JP5053214B2 - グースネック型マイクロホン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロホンユニットを支える支柱のフレキシブルパイプ部位に形状記憶合金を用いることで斉一な姿勢を自動的にとらせることができるようにしたグースネック型マイクロホン装置に関する技術である。
グースネック型マイクロホン装置においてマイクロホンユニットを支える支柱は、少なくともその一部にフレキシブルパイプを組み込むことで形成されている。
そして、この場合におけるフレキシブルパイプは、断面が円形を呈するコイルスプリングとして機能する内巻線を引張して相互間に形成される隙間に、断面が三角形状を呈する外巻線の1つの頂点側を挟み込ませるようにして巻き付けることで形成されている。
このため、上記フレキシブルパイプは、変形復元力を担う内巻線と外巻線との接触部位に内巻線の復元力に抗する強い摩擦力が生成される結果、任意の位置へ屈曲させた際の変形状態を自ら保持することができることになる。
このようにして形成されるフレキシブルパイプをマイクロホンユニットを支えるための支柱として用いるグースネック型マイクロホン装置は、所望する方向へと屈曲させてマイクロホンユニットの側を音源(口元)との関係で定まる好適位置へと移動調整することができることから、会議場などで広く用いられている。
図4は、下記特許文献1の図2に示されているグースネック型マイクロホン装置を再掲した全体斜視図である。この場合、グースネック型マイクロホン装置1は、支柱としてのフレキシブルパイプ5の基端側を支持台2に固定し、先端側にマイクロホンユニット3を取り付けることで、その全体が形成されている。
特開平9−229292号公報
このため、話者は、マイクロホンユニット3を音源(口元)の近くに向けようとする際に、単にフレキシブルパイプ5を所望する方向に屈曲させればよく、また、このような屈曲姿勢を維持させたままの状態で使用することができることになる。
しかし、図4に示すタイプを含む従来からあるグースネック型マイクロホン装置は、一旦、支柱を屈曲させると、これを修正しない限りその屈曲姿勢をいつまでも保持し続けることになる。
したがって、例えば大会議場などで多数のグースネック型マイクロホン装置が使用された場合には、会議終了後の会場整備時にばらばらな姿勢状態のものを1台ずつその姿勢を修正する作業が必要になることから、台数が多ければ多いほど大変な手間暇がかかってしまうという不都合があった。
本発明は、従来技術の上記課題に鑑み、ばらばらな姿勢状態にあるものを自動的に斉一な姿勢に修正させることができるようにしたグースネック型マイクロホン装置を提供することに目的がある。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、加熱された際に一定方向を向くように予め高温成形された形状記憶合金からなる断面が円形を呈するコイルスプリング状の内巻線と、該内巻線を引張して形成される隙間に押し込まれる断面が三角形状を呈する軟鋼または銅合金からなる外巻線と、前記内巻線を通電加熱する通電加熱手段とを備えるフレキシブルパイプを、マイクロホンユニットを支える支柱の一部に少なくとも組み込んだことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、内巻線に形状記憶合金が用いられているので、該内巻線を通電加熱することにより高温成形時の形状に復元させることで、ばらばらな姿勢状態にある多数のグースネック型マイクロホン装置を斉一な姿勢へと自動的に修正させることができる。
図1は、本発明の基本構成例を示す説明図であり、そのうちの(a)は、内巻線の要部拡大端面図を、(b)は、内巻線に外巻線を取り付けてなるフレキシブルパイプの要部拡大端面図を、(c)は、(b)との対応関係のもとで通電加熱手段を具備させた際の要部拡大端面図をそれぞれ示す。また、図2は、本発明が適用されるグースネック型マイクロホン装置の一例を示す説明図であり、そのうちの(a)は全体正面図を、(b)は部分縦断面図をそれぞれ示す。
これらの図によれば、グースネック型マイクロホン装置11の全体は、マイクロホンユニット12をその上端部に支持してスタンドアームとして機能させる支柱22と、該支柱22の基端部側に配設されて机等に予め設けられている取付け用の相手材に対し例えば螺合配置するなどして位置固定させることができる取付け部32とで形成されている。
このうち、支柱22は、適宜長さの金属パイプ材からなる支柱本体部23と、連結パイプ24を介して支柱本体部23の基端側と連結されたフレキシブルパイプ25とで一体的に形成されている。
この場合、フレキシブルパイプ25は、加熱された際に直上方向などの一定方向を向くように予め高温成形された形状記憶合金からなる断面が円形を呈するコイルスプリングとして機能する形状が付与された内巻線26と、該内巻線26を引張して形成される隙間にいずれか1つの頂点27a側が押し込まれる断面が三角形状を呈する軟鋼または銅合金からなる外巻線27と、内巻線26を通電加熱するための通電加熱手段42とを備えて形成されている。
内巻線26は、例えば銅−カドミウム合金、チタン−ニッケル合金、銅−アルミニウム−ニッケル合金など、導電性のある適宜の、直進するコイルスプリングの形状のもとで拘束しつつ、その形状を記憶する熱処理(例えば400〜500℃)を施すことで形成されている。このため、内巻線26は、例えば屈曲するなどして適宜方向へと変形させても、変形後にある一定の温度以上に加熱すると元の形状に自動的に戻ることになる。
通電加熱手段42は、図1(c)に示すように内巻線26の適宜位置に給電線43,44を各別に接続して通電した際の抵抗熱で内巻線26自体を直接発熱させたり、図示しない加熱用ヒータを内巻線26の長さ方向に沿わせてその内側に配置することで内巻線26を間接的に加熱させるようにして設置されることになる。
次に、本発明の作用・効果を図3(a),(b)を参酌しながら説明すれば、グースネック型マイクロホン装置11は、その取付け部32を介して図示しない机等に設けられている取付け用の相手材に対し位置固定することで、これを設置することができる。
この場合、取付け部32からは、フレキシブルパイプ25内に設置されてい通電加熱手段42のための給電線41,42が引き出されている。
グースネック型マイクロホン装置11は、会議中の話者の都合によりフレキシブルパイプ25を介して図3(a)に示すように常温下で屈曲使用されることになる。この場合、常温下では、フレキシブルパイプ25を構成する内巻き線26も任意方向に屈曲させられた姿勢を保持することになる。
また、会議終了後の各グースネック型マイクロホン装置11は、それぞれが任意方向に屈曲させられた姿勢を保持した状態で取り残されることになる。
しかし、各グースネック型マイクロホン装置11は、通電加熱手段42を通電することにより、フレキシブルパイプ25を構成している内巻線26を加熱することができる。
そして、内巻線26は、形状記憶合金を用いて形成されているので、一定温度以上に通電加熱されると記憶している形状、つまり直線方向などの一定方向に復元させることができる。
したがって、会議終了後には、各通電加熱手段42を通電するという簡単な操作で、グースネック型マイクロホン装置11のそれぞれを図3(b)に示すように斉一な姿勢へと自動的に修正させることができるので、会場整備の作業を効率よく行うことができる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的な構成はこれに限定されるものではない。例えば、支柱22は、その全長にわたりフレキシブルパイプ25で形成することもできる。
本発明の基本構成例を示す説明図であり、そのうちの(a)は、内巻線の要部拡大端面図を、(b)は、内巻線に外巻線を取り付けてなるフレキシブルパイプの要部拡大端面図を、(c)は、(b)との対応関係のもとで通電加熱手段を具備させた際の要部拡大端面図をそれぞれ示す。 本発明が適用されるグースネック型マイクロホン装置の一例を示す説明図であり、そのうちの(a)は全体正面図を、(b)は部分縦断面図をそれぞれ示す。 本発明の使用例を示す説明図であり、そのうちの(a)は、その使用時にフレキシブルパイプが屈曲している状態を、(b)は、使用後に通電加熱手段を通電してその姿勢を自動的に修正した状態をそれぞれ示す。 従来からあるグースネック型マイクロホン装置の一例を示す全体斜視図。
符号の説明
11 グースネック型マイクロホン装置
12 マイクロホンユニット
22 支柱
23 支柱本体部
24 連結パイプ
25 フレキシブルパイプ
26 内巻線
27 外巻線
27a 頂点
32 取付け部
42 通電加熱手段
43,44 給電線

Claims (1)

  1. 加熱された際に一定方向を向くように予め高温成形された形状記憶合金からなる断面が円形を呈するコイルスプリング状の内巻線と、
    該内巻線を引張して形成される隙間に押し込まれる断面が三角形状を呈する軟鋼または銅合金からなる外巻線と、
    前記内巻線を通電加熱する通電加熱手段とを備えるフレキシブルパイプを、
    マイクロホンユニットを支える支柱の一部に少なくとも組み込んだことを特徴とするグースネック型マイクロホン装置。
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