JP5329933B2 - 高電圧電源装置及び前記電源装置を有する画像形成装置及びその回路基板 - Google Patents

高電圧電源装置及び前記電源装置を有する画像形成装置及びその回路基板 Download PDF

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Description

本発明は、圧電トランスを用いた高電圧出力回路とその高電圧出力回路を有する高電圧電源装置、その高電圧電源装置を有する画像形成装置とその回路基板に関するものである。
近年のカラーレーザプリンタなどでは、それぞれが各色に対応して設けられた複数の感光体に対して複数の光学装置より光ビームをそれぞれ独立に走査して各色の画像を形成している。そして、これら各色の画像を中間転写ベルト上に重ね合わせてから記録紙へ転写している。このような方式はタンデム方式と呼ばれ、並行して複数色のトナー画像を形成し、それらを中間転写ベルト上で重ね合わせて記録紙に転写するため、最終的なカラー画像を形成するまでの時間を大幅に短縮することができる。
このようなカラーレーザプリンタで採用されている電子写真プロセスでは、帯電ローラに印加する帯電バイアス、及び現像器に印加する現像バイアス、更には、転写ローラに印加する転写バイアスに、例えば直流電圧を用いている。これら各バイアスには高電圧が必要であり、例えば転写バイアスにおいては良好な転写を行うために、通常3kV以上の直流電圧が必要となる。
従来は、レーザプリンタで高電圧を生成するために巻線式の電磁トランスが使用されていた。しかしながらこの電磁トランスは、銅線、ボビン、磁芯で構成されており、上記のような3kV以上の電圧を印加して用いる場合は、出力電流値が数μAという微小な電流のために漏れ電流を最小限にしなければならなかった。そのため、トランスの巻線を絶縁物によりモールドする必要があり、供給電力と比較して大きなトランスを必要とする。このため、高電圧電源装置の小型化及び軽量化の妨げとなっていた。
そこで、高電圧電源装置の小型化及び軽量化を実現するために、薄型で軽量の高出力の圧電トランス(圧電セラミックトランス)を用いて高電圧を発生させる高電圧発生装置が採用され始めている。このようなセラミックを素材とした圧電素子を圧電トランスとして用いることにより、電磁トランス以上の効率で高電圧を生成することが可能となる。しかも、一次側及び二次側間の結合に関係なく一次側と二次側の電極間の距離を離すことが可能になるため、絶縁のために特別なモールド加工をする必要がない。これにより、高電圧発生装置を小型かつ軽量にできるという利点があり、巻線式の電磁トランスを用いる場合と比べて装置の小型化に寄与できる。このような圧電トランスを用いた高電圧電源装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
図12は、圧電トランスを用いた従来の高電圧電源装置の一例を示すブロック図である。この図12は、一例として負バイアス(負の高電圧)を出力する回路例を示している。
図において、101は高電圧電源の圧電トランスである。この圧電トランス101の出力はダイオード102,103及び高電圧コンデンサ104によって負電圧に整流平滑され、出力端116より負荷である帯電ローラ(不図示)に供給される。また、この出力電圧は抵抗105,106,107によって分圧され、保護用抵抗108を介してオペアンプ109の非反転入力端子(+端子)に入力される。一方、この高電圧電源装置を収容しているプリンタの制御部(不図示)から接続端子118を介して、アナログ信号である高電圧電源の制御信号Vcontが入力される。この制御信号は抵抗114を介してオペアンプ109の反転入力端子(−端子)に入力される。ここでオペアンプ109と抵抗114とコンデンサ113により積分回路が構成されている。
このオペアンプ109の出力は電圧制御発振器(VCO)110に接続され、その電圧制御発振器110の出力がインダクタ112とコンデンサ115によって形成されるLC並列共振回路に接続されたFET111に接続されている。電圧制御発振器110から出力される信号の周波数は、電圧制御発振器110の入力電圧が上昇すると上がり、入力電圧が下降すると低下する。従って、電圧制御発振器110は、その入力電圧のレベルに応じた周波数の信号を出力する。そして電圧制御発振器110の出力信号が上述のLC共振回路を駆動することで、最終的に制御信号(Vcont)に応じた電圧が圧電トランス101の一次側に供給されることになる。
図13は、この圧電トランス101の駆動周波数に対する出力電圧の特性を表した図である。
同図に示すように、この圧電トランス101は、共振周波数f0において出力電圧が最大となる特性を有し、周波数による出力電圧の制御が可能であることが判る。ここで、例えば規定出力電圧Edc出力時の駆動周波数をfxとする。上述したように電圧制御発振器110は、制御信号Vcontに応じて出力する周波数が変化する。そこで出力電圧Edcよりも高い出力電圧を得るように圧電トランス101を制御する場合には、電圧制御発振器110の出力周波数をfxよりも低い周波数にする。また出力電圧Edcよりも低い電圧を得るように制御する場合には、電圧制御発振器110の出力周波数をfxよりも高い周波数にする。即ち、図12に示す回路は、オペアンプ109の反転入力端子(−端子)に入力される制御信号Vcontの電圧で決定される電圧に等しくなるように、出力端116の出力電圧が定電圧制御される負帰還制御回路を構成している。
特開平11−206113号公報
しかしながら、上記従来の圧電トランス式の高電圧電源装置では、次のような課題がある。
圧電トランス式の高電圧電源装置の回路基板に各種部品を自動実装する際、半田フロー槽(半田槽)の熱による圧電トランスの焦電効果によって端子間に過大な電圧が発生する。この過大な電圧のため、基板上の配線を経由して接続される圧電トランスを駆動するためのFET111に印加される電圧が、その耐電圧を超えてしまい、FET111を破壊してしまうという問題があった。
この問題に対して、従来の圧電トランス式の高電圧電源装置では、基板の実装時に圧電トランス以外の部品を半田フロー槽を使用して自動実装し、その後に人手によって基板に圧電トランスの半田付けを行っていた。しかし、例えばタンデム方式のカラーレーザプリンタに用いられる高電圧電源装置の回路基板に搭載される圧電トランスは個数が多く、人手による半田付け工程に多くの時間を要し、実装コストが上昇する。また、人の手による半田付けの作業であるため実装ミスが発生する可能性があり、歩留まりや生産性の向上の点で限界がある。
本発明は、上述の問題点を解決することを目的としてなされたものである。
本願発明の特徴は、基板への圧電トランスの自動実装を可能にした高電圧出力回路、及びその高電圧出力回路を有するした高電圧電源装置及び、その高電圧電源装置を使用した画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る高電圧電源装置は以下のような構成を備える。即ち、
圧電トランスと、前記圧電トランスを駆動する周波数信号を発生する周波数制御発振器と、前記圧電トランスの一次側に接続され、前記周波数信号に応じてスイッチング動作を行うスイッチング素子と、前記スイッチング素子によるスイッチング動作により共振動作を行う並列共振回路を構成するコンデンサ及びインダクタとを有する回路基板を有する高電圧電源装置であって、
前記回路基板は、前記インダクタの電源側とグランドとの間に接続された容量素子を有し、
前記回路基板を半田フロー方式によって半田付けする際に、前記容量素子及び前記インダクタが実装されてから、前記圧電トランスが実装されるように、前記容量素子と前記インダクタと前記圧電トランスを配置することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る高電圧電源装置は以下のような構成を備える。即ち、
圧電トランスと、前記圧電トランスを駆動する周波数信号を発生する周波数制御発振器と、前記圧電トランスの一次側に接続され、前記周波数信号に応じてスイッチング動作を行うスイッチング素子と、前記スイッチング素子によるスイッチング動作により共振動作を行うためのインダクタとを有する高電圧電源装置であって、
前記回路基板は、前記インダクタの電源側とグランドとの間に接続された容量素子を有し、
前記回路基板を半田フロー方式によって半田付けする際に、前記容量素子及び前記インダクタが実装されてから、前記圧電トランスが実装されるように、前記容量素子と前記インダクタと前記圧電トランスを配置することを特徴とする。
本発明によれば、圧電トランスの駆動回路を形成している部品の破壊を防止し、圧電トランスの自動実装を可能にできるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本実施形態に係る高電圧電源装置を備えたタンデム方式のカラーレーザプリンタの具体的な構成例を示す図である。
帯電ローラ(15Y,15M,15C,15K)に印加される帯電バイアスによって帯電された感光体(13Y,13M,13C,13K)の表面にレーザスキャナ(11Y,11M,11C,11K)からレーザ光を照射する。これにより各感光体には、各色に対応した画像の静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器(16Y,16M,16C,16K)に印加される現像バイアスにより、各対応する色のトナーが付着されて可視化される。続いて、各感光体に付着したトナーは順次、転写ローラ(18Y,18M,18C,18K)に印加される転写バイアスにより中間転写ベルト19上に重ね合わせられて転写され、カラーのトナー画像を形成する。なお、図におけるYはイエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、Kはブラックを意味する記号であって、帯電ローラ、レーザスキャナ、現像器の夫々は各色(Y,M,C,K)毎に設けられている。
一方、カセット22に収容された記録紙21は、二次転写ローラ29により中間転写ベルト19上のトナー画像が転写されるように、その搬送タイミングが調整されて給紙ローラ25により給送される。そして記録紙21はレジローラ27により搬送され、二次転写ローラ29により、中間転写ベルト19上のカラーのトナー画像が転写される。さらにカラーのトナー画像を載せた記録紙21は定着器30により定着され、最終的にカラーの印刷物が得られる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図2〜図8を参照して説明する。但し、後述する各実施形態に示す回路図はあくまでも一例であり、本発明はこれらの構成に限定されるものではない。
この第1実施形態では、圧電トランスの焦電効果による電圧上昇を低減するための容量素子(コンデンサ)を電源電圧Vccとグランドとの間に接続する。そして、その容量素子により、圧電トランスが半田フロー槽にて熱せられて発生する過大な電圧が圧電トランスの駆動回路の部品に印加されるのを低減させる。これにより、圧電トランスの駆動回路に使用する部品の破壊を防止できる。また、過大な耐電圧を持つ部品にする必要が無くなる。
図2は、第1実施形態に係る高電圧電源装置における電源回路部としての圧電トランスの駆動回路の構成を示す回路図である。尚、ここでは代表的に負バイアスを出力する高電圧電源装置の例で説明する。尚、以下に説明する各実施形態に係る高電圧電源装置の構成は、正電圧、負電圧のいずれの出力に対しても有効である。また、以下の各実施形態に係る高電圧電源装置を備えた画像形成装置としては図1に示すタンデム方式のカラー画像形成装置が一例として挙げられる。
図2は、イエロー(Y)の画像が形成される感光体を帯電する帯電ローラとマゼンタ(M)の画像が形成される感光体を帯電するための帯電ローラに電圧を印加するための駆動回路が並列に接続された回路である。図2においてイエロー(Y)用とマゼンタ用(Y)の夫々の駆動回路の各部の符号の末尾にY、Mをつけている。なお駆動回路の構成は同様である。
図2において、各駆動回路はバイパス用のコンデンサ200より分岐して配線された構成となっている。電源の分岐点に設けられたバイパス用コンデンサ200は、各駆動回路が異なる周波数で駆動する時の周波数の干渉を防止するために設けられるものである。従って、バイパス用コンデンサ200は、各駆動回路に対して電源が分岐される電源供給ラインの間近に配置されることが望ましく、一般的に電源供給コネクタ(不図示)の近傍に配置される。
図2に示す第1実施形態の高電圧電源装置の駆動回路の構成において、図12の従来例と異なる点は、インダクタ112Yの電源側Vcc端子とグランドとの間にコンデンサ120Yが接続されている点にある。さらに、このコンデンサ120Yは前述したバイパス用コンデンサ200とは異なり、図のように各駆動回路毎に配置される。なお、圧電トランス101の制御に関しては、図12を参照して前述した動作と同様である。よって前述の図12と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。
次に、この第1実施形態に係る圧電トランス駆動回路の動作に関して、図3を参照して説明する。
図3は、第1実施形態に係る圧電トランスを用いた高電圧電源装置の各部の動作波形を示す波形図である。
300は、FET(スイッチング素子)111のゲートに印加される信号121(図2)の電圧波形を示している。301は、FET111のドレインに現れる電圧波形を示している。また302は、インダクタ112に流れる電流を表している。
300で示す電圧がFET111のゲートの閾値電圧以上になってFET111がオンするとインダクタ112に電流が流れて、インダクタ112のエネルギが蓄積される。次に300で示す電圧が低下してFET111がオフすると、このインダクタ112とコンデンサ115との間で、301で示すように共振が起こる。この共振電圧が0Vの時にFET111のオン期間が始まるようにFET111を駆動することにより、効率良く共振が連続的に繰り返される。
一方、この共振動作中のインダクタ112に流れる電流波形は302で示されている。いまFET111がオンした場合、インダクタ112を通過して電流がFET111に流れる。続いてFET111をオフすると、その後も、インダクタ112の誘導性作用によりコンデンサ115を充電するように電流が流れ続ける。更に、インダクタ112に流れる電流が0になって、FET111のドレインに現れる電圧が最大となった後は、逆に電流の回生動作が開始される。これにより、コンデンサ115及びFET111内の回生ダイオード(不図示)より電流が電源Vcc側に流れ込む。こうして圧電トランス101は、上記共振動作により十分に昇圧された電圧が印加されて振動を起こして二次側に高電圧を発生させることとなる。
次に、図2に示す高電圧電源装置の電源回路基板の実装時の焦電効果を説明する。なお、図2において点線部分で囲んだ電源回路部を含む基板がフロー実装される際の搬送方向を矢印Aで示している。図2においては駆動回路を2つ有する電源回路構成を示しているが、駆動回路は2つに限らず、必要な電圧出力数に応じて設けられて、1つの基板に配置することができる。また、駆動回路以外のその他の回路についても駆動回路が実装される基板と同じ基板に配置することができる。
圧電トランス101と、その駆動回路とを具備する高電圧電源装置は、回路基板上に各部品を自動実装するのに際して半田フロー槽に入れられる。このときに圧電トランス101に熱が加わり圧電トランス表面の分極バランスが崩れる。分極バランスが崩れることにより、圧電トランス101の一次側端子間に焦電電荷量Qconstが発生する。この焦電電荷量Qconstは、この圧電トランス101の長さや厚みに依存する電荷量であり、圧電トランス101の形状によって異なるものである。この焦電電荷量Qconstは、圧電トランス単体に半田フロー槽の温度プロファイルと同等の熱を与えたときの発生電圧V0と、圧電トランス101Yの一次側寄生容量C0とにより、Qconst=C0×V0で求めることができる。
図4〜図7を参照して、半田フロー槽を通過していく時の圧電トランス101の端子間に発生する電圧上昇を説明する。
図4及び図5では、第1実施形態の構成に基づく効果を説明するための対比的説明として、図2のようなコンデンサ120が設けられていない従来の高電圧電源装置(図12)の場合で説明する。
図4は、基板400上に圧電トランス101、共振用のコンデンサ115、共振用のインダクタ112、FET111が配置されている具体例を示す図である。ここで基板400は、図中矢印A方向に搬送されて半田フロー槽に進入していき、基板400は半田フロー槽で下降され、溶融している半田に基板の下方から接触する。
図5は、図4に示す基板400を半田フロー槽で自動で実装する場合の圧電トランスの温度上昇及び電圧上昇を説明する図である。
図において、510は、横軸の時間軸に対する、圧電トランス101の一次側端子の電圧上昇を表している。また511は、圧電トランス101の一次側端子の電圧上昇を示しており、その時間軸は一次側端子の電圧上昇510と一致させている。
基板400は、時間軸に沿って半田フロー槽に向かって搬送される。まずタイミング520で、予備加熱工程に進入する。521は、半田フロー槽に浸ける前の予備加熱工程を示している。この工程では、基板400や、実装する部品の急激な温度変化を防止するために徐々に基板400を高温にする。この予備加熱工程521により、510で示すように圧電トランス101の一次側端子間で電圧が徐々に発生する。続いてタイミング522で、予備加熱工程を終了し、半田フロー槽に進入される。更に、タイミング523で、圧電トランス101が半田フロー槽に浸される。この時、圧電トランス101の温度は最も高くなり、圧電トランス101の一次側端子の両端には最大電荷Qconstが発生する。
この圧電トランス101の一次側端子に発生する電圧は、その一次側端子がクリンチ等によりランド或いはスルーホールにて銅はくパターンと接触することにより図4に示す配線130に直接印加される。この圧電トランス101の一次側端子及び配線130に発生する電圧を、図5の511で示している。
この配線130には、共振駆動用のコンデンサ115が接続されている。ここで配線130に発生する電圧V1は、以下の式(1)で表される。尚、ここで圧電トランス101の一次側寄生容量C0、圧電トランス101の一次側端子の発生電荷Qconst、コンデンサ115の容量をC1とする。
V1=Qconst/(C1+C0) ...式(1)
そして次にタイミング524で、圧電トランス101の一次側端子のもう一方の端子が半田フロー槽に浸されるまで、配線130に発生する電圧V1は維持されたままとなる。そしてタイミング524で、圧電トランス101の一次側端子のもう一方の端子が半田フロー槽に浸されることにより、圧電トランス101の一次側の両端子がショートして、その電位V1は「0」となる。
更に、半田フロー槽に浸されたまま圧電トランス101が通過している期間525を経て、タイミング526で、基板400が半田フロー槽から引き上げられると、前述の両端子のショートが解除される。この時、再び、圧電トランス101の一次側端子に電圧が発生する。そして、この電圧は、圧電トランス101の熱が冷めていくに従って徐々に低下していく。
以上説明した工程において、配線130に発生する電圧V1は、FET111のソースとドレイン間に印加される。この電圧V1は、コンデンサ115の容量C1により圧電トランス101単体が発生する焦電電圧V0より低い電圧となる。しかしながら、このコンデンサ115は共振動作のために設けられているもので、その容量C1は、具体的には数百pF程度の値であり、十分に電圧を低下させる役割は果たせない。そのため、電圧V1は高電圧となり、FET111のドレイン−ソース間の耐電圧を超えてしまうことにより、FET111を破壊するおそれがある。
次に、図6及び図7を参照して、第1実施形態に係る高電圧電源装置の回路構成とその効果を説明する。第1実施形態に係る高電圧電源装置の特徴は、図2で前述しているコンデンサ120の存在である。このコンデンサ120は、インダクタ112の電源供給ラインとグランド間に挿入されている。またコンデンサ120の容量C2は、圧電トランス101の一次側寄生容量C0に対して十分に大きな値であることが特徴である。
図6は、本発明の第1実施形態に係る高電圧電源装置の駆動回路の基板401における圧電トランス、共振用コンデンサ、共振用インダクタ、スイッチングFETの具体的配置の一例を示す図である。
尚、圧電トランス101、共振用のコンデンサ115、共振用のインダクタ112、FET111は図2に示す構成と同じである。
図7は、図6の基板401が矢印Aの方向に搬送され、予備加熱から半田フローの実装工程に進入した際の圧電トランスの温度上昇と電圧上昇を説明する図である。尚、図7では前述の図5と同様に、圧電トランス101の一次側端子に発生する電圧は、その端子がクリンチ等によりランド或いはスルーホールにて銅はくパターンと接触して配線130に印加される。図7において、図5と共通する部分は同じ記号で示している。
712は、圧電トランス101の一次側端子及び配線130に発生する電圧を示している。521は予備加熱工程で、この間、圧電トランス101には前述の図5と同様の電圧が発生する。続いて基板401は、半田フロー槽に搬送され、タイミング523で圧電トランス101が半田フロー槽の半田と接触する前に、タイミング527でコンデンサ120及びインダクタ112が半田フロー槽に浸されて銅はくパターンに接続される。そのタイミング527で、圧電トランス101の一次側端子に発生した電荷がインダクタ112を経由してコンデンサ120に充電される経路が確立される。これにより、配線130に発生する電圧が低下する。
従って、タイミング523で圧電トランス101が半田フロー槽に浸された際に、焦電効果により上昇する電圧V2は、コンデンサ120Yの容量をC2とすると、以下の式(2)で表される。
V2=Qconst/(C2+C1+C0) ...式(2)
こうして、この電圧V2がFET111に印加されることとなる。ここで、電圧V2はFET111のドレイン−ソース間の最大定格電圧Vdss以下にする必要がある。即ち、必要なコンデンサ120の容量C2は、式(3)の条件を満たす必要がある。
C2>(Qconst/Vdss)−C1−C0 ...式(3)
一般的には、C2>(Q/V)−C1−C0で表される。
コンデンサ120の容量C2が、この条件を満たすことにより、焦電効果により上昇する電圧V2は、FET111のドレイン−ソース間の最大定格電圧以下となる。
ここで図5と図7とを比較すると明らかなように、第1実施形態に係る高電圧電源装置では、圧電トランス101の一次側端子に発生する電圧V2は、712で示すように、前述の電圧V1に比べて大幅に低下している。これによりFET111の半田フロー槽による自動実装時における駆動回路の部品の破壊を防止することが可能となる。
尚、ここで図6で説明した配置構成では、FET111のソース−ドレイン間の最大定格電圧のみを対象にした。
図8は、第1実施形態の他の例である高電圧電源装置の駆動回路の基板801における圧電トランス、共振用コンデンサ、共振用インダクタ、スイッチングFETの具体的配置例を示す図である。尚、図8において、図6と共通する部分は同じ記号で示している。
この図8に示す配置構成の場合には、半田フロー槽への進入順により、先にFET111のゲートとドレインがショートする。この場合は、焦電効果により上昇する電圧V2が、FET111のゲート―ソース間に印加されてしまう。よって、このFET111の破壊を防止するためには、この電圧V2は、FET111のゲート―ソース間の最大定格電圧Vgss以下にする必要がある。即ち、必要なコンデンサ120の容量C2は、以下の式(4)の条件を満たす必要がある
C2>(Qconst/Vgss)−C1−C0 ...式(4)
こうすることにより、焦電効果により上昇する電圧V2は、FET111のゲート−ソース間の最大定格電圧以下となり、FET111の半田フロー槽による自動実装時の破壊を防止することが可能となる。
次に、コンデンサ120の容量C2に関して具体的数値を用いて説明する。
いま半田フロー槽による自動実装時の温度約260℃における圧電トランス単体での発生電圧を900Vとする。また、この圧電トランスの一次側寄生容量を500pF、共振用コンデンサの容量を470pF、FETのゲート−ソース間電圧の最大定格電圧を30Vとする。このときのコンデンサ120の容量C2は、以下の式(5)の条件を満たす必要がある。
C2>(Qconst/Vgss)−C1−C0
>(900V×500pF/30)−470pF−500pF
>0.014μF ...式(5)
これから、FET111の破壊を防止するためには、コンデンサ120は、0.014μF以上の容量が必要となることが分かる。
以上説明したように第1実施形態に係る高電圧電源装置の駆動回路は、圧電トランス101と、電圧制御発振器110と、電圧制御発振器110から出力される周波数信号の周波数に応じてスイッチング駆動するFET111とを有する。更に、そのスイッチング素子のスイッチング動作により共振動作を行うように並列共振回路を形成されたコンデンサ115とインダクタ112とを備える。そして更に、インダクタ112に接続される電源供給側端子とグランド間に接続された焦電電圧低減用のコンデンサ120とを有する。そしてコンデンサ120とインダクタ112が、圧電トランス101の半田フロー槽を使用した自動実装時に、圧電トランス101よりも先に半田フローに浸されるように基板上に配置されている。これにより、半田フロー槽を使用した自動実装時に発生する圧電トランス101の焦電効果による電圧上昇を低減させることができる。
更に第1実施形態では、コンデンサ120の容量を、電源装置に最適なコンデンサ及びスイッチング素子を選定可能な値に設定する。これにより、スイッチング素子であるFETの破壊を確実に防止しつつ、半田フロー槽による自動実装が可能となる。
これにより手作業による圧電トランスの半田付けなどの作業が不要になるので、実装コストを削減でき、かつ半田フローによる自動実装後の部品の信頼性を向上できるという効果がある。
尚、第1実施形態に係る図6及び図8に示す回路素子(部品)の配置はあくまでも一例であり、本発明はこれに限定されるものでない。但し、半田フローによる自動実装を行う基板においては、圧電トランス101より先にコンデンサ120及びインダクタ112が半田フローに浸されるように実装されることが、本実施形態の重要な構成要素である。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を説明する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る高電圧電源装置における圧電トランスの駆動回路の構成を説明する図である。尚、図9では図2と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。
前述の第1実施形態に係る高電圧電源装置の駆動回路と比較すると、図2の並列共振用のコンデンサ115が存在しない点が異なっている。ここでは、共振回路として、圧電トランス101の寄生容量を共振用コンデンサとして代用している。この構成の場合においても第1実施形態と同様に、図10のように基板1001上に配置し、下記の式(5)によりコンデンサ120の容量C2を決定する。
C2>(Qconst/Vgss)−C0 ...式(5)
図10は、第2実施形態に係る高電圧電源装置の駆動回路の基板に圧電トランス、共振用コンデンサ、共振用インダクタ、スイッチングFETを配置した具体例を示す図である。図10では、図6と共通する部分は同じ記号で示している。
上述の式(5)により算出される容量のコンデンサ120を、電源Vccとグランドとの間に接続する。これにより図10に示すように、半田フロー槽を使用した自動実装時には圧電トランス101よりもコンデンサ120とインダクタ112が先に半田フローに浸される。
即ち、前述の図6の場合と同様に、コンデンサ120及びインダクタ112が半田フロー槽に浸されて銅はくパターンに接続される。これにより、圧電トランス101の一次側端子に発生した電荷がインダクタ112を経由してコンデンサ120に充電される経路が確立される。こうして配線130に発生する電圧が低下する。
以上説明したように第2実施形態によれば、FETのような半導体素子であるスイッチング素子が使用される圧電トランスの駆動回路部品の耐電圧を考慮した容量素子を選定できる。これにより、使用部品の破壊を確実に防止しつつ半田フローによる自動実装が可能となる。これにより、FETの半田フロー槽を使用した自動実装時の部品の破壊を防止することが可能となる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態を説明する。ここでは第1実施形態と異なり、基板1101がリフロー実装であった場合を説明する。
図11は、第3実施形態の一例として、全てが面実装タイプの素子で構成された、圧電トランスの駆動回路の部品が配置された基板を説明する図である。図中の番号は、前述の第1実施形態で説明した図2で表記されている同じ番号に対応する。
リフロー実装の場合は、先にクリーム半田にて基板1101上に実装される部品の端子がそれぞれプリントパターンを介して接続されている状態となる。そのため、第3実施形態の図11に示す配置は、本発明の重要な構成要素ではなく、説明のための一例として記載しているに過ぎない。
また、前述の第1実施形態と異なり、FET111のドレインとゲートが半田によりショート状態になることがない。このため、コンデンサ120の容量決定に際して、FET111のドレイン−ソース間の最大定格電圧Vdssのみを考慮すれば良いことになる。即ち、コンデンサ120の容量値C2は、圧電トランス101の一次側端子間に発生する電荷量Qconst、圧電トランス101の一次側寄生容量をC0、共振駆動用のコンデンサ115の容量をC1とすると、以下の式(6)を満足する値にする。
C2>(Qconst/Vdss)−C1−C0 ...式(6)
これにより、リフロー実装時に圧電トランス101の焦電効果により発生する電圧がFET111の最大定格電圧以下となる。こうしてFETにダメージを与えることなく、リフロー実装を行うことが可能となる。
以上説明したように第3実施形態に係る高電圧電源装置の駆動回路は以下のような構成を備える。即ち、圧電トランスと、周波数制御発振器と、周波数制御発振器からの出力信号でスイッチング駆動するスイッチング素子と、そのスイッチング動作により共振動作を行うように並列共振回路を形成するコンデンサとインダクタとを備える。更に、インダクタに接続される電源供給側端子とグランドとの間に接続されたコンデンサを有する。そして、インダクタに接続される電源供給側端子とグランドとの間に接続されるコンデンサの容量を、上述の式(6)により決定する。
これにより本実施形態に係る高電圧電源装置に最適な容量素子(コンデンサ)及びスイッチング素子を選定することが可能となる。またスイッチング素子の破壊を確実に防止しつつ、リフロー実装が可能となる。
第3実施形態によれば、圧電トランスの焦電効果による電圧上昇を低減するための容量素子を設けることにより、基板がリフロー実装される際にも、圧電トランスの駆動回路部品に印加される電圧を低減させることが可能となる。これにより、使用部品の破壊を確実に防止することが可能となり、装置の信頼性に繋がる。また人手による実装を行わないことによるコストの削減や、リフロー実装後の部品信頼性が向上できる効果がある。
本実施形態に係る高電圧電源装置を備えたタンデム方式のカラーレーザプリンタの具体的な構成例を示す図である。 第1実施形態に係る圧電トランスを有する高電圧電源装置の構成を示す回路図である。 第1実施形態に係る圧電トランスを用いた高電圧電源装置の各部の動作波形を示す波形図である。 従来の高電圧電源装置の基板上の圧電トランス、共振用コンデンサ、共振用インダクタ、スイッチングFETの具体的な配置例を示す図である。 図4に示す基板を半田フロー槽により自動実装する場合の圧電トランスの温度上昇及び電圧上昇を説明する図である。 第1実施形態に係る高電圧電源装置の基板における、圧電トランス、共振用コンデンサ、共振用インダクタ、スイッチングFETの具体的な配置例を示す図である。 図6の基板が矢印の方向に搬送され、予備加熱から半田フロー槽を使用した自動実装工程を実施する際の圧電トランスの温度上昇と電圧上昇を説明する図である。 第1実施形態に係る高電圧電源装置の基板における、圧電トランス、共振用コンデンサ、共振用インダクタ、スイッチングFETの具体的な他の配置例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る高電圧電源装置の構成を説明するブロック図である。 第2実施形態に係る高電圧電源装置の基板における、圧電トランス、共振用コンデンサ、共振用インダクタ、スイッチングFETの具体的な配置例を示す図である。 第3実施形態に係る高電圧電源装置の基板において、全てが面実装タイプの素子で構成された基板を説明する図である。 圧電トランスを用いた従来の高電圧電源回路の一例を示す図である。 図12の圧電トランスの駆動周波数に対する出力電圧の特性を表した図である。

Claims (9)

  1. 圧電トランスと、前記圧電トランスを駆動する周波数信号を発生する周波数制御発振器と、前記圧電トランスの一次側に接続され、前記周波数信号に応じてスイッチング動作を行うスイッチング素子と、前記スイッチング素子によるスイッチング動作により共振動作を行う並列共振回路を構成するコンデンサ及びインダクタとを有する回路基板を有する高電圧電源装置であって、
    前記回路基板は、前記インダクタの電源側とグランドとの間に接続された容量素子を有し、
    前記回路基板を半田フロー方式によって半田付けする際に、前記容量素子及び前記インダクタが実装されてから、前記圧電トランスが実装されるように、前記容量素子と前記インダクタと前記圧電トランスを配置することを特徴とする高電圧電源装置。
  2. 前記容量素子の容量C2は、前記半田フロー方式で半田付けされる際に前記圧電トランスに生じる焦電電荷量をQ、前記圧電トランスの一次側の寄生容量をC0、前記コンデンサの容量をC1、前記圧電トランスの一次側に接続される前記スイッチング素子の耐電圧をVとすると、C2>Q/V−C0−C1の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の高電圧電源装置。
  3. 圧電トランスと、前記圧電トランスを駆動する周波数信号を発生する周波数制御発振器と、前記圧電トランスの一次側に接続され、前記周波数信号に応じてスイッチング動作を行うスイッチング素子と、前記スイッチング素子によるスイッチング動作により共振動作を行うためのインダクタとを有する高電圧電源装置であって、
    前記回路基板は、前記インダクタの電源側とグランドとの間に接続された容量素子を有し、
    前記回路基板を半田フロー方式によって半田付けする際に、前記容量素子及び前記インダクタが実装されてから、前記圧電トランスが実装されるように、前記容量素子と前記インダクタと前記圧電トランスを配置することを特徴とする高電圧電源装置。
  4. 前記容量素子の容量C2は、前記半田フロー方式で半田付けされる際に前記圧電トランスに生じる焦電電荷量をQ、前記圧電トランスの一次側の寄生容量をC0、前記圧電トランスの一次側に接続されるスイッチング素子の耐電圧をVとすると、C2>Q/V−C0の条件を満足することを特徴とする請求項3に記載の高電圧電源装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高電圧電源装置を備えた画像形成装置。
  6. 高電圧を出力する素子を実装する回路基板であって、
    圧電トランスと、
    前記圧電トランスを駆動する周波数信号を発生する周波数制御発振器と、
    前記圧電トランスの一次側に接続され、前記周波数信号に応じてスイッチング動作を行うスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子によるスイッチング動作により共振動作を行う共振回路であって、前記共振回路はコンデンサ及びインダクタとを有し、
    前記インダクタの電源側とグランドとの間に接続された容量素子を有し、
    前記回路基板を半田フロー方式によって半田付けする際に、前記容量素子及び前記インダクタが実装されてから、前記圧電トランスが実装されるように、前記容量素子と前記インダクタと前記圧電トランスを配置することを特徴とする回路基板。
  7. 前記容量素子の容量C2は、前記半田フロー方式で半田付けされる際に前記圧電トランスに生じる焦電電荷量をQ、前記圧電トランスの一次側の寄生容量をC0、前記コンデンサの容量をC1、前記圧電トランスの一次側に接続される前記スイッチング素子の耐電圧をVとすると、C2>Q/V−C0−C1の条件を満足することを特徴とする請求項6に記載の回路基板。
  8. 高電圧を出力する素子を実装する回路基板であって、
    圧電トランスと、
    前記圧電トランスを駆動する周波数信号を発生する周波数制御発振器と、
    前記圧電トランスの一次側に接続され、前記周波数信号に応じてスイッチング動作を行うスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子によるスイッチング動作により共振動作を行うためのインダクタと、
    前記インダクタの電源側とグランドとの間に接続された容量素子とを有し、
    前記回路基板を半田フロー方式によって半田付けする際に、前記容量素子及び前記インダクタが実装されてから、前記圧電トランスが実装されるように、前記容量素子と前記インダクタと前記圧電トランスを配置することを特徴とする回路基板。
  9. 前記容量素子の容量C2は、前記半田フロー方式で半田付けされる際に前記圧電トランスに生じる焦電電荷量をQ、前記圧電トランスの一次側の寄生容量をC0、前記圧電トランスの一次側に接続されるスイッチング素子の耐電圧をVとすると、C2>Q/V−C0の条件を満足することを特徴とする請求項8に記載の回路基板。
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