JP5051877B2 - 電源装置及び当該電源装置を有する画像形成装置 - Google Patents

電源装置及び当該電源装置を有する画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5051877B2
JP5051877B2 JP2007039832A JP2007039832A JP5051877B2 JP 5051877 B2 JP5051877 B2 JP 5051877B2 JP 2007039832 A JP2007039832 A JP 2007039832A JP 2007039832 A JP2007039832 A JP 2007039832A JP 5051877 B2 JP5051877 B2 JP 5051877B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
capacitor
line
ground line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007039832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008206312A (ja
JP2008206312A5 (ja
Inventor
哲也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007039832A priority Critical patent/JP5051877B2/ja
Publication of JP2008206312A publication Critical patent/JP2008206312A/ja
Publication of JP2008206312A5 publication Critical patent/JP2008206312A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5051877B2 publication Critical patent/JP5051877B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に好適な電源装置とその電源装置を有する画像形成装置に関し、特に圧電トランスを用いる電源装置とその電源装置を有する画像形成装置に関するものである。
近年、カラーレーザプリンタや複写機では、タンデム方式による画像形成が行われている。このタンデム方式では、複数の感光体とそれに対応する複数の光学装置を設け、各光学装置からの光ビームをそれぞれ独立に感光体上に走査させて各色の画像を形成する。そして、各色の画像を中間転写ベルト上で重ね合わせて、最後に記録シートに転写することによりカラー画像を形成している。このタンデム方式は並行して複数色の画像を形成できるため、これら複数色の画像を重畳したフルカラー画像を形成するまでの時間を大幅に短縮できる。
図8は、一般的なタンデム方式のカラーレーザプリンタの具体的な構成を説明する図である。尚、図において、各部を示す参照数字に付された英字Y,M,C,Kのそれぞれは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の画像の像形成に関係する部分であることを示している。
帯電ローラ(15Y,15M,15C,15K)に印加される帯電バイアスによって帯電された感光体(13Y,13M,13C,13K)の表面にレーザスキャナ(11Y,11M,11C,11K)からレーザ光を照射することで静電潜像を形成する。こうして各感光体に形成された各色に対応する静電潜像は、現像ローラ(16Y,16M,16C,16K)に印加される現像バイアスにより各対応する色のトナーが付着されて可視化される。こうして感光体(13Y,13M,13C,13K)上に付着したトナーは順次、転写ローラ(18Y,18M,18C,18K)に印加される転写バイアスにより中間転写ベルト19上に重ね合わせて転写されてフルカラーの画像となる。
一方、カセット22の記録シート21は、給紙ローラ25の回転によりピックアップされ、レジローラ27の回転により搬送されて、二次転写ローラ29で中間転写ベルト19上のトナー画像を転写するように搬送制御される。そして、二次転写ローラ29により、中間転写ベルト19上のフルカラーのトナー画像が記録シート21に転写され、定着器30により定着されてフルカラーの印刷物となる。尚、12Y,12M,12C,12Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、黒の像形成用カートリッジである。また14Y,14M,14C,14Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、黒用の感光体(13Y,13M,13C,13K)の表面の残存トナーを除去するクリーナである。
上述した電子写真プロセス動作において、帯電ローラに印加する帯電バイアス、及び現像ローラに印加する現像バイアス、更には、転写ローラに印加される転写バイアスには直流バイアス電圧を用いている。このようなレーザプリンタでは、像形成処理に必要な各バイアス電圧には高電圧が必要とされ、良好な転写を行うために、例えば転写バイアスには3KV以上の電圧が必要である。
従来、このようなプリンタでは、高電圧を生成するために巻線式の電磁トランスが使用されていた。この電磁トランスは、銅線、ボビン、磁芯で構成されており、上述したような3KV以上の電圧を印加して用いる場合は、出力電流値が数μAという微小な電流であるために各部の漏れ電流を最小限にしなければならなかった。そのため、トランスの巻線を絶縁物によりモールドする必要があり、供給電力に比較して大きな変圧器を必要とする。このため高電圧電源装置の小型化・軽量化の妨げとなっていた。
そこで、これらの欠点を補うために、薄型で軽量の高出力の圧電トランスを用いて高電圧を発生させる高電圧発生装置が採用され始めている。即ち、セラミックを素材とした圧電トランスを用いることにより、電磁トランス以上の効率で高電圧を生成する事が可能となる。しかも、一次側及び二次側間の結合に関係なく一次側と二次側の電極間の距離を離すことができるため、絶縁のためにモールド加工をする必要がない。そのため高電圧発生装置を小型かつ軽量にできるという利点があり、装置の小型化に寄与できる。
このような圧電トランスを用いた高電圧電源装置として特許文献1に示されたものがある。
図9は、圧電トランスを用いた高電圧電源回路の一例を示す図である。図9に示した回路例は一例として負バイアスを出力する帯電系の回路例を示している。
図9において、101Yは高電圧電源の圧電トランス(圧電セラミックトランス)である。圧電トランス101Yの出力はダイオード102Y,103Y及び高電圧コンデンサ104Yによって負電圧に整流平滑され、出力端116Yより負荷である帯電ローラ(不図示)に供給される。この出力電圧は、抵抗105Y,106Y,107Yによって分圧され、保護用抵抗108Yを介してオペアンプ109Yの非反転入力端子(+端子)に入力される。このオペアンプ109Yの反転入力端子(−端子)には、抵抗114Yを介してコントローラ(不図示)からアナログ信号である高電圧電源の制御信号(Vcont)が端子118Yに入力される。オペアンプ109Yと抵抗114Yとコンデンサ113Yにて積分回路を構成することにより、抵抗114Yとコンデンサ113Yによって決まる積分時定数で平滑された制御信号(Vcont)がオペアンプ109Yに入力される。オペアンプ109Yの出力端は電圧制御発振器(VCO)110Yに接続され、その出力端がインダクタ112Yとコンデンサ115Yによって形成されるLC並列共振回路に接続されたFET111Yに接続されている。電圧制御発振器(VCO)110Yは、入力電圧が上昇すると出力周波数が上昇し、入力電圧が低下すると出力周波数が低下するように動作する。従って、電圧制御発振器(VCO)110Yは、入力レベルに応じた周波数の信号をを出力する。電圧制御発振器(VCO)110Yの出力信号がLC並列共振回路を駆動することで、最終的に制御信号(Vcont)に応じた電圧が圧電トランスの一次側に供給される。
図10は、圧電トランス101Yの駆動信号の周波数に対する出力電圧の特性を表した図である。
同図に示すように、共振周波数f0において出力電圧が最大となり、周波数による出力電圧の制御が可能であることが判る。いま出力電圧Edc出力時の駆動信号の周波数をfxとし、電圧制御発振器(VCO)110Yは、制御信号(Vcont)に応じてこの駆動周波数fxを設定するものとする。そして出力電圧が、この規定電圧Edcよりも高くなるとオペアンプ109Yの出力電圧が上昇してVCO110yの出力周波数が上昇して駆動周波数fxよりも高い周波数となる(出力電圧が低下)。逆に、出力電圧が規定電圧Edcよりも低い電圧になると、オペアンプ109Yの出力電圧が下降して駆動周波数はfxよりも低くなる(出力電圧が上昇)。即ち、図9にて示される高電圧駆動回路は、オペアンプ109Yの反転入力端子(−端子)に入力される制御信号(Vcont)の電圧で決定される規定電圧Edcに等しくなるように定電圧制御される。
特開平11−206113号公報
上述したレーザプリンタの高電圧電源回路は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各画像形成部に対応した帯電、現像及び転写用のバイアス電圧を供給している。このため、高電圧電源基板上には、図9に示すような圧電トランス及び制御回路が複数個配置されることになる。特に、タンデム方式のカラーレーザプリンタでは、それぞれの色の像形成が並行して実行されるため、上述したバイアス電圧が同時に各部に供給されることになる。更に、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応した画像形成部の各対応するユニットは、ほぼ同一のバイアス電圧で制御される。従って、高電圧電源ユニットに搭載されている圧電トランスは、帯電、現像、転写の各バイアス電圧毎に、YMCKの4つ分の回路でほぼ同一の周波数(近接する周波数)で駆動されることになる。
このように、複数の圧電トランスを互いに近接する周波数の駆動信号で駆動して、各対応するバイアス電圧を出力する場合、共通の電源ラインに接続された複数の圧電トランス同士が、その電源ラインを経由して相互干渉を起こすことがある。このような相互干渉が発生すると、その干渉周波数の影響により、出力されるバイアス電圧に揺らぎが発生して像形成の不良が発生するおそれがある。
図11及び図12は、このような干渉のメカニズムを説明する図である。
図11は、複数の高電圧電源回路を有する画像形成装置において、スイッチング電源50からの電源ラインとグランドラインが複数の高電圧電源回路に接続された様子を示す回路図である。ここで、各高電圧電源回路の構成は、それぞれ図9に示す圧電トランスを用いた高電圧電源回路と同じとする。
図12は、複数の圧電トランスの周波数特性を表した図である。
圧電トランスの共振周波数f0は、各トランスの固体ばらつきにより全く同一にならず、図12に示すように多少の差が生じている。この差は数十Hz〜数百Hzである。そのため、同じ電圧Edcを出力するために、各回路においてそれぞれ周波数fxとfx'の駆動信号で圧電トランスが駆動されることとなる。
図11に戻ると、51,52はそれぞれ電源ラインとグランドラインの配線インピーダンスを表しており、スイッチング電源50から供給される電流にとっては共通インピーダンスとして存在する。この共通インピーダンスにより、各駆動周期のリップル波形が電源ライン及びグランドラインに重畳することとなる。
例えば図12に示す2つの駆動信号の波形が重畳した場合には、fbeet=|fx−fx'|(Hz)の周期で重畳電圧が最大となり、混変調ビートとして大きなうなりとなって出力波形に現れる。具体的に数値を用いて説明すると、例えばイエロー(Y)の像形成用の高電圧電源回路が200KHzで駆動され、マゼンタ(M)の像形成用の高電圧電源回路が200.1KHzで駆動される場合を考える。この場合、その差分である100Hzの混変調ビートリップルが電源ラインに現れ、この結果、出力電圧が100Hzで揺れる波形となってしまう。
この干渉周波数fbeetが高電圧出力に現れた場合、例えば転写バイアスの場合には転写効率に周期的変動として現われる。また帯電や現像バイアスの場合には、画像濃度に周期的変動が発生することになる。その結果、プロセス速度をPS(mm/s)とすると、出力画像にはTb=PS/fbeet(mm)の周期で濃度差を持った縞模様の干渉画像が出力されることになる。
これを防止するために、共通インピーダンスのもとである電源ライン及びグランドラインを太くし、共通インピーダンスを極力低くすることも考えられる。しかしこの場合には、ラインの幅を必要以上に太くする必要があり、また、このような対策を講じても混変調ビートを完全に無くすことは不可能である。更に、共通インピーダンス部分で発生した100Hz程度の遅い混変調ビートリップルは電解コンデンサで除去することができないため、上述した不具合を抑えることが難しい。
本発明の目的は上記従来技術の問題点を解決することにある。
本願発明の特徴は、複数の圧電トランスの駆動信号の周波数による相互の干渉を抑え、電源装置の小型化を実現でき、また画像形成装置に使用した場合に、電源変動による画像の劣化を抑えて高画質化を実現することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る電源装置は以下のような構成を備える。即ち、
圧電トランスと、制御信号に応じて前記圧電トランスの駆動信号を発生する電圧制御発振器と、前記駆動信号に応じて前記圧電トランスを駆動する駆動回路とを有する高電圧電源回路を複数備えた電源装置であって、
前記複数の高電圧電源回路に対して第1電源ライン及び第1グランドラインによって電圧を供給する電源と、
前記第1電源ラインと前記第1グランドラインとの間に接続された第1コンデンサと
前記複数の前記高電圧電源回路のそれぞれに電源を供給する第2電源ライン及び第2グランドラインと、
前記第2電源ラインと前記第2グランドラインとの間に接続された第2コンデンサとを有し、
前記第1コンデンサの前記第1電源ラインが接続される端子と前記第2コンデンサの前記第2電源ラインが接続される端子とを接続し、前記第1コンデンサの前記第1グランドラインが接続される端子と前記第2コンデンサの前記第2グランドラインが接続される端子とを接続したことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
カラー画像を形成するための複数の画像形成手段と、
前記複数の画像形成手段の夫々に高電圧を出力する複数の高電圧電源回路であって、各高圧電源回路は、圧電トランスと、制御信号に応じて前記圧電トランスの駆動信号を発生する電圧制御発振器と、前記駆動信号に応じて前記圧電トランスを駆動する駆動回路とを有する複数の高電圧電源回路と、
前記複数の高電圧電源回路に対して第1電源ライン及び第1グランドラインによって電圧を供給する電源と、
前記第1電源ラインと前記第1グランドラインとの間に接続された第1コンデンサと
前記複数の前記高電圧電源回路のそれぞれに電源を供給する第2電源ライン及び第2グランドラインと、
前記第2電源ラインと前記第2グランドラインとの間に接続された第2コンデンサとを有し、
前記第1コンデンサの前記第1電源ラインが接続される端子と前記第2コンデンサの前記第2電源ラインが接続される端子とを接続し、前記第1コンデンサの前記第1グランドラインが接続される端子と前記第2コンデンサの前記第2グランドラインが接続される端子とを接続したことを特徴とする。
本発明によれば、複数の圧電トランスの駆動周波数相互の干渉を抑え、電源装置の小型化を実現できる。
また画像形勢装置に使用した場合は、電源変動による画像の劣化を防止して、装置の小型化を実現できる効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態1を図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る電子写真プロセスを用いたタンデム方式のカラー画像形成装置(レーザプリンタ)の構成図で、前述した図8の従来のレーザプリンタの構成と共通する部分は同じ記号で示している。尚図1においても、各部を示す参照数字に付された英字Y,M,C,Kのそれぞれは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の画像の像形成に関係する部分であることを示している。
タンデム方式のカラー画像形成装置はイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせることでフルカラー画像を出力するように構成されている。そして各色の画像形成のために、レーザスキャナ(11Y,11M,11C,11K)とカートリッジ(12Y,12M,12C,12K)が備えられている。各カートリッジ(12Y,12M,12C,12K)は、図中矢印の方向に回転する感光体(13Y,13M,13C,13K)と、この感光体に接するように設けられた感光体クリーナ(14Y,14M,14C,14K)を有している。また帯電ローラ(15Y,15M,15C,15K)及び現像ローラ(16Y,16M,16C,16K)も、各感光体に接して設けられている。更に、各色の感光体には中間転写ベルト19が接して設けられ、この中間転写ベルト19を挟んで、各感光体に対向するように一次転写ローラ(18Y,18M,18C,18K)が設置されている。また中間転写ベルト19にはベルトクリーナ20が設けられ、このベルトクリーナ20により掻き取られた廃トナーが収納される廃トナー容器31も設置されている。また記録シート21を格納するカセット22には、カセット22にある記録シート21の位置を規制するサイズガイド23、及びカセット22内の記録シート21の有無を検出するシート有無センサ24が設けられている。記録シート21の搬送路には給紙ローラ25、分離ローラ26a,26b、レジローラ27が設けられ、レジローラ27の記録シートの搬送方向下流側近傍にレジセンサ28が設けられている。更に、中間転写ベルト19と接するように二次転写ローラ29、そして二次転写ローラ29の後段に定着器30が設置されている。
40は、このレーザプリンタの制御部であり、この制御部40は、RAM41a,ROM41b、タイマ41c等を具備したMPU(マイクロコンピュータ)41、及び各種入出力制御回路(不図示)等を有している。更に42は高電圧電源部であり、各プロセスカートリッジに対応した帯電用電源(不図示)、現像用電源(不図示)と、各転写ローラに対応した高電圧を出力可能な転写用電源(不図示)とを有している。これら電源からの電源出力は、前述した制御部40により制御される。
次に電子写真プロセスについて簡単に説明する。
各カートリッジ(12Y,12M,12C,12K)では、各対応する感光体(13Y,13M,13C,13K)の表面を帯電ローラ(15Y,15M,15C,15K)により均一に帯電させる。次にレーザスキャナ(11Y,11M,11C,11K)により各色の画像データに応じて変調したレーザ光を、各対応する感光体の表面に照射する。これにより、レーザ光が照射された部分の帯電電荷が除去されて、各感光体の表面には、それぞれ対応する色の画像データに基づく静電潜像が形成される。各現像器では、ブレード(17Y,17M,17C,17K)の作用により一定量のトナー層が現像ローラ(16Y,16M,16C,16K)に保持される。そして現像バイアスにより現像ローラのトナーを感光ドラム上の静電潜像に付着させることで、各色のトナー画像が各感光体の表面に形成される。
こうして各感光体の表面上に形成されたトナー画像は、感光体と中間転写ベルト19とのニップ部において、転写バイアスにより中間転写ベルト19に転写される。ここでは、中間転写ベルト19の搬送速度に応じたタイミングにより各カートリッジ(12Y,12M,12C,12K)における画像形成タイミングを制御し、それぞれのトナー像を中間転写ベルト19上に順次転移させる。こうして中間転写ベルト19上でフルカラー画像が形成される。
カセット22の記録シート(記録媒体)21は、給紙ローラ25の回転によりピックアップされ、分離ローラ26a,26bにより、一枚の記録シート21だけがレジローラ27を通過して二次転写ローラ29へ搬送される。このレジローラ27の下流にある二次転写ローラ29と中間転写ベルト19とのニップ部において中間転写ベルト19上のトナー像が記録シート21に転写される。こうして記録シート21に転写されたトナー画像は定着器30により加熱定着処理されて画像形成装置外に排出される。
図2は、本実施の形態に係る圧電トランスを用いた高電圧電源回路の構成を示す図である。尚、ここでは代表的に帯電用の電源回路の場合で説明するが、他の電源回路でも同様である。また図2では簡単のため、イエロー(Y)とマゼンタ(M)の帯電用の電源回路が接続された構成となっている。また本実施の形態に係る高電圧電源回路の構成は、正電圧、負電圧どちらの出力回路に対しても有効である。
図2の構成において、従来例と異なる点は、各高電圧発生回路の電源及びグランドラインにバイパス用のコンデンサ200を設けている点にある。こうしてスイッチング電源50から各電源回路に電源ラインとグランドラインとを分岐して配線している。即ち、各電源回路毎に閉じた電源・グランド構成になっている。尚、各電源回路の圧電トランスの制御は、図9を参照して説明した動作と同様である。そして図9と共通する部分は同じ記号で示しており、マゼンタ用の電源回路の構成はイエロー用の電源回路(図9)と共通の参照数字を用い、数字の後の符号がMで表されている。次にイエロー用のトランス駆動回路の動作に関して図3を参照して説明する。
図3は、本実施の形態に係る圧電トランスを用いた高電圧電源回路の各部の動作波形を示す波形図である。
300は、FET111Yのゲートに印加される電圧波形を示す。301は、FET111Yのドレインに現れる電圧波形を示している。また302は、インダクタ112Yに流れる電流を表している。そして303は、電源ラインに形成されるリップル電圧を表している。
いまFET111Yがオンするとインダクタ112Yに電流が流れて、インダクタ112Yのエネルギが蓄積される。次にFET111Yがオフすると、このインダクタ112Yとコンデンサ115Yとの間で、301で示すように共振が起こる。ここでコンデンサ115Yの容量は、圧電トランス101Yの一次側に存在する等価的容量よりも十分大きく、圧電トランス101Yの素体ばらつきによる一次側容量誤差を無視できる程度の定数を選択することが望ましい。また、この共振電圧が0Vの時にFET111Yのオン期間が始まるようにFET111Yを駆動することにより、効率よく共振が連続的に繰り返される。
一方、この共振動作中のインダクタ112Yに流れる電流波形は、302で示されている。いまFET111Yがオンした場合、インダクタ112Yを通過して電流がFET111Yに流れる。続いてFET111Yをオフした後、インダクタ112Yの誘導性作用によりコンデンサ115Yを充電するように電流が流れ続ける。更に、インダクタ112Yに流れる電流が0になって、FET111Yのドレインに現れる電圧が最大となった後は、逆に電流の回生動作が開始される。これにより、コンデンサ115Y及びFET111Y内の回生ダイオード(不図示)より電流が電源Vcc側に流れ込む。
このインダクタとコンデンサとFETの共振動作が行われた時、図中310の期間ではコンデンサ200から駆動回路に電流を供給する。このため、コンデンサ200は放電動作となり、図中311の期間はLCの共振動作により電流がコンデンサ200へ回生される回生期間となる。このLC共振おける充放電電流により、電源電圧には303で示されるように駆動周期に応じた一定のリップル波形が現れる。一方、充放電電流以外に高圧回路としてはトランス負荷側に有効電流が奪われる。ここで、有効電流は図3の302で示される電流波形の平均値(Iave)として算出され、二次側の高圧負荷電力によって決定される。この有効電流は、スイッチング電源より定常的に直流電流として供給される。コンデンサ200の存在によりLC共振回路で消費される充放電電流による電源リップルは、閉じた電源・グランドライン内に存在し、結果としてコンデンサ200の前段のラインにはリップル電圧は現れることはない。
図2に示されるマゼンタ(M)用の電源回路も同様の動作を行う。但し、それぞれの電源回路は、前述したように圧電トランスの素体ばらつき等により、互いに異なる周波数で駆動されている。
図4は、本実施の形態1に係る電源ラインの配線を説明する図である。
各ブロックで表された高電圧電源回路400〜403は、それぞれ図2に示す圧電トランスを用いた電源回路である。本実施の形態の特徴は、コンデンサ200より各高電圧電源回路に供給する電源(Vcc)及びグランドの配線をコンデンサ200を分岐基点とし、分岐接続している点にある。これにより、リップル電圧は、それぞれの高電圧電源回路の閉じた電源ラインとグランドラインとの間で発生する。更に、図4に示すように、コンデンサ200の前段の電源ラインとグランドラインに存在する共通インピーダンスとなる抵抗53,54では、前述したように各電源回路からの周波数リップルが発生しない。このため、コンデンサ200の前段では混変調ビートの波形が発生することはない。
次に、電源ライン及びグランドラインの線幅に関して説明する。
コンデンサ200から各高電圧電源回路に配線される電源ライン及びグランドラインは、図3の302で示される電流の最大値Imaxを供給できる線幅が必要である。一方、コンデンサ200の前段のラインでは、前述したように各トランス負荷に必要とされる有効電流IaveがDC的に供給されるため、各高電圧電源回路からのIaveの総和分を流すことができる線幅で十分である。即ち、本実施の形態によれば、共通インピーダンスを極力下げるために、電源ラインやグランドラインを、従来例で説明したように必要以上に太くする必要はない。
図5は、本実施の形態に係る具体的なプリント基板上の配線の一例を表した図である。但し、本実施の形態に係るプリント基板の配線パターンはこれに限られるものではない。尚、図5では簡単のため、図4の各高電圧電源回路400〜403のそれぞれに対応する圧電トランスの一次側駆動回路であるLC並列共振回路部とバイパスコンデンサ及びスイッチング電源のみを模式的に記載している。図中、図2と共通する部分は同じ記号で示し、またシアン及び黒画像形成用の構成には、各対応する参照数字の後にそれぞれ英字CとKを付して示している。
図5において、スイッチング電源50より供給される電源ライン210とグランドライン211は、バイパスコンデンサであるコンデンサ200に接続される。この際、電源ライン210とグランドライン211は、前述したように高電圧電源回路400〜403のそれぞれに対する共通インピーダンスが存在しないため必要以上に太くする必要がない。よって、これら配線パターンの幅は、前述の負荷の有効電流Iaveの総和分を流すことができる幅で十分である。
更に、電源ライン210は、バイパスコンデンサ200の電源側接続端子のランド200aより電源回路のそれぞれに分岐して配線される。またグランドライン211も同様に、バイパスコンデンサ200のグランド側端子のランド200bより分岐して各電源回路に配線されている。尚、図5の例では、グランドラインは、ジャンパ線214を経由して各電源回路に分配接続される。このジャンパ線214は、2層以上のプリント板の場合にはビアを介して背面のパターンとして存在させてもよい。また、バイパスコンデンサ200からイエロー用の電源回路へ接続される電源パターン212及びグランドパターン213は、前述したように、インダクタ112Yを流れる電流の最大値Imaxを供給できるパターン幅となっている。これは他の色用の電源回路へ接続される電源パターン及びグランドパターンにおいても同様である。
以上説明したように本実施の形態1によれば、圧電トランスを用いた高電圧電源回路において、この電源回路に電源を供給する電源ラインとグランドラインとの間にバイパス用コンデンサを接続する。そして、そのコンデンサの端子から各電源回路に電源ラインとグランドラインとを分岐して配線する。これにより、各電源回路で発生するリップル電圧は、各閉じた電源ラインとグランドとの間でのみ発生する。これにより複数の電源回路で発生したリップル電圧が電源ラインに重畳することがなくなる。こうして電源ラインを介した周波数干渉が防止でき、画像形成装置の出力画像として良好な安定した画像を得ることができる。
[実施の形態2]
次に本発明の実施の形態2を説明する。
図6は、本実施の形態2に係るレーザプリンタにおける電源回路の接続を説明する図である。
カラータンデム方式のレーザプリンタに求められる高電圧電源装置として、例えば12種類のバイアス電圧や16種類のバイアス電圧を必要とする場合が多い。具体的には、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に対して、それぞれ一次転写、帯電、現像用のバイアス電圧が独立して必要となる。更には、現像器内のブレードに対して独立のバイアス電圧を必要とする場合も存在する。
図6では、12種類のバイアス電圧用の高電圧電源回路が、各色用のカートリッジの一次転写部、帯電部、現像部用のバイアス電圧を発生している。そして各色ごとに、1つのバイパスコンデンサ(201Y,201M,201C,201K)が電源ラインとグランドラインとの間に接続され、そのコンデンサの端子からハブ状に分岐して配線されている。更に、これら4つの高電圧電源回路群に対して、1つのバイパスコンデンサ202が電源ラインとグランドラインとの間に接続され、そのコンデンサ202の端子から4つの電源回路群に対して電源ラインとグランドラインをそれぞれハブ状に分岐して配線している。
本実施の形態2によれば、各電源回路群の電源ラインとグランドラインとの間に設けられたコンデンサ(201Y,201M,201C,201K)の端子から各電源回路群に配線している。これにより、前述の実施の形態1で説明したように、各電源回路の駆動周波数で引き起こされる混変調ビートが電源ラインに重畳するのが防止される。こうして像形成された画像における周波数干渉リップルの影響を軽減できる。
また実施の形態1で説明したように、コンデンサ(201Y,201M,201C,201K)から各電源回路に供給する電源ライン及びグランドラインの線幅としては、図3の302で示す電流の最大値Imaxを供給できる幅が必要である。また12種類以上のバイアス電圧用の高電圧電源回路を有する電源装置の場合には、1つのコンデンサより全ての電源ラインとグランドラインを分岐して配線すると、非常に大きな基板面積を必要とすることになり、基板面積の増大やコストアップにつながる。
そこで本実施の形態2に係る図6では、コンデンサ202を用い、各コンデンサ(201Y,201M,201C,201K)に対してハブ状に配線している。ここでコンデンサ202から各コンデンサ(201Y,201M,201C,201K)へ供給する配線の幅は、前述の実施の形態1で説明したように、各電源回路のトランス負荷で消費される有効電流Iaveの総和が供給できる幅で十分である。よって、干渉防止のために必要以上に太い線幅は必要ない。
以上説明したように本実施の形態2によれば、各色の像形成部に供給する複数のバイアス電圧に対して、1つのバイパスコンデンサを分岐基点とし、そこから分岐して接続された各色に対応する電源回路群を構成する。更に、各色の電源回路群において、電源ラインとグランドラインとの間に1つのバイパスコンデンサを接続し、そのバイパスコンデンサの端子を分岐点として、一次転写、帯電、現像用の駆動電圧を発生する電源回路を接続する。こうすることにより、各電源ラインとグランドラインの共通インピーダンスを低くできる。これにより混変調ビートリップルの発生を抑え、画像形成装置の出力画像として良好な安定した画像を得ることができる。
更に、共通インピーダンスを構成しないパターンニングにより、電源ラインの線幅を電流による発熱が発生しない範囲で細線化でき、導体パターンの大幅な面積縮小を可能にできる。
[実施の形態3]
次に本発明の第3の実施の形態を説明する。
図7は、本発明の実施の形態3に係るレーザプリンタにおける電源回路の接続を説明する図である。前述の実施の形態2では、電源回路群を各カートリッジ(各色)単位で閉じた電源ライン及びグランドラインとした。これに対して本実施の形態3では、帯電用、現像用及び転写用のバイアス電圧毎にそれぞれ閉じた電源回路群としている。これら、電源回路群の組み合わせとしては、画像形成装置で求められる基板上の高電圧の接点位置に基づいて、より最適となる組み合わせとすることが望ましい。具体的には、各コンデンサ203,204,205,より電源回路への電源ライン及びグランドラインの距離が極力短くなる組み合わせにて構成することが望ましい。
以上説明したように本実施の形態3によれば、各機能のバイアス電圧用の高電圧電源回路に対して、1つのバイパスコンデンサを分岐基点とし、そこから分岐接続された電源回路群を構成する。更に、各電源回路群を、帯電用、現像用、転写用のそれぞれ分離し、それぞれに対して、電源ラインとグランドラインとの間にバイパスコンデンサを接続し、その接続端子を分岐基点として、各機能用の高電圧電源回路に分岐接続する。こうして各電源ラインとグランドラインの共通インピーダンス部分を存在させないようにしている。これにより電源ラインにおける混変調ビートリップルの発生を抑え、画像形成装置の出力画像として良好な安定した画像が得られるようにしている。
更に、本実施の形態に係る共通インピーダンスを構成しない配線により、電源供給ラインの太さは、電流による発熱が発生しない範囲で細線化でき、導体パターンの大幅な面積縮小が可能となる。
本実施の形態に係る電子写真プロセスを用いたタンデム方式のカラー画像形成装置(レーザプリンタ)の構成図である。 本実施の形態に係る圧電トランスを用いた高電圧電源回路の構成を示す図である。 本実施の形態に係る圧電トランスを用いた高電圧電源回路の各部の動作波形を示す波形図である。 本実施の形態1に係る電源ラインの配線を説明する図である。 本実施の形態に係る具体的なプリント基板上の配線の一例を表した図である。 本実施の形態2に係るレーザプリンタにおける電源回路の接続を説明する図である。 本発明の実施の形態3に係るレーザプリンタにおける電源回路の接続を説明する図である。 一般的なタンデム方式のカラーレーザプリンタの具体的な構成を説明する図である。 圧電トランスを用いた高電圧電源回路の一例を示す図である。 圧電トランスの駆動周波数に対する出力電圧の特性を表した図である。 複数の高電圧電源回路を有する画像形成装置において、スイッチング電源からの電源ラインとグランドラインが複数の高電圧電源回路に接続された様子を示す回路図である。 複数の圧電トランスの周波数特性を表した図である。

Claims (8)

  1. 圧電トランスと、制御信号に応じて前記圧電トランスの駆動信号を発生する電圧制御発振器と、前記駆動信号に応じて前記圧電トランスを駆動する駆動回路とを有する高電圧電源回路を複数備えた電源装置であって、
    前記複数の高電圧電源回路に対して第1電源ライン及び第1グランドラインによって電圧を供給する電源と、
    前記第1電源ラインと前記第1グランドラインとの間に接続された第1コンデンサと、
    前記複数の前記高電圧電源回路のそれぞれに電源を供給する第2電源ライン及び第2グランドラインと、
    前記第2電源ラインと前記第2グランドラインとの間に接続された第2コンデンサとを有し、
    前記第1コンデンサの前記第1電源ラインが接続される端子と前記第2コンデンサの前記第2電源ラインが接続される端子とを接続し、前記第1コンデンサの前記第1グランドラインが接続される端子と前記第2コンデンサの前記第2グランドラインが接続される端子とを接続したことを特徴とする電源装置。
  2. カラー画像を形成するための複数の画像形成手段と、
    前記複数の画像形成手段の夫々に高電圧を出力する複数の高電圧電源回路であって、各高圧電源回路は、圧電トランスと、制御信号に応じて前記圧電トランスの駆動信号を発生する電圧制御発振器と、前記駆動信号に応じて前記圧電トランスを駆動する駆動回路とを有する複数の高電圧電源回路と、
    前記複数の高電圧電源回路に対して第1電源ライン及び第1グランドラインによって電圧を供給する電源と、
    前記第1電源ラインと前記第1グランドラインとの間に接続された第1コンデンサと、
    前記複数の前記高電圧電源回路のそれぞれに電源を供給する第2電源ライン及び第2グランドラインと、
    前記第2電源ラインと前記第2グランドラインとの間に接続された第2コンデンサとを有し、
    前記第1コンデンサの前記第1電源ラインが接続される端子と前記第2コンデンサの前記第2電源ラインが接続される端子とを接続し、前記第1コンデンサの前記第1グランドラインが接続される端子と前記第2コンデンサの前記第2グランドラインが接続される端子とを接続したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記複数の画像形成手段は、それぞれが所定色の画像を形成するための複数のプロセス手段であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の画像形成手段は、それぞれが異なる色の画像を形成するための複数のプロセス手段であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 圧電トランスと、制御信号に応じて前記圧電トランスの駆動信号を発生する電圧制御発振器と、前記駆動信号に応じて前記圧電トランスを駆動する駆動回路とを有する高電圧電源回路を複数備えた電源装置であって、
    前記複数の高圧電源回路に電圧を供給する電圧供給源と前記複数の高圧電源回路の夫々は、第1コンデンサと複数の第1電源ラインと複数の第1グランドラインと複数の第2コンデンサと複数の第2電源ラインと複数の第2グランドラインを介して接続されており、
    前記電圧供給源から前記複数の高圧電源回路のうちの一つの高圧電源回路までの電源ラインの接続経路は、前記電圧供給源からの電源ラインが前記第1コンデンサを介して第1電源ラインに接続され、前記第1電源ラインが前記第2コンデンサを介して第2電源ラインに接続され、前記第2電源ラインが前記一つの高圧電源回路に接続されており、
    前記電圧供給源から前記複数の高圧電源回路のうちの前記一つの高圧電源回路までのグランドラインの接続経路は、前記電圧供給源からのグランドラインが前記第1コンデンサを介して第1グランドラインに接続され、前記第1グランドラインが前記第2コンデンサを介して第2グランドラインに接続され、前記第2グランドラインが前記一つの高圧電源回路に接続されることを特徴とする電源装置。
  6. カラー画像を形成するための複数の画像形成手段と、
    前記複数の画像形成手段の夫々に高電圧を出力する複数の高電圧電源回路であって、圧電トランスと、制御信号に応じて前記圧電トランスの駆動信号を発生する電圧制御発振器と、前記駆動信号に応じて前記圧電トランスを駆動する駆動回路とを有する複数の高電圧電源回路と、
    前記複数の高電圧電源回路に電圧を供給する電圧供給源と、
    前記電圧供給源と前記複数の高圧電源回路の夫々は、第1コンデンサと複数の第1電源ラインと複数の第2グランドラインと複数の第2コンデンサと複数の第2電源ラインと複数の第2グランドラインを介して接続されており、
    前記電圧供給源から前記複数の高圧電源回路のうちの一つの高圧電源回路までの電源ラインの接続経路は、前記電圧供給源からの電源ラインが前記第1コンデンサを介して第1電源ラインに接続され、前記第1電源ラインが前記第2コンデンサを介して第2電源ラインに接続され、前記第2電源ラインが前記一つの高圧電源回路に接続されており、
    前記電圧供給源から前記複数の高圧電源回路のうちの一つの高圧電源回路までのグランドラインの接続経路は、前記電圧供給源からのグランドラインが前記第1コンデンサを介して第1グランドラインに接続され、前記第1グランドラインが前記第2コンデンサを介して第2グランドラインに接続され、前記第2グランドラインが前記一つの高圧電源回路に接続されることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記複数の画像形成手段は、それぞれが所定色の画像を形成するための複数のプロセス手段であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記複数の画像形成手段は、それぞれが異なる色の画像を形成するための複数のプロセス手段であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
JP2007039832A 2007-02-20 2007-02-20 電源装置及び当該電源装置を有する画像形成装置 Active JP5051877B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039832A JP5051877B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 電源装置及び当該電源装置を有する画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039832A JP5051877B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 電源装置及び当該電源装置を有する画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008206312A JP2008206312A (ja) 2008-09-04
JP2008206312A5 JP2008206312A5 (ja) 2010-04-02
JP5051877B2 true JP5051877B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=39783202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039832A Active JP5051877B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 電源装置及び当該電源装置を有する画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5051877B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016188925A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262665A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Toyota Motor Corp 車両用インバータユニット
JP4332528B2 (ja) * 2005-03-31 2009-09-16 キヤノン株式会社 電源装置、電源装置を有する画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008206312A (ja) 2008-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721431B2 (ja) 電源、画像形成装置およびic
US8549742B2 (en) High-voltage power supply device and image forming apparatus having same
JP5558786B2 (ja) 高圧電源装置及び画像形成装置
JP2001282012A (ja) 画像形成装置
JP2009229577A (ja) 画像形成装置
JP2009122564A (ja) Ac高圧電源装置、帯電装置、現像装置及び画像形成装置
JP5051877B2 (ja) 電源装置及び当該電源装置を有する画像形成装置
JP2008224995A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2017223874A (ja) 画像形成装置
US8532512B2 (en) Image forming apparatus
JP5340255B2 (ja) 電源、icおよび画像形成装置
JP2010048960A (ja) 画像形成装置
JP5329933B2 (ja) 高電圧電源装置及び前記電源装置を有する画像形成装置及びその回路基板
JP2017028980A (ja) 電源制御装置、電源装置、画像形成装置及び電源制御方法
JP2009136069A (ja) 高圧電源装置、画像形成装置
JP2021096427A (ja) 画像形成装置
US8811847B2 (en) Image forming apparatus and power control device
JP6057591B2 (ja) 画像形成装置用の高圧電源
JP2009163221A (ja) 画像形成装置
JP2001117325A (ja) 帯電装置および画像形成装置
JP2013125263A (ja) 画像形成装置及び帯電制御方法
JP2011252980A (ja) 画像形成装置
JP2018087879A (ja) 画像形成装置
JP4366343B2 (ja) 圧電トランスを用いた高圧電源装置、及びそれを使用する画像形成装置
JP2005352277A (ja) カラー画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120723

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5051877

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3