JP2010135969A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の原稿画像を予め設定された集約数毎に集約した集約原稿画像を用紙に形成する集約モードの設定が可能な画像形成装置1において、集約原稿画像を構成する原稿画像の各々の画像が正立する画像方向を検出し、集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、当該異方向画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に画像形成する制御部101を備える。
【選択図】図2
Description
また、特許文献2には、1枚の用紙に集約される複数の原稿画像の中に向きの異なる画像が混在した場合、原稿のとじ位置に対して見やすい配置となるように原稿画像を回転させる技術が開示されている。
複数の原稿画像を予め設定された集約数毎に集約した集約原稿画像を用紙に形成する集約モードの設定が可能な画像形成装置において、
前記集約原稿画像を構成する原稿画像の各々の画像が正立する画像方向を検出する検出部と、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と前記画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、当該異方向画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に画像形成する制御部と、
を備えることを特徴とする。
前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と前記画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、前記異方向画像の原稿画像の集約モードを解除し、前記異方向画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に用紙サイズと等倍で画像形成する第1処理を実行することを特徴とする。
前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像の前記画像方向である基準画像方向と異なる画像方向の異方向画像を検出した場合、前記異方向画像の原稿画像の集約モードを、前記基準画像方向と等しく、且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、前記異方向画像の原稿画像を異なる用紙に変更後の集約モードの倍率で画像形成する第2処理を実行することを特徴とする。
前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と前記画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、前記異方向画像の原稿画像の集約モードを解除し、前記異方向画像の原稿画像を異なる用紙に等倍で画像形成する第1処理、又は、前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像の前記画像方向である基準画像方向と異なる画像方向の異方向画像を検出した場合、前記異方向画像の原稿画像の集約モードを、前記基準画像方向と等しく、且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、前記異方向画像の原稿画像を異なる用紙に変更後の集約モードの倍率で画像形成する第2処理の何れかを実行し、
ユーザによる前記第1処理又は前記第2処理の何れかを選択するための選択部を備え、
前記制御部は、
前記選択部によるユーザの選択に応じて、前記第1処理又は前記第2処理を選択的に実行することを特徴とする。
画像形成を行う際に、用紙の表面に位置する原稿画像を指定可能な章分け機能を備え、
前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、前記異方向画像に対して前記章分け機能を適用することを特徴とする。
この画像形成装置1においては、画像形成ジョブ(以下、ジョブと呼ぶ)について、集約モード、画像形成を行う部数、用紙の種類、画像形成を行う用紙の面(片面又は両面など)等をジョブの設定情報として設定入力することが可能に構成され、ジョブの設定情報を設定入力したのち、ジョブの実行を指示することで、ジョブの設定情報に従った画像形成が連続的に実行されるようになっている。
本体部10は、状態管理部100と、スキャナ部200と、ADF部300と、操作表示部400と、プリンタ部500と、プリンタコントローラ部600と、を備えて構成される。
例えば、2つの原稿画像を1枚の用紙に画像形成する「2in1」の集約モードが設定されている場合、1枚の用紙は上下又は左右の領域に2分割され、各領域に縮小した2つの原稿画像がそれぞれ形成されることとなる。同様に、4つの原稿画像を1枚の用紙に画像形成する「4in1」の集約モードが設定されている場合、1枚の用紙は上下及び左右の領域に4分割され、各領域に縮小した4つの原稿画像がそれぞれ形成されることとなる。
また、制御部101は、集約原稿画像を構成する複数の原稿画像の中に、集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と画像方向(画像が正立する方向)の異なる異方向画像がないか否かを検出し、異方向画像を検出した場合、この異方向画像の原稿画像を異なる用紙に画像形成する制御(用紙変更処理)を実行する。
そして、制御部101は、集約原稿画像を構成する複数の原稿画像について、集約原稿画像の先頭に位置する原稿画像を基準画像として、この基準画像とその他の原稿画像を比較し、基準画像の画像方向である基準画像方向と画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、異方向画像を異なる用紙(次の用紙)に画像形成する。
次に、制御部101は、この異方向画像を次の用紙の基準画像とし、基準画像とその他の原稿画像を比較して異方向画像を検出した場合、異方向画像を異なる用紙(さらに次の用紙)に画像形成する。
以下、制御部101は、全ての原稿画像について同様の処理を行う。
図3において、(A)はジョブに含まれる原稿画像の一例、(B)は(A)の原稿画像について「2in1」の通常の集約モード処理を行った場合の集約原稿画像の一例、(C)は(A)の原稿画像について用紙変更処理を行った場合の集約原稿画像の一例、を各々示している。
なお、図3における集約モードは、横置きの用紙の左側から順次画像形成が行なわれるよう設定されている。
これに対して、用紙変更処理では、図3(C)に示すように、異方向画像である4頁目は3枚目の用紙に画像形成され、これに伴い4頁目以降の頁がずれた位置に画像形成される。
また、3頁目と4頁目の原稿画像の間には白の原稿画像のデータ(NULLデータ)が追加されて、2枚目の用紙の右側は、白画像が画像形成されることとなる。
なお、以下の説明においても、このように原稿画像の画像形成位置がずれた場合には、適宜、同様の白画像が画像形成される。
この結果、集約原稿画像毎(用紙毎)に、先頭に位置する原稿画像を基準画像として、この基準画像の基準画像方向と画像方向の異なる異方向画像がある場合には異方向画像は異なる用紙に画像形成されるため、各用紙内の原稿画像はすべて同じ向きを向くこととなって、出来上がった原稿をより見易くすることができるようになっている。
ここで、章とは、少なくとも1つの原稿画像からなる一つのまとまりとする。章分け機能とは、原稿画像を順に用紙に両面画像形成するにあたり、章先頭の原稿画像を表面に画像形成する機能であるものとする。また、章の最後のページが記録用紙の表面に画像形成される場合には、その次の画像として白の画像のデータ(NULLデータ)が追加されて、裏面に白の画像が画像形成される。
よって、章分け機能を適用するため、新たな機能を付加することなしに、処理を実行することができるようになっている。
また、制御部101は、基準画像の基準画像方向と画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、異方向画像の原稿画像の集約モードを解除するとともに、異方向画像の原稿画像を異なる用紙に用紙サイズと等倍で画像形成するようにすることもできる(集約モード解除・用紙変更処理:第1処理)。
図4は、この集約モード解除・用紙変更処理について具体的に説明するための図である。
図4において、(A)はジョブに含まれる原稿画像の一例、(B)は(A)の原稿画像について「2in1」の通常の集約モード処理を行った場合の集約原稿画像の一例、(C)は(A)の原稿画像について4頁目以降を集約モード解除処理を行った場合の一例、を示している。なお、図4における集約モードは、図3と同様に、横置きの用紙の左側から順次画像形成が行なわれるよう設定されている。
この場合、図4(C)に示すように、異方向画像である4、5頁目は3、4枚目の用紙に元の原稿画像と同じ大きさで画像形成される。
よって、4、5頁目の原稿を、より見易いものとするができるようになっている。
また、制御部101は、基準画像の画像方向を基準画像方向とし、この基準画像方向と画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、異方向画像の原稿画像の集約モードを、基準画像方向と等しく且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、異方向画像の原稿画像を、異なる用紙に変更後の集約モードの倍率で画像形成するようにすることもできる(集約モード倍率拡大・用紙変更処理:第2処理)。
図5において、(A)はジョブに含まれる原稿画像の一例、(B)は(A)の原稿画像について「4in1」の通常の集約モード処理を行った場合の集約原稿画像の一例、(C)は(A)の原稿画像について集約モード倍率変更処理を行った場合の集約原稿画像の一例、を示している。
なお、図5における集約モードは、縦置きの用紙について、左上、右上、左下、右下の順に各原稿画像が集約されて画像形成が行なわれるよう設定されている。
これに対して、本処理においては、基準画像である1頁目の原稿画像の基準画像方向と画像方向が異なる4頁目の原稿画像は、1枚目の用紙には画像形成されず、次の用紙に画像形成されるとともに、基準画像方向と画像方向が等しくなるように、例えば、「4in1」から「2in1」に集約モードが変更される。具体的には、図5(C)に示すように、異方向画像である4、5頁目は2枚目の用紙に「2in1」のモードで画像形成される。
よって、4、5頁目の原稿は、縮小しつつも見易いものとするができるようになっている。
また、ユーザによる上記各処理の指定がない場合には、ジョブに含まれる全ての原稿画像に対して同一の集約モードが適用される。すなわち、図3〜5の(B)に示すように、全ての原稿画像に一律の集約モードが適用される。
図6に示すように、画像方向算出テーブル104aには、「用紙セット方向情報」及び「用紙サイズ情報」に対応した「画像方向情報」が記憶されている。
画像方向算出テーブル104aの「用紙セット方向情報」及び「用紙サイズ情報」は、ジョブの実行に際して制御部101によって参照され、「用紙セット方向情報」及び「用紙サイズ情報」に対応した「画像方向情報」が検出される。
具体的には、原稿画像が上向きで用紙が縦向き又は横向きのセット(I)、原稿画像が右向きで用紙が縦向き又は横向きのセット(II)、原稿画像が下向きで用紙が縦向き又は横向きのセット(III)、及び原稿画像が左向きで用紙が縦向き又は横向きのセット(IV)がある。
また、「用紙サイズ情報」は、用紙のサイズを示す情報であり、例えば、A4、A4R、A3等がある。
「画像方向情報」は、用紙セット方向と用紙サイズとに対応した画像方向を示す情報であり、「ポートレイト」又は「ランドスケープ」の何れかに分類される。
例えば、「用紙セット方向情報」がセット(I)で「用紙サイズ情報」がA4の場合は「画像方向情報」はポートレイトである。また、「用紙セット方向情報」がセット(II)で「用紙サイズ情報」がA4の場合は「画像方向情報」はランドスケープである。
図7に示すように、集約モード設定テーブル104bは、「変更前の設定」記憶領域と、「変更後の設定」記憶領域と、を備えて構成される。
ユーザが、操作部403を用いて「変更前の設定」のモードと「変更後の設定」のモードとを指定すると、例えば、集約モード設定テーブル104bの対応する箇所にフラグがたち、制御部101はこれを参照して、集約モード解除・用紙変更処理や集約モード倍率拡大・用紙変更処理が実行するようになっている。なお、ユーザの指定がなされていない場合は、通常の集約モード処理が実行される。
例えば、「2in1」モードでは読み取り倍率0.707、「4in1」モードでは読み取り倍率0.500、「8in1」モードでは読み取り倍率0.353などとなっている。つまり、例えば「2in1」モードを指定すると、元の画像サイズに対して0.707倍で画像の読み取りが行なわれることとなる。
また、記憶部104は、操作表示部400を介するユーザの操作入力により設定される各種設定情報を記憶する。
伸長IC109は、DRAM制御IC107の制御により、入力される圧縮画像データに伸長処理を施す。
表示部401は、操作表示制御部402からの表示制御信号に従って、画面上に各種設定画面や画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
具体的には、表示部401には、例えば、複写枚数、複写倍率、集約モード等の設定画面や、絵記号、数字、文字などが表示されている複数の入力キーが表示されるようになっている。
集約モード設定キーとしては、用紙8枚分の原稿画像を1枚の用紙に画像形成する8in1モードキー、用紙4枚分の原稿画像を1枚の用紙に画像形成する4in1モードキー、用紙2枚分の原稿画像を1枚の用紙に画像形成する2in1モードキー、2枚の原稿画像を1枚の用紙の表裏に画像形成する両面モードキー、等が表示される。
なお、この際、さらに「両面モード」を選択することもできる。
このように、ユーザは、操作表示部400を用いて設定操作を行うことで処理を切り換えることが可能であり、集約モードの画像形成において、容易に所望の設定に変更することができる。
コントローラ制御部601は、各部の動作を統括的に制御し、LANIF604を介して、外部の情報端末PCから入力されるデータをジョブとして、状態管理部100に配信する。
LANIF604は、NIC(Network Interface Card)やモデム等のネットワークに接続するための通信インタフェースであり、情報端末PCからネットワークを介してデータを受信し、DRAM制御IC602に出力する。
具体的には、後処理制御部21のCPUは、入力された制御信号に基づいて、ROMに記憶されたプログラムとの協働により各部を駆動制御することで、例えば、ステイプル処理、パンチ処理等を行う。また、プリンタ部500から排紙された用紙等を所定の排紙トレイET1、ET2に排紙させる。
パンチ処理部23は、用紙にパンチ処理を施すもので、用紙の搬送方向上流側にパンチ処理を施す。
こうしたステイプル処理やパンチ処理部23が施された用紙は、排紙トレイET1、ET2に排出される。
次いで、ステップS102において、制御部101は、セットされた原稿を読み込んで、この読み込んだ原稿の用紙サイズを取得する。
次いで、ステップS103において、制御部101は、読み込んだ原稿の原稿画像の画像方向を算出する。
一方、用紙に画像形成する先頭の原稿画像でないと判断すると(ステップS104;NO)、続くステップS105において、制御部101は、処理の切換を行なう設定がなされていないか(処理の切換なしか)否かを判断し、処理の切換なし(ステップS105;YES)と判断すると、後述のステップS113に移行する。
次いで、ステップS108において、制御部101は、第1処理(集約モード解除・用紙変更処理)であるか否かを判断し、第1処理である場合(ステップS108;YES)には、続くステップS109において、集約モードを解除して読み取り倍率を用紙サイズと等倍とし、続くステップS112に移行する。
一方、第2処理でないと判断した場合(ステップS110;NO)には、後述のステップS112に移行する。
次いで、ステップS113において、制御部101は、原稿画像の読み込み処理を実行する。
次いで、ステップS114において、制御部101は、全ての原稿画像の読み込み処理が終了したか否かを判断し、全ての原稿画像の読み込み処理が終了していない場合には(ステップS114;NO)、続くステップS115において、原稿画像をインクリメント(N=N+1)し、上記ステップS101に戻って以降の処理を繰り返す。
一方、全ての原稿画像の読み込み処理が終了している場合には(ステップS114;YES)、本処理を終了する。
次いで、ステップS204において、制御部101は、P番目の用紙に形成される集約原稿画像の先頭画像を基準画像として格納する。
次いで、ステップS208において、制御部101は、P番目の用紙の集約原稿画像の不足数分を白画像とする。
次いで、ステップS209において、制御部101は、P番目の用紙に対する画像合成処理を実行する。
次いで、ステップS210において、制御部101は、全ての原稿画像の集約処理が実行されたか否かを判断し、全ての原稿画像の集約処理が実行されていない場合(ステップS210;No)には、次の用紙(P=P+1)に対して、ステップS201以降の処理を行う一方、全ての原稿画像の集約処理が実行された場合(ステップS210;YES)には、本処理を終了する。
具体的には、第1処理の設定がされている場合には、異方向画像の原稿画像は異なる用紙に用紙サイズと等倍で画像形成されるため、原稿をより見やすいものとすることができる。
また、第2処理の設定がされている場合には、異方向画像の原稿画像は、基準画像と同一の画像方向となるように集約モードの倍率が変更されて用紙に画像形成されるため、原稿をより見やすいものとすることができる。
例えば、本実施形態においては、制御部101は、集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、当該異方向画像を次の用紙に画像形成する構成としたが、両面モードが設定されている場合には、裏面(異なる用紙面)に画像形成する構成としても良い。
また、本実施形態においては、集約原稿画像毎(用紙毎)に、先頭に位置する原稿画像を基準画像とすることとしたが、ユーザにより任意の基準画像を指定することもできる。
100 状態管理部
101 制御部(検出部)
104 記憶部
104a 画像方向算出テーブル
104b 倍率テーブル
400 操作表示部
401 表示部
402 操作表示制御部
403 操作部(選択部)
Claims (5)
- 複数の原稿画像を予め設定された集約数毎に集約した集約原稿画像を用紙に形成する集約モードの設定が可能な画像形成装置において、
前記集約原稿画像を構成する原稿画像の各々の画像が正立する画像方向を検出する検出部と、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と前記画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、当該異方向画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に画像形成する制御部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と前記画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、前記異方向画像の原稿画像の集約モードを解除し、前記異方向画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に用紙サイズと等倍で画像形成する第1処理を実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像の前記画像方向である基準画像方向と異なる画像方向の異方向画像を検出した場合、前記異方向画像の原稿画像の集約モードを、前記基準画像方向と等しく、且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、前記異方向画像の原稿画像を異なる用紙に変更後の集約モードの倍率で画像形成する第2処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と前記画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、前記異方向画像の原稿画像の集約モードを解除し、前記異方向画像の原稿画像を異なる用紙に等倍で画像形成する第1処理、又は、前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像の前記画像方向である基準画像方向と異なる画像方向の異方向画像を検出した場合、前記異方向画像の原稿画像の集約モードを、前記基準画像方向と等しく、且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、前記異方向画像の原稿画像を異なる用紙に変更後の集約モードの倍率で画像形成する第2処理の何れかを実行し、
ユーザによる前記第1処理又は前記第2処理の何れかを選択するための選択部を備え、
前記制御部は、
前記選択部によるユーザの選択に応じて、前記第1処理又は前記第2処理を選択的に実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 画像形成を行う際に、用紙の表面に位置する原稿画像を指定可能な章分け機能を備え、
前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の先頭に位置する基準画像と画像方向の異なる異方向画像を検出した場合、前記異方向画像に対して前記章分け機能を適用することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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