉛直方向第2冷却媒体通路66−3の直径は約1.5乃至2.0mmに設定されていたが、本例では、より多くの鉛直方向第1冷却媒体通路66−2'及び鉛直方向第2冷却媒体通路66−3'を形成するために、前記直径は約1.5乃至2.0mmよりも小さく設定してもよい。
このように、図7に示す変形例では、電子部品50が搭載された配線基板60(図4参照)から、より多くの熱を放出すべく、冷却媒体の流量を多くするために、鉛直方向第1冷却媒体通路66−2'及び鉛直方向第2冷却媒体通路66−3'の配設数を増やし、即ち、配線基板60内における冷却媒体の流入口及び流出口を増やし、多岐に冷却媒体を回流させている。
従って、図7に示す変形例では、放熱構造の大きさそのものを変えることなく、図6に示す例よりも更に冷却効率を向上させることができる。
また、冷却効率を向上させるために、図8に示す構造を採用してもよい。ここで、図8は、図4に示す下部金属筐体200の配線基板接触突起部200−3の構造の変形例を示す分解側面透視図である。
図8に示す変形例においては、配線基板60の鉛直方向第2冷却媒体通路66−3'に連結した突起部冷却媒体通路210−3が内部に鉛直方向に形成された下部金属筐体200の配線基板接触突起部200−3の夫々の外周面に、金属線材150が螺旋状に巻き付けられている。
金属線材150は、例えば銅(Cu)から成り、端部が配線基板60の上面に設けられた信号層62に実装された電子部品50−1乃至50−4の近傍の接地面に接地接続している。
かかる構造により、図8に示す変形例においては、放熱構造の大きさそのものを変えることなく、図4に示す例よりも更に放熱面積を増加させることができる。従って、冷却媒体の循環速度を向上させることができるため、冷却効率を更に向上させることができる。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1) 電子部品が実装された基板と、
前記電子部品を覆うように前記基板上に設けられた金属筐体と、を備え、
前記基板と前記金属筐体とに、空洞の冷却媒体通路が形成され、
前記基板の前記冷却媒体通路と前記金属筐体の前記冷却媒体通路とは連通して閉じた通路を構成し、
前記冷却媒体通路に冷却媒体が設けられることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
(付記2) 付記1記載の電子部品装置の放熱構造であって、
前記冷却媒体は、液体であることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
(付記3) 付記2記載の電子部品装置の放熱構造であって、
前記冷却媒体は、液体セラミックであることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
(付記4) 付記1乃至3いずれか一項記載の電子部品装置の放熱構造であって、
前記基板の前記冷却媒体通路は、前記基板の接地層に形成されていることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
(付記5) 付記1乃至4いずれか一項既済の電子部品装置の放熱構造であって、
前記金属筐体は、上部金属筐体と下部金属筐体とを含み、
前記基板の端部近傍は、前記上部金属筐体と前記下部金属筐体とに挟持され、
当該基板の端部近傍には、前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成されていることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
(付記6) 付記5記載の電子部品装置の放熱構造であって、
内部に前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成された突起部が、前記下部金属筐体の下面上に設けられ、
前記突起部の上面と前記基板の下面とが接し、
前記基板において、前記突起部の前記上面と接している箇所には、前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成されていることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
(付記7) 付記6記載の電子部品装置の放熱構造であって、
前記基板において、前記突起部の前記上面と接している箇所には、複数の前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成されていることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
(付記8) 付記5乃至付記7いずれか一項記載の電子部品装置の放熱構造であって、
前記上部金属筐体の上面又は前記下部金属筐体の下面には、前記冷却媒体通路が、前記上面又は前記下面内を蛇行するように形成されていることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
(付記9) 付記4乃至付記8いずれか一項記載の電子部品装置の放熱構造であって、
前記基板の前記接地層には、前記冷却媒体通路が、前記接地層の形成面内を蛇行するように形成されていることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
(付記10) 付記6乃至付記9いずれか一項記載の電子部品装置の放熱構造であって、
前記突起部には、金属線材が巻き付けられており、
前記金属線材の端部は、前記基板の前記接地層に接続していることを特徴とする電子部品の放熱構造。
(付記11) 基板に電子部品が実装された電子部品装置の放熱方法であって、
前記電子部品を覆うように前記基板上に設けられた金属筐体と前記基板とに連通形成され、且つ、閉じた通路を構成する冷却媒体通路に、冷却媒体を設け、
前記冷却媒体を自然回流させることにより前記電子部品装置の熱を放熱することを特徴とする電子部品装置の放熱方法。
(付記12) 付記11記載の電子部品装置の放熱方法であって、
前記冷却媒体は、液体であることを特徴とする電子部品装置の放熱方法。
(付記13) 付記12記載の電子部品装置の放熱方法であって、
前記冷却媒体は、液体セラミックであることを特徴とする電子部品装置の放熱方法。
従来の電子部品装置の放熱構造の第1の例を示す図である。 従来の電子部品装置の放熱構造の第2の例を示す図である。 本発明の原理を説明するための図であり、本発明の原理に係る電子部品装置の放熱構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態にかかる電子部品装置の放熱構造を示す側面透視図である。 図4に示す電子部品装置の放熱構造を示す分解側面透視図である。 図4に示す電子部品装置の放熱構造の分解斜視図である。 図6に示す配線基板の接地層の構造の変形例を示す分解斜視図である。 図4に示す下部金属筐体の配線基板接触突起部の構造の変形例を示す分解側面透視図である。
符号の説明
20、50−1、50−2、50−3、50−4、50−5、50−6、50−7、50−8 電子部品
22、60 配線基板
24 金属筐体
25、26 冷却媒体通路
62、63 信号層
61 接地層
66−1 水平方向冷却媒体通路
66−2 鉛直方向第1冷却媒体通路
66−3 鉛直方向第2冷却媒体通路
100 上部金属筐体
100−1 基部
100−2 壁部
100−3 上面部
110−1 基部冷却媒体通路
110−2 壁部冷却媒体通路
150 金属線材
200 下部金属筐体
200−1 基部
200−2 壁部
200−3 配線基板接触突起部
200−4 下面部
210−1 基部冷却通路
210−2 壁部冷却通路
210−3 突起部冷却通路

Claims (5)

  1. 電子部品が実装された基板と、
    前記電子部品を覆うように前記基板上に設けられた金属筐体と、を備え、
    前記基板と前記金属筐体とに、空洞の冷却媒体通路が形成され、
    前記基板の前記冷却媒体通路と前記金属筐体の前記冷却媒体通路とは連通して閉じた通路を構成し、
    前記冷却媒体通路に冷却媒体が設けられることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
  2. 請求項1記載の電子部品装置の放熱構造であって、
    前記冷却媒体は、液体セラミックであることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
  3. 請求項1又は2記載の電子部品装置の放熱構造であって、
    前記金属筐体は、上部金属筐体と下部金属筐体とを含み、
    前記基板の端部近傍は、前記上部金属筐体と前記下部金属筐体とに挟持され、
    当該基板の端部近傍には、前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成されていることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
  4. 請求項3記載の電子部品装置の放熱構造であって、
    内部に前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成された突起部が、前記下部金属筐体の下面上に設けられ、
    前記突起部の上面と前記基板の下面とが接し、
    前記基板において、前記突起部の前記上面と接している箇所には、前記冷却媒体通路が鉛直方向に形成されていることを特徴とする電子部品装置の放熱構造。
  5. 請求項4記載の電子部品装置の放熱構造であって、
    前記突起部には、金属線材が巻き付けられており、
    前記金属線材の端部は、前記基板の接地層に接続していることを特徴とする電子部品の放熱構造。
JP2007026589A 2007-02-06 2007-02-06 電子部品装置の放熱構造 Expired - Fee Related JP5056036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007026589A JP5056036B2 (ja) 2007-02-06 2007-02-06 電子部品装置の放熱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007026589A JP5056036B2 (ja) 2007-02-06 2007-02-06 電子部品装置の放熱構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008192884A JP2008192884A (ja) 2008-08-21
JP5056036B2 true JP5056036B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=39752688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007026589A Expired - Fee Related JP5056036B2 (ja) 2007-02-06 2007-02-06 電子部品装置の放熱構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5056036B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120020507A (ko) * 2010-08-30 2012-03-08 삼성전기주식회사 충전 모듈
CN109644553B (zh) * 2018-10-31 2021-10-08 北京比特大陆科技有限公司 电路板以及超算设备

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05166981A (ja) * 1991-12-18 1993-07-02 Nec Corp 集積回路の冷却構造
JP4284636B2 (ja) * 2001-03-23 2009-06-24 富士電機ホールディングス株式会社 金属基板
JP3846437B2 (ja) * 2003-03-17 2006-11-15 株式会社日立製作所 自動車用コントロールユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008192884A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7188484B2 (en) Heat dissipating structure for mobile device
KR101005404B1 (ko) 흡열 부재, 냉각 장치 및 전자 기기
JPH06112384A (ja) 集積回路用冷却装置
JP2007310716A (ja) 電子機器
US6625025B1 (en) Component cooling in electronic devices
US5829515A (en) Heat dissipator with multiple thermal cooling paths
JP2004319628A (ja) システムモジュール
JP2008098432A (ja) 電子部品の放熱装置
JP5056036B2 (ja) 電子部品装置の放熱構造
KR20040044705A (ko) 전기전자기기의 냉각장치 및 이를 장착한 전기전자기기
US6836409B1 (en) Component cooling in electronic devices
JP2006339223A (ja) Cpuの放熱構造
JPWO2003067949A1 (ja) 冷却機構及びこの冷却機構を用いた情報処理装置
JPH08204070A (ja) 電子部品の冷却構造
JP2002353668A (ja) 電子部品冷却装置および電子部品冷却システム
JP2001257494A (ja) 電子機器
CN116963455A (zh) 吸热机箱、电子组件、以及制作吸热机箱的方法
JP3700881B2 (ja) 冷却構造
US20050047085A1 (en) High performance cooling systems
JP2000332476A (ja) ヒートシンク
JP4635670B2 (ja) 電子機器ユニットの冷却構造
JP2006074029A (ja) 熱輸送デバイス
JP2012023146A (ja) ヒートシンク
JP2002232172A (ja) 電子部品の放熱装置
CN117202596A (zh) 头戴式电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5056036

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees