JP5053054B2 - カードエッジコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、カードエッジコネクタに関する。
従来の技術として、コネクタハウジング内への基板の挿入抵抗を低減し、かつコネクタのターミナルと基板のランドとの接続の信頼性を向上するカードエッジコネクタが知られている(例えば、特許文献1)。
この特許文献1のコネクタは、ハウジングと、ハウジングに設けられる弾性を有する複数のターミナルと、ターミナルを支持する可動スペーサーとを有する。可動スペーサーは、バネによってハウジングに支持されており、基板挿入前は複数のターミナルを押し拡げる位置に支持される。基板をハウジング内に挿入すると、基板先端が可動スペーサーを移動させ、可動スペーサーが複数のターミナルを押し下げる位置に支持されるため、複数のターミナルが基板のランドに接触する。このことより、基板の挿入抵抗を低減できるとともに、基板の厚みに合わせてターミナルの位置および弾性力を調整することで挿入完了後は接触力を大にできる。
特開2001−230032号公報
しかし、従来のカードエッジコネクタによると、予め基板の厚みに合わせてターミナルおよびスペーサーを調整するため、基板の厚みにばらつきがある場合、係止位置におけるターミナルとランドとの接触力を所望の大きさにすることができず、接続の信頼性を維持できないという問題がある。
従って、本発明の目的は、基板の厚みのばらつきに対応することができるカードエッジコネクタを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、第1の掛止部を有する上部ハウジングと、第2の掛止部を有し前記上部ハウジングと回転軸を中心に回動可能に接続される下部ハウジングと、前記上部ハウジングの前記第1の掛止部と前記回転軸に対称の位置および前記下部ハウジングの前記第2の掛止部と前記回転軸に対称の位置にそれぞれ係止されるターミナルとを有し、前記上部ハウジングと前記下部ハウジングが第1の位置にある場合、前記上部ハウジングと前記下部ハウジングおよび前記ターミナルが挿入される基板に触れず、前記上部ハウジングと前記下部ハウジングが第2の位置にある場合、前記上部ハウジングと前記下部ハウジングが前記ターミナルを前記基板のランドに接触するよう押さえつけ、前記第1の掛止部が前記基板の裏面に接し、前記第2の掛止部が前記基板の表面に接することを特徴とするカードエッジコネクタを提供する。
このような構成によれば、上部ハウジングと下部ハウジングによって基板の厚みに合わせて、基板を挟み込むように嵌合し、ターミナルがランドに接触するよう押さえつけられるため、基板の厚みにばらつきがある場合に対応することができる。
本発明によれば、基板の厚みのばらつきに対応することができる。
以下に、本発明のカードエッジコネクタの実施の形態を図面を参考にして詳細に説明する。
〔実施の形態〕
(構成)
図1の(a)および(b)は、本発明の実施の形態に関するカードエッジコネクタおよびプリント基板の構成を示す概略斜視図である。図1(a)は、嵌合前、図1(b)は、嵌合後を示す斜視図である。
カードエッジコネクタ1は、アッパコネクタ10とロワコネクタ11とを回転軸12を中心に回動可能に接続することで構成され、図1(a)に示すようにアッパコネクタ10とロワコネクタ11が開いている状態(第1の位置)で、プリント基板2をアッパコネクタ10とロワコネクタ11との間に差し込んで、図1(b)に示すように挟み込んだ状態(第2の位置)でプリント基板2に嵌合される。
アッパコネクタ10は、内部にランド20と接触する複数のメスターミナル(後述)を係止して保持しており、図1(b)の位置においてランド20と電気的に接続される。また、複数のメスターミナルはそれぞれ複数の線材からなるケーブル14と電気的に接続されている。また、アッパコネクタ10は、掛止部としてのリブ10aとリブ10bとを有し、プリント基板2をカードエッジコネクタ1に差し込んだ後、プリント基板2に設けられるリブ穴21に掛止される。
ロワコネクタ11は、アッパコネクタ10と同様に、複数のメスターミナルを係止して保持しており、複数のメスターミナルはそれぞれケーブル14と電気的に接続されている。また、ロワコネクタ11は、掛止部としてのリブ11aを有し、プリント基板2に設けられるリブ穴21に掛止される。
また、アッパコネクタ10とロワコネクタ11は、それぞれロックアーム13aとロックツメ13bとを有し、図1(b)に示す状態において、ロックアーム13aをロックツメ13bに係止させることで嵌合状態を維持する。また、ロックツメ13bは、複数の係止溝を有しており、プリント基板2の厚みに応じてカードエッジコネクタ1の挟み具合を調整できるようになっている。
図2(a)および(b)は、本発明の実施の形態に関するカードエッジコネクタの構成を示す概略図である。図2(a)は、基板挿入方向からの正面図、図2(b)は、側面図である。
アッパコネクタ10およびロワコネクタ11は、それぞれメスターミナル15を、例えば、20列ずつ有し、アッパコネクタ10とロワコネクタ11が図示するように開いている状態において、メスターミナル15がプリント基板2に接しないように配置されるものとする。
アッパコネクタ10およびロワコネクタ11は、ナイロンやPBT(PolyButylene Terephthalate)等の樹脂を用いて形成され、メスターミナル15は、例えば、弾性を有する銅系金属等を用いてプレス加工により形成され、錫メッキが施されている。
図3は、本発明の実施の形態に関する基板の構成を示す概略図である。
プリント基板2は、ガラスエポキシ等を用いて形成される基板であり、厚さ1.2mmおよび1.6mmの物を用いる。JIS規格において、その誤差はそれぞれ±0.17と±0.2mmである。また、プリント基板2の幅は約45mmであり、その際の反りは、ともに0.125mmとなる。また、線膨張は、−40℃において0.018mm、120℃において−0.006mmである。以上より、厚さ1.2mmのプリント基板2の厚さは、ばらつきを含むと、1.325mm−0.176mm〜1.325mm+0.188mm、また1.6mmは、1.725mm−0.206〜1.725mm+0.206mmとなる。
ランド20は、銅を用いて形成され、表と裏にそれぞれ20列設けられ、それぞれのランド20は、基板内部に配置された信号線により基板他部に電気的に接続される。リブ穴21は、例えば、一辺1.2mmの正方形状の穴を基板を貫通させて形成される。
図4(a)〜(c)は、本発明の実施の形態に関するメスターミナルの構成を示す概略図である。図4(a)は、斜視図、図4(b)は、接触前の側面図、図4(c)は、接触後の側面図である。
メスターミナル15は、その先端に壁部15aとバネ部15bを有する。バネ部15bは、壁部15aの接触辺15cから約0.7mm程度突出して形成され、図4(c)に示す状態において、壁部15aの接触辺15cがメスターミナル15をランド20上に支持している状態で、バネ部15bのランド20に対する接圧は5Nであるとする。
(動作)
以下に、本発明の実施の形態におけるコネクタの嵌合動作を各図を参照しつつ説明する。
図5(a)および(b)は、本発明の実施の形態に係るカードエッジコネクタの嵌合動作を示す側面図である。
まず、カードエッジコネクタ1のアッパコネクタ10とロワコネクタ11の間にプリント基板2を挿入することで、図5(a)に示す状態(第1の位置)となる。この状態において、メスターミナル15は、ランド20に接していない。
次に、アッパコネクタ10のロックアーム13a付近、およびロワコネクタ11のロックツメ13b付近を持ち、挟み込むように互いに回転させることで、ロックアーム13aがロックツメ13bに係止する(第2の位置)。このとき、リブ10aおよびリブ11aがそれぞれリブ穴21に掛止され、アッパコネクタ10は、リブ10aとリブ穴21との接点を力点、回転軸12を支点、メスターミナル15とランド20との接点を作用点とすることで、メスターミナル15とランド20を確実に接触させる。ロワコネクタ11についても、アッパコネクタ10と同様に、リブ11aとリブ穴21との接点を力点、回転軸12を支点、メスターミナル15とランド20との接点を作用点とすることで、メスターミナル15とランド20を確実に接触させる。
また、ロックアーム13aは、リブ10aとアッパコネクタ10のメスターミナル15の接触辺15cとが確実に接触する位置において、ロックツメ13bと係止する。リブ11aとロワコネクタ11のメスターミナル15の接触辺15cについても同様に確実に接触させる。
メスターミナル15が作用点となる際、接するのは接触辺15cであり、バネ部15bとランド20の接圧は常に5Nとなる。また、メスターミナル15のバネ部15bは、ランド20に接する際、メスターミナル15を支持するアッパコネクタ10またはロワコネクタ11が回転することにより、ランド20を擦るように接触するため、ランド20表面の酸化膜を削るように動き、接触をより確実なものとする。
(実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、回転軸12を支点としてリブ10a、10bまた11aとメスコネクタ15によりプリント基板2を挟み込む構造としたため、プリント基板2の厚みのばらつきに対応することができる。また、メスターミナル15は、ランド20に接触してメスターミナルを支持する壁部15aと、弾性を有してランド20に接触するバネ部15bとを有するため、常にバネ部15bは一定の接圧でランド20に電気的に接触することができる。
なお、メスターミナル15はアッパコネクタ10のみ、またはロワコネクタ11のみに設けてもよい。
また、アッパコネクタ10とロワコネクタ11は、外力によって嵌合する他、プリント基板2の挿入に連動して嵌合する構造としてもよい。
また、プリント基板2を挟む形式としたが、基板に限らず端子を直接挟み込む構成としてもよい。
(a)および(b)は、本発明の実施の形態に関するカードエッジコネクタおよびプリント基板の構成を示す概略斜視図である。 (a)および(b)は、本発明の実施の形態に関するカードエッジコネクタの構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に関する基板の構成を示す概略図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施の形態に関するメスターミナルの構成を示す概略図である。 (a)および(b)は、本発明の実施の形態に係るカードエッジコネクタの嵌合動作を示す側面図である。
符号の説明
1…カードエッジコネクタ、2…プリント基板、10…アッパコネクタ、10a…リブ、10b…リブ、11…ロワコネクタ、11a…リブ、12…回転軸、13a…ロックアーム、13b…ロックツメ、14…ケーブル、15…メスターミナル、15a…壁部、15b…バネ部、15c…接触辺、20…ランド、21…リブ穴

Claims (2)

  1. 第1の掛止部を有する上部ハウジングと、
    第2の掛止部を有し前記上部ハウジングと回転軸を中心に回動可能に接続される下部ハウジングと、
    前記上部ハウジングの前記第1の掛止部と前記回転軸に対称の位置および前記下部ハウジングの前記第2の掛止部と前記回転軸に対称の位置にそれぞれ係止されるターミナルとを有し、
    前記上部ハウジングと前記下部ハウジングが第1の位置にある場合、前記上部ハウジングと前記下部ハウジングおよび前記ターミナルが挿入される基板に触れず、前記上部ハウジングと前記下部ハウジングが第2の位置にある場合、前記上部ハウジングと前記下部ハウジングが前記ターミナルを前記基板のランドに接触するよう押さえつけ、前記第1の掛止部が前記基板の裏面に接し、前記第2の掛止部が前記基板の表面に接することを特徴とするカードエッジコネクタ。
  2. 前記ターミナルは、前記基板面に対して垂直に面形成された壁部と、前記壁部より突出して形成され弾性を有するバネ部を有し、
    前記第2の位置において前記壁部が基板に対して前記ターミナルを支持する状態において、前記バネ部は、前記ランドに一定の接圧で接触することを特徴とする請求項1に記載のカードエッジコネクタ。
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