JP2008044268A - 印字装置 - Google Patents

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Masaaki Imahori
雅明 今堀
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Abstract

【課題】 インクリボンの走行が安定し、インクリボンジャム等の障害発生率が低くなり、繊維屑による印刷不良を防止した印字装置を提供する。
【解決手段】 インクリボン2を介して弾性部材の近傍に侵入する異物の遮蔽手段をフロントヨーク10に設けたことを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、印字装置であるドットラインプリンタのハンマ機構部に関するものである。
ドット印字を行う代表的な印字装置としてドットラインプリンタが挙げられる。ドットラインプリンタは、図1に示すようにハンマ機構部1を印刷桁方向A,Bに往復運動させ、ハンマバンク1とプラテン4の間をC方向に通過するインクリボン2を介して、印字ハンマを駆動させD方向に搬送される印字用紙3にドット印字を行う。
以下、従来のハンマ機構部について詳述する。
図2は、従来のハンマ機構部の一例を示す横断面図である。コムヨーク7,マグネット8,ヨークベース9,フロントヨーク10によって磁気回路を構成し、板バネの先端にドットヘッド5を接合したハンマスプリング6は、ボルト11によってフロントヨーク10と共にヨークベース9に固定されている。印字ハンマを駆動していない間は、ハンマスプリング6先端は所定の撓み量をもってコムヨーク7に磁気吸引された状態にあり、コムヨーク7に取り付けられたハンマコイル12に電流を印加して、ハンマスプリング6に働く磁気吸引力を解除することで、ドットヘッド5がインクリボン2を介して印字用紙3を打撃する事によりドット印字を行う。
図3は、従来のハンマ機構部の一例を示す正面図である。フロントヨーク10およびドットヘッド5は印刷桁方向に複数個配列され、ボルト11でヨークベース9に固定されており、インクリボン2はC方向に走行している。
図4は、図3のE部を下方向から見た拡大断面図である。図中のF部は隣接したフロントヨーク10の隙間であり、ドット印字を行う際のハンマコイル12の発熱によるフロントヨーク10の熱膨張の逃げとして、所定の値(通常0.2〜0.3mm程度)に設定されている。
一般にインクリボン2は其布にインクを含侵させたものであり、印字ハンマの駆動時に、インクリボン2の其布の繊維がドットヘッド13により打撃され、微細な繊維屑14が発生する。繊維屑14はインクリボン2と共にフロントヨーク10の表面に沿ってC方向に移動し、F部からハンマスプリング6とコムヨーク7の吸着部近傍に侵入する。この際、繊維屑14に含まれるインクの油分により所謂ねばって印字ハンマが動作不良になり、印刷不良を誘発する恐れがある。
従来の技術においては、図5に示すようにフロントヨーク10とともにサブリボンセパレータ15をボルト11で固定して、F部を塞ぐことでハンマスプリング6とコムヨーク7の吸着部近傍への繊維屑14の侵入を図った例がある(例えば特許文献1参照)。
特開昭59−167288号公報
前記した従来のハンマ機構部は、図5に示すサブリボンセパレータ15をフロントヨーク10の印刷桁方向全てに対してカバーするように配置すると、サブリボンセパレータ15の歪みや反りによりインクリボン2の走行が不安定となり、インクリボンジャム等の障害が発生する可能性があった。
さらにサブリボンセパレータ15の追加により、部品点数が増加しプリンタの製造コストの上昇に繋がるという欠点もあった。
本発明の目的は、製造コストの上昇なく前記F部からの繊維屑の侵入を防ぎ、プリンタの信頼性をより高めることにある。
前記目的は、ドットヘッドを接合した磁性体であるハンマスプリングと、該ハンマスプリングの前面にあるフロントヨーク、コムヨーク、マグネットとヨークベースからなる磁気回路、前記ハンマスプリングに働く磁気吸引を解除する手段とで構成され、該ハンマスプリングおよび磁気回路を印刷桁方向に複数個配列し構成されたハンマ機構部において、インクリボンを介してハンマスプリングとコムヨークの吸着部近傍に侵入する繊維屑の遮蔽手段をフロントヨークに設けることにより達成される。この遮蔽手段は隣接したフロントヨークに接触部を設けた。
本発明は前述のようにインクリボンを介してハンマスプリングとコムヨークの吸着部近傍に侵入する繊維屑の遮蔽手段をフロントヨークに設けたので、サブリボンセパレータ取付時と比較してインクリボンの走行が安定し、インクリボンジャム等の障害発生率が低くなり、かつ繊維屑による印刷不良を防止し、プリンタの信頼性をより高めることができる。さらに部品点数を維持してプリンタの製造コストの上昇を防ぐことができる。
次に本発明の実施形態を図面と共に説明する。図6に本発明の実施例1の拡大正面図を、図7に図6を下方向から見た断面図を示す。
図7に示すように、印字ハンマの駆動時にインクリボン2の其布の繊維がドットヘッド13により打撃されることで、微細な繊維屑14が発生し、インクリボン2とともにフロントヨーク10の表面に沿ってC方向に移動する。繊維屑14のハンマスプリング6とコムヨーク7の吸着部近傍への侵入を防ぐために、図示のごとくフロントヨーク10の端面形状を変更し、隣接したフロントヨーク間に接触部を設けた。
次に実施例2について説明する。前記実施例1で示した隣接したフロントヨーク間の接触部は、ハンマ機構部内部への繊維屑14の侵入を防ぐことができればどんな構成でも良いが、より異物遮蔽効果を高めるためには点接触よりも面接触が望ましく、接触面は部品製作を容易にするために印刷桁方向に平行な平面であることが望ましい。さらにフロントヨーク10端面は、ハンマ機構部内部のメンテナンスを容易にするため、フロントヨーク10単体でハンマ機構部から取り外し可能な形状であることが望ましい。
図8は図7のG部の拡大図である。図示の如く隣接したフロントヨーク10において、フロントヨーク10表面から接触面までの立ち上がり角度をθ1、フロントヨーク10裏面から接触面までの立ち上がり角度をθ2、フロントヨーク表面から接触面までの距離をa、フロントヨーク裏面から接触面までの距離をb、C方向における隣接したフロントヨーク10の接触長さをc、フロントヨークを単体でハンマ機構部から取り外すための、C方向におけるフロントヨーク10の必要移動距離をdとすれば次式が成り立つ。
d = atan(90-θ1) + btan(90-θ2) + c (1)
ここで隣接したフロントヨーク10には、ドット印字を行う際のハンマコイル12の発熱によるフロントヨーク10の熱膨張の逃げとして所定の値L(通常0.2〜0.3mm程度)の隙間が設定されている。C方向におけるフロントヨーク10の移動可能距離はLであるから、フロントヨーク10が単体でハンマ機構部から取り外し可能であるためには、次式を満たす必要がある。
L ≧ d (2)
したがって(1),(2)式より、次式が成り立つ。
L ≧ atan(90-θ1) + btan(90-θ2) + c (3)
(3)式より、
c ≦ L − { atan(90-θ1) + btan(90-θ2) } (4)
(4)式よりθ1=θ2=90°、すなわち図9に示すようにフロントヨーク10の端面をブロック状の形状にして印刷桁方向に配列すれば、隣接したフロントヨーク10の接触長さcが最大となり、よりハンマ機構部内部への異物遮蔽効果を高めることができる。この場合(4)式において、c≦Lとなるように隣接したフロントヨークの接触長さcを設定すれば、フロントヨーク10が単体でハンマ機構部から取り外し可能となり、ハンマ機構部内部の容易なメンテナンスが実現できる。
次に実施例3について説明する。前記実施例2において、図10に示すようにフロントヨーク10を複数の鋼板による積層で構成すると、容易にプレス加工でフロントヨーク10の端面形状を成型可能となり、より安価な部品製作が可能となる。
本発明は、プリンタのみならず特に防塵効果が必要な機械部品に応用可能である。
従来のドットプリンタの一例を示す斜視図である。 従来のハンマ機構部の一例を示す横断面図である。 従来のハンマ機構部の一例を示す正面図である。 図3のE部を下方向から見た断面図である。 従来のハンマ機構部の一例を示す正面図である。 本発明であるハンマ機構部の一実施形態を示す拡大正面図である。 図6を下方向から見た断面図である。 図7のG部の拡大図である。 本発明であるハンマ機構部の一実施形態を示す下断面図である。 本発明であるハンマ機構部の一実施形態を示す下断面図である。
符号の説明
1:ハンマ機構部、2:インクリボン、3:印字用紙、4:プラテン、5:ドットヘッド、6:ハンマスプリング、7:コムヨーク、8:マグネット、9:ヨークベース、10:フロントヨーク、11:ボルト、12:ハンマコイル、13:ドットヘッド、14:繊維屑、15:サブリボンセパレータ。

Claims (5)

  1. ドット印字用の印字素子を有するドット印字手段と、該ドット印字手段を桁方向に往復させる往復運動手段と、印字用紙を送る紙送り手段と、ハンマバンクと印字用紙の間を桁方向に沿って移動するインクリボンを備えるドットラインプリンタにおいて、
    該ドット印字手段は、ドット印字を行う印字ピンを接合した磁性体である弾性部材を永久磁石により磁気吸引し、該弾性部材に蓄えたエネルギが磁気吸引を解除する手段により解放されることで、該印字ピンが駆動しインクリボンを介して印字用紙にドット印字される方式であって、
    該印字ピンを接合した磁性体である弾性部材と、該弾性部材の前面にあるフロントヨークおよびマグネットとヨークからなる磁気回路、該磁性体である弾性部材に働く磁気吸引を解除する手段とで構成され、前記弾性部材および磁気回路を印刷桁方向に複数個配列し構成されるもので、
    前記インクリボンを介して該弾性部材の近傍に侵入する異物の遮蔽手段を前記フロントヨークに設けたことを特徴とする印字装置。
  2. 前記異物の遮蔽手段は、隣接したフロントヨークに接触部を設けて構成されることを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 前記接触部は、隣接したフロントヨークの端面形状の組合せにより構成されることを特徴とする請求項2記載の印字装置。
  4. 前記フロントヨークは、ハンマ機構部から単体で取り外し可能な端面形状を有する請求項3記載の印字装置。
  5. 前記フロントヨークは、複数の鋼板の積層により構成されることを特徴とする請求項3または4記載の印字装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102189811A (zh) * 2010-02-24 2011-09-21 理光打印系统有限公司 点线式打印机
JP2011194878A (ja) * 2010-02-24 2011-10-06 Ricoh Printing Systems Ltd ドットラインプリンタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59167288A (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 Hitachi Koki Co Ltd インクリボン持上り防止装置

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