JP2008197918A - レギュレータ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な回路構成により、効率的かつ的確に目標電圧を出力するレギュレータ回路を提供する。
【解決手段】レギュレータ回路は、出力回路10、コンパレータ20、カウンタブロック30、ラッチブロック40、デコーダブロック50を備えている。出力回路10の出力端子TA2に目標電圧を印加した場合、出力回路10は、フィードバック電圧Vfbをコンパレータ20に供給する。更に、フィードバック信号Fbをカウンタブロック30に供給する。カウンタブロック30は、フィードバック信号Fbに対応してカウントアップを行なう。ラッチブロック40は、カウンタブロック30から取得した信号を保持して、デコーダブロック50に供給する。デコーダブロック50は、参照電圧Vrefをコンパレータ2
0に供給する。コンパレータ20は、参照電圧Vrefとフィードバック電圧Vfbとを比較
し、カウントを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、効率的に所望の電圧を取得することができるレギュレータ回路に関するものである。
半導体装置において所望の電圧を得るために、レギュレータが用いられている。この場合、最適な出力電圧が得られるまでトリミングを行なうことがある(例えば、特許文献1を参照。)。また、トリミングのための端子やトリミング作業を不要にするとともに、自動的に定電圧回路のトリミングを行なうことのできる半導体装置も検討されている(例えば、特許文献2を参照。)。特許文献1に記載の半導体装置は、発振回路と、出力電圧を調節可能な定電圧電源としてのボルテージ・レギュレータとを備えている。このレギュレータの出力電圧を調節する場合、第1のパワーオンクリア部が電源投入時に時定数で決まる信号を出力する。また、第2のパワーオンクリア部電源投入時から定電圧電源の出力電圧の調節終了まで信号を出力する。基準電圧発生回路が、パワーオンクリア部の出力により基準電圧を作成し、電圧比較回路が発生回路の出力およびレギュレータの出力を比較する。そして、この半導体装置のカウンタは、クロック制御回路のクロック出力をカウントし、デコーダがカウンタの出力をデコーダし、レギュレータの出力を調整する。
特開2004−146548号公報(第1頁) 特開平5−11872号公報(第1頁)
しかし、特許文献1に記載の従来の手法では、目標電圧を出力させるために正確なトリミングを行なう必要がある。具体的には、回路抵抗などを考慮して、正確に計算する必要があるが、この計算が正確でない場合には、目標電圧を正確に取得することはできない。
一方、特許文献2に記載の技術では、正確な基準電圧を取得するためには、出力トランジスタのオン抵抗を低減するためにサイズを大きくしたり、フィードバック抵抗を大きくしたりする必要がなる。このため、回路構成が大きくなり、複雑になる可能性がある。更に、電圧比較回路のオフセットにより、出力電圧にズレを生じる場合もある。
また、この回路構成においては、レギュレータの駆動電源をパワーダウンした場合、カウンタの出力設定が消去されるため、パワーアップ毎に調整し直す必要がある。
更に、調整可能な電圧範囲は、基準電圧を生成するための電圧(VDD、VSS)によって制限されるため、電圧設定の自由度が少ない。
本発明は、上記課題を解決するために、効率的に所望の電圧を取得することができるレギュレータ回路を提供することにある。
本発明のレギュレータ回路では、出力端子に入力された目標電圧から生成されたフィードバック電圧と参照電圧とを比較して比較結果を出力する比較手段と、前記比較結果に基づいて駆動電圧を制御して、出力端子に出力電圧を供給する出力制御素子と、前記制御素子の出力に応じたフィードバック信号を生成して出力する出力手段と、前記出力手段が出力したフィードバック信号に基づいてカウントアップしたカウント信号を出力する計数手段と、前記計数手段が出力したカウント信号を保持して出力するラッチ手段と、前記ラッチ手段が出力したカウンタ信号を参照電圧に変換し、この参照電圧を前記比較手段に供給
する変換手段とを備えたことを要旨とする。これにより、所望の電圧を出力させる出力端子に目標電圧を印加して設定を行なう。従って、調整段階と通常動作段階とにおけるフィードバック状態に差異がないために正確な設定を行なうことができる。また、出力端子に目標電圧を印加するだけで良いので、簡単な作業により、目標電圧を出力するための設定を行なうことができる。
本発明のレギュレータ回路では、前記出力手段は、駆動電圧がソース端子に供給される第1及び第2トランジスタと、前記第1トランジスタのドレイン端子に定電流源を接続し、この接続ノードからフィードバック信号を生成し、前記出力制御素子としての第2トランジスタのドレイン端子に出力端子を設けるとともに、前記ドレイン端子には、フィードバック電圧を生成するための抵抗素子を接続したことを要旨とする。これにより、フィードバックを行ない、目標電圧を設定することができる。
本発明のレギュレータ回路では、前記ラッチ手段は、ホールド信号を取得し、このホールド信号に基づいて、前記計数手段が出力したカウント信号を一時的に保持する信号保持手段を含んで構成されることを要旨とする。これにより、目標電圧の設定変更を行なうことができる。
本発明のレギュレータ回路では、前記ラッチ手段は、ライト信号を取得し、このライト信号に基づいて、前記計数手段が出力したカウント信号を恒久的に記憶する信号固定手段を含んで構成されることを要旨とする。これにより、出力電圧を固定することができる。
本発明のレギュレータ回路では、前記ラッチ手段は、ホールド信号に基づいて、前記計数手段が出力したカウント信号を一時的に保持する信号保持手段と、ライト信号に基づいて、前記計数手段が出力したカウント信号を恒久的に記憶する信号固定手段と、前記信号保持手段からの出力信号と、前記信号固定手段からの出力信号とを択一的に選択して出力する選択手段とを備えたことを要旨とする。これにより、目標電圧の設定変更を行なうとともに、出力電圧を固定することができる。
本発明によれば、簡易な回路構成により、効率的かつ的確に目標電圧を出力するレギュレータ回路を提供することができる。
以下、本発明を具体化したレギュレータ回路の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。本実施形態のレギュレータ回路は、図1に示すように、5つの回路ブロックから実現される。具体的には、フィードバックループを含む出力回路10、比較手段としてのコンパレータ20、計数手段としてのカウンタブロック30、ラッチ手段としてのラッチブロック40、変換手段としてのデコーダブロック50を備えている。
出力回路10は出力手段として機能し、電圧供給端子TA1、出力端子TA2が設けられている。そして、出力回路10は、トランジスタ(M1、M2)、抵抗素子(R1、R2)と定電流源C1から構成される。
第1トランジスタとしてのトランジスタM1及び第2トランジスタ(出力制御素子)としてのトランジスタM2は、それぞれPチャネル型MOSトランジスタにより構成される。各トランジスタ(M1、M2)のソース端子には、電圧供給端子TA1から駆動電圧Vpが供給される。また、トランジスタM2と抵抗R1との接続ノードには出力端子TA2が設けられている。これにより、出力端子TA2の電圧は、トランジスタM2によって制御される。
トランジスタM2のドレイン端子は抵抗R1に接続され、これらの抵抗(R1、R2)を介して接地される。トランジスタM1のドレイン端子には、定電流源C1に接続されており、この定電流源C1を介して接地される。
また、トランジスタ(M1、M2)のゲート端子は相互に接続される。更に、これらのゲート端子の接続ノードには、コンパレータ20の出力端子が接続される。
抵抗R1と抵抗R2との接続ノードは、コンパレータ20の正(+)入力端子に接続される。
トランジスタM1と定電流源C1との間の接続ノードの電圧は、フィードバック信号Fbとしてカウンタブロック30に帰還される。出力端子TA2の電圧は、抵抗(R1、R2)により分圧されたフィードバック電圧Vfbとしてコンパレータ20に供給される。
カウンタブロック30には、クロック信号S31とアジャスト信号S32とが入力される。そしてカウンタブロック30は、カウント信号(D0〜Dn)を出力する。
カウンタブロック30から出力された信号(D0〜Dn)はラッチブロック40に入力される。このラッチブロック40には、更にホールド信号S41、ライト信号S42、パワーオンリセット反転信号S43が入力される。そして、ラッチブロック40は、カウント信号(D0〜Dn)によって生成されたラッチ信号(DL0〜DLn)を出力する。
デコーダブロック50は、ラッチブロック40から供給されたラッチ信号(DL0〜DLn)に基づいて参照電圧Vref を出力して、コンパレータ20の負(−)入力端子に供給する。
コンパレータ20は、参照電圧Vref とフィードバック電圧Vfbとを比較して、その結果を出力する。
(カウンタブロック)
次に、カウンタブロック30の構成例を、図2を用いて説明する。
本実施形態のカウンタブロック30は、論理積素子31、論理和素子32、D型のフリップフロップ(33、DFF0〜DFFn)から構成される。
このカウンタブロック30には、フィードバック信号Fb、クロック信号S31、アジャスト信号S32が入力される。
論理和素子32には、フィードバック信号Fb、クロック信号S31及び論理積素子31の出力信号が入力される。この論理積素子31には、このカウンタブロック30から出力されるカウント信号(D0〜Dn)が入力される。
論理和素子32の出力信号は、フリップフロップDFF0に入力される。各フリップフロップ(DFF0〜DFFn)のd端子には、各フリップフロップの反転q出力信号が供給される。また、各フリップフロップ(DFF1〜DFFn)のクロック信号入力端子には、前段のフリップフロップ(DFF0〜DFF(n−1))の反転q出力信号が供給される。そして、各フリップフロップ(DFF0〜DFFn)からのq出力信号が、このカウンタブロック30のカウンタ信号(D0〜Dn)として出力される。
フリップフロップ33のクロック信号入力端子にはクロック信号S31が供給される。そして、このフリップフロップ33のd入力端子及び反転リセット端子には、アジャスト信号S32が供給される。フリップフロップ33のq出力信号は、各フリップフロップ(DFF1〜DFFn)の反転リセット端子に供給される。
このような構成により、アジャスト信号S32がローレベルになった場合、カウンタ信号(D0〜Dn)がリセットされる。そして、フィードバック信号Fbがローレベルの間に入力されたクロック信号S31の計数値を2進数で表現したカウンタ信号(D0〜Dn)を出力する。このカウンタ信号(D0〜Dn)は、ラッチブロック40に供給される。
(ラッチブロック)
次に、ラッチブロック40の構成例を、図3を用いて説明する。
本実施形態では、ラッチブロック40は、信号保持手段としてのデータラッチ41、信号固定手段としての不揮発性メモリ42、選択手段としてのマルチプレクサ43から構成されている。
データラッチ41及び不揮発性メモリ42には、カウンタブロック30からのカウンタ信号(D0〜Dn)が入力される。
更に、データラッチ41には、ホールド信号S41及びパワーオンリセット反転信号S43が入力される。
データラッチ41は、図4に示すように、入力されるカウンタ信号(D0〜Dn)に対応して設けられたD型ラッチ素子(41_0〜41_n)、及びホールド信号S41、パワーオンリセット反転信号S43が入力されるD型のフリップフロップ410から構成される。
このフリップフロップ410のd入力端子には駆動電圧、クロック入力端子にはホールド信号S41、リセット反転入力端子にはパワーオンリセット反転信号S43が入力される。そして、フリップフロップ410の反転q出力は、各D型ラッチ素子(41_0〜41_n)のゲート端子に入力される。そして、各D型ラッチ素子(41_0〜41_n)から、各カウンタ信号(D0〜Dn)に対応して信号(DO0〜DOn)が出力される。
また、不揮発性メモリ42には、ライト信号S42が入力される。そして、不揮発性メモリ42は、信号(D0〜Dn)に対応して信号(ST0〜STn)及びセレクト信号S45を出力する。ライト信号S42が入力された場合、不揮発性メモリ42は、そのときの信号(D0〜Dn)を保持して、信号(ST0〜STn)として出力する。また、一度、ライト信号S42が入力された場合には、セレクト信号S45をハイレベルに固定する。
そして、データラッチ41から出力される信号(DO0〜DOn)、不揮発性メモリ42から出力される信号(ST0〜STn)及びセレクト信号S45は、マルチプレクサ43に入力される。
これにより、ラッチブロック40では、ホールド信号S41、ライト信号S42がローレベルである場合、カウンタブロック30からのカウンタ信号(D0〜Dn)を加工せずに、そのままラッチ信号(DL0〜DLn)として出力する。
一方、ホールド信号S41がハイレベルになった場合、そのときのカウンタ信号(D0〜Dn)を、信号(DO0〜DOn)としてラッチする。このラッチは、パワーオンリセット反転信号S43によってデータクリアされるまで継続される。
また、ライト信号S42が、一旦、ハイレベルになった場合には、不揮発性メモリ42は、そのときのカウンタ信号(D0〜Dn)を書き込んで恒久的に保持する。更に、この場合、セレクト信号S45もハイレベルにする。そして、書き込んでカウンタ信号(D0
〜Dn)を、パワー状態に関わらず信号(ST0〜STn)として出力する。
ラッチブロック40の各マルチプレクサ43は、入力端子(in0、in1、sel)を備える。そして、セレクト信号S45に基づいて、入力された信号(DO0〜DOn)又は信号(ST0〜STn)を選択し、ラッチ信号(DL0〜DLn)として出力する。セレクト信号S45の初期値はローレベルであり、この場合には信号(DO0〜DOn)を選択してラッチ信号(DL0〜DLn)として出力する。一方、セレクト信号S45がハイレベルの場合には、マルチプレクサ43は、信号(ST0〜STn)を選択してラッチ信号(DL0〜DLn)として出力する。このラッチ信号(DL0〜DLn)は、デコーダブロック50に供給される。
(デコーダブロック)
次に、デコーダブロック50の構成例を、図5を用いて説明する。
デコーダブロック50は、ラッチ信号(DL0〜DLn)をアナログ信号に変換するデコード回路51と、参照電圧出力回路52とから構成される。デコード回路51は、ラッチ信号(DL0〜DLn)に対してインバータ素子(INV0〜INVn)を備え、各信号の反転信号を出力する。
更に、デコード回路51は、「(2のn乗)−1」個(=m個)の論理積素子から構成された変換手段511を備える。この変換手段511の論理積素子は、ラッチ信号(DL0〜DLn)に対して、各信号及び反転信号のすべての組み合わせに対応して設けられている。
そして、変換手段511において、ラッチ信号(DL0〜DLn)の各信号及び反転信号について、すべてがハイレベルになる組み合わせが入力された論理積素子はローレベルを出力し、その他の論理積素子はハイレベルを出力する。
参照電圧出力回路52には、バイアス回路521と、これに対応したカレントミラー回路CM1を備える。このカレントミラー回路CM1は、接続された各トランジスタ(M511〜M51m)に同じ値の電流を供給する。ここで、「1〜m」は、上段から、この順番に付番する。
各トランジスタ(M51_1〜M51_m)は、Pチャネル型MOSトランジスタから構成される。各トランジスタ(M51_1〜M51_m)のドレイン端子には、直列に接続されたm個の抵抗(R_1〜R_m)のそれぞれの接続ノードに接続される。
更に、各トランジスタ(M51_1〜M51_m)のゲート端子には、変換手段511において、それぞれラッチ信号(DL0〜DLn)の二進数表記を十進数表示にした「1〜m」に対応する次数の各論理積素子が接続される。
これにより、変換手段511において、ラッチ信号(DL0〜DLn)に応じた論理積素子がローレベルになり、この論理積素子の出力信号が供給されるトランジスタがオンして電流を出力する。この電流は、抵抗(R_1〜R_m)により参照電圧Vref に変換される。そして、この参照電圧Vref は、コンパレータ20に出力される。
(動作)
次に、レギュレータ回路の動作を説明する。ここで、まず、出力端子TA2に、所望の目標電圧を印加する。この場合、フィードバック電圧Vfbがコンパレータ20に供給される。参照電圧Vref は、初期的には最小値となっているため、コンパレータ20はハイレベルを出力する。この場合、トランジスタ(M1、M2)がオフするため、ローレベルのフィードバック信号Fbがカウンタブロック30に供給される。
そして、カウンタブロック30がカウントを行なっている限り、参照電圧Vref は徐々に増大する。そして、出力端子TA2に印加された目標電圧に到達することにより、参照電圧Vref がフィードバック電圧Vfbを超えた場合、コンパレータ20はトランジスタ(M1、M2)をオンする。この場合、フィードバック信号Fbはハイレベルになる。
フィードバック信号Fbはハイレベルになった場合、カウンタブロック30はクロック信号を停止する。なお、信号(D0〜Dn)のすべての信号がハイレベルになった場合にも、同様にカウンタブロック30はクロック信号をブロックする。
この場合、カウンタブロック30は、参照電圧Vref がフィードバック電圧Vfbを超えた時点での信号(D0〜Dn)を保持することになる。この参照電圧Vref を用いて、出力電圧は目標電圧に一致する値に調整される。
図6(a)に示すように、出力端子TA2に段階的に目標電圧を印加した場合を想定する。図6(b)に示すアジャスト信号S32の供給期間は、図6(c)に示すように、参照電圧Vref が段階的に上昇し、フィードバック電圧Vfbに達した時点で停止する。なお、この場合には、図6(d)に示すように、ホールド信号S41は供給されていないので、アジャスト信号S32の停止時には再度、最初から参照電圧Vref を立ち上げ直すことになる。
一方、図7(a)に示すように、出力端子TA2に段階的に目標電圧を印加し、図7(b)に示すアジャスト信号S32の供給した場合にも、図7(c)に示すように、参照電圧Vref が段階的に上昇する。ここで、図7(d)に示すように、時刻t1においてホールド信号S41は供給した場合には、参照電圧Vref の立ち上げを停止する。更に、時刻t2において、出力端子TA2における目標電圧の印加を停止した場合は、時刻t1においての電圧が出力される。
上記実施形態のレギュレータ回路によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、レギュレータ回路は、出力回路10、コンパレータ20、カウンタブロック30、ラッチブロック40、デコーダブロック50を備えている。そして、出力回路10の出力端子TA2に所望の目標電圧を印加した場合、コンパレータ20からの出力に基づいてフィードバック信号Fbが生成される。そして、このフィードバック信号Fbに基づいて、カウンタブロック30がクロック信号の計数を行なう。ラッチブロック40において、この信号を保持するとともに、デコーダブロック50がアナログの参照電圧Vref に変換する。そして、コンパレータ20が、参照電圧Vref と、出力端子TA2に印加された目標電圧から生成されたフィードバック電圧Vfbとを比較する。そして、参照電圧Vref とフィードバック電圧Vfbとが一致した場合には、フィードバック信号を切り換えることにより、カウンタブロック30のカウントを停止させる。従って、所望の電圧を出力させる出力端子TA2に目標電圧を印加して設定を行なうことにより、調整段階と通常動作段階とにおけるフィードバック状態に差異がないために正確な設定を行なうことができる。すなわち、コンパレータのオフセット電圧や、抵抗分割によるミスマッチ等のエラーを補償することができる。また、出力端子に目標電圧を印加するだけで良いので、簡単な作業により、目標電圧を出力するための設定を行なうことができる。
・ 上記実施形態では、レギュレータ回路のラッチブロック40はデータラッチ41を備える。そして。ホールド信号S41が入力された場合、データラッチ41が、目標電圧を出力するための設定を保持する。これにより、継続的に出力させることができる。更に、パワーオンリセット反転信号S43が入力された場合、データラッチ41に保持されたデータはクリアされるため、目標電圧を適宜、変更させることができる。これにより、動
作評価やデバグに利用することができる。
・ 上記実施形態では、レギュレータ回路のラッチブロック40は不揮発性メモリ42とマルチプレクサ43を備える。そして。ライト信号S42が入力された場合、不揮発性メモリ42は、そのときの信号(D0〜Dn)を保持して、信号(ST0〜STn)として出力する。また、一度、ライト信号S42が入力された場合には、セレクト信号S45をハイレベルに固定する。そして、セレクト信号S45がハイレベルの場合には、マルチプレクサ43は、信号(ST0〜STn)を選択してラッチ信号(DL0〜DLn)として出力する。このラッチ信号(DL0〜DLn)は、デコーダブロック50に供給される。これにより、目標電圧を恒久的に出力するように設定することができるので、量産に利用することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態では、信号固定手段として不揮発性メモリ42を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、ヒューズトリミング回路を用いることも可能である。
○ 上記実施形態では、カウンタブロック30を、D型フリップフロップを用いて実現したが、これに限定されるものではなく、コンパレータ20の出力に応じて、カウントアップする機能を実現する機能を備えていればよい。
また、上記実施形態では、データラッチ41は、入力されるカウンタ信号に対応して設けられたD型ラッチ素子を用いて実現したが、これに限定されるものではなく、信号を保持可能な手段を用いて構成することができる。
また、上記実施形態では、参照電圧出力回路52には、バイアス回路521と、これに対応したカレントミラー回路CM1を用いて実現したが、これに限定されるものではない。入力に応じて電圧を変更することできる手段を用いて構成することができる。
○ 上記実施形態では、Pチャネル型MOSトランジスタを用いたが、これに限定されるものではない。他の伝導型の素子、例えば、nチャネル型MOSトランジスタを用いて構成することも可能である。
○ 上記実施形態では、外部から入力されたホールド信号S41に基づいて、データをラッチした。これに代えて、カウントアップ検知手段を設けて、このカウントアップ検知手段がカウントアップの停止を検知したときに、ホールド信号S41を出力するように構成することも可能である。これにより、所望の電圧に達した場合、自動的にホールドさせることができる。
本実施形態のレギュレータ回路の全体構成の説明図。 本実施形態のカウンタブロックの説明図。 本実施形態のラッチブロックの説明図。 本実施形態のデータラッチの説明図。 本実施形態のデコーダブロックの説明図。 動作時のタイミングチャートであり、(a)は出力端子電圧、(b)はアジャスト信号、(c)は参照電圧、(d)はホールド信号の説明図。 動作時のタイミングチャートであり、(a)は出力端子電圧、(b)はアジャスト信号、(c)は参照電圧、(d)はホールド信号の説明図。
符号の説明
10…出力回路、20…コンパレータ、30…カウンタブロック、40…ラッチブロック、50…デコーダブロック、31…論理積素子、32…論理和素子、33、DFF0〜DFFn…フリップフロップ、41…データラッチ、42…信号固定手段としての不揮発性メモリ、43…マルチプレクサ、51…デコード回路、52…参照電圧出力回路、511…変換手段、C1…定電流源、Fb…フィードバック信号、Vp…駆動電圧、S41…ホールド信号、S43…ライト信号、TA2…出力端子、Vfb…フィードバック電圧、Vref …参照電圧。

Claims (5)

  1. 出力端子に入力された目標電圧から生成されたフィードバック電圧と参照電圧とを比較して比較結果を出力する比較手段と、
    前記比較結果に基づいて駆動電圧を制御して、出力端子に出力電圧を供給する出力制御素子と、前記制御素子の出力に応じたフィードバック信号を生成して出力する出力手段と、
    前記出力手段が出力したフィードバック信号に基づいてカウントアップしたカウント信号を出力する計数手段と、
    前記計数手段が出力したカウント信号を保持して出力するラッチ手段と、
    前記ラッチ手段が出力したカウンタ信号を参照電圧に変換し、この参照電圧を前記比較手段に供給する変換手段とを備えたことを特徴とするレギュレータ回路。
  2. 前記出力手段は、
    駆動電圧がソース端子に供給される第1及び第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタのドレイン端子に定電流源を接続し、この接続ノードからフィードバック信号を生成し、
    前記出力制御素子としての第2トランジスタのドレイン端子に出力端子を設けるとともに、前記ドレイン端子には、フィードバック電圧を生成するための抵抗素子を接続したことを特徴とする請求項1に記載のレギュレータ回路。
  3. 前記ラッチ手段は、ホールド信号を取得し、このホールド信号に基づいて、前記計数手段が出力したカウント信号を一時的に保持する信号保持手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレギュレータ回路。
  4. 前記ラッチ手段は、ライト信号を取得し、このライト信号に基づいて、前記計数手段が出力したカウント信号を恒久的に記憶する信号固定手段を含んで構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレギュレータ回路。
  5. 前記ラッチ手段は、ホールド信号又はライト信号を取得し、
    ホールド信号に基づいて、前記計数手段が出力したカウント信号を一時的に保持する信号保持手段と、
    ライト信号に基づいて、前記計数手段が出力したカウント信号を恒久的に記憶する信号固定手段と、
    前記信号保持手段からの出力信号と、前記信号固定手段からの出力信号とを択一的に選択して出力する選択手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のレギュレータ回路。
JP2007032527A 2007-02-13 2007-02-13 レギュレータ回路 Pending JP2008197918A (ja)

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