JP2009185559A - 屋根材 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接して葺かれる屋根材の位置決めを容易にできるうえ、簡易に製造可能な屋根材を提供する。
【解決手段】家屋等の屋根上に葺かれる屋根材Aにおいて、前記屋根材Aの一方の縁部には、表面側に向けて突設する突条部1を形成すると共に、他方の縁部の裏面側には、他の屋根材A’に形成した突条部1’に係止可能な係止部2を形成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、家屋等の屋根上に葺かれる屋根材に関する。
従来から、家屋等の屋根上に葺かれる屋根材には種々のものが知られており、例えば、両端縁が互いに相背向するように形成された波形の屋根材において、波方向の両端縁の凹面側に、該端縁に沿って弾性体からなる複数の鰭状突起が並設された屋根材があった(例えば、特許文献1参照。)。
実開平3−93523号
しかしながら、この屋根材には、端縁に沿って弾性体からなる複数の鰭状突起を必要とし、製造が困難であるうえ、屋根材の波方向に重合して葺かれる他の屋根材の位置決めを容易にできないという問題があった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とし、隣接して葺かれる屋根材の位置決めを容易にできるうえ、簡易に製造可能な屋根材を提供する。
前記目的を達成するため、
請求項1に係る屋根材は、家屋等の屋根上に葺かれる屋根材において、前記屋根材の一方の縁部には、表面側に向けて突設する突条部を形成すると共に、他方の縁部の裏面側には、他の屋根材に形成した突条部に係止可能な係止部を形成したことを特徴とする。
請求項2に係る屋根材は、請求項1において、突条部及び係止部は、屋根材の軒棟方向に連続して形成してなる。
請求項3に係る屋根材は、請求項1において、突条部及び係止部は、屋根材の軒棟方向に断続して形成してなる。
請求項4に係る屋根材は、請求項1〜3の何れかにおいて、突条部の外方には、更に延設片を形成してなる。
請求項5に係る屋根材は、請求項4において、延設片には、軒棟方向に溝部を形成してなる。
請求項6に係る屋根材は、請求項1〜5の何れかにおいて、突条部の適所には、内方に向けて突設した水切部を形成してなる。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る屋根材によれば、一方の縁部の表面側に突条部を形成すると共に、他方の縁部の裏面側に係止部を形成し、屋根上に葺いた他の屋根材の突条部に、前記係止部を係止すれば、屋根上に葺かれた他の屋根材に重合して屋根材を容易に位置決めして葺くことができるうえ、製造も容易にできる。
請求項2に係る屋根材によれば、突条部及び係止部は、屋根材の軒棟方向に連続して形成してなるので、重合する屋根材同士を位置決めしながら、確実に係止できる。
請求項3に係る屋根材によれば、突条部及び係止部は、屋根材の軒棟方向に断続して形成してなるので、万一、外部から雨水等が浸入しても、断続して形成された前記突条部及び係止部の間から、前記雨水等を排水して雨漏りが生じることを防止できる。
請求項4に係る屋根材によれば、突条部の外方には、更に延設片を形成してなるので、雨水等が、突条部を万一乗り越えて浸入したとしても、この延設片によって、前記雨水等の浸入を阻止して、雨漏りが生じることを確実に防止できる。
請求項5に係る屋根材は、延設片には、軒棟方向に溝部を形成してなるので、雨水等が、突条部を万一乗り越えて浸入したとしても、延設片及び溝部によって、前記雨水等の浸入を確実に阻止して、雨漏りが生じることを更に確実に防止できる。
請求項6に係る屋根材によれば、突条部には、内方に向けて突設した水切部を形成してなるので、雨水等が、突条部を乗り越えて浸入することを更に確実に阻止して、雨漏りが生じることを更に確実に防止できる。
以下、本発明に係る屋根材Aを図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る屋根材Aの一実施例を示す斜視図であり、図2は、図1の要部を拡大して示した施工状態の断面図である。
この屋根材Aは、家屋等の屋根上に葺かれるもので、一方の縁部には、表面側に向けて突設する突条部1を形成すると共に、他方の縁部には、裏面側に向けて突設する係止部2を形成してなり、具体的には、この係止部2は、他の屋根材A’に形成した突条部1’に係止可能にしてなり、又、屋根材Aの突条部1は、他の屋根材A”に形成した係止部2’を係止可能にしてなる。
更に具体的には、屋根材Aは、瓦状に形成した複数の瓦部A1が、繊維強化プラスチック(FRP)によって一体成形されて1つのユニットを形成してなり、昔ながらの燻瓦に比べて、軽量且つ施工性に優れている。
突条部1及び係止部2は、屋根材Aの一方の端部に、軒棟方向(上下方向)に連続して形成してなり、この突条部1に係止可能な係止部2を、他方の縁部の裏面側に形成してなる。
又、本実施例の突条部1及び係止部2は、軒棟方向(上下方向)に連続して形成したものを例示したが、軒棟方向(上下方向)に間隔をあけて、断続して形成しても構わない。
更に、本実施例では、突条部1の外方には、更に延設片3を形成してなり、ここでは、突条部1の下端から、更に外側の斜め上方に向けて延設したものを例示している。
このような延設片3を更に形成することで、雨水等が突条部1を万一乗り越えて浸入したとしても、この延設片3によって、前記雨水等の浸入を阻止して、雨漏りが生じることを確実に防止できる。
更に、本発明では、延設片3の軒棟方向(上下方向)に、溝部4を形成してなり、ここでは、延設片3の軒棟方向(上下方向)に、間隔をあけて複数の溝部4を形成したものを例示している。
なお、本実施例の溝部4は半円状に形成したものを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、三角状、四角状などの多角形状に形成したものでも構わない。
このような溝部4を形成することで、雨水等が突条部1を万一乗り越えて浸入したとしても、延設片3及び溝部4によって、前記雨水等の浸入を更に確実に阻止して、雨漏りが生じることを更に確実に防止できる。
このように形成した本発明の屋根材Aは、例えば、図2に示すように、屋根の下地材上に固定した他の屋根材A’の突条部1’に、本発明の屋根材Aの係止部2を係止して位置決めしたうえで、この屋根材Aを下地材上に固定して葺き、以下、同じ要領で、屋根材Aの突条部1に、他の屋根材A”の係止部2”を係止して他の屋根材A”を葺いて行き、複数の屋根材A’、A、A”・・・を家屋等の屋根上に葺くことができる。
このように本発明の屋根材Aによれば、一方の縁部の表面側に突条部1を形成すると共に、他方の縁部の裏面側に係止部2を形成し、屋根上に葺いた他の屋根材A’の突条部1’に係止部2を係止すれば、屋根上に葺かれた他の屋根材A’に重合して屋根材Aを容易に位置決めして葺くことができるうえ、製造も容易にできるのである。
図3(a)〜(c)は、本発明に係る屋根材Aの他の実施例を示す要部を示した拡大断面図である。
なお、図1及び図2と共通する部位には、同一の符号を付して、重複する説明を省略し、ここでは、本実施例の特徴についてのみ説明する。
すなわち、本実施例で示す屋根材Aは、突条部1の適所には、内方に向けて突設した水切部5を形成している点に特徴がある。
具体的には、図3(a)は、水切部5が突条部1の途中に、複数形成したものを示したものであり、図3(b)は、図3(a)で示した複数の水切部5の間に、雨水等を貯留可能な雨水溝51を形成したものを示している。
このような複数の水切部5を形成することで、雨水等が突条部1を乗り越えることを更に防止でき、前記雨水等が浸入して雨漏りが生じることを更に確実に防止できる。
又、図3(c)は、水切部5が突条部1の上端に内方に向けて突出させたものを示しており、このような水切部5を形成することで、該水切部5の突出される傾斜角度が鋭角となり、雨水等が水切部5を乗り越える前に落水して、前記雨水等が浸入して雨漏りが生じることを更に確実に防止できる。
なお、本実施例では、繊維強化プラスチック(FRP)の屋根材Aを例示したが、金属製の屋根材Aであっても同様の効果を得ることができる。
本発明に係る屋根材Aの一実施例を示す斜視図である。 図1の要部を拡大して示した施工状態の断面図である。 (a)〜(c)は、本発明に係る屋根材Aの他の実施例を示す要部を示した拡大断面図である。
符号の説明
A 屋根材
A’、A” 他の屋根材
1、1’ 突条部
2、2’ 係止部
3 延設片
4 溝部
5 水切部

Claims (6)

  1. 家屋等の屋根上に葺かれる屋根材において、
    前記屋根材の一方の縁部には、表面側に向けて突設する突条部を形成すると共に、他方の縁部の裏面側には、他の屋根材に形成した突条部に係止可能な係止部を形成したことを特徴とする屋根材。
  2. 請求項1において、
    突条部及び係止部は、屋根材の軒棟方向に連続して形成してなる屋根材。
  3. 請求項1において、
    突条部及び係止部は、屋根材の軒棟方向に断続して形成してなる屋根材。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、
    突条部の外方には、更に延設片を形成してなる屋根材。
  5. 請求項4において、
    延設片には、軒棟方向に溝部を形成してなる屋根材。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、
    突条部の適所には、内方に向けて突設した水切部を形成してなる屋根材。
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