JP5053113B2 - スイッチ開閉検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、第1及び第2接点を有するスイッチの開閉を該スイッチに配線を介して接続される制御ユニットにより検出するスイッチ開閉検出装置に関し、特に自動二輪車のクラッチの接続・非接続を検出するニュートラル検知油圧スイッチの開閉を検出するのに好適なスイッチ開閉検出装置に関する。
図4に示すように、従来から一方の接点が接地されたスイッチ2の開閉を検出する場合には、スイッチ2の他方の接点と、ECU(電子制御ユニット)4のプルアップされたポート3との間を配線(ハーネス)6により接続したスイッチ開閉検出装置が採用されている。
スイッチ2が閉じるとポート3がローレベルとなり、スイッチ2が開くとポート3がハイレベルとなることからCPU6によりスイッチ2の開閉を検出することができる。
このスイッチ開閉検出装置では、配線5が断線したとき、スイッチ2の開閉に拘わらずスイッチ2が開いているものと誤検知してしまう。
一方の接点が接地され液圧がかかっているときに開、液圧がかかってないときに閉となるノーマルクローズ接点を有する液圧スイッチについて、前記の誤検知を解決する技術が提案されている(特許文献1)。
図5に示すように、一方の接点を2接点に分け、2接点中、一方をプルダウン抵抗が内蔵されたECU9のポート7に配線5を通じて接続し、他方を警告表示器11を通じて電源Vccに接続している。
このように接続すれば、スイッチ2に液圧がかかっていてスイッチ2が開いているときに、配線5が断線すると警告表示器11が消灯するので、配線5の断線を検出することができる。すなわち、スイッチ2を搭載する装置の故障検知が可能となる。
なお、液圧がかかっていないときに開となるノーマルオープン接点の液圧スイッチとして、自動二輪車のクラッチの接続・非接続を検出するためのニュートラル検知油圧スイッチがクラッチの油路に設けられている(特許文献2)。
特開平8−2404号公報(図1) 特開2007−290580号公報(図12、符号107)
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、スイッチ2が正常に開閉動作していても、配線5が断線するとスイッチ2を搭載する装置が故障であると判定するので、スイッチ2を搭載する装置を使用することができなくなるという問題がある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、スイッチと制御ユニットを接続する配線が断線してもスイッチを搭載する装置を使用することが可能であり、かつ配線の断線を検出することを可能とするスイッチ開閉検出装置を提供することを目的とする。
この発明に係るスイッチ開閉検出装置は、第1及び第2接点を有し、第1接点が接地されたスイッチと、前記スイッチの開閉を検出する制御ユニットと、一端が前記スイッチの第2接点に接続され他端が前記制御ユニットに接続された配線とを有するスイッチ開閉検出装置において、前記第2接点と前記制御ユニットとの間の配線を2本とし、各配線にそれぞれ抵抗を通じて異なる電圧を印加して前記制御ユニットの異なるポートに前記各配線の各一端を接続し、前記各配線の各他端を前記第2接点に共通に接続したことを特徴とする。
この発明によれば、制御ユニットとスイッチとの間の配線を2本としたので、1本が断線しても残りの1本により前記スイッチの開閉を前記制御ユニットにより検知することができるので、前記スイッチを搭載する装置を使用し続けることができる。そして、各配線に抵抗を通じて異なる電圧を印加するようにしているので、1本の配線が断線したとき、スイッチ開時に制御ユニットにより検知される電圧が、断線していないときの電圧と異なることを利用して1本の配線に断線が発生したことを検知することができる。
なお、前記各配線にそれぞれ抵抗を通じて印加される電圧を、各抵抗分圧回路を通じて印加することにより、異なる電圧発生源を用いる必要がない。
この発明は、特に、前記スイッチが、クラッチの接続・非接続を検出するニュートラル検知油圧スイッチに適用して好適である。
この発明によれば、制御ユニットとスイッチとの間の配線を2本としたので、1本が断線しても残りの1本により前記スイッチの開閉を前記制御ユニットにより検知することができるので、前記スイッチを搭載する装置を使用し続けることができる。そして、各配線に抵抗を通じて異なる電圧を印加するようにしているので、1本の配線が断線したとき、スイッチ開時に制御ユニットにより検知される電圧が、断線していないときの電圧と異なることを利用して1本の配線に断線が発生したことを検知することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るスイッチ開閉検出装置10が搭載された自動二輪車のクラッチ接続・非接続油圧システム20の概略構成図を示している。
同図は、ニュートラルドライブ切換クラッチ(ND切換クラッチという。)12の非接続状態であるニュートラル状態を示している。以下、ニュートラルドライブを「ND」と略す。
ND切換クラッチ12のニュートラル状態において、オイルパン52に貯留されているオイルが高圧オイルポンプ50によりオイルストレーナ54を通じて吸い上げられる。なお、高圧オイルポンプ50に対して並列にリリーフ弁48を有する油路が設けられている。リリーフ弁48は、高圧オイル吐出口49から吐出されるオイル圧力が一定になるように設定している。
ここで、まず、ND切換クラッチ12の接続状態(ドライブ状態)から非接続状態(ニュートラル状態)への遷移について説明する。
車両運転者によるチェンジのドライブからニュートラルへの操作によりニュートラルドライブ切換ソレノイド(ND切換ソレノイドという。)56のソレノイドへの通電が断とされる。そのため、弁体58を引く電磁力が無くなり、弁体58はコイルばね60に押されポートAを塞ぎ、ポートB、Cを開く。
そうすると、ND切換スプール弁62の頂部のオイルは、ND切換スプール弁62のポートD、およびND切換ソレノイド56のポートB、Cを経てクランクケース内へ流出し、オイルパン52へもどる。
このようにして、ND切換スプール弁62の頂部の加圧が無くなるので、弁体64はコイルばね66に押されて移動し、ポートGを閉じ、ポートE、Fを開く。
すると、ND切換クラッチ12の油圧室70内のオイルは、もどしばね72に付勢されているピストン74に押されて、オイル出入口76、油路H2を逆にたどり、ND切換スプール弁62のポートF、Eを経て、クランクケース内へ流出しオイルパン52へ戻る。
これによってND切換クラッチ12は、クラッチディスクとフリクションディスクが離間して断となり、ニュートラル状態となる。
以上の説明がND切換クラッチ12のドライブ状態からニュートラル状態への遷移についての説明である。
ND切換クラッチ12の油圧室70に連通する油路H2の途中にニュートラル検知油圧スイッチ16が設けられている。
ニュートラル検知油圧スイッチ16は、ケーシング15内に固定側の第2接点18と、可動側の第1接点17と、コイルバネ22と、ダイヤフラム式で進退するロッド24を有する圧力検知部26とを備え、ケーシング15の外周に第2接点18に接続される端子28と第1接点17に接続される端子30とを備える。
このニュートラル検知油圧スイッチ16は、油路H2のオイルが低圧状態(ND切換クラッチ12がニュートラル状態)にあるときに、図1に示したように、コイルバネ22に押されてロッド24が圧力検知部26にもどって第2接点18と第1接点17とが非接続となり開となるノーマルオープン接点を有するスイッチである。
油路H2のオイルが高圧状態(ND切換クラッチ12がドライブ状態)にあるとき、この圧力により圧力検知部26からロッド24が延びて第1接点17と第2接点18とを接続し閉とする。
次に、図2を参照してND切換クラッチ12の非接続状態(ニュートラル状態)から接続状態(ドライブ状態)への遷移について説明する。
車両運転者によるチェンジのニュートラルからドライブへの操作によりND切換ソレノイド56のソレノイドへ通電される。
図2において、オイルは、オイルパン52からオイルストレーナ54通じて、高圧オイルポンプ50により吸い上げられる。高圧オイル吐出口49から吐出されるオイルは、リリーフ弁48の作用により一定圧力で吐出される。
高圧オイル吐出口49から吐出されたオイルは、油路H1から、ND切換ソレノイド56とND切換スプール弁62とへ送られる。
ND切換ソレノイド56はドライブ状態に操作された時は通電されているので、コイルばね60の付勢力に抗して弁体58がソレノイドに引かれてポートA、Bが開く。
この時、オイルは、ポートA、Bから、ND切換スプール弁62のポートDを経て、ND切換スプール弁62の弁体64の頂部へ入り、コイルばね66の付勢力に抗して弁体64を押し下げ、ポートF、Gを開く。
ND切換スプール弁62へ直接送られているオイルはポートGから入り弁体64の小径部を経てポートFから出て、油路H2及びオイル出入口76を経て、ND切換クラッチ12の油圧室70へ入り圧力を高め、ピストン74を戻しばね72の付勢力に抗して押し、ND切換クラッチ12のクラッチディスクとフリクションディスクを接続してドライブ状態にする。
このとき油圧室70の圧力、すなわち油路H2のオイルが高圧状態となっているので、ニュートラル検知油圧スイッチ16は、この圧力により圧力検知部26からロッド24が延びて第1接点17と第2接点18とを接続し閉とする。
以上の説明がND切換クラッチ12のニュートラル状態からドライブ状態への遷移についての説明である。
図1、図2において、油路H2に設けられたニュートラル検知油圧スイッチ16の第1接点17に接続される端子30は、エンジン側で接地(GND)される。第2接点18に接続される端子28に2本の配線31、32の各一端が接続金具により取り付けられる。
配線31、32の各他端は、ECU(電子制御ユニット)の入力ポート34、36に接続金具により取り付けられる。
入力ポート34には、電源電圧Vccを分圧する抵抗(プルアップ抵抗)R1Hと抵抗(プルダウン抵抗)R1Lからなる第1抵抗分圧回路41と、入力ポート34に現れる電圧Exを測定するA/D変換器91の入力側とが接続され、A/D変換器91によりAD変換された電圧ExがCPU94に取り込まれる。
入力ポート36には、電源電圧Vccを分圧する抵抗(プルアップ抵抗)R2Hと抵抗(プルダウン抵抗)R2Lからなる第2抵抗分圧回路42と、入力ポート36に現れる電圧Eyを測定するA/D変換器92の入力側とが接続され、A/D変換器92によりAD変換された電圧EyがCPU94に取り込まれる。
この実施形態において、抵抗R1Hの抵抗値はR1H=6[kΩ]、抵抗R1Lの抵抗値はR1L=2[kΩ]、抵抗R2Hの抵抗値はR2H=12[kΩ]、抵抗R2Lの抵抗値は、R2L=1[kΩ]に設定している。
CPU94は、ポート96を介して警告表示器98に接続されるとともに、ポート100を介してイグニッションスイッチ102に接続される。
ECU40のCPU94は、各種入力に基づきROM等のメモリに記憶されているプログラムを実行することで各種の機能を実現する。
図3は、配線31と配線32に断線が発生していなく、GND短絡{配線31及び(又は)32がGNDに短絡}も発生していない正常時と、配線31と配線32に断線及び(又は)GND短絡が発生している異常時において、ポート34に現れる電圧Exの計算式と、ポート36に現れる電圧Eyの計算式と具体的な値を各状態1〜10に対応して示した参照テーブル(参照表)104である。この参照テーブル104は、CPU94内のROMに予め格納されている。
実際上、参照テーブル104に格納される値は、電源電圧Vccのばらつき、抵抗R1H、R1L、R2H、R2Lの誤差、A/D変換器92の分解能を考慮したある範囲内の値である。
次に、スイッチ開閉検出装置10のCPU94による(a)配線31と配線32の断線検出動作及び(b)配線31と配線32のGND短絡検出動作について説明する。
(a)配線31と配線32の断線検出動作について
配線31と配線32に断線もGND短絡も発生していない正常時に、ND切換クラッチ12がニュートラル状態でニュートラル検知油圧スイッチ16が開状態(図1)になっているときの状態1では、電圧Exと電圧Eyは同電圧となり、次の(1)式で計算される値である1.71[V]近傍の値となる。
{Vcc×R1L・R2L/(R1L+R2L)}/[{R1H・R2H/(R1H+R2H)}+{R1L・R2L/(R1L+R2L)}] …(1)
また、ND切換クラッチ12がドライブ状態でニュートラル検知油圧スイッチ16が閉状態(図2)になっているときの状態2では、Ex=Ey=0[V]である。
次に、配線31が点Xで断線した場合には、状態3(ニュートラル状態)及び状態4(ドライブ状態)で示す電圧Exを2つ、電圧Eyを2つ測定することでX点の断線を判定することができる。
すなわち電圧Exでは、Ex=Vcc×R1L/(R1H+R1L)=9[V]が2つと、電圧EyではEy=Vcc×R2L/(R2H+R2L)=0.92[V]と0[V]の2つを測定する。
同様に配線32が点Yで断線した場合には、状態7(ニュートラル状態)及び状態8(ドライブ状態)で示す4つの電圧Ex、Eyを測定することでY点の断線を判定することができる。
すなわち電圧Exでは、Ex=Vcc×R1L/(R1H+R1L)=9[V]と0[V]の2つと、電圧EyではEy=Vcc×R2L/(R2H+R2L)=0.92[V]の2つを測定する。
このように配線31、32のいずれかに断線が発生した場合には、A/D変換器91、92により異なる電圧が測定でき、故障を判定することができるので、警告表示器98で断線を報知することができる。
(B)配線31と配線32のGND短絡の検出動作について
その一方、配線31と配線32のいずれかの箇所でGNDへの短絡が発生した場合には、状態5、6、9、10に示すように、ニュートラル検知油圧スイッチ16の閉状態(ND切換クラッチ12がドライブ状態)と同一になるため、正常と異常とを区別することができない。
そこで、この場合には、イグニッションスイッチ102をONした直後の初期状態では、ND切換クラッチ12の油圧室70内のオイルの圧力がないことからND切換クラッチ12は、ニュートラル状態になるため、ニュートラル検知油圧スイッチ16が、開状態になっていることが分かっているので、イグニッションスイッチ102をONした直後の初期状態におけるA/D変換器91、92により検出された電圧Ex、Ey(初期診断電圧)がいずれも0[V]であった場合には、ニュートラル検知油圧スイッチ16の第2接点18側の端子28側の配線31又は配線32がGNDに短絡している故障が発生していることを警告表示器98により知らせる。
初期診断時に故障が発生していなくて正常な場合、その後の診断時に、電圧Ex、Eyがともに0[V]となっているときにはND切換クラッチ12がドライブ状態にあると判定する。
このドライブ状態中に、配線31と配線32のいずれかの箇所でGNDへの短絡が発生すると、電圧Ex、Eyは0[V]から変化しないため、故障判定はできないが、そのまま制御を継続しても問題はない。ここでいう制御とは、例えばニュートラル状態とドライブ状態では、スロットルグリップの操作に伴うアクセル開度の変化に対する目標回転数の設定を異ならせる制御等を指す。
その一方、初期診断時に故障が発生していなくて正常な場合、その後の診断時に、ニュートラル状態で配線31、32のGNDへの短絡が発生した場合には、ND切換ソレノイド56の出力論理とニュートラル検知油圧スイッチ16の入力論理の不一致を確認することで故障判定を行うことができる。
すなわち、ニュートラル状態では、ND切換ソレノイド56のソレノイドに通電されていないが、この非通電時(図1の状態)に、電圧Ex、Eyがドライブ状態を表す0[V]になっていた場合には論理不一致として配線31、32のGNDへの短絡が発生している故障を検知することができる。
以上説明したように、上述した実施形態によれば、第1接点17と第2接点18を有し、第1接点17が接地されたニュートラル検知油圧スイッチ16と、このニュートラル検知油圧スイッチ16の開閉を検出するECU40と、一端がニュートラル検知油圧スイッチ16の第2接点18に接続された端子28に共通に接続され他端がECU40の異なるポート34、36に接続された2本の配線31、32を備える。
この場合、ECU40のポート36には、電圧{Vcc×R2L/(R2H+R2L)}を抵抗(R2H×R2L)/(R2H+R2L)を通じて印加し、ECU40のポート34には、異なる電圧{Vcc×R1L/(R1H+R1L)}を抵抗(R1H×R1L)/(R1H+R1L)を通じて印加する。
このようにECU40と、ニュートラル検知油圧スイッチ16との間を2本の配線31、32で接続するようにしたので、1本が断線しても残りの1本によりニュートラル検知油圧スイッチ16の開閉をECU40により検知することができる。1本が断線しても、この実施形態に係るスイッチ開閉検出装置10を搭載した自動二輪車の運転を継続することができるので信頼性が向上する。
そして、各配線31、32に上記抵抗を通じて異なる電圧を印加するようにしているので、1本の配線が断線したとき、ニュートラル検知油圧スイッチ16の開時にECU40により検知される電圧が、断線していないときの電圧と異なることを利用して(状態3、4、7、8を利用して)1本の配線に断線が発生したことを検知することができる。
なお、この実施形態では、各抵抗分圧回路41、42を通じて異なる電圧を印加するようにしているので、異なる電圧を発生する電圧発生源を用いる必要がない。
また、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、4輪自動車に用いる等、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
この発明の一実施形態に係るスイッチ開閉検出装置が搭載された自動二輪車のクラッチ接続・非接続油圧システムの概略構成図である。 ニュートラルドライブ切換クラッチの非接続状態(ニュートラル状態)から接続状態(ドライブ状態)への遷移状態の説明に供される図である。 CPUに格納された状態参照テーブルの説明図である。 従来技術に係る断線検出装置の説明図である。 他の従来技術に係る断線検出装置の説明図である。
符号の説明
10…スイッチ開閉検出装置 12…ND切換クラッチ
16…ニュートラル検知油圧スイッチ 17…第1接点
18…第2接点
20…クラッチ接続・非接続油圧システム
31、32…配線 34、36…ポート
40…ECU 41、42…抵抗分圧回路
94…CPU

Claims (3)

  1. 第1及び第2接点を有し、前記第1接点が接地されたスイッチと、前記スイッチの開閉を検出する制御ユニットと、一端が前記スイッチの第2接点に接続され他端が前記制御ユニットに接続された配線とを有するスイッチ開閉検出装置において、
    前記第2接点と前記制御ユニットとの間の配線を2本とし、各配線にそれぞれ抵抗を通じて異なる電圧を印加して前記制御ユニットの異なるポートに前記各配線の各一端を接続し、前記各配線の各他端を前記第2接点に共通に接続した
    ことを特徴とするスイッチ開閉検出装置。
  2. 請求項1記載のスイッチ開閉検出装置において、
    前記各配線にそれぞれ抵抗を通じて印加される電圧を、各抵抗分圧回路を通じて印加する
    ことを特徴とするスイッチ開閉検出装置。
  3. 請求項1又は2記載のスイッチ開閉検出装置において、
    前記スイッチが、クラッチの接続・非接続を検出するニュートラル検知油圧スイッチである
    ことを特徴とするスイッチ開閉検出装置。
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