JP5053792B2 - 自動販売機の商品取出口構造 - Google Patents

自動販売機の商品取出口構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5053792B2
JP5053792B2 JP2007268845A JP2007268845A JP5053792B2 JP 5053792 B2 JP5053792 B2 JP 5053792B2 JP 2007268845 A JP2007268845 A JP 2007268845A JP 2007268845 A JP2007268845 A JP 2007268845A JP 5053792 B2 JP5053792 B2 JP 5053792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
theft plate
product outlet
theft
plate
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007268845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009098841A (ja
Inventor
欣秀 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Holdings Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP2007268845A priority Critical patent/JP5053792B2/ja
Publication of JP2009098841A publication Critical patent/JP2009098841A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5053792B2 publication Critical patent/JP5053792B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

本発明は、缶、ビンまたはペットボトル入り飲料等の商品を販売するための自動販売機の商品取出口構造に関するものである。
従来、この種の自動販売機の商品取出口構造としては、自動販売機本体の前面を開閉する外扉に設けられた商品取出口と、商品取出口の後方に位置する自動販売機本体に設けられた商品搬出口と、商品搬出口の上端側に回転自在に設けられ、商品搬出口を開閉する搬出扉と、商品取出口の背面側の上部に上端部が回転自在に支持され、下端側を後方へ回転させることにより搬出扉の前方への回転を規制する防盗板とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−118126号公報
従来の商品取出口構造では、商品取出口の背面側に防盗板が設けられており、利用者が搬出された商品を取り出す場合には、利用者の手が防盗板に接触するため、防盗性能は向上するが商品は多少取り出し難くなる。このため、自動販売機が屋内に設置される場合など、商品の盗難の危険性が低い場合には、防盗板を取り外すことによって商品の取り出し易さを優先している。しかし、取り外した防盗板を自動販売機本体内または外扉の裏側に保管する場合には、防盗板の保管スペースの分だけ自動販売機の装置全体が大型化するおそれがある。また、取り外した防盗板を別途商品保管用の倉庫等に保管したりする場合には、防盗板の管理が煩雑となり、防盗板の紛失のおそれもある。
本発明の目的とするところは、防盗板を取り外すことなく、防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先することのできる自動販売機の商品取出口構造を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、自動販売機本体の前面を開閉する外扉に設けられた商品取出口と、商品取出口の後方に位置する自動販売機本体に設けられた商品搬出口と、商品搬出口の上端側に回転自在に設けられ、商品搬出口を開閉する搬出扉と、商品搬出口と商品取出口との間に設けられている防盗板とを備えた自動販売機の商品取出口構造において、前記防盗板を、商品取出口の背面側の上部に上端部が回転自在に支持され、下端側を後方へ回転させることにより搬出扉の前方への回転を規制するように設けるとともに、前記外扉を開放して防盗板を後方に回転させた状態で防盗板に係合可能に設けられ防盗板に係合することにより防盗板を商品取出口の背面側の上部に保持する防盗板保持機構を備えている。
これにより、防盗板を後方に回転させた状態で防盗板保持機構を防盗板に係合することにより防盗板が商品取出口の背面側の上部に保持されることから、防盗板を取り外すことなく、防盗性能よりも商品の取り出し易さが優先される。
本発明によれば、防盗板を取り外すことなく、防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先することができるので、自動販売機本体内または外扉の背面側に別途防盗板を保管するスペースを必要とせず、自動販売機の装置全体の小型化を図ることが可能となる。また、取り外した防盗板を別途商品保管用の倉庫等に保管したりする必要が無いため、防盗板の管理が容易となり、防盗板の紛失のおそれも無いという利点がある。
図1乃至図4は本発明の第1実施形態を示すもので、図1は本発明の商品取出口構造を備えた自動販売機の全体斜視図、図2は商品取出口の側面断面図、図3は商品取出口内部を示す斜視図、図4は防盗板を収納した状態を示す商品取出口の側面断面図である。
この商品取出口構造を備えた自動販売機は、前面が開口された自動販売機本体10と、左右一端側が自動販売機本体10の前面開口の左右方向一端側に回転自在に支持され、自動販売機本体10の前面開口を開閉する外扉20とを備えている。
自動販売機本体10は、内部を上下に仕切ることにより、販売する商品を収納するための商品収納室が上部側に設けられ、商品収納室内を冷却または加熱する機器を収納するための機械室が下部側に設けられている。商品収納室は、上面側、背面側、底面側及び左右両側面側が断熱材によって囲まれ、前面側が左右方向一端側が自動販売機本体10に回転自在に支持された断熱性の内扉11によって開閉されるようになっている。内扉11の下部には、商品収納室と後述する商品取出口を連通する商品搬出口12が左右方向に複数設けられ、商品搬出口12を介して商品収納室内に収納された商品が商品取出口側に搬出されるようになっている。また、各商品搬出口12の上端側には、商品搬出口12を開閉するための搬出扉13が回転自在に支持されている。搬出扉13は、前方に回転することのみによって商品搬出口12を開放するように設けられており、商品取出口側に搬出される商品によって押し開けられ、商品を搬出するとき以外は商品搬出口12を閉鎖した状態となっている。
本発明の商品取出口構造は、外扉20の下部に設けられた商品取出口21と、商品取出口21を開閉するための開閉扉22と、搬出扉13の不正な開放を規制するための防盗板23と、防盗板23を後方に回転させた状態で、防盗板23の下端側を商品取出口21内の上部に保持するための防盗板保持機構30を有している。
商品取出口21は、商品搬出口12の前方に位置する外扉20の前面を左右方向に延びる矩形状に開口することにより設けられている。商品取出口21の背面側の下方には、商品搬出口12を介して商品収納室から搬出された商品を受容するための商品受容部21aが設けられている。また、商品取出口21の背面側の左右両側には、商品受容部21aの左右両側から上方に延びるように側板21bが設けられている。更に、商品取出口21の背面側の上方には、前方に向かって下り傾斜となるように上面板21cが設けられている。
開閉扉22は、合成樹脂等の透明板を商品取出口21の開口部よりやや大きく形成することにより設けられ、商品取出口21の前面側の上部に上端が回転自在に支持されている。開閉扉22は、下端側を前方に回転させることによって商品取出口21を開放し、自重によって商品取出口21を閉鎖するようになっている。
防盗板23は、左右方向に延びる金属製の板状部材からなり、商品搬出口12と商品取出口21の間に設けられている。防盗板23は、上面板21cの下面側に連結軸23aを介して前後に回転自在に端部が連結されている。防盗板23は、商品取出口21から挿入された手によって後方に回転するように設けられ、下端側が搬出扉13の前面に接触することにより、搬出扉13の前方への回転を規制するようになっている。
防盗板保持機構30は、上面板21cの下面に設けられ、後方に回転した状態の防盗板23と係合可能な回転規制部材としてのフック31と、防盗板23に設けられ、フック31を係合させるための係合部31aとからなる。フック31は、上面板21cの左右方向端部に左右方向に移動自在に設けられ、先端が後方に向くように設けられている。係合部31aは、防盗板23の左右方向端部を切り欠くことにより設けられ、防盗板23を後方に回転させた状態でフック31を左右方向一方に移動させることにより、フック31が係合部31aに係合すようになっている。
以上のように構成された自動販売機の商品取出口構造において、自動販売機が屋内に設置される場合など、商品の盗難の危険性が低い設置環境では、防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先する設定を行う。この設定の場合、作業者は、外扉20を開放して外扉20の背面側から防盗板23を後方に回転させ、上面板21cの下面と防盗板23の背面が対向する状態で、フック31を防盗板23側に移動させてフック31を防盗板23の係合部31aに係合させて防盗板23の姿勢を保持し、外扉20を閉鎖する。
これにより、防盗板23は、下端側を含む全体が商品取出口21の背面側の上部に保持されることから、利用者が商品を取り出すために商品取出口21から手を挿入した場合に、手が防盗板23に接触しないため、商品の取り出し易さが向上する。
このように、本実施形態の自動販売機の商品取出口構造によれば、外扉20を開放して防盗板23を後方に回転させた状態で、防盗板23の下端側を商品取出口21の背面側の上部に保持するための防盗板保持機構30を備えたので、防盗板23を取り外すことなく防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先することができ、自動販売機本体10内または外扉20の背面側に別途防盗板23を保管するスペースを必要とせず、自動販売機の装置全体の小型化を図ることが可能となる。また、取り外した防盗板23を別途商品保管用の倉庫等に保管したりする必要が無いため、防盗板23の管理が容易となり、防盗板23の紛失のおそれも無いという利点がある。
また、防盗板保持機構30は、商品取出口21の背面側の上部に幅方向に移動可能に設けられ、防盗板23を後方に回転させた状態で、防盗板23側に移動させることにより、防盗板23を係止するフック31と、防盗板23の左右方向端部に設けられ、フック31が係合可能な係合部31aとを有しているので、簡単な構造によって防盗板23の下端側を商品取出口21の背面側の上部に保持することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
図5は本発明の第2実施形態を示すもので、商品取出口の背面側を示す斜視図である。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
この商品取出口構造の防盗板保持機構30は、側板21bの上部に設けられ、後方に回転した状態の防盗板23と係合可能な回転規制部材としてのシャフト32からなる。シャフト32は、中心軸を左右方向に向けて、一対の側板21bの一方に左右方向に移動自在に設けられている。
以上のように構成された自動販売機の商品取出口構造において、前記第1実施形態と同様に、防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先する設定を行う場合、作業者は、外扉20を開放して外扉20の背面側から防盗板23を後方に回転させ、上面板21cの下面と防盗板23の背面が対向する状態で、シャフト32を防盗板23側に移動させて防盗板23の姿勢を保持し、外扉20を閉鎖する。
これにより、防盗板23は、前記第1実施形態と同様に、下端側を含む全体が商品取出口21の背面側の上部に保持されることから、利用者が商品を取り出すために商品取出口21から手を挿入した場合に、手が防盗板23に接触しないため、商品の取り出し易さが向上する。
このように、本実施形態の自動販売機の商品取出口構造によれば、前記第1実施形態と同様に、防盗板23を取り外すことなく防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先することができ、自動販売機本体10内または外扉20の背面側に別途防盗板23を保管するスペースを必要とせず、自動販売機の装置全体の小型化を図ることが可能となる。また、取り外した防盗板23を別途商品保管用の倉庫等に保管したりする必要が無いため、防盗板23の管理が容易となり、防盗板23の紛失のおそれも無いという利点がある。
また、防盗板保持機構30は、側板21bの上部に幅方向に移動可能に設けられ、防盗板23を後方に回転させた状態で、防盗板23側に移動させることにより、防盗板23を係止するシャフト32を有しているので、簡単な構造によって防盗板23の下端側を商品取出口21の背面側の上部に保持することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
図6は本発明の第3実施形態を示すもので、商品取出口の背面側を示す斜視図である。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
この商品取出口構造の防盗板保持機構30は、側板21bの上部に設けられ、後方に回転した状態の防盗板23と係合可能な回転規制部材としてのシャフト33と、側板21bに設けられ、シャフト33の端部が防盗板23を係止する位置でシャフト33の回転を規制するためのストッパー33aとからなる。シャフト33は、中心軸の中間部分が直角に屈曲されており、一端部が中心軸を前後方向に向けて、一対の側板21bの一方に前後方向に移動自在に、且つ、中心軸を回転中心に回転自在に設けられている。シャフト33の他端側は、シャフト33を回転させることにより、防盗板23側に突出するようになっている。ストッパー33aは、側板21bの背面側に突出するように設けられ、上端にシャフト33が係合することによりシャフト33の回転を規制するようになっている。
以上のように構成された自動販売機の商品取出口構造において、前記第1実施形態と同様に、防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先する設定を行う場合、作業者は、外扉20を開放して外扉20の背面側から防盗板23を後方に回転させ、上面板21cの下面と防盗板23の背面が対向する状態で、シャフト33の他端側を防盗板23側に移動させて防盗板23の姿勢を保持し、外扉20を閉鎖する。
これにより、防盗板23は、前記第1実施形態と同様に、下端側を含む全体が商品取出口21の背面側の上部に保持されることから、利用者が商品を取り出すために商品取出口21から手を挿入した場合に、手が防盗板23に接触しないため、商品の取り出し易さが向上する。
このように、本実施形態の自動販売機の商品取出口構造によれば、前記第1実施形態と同様に、防盗板23を取り外すことなく防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先することができ、自動販売機本体10内または外扉20の背面側に別途防盗板23を保管するスペースを必要とせず、自動販売機の装置全体の小型化を図ることが可能となる。また、取り外した防盗板23を別途商品保管用の倉庫等に保管したりする必要が無いため、防盗板23の管理が容易となり、防盗板23の紛失のおそれも無いという利点がある。
また、防盗板保持機構30は、側板21bの上部に一端側が回転自在に設けられ、防盗板23を後方に回転させた状態で、他端側を防盗板23側に移動させることにより、防盗板23を係止するシャフト33と、側板21bの上部に設けられ、他端側が防盗板23側に位置するシャフト33の回転を規制するためのストッパー33aとを有しているので、簡単な構造によって防盗板23の下端側を商品取出口21の背面側の上部に保持することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
図7乃至9は本発明の第4実施形態を示すもので、図7は商品取出口の側面断面図、図8は商品取出口の背面側を示す斜視図、図9は防盗板を収納した状態を示す商品取出口の側面断面図である。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
この商品取出口構造の防盗板保持機構30は、所定の範囲で左右方向に移動可能に設けられた防盗板34と、防盗板34の左右方向一端側に外側に突出するように設けられた凸部34aと、側板21bの上部に設けられ、後方に回転した状態の防盗板34の凸部34aが係合可能な係合孔34bとからなる。
以上のように構成された自動販売機の商品取出口構造において、前記第1実施形態と同様に、防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先する設定を行う場合、作業者は、外扉20を開放して外扉20の背面側から防盗板34を後方に回転させ、上面板21cの下面と防盗板34の背面が対向する状態で、防盗板34を係合孔34bが設けられた側板21b側に移動させ、防盗板34の凸部34aを係合孔34bに係合させて防盗板34の姿勢を保持し、外扉20を閉鎖する。
これにより、防盗板34は、前記第1実施形態と同様に、下端側を含む全体が商品取出口21の背面側の上部に保持されることから、利用者が商品を取り出すために商品取出口21から手を挿入した場合に、手が防盗板34に接触しないため、商品の取り出し易さが向上する。
このように、本実施形態の自動販売機の商品取出口構造によれば、前記第1実施形態と同様に、防盗板34を取り外すことなく防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先することができ、自動販売機本体10内または外扉20の背面側に別途防盗板34を保管するスペースを必要とせず、自動販売機の装置全体の小型化を図ることが可能となる。また、取り外した防盗板34を別途商品保管用の倉庫等に保管したりする必要が無いため、防盗板34の管理が容易となり、防盗板34の紛失のおそれも無いという利点がある。
また、防盗板保持機構30は、所定の範囲で左右方向に移動可能に設けられた防盗板34と、防盗板34の左右方向一端側に外側に突出するように設けられた凸部34aと、側板21bの上部に設けられ、後方に回転した状態の防盗板34の凸部34aが係合可能な係合孔34bとを有しているので、簡単な構造によって防盗板34の下端側を商品取出口21の背面側の上部に保持することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
図10乃至12は本発明の第5実施形態を示すもので、図10は商品取出口の側面断面図、図11は商品取出口の背面側を示す斜視図、図12は防盗板の収納方法を示す商品取出口の側面断面図である。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
この商品取出口構造の防盗板保持機構30は、所定の範囲で上面板21cと平行に移動可能に設けられた防盗板35と、防盗板35の左右方向一端側に上方に突出するように設けられた凸部35aと、側板21bの上部を屈曲することにより設けられ、上面板21cに沿って前方に移動する防盗板35の凸部35aが係合可能な係合部35bとからなる。
以上のように構成された自動販売機の商品取出口構造において、前記第1実施形態と同様に、防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先する設定を行う場合、作業者は、外扉20を開放して外扉20の背面側から防盗板35を後方に回転させ、上面板21cの下面と防盗板35の背面側が対向する状態で、防盗板35を上面板21cと平行に前方に移動させ、防盗板35の凸部35aを係合部35bに係合させて防盗板35の姿勢を保持し、外扉20を閉鎖する。
これにより、防盗板35は、前記第1実施形態と同様に、下端側を含む全体が商品取出口21の背面側の上部に保持されることから、利用者が商品を取り出すために商品取出口21から手を挿入した場合に、手が防盗板35に接触しないため、商品の取り出し易さが向上する。
このように、本実施形態の自動販売機の商品取出口構造によれば、前記第1実施形態と同様に、防盗板35を取り外すことなく防盗性能よりも商品の取り出し易さを優先することができ、自動販売機本体10内または外扉20の背面側に別途防盗板35を保管するスペースを必要とせず、自動販売機の装置全体の小型化を図ることが可能となる。また、取り外した防盗板35を別途商品保管用の倉庫等に保管したりする必要が無いため、防盗板35の管理が容易となり、防盗板35の紛失のおそれも無いという利点がある。
また、防盗板保持機構30は、所定の範囲で上面板21cと平行に移動可能に設けられた防盗板35と、防盗板35の左右方向一端側に上方に突出するように設けられた凸部35aと、側板21bの上部を屈曲することにより設けられ、上面板21cに沿って前方に移動する防盗板35の凸部35aが係合可能な係合部35bとを有しているので、簡単な構造によって防盗板35の下端側を商品取出口21の背面側の上部に保持することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
尚、防盗板保持機構30として、前記第1乃至第5実施形態の方法を示したが、前記第1乃至第5実施形態の他に、防盗板23,34,35の背面を上面板21cの下面に面ファスナー等によって着脱自在に貼り付けることにより、防盗板23,34,35の下端側を含む全体を商品取出口21の背面側の上部に保持するようにしても良い。また、他の防盗板保持機構30として、防盗板23,34,35の背面を上面板21cの下面に磁石等によって着脱自在に貼り付けることにより、防盗板23,34,35の下端側を含む全体を商品取出口21の背面側の上部に保持するようにしても良い。
また、前記第1乃至第5実施形態では、防盗板保持機構を防盗板23,34,35の左右方向の一方にのみ設けたものを示したが、左右方向両方に防盗板保持機構23,34,35をそれぞれ設けるようにしても良い。
本発明の第1実施形態を示す自動販売機の全体斜視図 商品取出口の側面断面図 商品取出口の背面側を示す斜視図 防盗板を収納した状態を示す商品取出口の側面断面図 本発明の第2実施形態を示す商品取出口の側面断面図 本発明の第3実施形態を示す商品取出口の側面断面図 本発明の第4実施形態を示す商品取出口の側面断面図 商品取出口の背面側を示す斜視図 防盗板を収納した状態を示す商品取出口の側面断面図 本発明の第5実施形態を示す商品取出口の側面断面図 商品取出口の背面側を示す斜視図 防盗板の収納方法を示す商品取出口の側面断面図
符号の説明
10…自動販売機本体、12…商品搬出口、13…搬出扉、20…外扉、21…商品取出口、23…防盗板、30…防盗板保持機構、31…フック、31a…係合部、32…シャフト、33…シャフト、34…防盗板、34a…凸部、34b…係合孔、35…防盗板、35a…凸部、35b…係合部。

Claims (4)

  1. 自動販売機本体の前面を開閉する外扉に設けられた商品取出口と、商品取出口の後方に位置する自動販売機本体に設けられた商品搬出口と、商品搬出口の上端側に回転自在に設けられ、商品搬出口を開閉する搬出扉と、商品搬出口と商品取出口との間に設けられている防盗板とを備えた自動販売機の商品取出口構造において、
    前記防盗板を、商品取出口の背面側の上部に上端部が回転自在に支持され、下端側を後方へ回転させることにより搬出扉の前方への回転を規制するように設けるとともに、
    前記外扉を開放して防盗板を後方に回転させた状態で防盗板に係合可能に設けられ防盗板に係合することにより防盗板を商品取出口の背面側の上部に保持する防盗板保持機構を備えた
    ことを特徴とする自動販売機の商品取出口構造。
  2. 前記防盗板保持機構を、商品取出口の背面側の上部に移動可能に設けられ、防盗板を後方に回転させた状態で、防盗板の回転を規制する回転規制部材から構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品取出口構造。
  3. 前記防盗板を幅方向に移動可能に設け、
    商品取出口の背面側の上部に、防盗板の幅方向端部が係合可能な係合孔を設け、
    防盗板保持機構を、防盗板を後方に回転させた状態で幅方向に移動させ、防盗板の幅方向端部を係合孔に係合させることにより、防盗板を商品取出口の背面側の上部に保持するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品取出口構造。
  4. 前記防盗板の回転軸を回転軸方向の垂直方向に移動可能に設け、
    商品取出口の背面側の上部に、防盗板が係合可能な係合部を設け、
    防盗板保持機構を、防盗板を後方に回転させた状態で回転軸方向の垂直方向に移動させ、防盗板を係合部に係合させることにより、防盗板を商品取出口の背面側の上部に保持するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品取出口構造。
JP2007268845A 2007-10-16 2007-10-16 自動販売機の商品取出口構造 Expired - Fee Related JP5053792B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007268845A JP5053792B2 (ja) 2007-10-16 2007-10-16 自動販売機の商品取出口構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007268845A JP5053792B2 (ja) 2007-10-16 2007-10-16 自動販売機の商品取出口構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009098841A JP2009098841A (ja) 2009-05-07
JP5053792B2 true JP5053792B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40701798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007268845A Expired - Fee Related JP5053792B2 (ja) 2007-10-16 2007-10-16 自動販売機の商品取出口構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5053792B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08293055A (ja) * 1995-04-25 1996-11-05 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機
JP3632369B2 (ja) * 1997-04-24 2005-03-23 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機
JP2003044916A (ja) * 2001-08-03 2003-02-14 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の商品取出口
JP4561406B2 (ja) * 2005-03-01 2010-10-13 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機の販売口装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009098841A (ja) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120067889A1 (en) Padlock container structure
US20050044904A1 (en) Lockable security device
JP5672045B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP2007147202A (ja) 冷蔵庫
JP6594314B2 (ja) 保存容器
JP5053792B2 (ja) 自動販売機の商品取出口構造
JP2018025940A (ja) 商品収納装置及び自動販売機
JP6786908B2 (ja) 多段式収納家具の扉開閉装置
JP4707945B2 (ja) 商品搬出装置
JP6081255B2 (ja) 保管容器
JP5416733B2 (ja) 自動販売機
JP5204812B2 (ja) 本収納ケース
JP6081253B2 (ja) 保管容器
JP4956050B2 (ja) 収納容器
JP2007018409A (ja) 自動販売機の直積式商品収納ラック
JP5014298B2 (ja) 自動販売機
JP5388869B2 (ja) 自動販売機
JP7043202B2 (ja) 収納什器
JP4238748B2 (ja) 自動販売機
JP4133937B2 (ja) 収納ケース
JP6376595B2 (ja) キャビネット
JP2009187265A (ja) 自動販売機の商品収納払出し装置
JP4631737B2 (ja) 自動販売機の商品取出装置
JP4655676B2 (ja) 自動販売機
JP4696961B2 (ja) 自動販売機の商品取出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120709

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5053792

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees