JP5053822B2 - 情報処理装置、印刷ジョブ振り分け方法、コンピュータプログラム、および記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、印刷ジョブ振り分け方法、コンピュータプログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、印刷ジョブ振り分け方法、コンピュータプログラム、記憶媒体に関する。
近年、C、M、Y、Kを用いた4色のトナーを用いた電子写真印刷によるフルカラー印刷だけではなく、さらに特殊なトナーを用いた多色の印刷方式も注目を集めている。具体的には、特殊なトナーの一例として、クリアトナーを使用した印刷が注目されている。
クリアトナーを用いた印刷としては、印刷物の全面にクリアトナーを一律に印刷し、印刷物の光沢感を上げることが一般的に行われている。
実際に、クリアトナーを用いて光沢感を上げた印刷物を生成する方法としては、初回に印刷装置にてC、M、Y、K、クリアトナーの5色を低定着温度で定着する。そして、二回目にグロッサと呼ばれる専用装置にて再定着を行う方式が取られる。
ここで、低定着温度で定着するためには、通常180〜190度を保っている定着装置を40度ほど低下させる必要があるが、通常、印刷装置は冷却するための冷却装置は装備していない。そのため、クリアトナーを用いて光沢感を上げた印刷物を生成するためには、定着装置の冷却が自然放熱にて行われる都合上、ジョブの開始が、通常7〜10分ほど待たされることになる。
そのため、生産性を求められる商用印刷などにおいてクリアトナーを用いる場合は、複数台の印刷装置で印刷ジョブを分散することで、上記の待ち時間が生産性の低下に直結しないようにする運用形態が考えられる。
ここで、印刷装置へ印刷ジョブを振り分ける方法として、過去、さまざまな方法が提案されている。たとえば特許文献1の方法は、1ジョブ内に白黒ページとカラーページが混在していた場合に、自動的にカラーページをカラー印刷装置へ、また、白黒ページを白黒印刷装置へ振り分けるものである。
次に、特許文献2の方法は、プリントジョブに起因する負荷を複数のプリンタで分担するものである。具体的には、他プリンタのジョブ処理の累計予測時間と他プリンタの最終ジョブを自プリンタで実行した場合の累計予測時間とを比較し、自プリンタで処理したほうが早いと判断した場合は、他プリンタのジョブを自プリンタで印刷する。
さらに、特許文献3の方法は、複数部数の印刷物を複数のプリンタを使って分散印刷する方法である。分散印刷する際、ジョブの終了時間が一番短くなる台数分のプリンタを計算して、その台数分のプリンタで印刷する。
特開2000−112688 特開2006−309625 特開2007−241476
しかしながら、上述した従来の技術では、いずれもジョブとジョブの間の待ち時間を考慮していないため、開始に時間がかかるジョブを振り分ける場合には、上手く対応できないと言う課題があった。
さらに、特許文献1の方法は、1ジョブ内のページを白黒もしくはカラー専用の印刷装置に振り分けるものであり、印刷装置の役割が固定的であるため、印刷装置の利用効率が悪い。また、1ジョブ内のページが複数の印刷装置に振り分けられるため、最後に、マージする手間が生じるという課題がある。また、特許文献3の方法も、複数部の印刷物が複数台のプリンタに出力されるため、最後にマージする手間が生じる。
上述した課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、印刷ジョブを実行していない待機状態になったときの定着温度条件を設定可能な複数の印刷装置のいずれかへ印刷ジョブを振り分ける情報処理装置であって、振り分けるべき印刷ジョブの定着温度条件を解析する第1解析手段と、前記印刷装置の印刷キューの最終ジョブの定着温度条件を解析する第2解析手段と、前記第1解析手段の解析結果を前記第2解析手段の解析結果と比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記振り分けるべき印刷ジョブの振り分け先を決定する振り分け手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の印刷ジョブ振り分け方法は、印刷ジョブを実行していない待機状態になったときの定着温度条件を設定可能な複数の印刷装置のいずれかへ印刷ジョブを振り分ける印刷ジョブ振り分け方法であって、振り分けるべき印刷ジョブの定着温度条件を解析する第1解析ステップと、前記印刷装置の印刷キューの最終ジョブの定着温度条件を解析する第2解析ステップと、前記第1解析ステップの解析結果を前記第2解析ステップの解析結果と比較する比較ステップと、前記比較ステップの比較結果に基づいて、前記振り分けるべき印刷ジョブの振り分け先を決定する振り分けステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、振り分けるべき印刷ジョブが必要とする定着温度と、印刷装置の印刷キューに登録されている最後の印刷ジョブの定着温度とに基づいて、印刷ジョブの振り分け先を決定することにより、印刷装置の定着温度変更による印刷処理待ち時間をなるべく発生しない様にすることができる。
以下、図面を参照して、この発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている表示画面はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらにのみ限定する主旨のものではない。
本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるシステム構成図である。本システムは、イントラネットなどのネットワークに情報処理装置ならびに印刷装置が接続されている。
本実施の形態の印刷システムにおいて、情報処理装置101は、印刷装置102と印刷装置103が待機状態になった時に、定着温度を高くしたまま待機するか、定着温度を低くしたまま待機するかを設定することができる。
さらに、ユーザは、情報処理装置101からクリアトナーを使い光沢感を出したい印刷物と、クリアトナーを用いない通常の印刷物を印刷装置にて出力することができる。また、情報処理装置101には自動代行印刷機能が備わっており、印刷ジョブと印刷装置102もしくは印刷装置103の定着温度条件に応じて、ジョブを振り分けることができる。
なお、本実施例において、クリアトナーを使い光沢感を出したい印刷物を生成する場合は、ユーザは、明示的に出力用紙にグロッサ用紙を指定する。
図1中、101は情報処理装置であり、印刷装置102もしくは印刷装置103へ電子データを印刷することができる。また、情報処理装置101は先述の代行印刷機能を保有しており、印刷装置102もしくは印刷装置103の装置状況やジョブ状況に応じて、ジョブを自動的に振り分けることができる。また、102および103は印刷装置であり、印刷データを受信し印刷用紙にプリントする機能を有する。また、104はネットワークであり、たとえば、イントラネットなどの社内ネットワークを表している。105はグロッサであり、印刷装置102もしくは印刷装置103で出力したクリアトナーを用いた印刷物に対して、再度、圧力と熱をかける装置である。そうすることで、印刷物に定着したトナーの表面を溶かして、印刷物の光沢感を引き出すことができる。
ここで、グロッサ105はオフラインフィニッシャであるため、情報処理装置101、印刷装置102、印刷装置103とはネットワーク的に独立な装置である。したがって、本発明の主旨であるジョブの振り分けには直接関係しないので、以後、ブロック図などの説明は省略する。
図2は、情報処理装置101概略構成を示すブロック図である。
図2において、201はコンピュータとしてのCPU(セントラルプロセッシングユニット)である。CPU201は、ROM207、HDD209及びCDD206に格納された制御プログラムに基づいてCPUデバイスに接続された各デバイスを制御する。
202は表示装置であり、その表示画面には、例えばウインドウ、アイコン、メッセージ、メニューその他のユーザインターフェース情報が表示される。203はVRAM(ビデオランダムアクセスメモリ)であり、表示装置202に表示するための画像が描画される。このVRAM203に生成された画像データは、所定の規定に従って表示装置202に転送され、これにより表示装置202に画像が表示される。
204はキーボードであり、文字入力を行うための各種キーを有する。205はPD(ポインティングデバイス)であり、例えば、表示部202の表示画面上に表示されたアイコン、メニューその他のオブジェクトを指示するために使用される。
206はCDD(コンパクトディスクドライブ)であり、CD−ROMや、CD−Rなどの記録媒体との間で各種制御プログラムやデータの読み書きを行う装置である。これはDVDドライブであってもよい。
207はROM(リードオンリメモリ)であり、各種の制御プログラムやデータを保持する。208はRAM(ランダムアクセスメモリ)でありCPU201のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。
209は内部記録装置としてのHDD(ハードディスクドライブ)であり、各種制御プログラムや各種データを保存する。210は外部記録I/Fであり、USBメモリなどの外部記録媒体への読み書きを行う装置である。
211はネットワーク・インターフェース(Net−I/F)であり、他の情報処理装置や印刷装置等とネットワーク212を介して通信を行うことができる。213はCPUバスであり、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含む。CPU201に対する制御プログラムの提供は、CDD203、ROM207、HDD209から行うこともできるし、ネットワーク212を介して他の情報処理装置等から行うこともできる。
図3は、印刷装置102、103の概略構成を示すブロック図である。
図3において、301はCPU(セントラルプロセッシングユニット)であり、ROM(リードオンリメモリ)307に格納された制御プログラムに基づいてCPUデバイスに接続された各デバイスを制御する。302は表示装置であり、その表示画面には、例えばウインドウ、アイコン、メッセージ、メニューその他のユーザインターフェース情報が表示される。303はVRAM(ビデオランダムアクセスメモリ)であり、表示装置302に表示するための画像が描画される。このVRAM303に生成された画像データは、所定の規定に従って表示装置302に転送され、これにより表示装置302に画像が表示される。304は入力デバイスであり、印刷枚数など指定する各種キーや、表示装置302に表示されたアイコン、メニューその他のオブジェクトを指示する画面ポインティングデバイスを示す。305はスキャン部であり、コピー原稿の読み取りを行う。306は印刷部であり、RAM(ランダムアクセスメモリ)308やHDD(ハードディスクドライブ)309に保存した印刷データの印刷を行う。307はROMであり、各種の制御プログラムやデータを保持する。308はRAMでありCPU301のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。309は内部記録装置としてのHDDであり、各種制御プログラムや印刷データを保存する。310は外部記録I/Fであり、記録媒体311への読み書きを行う装置である。記録媒体311はUSBメモリなど着脱可能な記録媒体である。312はネットワーク・インターフェース(Net−I/F)であり、他の情報処理装置やプリンタ等とネットワーク314を介して通信を行うことができる。313はCPUバスであり、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含む。CPU301に対する制御プログラムの提供は、ROM307から行う。
図4は、印刷装置102、および印刷装置103の断面図を示したものである。
図4において、401はイメージスキャナー部であり、原稿を読み取り、ディジタル信号処理を行う部分である(イメージスキャナー部401は、図3のスキャン部305と同様)。
また、402はプリンタ部であり、イメージスキャナー401によって読み取られた原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分である(プリンタ部402は、図3の印刷部306と同様)。
イメージスキャナー401において、400は鏡面圧板であり原稿台ガラス(以下プラテン)403上の原稿404はランプ405で照射される。そして、ミラー406、407、408に導かれ、レンズ409によって、3ラインの個体撮像素子センサ(以下CCD)410上に像を結ぶ。CCD410に結像した、フルカラー情報としてのレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の3つの画像信号は、信号処理部411に送られる。
なお、405、406は速度vで、407、408は速度1/2vでラインセンサの電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くことによって、原稿全面を走査(副走査)する。ここで、原稿404は、主走査および副走査ともに600dpi(dots/inch)の解像度で読みとられる。読み取られた画像信号は原稿1ページ分の単位で411の内部のデータ蓄積手段に蓄積される。また、情報処理装置101からPDLなどの印刷データを受信した場合は、印刷データをレンダリングした後、411の内部のデータ蓄積手段にされる(データ蓄積手段411は、図3の内部記録装置309と同様)。
信号処理部411においては、内部に蓄積された画像信号を画素単位で電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン(C),イエロ(Y),ブラック(Bk)の各成分に分解し、プリンタ部402に送る。また、411の内部には透明パターン生成部があり、透明画像データ(CL)を画素単位で生成し同じく402へ送出する。
送出されたM、C、Y、Bk、CLの画像信号がレーザードライバー412に送られる。レーザードライバー412は、送られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー413を変調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー414、f−θレンズ415、ミラー416を介し、感光ドラム417上を走査する。ここで、読取と同様に主走査および副走査ともに600dpi(dots/inch)の解像度で書込まれる。
418は回転現像器であり、マゼンタ現像部419、シアン現像部420、イエロ現像部421、ブラック現像部422、クリア(透明)現像部423より構成される。この5つの現像部は、交互に感光ドラム417に接し、感光ドラム上に形成された静電現像を各色のトナーで現像する。424は転写ドラムであり、用紙カセット425または426より供給される用紙をこの転写ドラム424に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を用紙に転写する。
この様にして、M,C,Y,Bkおよびクリア(透明)の5色が順次転写された後に、用紙は、定着ユニット427を通過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
なお、クリアトナーを使い光沢感を出したい印刷物を出力する場合は、定着ユニット427を通常温度(180〜190度)よりも40度ほど低下させる必要がある。以後、この状態をグロッサモードと呼ぶ。
ROM307に格納された制御プログラムにより、定着ユニット427がグロッサモードに移行するように指示されると、定着ユニット427は、通常温度(180〜190度)を保持するのを停止する。そして、自然放熱により、低定着温度(140〜150度)になったことを確認すると、低定着温度を保持する。逆に、ROM307に格納された制御プログラムにより、定着ユニット427が通常状態へ移行するように指示されると、定着ユニット427は、通常温度にまで加熱し、その後、通常温度を保持する。
また、通常状態とグロッサモードの切り替えは印刷装置により自動的に行われる。たとえば、情報処理装置101から印刷データを受信時、ROM307に格納された制御プログラムは、グロッサ用紙を用いて印刷する必要があると判定すると、自動的にグロッサモードへ移行する。逆に、グロッサ用紙を用いて印刷する必要がないと判定すると、自動的に通常状態へ移行する。
図5は、情報処理装置101に表示されるプリンタドライバ基本画面である。
図5において、501はドライバの各種設定をグループ化したタブであり、「一般」、「ジョブ情報」、「メディア」、「レイアウト」、「仕上げ」の5種類により構成される。また、502は、501で選択したタブの内容を表示する領域である。502では、「一般」の内容として、部数、両面印刷、N−upレイアウト、用紙トレイ、ソート、ステイプルの設定が表示されている。
なお、501の各種タブの内容については、以下のとおりである。「一般」は、他4種のタブ内の設定からよく利用される設定をまとめたグループである。また、「ジョブ情報」は、印刷ジョブ全体に関連する設定をまとめたグループである。たとえば、502では印刷部数が該当する。「メディア」は、印刷用紙に関する設定をまとめたグループである。たとえば、502では用紙トレイが該当する。なお、「メディア」については、図6で詳細を説明する。「レイアウト」は、印刷レイアウトに関する設定をまとめたグループである。たとえば、502では両面印刷やN−upレイアウトが該当する。「仕上げ」は、印刷物の仕上げに関する設定をまとめたものである。たとえば、502ではソートやステイプルの設定が該当する。
503は、OKボタンであり、プリンタドライバ画面で設定した内容を反映するボタンである。なお、OKボタン押下後、プリンタドライバ画面は閉じられる。
504は、キャンセルボタンであり、プリンタドライバ画面で設定した内容を反映せずに破棄するボタンである。なお、キヤンセルボタン押下後、プリンタドライバ画面は閉じられる。
505は、適用ボタンであり、プリンタドライバ画面で設定した内容を保存するボタンである。なお、適用ボタン押下後は、プリンタ画面は閉じられず、継続して各種設定を行うことができる。
506は、ヘルプボタンであり、プリンタドライバ画面の各種設定について、オンラインヘルプを表示するボタンである。
図6は、プリンタドライバのメディア設定画面である。
601は、プリントジョブ全体の用紙種類を設定するプルダウンメニューである。たとえば、自動選択、普通紙、厚紙、グロッサ用紙などが表示される。用紙種類601が設定された場合、プリントジョブの全ページが、指定された用紙を使って印刷される。ここで、グロッサ用紙とは、クリアトナーで印刷後、グロッサを用いる印刷に利用するための専用用紙種類である。したがって、グロッサを用いる場合には、かならずグロッサ用紙を選択する必要がある。
602は、プリントジョブ全体の用紙トレイを設定するプルダウンメニューである。たとえば、自動選択、カセット、手指しなどが表示される。用紙トレイ602が設定された場合、プリントジョブの全ページが、指定された用紙トレイを使って印刷される。なお、用紙種類601と用紙トレイ602は背反設定である。
603は、プリントジョブ全体の印刷用紙サイズである。たとえば、A3,A4,B4,B5、LTRなどが表示される。プリントジョブの全ページは、用紙サイズ603で指定された用紙サイズで印刷される。
604は、用紙の混合設定ボタンである。本設定は、プリントジョブ全体を同じ用紙種類、用紙サイズ、用紙トレイで印刷したくない場合に本設定を利用する。用紙の混合については、図7で詳しく説明する。
605は、OKボタンであり、プリンタドライバ画面で設定した内容を反映するボタンである。なお、OKボタン押下後、プリンタドライバ画面は閉じられる。
606は、キャンセルボタンであり、プリンタドライバ画面で設定した内容を反映せずに破棄するボタンである。なお、キヤンセルボタン押下後、プリンタドライバ画面は閉じられる。
607は、適用ボタンであり、プリンタドライバ画面で設定した内容を保存するボタンである。なお、適用ボタン押下後は、プリンタ画面は閉じられず、継続して各種設定を行うことができる。
608は、ヘルプボタンであり、プリンタドライバ画面の各種設定について、オンラインヘルプを表示するボタンである。
図7は、用紙の混合設定画面である。
図7において、701は、設定済の用紙の混合設定を表示する部分である。701においては、電子原稿の本文、2ページ目、3ページ目、5ページ目のそれぞれに、図6で説明した各種メディア設定(用紙の種類、用紙トレイ、用紙サイズ)が行われている。
702は、ページ範囲定義の設定ボタンである。ページ範囲定義の設定ボタン702押下後の設定が、用紙の混合設定表示部701に反映される。本ボタン押下後の設定は、図8にて詳細を説明する。
703は、用紙の混合設定の編集ボタンである。用紙の混合設定表示部701から一つを選択し、編集ボタン703を押下することで、設定を編集することができる。
704は、用紙の混合設定の削除ボタンである。用紙の混合設定表示部701から一つを選択し、削除ボタン703を押下することで、設定を削除することができる。
705は、OKボタンである。OKボタン705を押下すると、用紙の混合設定表示部701を保存し、図6のメディア設定画面に戻る。
706は、キャンセルボタンである。キャンセルボタン706を押下すると、用紙の混合設定表示部701を破棄し、図6のメディア設定画面に戻る。
図8は、ページ範囲定義の設定画面である。
801は、ページ範囲の設定ボックスである。ページ範囲の設定ボックス801で指定したページに、用紙種類802、用紙トレイ803、用紙サイズ804が設定される。
802は、用紙種類を設定するプルダウンメニューである。たとえば、自動選択、普通紙、厚紙、グロッサ用紙などが表示される。
803は、用紙トレイを設定するプルダウンメニューである。たとえば、自動選択、カセット、手指しなどが表示される。用紙種類802と用紙トレイ803は背反設定である。
804は、印刷用紙サイズである。たとえば、A3,A4,B4,B5、LTRなどが表示される。ページ範囲の設定ボックスで指定されたページが、用紙サイズ804で指定された用紙サイズで印刷される。
805は、OKボタンである。OKボタン805を押下すると、ページ範囲定義の設定を保存し、図7の用紙の混合設定画面に戻る。
806は、キャンセルボタンである。キャンセルボタン806を押下すると、ページ範囲定義の設定を破棄し、図7の用紙の混合設定画面に戻る。
図9は、情報処理装置101に表示される印刷装置の定着温度設定画面である。図9において、印刷装置が待機状態になった時の定着温度を設定する画面である。ここで待機状態とは、一定時間、1つの印刷ジョブも実行していないような印刷待ち状態を表す。
901は、待機時の定着温度設定項目である。待機時の定着温度設定項目は、「印刷装置毎の設定を行う」、「省電力モード(すべての印刷装置で定着温度低)」、「混在モード(定着温度高と定着温度低を混在させる)」の3つの選択肢から一つを選ぶことができる。
また、902は、印刷装置毎の設定である。印刷装置毎の設定902は、それぞれの印刷装置について、定着温度高もしくは定着温度低で待機するかを選択できる。なお、本実施例では、印刷装置が2つであるため、印刷装置102と印刷装置103の2つが表示されている。
903は、OKボタンである。OKボタン903を押下すると、印刷装置の定着温度設定を保存して、画面を閉じる。
904は、キャンセルボタンである。キャンセルボタン904を押下すると、印刷装置の定着温度設定を破棄し、画面を閉じる。
図10は、ジョブ情報ツリーを示したものである。
ジョブ情報ツリーは、文書構成をツリー構造で表現したデータ概念図である。ジョブ情報ツリーは5層構造で構成されており、印刷装置で処理されるジョブは、すべてジョブ情報ツリーの形で構造的に表すことができる。
第1層はJobRecordであり、ジョブ全体に関する情報を表す。たとえば、プリントやFAXと言ったジョブ種別などが所属する。
第2層は、BinderRecordであり、ジョブに含まれるデータを文書(Document)単位で管理するものである。図10には図示していないが、1つのBinderRecordの中に、複数のDocumentRecordを保持可能である。
第3層はDocumentRecordであり、ジョブに含まれるデータをページ単位で管理するものである。図10に示すように、1つのDocumentRecordの中に、複数のPageRecordを保持可能である。
第4層はPageRecordであり、ページ情報を管理するために、用紙種類、紙サイズ、解像度と言ったページ毎の情報を保持している。たとえば、図6〜図8で指定したメディアの情報は、PageRecordに属している。
第5層は、テキストデータもしくは画像データなどの印刷データである。
図11は、図9で設定された印刷装置の定着温度設定に従って、定着温度を決定するフローチャートである。
一定の待機時間を経過した印刷装置は、待機時の定着温度を決定するために、情報処理装置101に問い合わせる。問い合わせを受けた情報処理装置101は、S1101にて、印刷装置毎の定着温度が設定されているか否かを確認する。設定されていた場合は、S1102にて、設定通りの定着温度で印刷装置を待機させる。
次に、印刷装置毎の定着温度が設定されていない場合は、S1103にて、省電力モードで設定されているか否かを確認する。省電力モードで設定されていた場合は、S1104にて、定着温度低で印刷装置を待機させる。
次に、省電力モードで設定されていない場合は、混在モードであるので、S1105にて、他印刷装置の定着温度状態を取得する。続いて、S1106にて、他印刷装置が待機状態になっているか否かを判定し、1台も待機状態になっていない場合は、S1104に進み、定着温度低で印刷装置を待機させる。また、既に待機状態になっている印刷装置がある場合は、S1107へ進む。
次に、S1107にて、待機状態になっている印刷装置のうち、定着温度低の状態の台数が少なければ、S1104に進み、定着温度低で印刷装置を待機させる。そうでなえければ、S1108にて、定着温度高で印刷装置を待機させる。
図12は、情報処理装置101にて実行される印刷ジョブの振り分けフローチャートである。
まず、S1201にて、ユーザは印刷するジョブの設定を行う。たとえば、電子文書を普通紙に印刷する場合には、図6における、用紙種類601にてプルダウンメニューから普通紙を選択し、OKボタン605を押下する。
なお、クリアトナーを用いて光沢感のある印刷物を生成する場合には、図6における、用紙種類601にてグロッサ用紙を選択し、OKボタン605を押下する。こうすることで印刷物の全ページに対してクリアトナーを塗布した印刷物が生成できる。さらに、印刷物のページ単位でクリアトナーを用いて光沢感のある印刷物を生成することもできる。具体的には、10ページの電子文書に対して、3ページ目と5ページ目だけを光沢感ある印刷物にしたい場合、図8における、ページ範囲設定801にて3ページ目と5ページ目を指定する。そして、図8における、用紙種類802にてグロッサ用紙を選択する。そうすることで、図7における、用紙の混合設定表示701に、3ページ目と5ページ目にグロッサ用紙を使って印刷することが表示される。
このように、クリアトナーを用いて光沢感ある印刷物を生成する場合は、印刷物の用紙種類としてグロッサ用紙を選択することで設定される。
次に、ユーザは、S1202にて、電子文書を編集したアプリケーションからプリントジョブ投入を行う。続いて、S1203にて、情報処理装置1010は、ジョブ情報ツリー(図10)のPageRecord情報毎に、印刷用紙の種類としてグロッサ用紙が設定されているかをチェックする。そうすることで、低定着温度を必要とするジョブか否かを判定する。なお、判定方法の詳細は、図13に記載する。
次に、情報処理装置101は、S1204にて、印刷装置102と印刷装置103の印刷キューから最終ジョブのジョブ情報を取得する。そして、その最終ジョブ情報のPageRecord情報毎に、印刷用紙の種類としてグロッサ用紙が設定されているかをチェックする。そうすることで、印刷キューの最終ジョブが低定着温度を必要とするジョブか否かを判定する。なお、判定方法の詳細は、図14、図15に記載する。
次に、情報処理装置101は、S1205にて、S1202にて投入されたプリントジョブに必要な定着温度条件と、印刷装置102と印刷装置103の最終ジョブに必要な定着温度条件を比較する。そして、同じ定着温度を必要とする最終ジョブが入っている印刷装置へジョブを送信する。なお、決定方法の詳細は、図16、図17に記載する。
図13は、S1203での印刷ジョブの低定着温度判定処理の詳細を記載したものである。
まず、S1301にて、変数Tを1で初期化する。変数Tは、ジョブが低定着温度を必要とするか否かを保存する変数である。続いて、S1302にて、変数nを0で初期化する。変数nはページ番号であり、PageRecord情報にグロッサ用紙が設定されているかを調査するために利用する。次に、S1303にて、変数nに1を加えた数字を代入する。
次に、S1304にて、nページ目のPageRecord情報を参照し、印刷用紙としてグロッサ用紙が設定されているか否かを判定する。もし、グロッサ用紙が設定されていた場合は、S1305にて、変数Tに2を代入し、S1307の処理を行う。
また、グロッサ用紙が設定されていなかった場合は、S1306にて、全印刷ページのチェックが完了したかを判定し、チェックが終わっていなかった場合は、S1303の処理へ戻る。チェックが終わっていれば、S1307の処理を行う。
S1307では、変数Tの値を解析テーブルへ記録する。なお、解析テーブルについては、図16にて詳細を説明する。
本処理では、最終的に、低定着温度が必要である印刷ジョブと判定されれば、解析テーブルへ2(=0x02)が記録され、低定着温度が必要でなければ、解析テーブルへ1(=0x01)が記録されて処理が終了する。
図14は、S1204での印刷装置のジョブ確認処理の詳細を記載したものである。
まず、S1401にて、変数xを0で初期化する。変数xは、S1402〜S1410の処理をすべての印刷装置で行うためのループ用フラグの役割を果たしている。本実施例では、印刷装置は2台存在する。そこで、印刷装置1とは印刷装置102を表し、印刷装置2とは印刷装置103を表すものとして以後のフローチャートを説明する。
続いて、S1402にて、変数xに1を加えた数字を代入する。次に、S1403にて、印刷装置xに実行中のプリントジョブが存在するかどうかをチェックする。もし、実行中のプリントジョブが存在しない場合は、S1404の処理を行い、実行中のプリントジョブが存在する場合は、S1406の処理を行う。
S1404では、実行中のプリントジョブが存在しないので、印刷装置から現在の定着温度を取得する。その結果、S1405にて、低定着温度でなければ解析テーブルに17(=0x11)を書き込み、低定着温度状態であれば解析テーブルに18(=0x12)を書き込む。
S1406では、実行中のプリントジョブが存在するので、印刷装置xの印刷キューからジョブリストを取得する。そして、S1407にて、ジョブリストから最終ジョブを取得し、さらに、S1408にて、最終ジョブのジョブ情報として、ジョブ情報ツリー(図10)を取得する。
続いて、S1409にて、最終ジョブが低定着温度を必要としているジョブか否かを判定する。本処理の詳細は図15にて説明する。
次に、S1410にて、すべての印刷装置に対してジョブ確認を行ったか否かを判定し、判定していない印刷装置があればS1402に戻る。また、すべての印刷装置に対して処理が完了すれば、本処理を終了する。
本処理では、印刷装置に実行中の印刷ジョブが存在しない場合、印刷装置が低定着温度であれば、解析テーブルへ18(=0x12)が記録され、低定着温度でなければ、解析テーブルへ17(=0x11)が記録されて処理が終了する。
図15は、S1409での最終ジョブの低定着温度判定処理の詳細を記載したものである。本処理の目的は、印刷済みのページについては、低定着温度を必要とするジョブか否かの判定を行わないことである。
まず、S1501にて、変数Tを1で初期化する。変数Tは、ジョブが低定着温度を必要とするか否かを保存する変数である。続いて、S1502にて、変数nを0で初期化する。変数nはページ番号であり、PageRecord情報にグロッサ用紙が設定されているかを調査するために利用する。次に、S1503にて、変数nに1を加えた数字を代入する。
次に、S1504にて、nページ目のPageRecord情報を参照し、印刷用紙としてグロッサ用紙が設定されているか否かを判定する。もし、グロッサ用紙が設定されていた場合は、S1505にて、変数Tに2を代入し、S1507の処理を行う。
また、グロッサ用紙が設定されていなかった場合は、S1506にて、すべての未印刷ページのチェックが完了したかを判定し、チェックが終わっていなかった場合は、S1503の処理へ戻る。チェックが終わっていれば、S1507の処理を行う。
S1507では、変数Tの値を解析テーブルへ記録する。なお、解析テーブルについては、図16にて詳細を説明する。
本処理では、最終的に、低定着温度が必要である印刷ジョブと判定されれば、解析テーブルへ2(=0x02)が記録され、低定着温度が必要でなければ、解析テーブルへ1(=0x01)が記録されて処理が終了する。
図16は、解析テーブルを表したものである。
解析テーブルは、S1203とS1204の処理を通して行うことにより、生成を完了する。
図16には、印刷ジョブ、印刷装置102、印刷装置103のそれぞれについて定着温度判定を行った結果が記載される。
まず、印刷ジョブについては、図13の処理を行った結果が記録されている。低定着温度が必要である印刷ジョブであれば2(=0x02)が記録され、低定着温度が必要でなければ(=0x01)が記録されている。
また、印刷装置102と印刷装置103については、図14、図15の処理を行った結果が記録されている。まず、印刷装置に実行中のプリントジョブが無い場合、印刷装置が低定着温度であれば18(=0x12)が記録され、低定着温度でなければ17(=0x11)が記録されている。そして、印刷装置に実行中のプリントジョブがある場合は、印刷キューの最終ジョブが低定着温度を必要としていれば、2(=0x02)が記録され、低定着温度が必要でなければ(=0x01)が記録される。
以上から、解析テーブルの定着温度欄には、下位2バイト目にはプリンタの空き状況、下位1バイト目には低定着温度か否かの情報が表現されている。
次に、図17を使って、解析テーブルを用いたジョブの振り分け先決定処理を説明する。
図17は、S1205のジョブ振り分け先決定処理の詳細を記載したものである。
まず、S1701にて、図16の解析テーブルから解析結果を読み出す。次に、S1702にて、実行中の印刷ジョブが無い印刷装置があるか否かを判定する。この判定は印刷装置102と印刷装置103の定着温度欄の下位2バイト目が1であれば、実行中の印刷ジョブが無い(空き状態)と判定できる。もし、実行中の印刷ジョブが無い(空き状態)と判定されれば、S1703に進み、空き状態の印刷装置へ印刷ジョブを送信する。逆に、空き状態の印刷装置がなければ、S1704へ進む。
次に、S1704にて、振り分けるべき印刷ジョブが必要とする定着温度と印刷装置102と印刷装置103の印刷キューの最後に登録されている最終ジョブが必要とする定着温度を比較し、この比較結果により同じ定着温度である印刷装置があるか否かを判定する。この判定は、印刷ジョブの定着温度欄の下位1バイト目と、印刷装置102と印刷装置103の定着温度欄の下位1バイト目を比較することで判定できる。
もし、同一定着温度の印刷装置があれば、S1705に進み、同一定着温度の印刷装置を振り分け先として決定し、該印刷装置へ印刷ジョブを送信する。逆に、同一定着温度の印刷装置がなければ、S1706へ進む。
次に、S1706にて、各印刷装置の印刷キューに溜まっているジョブの数を調査し、ジョブの少ない印刷装置へ印刷ジョブを送信する。
図18〜図20は、本発明の効果を説明する図である。
図18は、低定着温度を必要とするジョブが通常のジョブと混在している例である。
情報処理装置101からジョブ1〜ジョブ4の順番で文書の印刷を行うものとし、その中でもジョブ1とジョブ4は通常のジョブであり、ジョブ2とジョブ3は低定着温度を必要とするジョブである。
図19(A)と図19(B)は、印刷装置102が低定着温度状態(グロッサモード)で待機しており、印刷装置103が通常状態で待機していたときに、図18のジョブを振り分けた例である。図19(A)は、本発明の効果を分かりやすく比較するために、ジョブを印刷装置102と印刷装置103とに循環振り分けした場合の例を記載している。
図19(B)を見ると分かるように、本実施例の振り分けを利用すると、低定着温度を必要とするジョブが、印刷装置102にまとめられている。
図20(A−1)と図20(A−2)は、図19(A)の場合における、印刷装置102と印刷装置103の温度変化と時間推移を図示したものである。
図20(A−1)と図20(A−2)から分かるように、低定着温度(グロッサモード)と通常状態に切り替えながら印刷を実行している。
図20(B−1)と図20(B−2)は、図19(B)の場合における、印刷装置102と印刷装置103の温度変化と時間推移を図示したものである。
図20(B−1)と図20(B−2)から分かるように、低定着温度(グロッサモード)と通常状態との切り替えが発生していない。そのため、図20(A−1)と図20(A−2)と比較して印刷のトータル時間が短くなっている。また、低定着温度(グロッサモード)から通常状態への温度上昇を行わなくても良いため、省エネルギーの効果がある。
さらに、図9において省電力モードを設定すれば、印刷装置102および印刷装置103は、共に低定着温度(グロッサモード)のまま待機を行う。そのため、定着ユニット427を低温で保持したまま待機しているので、通常状態で待機しつづけるよりもさらに省エネルギーの効果が得られる。
以上、本実施例ではグロッサを用いて光沢感のある印刷物を生成する例を挙げたが、印刷装置にて定着温度が異なるジョブを振り分ける場合であれば、本発明は適用可能である。
また、本実施例では、印刷ジョブを送信するクライアントPCがジョブの振り分けを行ったが、ジョブの振り分け専用サーバを設置する、もしくはプリンタコントローラ自体ジョブを振り分けても本発明は適用可能である。
本発明の実施形態におけるシステム構成図 印刷装置のブロック構成図 情報処理装置のブロック構成図 印刷装置の断面図 プリンタドライバ基本画面 プリンタドライバのメディア設定画面 用紙の混合設定画面 ページ範囲定義設定画面 定着温度設定画面 ジョブ情報ツリー 印刷装置待機時の定着温度決定のフローチャート 印刷ジョブの振り分けのフローチャート 印刷ジョブの低定着温度判定処理のフローチャート 印刷装置のジョブ確認処理のフローチャート 最終ジョブの低定着温度判定処理のフローチャート 解析テーブル ジョブ振り分け先決定処理のフローチャート 低定着温度ジョブ混在の例 プリンタ毎の印刷キューの順序 印刷装置の温度変化
符号の説明
101 情報処理装置
102 印刷装置
103 印刷装置
104 ネットワーク
105 グロッサ

Claims (6)

  1. 印刷ジョブを実行していない待機状態になったときの定着温度条件を設定可能な複数の印刷装置のいずれかへ印刷ジョブを振り分ける情報処理装置であって、
    振り分けるべき印刷ジョブの定着温度条件を解析する第1解析手段と、
    前記印刷装置の印刷キューの最終ジョブの定着温度条件を解析する第2解析手段と、
    前記第1解析手段の解析結果を前記第2解析手段の解析結果と比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記振り分けるべき印刷ジョブの振り分け先を決定する振り分け手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記比較手段は、前記振り分けるべき印刷ジョブを、印刷キューの最後の印刷ジョブが前記該振り分けるべき印刷ジョブと同じ定着温度条件を有する印刷装置へ振り分けることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 印刷ジョブを実行していない待機状態になったときの定着温度条件を設定可能な複数の印刷装置のいずれかへ印刷ジョブを振り分ける印刷ジョブ振り分け方法であって、
    振り分けるべき印刷ジョブの定着温度条件を解析する第1解析ステップと、
    前記印刷装置の印刷キューの最終ジョブの定着温度条件を解析する第2解析ステップと、
    前記第1解析ステップの解析結果を前記第2解析ステップの解析結果と比較する比較ステップと、
    前記比較ステップの比較結果に基づいて、前記振り分けるべき印刷ジョブの振り分け先を決定する振り分けステップと
    を有することを特徴とする印刷ジョブ振り分け方法。
  4. 前記比較ステップは、前記振り分けるべき印刷ジョブを、印刷キューの最後の印刷ジョブが前記該振り分けるべき印刷ジョブと同じ定着温度条件を有する印刷装置へ振り分けることを特徴とする請求項記載の印刷ジョブ振り分け方法。
  5. コンピュータに、印刷ジョブを実行していない待機状態になったときの定着温度条件を設定可能な複数の印刷装置のいずれかへ印刷ジョブを振り分ける印刷ジョブ振り分け方法を実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    該コンピュータプログラムはコンピュータに、
    振り分けるべき印刷ジョブの定着温度条件を解析する第1解析ステップと、
    前記印刷装置の印刷キューの最終ジョブの定着温度条件を解析する第2解析ステップと、
    前記第1解析ステップの解析結果を前記第2解析ステップの解析結果と比較する比較ステップと、
    前記比較ステップの比較結果に基づいて、前記振り分けるべき印刷ジョブの振り分け先を決定する振り分けステップと
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. コンピュータに、印刷ジョブを実行していない待機状態になったときの定着温度条件を設定可能な複数の印刷装置のいずれかへ印刷ジョブを振り分ける印刷ジョブ振り分け方法を実行させるためのコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    該コンピュータプログラムはコンピュータに、
    振り分けるべき印刷ジョブの定着温度条件を解析する第1解析ステップと、
    前記印刷装置の印刷キューの最終ジョブの定着温度条件を解析する第2解析ステップと、
    前記第1解析ステップの解析結果を前記第2解析ステップの解析結果と比較する比較ステップと、
    前記比較ステップの比較結果に基づいて、前記振り分けるべき印刷ジョブの振り分け先を決定する振り分けステップと
    を実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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