JP5051074B2 - 光走査装置 - Google Patents
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Description
これに対して本願出願人は、3自由度捻り振動系を圧電バイモルフで加振することにより2個の振動モードを励振して、中央に配置されたミラーを2方向に捻り振動させ、2次元の光走査をするように構成した光走査装置を既に提案している(特許文献1参照)。
これを解決するために、「(A)ダンピングで奪われるエネルギーに負けない運動エネルギーを供給できるような強力な加振源の工夫」、「(B)ダンピングが小さいミラー形状の工夫」、「(C)運動を妨げる気体そのものの除去」、「(D)周囲の気体の流れを改善する工夫」等が考えられる。
(C)については、例えば、光走査装置が実装された空間を所定の圧力環境(真空)にして密閉する等の方法が提案されている(特許文献4、特許文献5、特許文献6参照)。
したがって、振動する第1剛体部材が第3開管型気体流路の一端側の開口(以下、開口端という)に近づく過程では、開口端付近の気体は、第3開管型気体流路内の共振振動によって第3開管型気体流路内に向かう力を受ける。さらに、振動する第1剛体部材が開口端から遠ざかる過程では、開口端付近の気体は、第3開管型気体流路内の共振振動によって第3開管型気体流路の外側に向かう力を受ける。すなわち、開口端付近の気体は、第1剛体部材の移動方向と同じ方向に移動しているため、気体への抵抗が小さくなる。
以下に本発明の第1実施形態について図面をもとに説明する。
図1(a)は本発明が適用された第1実施形態の2次元光走査装置1の斜視図、図1(b)は2次元光走査装置1の分解斜視図、図2は光走査部2の構成を示す平面図、図3(a)は図2における領域R1の拡大図、図3(b)は図2における領域R2の拡大図、図4は流路形成部4の斜視図、図5は図1(a)のA−A断面部を示す斜視図である。
以下、第1フレーム102、第2フレーム103、第3フレーム104、第2捻りバネ106、及び第3捻りバネ107をまとめて振動子領域114という。
光走査部2は、第0フレーム101を固定端として、中心軸i,j,kに対しての捻り自由度を持つ3自由度捻り振動子になっている。
振動モード1の共振周波数f1を1000Hz、
振動モード2の共振周波数f2を5000Hz、
振動モード3の共振周波数f3を40000Hz、
振動モード1における第1フレーム102、第2フレーム103、第3フレーム104の振幅比r1を「1:−20:0.5」、
振動モード2における第1フレーム102、第2フレーム103、第3フレーム104の振幅比r2を「1:0.01:−50」、
振動モード3における第1フレーム102、第2フレーム103、第3フレーム104の振幅比r3を「1:0.02:−0.03」、
として設計した場合の、3自由度捻り振動子の動作を説明する。
次に、ダンピング低減部3によるダンピング低減のメカニズムを説明する。図6は2次元光走査装置1の断面を模式的に示した図である。
また共振振動波長λは、気体の流速を「V」とすると式(8)で表される。
λ = V/f ・・・(8)
ここで、気体の流速すなわち音速は、標準気体では331[m/s]であるので、共振振動波長λの算出において標準気体の音速を用いている。
このように構成された2次元光走査装置1における閉管型気体流路12内の気体の動きを図8を用いて説明する。
また、振動子領域114が左回転して位相角90°に近づく過程では、左側流路の開放端付近の気体は、振動運動に従い下側へ移動する。振動子領域114の左側は下側に向かうが、下側の気体が同じ方向に移動しているため、気体への抵抗が小さくなる。
上記のダンピング低減効果をエネルギー的に説明することもできる。
左側流路および右側流路がない場合は、振動子領域114の運動が振動子領域114周辺の気体分子の運動に伝わり、その運動が周辺の気体の運動へと広く拡散してしまう。したがって、周辺気体分子の運動にエネルギーを奪われる分だけのエネルギーを振動子領域114に供給しなければならない。
以下に本発明の第2実施形態について図面とともに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態の流路形成部4は、図9に示すように、板形状の本体部11の内部に、一端22aに開口23aを有するとともに他端22bに開口23bを有する流路22(以下、開管型気体流路22という)が2つ形成されて構成される。以下、一端22aを開口端22a、他端22bを開口端22bともいう。
図10に示すように、開管型気体流路22は、一端22a及び他端22bがともに開口されている。このため、一端22a側および他端22b側の気体は自由に運動できる。
このように構成された2次元光走査装置1における開管型気体流路22内の気体の動きを図12を用いて説明する。
また、振動子領域114が左回転して位相角90°に近づく過程では、左側の開放端付近の気体は、振動運動に従い下側へ移動する。振動子領域114の左側は下側に向かうが、下側の気体が同じ方向に移動しているため、気体への抵抗が小さくなる。
さらに、振動子領域114が右回転して位相角180°を経て位相角270°に近づく過程では、左側の開放端付近の気体は、振動運動に従い上側へ移動する。振動子領域114の左側は上側に向かうが、下側の気体が同じ方向に移動しているため、気体への抵抗が小さくなる。このとき、右側の開放端付近の気体は、下側へ移動する。振動子領域114の右側は下側に向うが、下側の気体が同じ方向に移動しているため、気体への抵抗が小さくなる。
以上説明した実施形態において、開管型気体流路22は本発明における第1開管型気体流路である。
以下に本発明の第3実施形態について図面とともに説明する。尚、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
l = λ − 2d ・・・(9)
以下に、共振振動の周波数f(以下、共振振動周波数fという)が14kHz、28kHz、40kHzの場合における開管型気体流路32の管長さlの計算例を表3に示す。
このように構成された2次元光走査装置1における開管型気体流路32内の気体の動きを図15を用いて説明する。
V = f・λ ・・・(10)
ここで、管長さlは式(9)で表される長さである。このため、振動子領域114の位相角が0°のときに、振動子領域114の左側で発生した圧力波(矢印Y41を参照)が、開管型気体流路22を通過して(矢印Y42,Y43,Y44を参照)、振動子領域114の右側に到達する(矢印Y45を参照)までの移動距離はλである。したがって、その移動に要する時間tは式(11)で表される。
そして、振動子領域114が共振振動周波数fでするときに、位相角が0°から360°になるまでに要する時間は「1/f」である。したがって、位相角が0°のときに発生した圧力波は、位相角が360°のときに振動子領域114の右側に到達する(矢印Y45を参照)。このとき、振動子領域114の右側は上側へ変位しようとしているので、圧力波は、振動子領域114の変位を加勢する方向の力として作用する。
なお、ディフューザ部32cの作用により、開管型気体流路32内の気体は一方向に流れ易くなっている。このため、開管型気体流路32内で気体の流れが衝突することなく、一方向の流れができるので、連続的に圧力波が伝わる。
(第4実施形態)
以下に本発明の第4実施形態について図面とともに説明する。尚、第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
以下に本発明の第5実施形態について図面とともに説明する。尚、第5実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第5実施形態の流路形成部4は、図21(a)に示すように、板形状の本体部11の内部に、ヘルムホルツ共振器として構成された気体共振器71が2つ形成されて構成される。
図23(a)に示すように、中心軸iを回転軸とする捻り振動をする振動子領域114の図中の左端が、図中の左側の気体流路73(以下、左側気体流路73ともいう)の開口73aに近付くとともに、振動子領域114の図中の右端が、図中の右側の気体流路73(以下、右側気体流路73ともいう)の開口73aから遠ざかるときには、左側気体流路73内の気体G1は図中の下側に移動する(矢印Y51を参照)とともに、右側気体流路73内の気体G2は図中の上側に移動する(矢印Y52を参照)。
まず、マスの質量mは、式(12)で近似される。
ここで、ρは気体流路73内の気体の密度、Sは気体流路73の断面積、lは気体流路73の管長さである。またδは、気体流路73の管端近傍の気体の質量をマスの質量mに含めるための開口端補正である。
δ = 1.6r ・・・(14)
式(13)は、例えば、「“オーディオの科学”、スピーカーの低域再生能力−ヘルムホルツ共鳴と過渡歪−、[online]、[平成20年8月25日検索]、インターネット<URL : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/helmholtz.htm>」に基づいている。
まず、高速の気体の振動では断熱膨張・圧縮が起きていると考える。そして、断熱膨張・圧縮していない状態での気体収容容器72内の気体の圧力、体積をそれぞれP0、V0、断熱圧縮後の気体収容容器72内の気体の圧力、体積をそれぞれP、V、さらに比熱比をγとして、気体の状態方程式は式(15)で表される。
したがって、式(23)と式(24)とを比較することにより、気体流路73内の気体をマス、気体収容容器72内の気体をバネとした場合の、気体収容容器72内の気体のバネ係数kは、式(25)で表される。
このため、標準状態での音速は、式(29)を用いて、式(32)で表される。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
Claims (11)
- 光を反射させる反射面を有する第1剛体部材と、
前記第1剛体部材に対して所定の隙間を介して設けられた第0剛体部材と、
前記第1剛体部材と前記第0剛体部材とを連結させるとともに、回転トルクが作用するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは逆の方向に回転トルクが発生する弾性体から構成され、前記第1剛体部材を捩じり振動させる弾性変形部材とを備え、
前記第1剛体部材及び前記弾性変形部材が、固有の周期的外力が作用した場合に大きい回転角で捩じり振動する捩じれ振動系を構成する光走査装置であって、
一端に前記第1剛体部材に対面する開口を有するとともに他端が閉口されて、内部に気体が流れる流路である閉管型気体流路を備え、
前記閉管型気体流路の長さは、
前記捩じれ振動系の共振周波数と等しい周波数で気体が振動するときの波長の4分の1の奇数倍の長さに、前記閉管型気体流路の開口端補正を施した長さである
ことを特徴とする光走査装置。 - 前記閉管型気体流路を2つ備え、
この2つの前記閉管型気体流路の開口端は、前記捩じれ振動系の捻じり軸を挟んで両側に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。 - 光を反射させる反射面を有する第1剛体部材と、
前記第1剛体部材に対して所定の隙間を介して設けられた第0剛体部材と、
前記第1剛体部材と前記第0剛体部材とを連結させるとともに、回転トルクが作用するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは逆の方向に回転トルクが発生する弾性体から構成され、前記第1剛体部材を捩じり振動させる弾性変形部材とを備え、
前記第1剛体部材及び前記弾性変形部材が、固有の周期的外力が作用した場合に大きい回転角で捩じり振動する捩じれ振動系を構成する光走査装置であって、
前記第1剛体部材に対面する開口を両端に有し、内部に気体が流れる流路である第1開管型気体流路を備え、
前記第1開管型気体流路の両端は、前記捩じれ振動系の捻じり軸を挟んで両側に配置され、
前記第1開管型気体流路の長さは、
前記捩じれ振動系の共振周波数と等しい周波数で気体が振動するときの波長の整数倍の長さに、前記第1開管型気体流路の開口端補正を施した長さである
ことを特徴とする光走査装置。 - 前記第1開管型気体流路を2つ備えることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
- 光を反射させる反射面を有する第1剛体部材と、
前記第1剛体部材に対して所定の隙間を介して設けられた第0剛体部材と、
前記第1剛体部材と前記第0剛体部材とを連結させるとともに、回転トルクが作用するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは逆の方向に回転トルクが発生する弾性体から構成され、前記第1剛体部材を捩じり振動させる弾性変形部材とを備え、
前記第1剛体部材及び前記弾性変形部材が、固有の周期的外力が作用した場合に大きい回転角で捩じり振動する捩じれ振動系を構成する光走査装置であって、
前記第1剛体部材に対面する開口を両端に有し、内部に気体が流れる流路である第2開管型気体流路を備え、
前記第2開管型気体流路の両端は、前記捩じれ振動系の捻じり軸を挟んで両側に配置され、
前記第2開管型気体流路の長さは、
前記捩じれ振動系の共振周波数で気体が振動するときの波長と等しい長さに、前記第2開管型気体流路の開口から前記捩じれ振動系までの距離の2倍の長さを減算した長さである
ことを特徴とする光走査装置。 - 前記第2開管型気体流路の長さ方向に沿って当該第2開管型気体流路の断面積が急に小さくなり、その後に徐々に大きくなるように、前記第2開管型気体流路の内壁から突出する突出部を備えることを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
- 前記第2開管型気体流路を2つ備えることを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
- 前記第2開管型気体流路の両端の開口のうち、前記捩じれ振動系の捻じり軸を挟んで一方の側に配置された開口を一端側開口、前記捩じれ振動系の捻じり軸を挟んで他方の側に配置された開口を他端側開口とし、
2つの前記第2開管型気体流路のそれぞれに備えられた前記突出部は、
前記一端側開口から前記他端側開口に向かう方向に沿って当該第2開管型気体流路の断面積が徐々に大きくなるように突出する
ことを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。 - 前記第2開管型気体流路の両端の開口のうち、前記捩じれ振動系の捻じり軸を挟んで一方の側に配置された開口を一端側開口、前記捩じれ振動系の捻じり軸を挟んで他方の側に配置された開口を他端側開口とし、
2つの前記第2開管型気体流路のうち、
一方の前記第2開管型気体流路に備えられた前記突出部は、
前記一端側開口から前記他端側開口に向かう方向に沿って当該第2開管型気体流路の断面積が徐々に大きくなるように突出し、
他方の前記第2開管型気体流路に備えられた前記突出部は、
前記他端側開口から前記一端側開口に向かう方向に沿って当該第2開管型気体流路の断面積が徐々に大きくなるように突出する
ことを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。 - 光を反射させる反射面を有する第1剛体部材と、
前記第1剛体部材に対して所定の隙間を介して設けられた第0剛体部材と、
前記第1剛体部材と前記第0剛体部材とを連結させるとともに、回転トルクが作用するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは逆の方向に回転トルクが発生する弾性体から構成され、前記第1剛体部材を捩じり振動させる弾性変形部材とを備え、
前記第1剛体部材及び前記弾性変形部材が、固有の周期的外力が作用した場合に大きい回転角で捩じり振動する捩じれ振動系を構成する光走査装置であって、
内部に気体を収容可能な容器である気体収容容器と、
前記第1剛体部材に対面する開口を一端に有するとともに、前記気体収容容器に接続された開口を他端に有し、内部に気体が流れる流路である第3開管型気体流路と
を有し、ヘルムホルツ共振器として構成された気体共振器を備え、
前記気体共振器の共振周波数は、前記捩じれ振動系の共振周波数に等しい
ことを特徴とする光走査装置。 - 前記捩じれ振動系の共振周波数をf、前記第3開管型気体流路の長さをl、前記第3開管型気体流路の断面積をS、前記気体収容容器の体積をV0、音速をv、円周率をπ、前記第3開管型気体流路の開口端補正の値をδとして、
前記第3開管型気体流路の長さ、前記第3開管型気体流路の断面積、及び前記気体収容容器の体積は、下式(1)を満たす値である
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