JP5051128B2 - 移動無線通信システム及び同システムにおけるハンドオーバー実行方法 - Google Patents

移動無線通信システム及び同システムにおけるハンドオーバー実行方法 Download PDF

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Description

本発明は移動無線通信網のハンドオーバー技術に関する。具体的には、本発明は、移動無線通信システム、同システムにおけるハンドオーバー実行方法、同システムにおける無線局、同システムにおける携帯移動通信端末装置、前記ハンドオーバー実行方法を前記無線局に実行させるためのプログラム、並びに、前記ハンドオーバー実行方法を前記携帯移動通信端末装置に実行させるためのプログラムに関する。
隣接基地局間におけるハンドオーバーについては、従来の多くの技術が提案されている。
例えば特許文献1にはその一例が記載されている。
携帯移動端末装置が第一の基地局と通信中であり、かつ、第一の基地局から、第一の基地局に隣接する第二の基地局に向かって移動中である場合を想定する。携帯移動端末装置は、第一の基地局からの信号の受信電界強度の低下、送信電力の上昇、第二の基地局の信号−干渉比(SIR)の増大などを検出すると、それらを判断基準(トリガー)として第一の基地局から第二の基地局へのハンドオーバーを開始している。
特表2005−509327
近年では、通信方式が相互に異なる複数個の無線インターフェースを備える移動通信端末装置が提案されている。
例えば、WLAN方式の無線インターフェースとW−CDMA方式の無線インターフェースとを備える移動通信端末装置においては、WLAN方式に従って通信を行っている間にその通信を維持できなくなり、W−CDMA方式その他の方式に通信方式を切り替えて、通信を再開することがある。
しかしながら、通信方式を切り替えて通信を再開する場合、通信を再開するまでに時間がかかるため、音声通話、テレビ電話通話のようなリアルタイムサービスの場合には、ユーザーに対する利便性を著しく低下させる。
また、従来行われていたセルラー方式と比較して、パケット通信を基本とするWLAN方式では、ユーザー毎に帯域が保障されない。このため、電波品質がよくても、通信が著しく遅延し、音声の途切れや音声の遅延が発生することがあり、ユーザーに対する利便性を著しく低下させることがあった。
そのため、受信電界強度のみをハンドオーバーの実行の可否の判断基準にすると、受信品質のみしか考慮することができず、無線区間の通信品質の測定基準としては不十分である。
例えば、受信電界強度が高くても、そのエリアの通信が混み合っている場合には、十分なリアルタイムサービス(音声通話やテレビ電話通話)は事実上不可能である。
また、受信電界強度が十分であっても、送信電波がアクセスポイントに届かない場合が考えられるため、受信電界強度のみをハンドオーバーの実行タイミングの判断基準にすると、通信の瞬断が発生する場合がある。
さらに、アクセスポイントと移動通信端末装置との間の無線リンクの品質は良い場合であっても、アクセスポイントとその先の相手方の移動通信端末装置との間のネットワークが混み合い、十分なリアルタイムサービスが受けられない場合がある。
また、WLAN方式その他の事業者免許の不要な無線方式では送信電力が弱いため、送信可能エリアがあまり広くない。そのため、送信可能エリア周辺における通信品質の維持が難しい。
さらに、通信方式が相互に異なる複数個の無線インターフェースを備える移動通信端末装置においては、内部干渉が発生するため、ハンドオーバー先の検索に時間がかかることがある。
本発明は、以上のような従来の移動無線通信システムにおける問題点に鑑みてなされたものであり、通信を瞬断することなく、すなわち、無瞬断でハンドオーバーを実行することを可能にする移動無線通信システム、同システムにおけるハンドオーバー実行方法、同システムにおける無線局、同システムにおける携帯移動通信端末装置、前記ハンドオーバー実行方法を前記無線局に実行させるためのプログラム、並びに、前記ハンドオーバー実行方法を前記携帯移動通信端末装置に実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムであって、前記携帯移動通信端末装置は、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知し、前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知し、前記携帯移動通信端末装置は、前記検索サーバーから通知される前記新たな無線局との間に第二無線リンクを設定するまで、前記通信中の無線局から通知された前記変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)に対応するダウンリンクの受信動作条件(DRP)を変更することによって、前記通信中の無線局との間において前記第一無線リンクを維持することを特徴とする移動無線通信システムを提供する。
前記無線局は、例えば、WLAN(Wireless Local Area Network)機能を有するアクセスポイントから構成される。
前記携帯移動通信端末装置は、例えば、受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更する。
前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、変調方式を選択することができる。
前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、コーディングレートを選択することができる。
前記第一無線リンクをOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式により設定する場合、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、前記OFDMAのサブチャンネル数を選択することができる。
前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から前記アップリンクの送信動作条件の変更通知を受けると、前記通信中の無線局の受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記通信中の無線局の前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更することが好ましい。
前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、変調方式を選択することができる。
前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、コーディングレートを選択することができる。
前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、前記OFDMAのサブチャンネル数を選択することができる。
前記携帯移動通信端末装置は、パケットの衝突回数が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出するように構成することができる。
前記携帯移動通信端末装置は、パケットの伝搬遅延が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出するように構成することができる。
前記携帯移動通信端末装置は互いに通信方式の異なる複数の無線インターフェースを備えるものとして構成することができる。この場合、前記携帯移動通信端末装置は、前記複数の無線インターフェースにより前記通信中の無線局を含む複数の無線局と複数の無線リンクを同時に設定し、前記複数の無線インターフェース間の内部干渉を検知し、前記複数の無線インターフェースのうちの1つの無線インターフェースの動作条件を変更して前記内部干渉を解消するように構成することができる。
前記携帯移動通信端末装置は、例えば、携帯電話装置から構成することができる。
さらに、本発明は、通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおけるハンドオーバー実行方法であって、前記携帯移動通信端末装置が、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知する第一の過程と、前記通信中の無線局が、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知する第二の過程と、前記携帯移動通信端末装置が、前記通信中の無線局から通知された前記変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)に対応するダウンリンクの受信動作条件(DRP)を変更することによって、前記通信中の無線局との間において前記第一無線リンクを維持する第三の過程と、前記携帯移動通信端末装置が、前記検索サーバーから通知される前記新たな無線局との間に第二無線リンクを設定する第四の過程と、からなることを特徴とするハンドオーバー実行方法を提供する。
前記無線局は、例えば、WLAN(Wireless Local Area Network)機能を有するアクセスポイントから構成される。
前記第一の過程においては、受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つが変更されることが好ましい。
前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、変調方式を選択することができる。
前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、コーディングレートを選択することができる。
前記第一無線リンクをOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式により設定する場合、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、前記OFDMAのサブチャンネル数を選択することができる。
前記第二の過程において、前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から前記アップリンクの送信動作条件の変更通知を受けると、前記通信中の無線局の受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記通信中の無線局の前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更することが好ましい。
前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、変調方式を選択することができる。
前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、コーディングレートを選択することができる。
前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、前記OFDMAのサブチャンネル数を選択することができる。
前記第一の過程において、前記携帯移動通信端末装置が、パケットの衝突回数が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出することが好ましい。
前記第一の過程において、前記携帯移動通信端末装置が、パケットの伝搬遅延が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出することが好ましい。
前記携帯移動通信端末装置は互いに通信方式の異なる複数の無線インターフェースを備えるものとして構成することができる。この場合、本方法は、前記携帯移動通信端末装置が、前記複数の無線インターフェースにより前記通信中の無線局を含む複数の無線局と複数の無線リンクを同時に設定し、前記複数の無線インターフェース間の内部干渉を検知し、前記複数の無線インターフェースのうちの1つの無線インターフェースの動作条件を変更して前記内部干渉を解消する過程をさらに備えることが好ましい。
本発明は、通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおける前記無線局であって、前記携帯移動通信端末装置は、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知するものである場合において、前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知するものであることを特徴とする無線局を提供する。
前記無線局は、例えば、WLAN(Wireless Local Area Network)機能を有するアクセスポイントから構成される。
前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から前記アップリンクの送信動作条件の変更通知を受けると、前記通信中の無線局の受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記通信中の無線局の前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更することが好ましい。
前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、変調方式を選択することができる。
前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、コーディングレートを選択することができる。
前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、前記OFDMAのサブチャンネル数を選択することができる。
本発明は、通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおける前記携帯移動通信端末装置であって、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知し、前記通信中の無線局が、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知すると、前記検索サーバーから通知される前記新たな無線局との間に第二無線リンクを設定するまで、前記通信中の無線局から通知された前記変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)に対応するダウンリンクの受信動作条件(DRP)を変更することによって、前記通信中の無線局との間において前記第一無線リンクを維持することを特徴とする携帯移動通信端末装置を提供する。
本発明に係る携帯移動通信端末装置は、受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更することが好ましい。
前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つとしては、変調方式を選択することができる。
前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つとしては、例えば、コーディングレートを選択することができる。
本発明に係る携帯移動通信端末装置は、パケットの衝突回数が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出するものであることが好ましい。
本発明に係る携帯移動通信端末装置は、パケットの伝搬遅延が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出するものであることが好ましい。
本発明に係る携帯移動通信端末装置は、互いに通信方式の異なる複数の無線インターフェースを備えるものとして構成することができる。この場合、本発明に係る携帯移動通信端末装置は、前記複数の無線インターフェースにより前記通信中の無線局を含む複数の無線局と複数の無線リンクを同時に設定し、前記複数の無線インターフェース間の内部干渉を検知し、前記複数の無線インターフェースのうちの1つの無線インターフェースの動作条件を変更して前記内部干渉を解消することが好ましい。
前記携帯移動通信端末装置は、例えば、携帯電話装置から構成することができる。
本発明は、通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおけるハンドオーバー実行方法を前記無線局を構成するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムが行う処理は、前記携帯移動通信端末装置が、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知する場合において、前記通信中の無線局が、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知する処理からなるものであるプログラムを提供する。
本発明は、通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおけるハンドオーバー実行方法を前記携帯移動通信端末装置を構成するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムが行う処理は、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知する第一の処理と、前記通信中の無線局が、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知する場合において、前記通信中の無線局から通知された前記変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)に対応するダウンリンクの受信動作条件(DRP)を変更することによって、前記通信中の無線局との間において前記第一無線リンクを維持する第二の処理と、前記検索サーバーから通知される前記新たな無線局との間に第二無線リンクを設定する第三の処理と、からなるものであるプログラムを提供する。
本発明に係る移動無線通信システムによれば、携帯移動通信端末装置は、ハンドオーバー先である無線局との間に新たな無線リンクを設定するまでの間、送受信動作条件を変更することによって、通信中の無線局との間において無線リンクを協同で維持する。このため、ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になった時点からできるだけ長い時間、通信の連続性が保証され、無線リンクの品質を安定させることができる。すなわち、無瞬断でハンドオーバーを実行することを保証することが可能である。
本発明の第一の実施形態に係る移動無線通信システムの概念図である。 本発明の第一の実施形態に係る移動無線通信システムにおける携帯移動通信端末装置の構造を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る移動無線通信システムにおける携帯移動通信端末装置に内蔵される制御回路の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る移動無線通信システムにおける第一の無線局の構造を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る移動無線通信システムにおける携帯移動通信端末装置の制御回路の動作を表すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態に係る移動無線通信システムにおける第一の無線局の制御回路の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 通信網
103 第一の無線局
104 第二の無線局
102 検索サーバー
105 携帯移動通信端末装置
106 対向通信端末装置
201 OFDMA方式の無線インターフェース
202 W−CDMA方式の無線インターフェース
203 復号器
204 パケット分解回路
205 パケット組立回路
206 符号器
207 測定回路
208 コーデック
209 制御回路
210 エラーレート測定回路
211 パケット衝突検出回路
212 往復伝搬遅延測定回路
221 受信電界強度測定回路
222 送信電力測定回路
301 OFDMA方式の無線インターフェース
302 復号器
303 ネットワークインターフェース
304 符号器
305 エラーレート測定回路
306 測定回路
307 制御回路
図1は本発明の第一の実施形態に係る移動無線通信システムの概念図である。
本実施形態に係る移動無線通信システムは、通信網100と、通信網100に接続された検索サーバー102と、通信網100に接続された複数の無線局(図1においては、第一の無線局103及び第二の無線局104のみを示す)と、複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置105と、から構成される。
通信網100は、例えば、インターネットから構成されている。
検索サーバー102は各無線局の位置を示すデータベースを備えている。検索サーバー102は、携帯移動通信端末装置105から検索要求を受信すると、データベースを検索し、携帯移動通信端末装置105の位置及び携帯移動通信端末装置105が移動する方向に基づいて、携帯移動通信端末装置105の近辺に位置する無線局を特定する。
第一の無線局103及び第二の無線局104はWLANアクセスポイントまたは移動通信網基地局から構成される。本実施形態においては、第一の無線局103はWLANアクセスポイントからなり、第二の無線局104はWLANアクセスポイントまたは移動通信網基地局からなるものとする。
携帯移動通信端末装置105は、例えば、携帯電話装置から構成されている。
図1は、携帯移動通信端末装置105が第一の無線局103と無線リンクを設定し、対向通信端末装置106と通信網100を介して通信中であり、この通信中に矢印Aで示す方向に移動を始め、その結果、第二の無線局104に近づいている状態を示している。
図2は本実施形態における携帯移動通信端末装置105の構造を示すブロック図である。
図2に示すように、携帯移動通信端末装置105は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式の無線インターフェース201と、W−CDMA(WidebandCode Division Multiple Access)方式の無線インターフェース202と、復号器203と、パケット分解回路204と、パケット組立回路205と、符号器206と、測定回路207と、コーデック208と、制御回路209と、エラーレート測定回路210と、パケット衝突検出回路211と、往復伝搬遅延測定回路212と、アンテナ213と、を備えている。
OFDMA方式の無線インターフェース201はWLANアクセスポイントから構成される無線局との間に複数のサブチャンネルを設定する。
W−CDMA方式の無線インターフェース202は、移動通信網基地局からなる無線局との間にスペクトラム拡散チャンネルを設定する。
携帯移動通信端末装置105と対向通信端末装置106との間の送受話信号の授受はコーデック(Codec)208及びW−CDMA方式の無線インターフェース202を介して行われる。
アンテナ213を介してOFDMA方式の無線インターフェース201において受信した信号は復号器203で復号され、パケット分解回路204において元のデジタル信号に変換される。
送信用のユーザデータはパケット組立回路205においてパケットに組み立てられた後、符号器206において符号化され、次いで、OFDMA方式の無線インターフェース201及びアンテナ213を介して送信される。
図3は制御回路209の構成の一例を示すブロック図である。
制御回路209は、中央処理装置(CPU)2091と、第一のメモリー2092と、第二のメモリー2093と、各種命令及びデータを中央処理装置2091に入力するための入力インターフェース2094と、中央処理装置2091により実行された処理の結果を出力する出力インターフェース2095と、中央処理装置2091と他の構成要素とを接続するバス2096と、から構成されている。
第一及び第二のメモリー2092、2093の各々は、リード・オンリー・メモリー(ROM)、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)またはICメモリーカードなどの半導体記憶装置、フレキシブルディスクなどの記憶媒体、ハードディスク、あるいは、光学磁気ディスクなどからなる。本実施形態においては、第一のメモリー2092はROMからなり、第二のメモリー2093はRAMからなる。
第一のメモリー2092は中央処理装置2091が実行するための各種の制御用プログラムその他の固定的なデータを格納している。第二のメモリー2093は様々なデータ及びパラメータを記憶しているとともに、中央処理装置2091に対する作動領域を提供する、すなわち、中央処理装置2091がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納している。
中央処理装置2091は第一のメモリー2092からプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。すなわち、中央処理装置2091は第一のメモリー2092に格納されているプログラムに従って作動する。
測定回路207は、受信電界強度測定回路221と送信電力測定回路222とから構成されている。測定回路207はOFDMA方式の無線インターフェース201及びW−CDMA方式の無線インターフェース202に接続されている。受信電界強度測定回路221は受信電界強度を測定し、測定した受信電界強度を表す信号を制御回路209に送信し、送信電力測定回路222は携帯移動通信端末装置105の送信電力を測定し、測定した送信電力を表す信号を制御回路209に送信する。
エラーレート測定回路210は復号器203の出力に接続されており、OFDMA方式の無線インターフェース201において受信した受信信号のエラーレートを測定し、測定したエラーレートの値を制御回路209に送信する。
制御回路209は、受信電界強度測定回路221から受信した受信電界強度、送信電力測定回路222から受信した送信電力、エラーレート測定回路210から受信したエラーレートの3つの測定値に基づいて、携帯移動通信端末装置105と第一の無線局103との間の無線リンクの品質を判定する。
例えば、第一の無線局(アクセスポイント)103から送信される信号が携帯移動通信端末装置105に届きやすく、かつ、携帯移動通信端末装置105から送信される信号が第一の無線局(アクセスポイント)103に届き易い場合、制御回路209は携帯移動通信端末装置105と第一の無線局103との間の無線リンクは高品質であると判断する。
制御回路209は、この判定結果に基づいて、後述のように、携帯移動通信端末装置105の各種の送信条件(プロファイル)を変更する。
制御回路209は受信電界強度が所定値以下になると、パケット組立回路205、符号器206、OFDMA方式の無線インターフェース201及びアンテナ213を介して検索要求パケットを検索サーバー102に送信する。
さらに、それと同時に、制御回路209は、前述の3つの測定値に基づいて、アップリンクの変調方式、サブチャンネル数及びコーディングレートを決定し、OFDMA方式の無線インターフェース201と符号器206とを再設定し、これら決定したアップリンクの動作条件をパケット組立回路205から制御パケット(プロファイル変更要求)として第一の無線局103に送信する。
第一の無線局103は、携帯移動通信端末装置105から制御パケットを受信すると、第一の無線局103の側から測定した前述の3つの測定値に基づいて、ダウンリンクの変調方式、サブチャンネル数及びコーディングレートを決定し、さらに、ダウンリンクの変調方式、サブチャンネル数及びコーディングレートを決定した値に再設定すると同時に、決定したダウンリンクの動作条件を携帯移動通信端末装置105に通知する。
第一の無線局103から携帯移動通信端末装置105に送信されたダウンリンクの動作条件を示す信号は携帯移動通信端末装置105のパケット分解回路204において受信制御データに変換された後、制御回路209に供給される。制御回路209は、この受信制御データに基づいて、OFDMA方式のインターフェース201の復調方式及びサブチャンネル数を変更する。
パケット衝突検出回路211はパケットの衝突を検出する。パケット衝突検出回路211はパケット組立回路205とパケット分解回路204とに接続されており、携帯移動通信端末装置105から送信されてきたパケットが伝送路上において他のパケットと衝突した回数を検出し、前述の無線リンク以外の通信品質を判断する。
同一エリア内において通信量が増大した場合、携帯移動通信端末装置105は他の携帯移動通信端末装置の送信と衝突しないようにデータを送信するが、衝突回数が多いほどエリア内の通信品質に対する評価は低くなる。
往復伝搬遅延測定回路212はパケット組立回路205とパケット分解回路204とに接続されており、携帯移動通信端末装置105が送信したパケットが対向通信端末装置106において受信され、さらに、対向通信端末装置106からの返信パケットが携帯移動通信端末装置105に届くまでの往復伝搬時間を測定する。
往復伝搬時間の測定結果は制御回路209に送信され、制御回路209は測定された往復伝搬時間が標準往復伝搬時間からどの程度遅延しているかに応じて、携帯移動通信端末装置105と対向通信端末装置106との間の通信品質を判断する。
具体的には、第一の無線局103と対向通信端末装置106との間には多数のルーターが存在するため、これらのルーターを通る他の通信の量に影響されて、携帯移動通信端末装置105から対向通信端末装置106までに信号が届く時間は変化する。制御回路209は、この伝搬遅延時間が短いほど、携帯移動通信端末装置105と対向通信端末装置106との間のネットワーク上の通信を高品質と判断し、伝搬遅延時間が長くなるほど、低品質と判断する。
さらに、制御回路209は、パケット衝突検出回路211から出力された信号に示されるパケットの衝突回数を予め定められた所定値と比較し、パケットの衝突回数が予め定められた所定値以上である場合には、検索サーバー102に対して検索要求を送信する。
また、制御回路209は、往復伝搬遅延測定回路212から出力された信号に示される往復伝搬時間を予め定められた所定値と比較し、往復伝搬時間が予め定められた所定値以上である場合にも、検索サーバー102に対して検索要求を送信する。
測定回路207は、さらに、OFDMA方式の無線インターフェース201及びW−CDMA方式の無線インターフェース202が同時に作動したときに両者間で発生する内部干渉の有無を監視し、内部干渉を検出すると、内部干渉を検出したことを示す信号207aを制御回路209に送信する。
内部干渉が検出されたことを示す信号207aを受信すると、制御回路209は、W−CDMA方式の無線インターフェース202の無線プロファイルを変更し、内部干渉を停止させる。ハンドオーバー中ではない場合には、OFDMA方式の無線インターフェース201の無線プロファイルを変更することにより、内部干渉を停止させることも可能である。
図4は第一の無線局103の構造を示すブロック図である。
図4に示すように、第一の無線局103は、OFDMA方式の無線インターフェース301と、復号器302と、ネットワークインターフェース303と、符号器304と、エラーレート測定回路305と、測定回路306と、制御回路307と、アンテナ308と、から構成されている。
携帯移動通信端末装置105から送信されてきた信号はOFDMA方式の無線インターフェース301において受信され、復号器302に入力され、復号器302において復号される。
復号された受信信号はネットワークインターフェース303を介して通信網100に送信され、通信網100を介して対向通信端末装置106に送信される。
対向通信端末装置106から送信されてきた信号は通信網100を介してネットワークインターフェース303に入力され、符号器304において符号化される。次いで、OFDMA方式の無線インターフェース301から携帯移動通信端末装置105に送信される。
エラーレート測定回路305は復号器302の出力側に接続されており、携帯移動通信端末装置105から送信されてきた信号のエラーレートを測定し、その測定結果を制御回路307に通知する。
測定回路306は、受信電界強度測定回路311と送信電力測定回路312とから構成されている。測定回路306はOFDMA方式の無線インターフェース301に接続されている。受信電界強度測定回路311は受信電界強度を測定し、測定した受信電界強度を表す信号を制御回路307に送信し、送信電力測定回路312は第一の無線局103の送信電力を測定し、測定した送信電力を表す信号を制御回路307に送信する。
制御回路307は、図3に示した携帯移動通信端末装置105の制御回路209と同様の構造を有している。すなわち、制御回路307における中央処理装置は第一のメモリーからプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。すなわち、制御回路307における中央処理装置は第一のメモリーに格納されているプログラムに従って作動する。
制御回路307は、携帯移動通信端末装置105から検索要求を受信すると、ネットワークインターフェース303を介して検索サーバー102に検索要求パケットを送信し、その回答をAP(アクセスポイント)指定データとして受信する。
さらに、制御回路307は、プロファイル変更要求を携帯移動通信端末装置105から受信した場合、第一の無線局103における受信電界強度、送信電力及び受信信号のエラーレートに基づいて、変調方式、サブチャンネル数及びコーディングレートを決定し、関係機器をこれらの値に再設定すると同時に、携帯移動通信端末装置105に通知する。
図5は本実施形態に係る移動無線通信システムにおける携帯移動通信端末装置105の制御回路209の動作を表すフローチャートである。
以下、図5を参照して、本実施形態における携帯移動通信端末装置105の制御回路209の動作を説明する。
現段階では、携帯移動通信端末装置105はOFDMA方式の無線インターフェース201を使用し、WLANアクセスポイントからなる第一の無線局103との間に無線リンクが設定されていると仮定する。
まず、制御回路209は、第一の無線局103から送信されてきた信号の受信電界強度が予め定められた所定値以下になったか否かを判定する(ステップ401)。
第一の無線局103から送信されてきた信号の受信電界強度が予め定められた所定値以下である場合には(ステップ401のYES)、制御回路209は検索サーバー102に検索要求パケットを送信する(ステップ402)。
次いで、制御回路209はダウンリンクの受信電界強度とアップリンクの送信電力を表す値を測定回路207から、ダウンリンクのエラーレートを表す値をエラーレート測定回路210から受け取り、携帯移動通信端末装置105のアップリンクの複数の送信動作条件を表すアップリンク送信側プロファイル(UTP)(変調方式、送信用サブチャンネル数、アップリンクのコーディングレート)を決定する(ステップ403)。
次いで、制御回路209は、アップリンク送信側プロファイル(UTP)の変更に伴い、第一の無線局103におけるアップリンク受信側プロファイル(URP)変更要求メッセージとして携帯移動通信端末装置105が決定したアップリンク送信側プロファイル(UTP)の変更内容を第一の無線局103に送信する(ステップ404)。
次いで、制御回路209は、第一の無線局103からダウンリンク受信側プロファイル(DRP)変更要求メッセージを受信する(ステップ405)。
次いで、制御回路209は、先に決定したアップリンク送信側プロファイル(UTP)と第一の無線局103から受信したダウンリンク受信プロファイル(DRP)とに基づき、携帯移動通信端末装置105における変調方式、復調方式、送信サブチャンネル数、受信サブチャンネル数、およびコーディングレートを変更する(ステップ406)。
このように変調方式を変えることは送信信号をより遠方に到達させるためである。
具体的には、64QAMを16QAMまたは4PSKなどの変調レートの低い変調方式に変更すると、同じ送信電力でも変調レートの低い方式の方が変調レートの高い方式よりも信号の到達距離が長い。
また、コーディングレートを冗長情報が増える方向に変更することにより、エラー修正能力が向上し、データを容易に復元することができる。
更に、サブチャンネルの数を減らし、サブチャンネル一つ当たりのエネルギー密度を上げることによって、信号の到達距離を増大させることができる。
次いで、制御回路209は、検索サーバー102から候補無線局のリストを取得し、そのうちの最適の候補局を選択する(ステップ407)。
その後、制御回路209は、選択した無線局が移動通信網の基地局であるか否かを判定する(ステップ408)。すなわち、選択した無線局が移動通信網の基地局であるか、あるいは、無線アクセスポイントであるかを判定する。
選択した無線局が無線アクセスポイントである場合には(ステップ408のNO)、制御回路209は、現在使用中のOFDMA方式の無線インターフェース201を使用して、新たに選択された基地局との間に無線リンクを設定し、新たに選択された基地局に対向通信端末装置106のアドレスを通知する(ステップ412)。
次いで、制御回路209は旧無線リンクを開放する(ステップ413)。
この後、制御回路209はステップ401以降のステップを再度実施する。
選択した無線局が移動通信網の基地局である場合には(ステップ408のYES)、制御回路209はW−CDMA方式の無線インターフェース202を使用して、新たに選択された基地局との間に無線リンクを設定し、新たに選択された基地局に対向通信端末装置106のアドレスを通知する(ステップ409)。
次いで、制御回路209は、測定回路207からの信号207aに基づいて、OFDMA方式の無線インターフェース201とW−CDMA方式の無線インターフェース202との間の内部干渉の有無を判定する(ステップ410)。
内部干渉がない場合には(ステップ410のNO)、制御回路209は旧無線リンクを開放する(ステップ413)。
内部干渉があった場合には(ステップ410のYES)、制御回路209はW−CDMA方式の無線インターフェース202の無線プロファイルを変更することにより、内部干渉を防止する(ステップ411)。
次いで、制御回路209は旧無線リンクを開放する(ステップ413)。
この後、制御回路209は前述のステップ401以降のステップを再度実施する。
第一の無線局103から送信されてきた信号の受信電界強度が予め定められた所定値を超えている場合には(ステップ401のNO)、制御回路209は、パケット衝突検出回路211から送信される信号が示すパケット衝突回数が予め定められた所定値を超えているか否かを判定する(ステップ421)。
パケット衝突回数が予め定められた所定値を超えている場合には(ステップ421のYES)、制御回路209は検索サーバー102に検索要求を送信する(ステップ423)。
以後、制御回路209はステップ407以降のステップを実施することにより、新たな無線局を決定し、この新たな無線局との間に新たに無線リンクを設定する(ステップ407−413)。
パケット衝突回数が予め定められた所定値以下である場合には(ステップ421のNO)、制御回路209は、往復伝搬遅延測定回路212からの信号に基づいて決定されるパケットの往復伝搬遅延が予め定められた所定値を超えているか否かを判定する(ステップ422)。
パケットの往復伝搬遅延が予め定められた所定値を超えている場合には(ステップ422のYES)、制御回路209は検索サーバー102に検索要求を送信する(ステップ423)。
パケットの往復伝搬遅延が予め定められた所定値以下である場合には(ステップ422のNO)、制御回路209は前述のステップ401以降のステップを再度実施する。
図6は、第一の無線局103の制御回路307の動作を示すフローチャートである。
以下、図6を参照して、第一の無線局103の制御回路307の動作を説明する。
第一の無線局103の制御回路307は、常時、携帯移動通信端末装置105からアップリンク受信プロファイル(URP)変更要求メッセージ(図4のステップ404)を受信したか否かをモニターしている(ステップ501)。
携帯移動通信端末装置105からアップリンク受信プロファイル(URP)変更要求メッセージを受信すると(ステップ501のYES)、制御回路307は、アップリンク受信電界強度とダウンリンクの送信電力とを測定回路306の受信電界強度測定回路311及び送信電力測定回路312からそれぞれ取得するとともに、アップリンクのエラーレートをエラーレート測定回路305から取得する。次いで、制御回路307は、これらの値に基づいて、ダウンリンク送信プロファイル(DTP)(変調方式、送信サブチャンネル数、コーディングレート)を決定する。
次いで、制御回路307は、ダウンリンク送信プロファイル(DTP)をダウンリンク受信プロファイル(DRP)変更要求として携帯移動通信端末装置105に送信する(ステップ503)。
次に、制御回路307は、携帯移動通信端末装置105から取得したアップリンク受信プロファイル(URP)とダウンリンク送信プロファイル(DTP)とに基づいて、携帯移動通信端末装置105の変調方式、復調方式、送信サブチャンネル数、受信サブチャンネル数、アップリンクのコーディングレートを変更する(ステップ504)。
以後、制御回路307は前述のステップ501以降のステップを繰り返して実施する。
携帯移動通信端末装置105からアップリンク受信プロファイル(URP)変更要求メッセージを受信していない場合には(ステップ501のNO)、制御回路307は、携帯移動通信端末装置105から検索要求を受信したか否か判定する(ステップ511)。
携帯移動通信端末装置105から検索要求を受信した場合(ステップ511のYES)、制御回路307は、受信した検索要求を検索サーバー102に転送する(ステップ512)。
以後、制御回路307は前述のステップ501以降のステップを繰り返して実施する。
仮に、ある無線局が検索サーバー102から無線局の候補リストを受け取った場合、その無線局はハンドオーバー先の無線アクセスポイントまたは移動無線通信網の基地局からなる第二の無線局104である。この場合には、第一の無線局103は携帯移動通信端末装置105から検索要求を受信していないことになる(ステップ511のNO)。
このため、以下に述べるステップ521乃至524(破線で囲まれたステップ)は第二の無線局104により実行される。
第二の無線局104は、検索サーバー102から無線局の候補リストを受け取ったか否かを判定する(ステップ521)。
検索サーバー102から無線局の候補リストを受け取った場合には(ステップ521のYES)、第二の無線局104は、携帯移動通信端末装置105に対して無線リンクを設定し、無線局の候補リストを携帯移動通信端末装置105に送信する(ステップ522)。
さらに、第二の無線局104は、携帯移動通信端末装置105から対向通信端末装置106のアドレスを受け取る(ステップ523)。
次いで、第二の無線局104は、このアドレスに基づいて、通信網100を介して対向通信端末装置106に対して無線リンクを設定する(ステップ524)。
以後、制御回路307は前述のステップ501以降のステップを繰り返して実施する。
以上のように、本実施形態に係る移動無線通信システムにおいては、携帯移動通信端末装置105は、その受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、第一の無線局103との無線リンクをできるだけ長時間維持するため、その複数の送信条件(プロファイル)を複数の動作パラメータに基づき変更し、変更したプロファイルを通信中の第一の無線局103に通知する。
この変更処理に先立ち携帯移動通信端末装置105は検索サーバー102に検索要求を第一の無線局103経由で送信し、新しい無線局の検索を要求する。
検索サーバー102はデータベースを検索し、携帯移動通信端末装置105の現在位置に基づいて新たな無線局としての第二の無線局104を選択し、この新たな無線局の識別番号を第一の無線局103を経由して携帯移動通信端末装置105に通知する。
携帯移動通信端末装置105は、この通知に応じてハンドオーバーを開始し、第二の無線局104との間に無線リンクを設定し、さらに、対向通信端末装置106のアドレスを第二の無線局104に通知する。
第二の無線局104はこの通知に応答して、通信網100を介して対向通信端末装置106に無線リンクを設定する。これにより、第一の無線局103から第二の無線局104へのハンドオーバーが完成する。
このように、本実施形態に係る移動無線通信システムによれば、携帯移動通信端末装置105は、ハンドオーバー先である第二の無線局104との間に新たな無線リンクを設定するまでの間、第一の無線局103と通信中の無線リンクを協同で維持することになるため、ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になった時点からできるだけ長い時間、通信の連続性が保証され、無線リンクの品質を安定させることができる。すなわち、無瞬断でハンドオーバーが実行される。
本発明は携帯移動通信技術とIP(インターネットプロトコル)技術を統合するシステムに最適のハンドオーバー技術を提供する。
さらに、本発明は、OFDMA方式とW−CDMA方式の各無線インターフェースを使用し、異なるシステム間のハンドオーバーを可能にする。例えば、本発明は、WLANとW−CDMAとの間のハンドオーバー、さらには、WiMAX、ブルートゥース、iBurst、ワイヤレスUSB等と従来のセルラーシステムとの間のハンドオーバーに対して適用することができる。

Claims (43)

  1. 通信網と、
    前記通信網に接続された検索サーバーと、
    前記通信網に接続された複数の無線局と、
    前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、
    から構成される移動無線通信システムであって、
    前記携帯移動通信端末装置は、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知し、
    前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知し、
    前記携帯移動通信端末装置は、前記検索サーバーから通知される前記新たな無線局との間に第二無線リンクを設定するまで、前記通信中の無線局から通知された前記変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)に対応するダウンリンクの受信動作条件(DRP)を変更することによって、前記通信中の無線局との間において前記第一無線リンクを維持することを特徴とする移動無線通信システム。
  2. 前記無線局はWLAN(Wireless Local Area Network)機能を有するアクセスポイントであることを特徴とする請求項1に記載の移動無線通信システム。
  3. 前記携帯移動通信端末装置は、受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項1または2に記載の移動無線通信システム。
  4. 前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つは変調方式であることを特徴とする請求項3に記載の移動無線通信システム。
  5. 前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つはコーディングレートであることを特徴とする請求項3または4に記載の移動無線通信システム。
  6. 前記第一無線リンクはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式により設定され、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つは前記OFDMAのサブチャンネル数であることを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載の移動無線通信システム。
  7. 前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から前記アップリンクの送信動作条件の変更通知を受けると、前記通信中の無線局の受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記通信中の無線局の前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項3乃至6の何れか一項に記載の移動無線通信システム。
  8. 前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つは変調方式であることを特徴とする請求項7に記載の移動無線通信システム。
  9. 前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つはコーディングレートであることを特徴とする請求項7または8に記載の移動無線通信システム。
  10. 前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つは前記OFDMAのサブチャンネル数であることを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載の移動無線通信システム。
  11. 前記携帯移動通信端末装置は、パケットの衝突回数が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出することを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の移動無線通信システム。
  12. 前記携帯移動通信端末装置は、パケットの伝搬遅延が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出することを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の移動無線通信システム。
  13. 前記携帯移動通信端末装置は互いに通信方式の異なる複数の無線インターフェースを備えており、
    前記携帯移動通信端末装置は、前記複数の無線インターフェースにより前記通信中の無線局を含む複数の無線局と複数の無線リンクを同時に設定し、前記複数の無線インターフェース間の内部干渉を検知し、前記複数の無線インターフェースのうちの1つの無線インターフェースの動作条件を変更して前記内部干渉を解消することを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の移動無線通信システム。
  14. 前記携帯移動通信端末装置は携帯電話装置からなるものであることを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の移動無線通信システム。
  15. 通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおけるハンドオーバー実行方法であって、
    前記携帯移動通信端末装置が、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知する第一の過程と、
    前記通信中の無線局が、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知する第二の過程と、
    前記携帯移動通信端末装置が、前記通信中の無線局から通知された前記変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)に対応するダウンリンクの受信動作条件(DRP)を変更することによって、前記通信中の無線局との間において前記第一無線リンクを維持する第三の過程と、
    前記携帯移動通信端末装置が、前記検索サーバーから通知される前記新たな無線局との間に第二無線リンクを設定する第四の過程と、
    からなることを特徴とするハンドオーバー実行方法。
  16. 前記無線局はWLAN(Wireless Local Area Network)機能を有するアクセスポイントであることを特徴とする請求項15に記載のハンドオーバー実行方法。
  17. 前記第一の過程においては、受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つが変更されることを特徴とする請求項15または16に記載のハンドオーバー実行方法。
  18. 前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つは変調方式であることを特徴とする請求項17に記載のハンドオーバー実行方法。
  19. 前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つはコーディングレートであることを特徴とする請求項17または18に記載のハンドオーバー実行方法。
  20. 前記第一無線リンクはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式により設定され、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つは前記OFDMAのサブチャンネル数であることを特徴とする請求項17乃至19の何れか一項に記載のハンドオーバー実行方法。
  21. 前記第二の過程において、前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から前記アップリンクの送信動作条件の変更通知を受けると、前記通信中の無線局の受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記通信中の無線局の前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項17乃至20の何れか一項に記載のハンドオーバー実行方法。
  22. 前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つは変調方式であることを特徴とする請求項21に記載のハンドオーバー実行方法。
  23. 前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つはコーディングレートであることを特徴とする請求項21または22に記載のハンドオーバー実行方法。
  24. 前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つは前記OFDMAのサブチャンネル数であることを特徴とする請求項21乃至23の何れか一項に記載のハンドオーバー実行方法。
  25. 前記第一の過程において、前記携帯移動通信端末装置が、パケットの衝突回数が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出することを特徴とする請求項15乃至24の何れか一項に記載のハンドオーバー実行方法。
  26. 前記第一の過程において、前記携帯移動通信端末装置が、パケットの伝搬遅延が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出することを特徴とする請求項15乃至25の何れか一項に記載のハンドオーバー実行方法。
  27. 前記携帯移動通信端末装置は互いに通信方式の異なる複数の無線インターフェースを備えており、
    前記携帯移動通信端末装置が、前記複数の無線インターフェースにより前記通信中の無線局を含む複数の無線局と複数の無線リンクを同時に設定し、前記複数の無線インターフェース間の内部干渉を検知し、前記複数の無線インターフェースのうちの1つの無線インターフェースの動作条件を変更して前記内部干渉を解消する過程をさらに備えることを特徴とする請求項15乃至26の何れか一項に記載のハンドオーバー実行方法。
  28. 通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおける前記無線局であって、
    前記携帯移動通信端末装置は、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知するものである場合において、
    前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知するものであることを特徴とする無線局。
  29. 前記無線局はWLAN(Wireless Local Area Network)機能を有するアクセスポイントであることを特徴とする請求項28に記載の無線局。
  30. 前記通信中の無線局は、前記携帯移動通信端末装置から前記アップリンクの送信動作条件の変更通知を受けると、前記通信中の無線局の受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記通信中の無線局の前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項28または29に記載の無線局。
  31. 前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つは変調方式であることを特徴とする請求項30に記載の無線局。
  32. 前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つはコーディングレートであることを特徴とする請求項30または31に記載の無線局。
  33. 前記ダウンリンクの送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つは前記OFDMAのサブチャンネル数であることを特徴とする請求項30乃至32の何れか一項に記載の無線局。
  34. 通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおける前記携帯移動通信端末装置であって、
    前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知し、
    前記通信中の無線局が、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知すると、前記検索サーバーから通知される前記新たな無線局との間に第二無線リンクを設定するまで、前記通信中の無線局から通知された前記変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)に対応するダウンリンクの受信動作条件(DRP)を変更することによって、前記通信中の無線局との間において前記第一無線リンクを維持することを特徴とする携帯移動通信端末装置。
  35. 受信電界強度、送信電力及びエラーレートに基づき、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項34に記載の携帯移動通信端末装置。
  36. 前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つは変調方式であることを特徴とする請求項35に記載の携帯移動通信端末装置。
  37. 前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つはコーディングレートであることを特徴とする請求項35または36に記載の携帯移動通信端末装置。
  38. パケットの衝突回数が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出することを特徴とする請求項34乃至37の何れか一項に記載の携帯移動通信端末装置。
  39. パケットの伝搬遅延が予め定められた所定値を超えたときに、前記通信中の無線局を介して前記検索要求を前記検索サーバーに送出することを特徴とする請求項34乃至38の何れか一項に記載の携帯移動通信端末装置。
  40. 互いに通信方式の異なる複数の無線インターフェースを備えており、
    前記複数の無線インターフェースにより前記通信中の無線局を含む複数の無線局と複数の無線リンクを同時に設定し、前記複数の無線インターフェース間の内部干渉を検知し、前記複数の無線インターフェースのうちの1つの無線インターフェースの動作条件を変更して前記内部干渉を解消することを特徴とする請求項34乃至39の何れか一項に記載の携帯移動通信端末装置。
  41. 前記携帯移動通信端末装置は携帯電話装置からなるものであることを特徴とする請求項34乃至40の何れか一項に記載の携帯移動通信端末装置。
  42. 通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおけるハンドオーバー実行方法を前記無線局を構成するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムが行う処理は、
    前記携帯移動通信端末装置が、前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知する場合において、
    前記通信中の無線局が、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知する処理からなるものであるプログラム。
  43. 通信網と、前記通信網に接続された検索サーバーと、前記通信網に接続された複数の無線局と、前記複数の無線局のうちの任意の1つの無線局と一組のアップリンク及びダウンリンクからなる第一無線リンクを維持しながら通信する携帯移動通信端末装置と、から構成される移動無線通信システムにおけるハンドオーバー実行方法を前記携帯移動通信端末装置を構成するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムが行う処理は、
    前記ダウンリンクの受信電界強度が予め定められた所定値以下になると、通信中の無線局を介して前記検索サーバーに検索要求を送信し、前記検索サーバーに新たな無線局の選択を開始させると同時に、前記アップリンクの複数の送信動作条件(UTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)を前記通信中の無線局に通知する第一の処理と、
    前記通信中の無線局が、前記携帯移動通信端末装置から通知された前記変更したアップリンクの送信動作条件(UTP)に対応するアップリンクの受信動作条件(URP)を変更すると同時に、前記ダウンリンクの複数の送信動作条件(DTP)のうちの少なくとも1つを変更し、変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)を前記携帯移動通信端末装置に通知する場合において、前記通信中の無線局から通知された前記変更したダウンリンクの送信動作条件(DTP)に対応するダウンリンクの受信動作条件(DRP)を変更することによって、前記通信中の無線局との間において前記第一無線リンクを維持する第二の処理と、
    前記検索サーバーから通知される前記新たな無線局との間に第二無線リンクを設定する第三の処理と、
    からなるものであるプログラム。
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