JP5053491B2 - インターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供システム - Google Patents

インターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、インタ−ネット等の通信回線を通じて、仕事を依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者との間を取り持つインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法、および当該方法が実行可能なサーバ、並びに、前記方法を実行可能なプログラム、及び当該プログラムが記憶された記憶媒体に関する。
【0002】
より詳しくは、弁護士や弁理士等の有資格者と、当該有資格者に仕事を依頼したい人との間を取り持ち、仕事を依頼したい人に対しては、沢山の有資格者の中から仕事を依頼する専門家を選択可能にするインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法、および当該方法が実行可能なサーバ、並びに、前記方法を実行可能なプログラム、及び当該プログラムが記憶された記憶媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来から企業の法務部門や知的財産部門は、専門家としての弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、司法書士などと密接な関係を保ちつつ、コンプライズ経営を試みている。
【0004】
しかしながら、上記企業が上述したような専門家に対して相談することは頻繁に行なわれているものの、実際には、良い有資格者を新たに探し出すことは容易なことではなく、苦労して探し出してみたら既にコンペチター企業の代理を行っというような事態に出会うことも多い。ましてや、一般の個人が個人的な相談をするために専門家を探し出すことは企業よりも更に難しいものであり、弁護士や弁理士などの専門家については各個人間で仕事の腕にバラツキがあるということは知りつつも、十分に吟味をすることができずに仕事を依頼することになってしまうことが多い。
【0005】
一方、近年では、「専門家の数を増やすことによって国民へのサービスを向上させる」といったようなスローガンの下で専門家を増やす試みがなされており、その試みに従って弁護士及び弁理士などの専門家の数が増加しつつあるものの、前述したような専門家に日頃から縁のない一般の人が専門家に相談し易い環境を作らなければ国民一般へのサービスを向上させることはできず、また、腕の良い専門家を発掘し易いような状況を作らなければ、多くの専門家の中にまみれて腕の良い専門家が腐っていくという状況を作り出すだけとなるので、専門家の数だけが単に増えたとしても、何ら問題を解決することにはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで仮に、理想的な状態を想定して、仕事の需要が増えたとして、需要と供給のバランスだけを見た場合に十分な仕事量が世の中に存在したとしても、実際には、老舗もしくは大規模経営の弁護士や弁理士等のところに仕事が集まるだけであり、新規に資格を取得したような若手や駆出しの専門家、あるいは小規模で腕の良い仕事をする専門家にはなかなか仕事が回ってことないといった恐れがある。これは、一般の人が仕事の内容自体を評価すること自体が難しく、著名な専門家を選択する傾向が強いことが掲げられる。一方、専門家からしても、幾ら実力があっても、その仕事の内容を見て仕事を依頼してくるケースが少ないのは非常に寂しいものであり、又、仕事ではなく年齢等により仕事の依頼の有無を判断される場合には非常に遺憾なものであるものの、事実としてそのような傾向にあることは否定できないものである。
【0007】
更には、外国からの日本の法律に関する相談やトラブルが発生した場合には、大手の企業であればそれなりの代理人を予め確保しているものの、中小企業や個人ではそのようなことはなされておらず、新たに弁護士や弁理士等の専門家たる受注希望者を探すのは容易なことではない。市販の本では有名弁護士リストや有名弁理士リストなどが販売されているが、これらに紹介される有資格者や事務所は年配の有資格者や大手の事務所であることが殆どで、新規に資格を取得して仕事を欲している受注希望者には仕事を得る機会が与えられることはほとんどない。
【0008】
このようなことから、現状では、専門家の数が増えたとしても、腕は悪いが営業力はあるとか、宣伝資金が豊富であるとかいったようなところに仕事が集中し、新規に資格を取得した専門家が仕事にあぶれてしまうだけとなるといった恐れがある。
【0009】
本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、専門家に日頃から縁のない一般の人が専門家に相談し易い環境並びに腕の良い専門家を発掘し易いような状況を提供することができるようなシステムを作出し、新人の専門家が希望を持って仕事をすることができるようにする一方で、悪徳専門家が適正に淘汰されることを通じて、最終的には国家の公益に資することができるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明においては、新たに専門家となった「仕事を受けたい受注希望者」に対して仕事の内容的な評価や人物的な評価を得て仕事を依頼してもらえる環境を提供するとともに、仕事を依頼した依頼希望者に対しては、自由闊達な質問を専門家集団にぶつけて、その専門家集団から回答される複数の質問に対する応答から、仕事を依頼したい受注希望者たる専門家を選択できるような環境を提供することにより、上述したような様々な問題を解消することを試みようとしている。
【0011】
即ち、本発明においては、仕事を依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とについて、インターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるために、前記サーバに接続された前記依頼希望者の端末と前記受注希望者の端末とに対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板データを前記広域ネットワーク上に作成し、当該広域ネットワーク上に作成された当該掲示板における前記依頼希望者と前記受注希望者との会話を通じて当該依頼希望者と当該受注希望者との間のマッチングを図るようにしているのである。
【0012】
より詳しく説明すれば、この発明では、誰でも閲覧できる場で複数の受注希望者に対し、同時に仕事内容に関する質疑応答(会話)を行える情報オ−プン状態と、特定の受注希望者との間のみで前記仕事内容に関する質疑応答(会話)を行える情報クロ−ズ状態との2つの状態を仕事の依頼希望者の意思による端末操作によって状態変化可能にすることにより、受注希望者は自らの仕事のスキルを他の仕事の依頼希望者に対してアピールできる場を提供するとともに、前記依頼希望者に対しては複数の受注希望者の中からその質疑応答の対応を見ながら所望の受注希望者を選択できるといった場を提供することが、受注希望者のプライバシーや発明等の新規性を失わないように配慮しつつ提供できるようになる。
【0013】
より具体的には、この発明では以下のようなものを提供する。
【0014】
(A1) 仕事を依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とについて、インターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法であって、前記依頼希望者の端末と前記受注希望者の端末とに対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板を前記広域ネットワーク上に作成し、前記依頼希望者の匿名状態と前記受注希望者の匿名状態とを維持したまま、前記掲示板のデータを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し、前記端末に対して送信可能とする第1の段階と、前記依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求に応じて、前記不特定多数の端末で閲覧可能な状態から、当該移行要求をした依頼希望者の端末及び前記受注希望者の中の特定の者の端末からのみ閲覧可能となるように設定する第2の段階と、を含むことを特徴とするインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法。
【0015】
ここで、「前記依頼希望者の匿名状態と前記受注希望者の匿名状態とを維持したまま、」については、第1の段階では必須であるが、第2の段階では必須ではなく、必要に応じて適宜匿名状態と非匿名状態を使い分けることになる。
【0016】
「前記依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求」は、端末からの入力等の直接手段によるもの若しくは電話等の間接手段によるもののいずれでもよい。
【0017】
「前記受注希望者の中の特定の者」というのは、基本的には、依頼希望者によって選ばれた受注希望者のことであるが、これは掲示板の管理者が裁量等によって適宜選定したようなものであってもよい。
【0018】
「を含む」としているのは、質問があったことや回答があったことを電子メール等で知らせるなどの第1の段階や第2の段階に付随する他の段階やサービスが付加されていてもよいことを意味する。
【0019】
「掲示板」というのは、インターネット上で開かれているいわゆる「掲示板」のことであり、掲示板への参加者(これは、登録者の場合もあり、未登録者の場合もある)が、掲示板に発言されている内容を自由に見ることができ、また、掲示板に発言されている内容に対して自由に発言をすることができる。
【0020】
本発明では、不特定多数の者に対してオープンな「第1の段階」が存在することにより、質問をしていない第三者もその専門家を選ぶ際の情報を得ることができる。特に、これから質問をしようとする者は、どの専門家がよいかの当たりをつけた状態で質問をすることができる。
【0021】
また、本発明では、不特定多数の者に対してオープンな「第1の段階」が存在することにより、普段から専門家に縁の無い一般国民にとっても、どのような質問をするのが妥当なのかが判断できるので、普段から専門家に縁の無い者にとって好適である。それと共に、本当は専門家に聞くまでも無いような質問については、この「第1の段階」の掲示板を覗くことによって解消されるので、小さなことについて悩んだまま生活するといったようなことが解消され、また、専門家にとっても、わざわざ時間をとって答える価値がないようなことを質問されて普段の仕事が妨害されるといったような事態が防止できるようになる。
【0022】
更に、他人とのやり取りを見て「良い専門家だな」と感じた第三者から、「質問をする」といった段階を経ることなく、クローズドな第2の段階に移行する要求がなされることも考えられる。このような場合において、クローズドな第2の段階に移行する要求がなされた場合に課金をするというような決まりにしていた場合に、掲示板で発言している依頼希望者から前記秘密状態への移行要求があった場合と前記掲示板で発言していない依頼希望者からの前記秘密状態への移行要求があった場合とで、料金に差を設けるようにしてもよい。
【0023】
(A2) 仕事依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とに対して、インターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じて、当該依頼希望者と当該受注希望者との出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供を行うためのサーバであって、前記前記依頼希望者の端末と前記受注希望者の端末とに対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板を前記広域ネットワーク上に作成し、前記依頼希望者と前記受注希望者との匿名状態を維持したまま、前記掲示板のデータを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し、前記端末に対して送信をする送信能と、前記依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求に応じて、前記不特定多数の端末で閲覧可能な状態から、当該移行要求をした依頼希望者の端末及び前記受注希望者の中の特定の者の端末からのみ閲覧可能となるように設定をする制御能と、を少なくとも備えてなるインターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法が実行可能なサーバ。
【0024】
(A3) 仕事依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とに対して、インターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法を実行するためのプログラムであって、前記依頼希望者の端末と前記受注希望者の端末とに対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板を前記広域ネットワーク上に作成し、前記依頼希望者と前記受注希望者との匿名状態を維持したまま、前記掲示板のデータを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し、前記端末に対して送信可能とする第1の段階と、前記依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求に応じて、前記不特定多数の端末で閲覧可能な状態から、当該移行要求をした依頼希望者の端末及び前記受注希望者の中の特定の者の端末からのみ閲覧可能となるように設定をする第2の段階と、からなることを特徴とするインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法を実行可能なプログラム。
【0025】
(A4) インターネット等の広域ネットワークを通じて予めサーバ内に登録された複数の専門家と、登録されていない不特定多数の人との端末間で、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板であって前記サーバを使用して前記広域ネットワーク上に作成された掲示板を介してデータ交換を行うサービスの提供方法であって、前記不特定多数の人の端末からの相談情報を前記掲示板上に書き込むことを匿名状態で受け付ける段階と、当該掲示板上に書き込まれた相談情報を、前記予め登録された専門家に対して送信可能又は閲覧可能にする段階と、を含み、更に、前記不特定多数の人の端末からの相談情報のうちで特定のもの並びに前記専門家の回答情報のうちで特定のものについては、前記不特定多数の人の中の特定人及び前記専門家の中の特定人にのみ閲覧可能でそれ以外の前記不特定多数の人及びそれ以外の前記専門家に対しては閲覧不能した状態で送信又は閲覧可能にする段階と、を含むことを特徴とする、インターネット等の広域ネットワークを用いた専門家との出会いサービスの提供方法。
【0026】
ここで、「不特定多数の人の中の特定人」というのは、基本的には、ある相談情報に対して回答情報を送信した専門家が居た場合に、その専門家を気に入り、更に深い相談をしたいと思ったその人が該当する。
【0027】
「前記専門家の中の特定人」というのは、基本的には、ある相談情報に対して回答情報を送信した専門家が居た場合に、更に深い相談をしたいと思われた専門家(単数もしくは複数)がこれに該当する。
【0028】
「前記不特定多数の人の中の特定人及び前記専門家の中の特定人にのみ閲覧可能でそれ以外の前記不特定多数の人及びそれ以外の前記専門家に対しては閲覧不能した状態で送信又は閲覧可能にする」というのは、要するに、クローズなものとされて、特定の相談者と特定の専門家の間だけで見ること及び発言することができるようになった状態の事を意味し、掲示板の管理者などの掲示板の運営や維持に必要なものまでをも排除する意味ではない。
【0029】
(A5) 仕事を依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とについて、インターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法であって、前記サーバに接続された前記依頼希望者の端末と前記受注希望者の端末とに対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板データを前記広域ネットワーク上に作成し、当該広域ネットワーク上に作成された当該掲示板における前記依頼希望者と前記受注希望者との会話を通じて当該依頼希望者と当該受注希望者との間のマッチングを図り、当該マッチングの結果が所定の表示装置で表示されるかもしくは所定の記憶媒体に記憶されるサ−ビス提供方法。
【0030】
(A6) インターネット等の広域ネットワークを通じて予めサーバ内に登録された複数の専門家と、登録されている特定多数の人との端末間で、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板であって前記サーバを使用して前記広域ネットワーク上に作成された掲示板を介してデータ交換を行うサービスの提供方法であって、前記特定多数の人の端末からの相談情報を前記掲示板上に書き込むことを匿名状態で受け付ける段階と、当該掲示板上に書き込まれた相談情報を、前記予め登録された専門家に送信可能又は閲覧可能にする段階と、を含み、更に、前記特定多数の人の端末からの相談情報のうちで特定のもの並びに前記専門家の回答情報のうちで特定のものについては、前記特定多数の人の中の特定人及び前記専門家の中の特定人にのみ閲覧可能でそれ以外の前記特定多数の人及びそれ以外の前記専門家に対しては閲覧不能した状態で送信又は閲覧可能にする段階と、を含むことを特徴とする、インターネット等の広域ネットワークを用いた専門家との出会いサービスの提供方法。
【0031】
すなわち、(B1) 仕事依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とをインターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法であって、前記依頼希望者と受注希望者との端末に対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板データを作成し、前記依頼希望者と受注希望者との匿名状態を維持したまま、前記掲示板データを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し前記端末に対して送信可能とする段階と、前記依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求入力に応じて、前記不特定多数の端末で閲覧可能な状態から、前記依頼希望者及び特定の前記受注希望者の端末からのみ閲覧可能となるように設定する段階とからなることを特徴とするインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法。
【0032】
(B2) 仕事依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とをインターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法が実行可能なサーバであって、前記前記依頼希望者と受注希望者との端末に対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板データを作成し、前記依頼希望者と受注希望者との匿名状態を維持したまま、前記掲示板データを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し前記端末に対して送信する送信能と、前記依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求入力に応じて、前記不特定多数の端末で閲覧可能な状態から、前記依頼希望者及び特定の前記受注希望者の端末からのみ閲覧可能となるように設定する制御能と、備えてなるインターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法が実行可能なサーバ。
【0033】
(B3) 仕事依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とをインターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法であって、前記依頼希望者と受注希望者との端末に対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板データを作成し、前記依頼希望者と受注希望者との匿名状態を維持したまま、前記掲示板データを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し前記端末に対して送信可能とする段階と、前記依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求入力に応じて、前記不特定多数の端末で閲覧可能な状態から、前記依頼希望者及び特定の前記受注希望者の端末からのみ閲覧可能となるように設定する段階とからなることを特徴とするインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法を実行可能なプログラム。
【0034】
上記(B1)〜(B3)の発明によれば、不特定多数の端末から閲覧可能な状態で様々な質問を同時に複数の受注希望者に対して行い、この複数の受注希望者からの複数の前記質問に対する回答を見て、どの受注希望者に対して仕事を依頼するかを決定することができる。
【0035】
そして、前記複数の受注希望者の中から1人の受注希望者を選択して前記仕事の具体的な相談を行う場合には、他の端末から閲覧できない状態に移行させて、前記依頼希望者と前記受注希望者との間で1対1のみの会話を可能としている。
【0036】
このように、不特定多数の端末から閲覧可能な状態と、前記依頼希望者と前記受注希望者との間で1対1のみの会話を可能な状態とに、前記依頼希望者の意思によって移行できるから、例えば、受注希望者が弁理士で依頼希望者が発明者であった場合には、まず、複数の受注希望者たる弁理士の中から発明の内容を伏せての様々な質問を行い、どの弁理士に相談するかを決定し、その後、その決定した弁理士に対して秘密状態で発明に対する具体的な相談を行うことができるから、発明の新規性を喪失することがなく、安心して発明に対する相談を行え、依頼希望者にとっては複数の弁理士からどの弁理士に依頼するかを広い範囲で選択することができるとともに、受注希望者にとっては新しいクライアントを見出すことができるようになる。
【0037】
一旦、「依頼希望者と前記受注希望者との間で1対1のみの会話を可能な状態」としてのクローズ状態とした場合でも、前記「不特定多数の端末から閲覧可能な状態」なオープン状態に戻して、再度の絞込みを行えるようにすることもできる。
【0038】
不特定多数の端末から閲覧可能なオープン状態と、前記依頼希望者と前記受注希望者との間で1対1のみの会話を可能なクローズ状態に移行する段階で、依頼希望者に対して課金をするように設定することが好ましい。
【0039】
「前記依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求入力に応じて、前記不特定多数の端末で閲覧可能な状態から、前記依頼希望者及び特定の前記受注希望者の端末からのみ閲覧可能となる状態に設定する」とは、前記不特定多数の端末で閲覧できる前記掲示板データとは、別のファイルに存在する新たな掲示板データを作成し、この新たな掲示板で前記依頼希望者と、受注希望者との会話を可能ならしめることも可能である。
【0040】
「前記依頼希望者及び特定の前記受注希望者の端末からのみ閲覧可能となる状態に設定」してから、予め設定された適宜時間ごとに、前記依頼希望者及び特定の前記特定の受注希望者の端末に対して、匿名を解除するか否かの確認メッセ−ジ情報を送信し、少なくとも前記依頼希望者の端末から匿名解除を要求する入力を受信した場合に、前記依頼希望者のIDコード等の個人情報を前記受注希望者に送信する制御能をサーバに備えさせることが好ましい。但し、前記個人情報は、前記依頼希望者及び前記特定の受注希望者がサーバの非管理状態で連絡をとれないような情報に留めておく必要がある。このように相手に開示される個人情報として、電話番号や住所などの直接連絡できる情報を含むようにすると、サーバの非管理下で直接連絡を取り合ってサーバが介さない取引が成立し、サーバ側での収入を得る機会を失ってしまう問題があるためである。
【0041】
この段階で課金をするのは、受注希望者にとって、秘密状態で依頼希望者の質問等に回答することは、他の依頼希望者に知ることができない状態となっているから、自分のスキルを他の依頼希望者にアピールするなどの宣伝効果が期待できなくなるためと、その相談に対しては何らかの報酬を得ることができるようにすることが好ましいためであり、また、前記依頼希望者にとっては、深い相談や質問に移ることになるため、課金されても不都合が生じないであろうと想像できるためである。
【0042】
さらに、前記依頼希望者は、匿名で会話を行うことができるようにしているから、前記サーバを介さずに直接に前記依頼希望者から受注希望者との間で取引が成立するような恐れを回避し、適宜に前記依頼希望者又は受注希望者からサーバ管理者が課金を行い、サーバ運営を安定して行うことができる。また、前記依頼希望者を匿名状態で会話させることにより、会話内容としての質問を躊躇することなく自由闊達に行うことができ、前記受注希望者がごく一般の人であって、弁護士等の余り日ごろから付き合いのないような専門家に対する質問を行う場合には、匿名状態にしておいた方が相談などを行い易くできるメリットがある。
【0043】
一方、後述するように、前記受注希望者側は身元や資格等がしっかりとした人でないと、依頼希望者との間でトラブルが発生することがあるので、予め身元等の個人情報をチェックした人をサーバ内に登録しておき、IDコードやパスワードを設定しておき、このIDコードやパスワードの端末からの入力を条件に、受注希望者としての資格を与えるように設定することが好ましい。
【0044】
(B4) インターネット等の広域ネットワークを通じて予めサーバ内に登録された複数の専門家と、当該登録されていない不特定多数の人の端末間でサーバを介してデータ交換を行うサービスの提供方法であって、前記不特定多数の人の端末からの第1の相談情報を匿名状態で受け付ける段階と、前記第1の相談情報を予め登録された前記専門家に送信又は閲覧可能にする段階と、前記第1の相談情報に対する前記専門家の回答情報を不特定多数の人の端末を通じて閲覧可能にする段階と、前記回答情報を送信した専門家の端末に対して、前記相談情報を送信した端末から第2の相談情報を他の人に閲覧不能した状態で送信又は閲覧可能にする段階とを有することを特徴とする、インターネット等の広域ネットワークを用いた専門家との出会いサービスの提供方法。
【0045】
この発明によれば、「不特定多数の人の端末からの第1の相談情報を匿名状態で受け付ける段階」及び「第1の相談情報に対する前記専門家の回答情報を不特定多数の人の端末を通じて閲覧可能にする段階」とを踏まえて、「回答情報を送信した専門家の端末に対して、前記相談情報を送信した端末から第2の相談情報を他の人に閲覧不能した状態で送信又は閲覧可能にする段階」に移行するようにしているから、まず、専門家に相談する場合には、匿名状態であるから恥じらったり躊躇することなく専門家に相談することができ、自由闊達な相談を行うことができるとともに、本題たる他人に見られることを躊躇するような第2の相談情報は他人に見られることのないような状態で、専門家に相談することがきるようにすることにより、専門家にとっては他の人に自分の力量を開示しつつ、相談者にとっては、多数の専門家の回答から信用できる専門家を世間的な他人の評価ではなく自分の判断で選択できるといったメリットを提供できる。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法が実行可能なサーバを適用したネットワークシステムに好適な実施形態について、図を参照しながら説明する。
【0047】
図1は本発明に係るインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法、および当該方法が実行可能なサーを適用したネットワークシステム1の構成を示すブロック図である。この図1に示すネットワークシステム1において、パケット網/PDC(Personal Digital Cellular)網2に対して、基地局3A、3B、3C......を介して不特定多数のユーザの所有する携帯電話4A......が接続されるようになされており、インターネット網6に対して、不特定多数のユーザの所有するパーソナルコンピュータ4Bが接続されるようになされている。各携帯電話4A又はパーソナルコンピュータ4Bのユーザ端末は、パケット網/PDC網2やインターネット網などの通信回線網を介して互いに音声データや文字データの授受を例えばTDMA(Time Division Multiple Access)と呼ばれる時分割多重接続方式で行うことができる。
【0048】
前記携帯電話4Aは、互いに音声データや文字データ或いは画像データ等の授受を行なうことに加えて、パケット網/PDC網2を介してパケット通信によって情報センタ5にアクセスすることができる。情報センタ5は、携帯電話4Aからの要求に応じて、インターネット6に接続されているサーバ7A、7B又は専用線によって接続されているサーバ8から種々の情報を取得し、これを要求元の携帯電話4Aに受け渡す。これにより、携帯電話4Aを所持する前記ユーザは、外出先等、その居場所に拘わらず、所望の情報をサーバ7A、7B又は8から取得することができる。
【0049】
また、前記パーソナルコンピュータ4Bは、インターネット網6を介して、インターネット6に接続されているサーバ7A、7B又は専用線によって接続されているサーバ8から種々の情報を取得し、これを要求元のパーソナルコンピュータ4Bに受け渡す。
【0050】
この発明における通信回線網とは、上記パケット網/PDC網2、前記基地局3A,3B,3C、前記情報センタ5、前記インターネット網6などがこれに相当する。
【0051】
また、この発明における端末とは、上記携帯電話4Aやパーソナルコンピュータ4B或いはその他の表示画面付き端末であれば何でも採用することができる。
【0052】
さらに、この発明におけるインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法が実行可能なサーバは、サーバ7(サーバ7A,7B)又は専用線によって接続されているサーバ8のいずれであっても採用可能である。
【0053】
図2はユーザが所持する端末としての携帯電話4Aの構成を示すブロック図である。この図2に示されるように、携帯電話4Aにおいては、データバスBUSにCPU11、メモリ12、基地局3A、3B、3C......との間で信号の送受信を行う送受信部(RF)15、送受信部15において受信したRF(Radio Frequency) 信号をベースバンド信号に変換すると共に送信しようとするベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド処理部16、マイクロホン18及びスピーカ19とのインターフェイスである音声処理部17、液晶表示パネル等で構成された表示部14及びキーボードやジョグダイヤル等でなる入力操作部13が接続されている。
【0054】
CPU11はメモリ12に格納されている動作プログラムに従って種々の動作を実行するようになされており、当該動作に応じて各回路部を制御する。CPU11の各種処理内容は必要に応じて表示部14に表示される。
【0055】
入力操作部13は、ユーザが所望の通話先の電話番号を入力すると、当該電話番号を表すデータをCPU11に供給する。CPU11はユーザが入力した電話番号で表される通話先に対して、送受信部15を介して接続要求を送信する。このときパケット網/PDC網2は通話先の応答に応じて回線を接続する。回線が接続されると、送受信部15は、アンテナを介して受信した通話先からのRF信号をベースバンド処理部16に供給し、ここでRF信号をベースバンド信号に変換する。ベースバンド処理部16は当該変換されてなるベースバンド信号を入出力部17に供給することにより、受信された通話先からの音声信号をスピーカ19から音声として出力する。
【0056】
また、ユーザがマイクロホン18を介して音声を入力すると、入出力部17はマイクロホン28から供給される入力音声信号をベースバンド処理部16に供給し、ここでベースバンド信号をRF信号に変換する。そしてベースバンド処理部16は当該変換されてなるRF信号を送受信部15を介してパケット網/PDC網2に送信することにより、当該RF信号を、パケット網/PDC網2に回線接続された通話先に対して送信する。かくして携帯電話4Aを使用するユーザは、通話先である他のユーザとの間で携帯電話を介した会話を行うことができる。
【0057】
また、CPU11は、ユーザが入力操作部13を操作することにより入力される種々の情報(文字情報や特定の選択情報等)をパケットデータに変換した後、これをベースバンド処理部16及び送受信部15を介してパケット網/PDC網2に送信する。パケット網/PDC網2は、このパケットデータを情報センタ5に送る。また、情報センタ5からパケット網/PDC網2を介して送信されるパケットデータ化された情報が、重畳されたRF信号を、送受信部15及びベースバンド処理部16を介して取り込み、表示部14に表示する。
【0058】
かくして携帯電話4Aを使用するユーザは、通話先である情報センタ5との間で、サーバ7(7A,7B)やサーバ8によって提供される種々のサービスの提供を受けることができる。
【0059】
図3は、ユーザが所持する端末としてのパーソナルコンピュータ4Bの構成を示すブロック図である。この図3に示されるように、パーソナルコンピュータ4Bは、データバスに接続されたCPU21、メモリ或いはハードディスク等の記憶部22、モデム23、CRTや液晶等の表示部24、並びに入力手段としてのキーボード25とから構成されており、前記CPU21は、メモリ22内に格納されたインターネットエクスプローラなどの通信プログラムによって、前記モデム23を介して前記サーバ7、8と通信回線網を通じて接続される。この接続された状態で、このパーソナルコンピュータ4Bにより、前記ユーザ端末としての携帯電話4Aと同様に、サーバ7(7A,7B)やサーバ8によって提供される種々のサービスの提供を受けることができる。
【0060】
図4はサーバ7の構成を示すブロック図である。この図4に示されるように、サーバ7は、データバスBUSに接続されたCPU31、メモリ32、通信インターフェイス33及びデータベース34を有し、CPU31はメモリ32に格納されている制御プログラムに従って種々の処理を実行するようになされている。すなわち、CPU31は通信インターフェイス33によって接続されたインターネット網6を介して、送信される各携帯電話4A・・・、パーソナルコンピュータ4B・・・、からの入力情報を受け取り、これをメモリ32に格納する。前記CPU31が本発明の通信能や制御能を有する制御部に相当する。
【0061】
この制御部は、制御プログラムとしての掲示板データ作成プログラム、前記端末4によって入力された依頼希望者や受注希望者の個人情報を適宜整理して、個別の会員情報データベース作成するとともに、当該会員情報データベースとリンクした各々の会員ポストファイルを作成する会員情報整理プログラム、更には依頼希望者の端末からの移行要求入力に応じて、不特定多数の端末で閲覧可能とする状態(オープン状態)から、依頼希望者及び受注希望者の端末からのみ閲覧可能となるように設定を変更する設定変更プログラムを含んでいる。
【0062】
メモリ32には、前記受注希望者や依頼希望者との所有する携帯電話4A、・・・やパーソナルコンピュータ4B、・・・から受信される電子データを一旦格納記憶される。前記電子データとしては、前記依頼希望者から前記受注希望者に対する仕事の依頼に関わる質問/相談を行うための文字情報や、前記受注希望者から前記依頼希望者に対する前記質問/相談に対する回答を行うための文字情報が相当するが、これに限らず音声情報としても良いのは勿論である。このような音声情報とする場合には、バーチャルなアニメーションや周知のボイスチェンジャ技術を採用して、質問や回答を行う本人の声や顔を利用しないことが、お互いの匿名状態を維持する意味や恥じらわないで質問ができる環境を形成する上で好ましい。
【0063】
さらに、前記データベース34には、後述するように、予め会員として登録された受注希望者の個人情報やその時点までの取引履歴、或いは取引後に実施した依頼希望者からのアンケート結果などの履歴情報が記憶されている。更に、前記データベース34には、前記個人情報や履歴情報の他、前記依頼希望者や受注希望者の端末に対して送信する、個人情報登録画面情報や初期画面情報などの適宜の画面情報が記憶されている。
【0064】
この実施の形態では、仕事を具体的に依頼したい(相談をしたい)依頼希望者と仕事を受けたい受注希望者を予めサーバに会員として登録する方式とし、単なる閲覧者である依頼希望者の候補生は、特に予め会員として登録しておかなくても本発明の紹介サービスの閲覧が可能なようなシステムとしているが、これに限定されることなく、候補生を含む前記依頼希望者に対しても予めの会員登録を前提とすることもできる。この実施の形態でこのような方式を採用しているのは、余り前記受注希望者として専門家に縁のない一般の依頼希望者に予めの会員登録を強いることへの拒否反応を考慮したものである。
【0065】
次に、図5乃至図17を参照しつつ、本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の流れについて説明する。
【0066】
まず、前記端末4を使用してインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法が実行可能なサーバ7又は8に接続すると図14に示す初期画面が端末4に対して送信され、各端末に前記初期画面Aが表示される(図5参照)(ステップS1)。
【0067】
ステップS1の初期画面が端末4に表示されると、次に端末4からの▲1▼〜▲3▼の入力信号が送信されるのを待つ。
【0068】
[▲1▼「掲示板を見る」が選択された場合]
▲1▼の選択が行なわれると、前記データベースに記憶された掲示板データを前記選択が行なわれた端末4に送信する(ステップS2)。
【0069】
この段階では、課金は行なわれず、どのような仕事の依頼がなされているのか、或いは質問がなされているのかを、インターネット6や専用回線2と接続可能であって、送信されたデータを表示可能な端末であればいずれの端末であっても閲覧することができるようにしている。
【0070】
掲示板データを端末4の表示画面に表示した状態を示すのが図15であり、サーバ7(8)は、端末4に対して前記表示画面Bを表示させつつ、当該画面Bの▲5▼〜▲8▼の入力信号が端末4から送信されるのを待つ。
【0071】
そして、▲8▼の初期画面に戻るを選択した場合には初期画面Aに戻すため、初期画面データを送信する。
【0072】
▲5▼の「仕事を依頼したいので掲示板に投稿する」を選択した場合には、図5の▲2▼を選択したと同様のステップに移行する、詳細は図7に基づいて後に説明する。
【0073】
▲6▼の「上記質問に回答する」を選択した場合には、図8のフローに移行し、先ずはどの質問に対して回答するかの選択があった後、サーバ7(8)がIDコードとパスワードとの入力画面データを端末4に送信する(ステップS3)。
【0074】
前記IDコードとパスワードとの入力画面を基に、端末4からの入力信号を受信すると、その入力された前記IDコードとパスワードとが適正な入力か否かを判定する。この判定は、サーバ7(8)の制御部としてのCPU31がデータベース34内に記憶された判定プログラムによって行なわれる(ステップS4)。
【0075】
適正な入力であると、CPU31が判定すると、次に、そのパスワードとIDコードが真性なものかどうかをデータベース34内の比較プログラムによって、予め登録されたIDコードとパスワードとのデータと比較することによって判定する(ステップS5)。
【0076】
真性なIDコードとパスワードであるとの判定がなされなかった場合には、前記▲3▼の「会員登録する」を選択したと同様のステップに移行し、詳しくは、図10に沿って後述する。
【0077】
真性なIDコードとパスワードであるとの判定がなされた場合には、図17に示す回答の入力画面Dを端末4で表示させるデータを送信する。・ステップS6
【0078】
この入力画面Dに対して、掲示板Aに表示された質問に対して受注希望者たる専門家が回答を行うことを完了するのを待つ。
【0079】
入力が完了して回答を受信すると、その入力が適正なものかどうかをCPU31が判定する(ステップS7)。
【0080】
入力が適正なものとCPU31に基づいて判定されると、データベース34に予め用意された掲示板データ更新プログラムによって、掲示板データを更新する(ステップS8)。
【0081】
更新が完了すると、この回答データは、図15に示す掲示板表示データの表示画面Aに示すように、不特定多数の端末4から閲覧可能な状態で表示可能となる。この回答を行った受注希望者にとって、きっちりとした回答を行うことが、他の端末4の所有者である仕事の依頼希望者に対して、自らのスキルと熱意をアピールすることができる。
【0082】
回答が適正に行なわれた後に、終了することが選択されると、一旦、先に入力されたIDコードとパスワードとを無効化する。
【0083】
図6の「▲7▼特定の専門家に対し、質問する」が選択されると、図7のフローに移行し、IDコードとパスワードの入力画面がその選択があった端末4に送信される(ステップS9)。
【0084】
前記IDコードとパスワードとの入力画面を基に、端末4からの入力信号を受信すると、その入力された前記IDコードとパスワードとが適正な入力か否かを判定する。この判定は、サーバ7(8)の制御部としてのCPU31がデータベース34内に記憶された判定プログラムによって行なわれる。そして、適正な入力であると、CPU31が判定すると、次に、そのパスワードとIDコードが真性なものかどうかをデータベース34内の比較プログラムによって、予め登録されたIDコードとパスワードとのデータと比較することによって判定する(ステップS10)。
【0085】
適正なIDコードとパスワードであることが判定されると、CPU31は、仕事内容の入力画面を端末4に送信する(ステップS11)。前記仕事内容の入力画面を図示したのが、図16の仕事内容入力画面Cである。
【0086】
真性なIDコードとパスワードであるとの判定がなされた場合には、図16に示す回答の入力画面Cを端末4で表示させるデータを送信する(ステップS6)。この入力画面Cに対して、掲示板Aに表示された質問に対して受注希望者たる専門家が回答を行うことを完了するのを待つ。
【0087】
入力が完了して仕事内容(質問/相談)を受信すると、その入力が適正なものかどうかをCPU31が判定する(ステップS12)。適正な入力がなされたと判定されると、CPU31は受信したデータを基に、掲示板データを更新してデータベース34に格納する(ステップS13)。前記仕事内容データは、図15に示す掲示板表示データの表示画面Aに示すように、不特定多数の端末4から閲覧可能な状態で表示可能となる。
【0088】
回答が適正に行なわれた後に、終了することが選択されると、一旦、先に入力されたIDコードとパスワードとを無効化する。
【0089】
次に、図6において、▲7▼「特定の専門家に対し、質問する」を選択した場合について図9に沿って説明する。
【0090】
▲7▼「特定の専門家に対し、質問する」を選択した場合には、CPU31はIDコード及びパスワード入力画面をデータース34から抽出し前記選択した端末4に対して送信する(ステップS14)。
【0091】
前記IDコードとパスワードとの入力画面を基に、端末4からの入力信号を受信すると、その入力された前記IDコードとパスワードとが適正な入力か否かを判定する。この判定は、サーバ7(8)の制御部としてのCPU31がデータベース34内に記憶された判定プログラムによって行なわれる。そして、適正な入力であると、CPU31が判定すると、次に、そのパスワードとIDコードが真性なものかどうかをデータベース34内の比較プログラムによって、予め登録されたIDコードとパスワードとのデータと比較することによって判定する(ステップS15)。
【0092】
適正なIDコードとパスワードであることが判定されると、CPU31は、以後の使用で課金されることを依頼希望者に通知するために、課金の確認画面を端末4に送信する(ステップS16)。
【0093】
課金されることに同意する旨の入力を受信した場合には、次に入力される仕事内容が仕事の内容を通知した特定の受注希望者以外から閲覧できないように、処理する準備を行う(ステップS17)。
【0094】
その処理とともに、仕事内容入力画面Cのデータを端末4に送信する(ステップS18)。
【0095】
仕事内容入力画面Cに基づいての端末4からの入力完了の受信を待つ。前記仕事内容入力画面Cには、どの特定の受注希望者に対して仕事内容を通知するかを入力する箇所が存在しないが、この実際には、この段階でどの特定の受注希望者に対してクローズ状態、つまり秘密状態で情報を開示するかを入力する。
【0096】
CPU31が前記入力が適正なものであって、その入力が完了したと判定すると、次に、その入力情報を端末4によって選択された特定の受注希望者のポストに記憶させる処理を行う(ステップS19)。
【0097】
前記受注希望者のポストは、後に説明する会員登録完了時点で、CPU31の処理によりデータベース34に作成されるものである。
【0098】
入力された情報が特定の受注希望者のポストに格納され、回答が適正に行なわれた後に、終了することが選択されると、一旦、先に入力されたIDコードとパスワードとを無効化する。このポストに格納された情報は、その特定の受注希望者が初期画面Aの▲4▼「自分のポストを見る」を選択した場合に、後述する所定の真性な特定の受注希望者であるか否かの判定をCPU31で行った後に、その特定の受注希望者にのみ閲覧可能とすものである。
【0099】
次に、図10に基づいて、図5の▲3▼「会員登録する」が選択された場合以降のフローについて説明する。
【0100】
▲3▼「会員登録する」が選択されると、サーバ7(8)は会員規約表示画面及び会員登録画面を送信する(S20)。
【0101】
前記会員規約表示画面とは、受注希望者及び依頼希望者と、サーバ管理者との間で交わされる契約内容であり、これに同意させた上で会員として登録させることにより、後のトラブルを防止することができる。また、会員登録画面とは、その会員の氏名、連絡先としての住所、電話番号、上記課金を行うためのクレジットカード番号、又は銀行口座番号、EーMAILアドレスなどがこれに相当する。
【0102】
そして、前記会員登録画面には、受注希望者としての会員登録か、或いは依頼希望者としての会員登録かを選択入力する項目も含まれている。
【0103】
上記入力が完了すると、まず、受注希望者であるか否かの判定を行うとともに、適正に全ての項目に入力されているかをCPU31が判定プログラムに基づいて判定する。
【0104】
適正であり、且つ受注希望者の場合には、次に専門分野と資格番号入力画面を送信する(S21)。
【0105】
この実施の形態では、本発明がこれに限定されるものではないが、前記受任希望者としては、専門家たる弁護士/弁理士/公認会計士/税理士のみが会員として登録できるようにしているがこれに限定されるものではなく、サーバ管理者側が、その受注希望者の専門性や知識など仕事の依頼希望者に対して紹介するに値する人物であることをチェックできれば、有資格者に限らずファイナンシャルプランナーなどの資格制度のないような分野での受注希望者を会員とすることもできる。尤も、有資格者のみを会員とするように設定すれば、予めその資格者の登録番号やその他の個人情報をサーバ7(8)内のデータベース34に用意しておき、その前記入力画面で入力された資格番号と比較することにより、有資格者であるかどうかは容易にチェックできるといったメリットがある。
【0106】
このチェックをサーバ7(8)のCPU31が行うのが、ステップS22である。
【0107】
そして、次に個人情報として前記依頼希望者の個人情報と同じ項目である、住所、氏名、電話番号、年齢、E−MAILアドレス、前記課金を行うためのクレジットカード番号又は銀行口座番号等を入力するための個人情報入力画面を端末4に送信する(S23)。
【0108】
専門家たる弁護士/弁理士/公認会計士/税理士等の会員登録についての流れについて説明すると、続く流れについては、図11に基づいて説明する。ここで、個人情報が端末4からサーバ7(8)に対して送信されると、先に入力した資格番号の申請な資格者の個人情報と、送信されてきた個人情報とを再度チェックする。この2度目のチェックにより、その有資格者の年齢や住所などと比較参照することによって、悪意のある人間が他人の資格番号を使用する不正行為をある程度防止することができるものである(S24)。
【0109】
そして、真性な資格登録番号であることや、他の入力項目が完全に入力を完了したことを条件として、サーバ7(8)のCPU31は、新たな個人ポストを作成するとともに、そのポストと連携したIDコード及びパスワードを生成する(S25)。
【0110】
そして、生成したIDコード及びパスワードをして入力を完了した端末4に送信する(S26)。送信が完了すると、前記サーバ7(8)は、端末4に対して初期画面Aを送信し、受注希望者として掲示板に掲載される各種の仕事(相談、質問)に対して、与えられたIDコードとパスワードとを使用することにより回答をすることができる(S27)。
【0111】
このように、入力が適正に行われると自動的にIDコードとパスワードを端末4に送信する方式を、この実施の形態では採用しているが、これに限らず、真性な有資格者であるかどうかの審査をより高めたり、正式な契約書を交わして会員登録する場合には、IDコード及びパスワードとともに、契約書類や課金のための書類とともに送付するような、図11の点線で示すステップに置換することもできるのは勿論である。
【0112】
ここまで説明したのが、受注希望者に対する会員登録のフローであるが、次に依頼希望者の会員登録フローについて説明する。
【0113】
図10のステップS28で、依頼希望者の会員登録であることが端末4で入力されると、受注希望者とはことなり、ステップS23にジャンプする処理を行う。その他の処理は、受注希望者の処理の流れと同様であるので、繰り返しの説明は省略する。
【0114】
次に、図5における▲4▼「自分のポストを見る」を選択した場合について、図12及び図13のフロー図に沿って説明する。
【0115】
端末4を使用して依頼希望者又は受注希望者が、▲4▼「自分のポストを見る」を選択した入力信号をサーバ7(8)が受信すると、次に、サーバ7(8)のCPU31がデータベース34内に記憶される各種の画面情報の中から、前記IDコード及びパスワード入力画面を端末4に送信する(S28)。
【0116】
送信された前記IDコード及びパスワード入力画面に沿って、適正な入力が行われ、且つ、サーバ4内のデータベース34の中に登録された発行済みのIDコード及びパスワードとの照合を行い真性なIDコード及びパスワードであるか否かの判定を行う(S29)。適正な入力であり、真性なIDコード及びパスワードであることが判定されると、次に、課金確認画面を送信する(S30)。
【0117】
この実施の形態では、秘密状態でポスト内に記憶された情報を記憶させる場合と、閲覧する場合に課金を施し、サーバ管理者の収入源とするように構成している。図14には明確に図示されていないが、会員としての自分の会員ポストに何らかの情報がある場合には、図14の初期画面Aを端末4で表示させた場合に、▲4▼「自分のポストを見る」の文字等が点滅させて、自分のポストに何らかの情報が存在することを予め通知するようにしている。
【0118】
そして、課金確認画面を依頼希望者又は受注希望者が端末4を通して確認し、了解する旨の入力信号の受信を待つ(S31)。
【0119】
次に、前記了解する旨の入力信号をサーバ7(8)が受信すると、CPU31の制御によりデータベース内の会員ポストに記憶されている内容情報を端末4に送信する(S32)。
【0120】
続いて、サーバ7(8)は、その送信した情報に対しての返信要求入力を待つ、返信入力が一定時間なかったり、返信不要の入力が合った場合には、初期画面を送信する(S33)。
【0121】
返信要求入力をサーバ7(8)が受信すると、図13に示すように、CPU31はデータベース34内に予め記憶してある返信入力画面を端末4に送信する。この画面は、前記回答内容入力画面Dと同様の画面とすることもできる(S34)。
【0122】
返信入力画面への入力が完了し、サーバ31に送信されて入力が適正に行われたか否かをCPU31が判定する(S35)。
【0123】
適正なものであると判定されると、次に前記返信入力画面に入力された返信情報を特定の会員ポストに記憶させる処理を行う(S36)。
【0124】
その後、終了する旨の入力をサーバ7(8)があった場合には、入力されたIDコード及びパスワードにより真性な会員としての得られた認証を無効化し、サービスを全て終了する(S37)。
【0125】
以上が本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例であるが、この実施の形態で重要なのは、第1に、オープン状態とクローズ状態との移行を依頼希望者の意志によって移行できる点である。
【0126】
つまり、受注希望者と依頼希望者の間で、オープン状態で依頼希望者が他の依頼希望者と受注希望者との間で行われる様々なやりとりを閲覧して、どの受注希望者が、例えば親身になって仕事をやってくれるかを判断し、又、自らオープン状態で質問などをぶつけてその回答内容を見て、自らの仕事に対する専門性から見た適正を見ることができ、最終的にはクローズ状態に依頼希望者の意志によって移行することが可能であるから、特許の質問であっても新規性を保持できるといったメリットがある。
【0127】
また、第2の重要な点は、仕事が完了するまで、依頼希望者と受注希望者との間で直接に連絡可能となるような情報を一切送信しないことである。これにより、サーバ管理者の運営資金を脅かされることを防止できる。例えば、図18に示すように、特許出願の場合であれば、明細書原稿等もサーバを仲立ちとして送受信されるように設定することが好ましい。つまり、最終的に仕事が完了、及び完了後においても、専門家と直接取引きができる個人情報(事務所情報を含む)を、依頼希望者/受注希望者のいずれに対しても開示しない。
【0128】
上記実施の形態では、インターネットを使用してサービスを提供できるようにしているから、世界的なネットワークを使って、専門家のような様々な国の受注希望者を、様々な国の依頼希望者に紹介することが可能となる。
【0129】
【発明の効果】
以上説明した、この発明によれば、例えば、新たに専門家となった「仕事を受けたい受注希望者」に対して仕事の内容的な評価や人物的な評価を得て仕事を依頼してもらえる環境を提供するとともに、仕事を依頼した依頼希望者に対しては、自由闊達な質問を専門家集団にぶつけて、その専門家集団から回答される複数の質問に対する応答から、仕事を依頼したい受注希望者たる専門家を選択できるような環境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる通信回線網の構成を示す概略図である。
【図2】 本発明に係わるユーザ端末としての携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明に係わるユーザ端末としてのパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明に係わるサーバの構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例を示すフロー図である。
【図6】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例を示すフロー図である。
【図7】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例を示すフロー図である。
【図8】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例を示すフロー図である。
【図9】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例を示すフロー図である。
【図10】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例を示すフロー図である。
【図11】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例を示すフロー図である。
【図12】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例を示すフロー図である。
【図13】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の一例を示すフロー図である。
【図14】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の初期画面の一例を示す参考図である。
【図15】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の掲示板表示データの表示画面の一例を示す参考図である。
【図16】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の仕事内容入力画面の一例を示す参考図である。
【図17】 本発明を適用したインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法の回答内容入力画面の一例を示す参考図である。
【図18】 本発明を説明するための説明図である。
【符号の説明】
4・・・端末、6・・・インターネット通信網、7,8・・・サーバ

Claims (6)

  1. 仕事を依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とについて、インターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法であって、前記サーバが、
    依頼希望者あるいは受注希望者の端末から、当該依頼希望者あるいは当該受注希望者の身元を特定する個人情報の入力を受け付けたことに応じて、IDコードおよびパスコードを設定し、前記依頼希望者あるいは前記受注希望者の端末からの入力情報を記憶するポストを作成する段階と、
    前記依頼希望者の端末と前記受注希望者の端末とに対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板を前記広域ネットワーク上に作成し、前記依頼希望者の前記IDコードおよび前記個人情報を開示しない匿名状態と前記受注希望者の前記IDコードおよび前記個人情報を開示しない匿名状態とを維持したまま、前記掲示板のデータを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し、前記端末に対して送信可能とする第1の段階と、
    前記依頼希望者のうち特定の依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求に応じて、前記特定の依頼希望者のIDコードを、前記掲示板への書き込みが不特定多数の端末から閲覧可能な状態となった前記受注希望者のうち、前記特定の依頼希望者が選択した特定の受注希望者の端末に送信して、前記ポストを介して、前記特定の依頼希望者の端末及び前記特定の受注希望者の端末からのみ、これらの端末からの前記入力情報が閲覧可能となるように設定する第2の段階と、を含むインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法。
  2. 仕事依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とに対して、インターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じて、当該依頼希望者と当該受注希望者との出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供を行うためのサーバであって、前記サーバが、
    依頼希望者あるいは受注希望者の端末から、当該依頼希望者あるいは当該受注希望者の身元を特定する個人情報の入力を受け付けたことに応じて、IDコードおよびパスコードを設定し、前記依頼希望者あるいは前記受注希望者の端末からの入力情報を記憶するポストを作成する登録能と、
    前記依頼希望者の端末と前記受注希望者の端末とに対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板を前記広域ネットワーク上に作成し、前記依頼希望者と前記受注希望者との前記IDコードおよび前記個人情報を開示しない匿名状態を維持したまま、前記掲示板のデータを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し、前記端末に対して送信をする送信能と、
    前記依頼希望者のうち特定の依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求に応じて、前記特定の依頼希望者のIDコードを、前記掲示板への書き込みが不特定多数の端末から閲覧可能な状態となった前記受注希望者のうち、前記特定の依頼希望者が選択した特定の受注希望者の端末に送信して、前記ポストを介して、前記特定の依頼希望者の端末及び前記特定の受注希望者の端末からのみ、これらの端末からの前記入力情報が閲覧可能となるように設定をする制御能と、
    を少なくとも備えてなるインターネット等の広域ネットワーク上のサーバ。
  3. 仕事を依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とに対して、インターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法を実行するためのプログラムであって、
    依頼希望者あるいは受注希望者の端末から、当該依頼希望者あるいは当該受注希望者の身元を特定する個人情報の入力を受け付けたことに応じて、IDコードおよびパスコードを設定し、前記依頼希望者あるいは前記受注希望者の端末からの入力情報を記憶するポストを作成する段階と、
    前記依頼希望者の端末と前記受注希望者の端末とに対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板を前記広域ネットワーク上に作成し、前記依頼希望者と前記受注希望者との前記IDコードおよび前記個人情報を開示しない匿名状態を維持したまま、前記掲示板のデータを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し、前記端末に対して送信可能とする第1の段階と、
    前記依頼希望者のうち特定の依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求に応じて、前記特定の依頼希望者のIDコードを、前記掲示板への書き込みが不特定多数の端末から閲覧可能な状態となった前記受注希望者のうち、前記特定の依頼希望者が選択した特定の受注希望者の端末に送信して、前記ポストを介して、前記特定の依頼希望者の端末及び前記特定の受注希望者の端末からのみ、これらの端末からの前記入力情報が閲覧可能となるように設定をする第2の段階と、
    からなるインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法を前記サーバに実行させるプログラム。
  4. 仕事を依頼したい依頼希望者と、仕事を受けたい受注希望者とについて、インターネット等の広域ネットワーク上のサーバを通じての出会いを可能ならしめるサ−ビスの提供方法であって、前記サーバが、
    依頼希望者あるいは受注希望者の端末から、当該依頼希望者あるいは当該受注希望者の身元を特定する個人情報の入力を受け付けたことに応じて、IDコードおよびパスコードを設定し、前記依頼希望者あるいは前記受注希望者の端末からの入力情報を記憶するポストを作成する段階と、
    前記依頼希望者の端末と前記受注希望者の端末とに対して、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板を前記広域ネットワーク上に作成し、前記依頼希望者の前記IDコードおよび前記個人情報を開示しない匿名状態と前記受注希望者の前記IDコードおよび前記個人情報を開示しない匿名状態とを維持したまま、前記掲示板のデータを不特定多数の端末から閲覧可能な状態に設定し、前記端末に対して送信可能とする第1の段階と、
    前記依頼希望者のうち特定の依頼希望者の端末からの秘密状態への移行要求に応じて、前記特定の依頼希望者のIDコードを、前記掲示板への書き込みが不特定多数の端末から閲覧可能な状態となった前記受注希望者のうち、前記特定の依頼希望者が選択した特定の受注希望者の端末に送信して、前記ポストを介して前記特定の依頼希望者が前特定の受注希望者の端末に前記特定の依頼希望者の個人情報を秘密状態で送信することが可能な状態に移行する第2の段階と、を含むインターネット等の広域ネットワークを用いた出会いサービスの提供方法。
  5. インターネット等の広域ネットワークを通じて予めサーバ内に登録された複数の専門家と、登録されていない不特定多数の人との端末間で、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板であって前記サーバを使用して前記広域ネットワーク上に作成された掲示板を介してデータ交換を行うサービスの提供方法であって、前記サーバが、
    専門家あるいは不特定多数の人の端末から、当該専門家あるいは不特定多数の人の身元を特定する個人情報の入力を受け付けたことに応じて、IDコードおよびパスコードを設定し、前記専門家あるいは前記不特定多数の人の端末からの入力情報を記憶するポストを作成する段階と、
    前記不特定多数の人の端末からの相談情報および当該相談情報に対する前記専門家の回答情報を前記掲示板上に書き込むことを受け付ける段階と、
    当該掲示板上に書き込まれた相談情報および回答情報を、前記専門家の端末および前記不特定多数の人の端末から閲覧可能な状態に設定する段階と、
    前記不特定多数の人のうち特定人の端末からの秘密状態への移行要求に応じて、前記特定人のIDコードを、前記掲示板への回答情報が不特定多数の人の端末から閲覧可能な状態となった前記専門家のうち、前記特定人が選択した特定の専門家の端末に送信して、前記ポストを介して前記特定人が前記特定の専門家の端末前記特定人の個人情報を秘密状態で送信することが可能な状態にする段階と、を含むインターネット等の広域ネットワークを用いた専門家との出会いサービスの提供方法。
  6. インターネット等の広域ネットワークを通じて予めサーバ内に登録された複数の専門家と、登録されていない不特定多数の人との端末間で、当該端末の操作により書き込み可能な掲示板であって前記サーバを使用して前記広域ネットワーク上に作成された掲示板を介してデータ交換を行うサービスの提供方法であって、前記サーバが、
    専門家あるいは不特定多数の人の端末から、当該専門家あるいは不特定多数の人の身元を特定する個人情報の入力を受け付けたことに応じて、IDコードおよびパスコードを設定し、前記専門家あるいは前記不特定多数の人の端末からの入力情報を記憶するポストを作成する段階と、
    前記不特定多数の人の端末からの相談情報および当該相談情報に対する前記専門家の回答情報を前記掲示板上に書き込むことを受け付ける段階と、
    当該掲示板上に書き込まれた相談情報および回答情報を、前記専門家の端末および前記不特定多数の人の端末から閲覧可能な状態に設定する段階と、
    前記不特定多数の人のうち特定人の端末からの秘密状態への移行要求に応じて、前記特定人のIDコードを、前記掲示板への回答情報が不特定多数の人の端末から閲覧可能な状態となった前記専門家のうち、前記特定人が選択した特定の専門家の端末に送信して、前記ポストを介して、前記特定人の端末及び前記特定の専門家の端末からのみ、これらの端末からの前記入力情報が閲覧可能となるように設定する第2の段階と、を含むインターネット等の広域ネットワークを用いた専門家との出会いサービスの提供方法。
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