JP5054997B2 - 折り目形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、折紙に折り目を形成し、折紙を折り易くする折り目形成装置に関するものである。
従来の折紙は、正方形に形成され、折り畳むことによって、鶴、舟、人形等を製作するものである。この折り畳みは、正確に行わないと、出来上がった作品の見栄えが非常に悪いものになる。そのため、製作する前に折り目を形成する。例えば、対向する頂点を重ね合わせて三角形を形成するように折り畳んで斜めに伸びる折り目を形成したり、対向する辺を重ね合わせて長方形を形成するように折り畳んで略中央の位置に真っ直ぐに伸びる折り目を形成したりする。しかし、このような折り目を正確に形成することは、幼児や子ども、手先の不器用な人には難しく、結局折り目を形成しても、折り目自体が不正確であるため、見栄えの良い作品を製作することができなかった。従って、折紙の折る位置を示す折り線を印刷しておくことが考えらている(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3085035号公報
しかし、折紙は、最初から折り線を印刷しておくと、見た目が悪いという問題点があった。また、出来上がった作品に折り線が見えると、興趣に欠けるという問題点があった。そのため、折紙は、最初から単一色無模様が望ましい。そこで、特殊インキで折り線を印刷し、折り線が時間の経過に伴って消失する折紙も考えられるが、折紙自体が高価になってしまうという問題点が新たに発生した。なお、折紙は、例え折り線が印刷されていたとしても、折り線に沿って正確に折れるとは限らない。
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、折紙に折り目を形成し、誰でもその折り目に沿って正確に折紙を折ることができ、見栄えの良い作品を簡単に製作することができる折り目形成装置を提供することを目的とする。
本願請求項1に係る折り目形成装置は、上記目的を達成するため、下記の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)基台と、折り目形成部材と、押圧部材とからなること。
(ロ)折り目形成部材は、矩形状の平板と、平板の表面及び裏面に形成された、折紙に折り目を形成する折り目稜線と、平板の表面又は裏面に形成された折り目稜線に載せた折紙の動きを規制する規制部材とを有すること。
(ハ)基台の上面には、折り目形成部材を案内する案内部材と、折り目形成部材の平板の表面又は裏面を支持する支持突起が形成されていること。
(ニ)前記支持突起は、リング状に延設され、前記折り目形成部材の折り目稜線を挿通させる切り欠きを備えていること。
(ホ)押圧部材は、折り目稜線に載せた折紙を折り目稜線に押し付けて、折紙に折り目を形成する弾性部材が設けられていること。
本願請求項2に係る折り目形成装置は、上記目的を達成するため、下記の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)収容ケースと、折り目形成部材と、押圧部材とからなること。
(ロ)収容ケースは、矩形箱状に形成され、基台と、基台の周縁に形成された側壁とからなり、上部が開放されていること。
(ハ)折り目形成部材は、矩形状の平板と、平板の表面及び裏面に形成された、折紙に折り目を形成する折り目稜線と、平板の表面又は裏面に形成された折り目稜線に載せた折紙の動きを規制する規制部材とを有すること。
(ニ)基台の上面には、折り目形成部材を案内する案内部材と、折り目形成部材の平板の表面又は裏面を支持する支持突起が形成されていること。
(ホ)前記支持突起は、リング状に延設され、前記折り目形成部材の折り目稜線を挿通させる切り欠きを備えていること。
(ヘ)押圧部材は、折り目稜線に載せた折紙を折り目稜線に押し付けて、折紙に折り目を形成する弾性部材が設けられていること。
本願請求項3に係る折り目形成装置は、上記目的を達成するため、上記要件に加え、下記の要件を備えたことを特徴とする。
(イ)折り目形成部材は、規制部材の外側に第1の係合部が形成されていること。
(ロ)基台の上面に形成された案内部材には、前記折り目形成部材の第1の係合部と係合する第2の係合部が形成されていること。
本願発明に係る折り目形成装置は、平板の表面又は裏面を上方に向けて、折り目形成部材を基台の上面に載置すると、折り目形成部材は、案内部材に案内されて基台に取り付けられ、さらに下方に向いた平板の表面又は裏面が支持突起に支持される。支持突起は、折り目形成部材の平板の表面又は裏面に設けられた折り目稜線と接しないようして、平板の表面又は裏面に当接する。折紙を折り目形成部材の上方に向けた表面又は裏面に載せると、折紙は規制部材によって位置決めされ、折り目稜線に当接する。押圧部材の弾性部材を、折り目形成部材上の折紙に当接させ、押圧部材を押圧すると、弾性部材が折紙を押圧し、折紙が折り目形成部材の折り目稜線に押し付けられて折り目を形成する。このように、本願発明に係る折り目形成装置は、誰でもが折紙に折り目を正確且つ簡単に形成することができるという効果がある。
本願発明に係る折り目形成装置は、前記基台を収容ケースの底部材として形成することができ、このように形成すると、収容ケース内に、折り目形成部材と、折紙の束と、押圧部材を収容することができ、コンパクトに整理することができるという効果がある。
本願発明に係る折り目形成装置は、折り目形成部材の規制部材の外側に形成された第1の係合部を、基台の上面に形成された案内部材の第2の係合部に係合することにより、折り目形成部材を基台に正確に位置決めして載置することができるという効果がある。
本願発明に係る折り目形成装置の一つの実施の形態を図1乃至図10に基づいて説明する。図1は、本願発明に係る折り目形成装置を上から視た分解斜視図である。図2は、押圧部材を下から視た斜視図である。図3は、図1の折り目形成装置を上から視た組立斜視図である。図4は、図3の折り目形成装置の断面図である。図5、6は、図1の折り目形成装置の使用状態を示す側面図である。図7は、一つの折り目形成部材の斜視図であって、(a)は一方から視た斜視図、(b)は他方から視た斜視図である。図8は、他の折り目形成部材の斜視図であって、(a)は一方から視た斜視図、(b)は他方から視た斜視図である。
折り目形成装置1は、基台32と、基台32の上方に配置される折り目形成部材10,20と、折り目形成部材10,20の上方に配置される押圧部材60とからなる。折り目形成部材10,20は、矩形状の平板11,21と、平板11,21の表面11a,21a及び裏面11b,21bに形成された、折紙2に折り目を形成する折り目稜線12a〜12d、13a〜13c、22a,22b、23a,23bと、平板11,21の表面11a,21a又は裏面11b,21bに形成された折り目稜線12a〜12d、13a〜13c、22a,22b、23a,23bに載せた折紙2の動きを規制する規制枠(規制部材)15,25とを有する。
基台32の上面32aには、折り目形成部材10,20を案内する案内枠(案内部材)40と、折り目形成部材10,20の平板11,21の表面11a,21a又は裏面11b,21bを支持する支持突起51〜53が形成されている。押圧部材60は、折り目稜線12a〜12d、13a〜13c、22a,22b、23a,23bに載せた折紙2を折り目稜線12a〜12d、13a〜13c、22a,22b、23a,23bに押し付けて、折紙2に折り目を形成する弾性部材70が設けられている。
なお、折り目形成装置1は、収容ケース31と、収容ケース31内に収容される折り目形成部材10,20と、収容ケース31内に収容され、折り目形成部材10,20の上方に配置される押圧部材60とからなるようにしても良い。収容ケース31は、矩形箱状に形成され、上記した基台32と、基台32の周縁に形成された側壁33〜36とからなり、上部が開放されている。また、折り目形成部材10,20は、規制枠(規制部材)15,25の外側に係合凸起(第1の係合部)16,26が形成されているようにしても構わない。基台32の上面32aに形成れた案内枠(案内部材)40には、前記折り目形成部材10,20の係合凸起(第1の係合部)16,26と係合する係合凹部(第2の係合部)46が形成されている。
折り目形成装置1は、平板11,21の表面11a,21a又は裏面11b,21bを上方に向けて、折り目形成部材10,20を基台32の上面32aに載置すると、折り目形成部材10,20は、案内枠(案内部材)40に案内されて基台32に取り付けられ、さらに下方に向いた平板11,21の表面11a,21a又は裏面11b,21bが支持突起51〜53に支持される。支持突起51〜53は、折り目形成部材10,20の平板11,21の表面11a,21a又は裏面11b,21bに設けられた折り目稜線12a〜12d、13a〜13c、22a,22b、23a,23bと接しないようして、平板11,21の表面11a,21a又は裏面11b,21bに当接する。
折紙2を折り目形成部材10,20の上方に向けた表面11a,21a又は裏面11b,21bに載せると、折紙2は規制枠(規制部材)15,25によって位置決めされ、折り目稜線12a〜12d、13a〜13c、22a,22b、23a,23bに当接する。押圧部材60の弾性部材70を、折り目形成部材10,20上の折紙2に当接させ、押圧部材60を押圧すると、弾性部材70が折紙2を押圧し、折紙2が折り目形成部材10,20の折り目稜線12a〜12d、13a〜13c、22a,22b、23a,23bに押し付けれられて折り目を形成する。このように、折り目形成装置1は、誰でもが折紙2に折り目を正確且つ簡単に形成することができる。
折り目形成装置1は、前記基台32を収容ケース31の底部材として形成すると、収容ケース31内に、折り目形成部材10,20と、折紙2の束3と、押圧部材60を収容することができ、コンパクトに整理することができる。また、折り目形成装置1は、折り目形成部材10,20の規制枠(規制部材)15,25の外側に形成された係合凸起(第1の係合部)16,26を、基台32の上面32aに形成れた案内枠(案内部材)40の係合凹部(第2の係合部)46に係合することにより、折り目形成部材10,20を基台32に正確に位置決めして載置することができる。
さらに、折り目形成装置1について詳細に説明する。折り目形成部材10,20は、合成樹脂素材によって一体成形されている。図7に示すように、一つの折り目形成部材10は、略正四角形の平板11と、平板11の表面11aに形成された折り目稜線12a〜12dと、平板11の裏面11bに形成された折り目稜線13a〜13cを有する。さらに、平板11の周縁には、ガイド板15a〜15dからなる規制枠(規制部材)15が設けられている。
平板11は、折紙2と略同じ大きさに形成されている。折り目稜線は、折紙2に折り目を形成するように、断面形状が略三角形状となっており、頂点が鋭角となっている。折り目稜線12a〜12dは、それぞれ両端が接続されて正四角形状を形成している。折り目稜線13a〜13cは、略平行に等間隔あけて設けられている。ガイド板15a〜15dは、折り目稜線12a〜12d,13a〜13cより高く形成され、折り目稜線12a〜12d,13a〜13cに載せた折紙2の動きを規制する規制枠(規制部材)15となる。規制枠(規制部材)15の外側、即ちガイド板15a〜15dの外側には、それぞれ二つの係合凸起(第1の係合部)16・・・が形成されている。
図8に示すように、もう一つの折り目形成部材20は、略正四角形の平板21と、平板21の表面21aに形成された折り目稜線22a,22bと、平板21の裏面21bに形成された折り目稜線23a,23bを有する。さらに、平板21の周縁には、ガイド板25a〜25dからなる規制枠(規制部材)25が設けられている。
平板21は、折紙と略同じ大きさに形成されている。折り目稜線は、折紙2に折り目を形成するように、断面形状が略三角形状となっており、頂点が鋭角となっている。折り目稜線22a,22bは、平板21の対角線を形成するようにしてX字状に設けられている。折り目稜線23a,23bは、平板21の対向する端縁の略中心を結ぶようにして十字状に設けられている。ガイド板25a〜25dは、折り目稜線22a,22b、23a,23bより高く形成され、折り目稜線22a,22b、23a,23bに載せた折紙2の動きを規制する規制枠(規制部材)25となる。規制枠(規制部材)25の外側、即ちガイド板25a〜25dの外側には、それぞれ二つの係合凸起(第1の係合部)26・・・が形成されている。
図1,5に示すように、収容ケース31は、合成樹脂素材によって矩形箱状に一体成形され、矩形状の基台32と、基台32の周縁に形成された側壁33〜36とからなり、上部37が開放されている。基台32の上面32aには、前記折り目形成部材10,20を案内する案内枠(案内部材)40と、折り目形成部材10,20の平板11,21の表面11a,21a又は裏面11b,21bを支持する支持突起51〜53が形成されている。対向する側壁33,35の上端中央部には、係止突起38,39が設けられている。
案内枠(案内部材)40は、第1の案内片41と、第1の案内片41の一端に一端が略直角に連設された第2の案内片42と、第1の案内片41の他端に一端が略直角に連設された第3の案内片43と、第2の案内片42の他端と第3の案内片43の他端に連設された第4の案内片44とからなる。前記折り目形成部材10(20)は、ガイド板15a〜15d(25a〜25d)が、案内片41〜44の内側に案内されるようにして、案内枠(案内部材)40内に収納される。案内片41〜44の上端には、前記折り目形成部材10(20)の係合凸起(第1の係合部)16(26)を係合する係合凹部(第2の係合部)46が形成されている。
基台32の上面32aに形成された支持突起51は、大リング状に延設されている。また、支持突起52は、前記支持突起51より小さい中間リング状に延設されている。さらに、支持突起53は、前記支持突起52より小さい小リング状に延設されている。支持突起51〜53は、前述したように、折り目形成部材10(20)の平板11(21)の表面11a(21a)又は裏面11b(21b)に当接して支持する突起であり、前記した折り目稜線が接触しないように挿通させる切り欠き51a〜53aを備えている。なお、切り欠き51a〜53aの長さは、一定ではない。
支持突起51〜53は、折り目形成部材10(20)の平板11(21)の表面11a(21a)全体又は裏面11b(21b)全体に当接して支持する突起であれば良いので、折り目稜線に接触しないものであれば特に形状に限定されるものでない。なお、支持突起51〜53は、折り目稜線より高く形成され、折り目形成部材10(20)の平板11(21)の表面11a(21a)又は裏面11b(21b)に当接している場合、折り目稜線の先端が基台32の上面32aに接触することはない。支持突起53は、基台32の略中心側に設けられ、加わる力も大きくなるので、リブ54で補強しておいても構わない。
図1に示すように、押圧部材60は、押圧板61と、押圧板61の上面61aに設けられた円盤状の握持部材62と、押圧板61の周縁に設けられたガイド板63〜66とからなる。図6に示すように、押圧部材60は、ガイド板63〜66が、側壁33〜36の内側に案内されるようにして、収容ケース31内に収容される。押圧部材60は、収容ケース31内に収容された時に、ガイド板63〜66が前記折り目形成部材10(20)の係合凸起(第1の係合部)16(26)と接触しないように、ガイド板63〜66に切り欠き68・・が形成されている。
図2,5に示すように、押圧部材60は、押圧板61の下面61bに弾性部材70が接着材等により固定されている。弾性部材70は、スポンジ、合成ゴム、ウレタン等の弾性素材によって直方体状に形成されている。弾性部材70は、前記折り目形成部材10(20)のガイド板15a(25a)〜15d(25d)からなる規制枠(規制部材)15(25)内に嵌合する大きさに形成されている。
また、押圧部材60は、押圧板61の上面61aにリブ69が形成されている。さらに押圧部材60は、押圧板61の上面61a両側に係止片72,72が回動可能に取り付けられている。係止片72は、一対のアーム73,73と、一対のアーム73,73の先端を連結する連結片75とによって略U字状に形成されている。一対のアーム73,73は、中間部において略直角に折曲され、基部が押圧板61の上面61aに設けられた軸受け部76,76に回動可能に枢着され、連結片75が収容ケース31の係止突起38,39に係脱可能に係止されるようになっている。
折り目形成装置1は、以下のように使用する。鶴、舟、兜等の折る種類に合わせて、折り目形成部材10,20を選択する。例えば、図1に示すように、折り目形成部材20を選択し、裏面21bを上向きにして、収容ケース31の基台32上に配置する。折り目形成部材20は、ガイド板25a〜25dが第1の案内片41〜第4の案内片44の内側に案内され、ガイド板25a〜25dに形成された係合凸起(第1の係合部)26が第1の案内片41〜第4の案内片44の係合凹部(第2の係合部)46に係合して、基台32に位置決めされる。
折り目形成部材20は、表面21aが下方に向いており、表面21aが基台32の支持突起51〜53に当接して支持される。表面21aに形成された折り目稜線22a,22bは、支持突起51〜53に形成された切り欠き51a〜53aに挿通するので、支持突起51〜53に乗り上げることはない。折り目形成部材20の上方に向いた裏面21b上に折紙2を載せる。折紙2は、周縁が規制枠(規制部材)25のガイド板25a〜25d内面によって案内されて動きが規制され、折り目稜線23a,23b上に配置される。
図6に示すように、握持部材62を握持し、押圧部材60の弾性部材70を下方に向けて、押圧部材70を折り目形成部材20の上方から収容ケース31内に押し込む。押圧部材60の弾性部材70が、折り目形成部材20の規制枠(規制部材)25内に嵌合する。押圧部材70を押圧すると、弾性部材70の折り目稜線23a,23bと接触する部分が、折り目稜線23a,23bを包み込むように撓み、折紙2を折り目稜線23a、23bの頂点に押し付ける。押圧部材60を上方に引き戻し、折紙2を折り目形成部材20から取り出すと、折紙2に折り目が形成されている。この折り目を利用して折紙2を所望する形態に折り畳むことができる。なお、図5,6は、折り目形成部材10を用いての使用状態を示す図であり、折り目形成部材20を利用している図1とは異なるが、使用形態は同じなので、説明に利用している。
このように、折紙2に折り目を形成したい場合には、折り目形成部材10(20)の表面11a(21a)又は裏面11b(21b)を上向きにして、収容ケース31の基台32上に配置し、折り目形成部材10(20)の上方に向いた表面11a(21a)又は裏面11b(21b)上に折紙2を載せ、押圧部材60の弾性部材70を折紙2に押し付けるだけでよい。図6に示すように、押圧部材60の押圧板61に設けられた一対の係止片72,72は、押圧部材60の押圧時に、内側に回動して収容ケース31内に入るので、押圧部材60の押圧作業に支障をきたすことがない。
図4に示すように、押圧部材60は、押圧板61に設けられた一対の係止片72,72の連結片75,75を収容ケース31の係止突起38,39に係止させると、アーム73・・が収容ケース31の側壁33,35上端に当接して押圧板61を固定し、収容ケース31の蓋部材として機能させることができる。この収容ケース31と押圧部材60の間の収容空間には、折紙の束3、折り目形成部材10,20を重ねて収容して整理することができる。
本発明に係る折り目形成装置は、折紙に折り目を形成する玩具に利用可能である。
本願発明に係る折り目形成装置を上から視た分解斜視図である。 押圧部材を下から視た斜視図である。 図1の折り目形成装置を上から視た組立斜視図である。 図3の折り目形成装置の断面図である。 図1の折り目形成装置の使用状態を示す側面図である。 図1の折り目形成装置の使用状態を示す側面図である。 一つの折り目形成部材の斜視図である。 他の折り目形成部材の斜視図である。
符号の説明
1 折り目形成装置
2 折紙
3 折紙の束
10 折り目形成部材
11 平板
11a 表面
11b 裏面
12a 折り目稜線
12b 折り目稜線
12c 折り目稜線
12d 折り目稜線
13a 折り目稜線
13b 折り目稜線
13c 折り目稜線
15 規制枠(規制部材)
15a ガイド板
15b ガイド板
15c ガイド板
15d ガイド板
16 係合凸起(第1の係合部)
20 折り目形成部材
21 平板
21a 表面
21b 裏面
22a 折り目稜線
22b 折り目稜線
23a 折り目稜線
23b 折り目稜線
25 規制枠(規制部材)
25a ガイド板
25b ガイド板
25c ガイド板
25d ガイド板
26 係合凸起(第1の係合部)
31 収容ケース
32 基台
32a 上面
33 側壁
34 側壁
35 側壁
36 側壁
37 上部
38 係止突起
39 係止突起
40 案内枠(案内部材)
41 第1の案内片
42 第2の案内片
43 第3の案内片
44 第4の案内片
46 係合凹部(第2の係合部)
51 支持突起
51a 切り欠き
52 支持突起
52a 切り欠き
53 支持突起
53a 切り欠き
54 リブ
60 押圧部材
61 押圧板
61a 上面
61b 下面
62 握持部材
63 ガイド板
64 ガイド板
65 ガイド板
66 ガイド板
69 リブ
70 弾性部材
72 係止片
73 アーム
75 連結片
76 軸受け部

Claims (3)

  1. 下記の要件を備えたことを特徴とする折り目形成装置。
    (イ)基台と、折り目形成部材と、押圧部材とからなること。
    (ロ)折り目形成部材は、矩形状の平板と、平板の表面及び裏面に形成された、折紙に折り目を形成する折り目稜線と、平板の表面又は裏面に形成された折り目稜線に載せた折紙の動きを規制する規制部材とを有すること。
    (ハ)基台の上面には、折り目形成部材を案内する案内部材と、折り目形成部材の平板の表面又は裏面を支持する支持突起が形成されていること。
    (ニ)前記支持突起は、リング状に延設され、前記折り目形成部材の折り目稜線を挿通させる切り欠きを備えていること。
    (ホ)押圧部材は、折り目稜線に載せた折紙を折り目稜線に押し付けて、折紙に折り目を形成する弾性部材が設けられていること。
  2. 下記の要件を備えたことを特徴とする折り目形成装置。
    (イ)収容ケースと、折り目形成部材と、押圧部材とからなること。
    (ロ)収容ケースは、矩形箱状に形成され、基台と、基台の周縁に形成された側壁とからなり、上部が開放されていること。
    (ハ)折り目形成部材は、矩形状の平板と、平板の表面及び裏面に形成された、折紙に折り目を形成する折り目稜線と、平板の表面又は裏面に形成された折り目稜線に載せた折紙の動きを規制する規制部材とを有すること。
    (ニ)基台の上面には、折り目形成部材を案内する案内部材と、折り目形成部材の平板の表面又は裏面を支持する支持突起が形成されていること。
    (ホ)前記支持突起は、リング状に延設され、前記折り目形成部材の折り目稜線を挿通させる切り欠きを備えていること。
    (ヘ)押圧部材は、折り目稜線に載せた折紙を折り目稜線に押し付けて、折紙に折り目を形成する弾性部材が設けられていること。
  3. 下記の要件を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の折り目形成装置。
    (イ)折り目形成部材は、規制部材の外側に第1の係合部が形成されていること。
    (ロ)基台の上面に形成された案内部材には、前記折り目形成部材の第1の係合部と係合する第2の係合部が形成されていること。
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