JP5051658B2 - 印字ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ドットマトリックス方式プリンタで使用されている印字ヘッドに係り、特にヨークの磨耗を防止することが可能な技術に関する。
近年、ドットプリンタ用印字ヘッドは、印刷の鮮明度を高め、処理時間を短縮するために、ワイヤの数が多く高密度になりかつ高速化してきた。それにより用紙にインパクトさせるワイヤの先端も細くなり、リボン引っ掛け等の障害によりワイヤ折損が多くなって来ている。
この種のドットマトリックス方式プリンタで使用されている印字ヘッドとして、特許文献1〜3に示される技術が知られている。
特許文献1及び2に記載される印字ハンマは、印字ワイヤを支持するアマチュアと、該アマチュアを駆動するための圧電素子と、該アマチュアが圧電素子側に後退しているときに該アマチュアを吸引する永久磁石を有する吸引機構と、を具備するものであって、該吸引機構によるアマチュアの吸引によって、該アマチュアの変位を抑制し、リバウンドを速やかに停止させる。
特許文献3に示されるワイヤドットプリンタでは、上述した吸引機構に代えて、印字ワイヤの後部を衝突させる衝突部材が設けられている。この衝突部材は、アマチュアがヨークに再吸引される復帰時において、印字ワイヤの後退を衝突部材により受け止めし、これによって該印字ワイヤを支持するビームの変形を規制する。
特開昭61−215064号公報 特開平03−281356号公報 特開平07−032617号公報
ところで、上述した特許文献に示される印字ヘッドでは、印字ワイヤが折損した場合に、該印字ワイヤが固定されているアマチュアのストロークが大きくなって、該アマチュアがヨークに大きく衝突するという問題が発生する。このような衝突によってヨークが磨耗した場合、折損した箇所の印字ワイヤに新品の印字ワイヤを組み込んでも、磨耗が生じたヨークによって正常な印字を行うことができない。微小の磨耗であればヨーク表面の再研磨により修理可能であるが、印字ワイヤ折損によって、ヨークに対するアマチュアの衝撃力及び衝撃回数が大きければ、折損した印字ワイヤに対応する1箇所のヨークだけが磨耗し、修理することができない。ヘッドの修理は不可能となり、印字ヘッド又はヨークASSY(コイル等の部品を組み込んだもの)は廃棄せざるを得ないという問題点があった。
一方、特許文献に示される印字ヘッドでは、印字ワイヤの後方側に配置された吸引機構、衝突部材によって該印字ワイヤが復帰する際の変位を収束させ、これによって該印字ワイヤを速やかに停止させることができるが、上述したような折損が発生してしまった印字ワイヤに対応できる構成にはなっておらず、この点において改良が期待されていた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、印字ワイヤの折損が発生した場合のヨークの磨耗を未然に防ぐことができ、長期に亙って使用可能な印字ヘッドを提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は、以下の手段を提供している。すなわち、本発明は、印字ワイヤを支持するアマチュアと、該アマチュアに支持される印字ワイヤを案内する案内部材と、該案内部材のガイド通路に沿うようにアマチュアを作動させる可動部とを備え、前記アマチュアの移動方向前方側には、前記アマチュアの可動範囲を越えた前方移動を規制するとともに、該可動範囲を越えた移動によりアマチュアが接触した場合に、該アマチュアを吸着する磁石が設けられていることを特徴とする。
本発明の印字ヘッドによれば、アマチュアの移動方向前方側に、該アマチュアの可動範囲を越えた前方移動を規制するとともに、該可動範囲を越えた移動によりアマチュアが接触した場合に、該アマチュアを吸着する磁石を設けたことから、印字ワイヤの折損が発生して、アマチュアが可動範囲を越えて前方移動した場合に、該アマチュアが磁石に接触して吸着される。そして、このようなアマチュアの磁石への吸着によって、アマチュアが復帰すること無く、アマチュアが復帰する際の衝撃で生じるヨークの磨耗というトラブルを未然に防止することができ、印字ワイヤを長期に亙って使用することができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明に係わる印字ヘッド100の全体図であって、符号1はアマチュアASSY、符号2はアマチュアASSY1の駆動源となる可動部である。
可動部2は、磁路を構成するヨーク3と、該ヨーク3に巻かれたコイル4と、吸引力を発生させるための永久磁石5と、ヨーク3の端部位置にスペーサ6を挟んで設置されかつ内側に位置する可動端7Aが図中、矢印(イ)で示す上方(前方)に付勢されたばね部材7と、から構成されるものであって、該ばね部材7の内側に位置する可動端7A上には、アマチュアASSY1が固定されている。アマチュアASSY1は、アマチュア8の図中上部位置に印字ワイヤ9がロウ付けされることで構成される。
そして、このような可動部2では、印字が行われない場合、永久磁石5の磁束によってばね部材7がヨーク3に吸引され、また、印字が行われる場合、図示しない印字回路からの制御信号により、永久磁石5の吸引力を打ち消す電流がコイル4に供給されることにより、ばね部材7の可動端7Aが開放されて、該ばね部材7の付勢力によってアマチュアASSY1が図中上方(前方)に移動する。
一方、可動部2の上方(前方)位置には、案内手段としてガイドビーム10が固定されている。このガイドビーム10は、中央部にアマチュアASSY1の印字ワイヤ9が挿通されるガイド孔11が、ガイド通路として形成されるものである。このガイド孔11は、印字ワイヤ9を中間部で保持する中間ガイド12を有し、その上端に、印字ワイヤ9の先端部を外部に至らせるピンガイド13を形成している。そして、ピンガイド13の図中上方(前方)位置にて、該ピンガイド13から突出した印字ワイヤ9が、図示しないインクリボン、用紙を介してブラテンを打撃して印字が行われる。また、印字されている時点では、コイル4への通電は停止されていることから、打撃の際の反力と、永久磁石5の吸引力とによって、アマチュアASSY1が引き戻されて、ヨーク3に吸着される。
一方、可動部2と、ガイドビーム10との間に形成された間隙部14には、規制板15が設置されている。この規制板15は、ガイドビーム10の下面に固定され、かつ図2に示すように全体として円盤状に形成された金属板であり、また、該規制板15の中央に形成された開口16には、アマチュア8に支持された印字ワイヤ9が挿通されている。また、この規制板15は、アマチュア8の移動方向前方側(矢印(イ)側)に配置されるものであって、該アマチュア8が可動範囲(符号Xで示す)を越えて前方に移動した場合に、開口16の周縁部が該アマチュア8と衝突して金属音を発する。具体的には、図3に示すように、印字中において、印字ワイヤ9の折損が発生して、アマチュア8が可動範囲Xを越えて大きく前方移動した場合に、該アマチュア8が金属製の規制板15に衝突し、この衝突により金属の衝突音が発せられる。その結果、使用者は、印字中に印字ワイヤ9に障害が生じたことを即座に認識することができる。
前述のアマチュア8はヨーク3に2組設けられており、これらアマチュア8にそれぞれ支持された印字ワイヤ9も2組設けられている。そして、これら印字ワイヤ9が、円盤状に形成された規制板15の開口16に共に挿通されることで、協働して印字処理を行うようにしている。
以上詳細に説明したように本実施形態に示される印字ヘッド100によれば、アマチュア8の前方側(矢印(イ)側)に、該アマチュア8の可動範囲Xを越えた前方移動を規制する金属製の規制板15を設けたことから、印字ワイヤ9の折損が発生して、アマチュア8が可動範囲Xを越えて大きく前方移動した場合に、該アマチュア8が規制板15に衝突することになる。そして、このとき、アマチュア8と規制板15との衝突により金属の衝突音が発せられることから、使用者は、プリンタの印字ワイヤ9に障害が生じたことを即座に認識し装置を停止することで、これによって折損が発生した印字ワイヤ9を速やかに交換することができる。その結果、印字ワイヤ9が折損した場合に、アマチュア8が復帰する際の衝撃で生じるヨーク3の磨耗というトラブルを未然に防止することができ、印字ワイヤ9を長期に亙って使用することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2実施形態を図4〜図6を参照して説明する。本実施形態に示される印字ヘッド101が、第1実施形態に示される印字ヘッド100と異なるのは、規制板15の後面で、かつアマチュア8の前方側(矢印(イ)側)に永久磁石20を貼り付けた点である。
この永久磁石20は、図4及び図5に示されるように、規制板15の開口16と同径の開口21を有するように円盤状に形成されたものであって、図6に示すように、アマチュア8の可動範囲Xを越えた前方移動を規制するとともに、該可動範囲Xを越えた移動によりアマチュア8と接触した場合に、該アマチュア8を吸着するものである。
そして、このようなアマチュア8の永久磁石20への吸着によって、アマチュア8が後方側(矢印(ロ)側)に復帰すること無く、アマチュア8が復帰する際の衝撃で生じるヨーク3の磨耗というトラブルを未然に防止することができる。
また、円盤状に形成された永久磁石20では、中央に形成された開口21に、アマチュア8に支持された2本の印字ワイヤ9が共に挿通されている。そして、これら印字ワイヤ9が、円盤状に形成された永久磁石20の開口21に共に挿通されることで、協働して印字処理を行う。
以上詳細に説明したように本実施形態に示される印字ヘッド101によれば、アマチュア8の前方側(矢印(イ)側)に、該アマチュア8の可動範囲Xを越えた前方移動を規制するとともに、該可動範囲Xを越えた移動によりアマチュア8が接触した場合に、該アマチュア8を吸着する永久磁石20を設けたことから、印字ワイヤ9の折損が発生して、アマチュア8を前方移動した場合に、該アマチュア8が永久磁石20に接触して吸着される。これにより印字ワイヤ9が折損した場合に、アマチュア8が矢印(ロ)方向に復帰する際の衝撃で生じるヨーク3の磨耗というトラブルを未然に防止することができ、印字ワイヤ9を長期に亙って使用することができる。
なお、本実施形態では、規制板15の後面に永久磁石20を貼り付けるようにしたが、これに限定されず、規制板15を設けず、直接、ガイドビーム10の後面に永久磁石20を貼り付けるようにしても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の第1実施形態に係わる印字ヘッド100の正断面図である。 図1の規制板を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係わる印字ヘッド100の印字ワイヤ9が折損した状態を示す正断面図である。 本発明の第2実施形態に係わる印字ヘッド101の正断面図である。 図4の規制板を示す背面図である。 本発明の第2実施形態に係わる印字ヘッド101の印字ワイヤ9が折損した状態を示す正断面図である。
符号の説明
2 ヨーク
8 アマチュア
9 印字ワイヤ
10 ガイドビーム(案内手段)
11 ガイド孔(ガイド通路)
15 規制板
20 永久磁石
100 印字ヘッド
101 印字ヘッド
X 可動範囲

Claims (4)

  1. 印字ワイヤを支持するアマチュアと、
    該アマチュアに支持される印字ワイヤを案内する案内部材と、
    該案内部材のガイド通路に沿うようにアマチュアを作動させる可動部とを備え、
    前記アマチュアの移動方向前方側には、前記アマチュアの可動範囲を越えた前方移動を規制するとともに、該可動範囲を越えた移動によりアマチュアが接触した場合に、該アマチュアを吸着する磁石が設けられていることを特徴とする印字ヘッド。
  2. 前記磁石は円盤状に形成され、該磁石の中央に形成された開口に、前記アマチュアに支持された印字ワイヤが挿通されるとともに、
    該磁石の開口の周縁部に、前記アマチュアが接触されることを特徴とする請求項1に記載の印字ヘッド。
  3. 前記アマチュアは2組設けられ、これら各アマチュアに支持された印字ワイヤは、円盤状に形成された規制板又は磁石の開口に共に挿通されることを特徴とする請求項2に記載の印字ヘッド。
  4. 前記可動部は、前記アマチュアを支持しかつ該アマチュアを前方側に付勢するばねと、該ばねの後方側に設けられて該ばねを吸引又は開放する励磁コイルを有するヨークと、を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印字ヘッド。
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