JP5051065B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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画像形成装置の稼働率の低下を防止するためには、事前に、画像形成処理が停止するジョブを把握して、用紙の補充や、ジョブの実行予約順の変更、ジョブの保留、ジョブの削除、ジョブの設定条件の変更等といった画像形成処理を停止させないための処理を行う必要がある。
図13のジョブリスト画面では、実行中のジョブを含む予約された複数のジョブの設定情報が、実行予約順に一覧表示されており、各ジョブのモード(例えば、プリンタモード、コピーモード)、状態(実行中、又は、予約)、枚数(例えば、20枚)、部数(例えば、3部)、残枚数(例えば、60枚)、時間(例えば、1分)、ユーザ名(例えば、Yamada Tarou)、ファイル名(例えば、テストファイル)が、互いに対応付けて認識できるようになっている。
第1軸がトレイ情報又は用紙情報、第2軸が用紙の使用予定枚数を示す二次元の表上に、予約された各ジョブの予約情報を表示したジョブスケジューリング画面を表示部に表示する制御部と、
各トレイの用紙に関するトレイ用紙情報を記憶する記憶部と、
を備え、
前記制御部は、
予約された各ジョブの設定条件に基づいて、各ジョブの使用するトレイ又は用紙を特定し、各ジョブの用紙の使用予定枚数に相当する第2軸の長さ分の前記予約情報を、特定したトレイ又は用紙に対応する第1軸上の位置に表示し、
予約された各ジョブの設定条件と前記トレイ用紙情報とに基づいて、少なくとも一部の画像形成処理が不可となる停止要因を有するジョブが予約されているか否かを判断し、停止要因を有するジョブが予約されていると判断した場合に、当該停止要因を有するジョブに関するジョブ情報を、前記ジョブスケジューリング画面に表示することを特徴とする。
前記制御部は、前記ジョブスケジューリング画面において、前記選択部により、停止要因を有するジョブの前記予約情報が選択された場合に、当該ジョブに関する前記ジョブ情報を表示することを特徴とする。
前記制御部は、前記停止要因を有するジョブに関する前記予約情報を、各停止要因に応じた態様で前記ジョブスケジューリング画面に表示することを特徴とする。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、本体部10と、これにオプション接続された大容量トレイユニット20及び後処理部30と、を備えて構成される。
例えば、何れかのポストインサータPI1、PI2に、用紙片の一部に突出したタブ部を有するタブ紙や異なる配色を施されたカラーシート、すでに画像形成された用紙(以下、タブ紙等と称する)等を載置し、ジョブの設定に従って給紙することにより、本体部10から搬送された複数の印字用の用紙間に、これらの用紙を挿入することができる。
スキャナ部200により読み取られた画像(アナログ画像信号)は、後述する状態管理部100に出力され、状態管理部100においてA/D変換され、各種画像処理が施された後、画像形成部600に出力される。そして、画像形成部600において、本体部10又は大容量トレイユニット20に備わる何れかの給紙トレイFT1〜FT9から給紙された用紙上に、ディジタル画像データに基づく画像が形成される。
画像形成された用紙は、画像形成部600内の搬送部610により後処理部30に搬送され、後処理部30の後処理機構により所定の後処理を施された後、排紙トレイET1、ET2の何れかに排紙される。
なお、本実施形態における以下の説明では、上述した給紙トレイFT1〜9と、ポストインサータPI1、PI2とを「トレイ」と総称する。
また、給紙トレイFT1〜FT9、ポストインサータPI1、PI2、排紙トレイET1、ET2の形態は、図1に例示したものに限定されず、例えば、その数は図示したものより多くても少なくてもよい。
本体部10は、状態管理部100と、スキャナ部200と、ADF部300と、プリントコントローラ400と、給紙トレイFT1〜FT3と、残量検出センサDと、操作表示部500と、画像形成部600と、を備えて構成される。
ここで、本実施形態の画像形成装置1は、複数のジョブを予約可能となっており、制御部101は、予約されたジョブに応じた画像形成処理を、ジョブの実行予約順に実行する。
また、制御部101は、後述するように、予約された複数のジョブの設定条件に基づいて、予約された複数のジョブの予約情報Rを示すジョブスケジューリング画面を、表示部501に表示する制御を実行する。
具体的には、不揮発メモリ104は、後述するジョブ予約画面において入力されたジョブの設定情報を記憶する。
また、不揮発メモリ104は、後述する記憶部としてのトレイ情報テーブル104aを備え、各トレイに収容する用紙に関するトレイ用紙情報を記憶する。
また、不揮発メモリ104は、後述するように、ユーザにより設定されたジョブスケジューリング画面の更新タイミングに関する情報を記憶する。
書き込み処理部106は、圧縮・伸長IC108から入力される画像データに基づくPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成し、画像形成部600へ出力する。
具体的には、読み取り処理部105から入力されたディジタル画像データ、又はプリントコントローラ400から入力された画像データを圧縮・伸長IC108により圧縮させ、圧縮された画像データを画像メモリ109の圧縮メモリ109aに書き込んで一時的に記憶させる。また、画像メモリ109に記憶されている画像データを圧縮・伸長IC108により伸長させ、書き込み処理部106に出力する。この際、制御部101から合成処理を施す旨の制御信号が出力された場合には、DRAM制御IC107は、画像データを圧縮・伸長IC108により伸長させてから、不揮発メモリ104内の固有の画像データを重ね書きして、書き込み処理部106に出力する。
また、DRAM制御IC107は、プリントコントローラ400から入力された制御データを制御部101に出力する。
画像メモリ109は、例えば、DRAMで構成される圧縮メモリ109a、ページメモリ109bを有する。圧縮メモリ109aは、例えば、DRAM制御IC107から入力される制御信号に従って、圧縮・伸長IC108で圧縮されたジョブファイルを一時的に記憶する。ページメモリ109bは、例えば、印刷出力前にプリント出力対象の非圧縮のジョブファイルを一時的に記憶する。
ここで、給紙トレイFT1〜FT9、ポストインサータPI1、PI2のそれぞれは、
予め設定された紙種・用紙サイズ・坪量の用紙を収容するようになっており、各トレイに収容される用紙の紙種・用紙サイズ・坪量に関する情報が、残量検出センサDにより検出された各トレイの用紙残量とともに、トレイ用紙情報として、トレイ情報テーブル104aに記憶されている。
図3に示すように、トレイ情報テーブル104aは、各トレイ(給紙トレイFT1〜FT9、ポストインサータPI1、PI2)に収容する用紙の紙種・用紙サイズ・坪量と、残量検出センサDにより検出された各トレイの用紙残量と、をトレイ用紙情報として記憶している。トレイ情報テーブル104aにおいて、各トレイに、用紙の紙種・用紙サイズ・坪量が対応づけられることにより、各トレイに収容される用紙が設定されることとなる。
また、図3のトレイ情報テーブル104aでは、各給紙トレイFT1〜FT9とポストインサータPI1、PI2に「普通紙・A4・62−71g/m2」の用紙、「普通紙・A4・50−61g/m2」の用紙、「上質紙・A3・50−61g/m2」の用紙、「○○特別紙・A4・62−71g/m2」の用紙のうちの何れかの用紙を収容する設定となっている。すなわち、これら以外の用紙は、この画像形成装置1では使用することができない設定となっている。
具体的には、プリントコントローラ400は、予約部として、後述するジョブの設定条件を含むデータを外部装置から受信し、当該データを本体部10へ送信する。プリンタコントローラ400から本体部10に送信されたジョブの設定条件は、その他、モード、ユーザ名、ファイル名、後処理モード、排紙トレイET1、ET2等の情報とともに、ジョブの設定情報として、制御部101に出力され、不揮発メモリ104に実行予約順とともに格納されることとなる。
また、表示部501の画面上には、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネル502が構成されており、手指やタッチペン等で操作された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として操作表示制御部503に出力する。
ユーザは、表示部501に表示されたジョブ予約画面上でタッチパネル502を操作して、ジョブの設定条件として、トレイ設定情報(例えば、給紙トレイFT1)及び用紙設定情報(例えば、普通紙・A4・62−71g/m2)の何れか一方又は両方を設定することにより、ジョブが使用するトレイ及び/又は用紙を設定する。また、ジョブの設定条件として、トレイ設定情報が設定されずに用紙設定情報のみが設定された場合、すなわち、トレイが設定されずに用紙が設定された場合には、後述するトレイ情報テーブル104aに基づいて、設定された用紙を収容するトレイが自動的に選択されることとなる。
また、LD部620の搬送経路上には、図示しない複数のセンサが設けられている。これらのセンサは、用紙が通過する際に検出信号を発生し、これをプリンタ制御部630に出力する。
LD部620は、プリンタ制御部630からの指示に基づいて、LD部620の感光体ドラム622表面を帯電部623により帯電させ、書き込み処理部106から入力されたPWM信号に基づいてLD621により感光体ドラム622表面にレーザ光を照射することにより静電潜像を形成する。そして、現像部624において感光体ドラム622表面の静電潜像を含む領域にトナーを付着させ、転写部625により用紙にトナーを転写して画像を形成する。そして、転写された画像を定着部626で定着させた後、画像形成済みの用紙を排紙ローラ613により後処理部30へ搬送する。
また、プリンタ制御部630は、各ジョブの実行中に、給紙ローラ611付近に設けられたセンサ(図示省略)から出力されるセンサ信号をカウントすることにより、給紙した用紙の枚数をカウントし、制御部101に出力する。
制御部101は、ジョブの設定条件として用紙が設定された場合、トレイ情報テーブル104aを参照して、ジョブの設定条件として設定された用紙が、何れかのトレイに収容される設定となっているか否かを判断する。そして、設定された用紙が何れかのトレイに収容される設定となっている場合には第1の停止要因には該当しないと判断する。一方、設定された用紙が何れのトレイにも収容される設定となっていない場合には、第1の停止要因に該当すると判断する。
例えば、上述したように、図3のトレイ情報テーブル104aでは、各給紙トレイFT1〜FT9、ポストインサータPI1、PI2に「普通紙・A4・62−71g/m2」の用紙、「普通紙・A4・50−61g/m2」の用紙、「上質紙・A3・50−61g/m2」の用紙、「○○特別紙・A4・62−71g/m2」の用紙のうちの何れかの用紙を収容する設定とされ、これら以外の用紙は給紙不可能となっている。したがって、例えば、用紙サイズが「B5」である用紙がジョブの設定条件として指定された場合には、制御部101は、各トレイの何れもその用紙を収容する設定となっていないため、第1の停止要因に該当すると判断する。
制御部101は、第1の停止要因に該当しないと判断すると、第2の停止要因の判断に移行する。
制御部101は、ジョブの設定条件としてトレイが設定された場合、または、ジョブの設定条件として何れかのトレイに収容されている用紙が設定され、用紙の設定に基づいてトレイが選択された場合に、設定又は選択されたトレイに設けられた残量検出センサDにより検出され、トレイ情報テーブル104aに記憶された用紙の残量を参照する。そして、設定されたトレイ、又は、用紙の設定に基づいて自動的に選択されたトレイの用紙残量が1枚以上である場合には、第2の停止要因には該当しないと判断する。一方、設定されたトレイ、又は、用紙の設定の基づいて選択されたトレイの用紙残量がゼロ枚である場合には、第2の停止要因に該当すると判断する。
例えば、ジョブの設定条件として給紙トレイFT7が設定された場合、または、ジョブの設定条件として用紙(例えば、普通紙、A4、50−61g/m2)が設定されて、この設定に基づいて自動的に給紙トレイFT7が選択された場合において、制御部101は、給紙トレイFT7に備わる残量検出センサDにより検出された給紙トレイFT7の用紙残量を参照し、用紙残量がゼロ枚である場合、すなわち、給紙トレイFT7に一枚も用紙が収容されていない場合には、第2の停止要因に該当すると判断する。
制御部101は、第2の停止要因に該当しないと判断すると、第3の停止要因の判断に移行する。
制御部101は、ジョブの設定条件としてトレイが設定された場合、または、ジョブの設定条件として何れかのトレイに収容している用紙が設定され、用紙の設定に基づいてトレイが選択された場合に、設定又は選択されたトレイに設けられた残量検出センサDにより検出され、トレイ情報テーブル104aに記憶された用紙の残量を参照する。そして、設定されたトレイ、又は、用紙の設定に基づいて選択されたトレイの用紙残量が使用予定枚数以上である場合、第3の停止要因に該当しないと判断する。一方、設定されたトレイ、又は、用紙の設定に基づいて選択されたトレイの用紙残量が1枚以上であり、且つ、使用予定枚数未満である場合には、第3の停止要因に該当すると判断する。
例えば、ジョブの設定条件として給紙トレイFT2が設定され、または、ジョブの設定条件として用紙(例えば、上質紙、A3、50−61g/m2)が設定されて、その設定に基づいて自動的に給紙トレイFT2が選択された場合において、制御部101は、給紙トレイFT2に備わる残量検出センサDにより給紙トレイFT2の用紙残量を検出し、ジョブの設定条件として設定された用紙の使用予定枚数と比較する。そして、検出された用紙残量が「130枚」であり、一方、用紙の指定予定枚数が「230」枚であると、用紙残量がジョブの設定条件として設定された用紙の使用予定枚数に満たないとして、第3の停止要因に該当すると判断する。
一方、制御部101は、第3の停止要因に該当しないと判断すると、そのジョブが第1〜第3の停止要因の何れも有しておらず、用紙の使用予定枚数分の画像形成処理を全て実行可能であると判断する。
図4のジョブスケジューリング画面には、互いに直交する2つの軸を有する二次元の表が表示されている。縦軸である第1軸は、トレイ情報を示しており、横軸である第2軸は、用紙の使用予定枚数を示している。また、二次元の表上には、各ジョブの予約情報R1〜R7が表示されている。トレイ情報とは、使用するトレイとして設定可能なトレイ、すなわち、給紙トレイT1〜T9、ポストインサータPI1、PI2に関する情報である。このトレイ情報は、トレイ情報テーブル104aに記憶されたトレイ用紙情報と連動しており、トレイ情報テーブル104aのトレイ用紙情報が変更されると、ジョブスケジューリング画面も更新されることとなる。また、予約情報Rとは、後述するように、使用するトレイに対応する第1軸上の位置、且つ、用紙の使用予定枚数に相当する長さの第2軸上の位置から成る領域に表示されることにより、使用するトレイ及び用紙の使用予定枚数を示す情報である。
なお、図4のジョブスケジューリング画面では、実行中のジョブも、実行予約順1番のジョブとして、その予約情報R1が表示されている。実行中のジョブについては、ジョブスケジューリング画面の表示/更新タイミングにおける用紙の残枚数が、用紙の使用予定枚数とされている。
また、第2行は、「給紙トレイFT2」に対応する領域であり、この給紙トレイFT2に収容する用紙「上質紙・A3・50−61g/m2」が表示されている。
また、第3行は、「給紙トレイFT3」に対応する領域であり、この給紙トレイFT3に収容する用紙「○○特別紙・A4・62−71g/m2」が表示されている。
また、第4行は、「給紙トレイFT4」に対応する領域であり、この給紙トレイFT4に収容する用紙「上質紙・A3・50−61g/m2」が表示されている。
また、第5行は、「給紙トレイFT5」に対応する領域であり、この給紙トレイFT5に収容する用紙「普通紙・A4・50−61g/m2」が表示されている。
また、第6行は、「給紙トレイFT6」に対応する領域であり、この給紙トレイFT6に収容する用紙「普通紙・A4・62−71g/m2」が表示されている。
また、第7行は、「給紙トレイFT7」に対応する領域であり、この給紙トレイに収容する用紙「普通紙・A4・50−61g/m2」が表示されている。
また、第8行は、「給紙トレイFT8」に対応する領域であり、この給紙トレイFT8に収容する用紙「普通紙・A4・62−71g/m2」が表示されている。
また、第9行は、「給紙トレイFT9」に対応する領域であり、この給紙トレイFT9に収容する用紙「普通紙・A4・62−71g/m2」が表示されている。
また、第10行は、「ポストインサータPI1」に対応する領域であり、このポストインサータPI1に収容する用紙「普通紙・A4・62−71g/m2」が表示されている。
また、第11行は、「ポストインサータPI1」に対応する領域であり、このポストインサータPI2に収容する用紙「普通紙・A4・62−71g/m2」が表示されている。
また、制御部101は、不揮発メモリ104に格納された各ジョブの設定条件としての用紙の使用予定枚数に基づいて、ジョブスケジューリング画面における各ジョブの予約情報R1〜R7の第2軸方向の長さを、用紙の使用予定枚数に相当する長さとする。
このように、ジョブスケジューリング画面において、各ジョブの予約情報R1〜R7が、使用するトレイに対応する第1軸上の位置、且つ、用紙の使用予定枚数に相当する長さの第2軸上の位置に表示されることにより、各ジョブ及びジョブ全体での、トレイ毎の用紙の使用予定枚数が把握可能となっている。
また、制御部101は、実行予約順3番のジョブの予約情報R3を、使用する給紙トレイFT2に対応する第2行に表示するとともに、この予約情報R3の第2軸方向の長さを、用紙の使用予定枚数「230枚」に対応する2.3目盛り分の長さとすることで、実行予約順3番のジョブが、給紙トレイFT2の用紙を230枚使用することを認識可能としている。
また、制御部101は、実行予約順4番の予約情報R4を、使用する給紙トレイFT7に対応する第7行に表示するとともに、この予約情報R4の第2軸方向の長さを、用紙の使用予定枚数「470枚」に対応する4.7目盛り分の長さとすることで、実行予約順4番のジョブが、給紙トレイFT7の用紙を470枚使用することを認識可能としている。
また、制御部101は、実行予約順6番のジョブについて、その予約情報R6を、使用する給紙トレイFT1に対応する第1行に表示するとともに、この予約情報R6の第2軸方向の長さを、用紙の使用予定枚数「950枚」に対応する9.5目盛り分の長さとすることで、実行予約順6番のジョブが、給紙トレイFT1の用紙を950枚使用することを認識可能としている。
また、制御部101は、実行予約順7番のジョブについて、その予約情報R7を、使用する給紙トレイFT9、ポストインサータPI1、PI2に対応する第9〜11行に表示することにより、実行予約順7番のジョブが給紙トレイFT1から給紙される用紙に画像形成を行うとともに、これらの用紙の間にポストインサータPI1、PI2から給紙される用紙を挿入すること、また、ポストインサータPI1、PI2からの用紙を何枚目に挿入するかを認識可能としている。
これにより、ジョブスケジューリング画面上で、停止要因を有するジョブと停止要因を有しないジョブとが一目で容易に認識可能となるとともに、停止要因を有するジョブについて、第1の停止要因、第2の停止要因、第3の停止要因の何れを有するかが、容易に把握できるようになっている。
例えば、実行予約順1番のジョブの設定条件として、給紙トレイFT1と用紙の使用予定枚数「900枚」が指定された場合に、制御部101は、給紙トレイFT1に設けられた残量検出センサDにより検出される用紙残量と、同一の給紙トレイFT1を使用する、実行予約順が前のジョブの使用予定枚数と、に基づいて、そのジョブの実行開始時点における用紙残量を算出する。すなわち、残量検出センサDにより検出された用紙残量が「1700枚」であり、同一の給紙トレイF1を使用する実行予約順が前のジョブが存在しない場合、実行予約順1番のジョブの実行開始時点における給紙トレイFT1の用紙残量は「1700枚」である。さらに、制御部101は、実行予約順1番のジョブの実行開始時点における給紙トレイFT1の用紙残量「1700枚」と、ジョブの用紙の使用予定枚数「900枚」とを比較して、そのジョブの実行開始時点における給紙トレイFT1の用紙残量「1700枚」が、ジョブの用紙の使用予定枚数「900枚」以上であると判断すると、そのジョブの予約情報R1を全て青色で表示する。
このように、ジョブスケジューリング画面において、ジョブの予約情報R1が全て第1の色で表示されることにより、ユーザは、このジョブの画像形成処理が全て実行可能であることを容易に認識することができる。
例えば、実行予約順2番のジョブの設定条件として、何れの給紙トレイFT1〜FT9にも収容する設定となっていない用紙「普通紙・B5・50−61g/m2」が設定された場合、制御部101は、このジョブの予約情報R2を、「該当用紙無し」と表示された第1軸上の第12行に茶色で表示する。
このように、ジョブスケジューリング画面において、ジョブの予約情報R2が、設定された用紙に対応するトレイが無いことを示す第1軸上の位置に第2の色で表示されることにより、ユーザは、このジョブの画像形成処理が第1の停止要因により停止すること、すなわち、このジョブの設定条件として使用不可能な用紙を設定したことを容易に認識することができる。
例えば、実行予約順4番のジョブの設定条件として、給紙トレイFT7が指定された場合、制御部101は、給紙トレイFT7に設けられた残量検出センサDにより検出される用紙残量と、同一の給紙トレイFT7を使用する、実行予約順が前のジョブの使用予定枚数と、に基づいて、そのジョブの実行開始時点における用紙残量を算出する。そして、そのジョブの実行開始時点における用紙残量がゼロ枚であると、制御部101は、このジョブの予約情報Rを、全て赤色で表示する。
このように、ジョブスケジューリング画面において、ジョブの予約情報Rが全て、設定されたトレイの用紙残量がゼロ枚であること、または、用紙の設定に基づいて選択されたトレイの用紙残量がゼロ枚であることを示す第3の色で表示されることにより、ユーザは、このジョブの画像形成処理が第2の停止要因により停止すること、すなわち、このジョブの設定条件として設定したトレイ又は設定した用紙に対応するトレイに、用紙が収容されておらず、ジョブの設定条件として設定した使用予定枚数分の用紙が全て不足していることを容易に認識することができる。
例えば、実行予約順6番のジョブの設定条件として、給紙トレイFT1と用紙の使用予定枚数「950枚」が指定された場合に、制御部101は、給紙トレイFT1に設けられた残量検出センサDにより検出される用紙残量と、同一の給紙トレイFT1を使用する、実行予約順が前のジョブの使用予定枚数と、に基づいて、そのジョブの実行開始時点における用紙残量を算出する。すなわち、残量検出センサDにより検出された用紙残量が「1700枚」であり、同一の給紙トレイF1を使用する実行予約順1番のジョブの使用予定枚数が「900枚」である場合、実行予約順6番のジョブの実行開始時点における給紙トレイFT1の用紙残量は「800枚」である。さらに、制御部101は、実行予約順6番のジョブの実行開始時点における給紙トレイFT1の用紙残量「800枚」と、ジョブの用紙の使用予定枚数「950枚」とを比較して、そのジョブの実行開始時点における給紙トレイFT1の用紙残量「800枚」が、ジョブの用紙の使用予定枚数「950枚」に満たないと判断すると、使用予定枚数と用紙残量との差分を算出する。そして、そのジョブの予約情報R6において、用紙残量に相当する第2軸方向の長さ分、すなわち、8目盛り分の表示領域を青色で表示する。また、使用予定枚数と用紙残量との差分「150枚」を不足量として、不足量に相当する第2軸方向の長さ分、すなわち、1.5目盛り分の表示領域を赤色で表示する。
このように、ジョブスケジューリング画面において、ジョブの予約情報R6が、設定されたトレイ又は用紙の設定に基づいて選択されたトレイの用紙残量が1枚以上であり、且つ、用紙の使用予定枚数以下であることを示す第1の色と第3の色で表示されることにより、ユーザは、このジョブの画像形成処理が第3の停止要因により停止すること、すなわち、このジョブの設定条件として設定したトレイ又は設定した用紙に対応するトレイの用紙残量が不足していることを容易に認識することができる。また、ジョブの予約情報R6のうち、不足量に対応する長さ分の表示領域が第3の色で表示されることにより、用紙の不足量を容易に認識することができる。
所定毎の用紙に対する画像形成処理が終了したときを更新タイミングと設定する場合には、さらに、何枚毎に更新を行うかを設定することができる。ユーザは、例えば、1枚、10枚、100枚毎に、ジョブスケジューリング画面の更新を行うように設定することができる。
一方、前回の更新タイミングから所定時間が経過したときを更新タイミングと設定する場合には、さらに、何秒/分/時間毎に更新を行うかを設定することができる。ユーザは、例えば、10秒、60秒、10分毎に、ジョブスケジューリング画面の更新を行うように設定することができる。
ユーザにより設定された更新タイミングに関する情報は、操作表示制御部503を介して制御部101に出力され、不揮発メモリ104に格納されることとなる。
図5のジョブスケジューリング画面は、図4のジョブスケジューリング画面が表示又は更新されたタイミングから、新たに100枚の用紙に対する画像形成処理が終了した時点の更新タイミングにおいて、その時点における各ジョブの設定条件に基づいて更新された画面である。
ここで、ジョブスケジューリング画面に表示されるジョブ情報Jは、ジョブのファイル名、ユーザ名、ジョブの設定条件である。また、ジョブ情報Jとして表示されるジョブの設定条件は、トレイ設定情報、用紙設定情報としての紙種・用紙サイズ・坪量、用紙の使用予定枚数である。
このとき、制御部101は、トレイ設定情報が有り用紙設定情報が無い場合、すなわち、ユーザがトレイのみを設定した場合には、トレイ情報テーブル104aに基づいて、設定したトレイに収容されている用紙の紙種・用紙サイズ・坪量を、用紙設定情報として表示する。また、制御部101は、トレイ設定情報が無く用紙設定情報が有る場合、すなわち、用紙のみが設定された場合には、用紙の設定に基づいて自動的に選択されたトレイを、トレイ設定情報として表示する。なお、制御部101は、トレイ設定情報が有り用紙設定情報が無い場合において、用紙設定情報を「設定無し」として表示し、トレイ設定情報が無く用紙設定情報が有る場合において、トレイ設定情報を「設定無し」として表示しても良い。
図6のスケジューリング画面に表示された、実行予約順2番のジョブ情報J1は、ファイル名「ファイルA」、ユーザ名「aaa」、トレイ設定情報「設定無し」、用紙設定情報としての紙種「普通紙」、用紙サイズ「B5」、坪量「50−61g/m2」、用紙の使用予定枚数「400枚」をポップアップセル内に表示したものである。
上述したように、このジョブの予約情報J1は、設定された用紙に対応するトレイが無いことを示す第1軸上の第12行に、第2の色(例えば、茶色)で表示されているため、ユーザは、このジョブの設定条件として使用不可能な用紙を設定したことを容易に認識することができ、さらに、ジョブ情報J1により、このジョブのファイル名、ユーザ名、トレイ設定情報、用紙設定情報、用紙の使用予定枚数を確認して、実行予約順2番のジョブを停止させないための適切な対応を迅速にとることができる。
図7のジョブスケジューリング画面に表示された実行予約順4番のジョブ情報J2は、ファイル名「ファイルB」、ユーザ名「bbb」、トレイ設定情報「給紙トレイFT7」、用紙設定情報としての紙種「普通紙」、用紙サイズ「A4」、坪量「50−61g/m2」、用紙の使用予定枚数「470枚」をポップアップセル内に表示したものである。
また、上述したように、このジョブの予約情報R4は、設定されたトレイ又は用紙の設定に基づいて選択したトレイの用紙残量がゼロ枚であることを示す第3の色で表示されているため、ユーザは、設定されたトレイ又は用紙の設定に基づいて選択したトレイに用紙が無く、画像形成処理が全て不可能であることを容易に認識することができ、さらに、ジョブ情報J2により、このジョブのファイル名、ユーザ名、トレイ設定情報、用紙設定情報、用紙の使用予定枚数を確認して、実行予約順4番のジョブを停止させないための適切な対応を迅速にとることができる。
図8のジョブスケジューリング画面に表示された実行予約順3番のジョブ情報J3は、ファイル名「ファイルC」、ユーザ名「ccc」、トレイ設定情報「給紙トレイFT2」、用紙設定情報としての紙種「上質紙」、用紙サイズ「A3」、坪量「50−61g/m2」、用紙の使用予定枚数「230枚」をポップアップセル内に表示したものである。
また、上述したように、このジョブの予約情報R3は、設定されたトレイ又は用紙の設定に基づいて選択したトレイの用紙残量が不足していることを示す第1の色と第3の色の2色で表示されているため、ユーザは、設定されたトレイ又は用紙の設定に基づいて選択したトレイに用紙が足りず、画像形成処理が途中で停止することを容易に認識することができる。また、予約情報R3のうち、第3の色で表示された領域の第2軸方向の長さにより用紙の不足量「100枚」を認識することができる。さらに、ジョブ情報J3により、このジョブのファイル名、ユーザ名、トレイ設定情報、用紙設定情報、用紙の使用予定枚数を確認して、実行予約順3番のジョブを停止させないための適切な対応を迅速にとることができる。
図9のジョブスケジューリング画面に表示された実行予約順6番のジョブ情報J4は、ファイル名「ファイルD」、ユーザ名「ddd」、トレイ設定情報「給紙トレイFT1」、用紙設定情報としての紙種「普通紙」、用紙サイズ「A4」、坪量「62−71g/m2」、用紙の使用予定枚数「950枚」をポップアップセル内に表示したものである。
また、上述したように、このジョブの予約情報R6は、設定されたトレイ又は用紙の設定に基づいて選択したトレイの用紙残量が不足していることを示す第1の色と第3の色の2色で表示されているため、ユーザは、設定されたトレイ又は用紙の設定に基づいて選択したトレイに用紙が足りず、画像形成処理が途中で停止することを容易に認識することができる。また、予約情報R6うち、第3の色で表示された領域の第2軸方向の長さにより用紙の不足量「150枚」を認識することができる。さらに、ジョブ情報J4により、このジョブのファイル名、ユーザ名、トレイ設定情報、用紙設定情報、用紙の使用予定枚数を確認して、実行予約順6番のジョブを停止させないための適切な対応を迅速にとることができる。
具体的には、給紙トレイFT1、給紙トレイFT6、給紙トレイFT8、給紙トレイFT9、ポストインサータPI1、PI2の6つのトレイに収容された「普通紙、A4、62−71g/m2」の用紙、給紙トレイFT5、給紙トレイFT7の2つのトレイに収容された「普通紙、A4、50−61g/m2」の用紙、給紙トレイFT2、給紙トレイFT4の2つのトレイに収容された「上質紙、A3、50−61g/m2」の用紙、給紙トレイFT3に収容された「○○特別紙、A4、62−71g/m2」の用紙のそれぞれに対応する4つの行により第1軸が構成されることとなる。また、ジョブスケジューリング画面の第1軸上の用紙情報は、トレイ情報テーブル104aに記憶されたトレイ用紙情報と連動しており、トレイ情報テーブル104aのトレイ用紙情報が変更されると、ジョブスケジューリング画面も更新されることとなる。
このジョブスケジューリング画面の表示処理において、制御部101は、不揮発メモリ104に格納された各ジョブの設定条件としてのトレイ設定情報及び用紙設定情報に基づいて、各ジョブが使用する用紙を特定し、ジョブスケジューリング画面において、各ジョブの予約情報Rを、特定した用紙に対応する第1軸上の位置(すなわち、第1〜4行)に表示する。その一方で、制御部101は、不揮発メモリ104に格納された各ジョブの設定条件としての用紙の使用予定枚数に基づいて、ジョブスケジューリング画面における各ジョブの予約情報Rの第2軸方向の長さを、用紙の使用予定枚数に相当する長さとする。そして、ジョブスケジューリング画面において、各ジョブの予約情報Rを、使用する用紙に対応する第1軸上の位置、且つ、用紙の使用予定枚数に相当する長さの第2軸上の位置に表示し、さらに、停止要因を有するジョブのジョブ情報Jを表示する。このように、ジョブスケジューリング画面において、各ジョブの予約情報Rが、使用する用紙に対応する第1軸上の位置、且つ、用紙の使用予定枚数に相当する長さの第2軸上の位置に表示されることにより、各ジョブ及びジョブ全体での、用紙毎の用紙の使用予定枚数が把握可能となる。また、停止要因を有するジョブのジョブ情報Jが表示されることにより、少なくとも一部の画像形成処理が不可となるジョブと、そのジョブの詳細が容易に把握できる。
なお、ここでは、停止要因を有するジョブのジョブ情報Jを、ジョブスケジューリング画面の表示時に表示する場合について説明する。
次いで、ステップS104において、制御部101は、実行予約順N(Nの初期値=1)番のジョブが使用するトレイ又は用紙を、当該ジョブのトレイ設定情報及び用紙設定情報に基づいて特定する。
次いで、ステップS105において、制御部101は、実行予約順1番からN−1番までのジョブの用紙の使用予定枚数の積算値を算出し、第2軸の原点をゼロ枚として、算出した積算値に対応する第2軸上の位置を実行予約順N番の予約情報Rの始点として特定する。
一方、ステップS106において、制御部101は、実行予約順N番のジョブが第1の停止要因を有すると判断すると(ステップS106;Yes)、続くステップS107において、ジョブスケジューリング画面において、ジョブの設定条件として設定されたトレイ/用紙が無いことを示す第1軸上の位置であって、ステップS105において特定した第2軸上の位置を始点とする用紙の使用予定枚数に相当する長さ分の第2軸上の位置に、実行予約順N番のジョブの予約情報Rを、全て第2の色で表示し、さらに、何れのジョブ情報J及び予約情報Rにも重ならない位置に、実行予約順N番のジョブのジョブ情報Jを表示して、ステップS113に進む。
一方、ステップS108において、制御部101は、実行予約順N番のジョブが第2の停止要因を有すると判断すると(ステップS108;Yes)、続くステップS109において、ジョブスケジューリング画面において、ステップS104において特定された実行予約順N番のジョブが使用するトレイ/用紙に対応する第1軸上の位置であって、ステップS105において特定した第2軸上の位置を始点とする用紙の使用予定枚数に相当する長さ分の第2軸上の位置に、実行予約順N番のジョブの予約情報Rを、全て第3の色で表示し、さらに、何れのジョブ情報J及び予約情報Rにも重ならない位置に、実行予約順N番のジョブのジョブ情報Jを表示して、ステップS113に進む。
一方、ステップS110において、制御部101は、実行予約順N番のジョブが第3の停止要因を有すると判断すると(ステップS110;Yes)、続くステップS111において、ジョブスケジューリング画面において、ステップS104において特定された実行予約順N番のジョブが使用するトレイ/用紙に対応する第1軸上の位置であって、ステップS105において特定した第2軸上の位置を始点とする用紙の使用予定枚数に相当する長さ分の第2軸上の位置に、実行予約順N番のジョブの予約情報Rを、用紙残量分を第1の色で、用紙不足分を第3の色で表示し、さらに、何れのジョブ情報J及び予約情報Rにも重ならない位置に、実行予約順N番のジョブのジョブ情報Jを表示して、ステップS113に進む。
一方、ステップS113において、制御部101は、未表示のジョブが無いと判断すると(ステップS113;No)、ステップS101に戻る。
例えば、上記実施形態では、ジョブスケジューリング画面における縦軸を第1軸、横軸を第2軸として説明したが、第1軸と第2軸の向きは逆であってもよい。
また、上記実施形態では、各ジョブの予約情報Rを、実行予約順が前のジョブの用紙の使用予定枚数を積算した位置に表示することとしたが、各ジョブの予約情報Rを第2軸の原点を始点とする位置に表示するように構成しても良い。また、この場合において、トレイ情報又は用紙情報が同一である実行予約順が前のジョブの使用予定枚数を積算した位置に、予約情報Rを表示して、トレイ情報又は用紙情報毎の用紙の使用予定枚数の積算値を示すようにしても良い。
また、トレイ設定情報と用紙設定情報との両方が有る場合、すなわち、ジョブの設定条件としてトレイと用紙が設定された場合であって、設定されたトレイに収容されている用紙と、設定された用紙とが異なる場合も、停止要因を有すると判断しても良い。
また、上記実施形態では、ジョブスケジューリング画面に表示するジョブ情報Jとして、ジョブのファイル名、ユーザ名、トレイ設定情報、用紙設定情報、用紙の使用予定枚数を表示させる構成としたが、これらの情報を全て表示する必要はなく、これらの情報のうち何れか一つ以上の情報を表示すれば良い。また、その他の情報をジョブ情報Jとして表示しても良い。
また、上記実施形態では、ジョブの設定条件として設定されたトレイ設定情報及び用紙設定情報に一致するトレイ用紙情報が有る場合において、トレイの用紙残量がゼロである場合を第1の停止要因に該当すると判断し、一方、ジョブの実行中にトレイの用紙残量がゼロとなる場合を第2の停止要因に該当すると判断したが、トレイの用紙残量が用紙の使用予定枚数に満たない場合は、トレイの用紙残量がゼロであるか又は1枚以上であるかにかかわらず、全て、1つの停止要因に該当すると判断しても良い。
101 制御部
104a トレイ情報テーブル(記憶部)
501 表示部
502 タッチパネル(予約部、選択部)
600 画像形成部
FT1〜FT9 給紙トレイ
PI1、PI2 ポストインサータ
D 残量検出センサ(残量検出部)
J(J1〜J4) ジョブ情報
R(R1〜R6) 予約情報
Claims (8)
- 複数のジョブを予約可能な予約部と、当該予約部により予約されたジョブに応じて、画像形成処理を実行する画像形成部と、を備える画像形成装置において、
第1軸がトレイ情報又は用紙情報、第2軸が用紙の使用予定枚数を示す二次元の表上に、予約された各ジョブの予約情報を表示したジョブスケジューリング画面を表示部に表示する制御部と、
各トレイの用紙に関するトレイ用紙情報を記憶する記憶部と、
を備え、
前記制御部は、
予約された各ジョブの設定条件に基づいて、各ジョブの使用するトレイ又は用紙を特定し、各ジョブの用紙の使用予定枚数に相当する第2軸の長さ分の前記予約情報を、特定したトレイ又は用紙に対応する第1軸上の位置に表示し、
予約された各ジョブの設定条件と前記トレイ用紙情報とに基づいて、少なくとも一部の画像形成処理が不可となる停止要因を有するジョブが予約されているか否かを判断し、停止要因を有するジョブが予約されていると判断した場合に、当該停止要因を有するジョブに関するジョブ情報を、前記ジョブスケジューリング画面に表示することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記ジョブ情報として、ファイル名、ユーザ名及びジョブの設定条件のうち、少なくとも一つを表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ジョブの設定条件には、トレイ設定情報及び用紙設定情報と、用紙の使用予定枚数と、が含まれ、当該用紙設定情報には、紙種、用紙サイズ及び坪量のうちの少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記ジョブ情報を、前記ジョブスケジューリング画面において、何れの予約情報及びジョブ情報にも重ならない位置に表示することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記ジョブスケジューリング画面において、前記予約情報を選択する選択部が備わり、
前記制御部は、前記ジョブスケジューリング画面において、前記選択部により、停止要因を有するジョブの前記予約情報が選択された場合に、当該ジョブに関する前記ジョブ情報を表示することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置。 - 前記停止要因には、前記トレイ設定情報及び前記用紙設定情報に一致する前記トレイ情報が無い第1の停止要因と、前記トレイ設定情報及び前記用紙設定情報に一致する前記トレイ情報が有り、且つ、トレイの用紙残量がゼロである第2の停止要因と、前記トレイ設定情報及び前記用紙設定情報に一致する前記トレイ情報が有り、且つ、当該ジョブの実行中にトレイの用紙残量がゼロとなる第3の停止要因と、が含まれ、
前記制御部は、前記停止要因を有するジョブに関する前記予約情報を、各停止要因に応じた態様で前記ジョブスケジューリング画面に表示することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、所定の更新タイミングに、前記第2軸の原点を現時点として、前記ジョブスケジューリング画面における前記予約情報の表示位置を更新することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記所定の更新タイミングは、所定枚の用紙に対する画像形成処理が終了したとき、又は、前回の更新タイミングから所定時間が経過したときであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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