JP2009046061A - エアバッグ制御方法 - Google Patents

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昌幸 山田
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Abstract

【課題】乗員の頭位置または頭位置変化に応じて、適切にエアバックを展開させることが 可能なエアバッグ制御方法を提供する。
【解決手段】重量センサによる自動車助手席シート上での荷重分布をモニタして、自動車 衝突時における乗員の頭位置を推測し、
推測した乗員の頭位置がエアバッグ収納位置に対して所定距離以下であれば、エアッ バッグを動作させないか、或いは、上下エアバッグを設けて、下側のエアバッグのみを 動作させることを特徴とするエアバッグ制御方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のエアバッグ制御方法に関する。
自動車の衝突時に乗員の前方にエアバッグをガスの圧力を利用して展開して乗員への 衝撃を吸収するエアバッグ制御方法が広く一般に用いられている。
かかるエアバッグ制御方法においては、乗員位置に関係なく、一定の展開力によって エアバッグが展開されるため、乗員がエアバッグに近づき過ぎている場合には、乗員に 強すぎる衝撃が加わることになり、問題がある。
そこで、例えば特開平5−246300号公報に示されるように、乗員が座る座席の 前後の変位量(スライド量)と背もたれの傾き量(リクライニング量)とから、乗員と エアバッグとの距離を類推し、この類推された乗員とエアバッグとの距離に基づいて、 エアバッグの展開力を調節する乗員保護装置が知られている。
上記のような従来の乗員保護装置では、乗員の着座姿勢を検出することができないの で、例えば、乗員が座席の前の方に(すなわち、浅く)座っている場合等には、座席と エアバッグの距離が離れていても、乗員とエアバッグとの距離が近づき過ぎてしまい、 エアバッグの展開時に乗員に対してかなりの衝撃が加わることになり、問題がある。
特開平5−246300号公報
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたものであり、乗員の頭位置ま たは頭位置変化に応じて、適切にエアバックを展開させることが可能なエアバッグ制御 方法を提供する。
そのため、本発明は「重量センサによる自動車助手席シート上での荷重分布をモニタして、自動車衝突時における乗員の頭位置を推測し、
推測した乗員の頭位置がエアバッグ収納位置に対して所定距離以下であれば、エアッ バッグを動作させないか、或いは、上下エアバッグを設けて、下側のエアバッグのみを 動作させることを特徴とするエアバッグ制御方法(請求項1)」を提供する。
また、本発明は「重量センサによる自動車助手席シート上での荷重分布の変化をモニ タして、自動車衝突時における乗員の頭位置変化を推測し、
前記位置変化に基づいて、エアッバッグの動作(動作開始、動作速度、動作方向)を 制御することを特徴とするエアバッグ制御方法(請求項2)」を提供する。
また、本発明は「アンテナ電極による自動車助手席シート上での電流分布をモニタし て、自動車衝突時における乗員の頭位置を推測し、
推測した乗員の頭位置がエアバッグ収納位置に対して所定距離以下であれば、エアッ バッグを動作させないか、或いは、上下エアバッグを設けて、下側のエアバッグのみを 動作させることを特徴とするエアバッグ制御方法(請求項3)」を提供する。
また、本発明は「アンテナ電極による自動車助手席シート上での電流分布をモニタし て、自動車衝突時における乗員の頭位置変化を推測し、
前記位置変化に基づいて、エアッバッグの動作(動作開始、動作速度、動作方向)を 制御することを特徴とするエアバッグ制御方法(請求項4)」を提供する。
また、本発明は「乗員の頭位置または頭位置変化を推測する際に、加速度センサの計 測方向及び計測値を使用して推測精度を上げることを特徴とする請求項1〜4のいずれ か一つに記載のエアバッグ制御方法(請求項5)」を提供する。
また、本発明は「頭位置の初期値は、前記シートの背もたれ部を基準とする着座乗員 の頭位置を非接触検出したデータを使用することを特徴とする請求項1〜4のいずれか 一つに記載のエアバッグ制御方法(請求項6)」を提供する。
本発明によれば、乗員の頭位置または頭位置変化に応じて、適切にエアバックを展開させることができる。
以下、添付図面に基づいて、実施の形態を説明する。
図1に示すように、車両21には、助手席用エアバッグ装置22が搭載されており、その車室内には助手席シート23が設けられている。車室内における助手席シート23の前方にはインストルメントパネル24が設けられている。助手席シート23は腰掛け部23aと背もたれ部23bとを備えている。
図2に示すように、腰掛け部23aには、助手席シート23に着座した搭乗者Pの重量を検知する重量センサ25が複数(本実施形態では9個)埋設されている。各重量センサ25は、腰掛け部23aを平面から見た状態で、縦横に3列ずつ互いにほぼ等間隔になるように配設されている。
図1に示すように、前記助手席用エアバッグ装置22は、前記インストルメントパネル24の上後部に設けられた第1エアバッグ装置26と、前記インストルメントパネル24の下後部に設けられた第2エアバッグ装置27とを備えている。
本実施例のエアバッグ制御方法は、以下の特徴を有する。
(1)重量センサ25による助手席シート23上での荷重分布をモニタして、衝突時における乗 員Pの頭位置を推測する。
(2)乗員Pの頭位置を推測する際に、加速度センサの計測方向及び計測値を使用して推測 精度を上げる。
(3)頭位置の初期値は、シートの背もたれ部を基準とする着座乗員の頭位置を非接触検出 したデータを使用する。
(4)推測位置がエアバッグ収納位置に対して所定距離以下であれば、エアッバッグ30を動 作させると危険なので、動作させない。或いは、上下エアバッグ30,33を設けて、下側 のエアバッグ33のみを動作させる(図3)。
本実施例のエアバッグ制御方法は、以下の特徴を有する。
(1)重量センサ25による助手席シート23上での荷重分布の変化をモニタして、衝突時にお ける乗員Pの頭位置変化を推測する。
(2)乗員Pの頭位置変化を推測する際に、加速度センサの計測方向及び計測値を使用して 推測精度を上げる。
(3)頭位置の初期値は、シートの背もたれ部を基準とする着座乗員の頭位置を非接触検出 したデータを使用する。
(4)上記位置変化に基づいて、エアッバッグ30の動作(動作開始、動作速度、動作方向) を制御する。
図1に示すように、車両21には、助手席用エアバッグ装置22が搭載されており、その車室内には助手席シート23が設けられている。車室内における助手席シート23の前方にはインストルメントパネル24が設けられている。助手席シート23は腰掛け部23aと背もたれ部23bとを備えている。
また、図1に示すように、前記助手席用エアバッグ装置22は、前記インストルメントパネル24の上後部に設けられた第1エアバッグ装置26と、前記インストルメントパネル24の下後部に設けられた第2エアバッグ装置27とを備えている。
図4に示すように、助手席シート23に着座した搭乗者Pを検知するために、腰掛け部23aにはアンテナ電極4a,b,c,dが設けられ、アンテナに発生させた微弱電界(ElectricField)の乱れを利用する。
また、図5(a)に示すように、アンテナ電極E1に発振回路OSCからの高周波低電圧を印加することにより、アンテナ電極E1の周辺には微弱電界が生ずる結果、アンテナ電極E1の側には電流Iが流れる。この状態において、図5(b)に示すように、アンテナ電極E1の近傍に物体OBを存在させると、電界に乱れが生じてアンテナ電極E1の側には電流Iとは異なった電流I1が流れる。
シ−トに物体OBが乗っている場合と乗っていない場合とでは、アンテナ電極E1の側に流れる電流に変化が生ずるものであり、この現象を利用することにより、シ−トへの乗員の着席状況などを検知することができる。
本実施例のエアバッグ制御方法は、以下の特徴を有する。
(1)アンテナ電極4a,b,c,dによる助手席シート23上での電流分布をモニタして、衝突時 における乗員Pの頭位置を推測する。
(2)乗員Pの頭位置を推測する際に、加速度センサの計測方向及び計測値を使用して推 測精度を上げる。
(3)頭位置の初期値は、シートの背もたれ部を基準とする着座乗員の頭位置を非接触検 出したデータを使用する。
(4)推測位置がエアバッグ収納位置に対して所定距離以下であれば、エアッバッグ30を 動作させると危険なので、動作させない。或いは、上下エアバッグ30,33を設けて、 下側のエアバッグ33のみを動作させる(図3)。
本実施例のエアバッグ制御方法は、以下の特徴を有する。
(1)アンテナ電極4a,b,c,dによる助手席シート23上での電流分布をモニタして、衝突時 における乗員Pの頭位置変化を推測する。
(2)乗員Pの頭位置変化を推測する際に、加速度センサの計測方向及び計測値を使用し て推測精度を上げる。
(3)頭位置の初期値は、シートの背もたれ部を基準とする着座乗員の頭位置を非接触検 出したデータを使用する。
(4)上記位置変化に基づいて、エアッバッグ30の動作(動作開始、動作速度、動作方向 )を制御する。
エアバッグ展開時の乗員位置の例を示す車内配置図である。 着座した乗員の重量を検知する重量センサが腰掛け部に複数埋設された助手席 シートを示す外観図である。 エアバッグ展開時の乗員位置の別の例を示す配置図である。 着座した乗員を検知するアンテナ電極が腰掛け部に複数埋設された助手席シー トを示す外観図である。 助手席シ−トに乗員がいる場合といない場合とで、アンテナ電極Eの 側に流れる電流に変化が生ずる様子を示す概念図である。
符号の説明
4a,b,c,d アンテナ電極
21 車両
22 助手席用エアバッグ装置
23 助手席シート
23a 腰掛け部 23b 背もたれ部
24 インストルメントパネル
25 重量センサ
26 第1エアバッグ装置
27 第2エアバッグ装置

Claims (6)

  1. 重量センサによる自動車助手席シート上での荷重分布をモニタして、自動車衝突時に おける乗員の頭位置を推測し、
    推測した乗員の頭位置がエアバッグ収納位置に対して所定距離以下であれば、エアッ バッグを動作させないか、或いは、上下エアバッグを設けて、下側のエアバッグのみを 動作させることを特徴とするエアバッグ制御方法。
  2. 重量センサによる自動車助手席シート上での荷重分布の変化をモニタして、自動車衝 突時における乗員の頭位置変化を推測し、
    前記位置変化に基づいて、エアッバッグの動作(動作開始、動作速度、動作方向)を 制御することを特徴とするエアバッグ制御方法。
  3. アンテナ電極による自動車助手席シート上での電流分布をモニタして、自動車衝突時 における乗員の頭位置を推測し、
    推測した乗員の頭位置がエアバッグ収納位置に対して所定距離以下であれば、エアッ バッグを動作させないか、或いは、上下エアバッグを設けて、下側のエアバッグのみを 動作させることを特徴とするエアバッグ制御方法。
  4. アンテナ電極による自動車助手席シート上での電流分布をモニタして、自動車衝突時 における乗員の頭位置変化を推測し、
    前記位置変化に基づいて、エアッバッグの動作(動作開始、動作速度、動作方向)を 制御することを特徴とするエアバッグ制御方法。
  5. 乗員の頭位置または頭位置変化を推測する際に、加速度センサの計測方向及び計測値 を使用して推測精度を上げることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のエ アバッグ制御方法。
  6. 頭位置の初期値は、前記シートの背もたれ部を基準とする着座乗員の頭位置を非接触 検出したデータを使用することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のエア バッグ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102205824A (zh) * 2010-03-31 2011-10-05 马自达汽车株式会社 车辆的乘员保护装置
JP2017210173A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 富士通テン株式会社 乗員保護装置の制御装置、乗員保護システム、および乗員保護装置の制御方法

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