JP5054441B2 - レギュレータ回路 - Google Patents

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本発明はレギュレータ回路に関し、特にスタンバイモードを有するレギュレータ回路に関する。
半導体装置では、電源電圧に対して異なる電圧を生成するレギュレータ回路が多く用いられる。このレギュレータ回路は、増幅回路を有し、例えば基準電圧を所定倍した電圧を生成する。レギュレータ回路にて生成された電圧は、他の回路に供給され、他の回路はこの電圧に基づき動作する。
このようなレギュレータ回路の一例が特許文献1(従来例1)に開示されている。従来例1にかかるレギュレータ回路100のブロック図を図10に示す。図10に示すように、レギュレータ回路100は、分圧回路部110、基準電圧発生回路部120、誤差増幅回路130、出力トランジスタ140を有している。
基準電圧発生回路部120は、基準電圧Vrを生成する。また、分圧回路部110は、出力電圧と接地電圧とを分圧して分圧電圧Vdを生成する。そして、誤差増幅回路130が基準電圧Vrと分圧電圧Vdとの電圧差を増幅し、出力トランジスタ140を駆動する。これによって、レギュレータ回路100は、出力端子OUTから出力電圧Voutを出力する。このとき、出力電圧Voutは、分圧回路部110の分圧比に基づいた倍率で基準電圧Vrを増幅した電圧となる。
また、分圧回路部110は、切替制御回路111と分圧回路112とを有している。そして、外部から入力される制御信号Scに応じて分圧比を変更する。この分圧回路部110についてさらに詳細に説明する。分圧回路部110の回路図を図11に示す。図11に示すように、分圧回路112は、出力端子OUTと接地端子との間に直列に接続される抵抗RA1、RA2、RB2を有している。また、抵抗RB2には、抵抗RB1が並列に接続される。そして、抵抗RB1、RB2は、それぞれトランジスタQN1、QN2を介して分圧回路部110の出力端子に接続される。さらに、抵抗RA1には、トランジスタQP1が並列に接続される。
そして、このトランジスタQN1、QN2、QP1は、切替制御回路111が出力する信号に応じて動作する。より具体的には、制御信号Scがハイレベルである場合、トランジスタQN1は導通状態となり、トランジスタQN2とトランジスタQP1は非導通状態となる。一方、制御信号Scがロウレベルである場合、トランジスタQN1は非導通状態となり、トランジスタQN2とトランジスタQP1は導通状態となる。
このように各トランジスタを制御することで、制御信号Scがハイレベルの場合、分圧回路112は、出力電圧Voutを抵抗RA2と抵抗RB1との抵抗比に基づき分圧し、この分圧された電圧を分圧電圧Vdとして出力する。また、出力電圧Voutは、抵抗RA2と抵抗RB1との抵抗比に基づいた倍率で基準電圧Vrを増幅した値となる。一方、制御信号Scがロウレベルである場合、分圧回路112は、出力電圧Voutを抵抗RA1、RA2の合成抵抗と抵抗RB2との抵抗比に基づき分圧し、この分圧された電圧を分圧電圧Vdとして出力する。また、出力電圧Voutは、抵抗RA1、RA2の合成抵抗と抵抗RB2との抵抗比に基づいた倍率で基準電圧Vrを増幅した値となる。つまり、レギュレータ回路100は、分圧回路112で設定される分圧比を切替制御回路111が出力する信号に基づき変更することで、出力電圧の値を変更することが可能である。
特開2004−88956号公報
しかしながら、従来のレギュレータ回路は、出力電圧の値を変更することができても、出力電圧の値に応じた消費電力を行なうことはできない。つまり、従来のレギュレータ回路は、出力端子に接続される負荷(あるいは回路)の状態にかかわらず、常に所定の消費電流が必要になる。従って、従来のレギュレータ回路は、消費電力を低減することが困難である問題がある。
本発明の一態様は、前記第1の電流に基づき動作する第1のモードと、前記第1の電流よりも小さな電流値となる第2の電流に基づき動作する第2のモードとを有する誤差増幅回路と、前記第1のモードにおいて前記第1の電流を出力し、前記第2のモードにおいて前記第2の電流を出力する供給電流生成回路と、前記第1のモードから前記第2のモードへ切り替わる間の遷移期間に前記誤差増幅回路に供給される電流が前記第2の電流よりも大きな電流値がとなるように前記供給電流生成回路を制御する制御回路と、前記誤差増幅回路の出力が制御端子に接続され、第1の端子が第1の電源端子に接続され、第2の端子が出力端子に接続される出力トランジスタと、直列に接続された複数の抵抗によって前記出力端子から出力される出力電圧を分圧した分圧電圧を前記誤差増幅回路に帰還する分圧回路と、を有することを特徴とするレギュレータ回路である。
本発明の別の態様は、前記第1の電流に基づき動作する第1のモードと、前記第1の電流よりも小さな電流値となる第2の電流に基づき動作する第2のモードとを有する誤差増幅回路と、前記第1のモードにおいて前記第1の電流を出力する第1の電流源と、前記第2のモードにおいて前記第2の電流を出力する第2の電流源と、前記第1のモードから前記第2のモードへ切り替わる間の遷移期間に前記第1、第2の電流源によって前記誤差増幅回路に電流を供給するように前記第1、第2の電流源を制御する制御回路と、前記誤差増幅回路の出力が制御端子に接続され、第1の端子が第1の電源端子に接続され、第2の端子が出力端子に接続される出力トランジスタと、直列に接続された複数の抵抗によって前記出力端子から出力される出力電圧を分圧した分圧電圧を前記誤差増幅回路に帰還する分圧回路と、を有することを特徴とするレギュレータ回路である。
また、本発明の別の態様は、前記第1の電流に基づき動作する第1のモードと、前記第1の電流よりも小さな電流値となる第2の電流に基づき動作する第2のモードとを有する誤差増幅回路と、前記誤差増幅回路の出力が制御端子に接続され、第1の端子が第1の電源端子に接続され、第2の端子が出力端子に接続される出力トランジスタと、直列に接続された複数の抵抗によって前記出力端子から出力される出力電圧を分圧した分圧電圧を前記誤差増幅回路に帰還する分圧回路と、を備えるレギュレータ回路の制御方法であって、前記第1のモードから前記第2のモードへの遷移期間に前記第2の電流よりも大きな電流で前記誤差増幅回路を動作させるレギュレータ回路の制御方法である。
本発明にかかるレギュレータ回路及びその制御方法によれば、第1のモードよりも小さな電流で誤差増幅器を動作させる第2のモードを有する。つまり、動作モードに応じて誤差増幅器の消費電力を切り替えることで誤差増幅器の消費電流を低減することが可能である。
本発明にかかるレギュレータ回路及びその制御方法によれば、動作モードに応じた消費電流の切り替えによる消費電流を低減することが可能である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。実施の形態1にかかる半導体装置1のブロック図を図1に示す。図1に示すように、半導体装置1は、中央演算装置(CPU:Central Processing Unit)2、レギュレータ回路3、AND回路4、外部端子5a〜5dを有している。
外部端子5a〜5dは、半導体装置1とは異なる装置(不図示)に接続される。そして、半導体装置1は、外部端子5a〜5cを介して信号を受信し、外部端子5dを介して電源(電源電圧)が供給される。また、外部端子5dから供給される電源に基づきレギュレータ回路3とAND回路4は動作する。ここで、レギュレータ回路3は、CPU2に供給する内部電源(出力電圧VDDi)を生成する。そして、この内部電源に基づきCPU2は動作する。レギュレータ回路3の詳細については後述する。
CPU2は、レジスタや演算器等の回路を有し、外部から入力される信号(不図示)に基づき種々の命令処理を行なう。この命令処理は、外部端子5aを介して入力されるクロック信号を動作クロック(以下、CPUクロック信号CLKと称す)として行なわれる。また、CPU2は、モード切替制御回路2aを有している。モード切替制御回路2aは、CPU2が処理した命令に基づきレギュレータ回路3にモード制御信号を出力する。このモード制御信号に基づきレギュレータ回路3は、出力電圧又は出力電流能力を切り替える。なお、本実施の形態では動作モードとして、第1のモード(以下、高電流出力モードと称す)と第2のモード(以下、低電流出力モード)とがある。また、高電流出力モードは図1中のHCモード信号で指定され、低電流出力モードは図1中のLCモード信号で指定される。
ここで、CPU2に入力される信号について説明する。CPU2には、CPUクロック信号CLK、リセット信号RESET、スタンバイ解除信号INTが入力される。CPUクロック信号CLKは、AND回路4を介してCPU2に入力される。AND回路4は、一方の入力端子に外部からクロック信号が入力され、他方の入力端子にLCモード信号の反転信号が入力される。つまり、LCモード信号がロウレベルとなった場合、AND回路4は外部から入力されるクロック信号をCPU2に供給する。一方、LCモード信号がハイレベルとなった場合、AND回路4は、CPU2にロウレベル信号を出力し、CPU2へのCPUクロック信号CLKの供給を停止する。
リセット信号RESETは、CPU2内のレジスタ等の回路の初期化の実行を指定する信号である。例えば、リセット信号RESETがハイレベルである場合、CPU2は、レジスタ等の回路の初期化を実行し、リセット信号RESETがロウレベルである場合は、CPUクロック信号CLKに基づき動作する。スタンバイ解除信号INTは、モード切替制御回路2aがLCモード信号を出力し、動作を停止するスタンバイモードとなっている状態を解除する信号である。スタンバイ解除信号INTはパルス信号であって、このパルス信号が入力されることでCPU2は、スタンバイモードから命令実行モードに移行する。なお、本実施の形態におけるスタンバイモードとは、CPU2のレジスタ等の回路は、スタンバイモードとなる前の情報を保持したまま、動作を行なわない動作モードである。また、スタンバイモードでは、CPU2へのCPUクロック信号CLKの供給は停止される。
ここで、レギュレータ回路3について詳細に説明する。レギュレータ回路3の回路図を図2に示す。図2に示すように、レギュレータ回路3は、誤差増幅回路10、NMOSトランジスタからなる出力トランジスタ11、供給電流生成回路12、制御回路13、第1の分圧回路14、第2の分圧回路15、第1のスイッチSWHCv、第2のスイッチSWLCvを有している。
誤差増幅回路10は、基準電圧Vrefが非反転端子に入力され、第1のスイッチSWHCvの出力及び第2のスイッチSWLCvの出力が反転端子に接続される。また、誤差増幅回路10の出力は出力トランジスタ11のゲート端子に接続される。そして、非反転端子と反転端子との電圧差を増幅し、出力トランジスタ11を駆動する。出力トランジスタ11は、第1の端子(例えば、ソース端子)が電源電圧を供給する第1の電源端子(例えば、外部端子5d)に接続され、第2の端子(例えば、ドレイン端子)が出力端子REGCに接続される。出力端子REGCと接地端子との間には、出力電圧を安定させるためのコンデンサCが接続される。誤差増幅回路10は、供給電流生成回路12から供給される電流に基づき動作する。
供給電流生成回路12は、モード制御信号あるいは制御回路13が出力する電流制御信号CNTに基づき誤差増幅回路10に供給する電流を切り替える。供給電流生成回路12は、第1の電流源(例えば、電流源HS)、第2の電流源(例えば、電流源LS)、第1の電流制御スイッチSWHCi、第2の電流制御スイッチSWLCiを有している。電流源HSは、電流源LSよりも大きな電流を出力する。例えば、電流源HSの出力電流は数十mAであるのに対して、電流源LSの出力電流は数十nAである。第1の電流制御スイッチSWHCiは、電流源HSと誤差増幅回路10との間に接続される。電流源HSは、第1の電流制御スイッチSWHCiと第2の電源端子(例えば、接地端子)との間に接続される。また、第2の電流制御スイッチSWLCiは、電流源LSと誤差増幅回路10との間に接続される。電流源LSは、第2の電流制御スイッチSWLCiと接地端子との間に接続される。そして、第1の電流制御スイッチSWHCiの一端と第2の電流制御スイッチSWLCiの一端は共通接続され、この共通接続点は誤差増幅回路10に接続される。第1の電流制御スイッチSWHCiは、電流制御信号CNTによって開閉状態が制御され、第2の電流制御スイッチSWLCiは、LCモード信号によって開閉状態が制御される。
制御回路13は、電源制御スイッチSW1、SW2、比較器131、遅延回路132、制御信号生成回路133、抵抗R1、R2を有する。比較器131は、反転入力端子に比較基準電圧が入力され、非反転入力端子に出力トランジスタ11のゲート端子が接続される。電源制御スイッチSW1の一端と接地端子との間に抵抗R1、R2が直列に接続され、抵抗R1、R2は、互いの接続点(以下、ノードNrと称す)に発生する電圧を比較基準電圧として出力する。電源制御スイッチSW1の他端は、基準電圧Vrefに接続される。なお、比較器131への電源供給はスイッチSW2を介して電源端子VDDから行なわれる。遅延回路132は、比較器131の出力端子に接続され、比較器131の出力信号を遅延させた信号を出力する。
制御信号生成回路133は、遅延回路132の出力信号に基づき電流制御信号CNTを生成する。なお、本実施の形態においては、供給電流生成回路12の制御方式に対応するために、制御信号生成回路133は、遅延回路132の出力信号及びHCモード信号に基づき電流制御信号CNTを生成する。制御信号生成回路133は、SRラッチ134、OR回路135を有する。SRラッチ134は、セット端子S及びリセット端子Rがハイレベルである場合、正転出力端子Q及び反転出力端子QBをハイレベルとし、セット端子Sがロウレベル及びリセット端子Rがハイレベルである場合、正転出力端子Qをハイレベル及び反転出力端子QBをロウレベルとし、セット端子Sがハイレベル及びリセット端子がロウレベルである場合、正転出力端子Qをロウレベル及び反転出力端子QBをハイレベルとし、セット端子S及びリセット端子Rがハイレベルである場合、正転出力端子Qの状態及び反転出力端子QBの状態を前状態のまま維持する。OR回路135は、2つの入力端子の値がともにロウレベルの場合は出力をロウレベルとし、2つの入力端子の値が異なる場合及びともにハイレベルの場合は出力をハイレベルとする。
SRラッチ134は、セット端子S、リセット端子R、正転出力端子Q、反転出力端子QBを有する。セット端子Sには、遅延回路132が接続され、リセット端子Rには、HCモード信号入力される。正転出力端子Qは、OR回路135の第1の端子に接続され、反転出力端子QBはオープンとなる。OR回路135の第2の端子にはHCモード信号が入力される。OR回路135は、出力端子より電流制御信号CNTを出力する。なお、SRラッチ134の正転出力端子Qは電源制御スイッチSW1、SW2に接続されており、電源制御スイッチSW1、SW2は正転出力端子Qの値に基づいて開閉状態が制御される。
第1の分圧回路14は、出力端子REGCと接地端子との間に接続される。第1の分圧回路14は、抵抗r1、r2、r3を有している。この抵抗r1、r2、r3は、出力端子REGCと接地端子との間に直列に接続される。そして、第1の分圧回路14は、抵抗r1、r2の合成抵抗値と抵抗r3の抵抗値との抵抗比に基づき出力端子REGCから出力される出力電圧VDDiを分圧して第1の電圧を生成し、抵抗r2と抵抗r3との接続点(第1の分圧出力端子)から出力する。この接続点は、第1のスイッチSWHCvを介して誤差増幅回路10の反転入力端子に接続される。第1のスイッチSWHCvは、HCモード信号によって開閉状態が制御される。
第2の分圧回路15は、出力端子REGCと接地端子との間に接続される。第2の分圧回路15は、抵抗r4、r5を有している。この抵抗r4、r5は、出力端子REGCと接地端子との間に直列に接続される。そして、第2の分圧回路15は、抵抗r4の抵抗値と抵抗r5の抵抗値との抵抗比に基づき出力端子REGCから出力される出力電圧VDDiを分圧して第2の電圧を生成し、抵抗r4と抵抗r5との接続点(第2の分圧出力端子)から出力する。この接続点は第2のスイッチSWLCvを介して誤差増幅回路10の反転入力端子に接続される。第2のスイッチSWLCvは、LCモード信号によって開閉状態が制御される。なお、本実施の形態では、抵抗r1、r2の合成抵抗と抵抗r3の抵抗比よりも抵抗r4と抵抗r5の抵抗比が大きくなるように設定される。つまり、第1のスイッチSWHCvが閉状態となり第1の分圧回路14が選択された場合よりも、第2のスイッチSWLCvが閉状態となり第2の分圧回路15が選択された場合の方が低い出力電圧となる。
続いて、本実施の形態にかかる半導体装置1の動作について説明する。半導体装置1の動作のタイミングチャートを図3に示す。そして、このタイミングチャートに沿って、半導体装置1の動作を説明する。
まず、タイミングT11で、リセット信号RESETがロウレベルからハイレベルになると、CPU2は、リセットモードとなり、内蔵されるレジスタ等の回路を初期化する。このとき、HCモード信号はハイレベルであり、LCモード信号はロウレベルである。つまり、レギュレータ回路3は第1のスイッチSWHCvが閉状態であり第1の分圧回路14を選択した状態であるため高電流出力モードで動作する。このとき、HCモード信号がハイレベルであるため、制御信号生成回路133のOR回路135からはハイレベルが出力される。つまり、電流制御信号CNTがハイレベルであり、第1の電流制御スイッチSWHCiが閉状態であって、第2の電流制御スイッチSWLCiが開状態となる。これによって誤差増幅回路10は電流源HSから供給される電流に基づき動作するモードとなる。
続いて、タイミングT12で、リセット信号RESETがハイレベルからロウレベルに変わると、その後CPU2は命令実行モードになり、受信される命令を実行する。そして、CPU2がスタンバイ命令を実行すると、その直後のタイミングT13でCPU2はスタンバイモードとなる。このとき、HCモード信号はハイレベルからロウレベルになり、LCモード信号はロウレベルからハイレベルになる。つまり、レギュレータ回路3は、第2のスイッチSWHCvが閉状態であり第2の分圧回路15を選択した状態であるため低電流出力モードで動作する。また、レギュレータ回路3は、低電流出力モードへの切り替わりに応じて、出力電圧を高電圧HVから低電圧LVに遷移させる。この出力電圧が変化する遷移期間の間、制御回路13は、電流制御信号CNTをハイレベルに維持する。この遷移期間及び低電流出力モードにおけるレギュレータ回路3の動作の詳細については後述する。なお、LCモード信号がハイレベルになるのに応じて、AND回路13はCPU10へのクロック信号CLKの供給を停止する。
その後、タイミングT14でスタンバイ解除信号INTが入力されると、CPU2はスタンバイモードから命令実行モードに移行する。そして、タイミングT15でスタンバイ解除信号INTのパルスが立ち下がると、HCモード信号はロウレベルからハイレベルになり、LCモード信号はハイレベルからロウレベルになる。これによって、レギュレータ回路3は、高電流出力モードの動作となり、AND回路13はクロック信号CLKをCPU2に供給する。
ここで、遷移期間(タイミングT13を開始時点とする所定の期間)におけるレギュレータ回路3の動作について詳しく説明する。遷移期間及び低電流出力モードにおけるレギュレータ回路3の動作を示すタイミングチャートを図4に示す。図4に示すように、遷移時間は、HCモード信号及びLCモード信号の信号レベルが切り替わる時点(タイミングT13)を開始時点として設定される所定の期間を示す。この遷移時間は、遅延回路132の遅延時間によって設定される期間であり、出力トランジスタのゲート電圧及び出力電圧VDDiが十分に安定するのに必要な時間が設定される。
タイミングT13で、HCモード信号がハイレベルからロウレベルに切り替わり、LCモード信号がロウレベルからハイレベルに切り替わる。この信号の切り替わりに応じて、レギュレータ回路3は、第2のスイッチSWLCvを閉状態として、第2の分圧回路15を選択する。一方、第1のスイッチSWHCvは開状態となるため、第1の分圧回路14は、誤差増幅回路10から切り離される。これによって、誤差増幅回路10の反転入力端子に帰還される電圧が上昇する。そして、誤差増幅回路10は、帰還される電圧を低下させるために、出力トランジスタのゲート電圧を上昇させて出力トランジスタ11の電流出力能力を低下させる。これによって、出力端子REGCから出力される出力電圧VDDiは低下する。
このとき、制御回路13では、HCモード信号の切り替わりに応じて、SRラッチ134の正転出力端子Qの電圧がロウレベルからハイレベルに切り替わる。これによって、電源制御スイッチSW1、SW2が閉状態となり、比較器131が動作し、抵抗R1、R2の接続点(ノードNr)に比較基準電圧が生成される。タイミングT13では、出力トランジスタ11のゲート電圧は、比較基準電圧よりも小さいため、比較器131はロウレベルを出力する。そして、出力トランジスタ11のゲート電圧が上昇して、比較基準電圧を上回ると比較器131の出力はロウレベルからハイレベルに切り替わる(タイミングT131)。そして、比較器131の出力の立ち上がりエッジは遅延回路132で遅延されて、SRラッチ134に伝えられる。SRラッチでは、遅延回路132より立ち上がりエッジが入力されると、正転出力端子Qをハイレベルからロウレベルに切り替える(タイミングT132)。
これによって、OR回路135の2つの入力がともにロウレベルとなり、OR回路135は、電流制御信号CNTはハイレベルからロウレベルに切り替わる。なお、電流制御信号CNTは、タイミングT13以前では、OR回路135に入力されるHCモード信号がハイレベルであるため、SRラッチ134の正転出力端子Qがロウレベルであってもハイレベルとなる。一方、遷移期間の間は、SRラッチ134の正転出力端子Qがハイレベルであるため、HCモード信号がロウレベルであるため、OR回路135の出力はハイレベルとなる。つまり、電流制御信号CNTは、高電流出力モードと遷移期間においてハイレベルとなる。このことより、電流源HSは、高電流出力モードと遷移期間において誤差増幅回路10に電流を供給する。一方、電流源LSは、LCモード信号がハイレベルであれば誤差増幅回路10に電流を供給する。
従って、レギュレータ回路3は、高電流出力モードから低電流出力モードへの切り替わりの間に遷移期間を設け、遷移期間の間は電流源HS及び電流源LSとによって誤差増幅回路10を動作させる。これによって、レギュレータ回路3は、遷移期間において誤差増幅回路10を高速に動作させる。また、誤差増幅回路10は、出力電圧VDDiの変化を出力トランジスタ11のゲート電圧の制御に即座に反映させる。
上記説明より、本実施の形態にかかるレギュレータ回路3によれば、誤差増幅回路10が大きな電流に基づき高精度に動作する高電流出力モードと、小さな電流に基づき動作する低電流出力モードとを有する。これによって、レギュレータ回路3は、低電流出力モードにおいて、誤差増幅回路10の消費電流を低減することが可能である。例えば、半導体装置1のように、レギュレータ回路3の出力電圧VDDiに基づくCPU2を有し、このCPU2が電流消費の少ないスタンバイモードを有するような場合、レギュレータ回路3は、スタンバイモードにおいてCPU2に供給する電圧を維持できれば電流供給能力を低下させても問題ない。つまり、本実施の形態にかかるレギュレータ回路3は、半導体装置1のようなシステムに対する電源供給回路として使用する場合に有効である。
また、本実施の形態にかかるレギュレータ回路3は、制御回路13が遷移期間を設定し、さらに遷移期間の間、電流源LSよりも大きな電流を出力するように供給電流生成回路12を制御する。つまり、誤差増幅回路10が遷移期間の間、大きな消費電流によって高速に動作する。これによって、レギュレータ回路3が高電流出力モードから低電流出力モードへの切り替わり時に出力電圧を変動させる場合であっても、誤差増幅回路10は、出力電圧の変動を即座に出力トランジスタのゲート電圧に反映することが可能である。このように、出力電圧の変動に対して高速な制御が可能になると、出力電圧の変動に応じて発生するオーバーシュートあるいはアンダーシュートを防止することが可能になる。
これに対して、レギュレータ回路3から制御回路13を除いた場合、レギュレータ回路は、モード切り替え後に小さな動作電流で誤差増幅回路10を動作させなければならない。このように、小さな動作電流で誤差増幅回路10を動作させた場合、出力電圧の変動を出力トランジスタのゲート電圧に即座には反映できない。このようなことから、レギュレータ回路3から制御回路13を除いた場合、レギュレータ回路のモード切り替え時において出力電圧にオーバーシュートあるいはアンダーシュートが発生する問題がある。
制御回路13を除いたレギュレータ回路においてアンダーシュートが発生する場合のタイミングチャートを図5に示す。この場合、図5に示すように、HCモード信号及びLCモード信号の切り替わりに応じてモードの切り替えが行なわれる。そして、モード切り替え後にレギュレータ回路が低電流出力モードになると誤差増幅回路10は電流源LSに基づき動作する。このとき、第1の分圧回路14と第2の分圧回路15が切り替えられて出力電圧を変化させる。しかし、誤差増幅回路10は電流源LSによって動作しているため、出力電圧の変動を即座に出力トランジスタのゲート電圧の制御に反映できないため目標電圧とのずれ電圧Vuが発生する。この電圧Vuがアンダーシュートの電圧となる。このようなレギュレータ回路を半導体装置1に搭載した場合、電圧Vuの大きさによっては、CPU2に供給される電圧が低下が著しくなり、CPU2が電源オフと認識する場合がある。アンダーシュートが発生している期間の電圧をCPU2が電源オフと認識すると、CPU2にパワーオンリセットが発生し、CPU2が初期状態に戻ってしまい、スタンバイモードが正常に動作しない問題がある。
これに対して、本実施の形態にかかるレギュレータ回路3では、モードが切り替わる場合に遷移期間を設け、出力電圧が十分に安定するまで大きな動作電流によって誤差増幅回路10を動作させるため、このようなアンダーシュートは発生しない。
実施の形態2
実施の形態2にかかるレギュレータ回路3aの回路図を図6に示す。図6に示すように、レギュレータ回路3aは、実施の形態1にかかる供給電流生成回路12に代えて供給電流生成回路12aを有し、さらに、制御回路13に代えて制御回路13aを有する。
供給電流生成回路12aは、供給電流生成回路12に第3の電流源(例えば、電流源MS)及び第3の電流制御スイッチSWMCiを有する。第3の電流制御スイッチSWMCiは一方の端子が誤差増幅回路10に接続される。電流源MSは、接地端子と第3の電流制御スイッチSWMCiの他方の端子との間に接続される。電流源MSは、電流源HSよりも小さく、電流源LSよりも大きな電流を出力する。第3の電流制御スイッチSWMCiは、電流制御信号CNTによって開閉状態が制御される。また、供給電流生成回路12aでは、第1の電流制御スイッチSWHCiはHCモード信号によって開閉状態が制御される。
制御回路13aは、供給電流生成回路12aの構成に応じて制御回路13を変更したものである。制御回路13aは、制御信号生成回路133に代えて制御信号生成回路133aを有している制御信号生成回路133aは、制御信号生成回路133からOR回路を除いたものである。これによって、制御信号生成回路133aが出力する電流制御信号CNTは、遷移期間の間のみハイレベルとなる。
つまり、レギュレータ回路3aは、高電流出力モードでは電流源HSによって誤差増幅回路10に動作電流を供給し、遷移期間では電流源MS及び電流源LSによって誤差増幅回路10に動作電流を供給し、低電流出力モードでは電流源LSによって誤差増幅回路10に動作電流を供給する。
上記説明より、本実施の形態にかかるレギュレータ回路3aによれば、遷移期間において電流源HSを停止して、電流源MS及び電流源LSによって誤差増幅回路10の動作電流を供給するため、遷移期間における消費電流をレギュレータ回路3よりも低減することが可能である。このとき電流源MSの電流値は、出力電圧の変動によるオーバーシュートあるいはアンダーシュートを防止できる程度に設定しておくことが好ましい。
ここで、レギュレータ回路3aの変形例について説明する。レギュレータ回路3aの変形例を示す回路図を図7に示す。図7に示すレギュレータ回路3bは、制御回路13aにバッファ回路136を追加したものである。バッファ回路136は、基準電圧Vrefと抵抗R1との間に接続される。このように、基準電圧Vrefの電圧値をバッファ回路136を介して抵抗R1に供給することで、基準電圧Vrefを生成する電圧源に抵抗R1、R2を駆動する能力がない場合であっても誤差の少ない基準電圧Vrefを抵抗R1、R2に供給することが可能である。なお、このバッファ回路136は、レギュレータ回路3に適用することも可能である。
実施の形態3
実施の形態3にかかるレギュレータ回路3cの回路図を図8に示す。図8に示すように、レギュレータ回路3cは、制御回路13に代えて制御回路13cを有する。制御回路13cは、カウンタ137を有する。
カウンタ137は、LCモード信号をイネーブル信号ENとして、外部端子5aから入力されるクロック信号をカウントする。例えば、LCモード信号がロウレベルである場合、カウンタ137は、動作を停止し、LCモード信号がハイレベルになった時点からクロック信号のカウントを開始する。そして、カウンタ137は、カウント値が所定の値となったときにカウンタ出力CTをロウレベルとする。また、カウンタ137は、イネーブル信号ENがロウレベルである場合、ハイレベルを出力する。カウンタ137の出力は電流制御信号CNTとして供給電流生成回路12に与えられる。
レギュレータ回路3cの動作のタイミングチャートを図9に示す。図9に示すように、レギュレータ回路3cは、タイミングT20において、LCモード信号がロウレベルからハイレベルに切り替わるとクロック信号のカウントを開始する。本実施の形態では、カウンタ137は、8個のクロック信号をカウントした時点で出力をロウレベルとする(タイミングT22)。従って、電流制御信号CNTは、HCモード信号及びLCモード信号が切り替わった後、8個のクロック信号が入力されるまでハイレベルを維持する。つまり、8個のクロック信号をカウントする期間が、本実施の形態における遷移期間となる。この遷移期間は、出力電圧VDDiが安定するために必要な時間よりも大きく設定することが好ましい。
上記説明より、レギュレータ回路3cは、制御回路13の変形例を示すものであり、実施の形態1、2においても、制御回路の方式としてカウンタを用いることが可能であることを示すものである。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、遷移期間の設定値は、レギュレータ回路の特性に応じて適宜設定することが可能である。また、出力トランジスタは、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタのいずれを使用しても良い。また、出力トランジスタとして使用するトランジスタの極性を変更する場合、使用するトランジスタの極性に応じて制御に用いる信号の論理を変更することが好ましい。
実施の形態1にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態1にかかるレギュレータ回路の回路図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかるレギュレータ回路の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかるレギュレータ回路から制御回路を除いたレギュレータ回路の動作を示すのタイミングチャートである。 実施の形態2にかかるレギュレータ回路の回路図である。 実施の形態2にかかるレギュレータ回路の変形例を示す回路図である。 実施の形態3にかかるレギュレータ回路の回路図である。 実施の形態3にかかるレギュレータ回路の動作を示すタイミングチャートである。 従来例1にかかるレギュレータ回路のブロック図である。 従来例1にかかる分圧回路の回路図である。
符号の説明
1 半導体装置
2 CPU
2a モード切替制御回路
3、3a〜3c レギュレータ回路
4 AND回路
5a〜5d 外部端子
10 誤差増幅回路
11 出力トランジスタ
12、12a 供給電流生成回路
13、13a〜13c 制御回路
14、15 分圧回路
131 比較器
132 遅延回路
133、133a 制御信号生成回路
134 SRラッチ
135 OR回路
136 バッファ回路
137 カウンタ
C コンデンサ
CNT 電流制御信号
Nr、Ng ノード
REGC 出力端子
R1〜R2 抵抗
r1〜r5 抵抗
SW1 電源制御スイッチ
SWHCv、SWLCv スイッチ
SWHCi、SWLCi、SWMCi 電流制御スイッチ

Claims (7)

  1. 1の電流に基づき動作する第1のモードと、前記第1の電流よりも小さな電流値となる第2の電流に基づき動作する第2のモードとを有する誤差増幅回路と、
    前記第1のモードにおいて前記第1の電流を出力し、前記第2のモードにおいて前記第2の電流を出力する供給電流生成回路と、
    前記第1のモードから前記第2のモードへ切り替わる間の遷移期間に前記誤差増幅回路に供給される電流が前記第2の電流よりも大きな電流値となるように前記供給電流生成回路を制御する制御回路と、
    前記誤差増幅回路の出力が制御端子に接続され、第1の端子が第1の電源端子に接続され、第2の端子が出力端子に接続される出力トランジスタと、
    直列に接続された複数の抵抗によって前記出力端子から出力される出力電圧を分圧した分圧電圧を前記誤差増幅回路に帰還する分圧回路と、を有し、
    前記制御回路は、
    前記出力トランジスタの制御端子の電圧と比較基準電圧との比較結果に基づき出力を反転させる比較器と、
    前記比較器の出力を遅延させる遅延回路と、
    前記遅延回路の出力に基づき前記供給電流生成回路に与える電流制御信号を生成する制御信号生成回路と、
    を有するレギュレータ回路。
  2. 前記制御信号生成回路は、前記第1のモードを指定する第1のモード制御信号と前記遅延回路の出力とに基づき前記電流制御信号を生成する請求項に記載のレギュレータ回路。
  3. 前記供給電流生成回路は、前記第1のモードにおいて前記誤差増幅回路の動作電流を供給する第1の電流源と、前記第2のモードにおいて前記誤差増幅回路の動作電流を供給する第2の電流源とを有し、前記遷移期間に前記第1の電流源及び前記第2の電流源によって前記誤差増幅回路の動作電流を供給するように前記制御回路によって制御される請求項1又は2に記載のレギュレータ回路。
  4. 前記供給電流生成回路は、前記第1のモードにおいて前記誤差増幅回路の動作電流を供給する第1の電流源と、前記第2のモードにおいて前記誤差増幅回路の動作電流を供給する第2の電流源と、前記第1の電流よりも小さく前記第2の電流よりも大きな第3の電流を出力し、前記遷移期間において前記誤差増幅回路の動作電流を供給する第3の電流源とを有し、前記遷移期間に前記第2の電流源及び前記第3の電流源によって前記誤差増幅回路の動作電流を供給するように前記制御回路によって制御される請求項1又は2に記載のレギュレータ回路。
  5. 1の電流に基づき動作する第1のモードと、前記第1の電流よりも小さな電流値となる第2の電流に基づき動作する第2のモードとを有する誤差増幅回路と、
    前記第1のモードにおいて前記第1の電流を出力する第1の電流源と、前記第2のモードにおいて前記第2の電流を出力する第2の電流源と、を有する供給電流生成回路と、
    前記第1のモードから前記第2のモードへ切り替わる間の遷移期間に前記第1、第2の電流源によって前記誤差増幅回路に電流を供給するように前記第1、第2の電流源を制御する制御回路と、
    前記誤差増幅回路の出力が制御端子に接続され、第1の端子が第1の電源端子に接続され、第2の端子が出力端子に接続される出力トランジスタと、
    直列に接続された複数の抵抗によって前記出力端子から出力される出力電圧を分圧した分圧電圧を前記誤差増幅回路に帰還する分圧回路と、を有し、
    前記制御回路は、
    前記出力トランジスタの制御端子の電圧と比較基準電圧との比較結果に基づき出力を反転させる比較器と、
    前記比較器の出力を遅延させる遅延回路と、
    前記遅延回路の出力に基づき前記供給電流生成回路に与える電流制御信号を生成する制御信号生成回路と、
    を有するレギュレータ回路。
  6. 前記制御信号生成回路は、前記第1のモードを指定する第1のモード制御信号と前記遅延回路の出力とに基づき前記電流制御信号を生成する請求項に記載のレギュレータ回路。
  7. 前記電流制御信号は、前記第1のモードの期間及び前記遷移期間の間、前記第1の電流源が前記誤差増幅回路に電流を供給するように前記第第1の電流源を制御する請求項5又は6に記載のレギュレータ回路。
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