JP3371285B2 - 緊急防災情報伝達システム及び緊急防災情報伝達方法 - Google Patents

緊急防災情報伝達システム及び緊急防災情報伝達方法

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JP3371285B2
JP3371285B2 JP25502199A JP25502199A JP3371285B2 JP 3371285 B2 JP3371285 B2 JP 3371285B2 JP 25502199 A JP25502199 A JP 25502199A JP 25502199 A JP25502199 A JP 25502199A JP 3371285 B2 JP3371285 B2 JP 3371285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は緊急防災情報伝達シ
ステム及び緊急防災情報伝達方法に関し、特に地震・津
波・気象等に関するN種類の防災情報を入力対象とし入
力された防災情報を伝達する緊急防災情報伝達システム
及び緊急防災情報伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在気象庁から発令される地震・津波・
気象等に関する緊急防災情報を利用者に伝達する手段と
しては通信衛星回線、地上有線専用回線、気象衛星ひま
わり、文字放送、FM放送、中波放送、インタネット
等、7種類の方法があり、それぞれ単独の方法にて伝達
している。
【0003】現在、上記以外の緊急防災情報の伝達方式
として、(財)日本気象協会がページャへ直接伝達する
方式が一部の地域で試験的に実施されている。この伝達
方式は、情報内容を選別せず全てのページャ所有者に対
し同一内容にて呼をかける方式である。
【0004】従来の多重放送情報出力装置の一例が、特
開平7−322224号公報に記載されている。図14
に示されているように、この従来の多重放送情報出力装
置は、TV放送とFM放送からのみの情報を受信する。
【0005】従来の文字放送受信機の一例が、特開平1
0−145751号公報に記載されている。図15に示
されているように、この従来の文字放送受信機は、文字
放送からのみ情報を受信し、CPUを使用しTVのブラ
ウン管のみに表示処理する。また、電源部は充電、蓄電
手段を有し一部の回路に対し常時電源を供給する。
【0006】従来の文字放送システムの一例が、特開平
9−18841号公報に記載されている。図16に示さ
れているように、この従来の文字放送システムは、文字
放送からのみ情報を受信し、制御部を使用しTVのブラ
ウン管のみに表示処理する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムでは、次のような問題がある。すなわ
ち、媒体の種類により大雨、大雪、大震災、電波干渉等
の影響を受け、信号伝達経路の断絶が発生する。したが
って、1種類だけの情報伝送媒体からの入手では情報入
手の遅延、又は欠損が生じるという欠点がある。以下に
各媒体の長所、短所及び情報伝送遅延、又は欠損を発生
させる要因を列挙する。
【0008】1.通信衛星回線は、日常の回線安定性が
良い、運用経費が高い、大雨、大雪、特に送信局所在地
での強い降雨又は降雪は全国一斉回線断をもたらすこと
がある。
【0009】2.地上有線専用回線は、日常の回線安定
性が良い、運用経費が高い、国→都道府県→市町村と縦
割り組織をファクシミリ伝送(FAX伝送)により伝達
するため末端まで伝達し終わるまで時間がかかる、また
大地震直後、商用電源停電、伝送機械倒壊等の影響で伝
達経路上のどこかの地域的なシステムダウンの可能性が
高い。
【0010】3.気象衛星は、大震災時の稼動性が良
い、設備導入経費が高い、UHF帯の周波数を使用して
いるため地上波の電波干渉を受けやすい。
【0011】4.文字放送は、大震災時の稼動性が良
い、運用経費が安価、送信局定期整備のため週1回、数
時間の電波停止がある。
【0012】5.FM放送は、大震災時の稼動性が良
い、運用経費が安価、民間放送局にて実施されており、
全国一律受信が可能ではない。
【0013】6.中波放送は、大震災時の稼動性が良
い、運用経費が安価、送信されるのは津波注意報、警報
と地震予報のみで、気象警報情報が伝達されない。
【0014】7.インタネットは、大地震直後、商用電
源停電、伝送機械倒壊等の影響で地域的システムダウン
の可能性が高い、またインタネット特有の遅延、データ
欠損の可能性があり、特に津波警報伝達には役に立たな
い可能性がある。
【0015】また、上述した従来のシステムにおいて、
異なった情報が同時に入ったとき多重処理が困難なた
め、1台のパーソナルコンピュータで複数の信号の受信
処理をすると受信の欠損を生じる可能性があるという欠
点がある。
【0016】さらにまた、地域名、緊急情報内容が文字
であったりコードであったりするためであることと、細
分化地域名称と緊急情報内容の順番が不統一であるた
め、多数の情報源からの多種にわたるデータを比較処理
するのは誤処理が発生しやすいという欠点もある。
【0017】また、従来のページャへの直接伝達方式で
は全てのページャ所有者全員に同一内容にて呼をかける
ため、情報内容を地域選択、警報情報内容選別をせず同
一緊急情報を全てのページャ所有者に一斉に伝達してし
まい、そのため関係のない警報で頻繁に呼び出される支
障が生じるという欠点がある。
【0018】さらにまた、データ出力管理を1ヶ所にて
集中的に行うため、利用者が所属する組織が大規模な場
合、利用者が多数の部署に分散し存在すると、人事異動
等の伝達先の変化に容易に追随できないという欠点があ
る。
【0019】なお、現在、地震・津波・気象に関する緊
急防災情報は、気象庁から各種の伝送媒体により国民に
提供されている。しかし、単一の伝送媒体ではどんな状
況でも迅速且つ完全に情報を伝達できない、最悪それら
の伝送系路上で何らかの障害が発生した場合これらの緊
急防災情報が途絶えたりすることになる。
【0020】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は情報源として
複数の伝送媒体を巧みに組み合わせ、情報を処理するこ
とにより、この不都合を克服し、災害対策等に重要な緊
急情報を遅延、欠損無く確実に受信し、この緊急情報を
内容により選別し、利用者が本システムの操作に従事し
ていない瞬間といえども、生成された発声により気づか
せ、更に必要な情報のみを必要としている利用者のみに
迅速に通知する緊急防災情報伝達システム及び緊急防災
情報伝達方法を提供することである。また、本発明の他
の目的は、複数伝送媒体の組み合わせによる緊急情報の
不要な重複出力処理は避けることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明による緊急防災情
報伝達システムは、地震・津波・気象等に関するN種類
(Nは自然数)の防災情報を入力対象とし入力された防
災情報を伝達する緊急防災情報伝達システムであって、
前記N種類の防災情報のうちのM種類(Mは自然数かつ
M≦N)の防災情報を利用してそれら防災情報に含まれ
ている防災地域情報が示している地域にその情報を送信
する情報送信手段を含み、前記情報送信手段は、前記防
災地域情報が示している地域と予め設定された地域とを
比較し、この比較結果が一致を示した場合において他の
防災情報が既にその地域に送信されていればその防災情
報の送信を抑止し不一致を示した場合にはその防災情報
の送信を行うようにしたことを特徴とする。
【0022】本発明による緊急防災情報伝達方法は、地
震・津波・気象等に関するN種類(Nは自然数)の防災
情報を入力対象とし入力された防災情報を伝達する緊急
防災情報伝達方法であって、前記N種類の防災情報のう
ちのM種類(Mは自然数かつM≦N)の防災情報を入力
する入力ステップと、この入力された防災情報を利用し
てそれら防災情報に含まれている防災地域情報が示して
いる地域にその情報を送信する情報送信ステップを含
み、前記情報送信ステップにおいて、前記防災地域情報
が示している地域と予め設定された地域とを比較し、こ
の比較結果が一致を示した場合において他の防災情報が
既にその地域に送信されていればその防災情報の送信を
抑止し不一致を示した場合にはその防災情報の送信を行
うようにしたことを特徴とする。
【0023】本システムにおいては、データ受信処理部
における信号入力の部分に通信衛星、地上専用電話回
線、気象衛星、文字放送、FM放送、中波緊急警報放
送、インタネットのうち2以上の情報伝達媒体から同時
に情報を受信し、受信した全データを蓄積し、受信した
各種の全データを統一的中間コードに変換して格納して
いる。また、データ出力処理部におけるソフトウェア処
理部分に、一定時間内に複数の情報伝達媒体から順次受
信した全情報を比較し、信号出力の部分に受信した警報
情報を地域名、警報内容等順不同で送信されても予め設
定した警報情報内容と一致を示した場合において他の防
災情報が既にその地域に送信されていればその防災情報
の送信を抑止している。
【0024】また、データ出力処理、データ伝達先テー
ブル入力処理は、複数のパーソナルコンピュータを用い
て実施している。
【0025】さらに、信号入力部分においては、緊急情
報を送信する各種媒体からの信号を平行して同時に受信
し、本システム内に蓄積するという動作と、複数の受信
媒体から一番先に受信した緊急情報を確実に検出すると
いう動作とを実行する。なお、データ出力部分において
は、利用者が必要とする警報情報のみを選び、利用者毎
に必要とする情報を発信する動作を実行する。
【0026】このように、複数の受信媒体から常時平行
受信しているため、どれかの受信媒体で情報受信の遅
延、欠損が生じたとしても、他の媒体を利用して受信す
ることができるのである。また、情報の選択を行ってい
るため、各々の複数の利用者が必要とする情報のみを入
手できるのである。
【0027】なお、各種情報伝送媒体より2以上の信号
の選択は、[発明が解決しようとする課題]において説
明したように、情報の得失を考慮し、以下のように行
う。すなわち、導入経費、運用経費が高くても確実な地
震、津波、気象情報の入手が必要な場合には、専用線経
由での信号を選択する。低額の導入経費、運用経費で確
実な地震、津波、気象情報の入手が必要な場合には、通
信衛星信号を選択する。導入経費が高くても確実な地
震、津波情報の入手が必要な場合には、気象衛星信号を
選択する。安価な経費で予備系として確実な地震、津
波、気象情報の入手が必要な場合には、文字放送信号を
選択する。海岸に面し、安価な経費で予備系として確実
な津波警報の入手が必要な場合には、中波放送信号を選
択する。安価な経費で予備系として伝送遅延はあっても
地震、津波、気象情報の入手が必要な場合には、インタ
ネット信号を選択する。導入経費、運用経費とも安価で
あることが必要な場合には、文字放送、中波放送、イン
タネット情報を主系として用いる。
【0028】以上のように本システムでは、気象庁発令
の地震・津波・気象警報等の各種情報発信媒体からの入
手確実性及び当該緊急防災情報の利用者への到達性を改
良しているのである。
【0029】なお、本システムは、都道府県庁、市町村
役所、警察、消防等の防災部門、農業、漁業関連、報道
機関、鉄道会社、電力会社、ガス会社、コンビナート、
マリーナ等に設置され、自然災害の被害を最小限に食い
止めるよう対処活動を起こす意志決定、防災担当者に対
する具体的指示伝達等に用いられる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1を参照すると、本発明の一実施の形態
としてのシステム系統図が示されている。図において、
通信衛星信号受信部1010は、通信衛星からの地震・
津波・気象緊急防災情報を、Kuバンドアンテナ101
1(汎用品)、通信衛星受信器1012(汎用品)にて
受信し、一時メモリに蓄えパーソナルコンピュータにて
構成するデータ受信主処理部1071に転送する。
【0032】MODEM1020(汎用品)は、専用線
からの地震・津波・気象緊急防災情報を受信し、一時メ
モリに蓄えシリアルインタフェースにてデータ受信主処
理部1071に転送する。
【0033】気象衛星信号受信部1030は、気象衛星
からの地震・津波緊急防災情報を、UHFバンドアンテ
ナ1031、気象衛星受信器1032(汎用品)にて受
信し、求む防災情報を抽出し、一時メモリに蓄えシリア
ルインタフェースにてデータ受信主処理部1071に転
送する。
【0034】データ受信主処理部1071は、通信衛星
受信器1012、MODEM1020、気象衛星受信器
1032からの防災信号を受信し、気象庁が定めた地域
コードと地域名との対応テーブルを参照することによっ
て、地域細分名称、緊急情報内容を特定し、統一的中間
コードに変換し、LAN設備1080にて接続されるデ
ータ格納処理部1073に転送し格納する。データ受信
主処理部1071には通常、処理負荷及びデータ多重化
の必要性を考慮し、通信衛星信号、専用線信号、気象衛
星信号のうちから目的にあったどれか1乃至2の信号を
選択し接続する。
【0035】文字放送信号受信部1040は、文字放送
からの地震・津波・気象緊急防災情報をVHF/UHF
アンテナ1041(汎用品)、文字放送受信器1042
(汎用品)にて受信し、一時メモリに蓄えパーソナルコ
ンピュータにて構成するデータ受信従処理部1072に
転送する。このテレビの文字放送からの緊急防災情報は
FM放送からの緊急防災情報に替えることが可能である
が、詳細な説明は当業者にとって容易に類推可能である
ため省略する。
【0036】中波放送信号受信部1050は、中波放送
からの東海地方地震予報、全国地域別津波警報、試験信
号を中波アンテナ1051(汎用品)、中波放送受信器
1052(汎用品改修)にて受信し、求む防災情報を抽
出し、前記信号を状態信号として保持する。この状態信
号をデータ受信従処理部1072にシステム構築上の負
荷状態にあわせ、シリアルインタフェースでもパラレル
インタフェースでも都合のいい方法にて転送する。
【0037】MODEM1060(汎用品)は、インタ
ネットからの地震・津波・気象緊急防災情報を受信し、
データ受信従処理部1072に転送する。このMODE
M1060はLAN設備1080経由でインタネットと
接続することが可能ならば不要となる。インタネットか
らの情報取得は電子メールにても可能である。また電子
メールはORBCOMM(Orbital Commu
nication)のような低軌道周回通信衛星によっ
て直接受信することも可能である。詳細は当業者にとっ
て容易に類推することが可能なため説明を省略する。
【0038】データ受信従処理部1072は、文字放送
受信器1042、中波放送受信器1052、MODEM
1060からの防災信号を受信し、地域細分名称、緊急
情報内容を特定し、統一的中間コードに変換し、LAN
設備1080経由にて接続されるデータ格納処理部10
73に転送し格納する。データ受信従処理部1072に
は通常、処理負荷及びデータ多重化の必要性を考慮し、
文字放送信号、中波放送信号、インタネット信号のうち
から目的にあった1乃至3の信号を選択し接続する。
【0039】パーソナルコンピュータにて構成するデー
タ出力主処理部1091は、LAN設備1080経由に
てデータ格納処理部1073より数秒程度の可変可能な
短時間周期にて新規防災情報の受信を確認すること、新
規データが格納されていればこれを取り出し、受信した
順に優先受信処理をすること、同一内容の情報では一定
時間無視する処理をすること、そのデータ内容を利用者
が事前に設定した地域及び警報内容と照合することを実
施する。更にデータ出力主処理部1091は、照合の結
果が一致する場合には、以下の出力制御を実施する。
【0040】1.本処理部付属のディスプレイ画面上の
日本地図、地域詳細地図上に警報発令の位置、内容を表
示する。
【0041】2.警報、注意報等の緊急度のランクに応
じた音色を生成し鳴動する。
【0042】3.警報の内容により予め登録した利用者
が携帯するページャに一般電話回線経由にて通報を行
う。
【0043】4.警報の内容により予め登録した利用者
が所属する部署、自宅等に設置されたファクシミリに一
般電話回線経由にて通報を行う。
【0044】5.警報の内容により予め登録した利用者
が所属する部署、自宅等に設置された電話器、防災担当
者が携帯する携帯電話器等に一般電話回線経由にて通報
を行う。
【0045】6.津波警報、地震情報、洪水警報、高潮
等緊急性の高い内容により無線、有線又はCATV等の
どれかの地域一斉同報送信設備経由にて地域居住民等に
対し警告を発し、避難勧告を行う。
【0046】パーソナルコンピュータにて構成するデー
タ出力従処理部1092は、データ出力主処理部109
1を補助するものである。このデータ出力従処理部10
92は、LAN設備1080経由で関連部署毎に複数台
接続が可能である。動作はデータ出力主処理部1091
と同じである。ただし、住民に対する情報発信の一元化
を図り、混乱を避けるため地域一斉同報送信設備への信
号出力処理を禁止している。細分化された利用者が所属
する組織毎にデータ出力処理を行う必要がある場合に用
いる。
【0047】無停電電源部1100は災害時の停電を補
助するもので、自家用発電機が起動するまでの電源を確
保するものである。これにより瞬間的な停電すらなく、
本システムの連続稼動を確実なものにすることができ
る。
【0048】次に、本発明の個々の構成の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0049】一般汎用品であるKuバンドアンテナ10
11、通信衛星受信器1012、MODEM1020、
UHFバンドアンテナ1031、気象衛星受信器103
2、VHF/UHFアンテナ1041、文字放送受信器
1042、MODEM1060は公知の技術にて当業者
が製作できるため説明を省略する。
【0050】また各汎用受信器はデータを一旦蓄えるメ
モリを内蔵するため、本システムではこれを使用するこ
とを前提としている。
【0051】中波放送信号受信部1050も一般汎用品
であるが、データ出力部は本システムに適合するよう工
夫を加えてあるので詳細に説明する。
【0052】図2は、中波放送信号受信部1050の構
成を示す系統図がである。同図において、中波放送信号
受信部1050の中波アンテナ1051は放送信号を受
信し、中波放送受信器1052の中波放送受信部201
0はこれを復調する。
【0053】緊急放送信号処理部2020は復調信号の
中から前述の各種緊急警報情報を抽出する。この場合、
復調信号の周波数(音声帯域内とする)をフィルタリン
グすることによって目的の情報を抽出する。緊急警報情
報は電波法、無線設備規則等に基づき第一種開始信号
(地震予知警報)、第二種開始信号(津波警報)、終了
信号、試験信号(月1回定期)がある。
【0054】状態保持部2030はこれらの情報を受信
していない状態又は受信している状態を保持する。状態
保持部の目的はデータ受信従処理部1072において他
の情報と重複して転送された場合に信号欠損を防ぐこ
と、及びデータ受信従処理部1072以降の諸設備が何
らかの理由で情報の転送ができない場合一定時間の間接
点信号が閉じたままの状態を保持しておくことである。
保持時間は利用者が1分単位で設定できる構造になって
おり、通常は60分としてある。
【0055】パラレルインタフェース出力制御部204
0は第一種開始信号(地震予知警報)、第二種開始信号
(津波警報)、終了信号、試験信号受信状態有り/無し
を0/1の電圧の形式にて各状態毎にパラレルデータに
て出力するものである。
【0056】シリアルインタフェース出力制御部205
0は第一種開始信号(地震予知警報)、第二種開始信号
(津波警報)、終了信号、試験信号受信状態有り/無し
をシリアル信号形式にて出力するものである。
【0057】図3は、データ受信主処理部1071及び
データ受信従処理部1072の構成を示す系統図であ
る。
【0058】これらの処理部1071及び1072は主
としてパーソナルコンピュータにて構成され、各種情報
伝送媒体からの情報入力を司る。主処理部1071は通
信衛星、専用線、気象衛星等データ入力の主系データの
うち1乃至3の情報受信処理を行うものである。従処理
部1072は文字放送、中波放送、インタネット等予備
系データの処理を行うものうち1乃至3の情報受信処理
を行うものである。
【0059】主系データである通信衛星からの入力デー
タは図1における汎用品である通信衛星受信器1012
においてバッファリングされ一時蓄積される。このデー
タは、図3中のPCIバスインタフェース部2101経
由にて本処理部1071に入力される。
【0060】主系データである専用線からの入力データ
は図1における汎用品であるMODEM1020におい
てバッファリングされ一時蓄積される。このデータは、
図3中のシリアルインタフェース部2102経由にて本
処理部1071に入力される。
【0061】主系データである気象衛星からの入力デー
タは、図1における汎用品である気象衛星受信器103
2においてバッファリングされ一時蓄積される。このデ
ータは、図3中のシリアルインタフェース部2103経
由にて本処理部に入力される。
【0062】予備系データである文字放送からの入力デ
ータは図1における汎用品である文字放送受信器104
2においてバッファリングされ一時蓄積される。このデ
ータは、図3中のPCIバスインタフェース部2104
経由にて本処理部に入力される。予備系データである中
波放送からの入力データは図1における汎用品である中
波放送受信器1052において状態保持手段に一時蓄積
される。このデータは、図3中のPCIバスインタフェ
ース部2105経由にて本処理部に入力される。このイ
ンタフェース部2105には、PCIバスインタフェー
スの代わりにシリアルインタフェースを用いても良い。
【0063】予備系データであるインタネットからのデ
ータ入力は図1における汎用品であるMODEM106
0においてバッファリングされ一時蓄積される。このデ
ータは、図3シリアルインタフェース部2106経由に
て本処理部に入力される。なお、本データ入力従処理部
がインタネット網とLAN設備1080(図1参照)経
由で常時接続されている場合は本シリアルインタフェー
ス2106は不要となる。
【0064】上記インタフェース部2102〜2106
経由で入力された情報は本処理部のマイクロプロセッサ
ユニット2108により制御され、LANインタフェー
ス部2110経由にて図1データ格納処理部1073に
転送される。キーボード2107,ディスプレイ210
9は本処理部の操作、受信状況監視に用いられる。
【0065】図4は、データ出力主処理部1091及び
データ出力従処理部1092a〜1092nの構成を示
す系統図である。両処理部1071及び1072は、ほ
ぼ同じ構成であるが、従処理部1072にPCIバスイ
ンタフェース部3090及び地域一斉同報送信設備イン
タフェースボード3100が含まれない点で構成が異な
る。
【0066】LANインタフェース部3010はLAN
設備1080(図1)経由にてデータ格納処理部107
3より変化可能な短時間周期にて新規防災情報の受信を
確認し、新規データが格納されていればこれを取り出
す。受信確認周期は通常5秒に設定するが利用者により
1秒単位で設定可能である。
【0067】マイクロプロセッサユニット3020はそ
のデータ内容を利用者が事前に設定した地域及び警報内
容と照合し、照合が合致する場合ディスプレイ3030
の画面上の日本地図、地域詳細地図上に警報発令の位
置、内容を表示し、同時に音声発声部3040にて警
報、注意報等の緊急度のランクに応じた音色をリズムを
つけて生成し鳴動する出力制御を行う。
【0068】なお、事前に設定した地域とは、気象業務
法、施行令、その他細則等で規定されるもので、東京の
例を挙げると東京23区、東京多摩東部、東京多摩西部
等というものである。また、警報、注意報は気象業務
法、施行令、その他細則等で規定されるもので、例を挙
げると大雨警報、洪水警報、津波警報(注意報)等とい
うものである。
【0069】マイクロプロセッサユニット3020はそ
のデータ内容を利用者が事前に設定した地域及び警報内
容と照合し、照合結果が一致する場合更に、シリアルイ
ンタフェース部3050、MODEM3060より警報
の内容により予め登録した防災担当者が携帯するページ
ャに一般電話回線経由にて通報処理を行う。また警報の
内容により予め登録した防災担当部署、担当者自宅等に
設置されたFAXに一般電話回線経由にて通報を行う。
【0070】マイクロプロセッサユニット3020はそ
のデータ内容を利用者が事前に設定した地域及び警報内
容と照合し、照合結果が一致する場合更に、PCIイン
タフェースボード部3070、電話回線インタフェース
ボード3080より一般電話回線経由にて警報の内容に
より予め登録した防災担当部署、利用者自宅等に設置さ
れた電話器、利用者が携帯する携帯電話器等に通報を行
う。
【0071】マイクロプロセッサユニット3020はそ
のデータ内容を利用者が事前に設定した地域及び警報内
容と照合し、照合結果が一致する場合更に、PCIイン
タフェースボード部3090、地域一斉同報送信設備イ
ンタフェースボード3100より津波、地震、洪水、高
潮等緊急性の高い内容により地域一斉同報送信設備経由
にて地域居住民等に対し警告を発し、避難勧告を行う。
【0072】キーボード3100より、緊急情報伝達先
電話番号、システム動作確認のための試験情報、利用者
又は居住民等に対する訓練等の目的で信号電文等を入力
する。
【0073】以上詳細に実施例の構成を述べたが、図1
のKuバンドアンテナ1011、通信衛星受信器101
2、MODEM1020、UHFバンドアンテナ103
1、気象衛星受信器1032、VHF/UHFアンテナ
1041、文字放送受信器1042、中波アンテナ10
51、MODEM1060は、当業者にとってよく知ら
れており、また本発明とは直接関係しないので、その詳
細な構成の説明は省略する。なお、インタネットには常
時接続しても良いし、定期的に接続しても良い。インタ
ネットによる電子メールで防災情報を受信しても良い。
【0074】次に図1に示されている、情報源多重化地
震・津波・気象緊急防災情報伝達システムの動作(緊急
防災情報伝達方法)について、図5のフローチャートを
参照して説明する。
【0075】図5において、システム起動時スタート4
010から動作が開始し、緊急情報入力処理4020を
待つ。緊急情報の受信が確認されれば、データ格納処理
部1073においてデータ格納処理4030が行われ
る。ここでは地域細分名称及び緊急情報内容の順番整列
及び統一中間コードへの変換処理とハードディスクへの
格納処理4031と、事前設定可能な格納期間管理処理
4032が行われる。格納期間は1日、1月、1年単位
で可変としており、利用者の選択で自由に設定できる。
しかし、格納所用サイズが残容量を超えそうになる場合
は自動的に一定量データを削除する。
【0076】データ出力主処理部1091及びデータ出
力従処理部1092はハードディスクからの読み出し処
理4040を一定時間間隔で常時行う。
【0077】地域判定4051では事前に設定した関連
地域基準テーブル4052の地域名と受信した全文の中
から地域名の文字列を比較し、合致しているか否かを判
定する。一致していなければ、ディスプレイ3030上
の地図に管理対象外警報の表示4053及び運用記録処
理4121を実施しスタート4010に戻り次の情報入
力待機にはいる。
【0078】運用記録処理4121では予め設定してあ
る記録期間管理テーブル4122により保管期間を管理
し運用記録4120を行う。
【0079】もし地域名が事前設定と一致していれば警
報種別判定4061を行う。ここでは警報種別基準テー
ブル4062に事前設定した警報内容と受信した警報内
容全文の文字列を比較し、合致しているか否を判定す
る。一致していなければ、ディスプレイ3030上に管
理対象外警報の表示4053及び運用記録処理4121
を実施しスタート4010に戻り次の情報入力待機には
いる。
【0080】もし一致していれば他の受信システムから
も同一警報が一定時間内に入力していないか判定407
1を行う。同一の警報が既に入力していればディスプレ
イ3030上に管理対象外警報表示4053及び運用記
録処理4121を実施しスタート4010に戻り次の情
報入力待機にはいる。一定時間内に同種の警報が受信さ
れた場合は後に受信した情報は無視し、重複伝達を避け
る。しかし中波放送からの津波警報は人命に関わるほど
緊急のため、また発令頻度も低いため重複伝達をする。
【0081】同一の警報が入力していなければ利用者に
とって重要な警報と判断し、警報音発声4080を行
う。警報音は注意報、警報、地震震度、津波警報、大津
波警報等によりリズムをつけたり音色を変えて緊急度が
利用者に分かるような音を出力する。
【0082】続いてディスプレイ4081の地図上に警
報表示を行う。地図は全国サイズと拡大することにより
利用者の地域が詳細に判断できるようなサイズをもうけ
る。続いて、職員伝達フロー4090において、予め作
成しておいた伝達先テーブル4094に記載された宛先
にページャ4091、FAX4092、一般電話、携帯
電話4093、により伝達する。
【0083】続いて住民伝達フロー4100において予
め作成しておいた放送文基準テーブル4102より警報
内容に適合した放送文を選択し、地域一斉同報送信設備
4101による伝達を行う。その後全ての伝達が終了し
たことのディスプレイ表示4053及び運用記録処理4
121を実施しスタート4010に戻り次の情報入力待
機にはいる。
【0084】現在の標準的OSであるWindows9
5/Windows98(Windowsは米国Mic
rosoft社の登録商標、以下同様)には49.7日
以上の連続稼動をするとハングアップする欠点が公知の
事実になっている。これを補うため本システムでは1ヶ
月に1回の自動リセット処理4110を行っている。こ
れを実施することにより、定期的にOS及び本システム
の自動再立上げを行うことにより、メモリ環境等のリフ
レッシュを自動的に実施し、連続運転の信頼性を高める
ことができる。
【0085】利用者の運用管理とシステムのメンテナン
スのため運用記録処理4120を行っている。記録期間
管理4122では運用記録ファイル保管期間を設定し、
保存期間内か期間外であるかを判定する。記録期間内で
あれば運用内容を追記し、期間外であれば自動的に削除
処理を行う。運用記録処理4121においては、利用者
運用管理ファイルには警報受信年月日、時刻、警報内
容、伝達結果を記録する、メンテナンス用ファイルには
更にシステム各部の動作状況も記録する。
【0086】このように、上記実施例では、複数情報同
時受信、個々の受信器にてデータ蓄積をしているので、
緊急防災情報を遅延、欠損を生ずることなく確実に受信
できる。
【0087】さらには、本実施例では、個々の受信器に
データ蓄積手段が設けられているので、1台のパーソナ
ルコンピュータで複数の信号の受信処理もできる。
【0088】しかも、本実施例では、情報内容を地域別
の選択、警報情報内容選別を実施し、情報伝達先管理も
行っているので、必要な情報を必要な利用者のみに伝達
できる。
【0089】更に伝達先管理を各部署配備の個々の伝達
先基準テーブルを変更することにより、人事異動等に対
し迅速な対応がとれるという効果もある。
【0090】本発明の他の実施例について説明する。そ
の実施例において、その基本的構成は上記の通りである
が、システムの単純化と低価格化についてさらに工夫し
ている。その構成の一例が図6に示されている。本構成
例は入力信号数が少ない場合で、データ受信処理部の負
荷が軽く主処理部/従処理部のように分割することな
く、データ出力処理も併せて1台の処理部で統合的に処
理可能となる。本構成例は、情報入手確実性重視低コス
ト型として自治体防災部門等で用いられる。気象庁から
の緊急防災情報を通常時は通信衛星から主に入手し、強
い降雨、降雪時は文字放送からの情報を予備として使用
する。大震災直後には通信衛星、文字放送とも回線断と
なる可能性があり、津波警報の受信予備として中波放送
を使用する。
【0091】本図において、通信衛星信号受信部101
0は、通信衛星からの地震・津波・気象緊急防災情報
を、Kuバンドアンテナ1011、通信衛星受信器10
12にて受信し、一時メモリに蓄えパーソナルコンピュ
ータにて構成するデータ統合処理部5011にPCIバ
ス経由にて転送し、ここでも一時メモリに蓄える。
【0092】文字放送信号受信部1040は、文字放送
からの地震・津波・気象緊急防災情報をVHF/UHF
アンテナ1041、文字放送受信器1042にて受信
し、一時メモリに蓄えPCIバス経由にてパーソナルコ
ンピュータで構成するデータ統合処理部5011に転送
し、ここでも一時メモリに蓄える。
【0093】中波放送信号受信部1050は、中波放送
からの東海地方地震予報、全国地域別津波緊急防災情
報、試験信号を中波アンテナ1051、中波放送受信器
1052にて受信し、求む防災情報を抽出し、前記信号
を状態信号として保持する。この状態信号をデータ統合
処理部5011にシステム構築上の負荷状態にあわせ、
シリアルインタフェースでもパラレルインタフェースで
も都合の良い方法にて転送する。本受信部については図
2等を参照して既に説明しているので、説明を省略す
る。
【0094】データ統合処理部5011は、通信衛星受
信器1012、文字放送受信器1042、中波放送受信
器1052からの防災信号を受信し、格納する。
【0095】更に、データ統合処理部5011は、格納
されているデータを数秒程度の変化可能な短時間周期に
て新規防災情報の受信を確認すること、新規データが格
納されていればこれを取り出すこと、そのデータ内容を
利用者が事前に設定した地域及び警報内容と照合するこ
とを実施する。さらに、データ統合処理部5011は、
照合結果が一致を示した場合に、以下の出力制御を実施
する。
【0096】1.データ統合処理部5011付属のディ
スプレイ5012上の日本地図、地域詳細地図上に警報
発令の位置、内容を表示する。
【0097】2.警報、注意報等の緊急度のランクに応
じた音色を生成し鳴動する。
【0098】3.警報の内容により予め登録した利用者
が携帯するページャに一般電話回線経由にて通報を行
う。
【0099】4.警報の内容により予め登録した利用者
が所属する部署、自宅等に設置されたFAXに一般電話
回線経由にて通報を行う。
【0100】5.警報の内容により予め登録した利用者
が所属する部署、自宅等に設置された電話器、防災担当
者が携帯する携帯電話器等に一般電話回線経由にて通報
を行う。
【0101】6.津波警報、地震情報、洪水警報、高潮
等緊急性の高い内容により地域一斉同報送信設備経由に
て地域住民に対し警告を発し、避難勧告を行う。
【0102】データ出力制御については、図4等を参照
して既に説明したので、その説明を省略する。
【0103】無停電電源部1100は災害時の停電を補
助するもので、自家用発電機が起動するまでの電源を確
保するものである。これにより瞬間的な停電すらなく、
本システムの連続稼動を確実なものにすることができ
る。
【0104】図6に示す本発明の他の実施例である情報
源多重化地震・津波・気象緊急防災情報伝達システム入
出力統合処理型システムの動作は、図5を参照して既に
説明した内容から当業者が類推できるので、その説明を
省略する。
【0105】このように、本実施例では、データ受信処
理部1070とデータ出力処理部1090を統合し1台
のパーソナルコンピュータにより情報入/出力処理して
いるので、システムを単純化しコスト低下の効果が得ら
れる。
【0106】図6に示す構成の文字放送信号受信部10
40をインタネット又は電子メールを受信するMODE
M等で構成しても良い。こうすることにより、情報入手
料、設備投資額の低減が図れるという効果が得られる。
本構成例を図7に示す。この場合でも中波放送信号受信
部1050は最も緊急性の高い津波警報受信のため沿岸
地域では必要である。
【0107】更に他の実施例として信号受信を、文字放
送信号受信部1040と中波放送信号受信部1050に
て構成することである。こうすることにより、運用経
費、設備導入経費を更に低減できる効果が得られる。
【0108】図8に示すように、インタネット又は電子
メール信号はORBCOMのような低軌道周回通信衛星
にても情報取得可能である。この実施例の詳細は前項と
大差なく当業者にとって容易に実施可能なため説明を省
略する。更に別の実施例として、図6〜図8における防
災放送送信設備を館内放送設備に置き換え構成すること
である。こうすることにより、1つの建造物内に在籍す
る所員、社員のみを対象とし緊急情報の一斉告知ができ
る効果が得られる。本項の実施例は以下の実施例にも適
用可能である。
【0109】更に別の実施例として、図6〜図8におけ
る一般電話回線経由での情報伝達先であるページャ、電
話、FAXのどれかまたは全てを使用目的にあわせ削除
することである。本項の実施例は以下の実施例にも適用
可能である。
【0110】本発明のその他の実施例について図9を参
照して説明する。同図では、上記[発明が解決しようと
する課題]において説明した各情報の得失を考慮し、さ
らに工夫している。同図において、本例では、情報入手
確実性重視型として自治体防災部門等で用いられる。気
象庁からの緊急防災情報を通常時は降雨、降雪時に強い
専用線から主に入手し、通信衛星、文字放送またはイン
タネットからの情報を予備として使用する。大震災直後
には専用線、通信衛星、文字放送どれかの最も早く到達
した情報を使用する。図中の各部の動作の詳細及び効果
は前述の通りのため省略する。
【0111】本発明のその他の実施例について図10を
参照して説明する。同図では、上記[発明が解決しよう
とする課題]において説明した各情報の得失を考慮し、
さらに工夫している。同図において、本例では、大雨、
大雪、洪水監視型として各種工事事務所等で用いられ
る。気象庁からの緊急防災情報を通常時は比較的廉価な
通信衛星から主に入手し、大雨、大雪時は文字放送また
はインタネットからの情報を予備として使用する。図中
の各部の動作の詳細及び効果は前述の通りのため省略す
る。
【0112】本発明のその他の実施例について図11を
参照して説明する。同図では、上記[発明が解決しよう
とする課題]において説明した各情報の得失を考慮し、
さらに工夫している。同図において、本例では、地震、
津波情報重視型として海岸沿いの自治体、消防、警察等
で用いられる。気象庁からの緊急防災情報を通常時は大
震災に強い気象衛星から主に入手し、文字放送またはイ
ンタネットからの情報を予備として使用する。大震災直
後には、津波警報の受信予備として中波放送を使用す
る。図中の各部の動作の詳細及び効果は前述の通りのた
め省略する。
【0113】本発明のその他の実施例について図12を
参照して説明する。同図では、上記[発明が解決しよう
とする課題]において説明した各情報の得失を考慮し、
さらに工夫している。同図において、本例では、地震、
津波情報重視低コスト型として海岸沿いの自治体、消
防、警察等で用いられる。気象庁からの緊急防災情報を
通常時は文字放送またはインタネットから入手する。大
震災直後には、津波警報の受信予備として中波放送を使
用する。図中の各部の動作の詳細及び効果は前述の通り
のため省略する。
【0114】本発明のその他の実施例について図13を
参照して説明する。同図では、上記[発明が解決しよう
とする課題]において説明した各情報の得失を考慮し、
さらに工夫している。同図において、本例では、雷注意
報重視低コスト型として雷の発生しやすい自治体、ゴル
フ場等で用いられる。気象庁からの緊急防災情報を通常
時は文字放送、インタネットの両方又はどちらか一方か
ら入手する。図中の各部の動作の詳細及び効果は前述の
通りのため省略する。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力情報
源多重化によりいかなる場合でも受信障害を減ずること
ができるため、データ受信の欠損の頻度を低減できると
いう効果がある。また、多重化された情報源からの受信
信号の受信順に従って、優先処理、一定時間内無視処理
を実施しているため、情報伝達の遅延時間を短縮できる
という効果がある。さらに、地域名称及び警報内容を表
す文字列の順番を区別することなく、その内容を気象庁
制定の細分化地域名称及び警報内容文字列比較し、各文
字列から気象庁制定のコードに合致させた統一中間コー
ドを生成し、同一の地域名、警報内容のコードテーブル
と比較するようにしたため、複数の情報源から取得した
任意のかつ順不同の文字列からでも細分化地域名称と緊
急情報内容を判別できるという効果がある。
【0116】また、警報内容により緊急度が分かるよう
音色を変えた警報音をデータ出力処理部より発するた
め、利用者が他業務遂行中、または休憩中でも防災情報
発令にすぐ気がつくことができるという効果がある。さ
らに、地域選択、警報情報内容選別を行った上で、伝達
先管理を実施するため、利用者が自分に関係のない警報
で頻繁に呼び出されることが無くなるという効果があ
る。
【0117】さらにまた、LANに接続された部門毎の
データ出力従処理部より自部門の伝達先テーブルを変更
可能にしたため、伝達先の人事異動等による変更処置が
利用者の所属する部門毎に実施できるという効果があ
る。さらに、データ出力従処理部のキーボードから任意
の文字情報を入力できる手段を具備したため、任意の伝
達用コメントにて平常時のシステム動作確認、防災訓
練、その他職員一斉伝達ができるという効果がある。
【0118】また、各データ処理部に自動リフレッシュ
手段を具備し、定期的にシステムをリセットしているた
め、OSであるWindowsの連続運転に関する不安
定性を補うことができるという効果がある。さらに、デ
ータ出力処理部のディスプレイ上の日本地図上に瞬時に
位置と警報内容を表示するため、緊急防災情報を受信し
て一瞬で発令された地域、警報内容が判断できるという
効果がある。なお、データ出力部が複数の伝達媒体から
緊急防災情報を出力するため、緊急防災情報を各々の利
用者に対してそれぞれ最適な通信手段によって伝達でき
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による緊急防災情報伝達システムの実施
の一形態を示すシステム系統図である。
【図2】図1中の中波放送信号受信部の構成を示す系統
図である。
【図3】図1中のデータ受信主処理部及びデータ受信従
処理部の構成を示す系統図である。
【図4】図1中のデータ出力主処理部及びデータ出力従
処理部の構成を示す系統図である。
【図5】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すシステム系統図
である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すシステム系統図
である。
【図8】
【図9】本発明の他の実施の形態を示すシステム系統図
である。
【図10】本発明の他の実施の形態を示すシステム系統
図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示すシステム系統
図である。
【図12】本発明の他の実施の形態を示すシステム系統
図である。
【図13】本発明の他の実施の形態を示すシステム系統
図である。
【図14】従来の緊急防災情報伝達システムの一例を示
すシステム系統図である。
【図15】従来の緊急防災情報伝達システムの他の例を
示すシステム系統図である。
【図16】従来の緊急防災情報伝達システムの他の例を
示すシステム系統図である。
【符号の説明】
1010 通信衛星信号受信部 1011 Kuバンドアンテナ 1012 通信衛星受信器 1020 MODEM 1030 気象衛星信号受信部 1031 UHFバンドアンテナ 1032 気象衛星受信器 1040 文字放送信号受信部 1041 VHF/UHFアンテナ 1042 文字放送受信器 1050 中波放送信号受信部 1051 中波アンテナ 1052 中波放送受信器 1060 MODEM 1070 データ受信処理部 1071 データ受信主処理部 1072 データ受信従処理部 1073 データ格納処理部 1080 LAN設備 1090 データ出力処理部 1091 データ出力主処理部 1092a〜1092n データ出力従処理部 1100 無停電電源部 2010 中波放送受信部 2020 緊急放送信号処理部 2030 状態保持部 2040 パラレルインタフェース出力制御部 2050 シリアルインタフェース出力制御部 2101、2104、2105 PCIバスインタフェ
ース部 2102、2103 2106、3050 シリアルインタフェース部 2107、3110 キーボード 2108、3020 マイクロプロセッサユニット 2109、3030 ディスプレイ 2110、3010 LANインタフェース部 3040 音声発信部 3060 MODEM 3070、3090 PCIバスインタフェース 3080 電話回線インタフェースボード 3100 地域一斉同報送信設備インタフェースボード 5011 データ統合処理部 5012 データ統合処理部付属のディスプレイ 5020 周回通信衛星信号受信部 5021 周回通信衛星信号受信アンテナ 5022 周回通信衛星信号受信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/04 H04M 11/04 H04N 7/025 H04N 7/16 E 7/03 H04Q 9/00 301A 7/035 301B 7/16 311J H04Q 7/38 361 9/00 301 H04B 7/26 109T H04N 7/08 A 311 361 (56)参考文献 特開 昭61−97798(JP,A) 特開 昭63−62100(JP,A) 特開 平10−40484(JP,A) 特開 平6−268771(JP,A) 特開 平11−175867(JP,A) 特開 平11−143350(JP,A) 実開 平1−72696(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 23/00 - 31/00 H04H 1/00 H04M 3/42 H04M 11/04 H04Q 9/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地震・津波・気象等に関するN種類(N
    は自然数)の防災情報を入力対象とし入力された防災情
    報を伝達する緊急防災情報伝達システムであって、前記
    N種類の防災情報のうちのM種類(Mは自然数かつM≦
    N)の防災情報を利用してそれら防災情報に含まれてい
    る防災地域情報が示している地域にその情報を送信する
    情報送信手段を含み、 前記情報送信手段は、前記防災地域情報が示している地
    域と予め設定された地域とを比較し、この比較結果が一
    致を示した場合において他の防災情報が既にその地域に
    送信されていればその防災情報の送信を抑止し不一致を
    示した場合にはその防災情報の送信を行うようにした
    とを特徴とする緊急防災情報伝達システム。
  2. 【請求項2】 前記情報送信手段は、前記N種類の防災
    情報を自システム内における統一的中間コードに変換
    し、この変換された中間コードを処理対象とすることを
    特徴とする請求項1に記載の緊急防災情報伝達システ
    ム。
  3. 【請求項3】 気象注意報、警報、地震震度、津波警
    報、大津波警報等、前記防災情報の内容の緊急度に応じ
    て音色を変えて鳴動する手段を更に含むことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の緊急防災情報伝達システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記情報送信手段は、前記緊急防災情報
    をページャ又はその一斉同報網、一般電話、携帯電話、
    ファクシミリ又はその一斉同報網等の一般通信媒体にて
    利用者毎に必要な情報のみを選択して送信することを特
    徴とする請求項1〜のいずれかに記載の緊急防災情報
    伝達システム。
  5. 【請求項5】 商用電源が停電状態であってもシステム
    を動作させるための電力を供給する無停電電源手段を更
    に含むことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載
    の緊急防災情報伝達システム。
  6. 【請求項6】 前記防災情報を前記防災地域情報に応じ
    て地図情報と共に表示する表示手段を更に含むことを特
    徴とする請求項1〜のいずれかに記載の緊急防災情報
    伝達システム。
  7. 【請求項7】 前記情報送信手段は、前記緊急防災情報
    を、一般居住民及び居合わせた非居住民に対して、無
    線、有線又はCATV等の防災用地域一斉同報送信設備
    によっても送信することを特徴とする請求項1〜のい
    ずれかに記載の緊急防災情報伝達システム。
  8. 【請求項8】 前記情報送信手段は、前記緊急防災情報
    の代わりに緊急防災訓練用の情報を、一般居住民及び居
    合わせた非居住民に対して、送信することを特徴とする
    請求項1〜のいずれかに記載の緊急防災情報伝達シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記情報送信手段による送信処理の運用
    を記録する運用記録手段を更に含むことを特徴とする請
    求項1〜のいずれかに記載の緊急防災情報伝達システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記防災情報は、通信衛星からの信号
    を受信して抽出されることを特徴とする請求項1〜
    いずれかに記載の緊急防災情報伝達システム。
  11. 【請求項11】 前記防災情報は、地上専用電話回線信
    号を受信して抽出されることを特徴とする請求項1〜
    のいずれかに記載の緊急防災情報伝達システム。
  12. 【請求項12】 前記防災情報は、気象衛星からの信号
    を受信して抽出されることを特徴とする請求項1〜
    いずれかに記載の緊急防災情報伝達システム。
  13. 【請求項13】 前記防災情報は、VHF又はUHFの
    地上波テレビ放送における文字放送信号を受信して抽出
    されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載
    の緊急防災情報伝達システム。
  14. 【請求項14】 前記防災情報は、地上波FM放送から
    の信号を受信して抽出されることを特徴とする請求項1
    のいずれかに記載の緊急防災情報伝達システム。
  15. 【請求項15】 前記防災情報は、中波ラジオ放送の緊
    急警報放送信号を受信して抽出されることを特徴とする
    請求項1〜のいずれかに記載の緊急防災情報伝達シス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記防災情報は、インタネットからの
    信号を受信して抽出されることを特徴とする請求項1〜
    のいずれかに記載の緊急防災情報伝達システム。
  17. 【請求項17】 地震・津波・気象等に関するN種類
    (Nは自然数)の防災情報を入力対象とし入力された防
    災情報を伝達する緊急防災情報伝達方法であって、前記
    N種類の防災情報のうちのM種類(Mは自然数かつM≦
    N)の防災情報を入力する入力ステップと、この入力さ
    れた防災情報を利用してそれら防災情報に含まれている
    防災地域情報が示している地域にその情報を送信する情
    報送信ステップを含み、 前記情報送信ステップにおいて、前記防災地域情報が示
    している地域と予め設定された地域とを比較し、この比
    較結果が一致を示した場合において他の防災情報が既に
    その地域に送信されていればその防災情報の送信を抑止
    し不一致を示した場合にはその防災情報の送信を行うよ
    うにした ことを特徴とする緊急防災情報伝達方法。
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