JP5053251B2 - 車両用サイドエアバッグ制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両用サイドエアバッグ制御装置に関する。
車両用サイドエアバッグ制御装置として、助手席シートに着座した小人がドア側にもたれかかった寝姿にあることをシートに設けられたセンサで検出するとエアバッグの作動を禁止するものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平11−334451号公報 特開2000−85524号公報
ところで、走行時の車両の状況は種々異なっており、それに伴って乗員のシートへの着座姿勢も種々変化する可能性があるため、サイドエアバッグ制御装置のエアバッグの展開においても車両の状況によって変化する乗員の着座姿勢に応じた制御が要望されている。
したがって、本発明は、エアバッグの展開を車両の状況によって変化する乗員の着座姿勢に応じて制御することが可能な車両用サイドエアバッグ制御装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両(例えば実施形態における車両11)のシート(例えば実施形態におけるシート12)に着座した乗員とシートに近接配置された車体側壁(例えば実施形態におけるドアライニング14)との間にエアバッグ(例えば実施形態におけるエアバッグ16)を展開させるサイドエアバッグ制御手段(例えば実施形態におけるSRSユニット25)を備えた車両用サイドエアバッグ制御装置(例えば実施形態における車両用サイドエアバッグ制御装置20)において、前記シートに着座した乗員が基準となる所定体型よりも小さいか否かを判定する乗員判定手段(例えば実施形態におけるSRSユニット25,乗員検出センサ18)と、前記車両の横滑りを検出する横滑り検出手段(例えば実施形態におけるヨーレート加速度センサ22)と、を備え、前記サイドエアバッグ制御手段は、前記乗員判定手段により前記シートに着座した乗員が所定体型よりも小さいと判定し、且つ、前記横滑り検出手段により前記車両の横滑りが発生し且つ該横滑りの方向が前記シートの乗員を前記近接配置された車体側壁に近づける方向である近接方向横滑り発生状態にあることを検出した場合には、前記エアバッグの展開閾値を高く変更することを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記シートに着座する乗員の姿勢を判定する乗員姿勢判定手段(例えば実施形態におけるSRSユニット25,乗員姿勢検出センサ30)を備え、前記サイドエアバッグ制御手段は、前記横滑り検出手段により前記近接方向横滑り発生状態にあることを検出しても、前記乗員姿勢判定手段により前記近接配置された車体側壁側へ偏った乗員の着座姿勢が検出されない場合には、前記エアバッグの展開閾値を変更しないことを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、サイドエアバッグ制御手段が、車両の横滑りを検出する横滑り検出手段により車両の横滑りが発生し且つ該横滑りの方向がシートの乗員を近接配置された車体側壁に近づける方向である近接方向横滑り発生状態にあることを検出すると、エアバッグの展開閾値を変更するため、エアバッグの展開を横滑りの有無から制御することができる。つまり、近接方向横滑り発生状態にあるときには、横滑りによりシートの乗員が近接配置された車体側壁に近づきエアバッグの展開範囲に入り込む可能性があることから、エアバッグの展開閾値を例えば高く変更することで、このような状況下でのエアバッグの展開を規制することができる。
また、サイドエアバッグ制御手段が、乗員判定手段によりシートに着座した乗員が所定体型よりも小さいと判定した場合には、横滑り検出手段により近接方向横滑り発生状態にあることを検出すると、エアバッグの展開閾値を高く変更することで、着座姿勢の横滑りによる影響を特に受けやすくエアバッグの展開範囲に入り込む可能性が高い小人に対して、エアバッグの展開を規制することができる。
請求項に係る発明によれば、サイドエアバッグ制御手段が、横滑り検出手段により近接方向横滑り発生状態にあることを検出しても、乗員姿勢判定手段により近接配置された車体側壁側へ偏った乗員の着座姿勢が検出されない場合には、エアバッグの展開閾値を変更せず、通常通りにエアバッグを展開させることができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置を図1〜図7を参照して以下に説明する。
図1は、車両11を概略的に示す平面図であり、図2は車両11の車室内の進行方向左側部分を前方から見た概略図である。なお、以下の説明においては、図1に示す右側にハンドル10のある車両11の車室内の進行方向左側(助手席側)を例にとり説明する。なお、進行方向右側も同様であり、以下の説明における左右を読み替えれば良い。
図2に示すように、シート12の進行方向左横には車両左側のドアライニング(車体側壁)14が近接配置されており、シート12のシートバック15の左端縁部つまりドアライニング14側の端縁部には、前方に膨出することでシート12に着座した乗員とドアライニング14との間に展開するエアバッグ16が配置されている。
また、シートバック15には、着座した乗員の大きさ、つまり基準となる所定体型よりも小さいか否かを検出するため、静電容量式で乗員の座高を検出する乗員検出センサ(乗員判定手段)18が埋設されている。この乗員検出センサ18は、シートバック16の左右方向の中央に、上下方向に分割して配置された複数のアンテナ電極18a〜18dからなっている。なお、乗員検出センサ18としては、静電容量式以外にも、画像で乗員の座高を検出したり、シート12に着座した乗員の重量で乗員の大きさを検出するものを用いても良い。
図3は、第1実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置20およびこの車両用サイドエアバッグ制御装置20で制御されるエアバッグ16を展開するためのアクチュエータ21を示している。
車両用サイドエアバッグ制御装置20は、上記した乗員検出センサ18と、車両の所定値以上の横滑りの有無および横滑りの方向を判定するための図1にも示すヨーレート加速度センサ(横滑り検出手段)22と、車両左側の側突を検出する側突検出センサ23と、これらの信号でエアバッグ16用のアクチュエータ21の駆動つまりエアバッグ16の展開を制御するSRSユニット(サイドエアバッグ制御手段,乗員判定手段,乗員姿勢判定手段)25とを有している。ここで、SRSユニット25は、例えば側突検出センサ23でエアバッグ展開閾値以上の側突荷重を検出した場合に、アクチュエータ21を駆動してエアバッグ16を展開させる。
SRSユニット25は、図4に示す処理を所定のタイミング毎に繰り返し行う。つまり、SRSユニット25は、乗員検出センサ18からの信号でシート12に着座した乗員が基準となる所定体型よりも小さいか否か(つまり乗員が大人であると見なせるか小人であると見なせるか)を判定する乗員判定を行う(ステップSA1)。シート12に着座した乗員が基準となる所定体型以上である場合、エアバッグ展開閾値を基準エアバッグ展開閾値として(ステップSA2)、処理を終了する。これにより、シート12に着座した乗員が基準となる所定体型以上である場合(乗員が大人であると見なせる場合)、側突検出センサ23で基準エアバッグ展開閾値以上の側突荷重を検出すると、SRSユニット25は、アクチュエータ21を駆動してエアバッグ16を展開させることになる。
ステップSA1において、シート12に着座した乗員が基準となる所定体型よりも小さい場合、SRSユニット25は、ヨーレート加速度センサ22の信号から車両11の所定値以上の横滑りの有無および横滑りの方向を判定する近接方向横滑り発生判定を行う(ステップSA3)。車両11に所定値以上の横滑りが発生し且つこの横滑りの方向がシート12の乗員を近接配置されたドアライニング14に近づける方向である場合、以外の場合、SRSユニット25は、近接方向横滑り発生状態ではないと判定して、エアバッグ展開閾値を基準エアバッグ展開閾値として(ステップSA2)、処理を終了する。これにより、乗員が小人であると見なせる場合であっても、近接方向横滑り発生状態以外の状態、つまり、所定値以上の横滑りが発生していない場合と、所定値以上の横滑りが発生していても横滑りの方向がシート12の乗員を近接配置されたドアライニング14に近づける方向ではない場合とについては、側突検出センサ23で基準エアバッグ展開閾値以上の側突荷重を検出すると、SRSユニット25は、アクチュエータ21を駆動してエアバッグ16を展開させることになる。例えば、図1に矢印で示す車両11の直進時には、乗員Aが小人であると見なせる場合であっても横滑りによる影響はなく、図5に示すように、エアバッグ16の展開範囲に入ることはないため、側突検出センサ23で基準エアバッグ展開閾値以上の側突荷重を検出すると、エアバッグ16を展開させることになる。
一方、ステップSA3で、車両11に所定値以上の横滑りが発生し且つこの横滑りの方向がシート12の乗員を近接配置されたドアライニング14に近づける方向である近接方向横滑り発生状態にある場合に、SRSユニット25は、アクチュエータ21を駆動するエアバッグ展開閾値を基準エアバッグ展開閾値よりも高く変更する(ステップSA4)。具体的には、エアバッグ展開閾値を発生し得ない高い値に変更する。これにより、SRSユニット25は、乗員が小人であると見なせる場合に、近接方向横滑り発生状態にあると、側突検出センサ23で側突荷重を検出してもアクチュエータ21を駆動することはなく、エアバッグ16の展開を規制することになる。例えば、乗員が小人であると見なせる場合に、図6に示すように、車両11の右旋回時に近接方向横滑り発生状態にあると、物体Bに衝突して側突荷重を検出しても、横すべりの遠心力で乗員Aが図7に示すようにドアライニング14に凭れかかり、エアバッグ16の展開範囲に存在すると判断して、エアバッグ16の展開を規制する。
以上により、SRSユニット25は、近接方向横滑り発生状態に場合は、乗員のドアライニング14側への凭れの有無を直接検出することなく(凭れの有無にかかわらず)、エアバッグ展開閾値を基準エアバッグ展開閾値よりも高く変更する。
以上に述べた第1実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置20によれば、SRSユニット25が、車両の横滑りを検出するヨーレート加速度センサ22により車両11の所定値以上の横滑りを検出し且つこの横滑りの方向がシート12の乗員を近接配置されたドアライニング14に近づける方向である近接方向横滑り発生状態にあるとき、エアバッグ16の展開閾値を変更するため、エアバッグ16の展開を横滑りの有無から制御することができる。つまり、近接方向横滑り発生状態にあるときには、横滑りによりシート16の乗員が近接配置されたドアライニング14に近づきエアバッグ16の展開範囲に入り込む可能性があることから、エアバッグ16の展開閾値を高く変更することで、このような状況下でのエアバッグ16の展開を規制する。
しかも、SRSユニット25が、乗員検出センサ18によりシート12に着座した乗員が所定体型よりも小さいと判定した場合に、ヨーレート加速度センサ22により近接方向横滑り発生状態にあることを検出すると、エアバッグ16の展開閾値を高く変更することになるため、着座姿勢の横滑りによる影響を特に受けやすくエアバッグ16の展開範囲に入り込む可能性が高い小人に対して、エアバッグ16の展開を規制することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置を図8〜図12を主に参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。
第2実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置20においては、図8および図9に示すように、シート12に着座する乗員の姿勢を判定するための乗員姿勢検出センサ(乗員姿勢判定手段)30が設けられている。この乗員姿勢検出センサ30は、シートバック15における乗員検出センサ18よりもドアライニング14側に配置されたアンテナ電極からからなり、基準となる所定体型よりも小さい乗員がシート12に近接配置されたドアライニング14側へ偏って着座する姿勢にあるか否かを検出する。
そして、第2実施形態のSRSユニット25は、乗員検出センサ18、ヨーレート加速度センサ22、側突検出センサ23および乗員姿勢検出センサ30の信号でエアバッグ16用のアクチュエータ21の駆動つまりエアバッグ16の展開を制御する。
第2実施形態のSRSユニット25は、図10に示す処理を所定のタイミング毎に繰り返し行う。つまり、SRSユニット25は、乗員検出センサ18からの信号でシート12に着座した乗員が基準となる所定体型よりも小さいか否か(つまり乗員が大人であると見なせるか小人であると見なせるか)を判定する乗員判定を行う(ステップSA1)。シート12に着座した乗員が基準となる所定体型以上である場合、エアバッグ展開閾値を基準エアバッグ展開閾値として(ステップSA2)、処理を終了する。これにより、シート12に着座した乗員が基準となる所定体型以上である場合(乗員が大人であると見なせる場合)、側突検出センサ23で基準エアバッグ展開閾値以上の側突荷重を検出すると、SRSユニット25は、アクチュエータ21を駆動してエアバッグ16を展開させることになる。
ステップSA1において、シート12に着座した乗員が基準となる所定体型よりも小さい場合、SRSユニット25は、ヨーレート加速度センサ22の信号から車両11の所定値以上の横滑りの有無および横滑りの方向を判定する近接方向横滑り発生判定を行う(ステップSA3)。車両11に所定値以上の横滑りが発生し且つこの横滑りの方向がシート12の乗員を近接配置されたドアライニング14に近づける方向である場合、以外の場合、SRSユニット25は、近接方向横滑り発生状態ではないと判定して、エアバッグ展開閾値を基準エアバッグ展開閾値として(ステップSA2)、処理を終了する。これにより、乗員が小人であると見なせる場合であっても、近接方向横滑り発生状態以外の状態、つまり、所定値以上の横滑りが発生していない場合と、所定値以上の横滑りが発生していても横滑りの方向がシート12の乗員を近接配置されたドアライニング14に近づける方向ではない場合とについては、側突検出センサ23で基準エアバッグ展開閾値以上の側突荷重を検出すると、SRSユニット25は、アクチュエータ21を駆動してエアバッグ16を展開させることになる。例えば、図1に矢印で示す車両11の直進時には、乗員Aが小人であると見なせる場合であっても横滑りによる影響はなく、図11に示すように、エアバッグ16の展開範囲に入ることはないため、側突検出センサ23で基準エアバッグ展開閾値以上の側突荷重を検出すると、エアバッグ16を展開させることになる。
一方、ステップSA3で、車両11に所定値以上の横滑りが発生し且つこの横滑りの方向がシート12の乗員を近接配置されたドアライニング14に近づける方向である近接方向横滑り発生状態にある場合に、SRSユニット25は、乗員姿勢検出センサ30の信号から、基準となる所定体型よりも小さい乗員がシート12に近接配置されたドアライニング14側へ偏って着座する凭れ姿勢にあるか否かを判定する(ステップSB)。そして、基準となる所定体型よりも小さい乗員がシート12に近接配置されたドアライニング14側へ偏って着座する凭れ姿勢にないことが検出されると、エアバッグ展開閾値を基準エアバッグ展開閾値として(ステップSA2)、処理を終了する。これにより、乗員が小人であると見なせる場合であり且つ近接方向横滑り発生状態にあっても、シート12に近接配置されたドアライニング14側へ偏った乗員のシート12への着座姿勢が検出されない場合には、エアバッグ展開閾値を基準エアバッグ展開閾値のまま変更せず、側突検出センサ23で基準エアバッグ展開閾値以上の側突荷重を検出すると、SRSユニット25は、アクチュエータ21を駆動してエアバッグ16を展開させることになる。
他方、ステップSBにおいて、乗員姿勢検出センサ30の信号から、基準となる所定体型よりも小さい乗員がシート12に近接配置されたドアライニング14側へ偏って着座する凭れ姿勢にあることが検出されると、SRSユニット25は、アクチュエータ21を駆動するエアバッグ展開閾値を基準エアバッグ展開閾値よりも高く変更する(ステップSA4)。具体的には、エアバッグ展開閾値を生じ得ない高い値に変更する。これにより、SRSユニット25は、乗員が小人であると見なせる場合であり且つ近接方向横滑り発生状態にあって且つ乗員がシート12に近接配置されたドアライニング14側へ偏って着座する凭れ姿勢にあることが検出されると、側突検出センサ23で側突荷重を検出してもアクチュエータ21を駆動することはなく、エアバッグ16の展開を規制することになる。例えば、乗員が小人であると見なせる場合に、図6に示すように、車両11の右旋回時に近接方向横滑り発生状態にあって、図12に示すように所定体型よりも小さい乗員Aがシート12に近接配置されたドアライニング14側へ偏って着座する姿勢にあると、側突荷重を検出しても、乗員Aがエアバッグ16の展開範囲に存在すると判断して、エアバッグ16の展開を規制する。
以上に述べた第2実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置20によれば、SRSユニット25が、乗員姿勢検出センサ30の信号から、近接配置されたドアライニング14側へ偏った乗員のシート12への着座姿勢が検出されない場合には、近接方向横滑り発生状態であっても、エアバッグ16の展開閾値を変更せず、通常通りにエアバッグ16を展開させることができる。
以上に述べた第1実施形態および第2実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置20では乗員判定手段によって乗員が小人である場合で、かつ近接方向横滑りが発生したときにエアバッグの展開閾値を変更するようにしたが、これに限らず、乗員判定手段を設けず近接方向横滑りが発生したときにエアバッグの展開閾値を変更するものとしても良く、また乗員判定手段によって乗員が大人である場合でも、近接方向横滑りが発生したときにエアバッグの展開閾値を変更するものとしても良い。
車両の概略平面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置が適用された車両の車室内の進行方向左側部分を前方から見た概略図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置等を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置の制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置が適用された車両の車室内の進行方向左側部分を前方から見た概略図であり、直進走行時の乗員の状態を示すものである。 車両の右旋回時の状態を示す概略平面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置が適用された車両の車室内の進行方向左側部分を前方から見た概略図であり、右旋回時の乗員の状態を示すものである。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置が適用された車両の車室内の進行方向左側部分を前方から見た概略図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置等を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置の制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置が適用された車両の車室内の進行方向左側部分を前方から見た概略図であり、直進走行時の乗員の状態を示すものである。 本発明の第2実施形態に係る車両用サイドエアバッグ制御装置が適用された車両の車室内の進行方向左側部分を前方から見た概略図であり、右旋回時の乗員の状態を示すものである。
符号の説明
11 車両
12 シート
14 ドアライニング(車体側壁)
16 エアバッグ
18 乗員検出センサ(乗員判定手段)
20 車両用サイドエアバッグ制御装置
22 ヨーレート加速度センサ(横滑り検出手段)
25 SRSユニット(サイドエアバッグ制御手段,乗員判定手段,乗員姿勢判定手段)
30 乗員姿勢検出センサ(乗員姿勢判定手段)

Claims (2)

  1. 車両のシートに着座した乗員と前記シートに近接配置された車体側壁との間にエアバッグを展開させるサイドエアバッグ制御手段を備えた車両用サイドエアバッグ制御装置において、
    前記シートに着座した乗員が基準となる所定体型よりも小さいか否かを判定する乗員判定手段と、
    前記車両の横滑りを検出する横滑り検出手段と、を備え、
    前記サイドエアバッグ制御手段は、
    前記乗員判定手段により前記シートに着座した乗員が所定体型よりも小さいと判定し、且つ、前記横滑り検出手段により前記車両の横滑りが発生し且つ該横滑りの方向が前記シートの乗員を前記近接配置された車体側壁に近づける方向である近接方向横滑り発生状態にあることを検出した場合には、前記エアバッグの展開閾値を高く変更することを特徴とする車両用サイドエアバッグ制御装置。
  2. 前記シートに着座する乗員の姿勢を判定する乗員姿勢判定手段を備え、
    前記サイドエアバッグ制御手段は、前記横滑り検出手段により前記近接方向横滑り発生状態にあることを検出しても、前記乗員姿勢判定手段により前記近接配置された車体側壁側へ偏った乗員の着座姿勢が検出されない場合には、前記エアバッグの展開閾値を変更しないことを特徴とする請求項1記載の車両用サイドエアバッグ制御装置。
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