JP5055189B2 - 緊急放送情報配信装置及び緊急放送情報配信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、緊急放送情報配信装置及び緊急放送情報配信方法に関する。
デジタルテレビ放送において、地震などの災害や事件報道など緊急放送を受信できるものが提案されている。また、気象業務法の一部が改正された(平成19年法律第115号、同年11月21日公布、同年12月1日施行)。当該法律の改正により、気象庁は、発生した断層運動による地震動及び火山現象についての一般の利用に適合する予報及び警報を実施している(例えば、非特許文献1)。
上記の気象業務法の改正により、気象庁が緊急警報を配信することが可能になったことに基づき、一部の通信事業者によって気象庁からの緊急警報を当該緊急警報対象地域に在圏する携帯電話に配信するサービスが行われている。例えば、株式会社NTTドコモ(登録商標)では、エリアメール(登録商標)という名称でサービスを行っている(例えば、非特許文献2)。
また、気象庁から配信される緊急警報情報を放送受信端末に送信し、当該緊急警報情報を受信した放送受信端末が、放送波受信機能部を起動させ、緊急放送番組を受信し、ユーザに緊急放送を提示する緊急放送送受信システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−142744号公報 "緊急地震速報について"、[online]、気象庁、[平成20年3月24日検索]、インターネット〈URL:http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/EEW/kaisetsu/index.html〉 "緊急速報「エリアメール」"、[online]、株式会社NTTドコモ、[平成20年3月24日検索]、インターネット〈URL:http://www.nttdocomo.co.jp/service/anshin/areamail/〉
しかしながら、放送受信端末のユーザは、気象庁から配信される緊急警報情報を元に、放送受信端末に備える放送波受信機能部を起動させ、緊急放送番組を見るためにチャンネルを選局しても、必ずしもその放送局が緊急放送番組を放送しているとは限らない。また放送受信端末に対して緊急放送番組の選局情報を送信したとしても、放送受信端末は、自身が位置する地域以外の緊急放送番組の選局情報を受信した場合、放送地域外の放送波を受信できないため、そのような情報は不要である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その課題は、緊急放送番組が放送されている地域内に存在している放送受信端末に対してのみ、その緊急放送番組の選局情報を配信する緊急放送情報配信装置及び緊急放送情報配信方法を提供することである。
本発明に係る緊急放送情報配信装置は、緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信部と、緊急放送番組選局情報を含む放送局提供情報を受信し、当該受信した放送局提供情報に基づいて緊急放送番組の放送地域情報を特定する放送局提供情報受信部と、前記受信した緊急警報配信地域情報及び前記特定した放送地域情報に基づいて、災害に関する情報である報知情報に前記受信した緊急警報内容情報及び緊急放送番組選局情報のいずれか又は両方を含めることを決定し、当該報知情報を送信する地域を決定する報知情報決定部と、前記報知情報決定部による決定に基づいて、前記報知情報を送信する送信部とを備えたことを特徴とする。
他の態様による本発明に係る緊急放送情報配信装置は、緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信部と、地域毎に視聴可能な緊急放送番組の選局情報を記憶する番組情報記憶部と、前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報記憶部に記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にある場合には、災害に関する情報である報知情報に前記受信した緊急警報内容情報及び前記番組情報記憶部に記憶された緊急放送番組選局情報の両方を含めることを決定し前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報記憶部に記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にない場合には、前記報知情報に前記緊急警報内容情報を含めることを決定し、当該報知情報を送信する地域を決定する報知情報決定部と、前記報知情報決定部による決定に基づいて、前記報知情報を送信する送信部とを備えたことを特徴とする。
他の態様による本発明に係る緊急放送情報配信装置は、緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信部と、緊急放送番組選局情報を含む放送局提供情報を受信し、当該受信した放送局提供情報に基づいて地域毎の緊急放送番組の選局情報を特定する放送局提供情報受信部と、放送受信端末の宛先情報及び当該放送受信端末に関する情報を記憶するユーザ情報記憶部と、災害に関する情報である報知情報に前記緊急警報受信部が受信した緊急警報内容情報を含め、前記緊急警報受信部が受信した緊急警報配信地域情報に対応する地域を当該報知情報の送信地域として決定する報知情報決定部と、情報を放送受信端末へ送信する送信部と、前記報知情報決定部による決定に基づいて前記報知情報を前記送信部によって送信し、当該報知情報を受信した放送受信端末から基地局を介して送信された当該放送受信端末の情報及び当該基地局の情報を受信した後、当該受信した放送受信端末情報に応じた放送受信端末の宛先情報及び当該放送受信端末に関する情報を前記ユーザ情報記憶部から取得し、前記受信した基地局情報及び前記取得した放送受信端末に関する情報に応じた緊急放送番組の選局情報を前記放送局提供情報受信部から取得し、前記取得した宛先情報を宛先として前記取得した緊急放送番組の選局情報を前記送信部によって送信するように制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る緊急放送情報配信方法は、緊急放送情報配信装置における方法であって、緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信ステップと、緊急放送番組選局情報を含む放送局提供情報を受信し、当該受信した放送局提供情報に基づいて緊急放送番組の放送地域情報を特定する放送局提供情報受信ステップと、前記受信した緊急警報配信地域情報及び前記特定した放送地域情報に基づいて、災害に関する情報である報知情報に前記受信した緊急警報内容情報及び緊急放送番組選局情報のいずれか又は両方を含めることを決定し、当該報知情報を送信する地域を決定する報知情報決定ステップと、前記報知情報決定ステップによる決定に基づいて、前記報知情報を送信する送信ステップとを備えたことを特徴とする。
他の態様による本発明に係る緊急放送情報配信方法は、緊急放送情報配信装置における方法であって、緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信ステップと、地域毎に視聴可能な緊急放送番組の選局情報を記憶する番組情報記憶ステップと、前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報記憶ステップで記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にある場合には、災害に関する情報である報知情報に前記受信した緊急警報内容情報及び前記番組情報記憶ステップで記憶された緊急放送番組選局情報の両方を含めることを決定し前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報記憶ステップで記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にない場合には、前記報知情報に前記緊急警報内容情報を含めることを決定し、当該報知情報を送信する地域を決定する報知情報決定ステップと、前記報知情報決定ステップによる決定に基づいて、前記報知情報を送信する送信ステップとを備えたことを特徴とする。
他の態様による本発明に係る緊急放送情報配信方法は、緊急放送情報配信装置における方法であって、緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信ステップと、緊急放送番組選局情報を含む放送局提供情報を受信し、当該受信した放送局提供情報に基づいて地域毎の緊急放送番組の選局情報を特定する放送局提供情報受信ステップと、放送受信端末の宛先情報及び当該放送受信端末に関する情報を記憶するユーザ情報記憶ステップと、災害に関する情報である報知情報に前記緊急警報受信ステップで受信した緊急警報内容情報を含め、前記緊急警報受信ステップで受信した緊急警報配信地域情報に対応する地域を当該報知情報の送信地域として決定する報知情報決定ステップと、情報を放送受信端末へ送信する送信ステップと、前記報知情報決定ステップによる決定に基づいて前記報知情報を前記送信ステップによって送信し、当該報知情報を受信した放送受信端末から基地局を介して送信された当該放送受信端末の情報及び当該基地局の情報を受信した後、前記ユーザ情報記憶ステップにて記憶された、前記受信した放送受信端末情報に応じた放送受信端末の宛先情報及び当該放送受信端末に関する情報を取得し、前記受信した基地局情報及び前記取得した放送受信端末に関する情報に応じた緊急放送番組の選局情報を前記放送局提供情報受信ステップから取得し、前記取得した宛先情報を宛先として前記取得した緊急放送番組の選局情報を前記送信ステップによって送信するように制御する制御ステップとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、緊急放送番組が放送されている地域内に存在している放送受信端末に対してのみ、その緊急放送番組の選局情報を配信する緊急放送情報配信装置及び緊急放送情報配信方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。ただし、発明の範囲は本実施形態に限定されない。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においてもお互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(実施形態1)
本発明に係る緊急放送情報配信装置を備える放送番組配信システムの第1の実施形態を説明する。
[放送番組配信システムの構成]
まず、放送番組配信システムの構成について説明する。
図1に、放送番組配信システムの構成の一例を示す。放送番組配信システムは、緊急放送配信装置101、気象庁102、放送受信端末103、放送局104、及び放送基地局105を備えて構成される。図示しないが、放送番組配信システムは、複数の放送受信端末、及び複数の放送局を備えうる。
緊急放送配信装置101は、ワークステーション等のサーバ装置によって構成される。構成の詳細は、後述する。緊急放送配信装置101は、緊急警報情報106を気象庁102から直接又は放送局104を経由して受信する。緊急警報情報106は、地震や津波などの災害発生等を通知する気象庁102によって発令された警報の情報である。緊急放送配信装置101は、放送局提供情報107を放送局104から受信する。放送局提供情報107は、放送局104から災害発生等を報知するために放送される緊急放送番組についての情報を通知するための情報である。緊急放送配信装置101は、受信した緊急警報情報106及び放送局提供情報107の両方又は一方を含む報知情報108を放送端末装置103等の放送端末装置へ配信する。報知情報108とは、発生した災害に関する情報を含む情報として放送端末装置のユーザへ報知するための情報である。報知情報108を配信するための処理の詳細は、後述する。
気象庁102は、緊急警報情報を送信する気象庁のシステムである。気象庁102は、地震や津波などの災害が発生した際に、その警報を発令するために即座に緊急警報情報106を送信する。気象庁102から送信された緊急警報情報106は、緊急放送配信装置101又は放送局104が受信する。
図2に、気象庁102から送信される緊急警報情報106に含まれる情報の一例を示す。緊急警報情報106は、当該緊急警報情報106を配信する緊急警報配信地域の情報、及び当該地域に配信する緊急警報の内容の情報を含む。例えば、緊急警報情報106には、緊急警報配信地域である「地域A」において、「15秒後震度2の地震が発生します」という緊急警報情報が含まれている。
放送受信端末103は、エリアメールなどの電子メールの受信及びワンセグ機能によるテレビ視聴が可能な携帯電話等の端末装置である。放送受信端末103は、通信基地局(図示せず)を介して緊急放送配信装置101からの報知情報108、及び放送基地局105を介して放送局104からの放送波109を受信する。放送受信端末103は、受信した報知情報108及び放送波109に基づいて、緊急放送番組が放送されているチャンネルを選局し、放送受信端末103のユーザがその番組を視聴できるように提示する。
放送局104は、地震等の災害報知や事件報道などのための緊急放送番組をデジタルテレビ放送によって放送するための放送局のシステムである。放送局104は、放送基地局105を介して緊急放送番組を放送波109として送出する。放送局104は、緊急放送番組を放送する場合、その緊急放送番組についての情報である放送局提供情報107を緊急放送配信装置101へ送信する。
図3に、緊急放送配信装置101が放送局104又は他の放送局から受信した放送局提供情報の一例を示す。放送局提供情報は、放送局地域、及び緊急放送番組選局情報を含む。例えば、放送地域「地域A」における緊急放送番組選局情報は「25」という情報が含まれている。これは、地域Aにおいて、25chで緊急放送番組を視聴することができることを示している。
[緊急放送配信装置の構成]
次に、緊急放送配信装置の構成について説明する。
図4に、緊急放送配信装置の機能的な構成の一例を示す。緊急放送配信装置101は、放送局提供情報受信部202、緊急警報情報受信部203、報知情報決定部204、通信基地局情報記憶部205、送信部210、及び制御部211を備えて構成される。なお、説明の便宜上、各構成を図4のように示したが、各構成は統合又は分割されてもよく、また、ハードウェア構成を制限するものではない。以降に示す構成図においても同様である。
放送局提供情報受信部202は、放送局104から送信される放送局提供情報107を受信する。放送局提供情報受信部202の機能は、緊急放送配信装置101に備える通信装置(図示せず)等によって実現される。
緊急警報情報受信部203は、気象庁102又は放送局104から送信される緊急警報情報106を受信する。緊急警報情報受信部203の機能は、緊急放送配信装置101に備える通信装置等によって実現される。
報知情報決定部204は、報知情報108を送信する地域、及びその地域に送信される報知情報108に含める情報を決定する。報知情報決定部204の機能は、緊急放送配信装置101に備えるHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置(図示せず)に記憶された制御プログラム及び制御部211等の協働により実現される。
通信基地局情報記憶部205は、通信基地局情報を記憶する。通信基地局情報は、緊急放送配信装置101から放送受信端末103又は他の放送受信端末へ報知情報108を送信する際に経由する各通信基地局に関する情報であり、各基地局が通信可能なエリアの情報が含まれる。通信基地局情報記憶部205の機能は、緊急放送配信装置101に備えるHDD等の記憶装置(図示せず)等によって実現される。
図5に、通信基地局情報の一例を示す。通信基地局情報は、通信基地局ID情報、及び通信エリア情報を含む。例えば、通信基地局情報には、通信基地局IDが「基地局A」である基地局の通信可能なエリアは「地域A」であるという情報が含まれている。
送信部210は、報知情報決定部204によって決定された報知情報108及び通信基地局情報記憶部205に記憶された情報に基づいて、報知情報108を送信する。送信部210の機能は、緊急放送配信装置101に備える通信装置等によって実現される。
制御部211は、図示しないCPU(Central Processing Unit)等によって構成され、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)又はHDD等に記憶された制御プログラム等に従って、緊急放送配信装置101に備える各構成の全体制御を行う。制御部211は、その制御処理によって、後述する緊急放送配信装置101の動作や機能等を実現する。
[緊急放送配信装置の動作]
次に、緊急放送配信装置の動作について説明する。
図6に、緊急放送配信装置101が行う処理のフローの一例を示す。処理の制御は、制御部211が行う。
まず、気象庁102から配信、又は気象庁102から放送局104を経由して配信された緊急警報情報106が緊急警報情報受信部203によって受信され(ステップS308)、受信された緊急警報情報106が有する緊急警報配信地域情報から緊急警報内容を配信する地域が認識される(ステップS309)。
図2に示す例では、受信した緊急警報情報106によって、例えば、「12秒後震度4の地震が発生します」という情報を「地域C」に配信することが認識される。
また、放送局104から配信される放送局提供情報107が放送局提供情報受信部202によって受信され(ステップS301)、受信された放送局提供情報107から放送局が放送する緊急放送番組の放送地域が認識される(ステップS302)。
図3に示す例では、受信した放送局提供情報107によって、例えば、地域Aでは25chにて緊急放送番組が視聴可能であることが認識される。
次いで、ステップS309にて認識された緊急警報内容の配信地域と、ステップS302にて認識された緊急放送番組の放送地域とが報知情報決定部205によって比較され、地域が一致する情報が検索される(ステップS303)。
緊急放送番組の放送地域として認識された地域が、緊急警報内容の配信地域として認識されていない場合(ステップS304;放送局提供情報のみ有り)、この認識された地域を配信先とし、この地域に対応する緊急放送番組選局情報を含めた報知情報が報知情報決定部205によって作成される(ステップS305)。
また、緊急放送番組の放送地域として認識された地域が、緊急警報内容の配信地域として認識されている場合(ステップS304;両方あり)、この認識された地域を配信先とし、この地域に対応する緊急放送番組選局情報及び緊急警報内容を含めた報知情報が報知情報決定部205によって作成される(ステップS306)。
また、緊急放送番組の放送地域として認識されていない地域が、緊急警報内容の配信地域として認識されている場合(ステップS304;緊急警報信号のみ有り)、この認識された地域を配信先とし、この地域に対応する緊急警報内容の情報を含めた報知情報が報知情報決定部205によって作成される(ステップS310)。
次いで、ステップS305、S306、又はS310にて作成された報知情報の配信先の地域を通信エリアとする通信基地局が通信基地局情報記憶部205から特定され、当該特定された通信基地局に対して、報知情報がそれぞれ送信部210によって送信される(ステップS307)。
その後、報知情報を受信した通信基地局から、この通信基地局の通信エリアに在圏する放送受信端末103等に対して報知情報が(例えば、エリアメールとして)配信される。報知情報を受信した放送受信端末103は、報知情報に含まれる緊急警報情報及び放送局提供情報(又はいずれか一方)をディスプレイに表示する。放送受信端末103のユーザによって緊急放送番組を視聴することが指示されると、放送受信端末103は、受信した放送局提供情報に含まれる緊急放送番組選局情報に基づいて、放送受信端末103に備えるワンセグ機能を起動して選局情報に対応する放送をディスプレイに表示する。
具体的には、例えば、エリアメールを処理する放送受信端末103に備えるモジュールが、選局情報を認識し、選択可能なようにディスプレイに表示する。ユーザに選局情報が選択されてワンセグ機能が指示された場合に、エリアメールを処理するモジュールが選択された選局情報を引数としてワンセグ機能を起動する。
なお、放送局104は、気象庁102から緊急警報情報106が送信されても、早急に緊急放送番組を提供するとは限らない。また、放送局104からの放送局提供情報107の提供されない場合も想定される。このため、ステップS304において、緊急放送番組の放送地域として認識されていない地域が、緊急警報内容の配信地域として認識されている場合(ステップS304;緊急警報信号のみ有り)、この認識された地域で視聴可能なチャンネルリスト情報をステップS307にて報知情報108に含めても良い。
また、処理の順序は上記の方法に限定されず、例えば、ステップS303の処理に先立って、ステップS308で受信した緊急警報情報106を含む報知情報108を作成しても良い。
また、図2に示す緊急警報配信地域の値(例えば、「地域A」)、図3に示す放送地域の値(例えば、「地域A」)、及び図5に示す通信エリアの値(例えば、「地域A」)がそれぞれ同一レベルであるが、一の値が他の値を含む構成であってもよい。例えば、一の値が「関東」で他の値が「東京」であっても良い。ただし、この場合、「東京」が「関東」に属する概念であることを報知情報決定部204が判断するために使用される、地域に関するシソーラスDB(汎用的である必要はなく、本システムで利用する地域名に対応するDBで十分である)を緊急放送配信装置101は備えてもよい。
また、ワンセグ機能を備えていない放送受信端末が、緊急放送番組選局情報を含む報知情報を受信した場合、この放送受信端末は、受信した報知情報の緊急放送番組選局情報を無視(選局情報として認識しない)、又はディスプレイに選局情報を表示しないこととしてもよい。
以上のように、緊急警報情報受信部203が、緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を受信し、放送局提供情報受信部202が、放送地域情報及び緊急放送番組選局情報を受信し、報知情報決定部204は、受信された緊急警報配信地域情報及び放送地域情報に基づいて、受信された緊急警報内容情報及び緊急放送番組選局情報のいずれか又は両方を含む情報を報知情報として送信する地域を決定し、送信部210は、当該決定に基づいて報知情報108を送信する。
従って、緊急放送番組が放送されている地域内、又は緊急警報が発令されている地域内に存在している放送受信端末に対してのみ、緊急放送番組の選局情報又は緊急警報内容が緊急放送番組配信装置101によって配信される。そのため、放送受信端末は、遠方の地域で放送されている視聴不可能な緊急放送番組の選局情報などの不要な情報を受信せずにすむ。
また、緊急放送番組配信装置101は、報知情報108を通信基地局に対して送信し、通信基地局毎の通信エリアに在圏する放送受信端末に対して報知情報が配信されるため、放送受信端末の実際の位置に合致した緊急放送番組の選局情報等が放送受信端末に配信される。
また、放送受信端末は、放送受信端末の実際の位置を測位する機能を備えなくとも、放送受信端末の実際の位置に合致した情報を有する報知情報108が放送受信端末に配信される。
また、放送受信端末が位置測位機能を備える場合、位置測位の処理は、数秒の時間がかかる。そのため、放送受信端末による位置測位処理の結果に基づいて判断された配信先に報知情報108を配信するよりも、上記の構成による処理の方が、短時間で報知情報108を配信することが可能である。
また、緊急放送番組配信装置101によって報知情報108を配信する地域、及び報知情報108に含める情報が決定されるため、放送受信端末は、受信した情報の中から必要な緊急放送番組選局情報等の選別を行うための構成を備える必要がない。
(実施形態2)
次に、本発明に係る緊急放送情報配信装置を備える放送番組配信システムの第2の実施形態を説明する。
[構成]
実施形態2の放送番組配信システムの構成は、実施形態1の構成と同様であるため、説明は割愛する。
図7に、緊急放送配信装置の構成の一例を示す。緊急放送配信装置101は、実施形態1における緊急放送配信装置101の構成に加えて、放送局エリア情報記憶部206を備える。
放送局エリア情報記憶部206は、放送番組を視聴可能な地域を放送局毎に示す情報である放送局エリア情報を記憶する。
図9に、放送局エリア情報の一例を示す。放送局エリア情報は、放送局ID情報、及び放送地域情報を含む。例えば、放送局エリア情報には、放送局IDが「放送局B」である放送局が放送する放送番組は、「地域E」、「地域F」、及び「地域G」の地域にて視聴可能であることを示す情報が含まれている。
緊急放送配信装置101に備える他の構成については、実施形態1と同様であるため、説明は割愛する。
[緊急放送配信装置の動作]
次に、緊急放送配信装置の動作について説明する。
図10に、緊急放送配信装置101が行う処理のフローを示す。処理の制御は、制御部211が行う。
まず、気象庁102から配信、又は気象庁102から放送局104を経由して配信された緊急警報情報106が緊急警報情報受信部203によって受信され(ステップS308)、受信された緊急警報情報106が有する緊急警報配信地域情報から緊急警報内容を配信する地域が認識される(ステップS309)。
また、放送局提供情報受信部202は、放送局提供情報107を受信する(ステップS301)。放送局提供情報107には、放送局ID情報と当該放送局が放送する緊急放送番組選局情報が含まれる。
図8に、放送局提供情報107の一例示す。放送局提供情報107には、例えば、放送局IDが「放送局A」である放送局が放送する緊急放送番組選局情報は「23」chであるという情報が含まれている。
次いで、放送局提供情報107に含まれる放送局ID情報に対応する放送地域情報が放送局エリア記憶部206から抽出される(ステップS311)。
その後、図6に示す実施形態1と同様の処理を実施することにより、報知情報108を送信する地域を特定し、当該地域を通信エリアとする基地局から報知情報108を配信する。
(実施形態3)
次に、本発明に係る緊急放送情報配信装置を備える放送番組配信システムの第3の実施形態を説明する。
[放送番組配信システムの構成]
まず、放送番組配信システムの構成について説明する。
図11に、放送番組配信システムの構成の一例を示す。放送番組配信システムは、緊急放送配信装置101、気象庁102、放送受信端末103、及び放送基地局105を備えて構成される。
[緊急放送配信装置の構成]
次に、緊急放送配信装置の構成について説明する。
図12に、緊急放送配信装置101の構成の一例を示す。緊急放送配信装置101は、緊急警報情報受信部203、報知情報決定部204、通信基地局情報記憶部205、放送局エリア情報記憶部206、番組情報記憶部208、送信部210、及び制御部211を備えて構成される。
番組情報記憶部208は、地域毎に視聴可能な緊急放送番組の選局情報を記憶する。番組情報記憶部208の機能は、緊急放送配信装置101に備えるHDDやRAM等の記憶装置等によって実現される。番組情報記憶部208に記憶されている番組情報は、図11に示す番組情報110のような緊急放送配信装置101の外部に存在する情報を第三者の番組情報提供装置からインターネット網などを介して取得、又は放送局等から取得されても良い。
また、放送番組配信システムは、各地域で放送波を受信することにより緊急放送番組が放送されているかを検知可能な緊急放送番組検出装置(図示せず)を更に備え、当該緊急放送番組検出装置が緊急放送番組を検出した場合は、当該地域情報と緊急放送番組の選局情報を番組情報記憶部208に送信し、緊急放送番組の選局情報を格納してもよい。
緊急放送配信装置101に備える他の構成については、実施形態2と同様であるため、説明は割愛する。
[緊急放送配信装置の動作]
次に、緊急放送配信装置の動作について説明する。
図13に、緊急放送配信装置101が行う処理のフローを示す。処理の制御は、制御部211が行う。
まず、緊急警報情報受信部203は、気象庁102から送信された緊急警報情報106を受信する(ステップ501)。
次いで、受信した緊急警報情報106から緊急警報内容情報及び緊急警報情報を配信する地域が特定される(ステップS502)。
次いで、特定された緊急警報情報を配信する地域で、緊急放送番組を放送している地域情報及び緊急放送番組選局情報が番組情報記憶部208から報知情報決定部204によって抽出される(ステップS503)。
次いで、地域情報及び緊急放送番組選局情報が抽出された場合(ステップS504;有り)、抽出された地域情報を配信先として、当該地域で放送されている放送番組の抽出された選局情報及びステップS502で特定された緊急警報内容情報を含む報知情報108が報知情報決定部204によって作成される(ステップS505)。
また、地域情報及び緊急放送番組選局情報が抽出されなかった場合(ステップS504;無し)、ステップS502で特定された緊急警報内容情報を含む報知情報108が報知情報決定部204によって作成される(ステップS507)。
次いで、作成された報知情報108が、通信基地局情報記憶部205に記憶された情報に基づいて送信部210によって通信基地局へ送信される(ステップS506)。
(実施形態4)
次に、本発明に係る緊急放送情報配信装置を備える放送番組配信システムの第4の実施形態を説明する。
[構成]
実施形態4の放送番組配信システムの構成は、実施形態3の構成と同様であるため、説明は割愛する。
図14に、緊急放送配信装置の構成の一例を示す。緊急放送配信装置101は、実施形態3における緊急放送配信装置101の構成に加えて、番組情報一時保持部207を備える。
番組情報一時保持部207は、番組情報記憶部208から抽出された地域毎に視聴可能な緊急放送番組の選局情報を一時的に記憶する情報保持部である。番組情報一時保持部207は、記憶された情報を高速に検索可能な記憶装置等によって構成される。
[緊急放送配信装置の動作]
次に、緊急放送配信装置の動作について説明する。
図15に、緊急放送配信装置101が行う処理のフローを示す。処理の制御は、制御部211が行う。
なお、この処理は、同じ災害発生に関する緊急警報情報が気象庁102から連続して送信されることを前提としている。
まず、緊急警報情報受信部203は、気象庁102から送信された緊急警報情報106を受信する(ステップ501)。
次いで、受信した緊急警報情報106から緊急警報内容情報及び緊急警報情報を配信する地域が特定される(ステップS502)。
次いで、後述するステップS505が処理されてから一定時間が経過している場合(ステップS510;Yes)、ステップS503’へ進む。
次いで、ステップS503’において、ステップS502で特定された地域に対応する地域で視聴可能な緊急放送番組の選局情報が番組情報一時保持部207から検索される。
なお、ステップS503’において、ステップS502で特定された緊急警報内容情報を含む報知情報108が作成され、ステップS502で特定された地域に対応する地域に当該報知情報108が送信部210によって送信されてもよい。このように、以降の処理を行う前に、緊急警報内容情報のみを含む報知情報108を送信することで、緊急警報の第一報を放送受信端末103へ早急に送信することができる。
検索の結果、ステップS502で特定された地域に対応する選局情報があった場合(ステップS504;有り)、当該地域情報を配信先として、当該地域で放送されている放送番組の検索された選局情報及びステップS502で特定された緊急警報内容情報を含む報知情報108が報知情報決定部204によって作成される(ステップS505)。
次いで、作成された報知情報108が、通信基地局情報記憶部205に記憶された情報に基づいて送信部210によって通信基地局へ送信される(ステップS506)。
また、ステップS503’の検索の結果、ステップS502で特定された地域に対応する選局情報がなかった場合(ステップS504;無し)、ステップS509へ進む。
ステップS509において、番組情報記憶部208から所望の選局情報が検索され、あった場合は、その情報が番組情報一時保持部207に記憶され、ステップS505へ進む。なかった場合は、ステップS507へ進む。
ステップS507において、ステップS502で特定された緊急警報内容情報を含む報知情報108が報知情報決定部204によって作成され(ステップS507)、ステップS506へ進む。
また、ステップS501で緊急警報情報106を受信する毎に、S503'の検索を行うと検索時間が発生し、いちはやく緊急警報情報を放送受信端末に送信することができないことから、ステップS510において、ステップS505が処理されてから一定時間が経過していない場合(ステップS510;No)、すなわち、以前ステップS505が処理されてから長時間が経過していない場合、ステップS507へ進む。
このように、ステップS510において、ステップS505が処理されてから一定時間が経過していない場合(ステップS510;No)に、ステップS507に進むことにより、同じ内容の緊急放送番組の選局情報を含めずに報知情報108を作成することによって、報知情報108として再送信されることを極力減らすことができる。
以上の処理は、一例であり、この方法に限定されない。
例えば、番組情報一時保持部207に緊急放送番組の選局情報が記憶された後、緊急情報受信部203が番組情報一時保持部207で記憶している地域に配信される緊急警報情報106を緊急警報情報受信部203が一定時間受信しなかった場合は、当該緊急放送番組の選局情報を報知情報に含めて放送受信端末103に配信してもよい。
また、ステップS510における判断処理は、この方法に限定されず、例えば、緊急警報情報106を緊急警報信号受信部206で受信した後、ステップS510を一定回数(例えば、3回)通過した場合、又は一定時間(例えば、20分)が経過した場合、或いは、緊急警報情報106の受信間隔が一定時間(例えば、5分)以上となった場合、ステップS503’へ処理が進むこととしてもよい。
以上のように、この実施形態によれば、番組情報一時保持部207に保持されている情報から緊急放送番組の選局情報が検索されるため、選局情報を含む報知情報108を迅速に送信することができる。
(実施形態5)
次に、本発明に係る緊急放送情報配信装置を備える放送番組配信システムの第5の実施形態を説明する。
[構成]
実施形態5の放送番組配信システムの構成は、実施形態2と同様の構成であるため、説明は割愛する。
図16に、緊急放送配信装置の構成の一例を示す。緊急放送配信装置101は、実施形態2における緊急放送配信装置101の構成に加えて、ユーザ情報記憶部209を備える。
ユーザ情報記憶部209は、各放送受信端末のメールアドレス等、各放送受信端末の宛先情報を保持する。また、ユーザ情報記憶部209は、その他、放送受信機能等の対応している機能情報など、放送受信端末に関する情報を保持する。ユーザ情報記憶部209は、HDD等の記憶装置等によって構成される。
[緊急放送配信装置の動作]
次に、緊急放送配信装置の動作について説明する。
図17に、緊急放送配信装置101が行う処理のフローを示す。処理の制御は、制御部211が行う。
まず、緊急警報信号受信部203は、緊急警報情報106を受信する(ステップS601)。次いで、受信した緊急警報情報106に含まれる緊急警報配信地域が認識され(ステップS602)、認識された緊急警報配信地域を配信先として、受信した緊急警報情報106に含まれる緊急警報内容を含めた報知情報108が報知情報決定部204によって作成される(ステップS603)。次いで、報知情報108が送信部210によって送信される(ステップS604)。
ここで、ステップS604にて送信された報知情報108を受信した放送受信端末は、周知情報108を受信した旨の返答を、放送受信端末の情報(放送受信端末のID情報等)を含めて基地局(図示せず)を介して緊急放送配信装置へ送信する。
次いで、ステップS605において、放送受信端末からの返答を緊急放送配信装置に備える端末情報受信部(図示せず)が受信した後、当該受信した返答に含まれる放送受信端末情報に対応するユーザ情報がユーザ情報記憶部209に対して問い合わせされ、返答をした放送受信端末が保持する機能(例えば、デジタルラジオ、デジタルテレビ、FM等)の情報、及び放送受信端末の宛先(メールアドレス等)情報等が取得される。更に、取得された放送受信端末が保持する機能情報及び放送受信端末からの返答を受信した基地局の位置情報に応じた緊急放送番組の選局情報が放送局提供情報受信部207から取得される(ステップS605)。例えば、返答をした放送受信端末がデジタルラジオ機能を保持する場合は、返答を受信した基地局が位置する地域で放送されているデジタルラジオ放送の緊急放送番組の選局情報が取得される。
次いで、ステップS605で取得された緊急放送番組の選局情報が取得された放送受信端末の宛先(メールアドレス等)に対して送信される(ステップS606)。
以上の処理によれば、放送受信端末は、放送受信端末が保持する機能に応じた緊急放送番組の選局情報を取得することができる。
放送番組配信システムの構成の一例を示す概念図である。 緊急警報情報に含まれる情報の一例を示す図である。 放送局提供情報に含まれる情報の一例を示す図である。 緊急放送配信装置の構成を示すブロック図である。 通信基地局情報に含まれる情報の一例を示す図である。 緊急放送配信装置が行う処理フローの一例を示すフローチャートである。 緊急放送配信装置の構成を示すブロック図である。 放送局提供情報に含まれる情報の一例を示す図である。 放送局エリア情報に含まれる情報の一例を示す図である。 緊急放送配信装置が行う処理フローの一例を示すフローチャートである。 放送番組配信システムの構成の一例を示す概念図である。 緊急放送配信装置の構成を示すブロック図である。 緊急放送配信装置が行う処理フローの一例を示すフローチャートである。 緊急放送配信装置の構成を示すブロック図である。 緊急放送配信装置が行う処理フローの一例を示すフローチャートである。 緊急放送配信装置の構成を示すブロック図である。 緊急放送配信装置が行う処理フローの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
101 緊急放送配信装置
102 気象庁
103 放送受信端末
104 放送局
105 放送基地局

Claims (16)

  1. 緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信部と、
    緊急放送番組選局情報を含む放送局提供情報を受信し、当該受信した放送局提供情報に基づいて緊急放送番組の放送地域情報を特定する放送局提供情報受信部と、
    前記受信した緊急警報配信地域情報及び前記特定した放送地域情報に基づいて、災害に関する情報である報知情報に前記受信した緊急警報内容情報及び緊急放送番組選局情報のいずれか又は両方を含めることを決定し、当該報知情報を送信する地域を決定する報知情報決定部と、
    前記報知情報決定部による決定に基づいて、前記報知情報を送信する送信部と
    を備えたことを特徴とする緊急放送情報配信装置。
  2. 前記報知情報決定部は、前記受信した緊急警報配信地域情報及び前記特定した放送地域情報を比較し、前記緊急警報配信地域情報に対応する前記放送地域情報がない場合は、当該緊急警報配信地域情報に対応する前記受信した緊急警報内容情報を前記報知情報に含め、当該緊急警報配信地域情報に対応する地域を当該報知情報の送信地域とすることを決定することを特徴とする請求項1に記載の緊急放送情報配信装置。
  3. 前記報知情報決定部は、前記受信した緊急警報配信地域情報及び前記特定した放送地域情報を比較し、前記緊急警報配信地域情報に対応する前記放送地域情報がある場合は、当該緊急警報配信地域情報に対応する前記受信した緊急警報内容情報及び前記放送地域情報に対応する前記受信した緊急放送番組選局情報を前記報知情報に含め、当該緊急警報配信地域情報に対応する地域を当該報知情報の送信地域とすることを決定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の緊急放送情報配信装置。
  4. 前記報知情報決定部は、前記受信した緊急警報配信地域情報及び前記特定した放送地域情報を比較し、前記放送地域情報に対応する前記緊急警報配信地域情報がない場合は、当該放送地域情報に対応する前記受信した緊急放送番組選局情報を前記報知情報に含め、当該放送地域情報に対応する地域を当該報知情報の送信地域とすることを決定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の緊急放送情報配信装置。
  5. 通信基地局毎の通信可能なエリア情報を含む通信基地局情報が記憶された通信基地局情報記憶部を備え、
    前記送信部は、前記報知情報決定部により決定された送信地域を通信可能なエリアとする基地局情報を前記通信基地局情報記憶部から特定し、当該特定された基地局情報に対応する基地局に対して前記報知情報を送信すること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の緊急放送情報配信装置。
  6. 放送番組を視聴可能な地域を放送局毎に示す情報である放送局エリア情報を記憶する放送局エリア情報記憶部を備え、
    前記放送局提供情報受信部が受信する放送局提供情報は、放送局毎の緊急放送番組選局情報を有し、
    前記放送局提供情報受信部は、前記受信した放送局提供情報及び前記放送局エリア情報記憶部に記憶された放送局エリア情報に基づいて緊急放送番組の放送地域情報を特定すること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の緊急放送情報配信装置。
  7. 緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信部と、
    地域毎に視聴可能な緊急放送番組の選局情報を記憶する番組情報記憶部と、
    前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報記憶部に記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にある場合には、災害に関する情報である報知情報に前記受信した緊急警報内容情報及び前記番組情報記憶部に記憶された緊急放送番組選局情報の両方を含めることを決定し前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報記憶部に記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にない場合には、前記報知情報に前記緊急警報内容情報を含めることを決定し、当該報知情報を送信する地域を決定する報知情報決定部と、
    前記報知情報決定部による決定に基づいて、前記報知情報を送信する送信部と
    を備えたことを特徴とする緊急放送情報配信装置。
  8. 前記番組情報記憶部に記憶された情報は、インターネットを介して前記緊急放送情報配信装置の外部装置から、又は放送局から取得されることを特徴とする請求項7に記載の緊急放送情報配信装置。
  9. 前記報知情報に含めるために前記番組情報記憶部から抽出された、地域毎に視聴可能な緊急放送番組の選局情報を一時的に記憶し、当該記憶された情報を高速に検索可能な番組情報一時保持部を備え、
    前記報知情報決定部は、
    前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報一時保持部に記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にある場合には、前記報知情報に前記受信した緊急警報内容情報及び前記番組情報記憶部に記憶された緊急放送番組選局情報の両方を含めることを決定し前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報一時保存部に記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にない場合には、前記報知情報に前記緊急警報内容情報を含めることを決定し、当該報知情報を送信する地域を決定すること
    を特徴とする請求項7又は請求項8に記載の緊急放送情報配信装置。
  10. 前記送信部は、前記報知情報決定部による決定に基づいて行う報知情報の前記送信に先立ち、緊急警報受信部が受信した緊急警報情報に含まれる緊急警報内容情報を含めた報知情報を緊急警報配信地域情報に対応する地域に送信すること
    を特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の緊急放送情報配信装置。
  11. 前記送信部は、前記番組情報一時保持部に記憶された緊急放送番組の選局情報に対応する地域に配信される緊急警報情報を前記緊急警報情報受信部が予め設定された時間受信しなかった場合、当該地域に対応する前記番組情報一時保持部に記憶された緊急放送番組の選局情報を含めた報知情報を当該地域に送信することを特徴とする請求項10に記載の緊急放送情報配信装置。
  12. 前記送信部は、前記報知情報決定部による決定に基づいて行う緊急放送番組の選局情報を含んだ報知情報の前記送信を、予め設定された時間間隔毎に行うことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の緊急放送情報配信装置。
  13. 緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信部と、
    緊急放送番組選局情報を含む放送局提供情報を受信し、当該受信した放送局提供情報に基づいて地域毎の緊急放送番組の選局情報を特定する放送局提供情報受信部と、
    放送受信端末の宛先情報及び当該放送受信端末に関する情報を記憶するユーザ情報記憶部と、
    災害に関する情報である報知情報に前記緊急警報受信部が受信した緊急警報内容情報を含め、前記緊急警報受信部が受信した緊急警報配信地域情報に対応する地域を当該報知情報の送信地域として決定する報知情報決定部と、
    情報を放送受信端末へ送信する送信部と、
    前記報知情報決定部による決定に基づいて前記報知情報を前記送信部によって送信し、当該報知情報を受信した放送受信端末から基地局を介して送信された当該放送受信端末の情報及び当該基地局の情報を受信した後、当該受信した放送受信端末情報に応じた放送受信端末の宛先情報及び当該放送受信端末に関する情報を前記ユーザ情報記憶部から取得し、前記受信した基地局情報及び前記取得した放送受信端末に関する情報に応じた緊急放送番組の選局情報を前記放送局提供情報受信部から取得し、前記取得した宛先情報を宛先として前記取得した緊急放送番組の選局情報を前記送信部によって送信するように制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする緊急放送情報配信装置。
  14. 緊急放送情報配信装置における方法であって、
    緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信ステップと、
    緊急放送番組選局情報を含む放送局提供情報を受信し、当該受信した放送局提供情報に基づいて緊急放送番組の放送地域情報を特定する放送局提供情報受信ステップと、
    前記受信した緊急警報配信地域情報及び前記特定した放送地域情報に基づいて、災害に関する情報である報知情報に前記受信した緊急警報内容情報及び緊急放送番組選局情報のいずれか又は両方を含めることを決定し、当該報知情報を送信する地域を決定する報知情報決定ステップと、
    前記報知情報決定ステップによる決定に基づいて、前記報知情報を送信する送信ステップと
    を備えたことを特徴とする緊急放送情報配信方法。
  15. 緊急放送情報配信装置における方法であって、
    緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信ステップと、
    地域毎に視聴可能な緊急放送番組の選局情報を記憶する番組情報記憶ステップと、
    前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報記憶ステップで記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にある場合には、災害に関する情報である報知情報に前記受信した緊急警報内容情報及び前記番組情報記憶ステップで記憶された緊急放送番組選局情報の両方を含めることを決定し前記受信した緊急警報情報内の前記緊急警報配信地域情報が示す地域と同一の地域が前記番組情報記憶ステップで記憶された緊急放送番組の選局情報に示された地域にない場合には、前記報知情報に前記緊急警報内容情報を含めることを決定し、当該報知情報を送信する地域を決定する報知情報決定ステップと、
    前記報知情報決定ステップによる決定に基づいて、前記報知情報を送信する送信ステップと
    を備えたことを特徴とする緊急放送情報配信方法。
  16. 緊急放送情報配信装置における方法であって、
    緊急警報配信地域情報及び緊急警報内容情報を含む緊急警報情報を受信する緊急警報受信ステップと、
    緊急放送番組選局情報を含む放送局提供情報を受信し、当該受信した放送局提供情報に基づいて地域毎の緊急放送番組の選局情報を特定する放送局提供情報受信ステップと、
    放送受信端末の宛先情報及び当該放送受信端末に関する情報を記憶するユーザ情報記憶ステップと、
    災害に関する情報である報知情報に前記緊急警報受信ステップで受信した緊急警報内容情報を含め、前記緊急警報受信ステップで受信した緊急警報配信地域情報に対応する地域を当該報知情報の送信地域として決定する報知情報決定ステップと、
    情報を放送受信端末へ送信する送信ステップと、
    前記報知情報決定ステップによる決定に基づいて前記報知情報を前記送信ステップによって送信し、当該報知情報を受信した放送受信端末から基地局を介して送信された当該放送受信端末の情報及び当該基地局の情報を受信した後、前記ユーザ情報記憶ステップにて記憶された、前記受信した放送受信端末情報に応じた放送受信端末の宛先情報及び当該放送受信端末に関する情報を取得し、前記受信した基地局情報及び前記取得した放送受信端末に関する情報に応じた緊急放送番組の選局情報を前記放送局提供情報受信ステップから取得し、前記取得した宛先情報を宛先として前記取得した緊急放送番組の選局情報を前記送信ステップによって送信するように制御する制御ステップと
    を備えたことを特徴とする緊急放送情報配信方法。
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