JP5052855B2 - 雨樋集水器 - Google Patents

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Description

本発明は、軒樋からの雨水を集めるための雨樋集水器に関するものである。
雨樋の集水器にあっては、軒樋からの雨水を集めるための集水器本体と、この集水器本体の下方に接続された接続筒と、この接続筒を集水器本体に外周から係合する係合リングから構成されている。この接続筒と係合リングとの係合は、接続筒の外周に設けた突起と係合リング内周に設けられた突片を係合させることにより達成され、この係合のために突片には突起を通過させるための切欠部を形成した集水器(特許文献1参照。)が提案されている。
すなわち、特許文献1に記載の発明は、連結筒の下端外周の全周にわたる外フランジが延出すると共に外フランジ上方における連結筒の外周面に宍起が形成され、前記連結リングの上端内周に突起と嵌合する凹所を備えた突台が形成され、突台が前記外フランジの上面に載置されて連結リングが連結筒に連結されると共に突台の凹所に連結筒の突起が嵌合して連結リングの回転止めがなされる雨樋集水器であって、前記突台は凹所を有する内周部分と連結リングの周壁との間に空所を形成する形で連結リングの周壁より一体に延出して突台の内周部分に半径方向外方に向って弾性的に変姓する弾性変形能が付与され、前記突起と凹所との嵌合がこの弾性を利用して行なわれる雨樋集水器である。
さらに、本出願人は接続筒の係合突起を、係合リングのより安定した位置に係合させる手段として、接続筒にフツクを設けフツクに突起が進入できる切り欠き、フツクの切り欠かれた端部にストツパを設け、フツクのストツパとは離れた位置に山部を少なくとも2つ設けた集水器(特許文献2参照。)を開示している。
実公昭61−16340号公報 特開平10−100925号公報
本発明は、風雨によって受ける衝撃や樋部への積雪などの重量により、係合リングと接続筒が、容易に外れることがない雨樋集水器を提供することにある。
本発明は、円筒状排水筒が延出する集水器本体と、円柱状接続筒と、該集水器本体と該接続筒を連結する円筒状係合リングとを備え、前記排水筒の外周面に設けた係合片に、前記係合リングの一端の内周面に設けた突片を係止することにより、前記集水器本体と前記係合リングを連結し、かつ、前記係合リングの他端より内側へ延設された後に軸方向へ伸びるフツクに、前記接続筒の一端の外周面に設けた突起を、該フツクに設けた切欠に進入させて係止することによって、前記係合リングと前記接続筒を連結する構成であって、以下の(A)〜(C)を具備する雨樋集水器である。(A)フツク7に切欠13、13を、相対する向きに2箇所設ける。(B)切欠13、13の両端縁を、突出させてストツパ8を設ける。(C)フツク7にストツパ8より周方向に向かって高くなる傾斜14が形成されて、該傾斜14の頂上部に山部9を設け、該山部9の近傍に谷部10を設ける。さらに、傾斜14は、係合片4とストツパ8との間隔aが突起高さ12hより大きく、かつ、係合片4と山部9との間隔bが突起高さ12hより小さくなるように形成されている雨樋集水器である。
本発明によれば、風雨によって受ける衝撃や樋部への積雪などの重量により、係合リングと接続筒が、容易に外れることがない雨樋集水器を得ることができる。
本発明において、雨樋集水器の材質としては、特に限定されるものではないが、プラスチック建材として従来公知の樹脂を適宜選択して採用でき、例えば、硬質塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂、AES樹脂を単独に使用してもよく、或いは、これらの材質を適宜組み合わせて使用してもよい。
雨樋集水器の本体の下方に設けられた排水筒の係合片は、雨樋集水器を一体成形してもよく、円筒形に成形した排水筒に、係合片が設けられている円筒の成形品を別成形して、接着加工など材料に合わせて実質一体と見なされる様に加工してもよい。係合片は、少なくとも1段以上であり、係合の安全を上げるためにそれ以上の数、例えば2段としてもよい。雨樋集水器の本体部はプラスチックである場合、例えば射出成形法によって成形される。係合片が設けられている円筒の成形品を別成形する場合は、本体部と同様の成形法が適用できる。集水器本体は、軒樋や排水管からの雨水を受けるために、箱体の側壁の一方又は双方向に開口が設けられたものであり、上面を開口してあっても封鎖してあってもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本発明にかかる雨樋集水器を示す斜視図である。図2は、突起12と山部9の位置関係を示す説明図であり、図3のY断面図は突起12がストツパ8にある状態、図4のZ断面図は突起12が山部9にある状態を表す図である。図5は、谷部10に突起12が係止した状態の説明図である。なお、図中、説明上、接続筒11の下方に接続される竪樋等は図示を省略した。
図1、図2からわかるように、円筒状排水筒3が延出する集水器本体1と、円柱状接続筒11と、該集水器本体1と該接続筒11を連結する円筒状係合リング5とを備え、前記排水筒3の外周面に設けた係合片4に、前記係合リング5の一端の内周面に設けた突片6を係止することにより、前記集水器本体1と前記係合リング5を連結し、かつ、前記係合リング5の他端他端より内側へ延設された後に軸方向へ伸びるフツク7に、前記接続筒11の一端の外周面に設けた突起12を、該フツク7に設けた切欠13に進入させて係止することによって、前記係合リング5と前記接続筒11を連結する構成であり、さらに、(A)フツク7に切欠13、13を、相対する向きに2箇所設ける、(B)切欠13、13の両端縁を、突出させてストツパ8を設ける、(C)フツク7にストツパ8より周方向に向かって高くなる傾斜14が形成されて、該傾斜14の頂上部に山部9を設け、該山部9の近傍に谷部10を設ける、以上(A)〜(C)の条件を具備する雨樋集水器である。
図1、図2,図5に基づいて、本発明の雨樋集水器と接続筒11の接続について説明する。接続筒11の突起12は双方向に少なくとも2つ設けられているのがよく、フツク7の切欠13を相対する位置に2箇所設け、切欠13、13とする。突片6を係合片4に係止させて集水器本体1と係合リング5を係合させ、接続筒11の突起12をフツク7に係止させて、係合リング5と接続筒11を接続させることにより雨樋集水器の組立が完成する。ここで、接続筒11を係合リング5に接続する際には、突起12を切欠13、13から進入させて、ストツパ8を乗り越えて、ストツパ8の際の一段下がった部分から周方向に向かって徐々に高くなる傾斜14の頂上部の山部9を乗り越えて、さらに、接続筒11を回動させることにより突起12を谷部10へ導き、谷部10に突起12が係止される。これにより、雨樋集水器と接続筒11が接続する。
つぎに図2〜図4に基づいて、傾斜14について説明する。傾斜14は、係合片4とストツパ8との間隔aが突起高さ12hより大きく、かつ、係合片4と山部9との間隔bが突起高さ12hより小さくなるように、形成されている。具体的には、間隔aは、突起高さ12hより0.5〜1.0mm大きいのがよい。又、間隔bは、突起高さ12hより0.3〜0.5mm小さいのがよい。間隔aを突起高さ12hより0.5〜1.0mm大きくしているのは、切欠13、13から進入した突起12を、ストツパ8から傾斜14へ周動しやすくするためである。又、間隔bを突起高さ12hより0.3〜0.5mm小さくしているのは、フツク7に、例えば、風雨等の一時的に大きな負荷がかかった際にも、突起12が係合片4と山部9とにできた狭部を外れることがないためである。
谷部10に導かれた接続筒11の突起12は、排水筒3の外周に周設された係合片4と山部9とにできた狭部で、集水器本体1から容易に離脱しない。又、フツク7は、係合リングの他端より内側へ延設された後に軸方向へ伸びる鈎手状の形状であるので、フツク7全体が接続筒11の荷重を支持し一点に荷重が集中することがないために、フツク7は係合リング5の破損により、接続筒11が容易に外れることを防止する作用を有する。さらに、接続筒11が下方に引っ張られたりすることで、フツク7に、例えば、風雨等の一時的に大きな負荷がかかった際にも、フツク7がその材質の有する弾性に基づいて撓んで該負荷を吸収して、フツク7が破損して接続筒11が外れる懼れ低下する。
本発明の雨樋集水器は、突起12がフツク7の奥に固定されているため、風雨等の衝撃を受けても接続筒が容易に集水器本体1から離脱しない。
本発明の一実施例における雨樋集水器を模式的に示した斜視図である。 同上の雨樋集水器の突起と山部の位置関係を示す説明図である。 図2のY断面図である。 図2のZ断面図である。 同上の雨樋集水器の谷部に突起が係止した状態の説明図である。
符号の説明
1 集水器本体
2 箱体
3 排水筒
4 係合片
5 係合リング
6 突起
7 フツク
8 ストツパ
9 山部
10 谷部
11 接続筒
12 突起
12h 突起高さ
13 切欠
14 傾斜
a 間隔(係合片〜ストツパ)
b 間隔(係合片〜山部)

Claims (1)

  1. 円筒状排水筒(3)が延出する集水器本体(1)と、円柱状接続筒(11)と、該集水器本体(1)と該接続筒(11)を連結する円筒状係合リング(5)とを備え、前記排水筒(3)の外周面に設けた係合片(4)に、前記係合リング(5)の一端の内周面に設けた突片(6)を係止することにより、前記集水器本体(1)と前記係合リング(5)を連結し、かつ、前記係合リング(5)の他端より内側へ延設された後に軸方向へ伸びるフツク(7)に、前記接続筒(11)の一端の外周面に設けた突起(12)を、該フツク(7)に設けた切欠(13)に進入させて係止することによって、前記係合リング(5)と前記接続筒(11)を連結する構成であって、以下の(A)〜(C)を具備する雨樋集水器。
    (A)フツク(7)に切欠(13、13)を、相対する向きに2箇所設ける。
    (B)切欠(13、13)の両端縁を、突出させてストツパ(8)を設ける。
    (C)フツク(7)にストツパ(8)より周方向に向かって高くなる傾斜(14)が形成されて、該傾斜(14)の頂上部に山部(9)を設け、該山部(9)の近傍に谷部(10)を設ける。
    更に、傾斜(14)は、係合片(4)とストツパ(8)との間隔(a)が突起高さ(12h)より大きく、かつ、係合片(4)と山部(9)との間隔(b)が突起高さ(12h)より小さくなるように形成されている。
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