JP5050668B2 - データレコーダ - Google Patents

データレコーダ Download PDF

Info

Publication number
JP5050668B2
JP5050668B2 JP2007150190A JP2007150190A JP5050668B2 JP 5050668 B2 JP5050668 B2 JP 5050668B2 JP 2007150190 A JP2007150190 A JP 2007150190A JP 2007150190 A JP2007150190 A JP 2007150190A JP 5050668 B2 JP5050668 B2 JP 5050668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
recording
project
dvd
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007150190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008305472A (ja
Inventor
博文 播
宏俊 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teac Corp filed Critical Teac Corp
Priority to JP2007150190A priority Critical patent/JP5050668B2/ja
Priority to US12/056,200 priority patent/US20080304390A1/en
Priority to CN200810087296XA priority patent/CN101320580B/zh
Publication of JP2008305472A publication Critical patent/JP2008305472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5050668B2 publication Critical patent/JP5050668B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/86Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/781Television signal recording using magnetic recording on disks or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

本発明はデータレコーダに関し、特にハードディスクドライブ(HDD)等の内蔵媒体記録装置と、光ディスクドライブ等の可搬媒体記録装置を搭載するデータレコーダにおける同時記録に関する。
ハードディスクドライブ(HDD)とDVDドライブとを備えたDVDレコーダが公知であり、テレビ番組等をハードディスク(HD)に録画する、あるいはDVDに録画する、あるいはHDに録画した後にDVDにコピーする等が可能となっている。しかしながら、このようなDVDレコーダは、基本的にHDとDVDのいずれか一方にデータを記録するものであり、HDとDVDに両方同時にデータを記録するものではない。なお、複数のチューナを搭載し、HDとDVDに異なるデータを同時に記録することも提案されているが、同一データをHDとDVDに同時に記録するものではない。
一方、ファイルサーバ等においては、信頼性向上のために、複数のHDに同一のデータを記録する技術が周知であるが、これは一方のHDへ記録した後に他方のHDにバックアップとして記録するものであり、同一データが複数の記録媒体に同時記録されるのではない。
特開2007−110559号公報
HDの固定媒体とDVD等の可搬媒体への同一データの同時記録が可能であれば、信頼性及び利便性の向上を図ることができる。すなわち、HDもDVDも記録面上の傷や劣化等により記録に失敗する確率がゼロではないが、同時記録により失敗の可能性を0%に限りなく近づけることができる。また、HDDにはリムーバブルHDDも存在するものの多くは内蔵型(あるいは固定型)であり、他人に記録データを配布するためにはDVD等の安価でリムーバブルな媒体にコピーする必要もある。この場合、予めHDとDVDに同時に記録しておくことで記録終了後のコピー作業を省くことができる。あるいは、他人に記録データを配布することを主目的とする場合でも、単にDVDにデータを記録するだけでは失敗のおそれがあるため、HDに同時に記録しておくことが望ましい場合もある。
このように同時記録には利点がある一方、HD、DVDへ同時記録するためには、HD、DVDそれぞれに記録する場所であるディレクトリを指定する必要がある。同時記録モードに設定する前に、あるいは同時記録モードに設定した後に、HD、DVDのそれぞれにおいてデータを記録すべきディレクトリをその都度設定するのは煩雑であるとともに、ディレクトリ設定のミスも生じ得る。
もちろん、HDとDVDに常に同一数及び同一名称のディレクトリを作成し、対応するディレクトリを自動的に特定して同時記録することも考えられるが、ユーザによってはHDあるいはDVDのディレクトリに任意の名前を付けたいと欲する場合があり、また、あるデータは同時記録するものの、別のデータは重要性が比較的低くかつ他人に配布する予定もないためHDのみに記録しDVDには記録しない等によりHDとDVDでディレクトリ数が異なる場合も生じ得る。さらに、他人から配布されたDVDにデータを記録する場合もあり、この場合には当初のDVDに存在するディレクトリ数は任意に変化し得る。したがって、HDとともにDVD等の可搬媒体にデータを同時記録する場合、ディレクトリの対応関係が不明である場合が少なくない。
本発明の目的は、HD等の内蔵媒体(あるいは固定媒体)とDVD等の可搬媒体に同一データを効率的に同時記録することができる装置を提供することにある。
本発明は、内蔵媒体記録装置と可搬媒体記録装置とを有するデータレコーダであって、内蔵媒体及び可搬媒体にそれぞれ独立にデータを記録する個別記録モードと、前記内蔵媒体と前記可搬媒体に同一データを同時に記録する同時記録モードとを有し、選択指令に応じていずれかのモードでデータを記録する制御手段と、前記内蔵媒体の領域(例えばディレクトリ)と前記可搬媒体の領域(例えばディレクトリ)のうちデータを同時記録すべき領域同士を関連付けた関連情報を記憶する記憶手段とを有し、前記制御手段は、前記同時記録モードが指令された場合に前記記憶手段に記憶された前記関連情報を用いて同時記録すべき領域を自動的に特定して同一データを同時記録することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、前記記憶手段は、前記内蔵媒体と前記可搬媒体に対する最初の同時記録モードの際に選択された前記内蔵媒体のディレクトリと前記可搬媒体のディレクトリを関連付ける情報を前記関連情報として記憶し、前記制御手段は、前記内蔵媒体と前記可搬媒体に対する2回目以降の同時記録モードの際に前記関連情報を用いて同時記録すべきディレクトリを特定して記録する。
本発明によれば、内蔵媒体と可搬媒体に同一データを効率的に同時記録することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態におけるデータレコーダの全体構成を示す。オーディオデータを記録するオーディオデータレコーダである。
図1において、A/D変換器10は、記録の対象であるアナログオーディオ信号がアナログ入力端子から入力され、入力されたアナログオーディオ信号を所定のサンプリング周波数及びビット数でデジタルオーディオ信号に変換して信号処理部12に出力する。また、アナログオーディオ信号の他に、デジタルオーディオ信号もデジタル入力端子から入力され得る。デジタルオーディオ信号はA/D変換器12を経ることなく信号処理部12に供給される。
光ディスクドライブ部14は、可搬媒体記録装置であり、いわゆるDVDレコーダである。光ディスクドライブ部14は、信号処理部12に接続されて信号処理部12から出力されたオーディオ信号をDVDに記録する。また、DVDに記録されたオーディオデータを再生して信号処理部12に出力する。
HDD部16は、内蔵媒体記録装置であり、信号処理部12に接続されて信号処理部12から出力されたオーディオ信号をHDに記録する。また、HDに記録されたオーディオデータを再生して信号処理部12に出力する。
D/A変換器18は、信号処理部12から出力されたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換して外部に設けられたアンプ等の機器に出力する。
信号処理部12は、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)等で構成され、A/D変換器10から出力されたデジタル音声信号、あるいはデジタル入力端子から直接出力されたデジタル音声信号に対してフィルタリング等のデジタル信号処理を施し、BWF(Broadcast Wave Format)形式のファイルとしてデジタルオーディオ信号を光ディスクドライブ部14及びHDD部16に出力する。また、信号処理部12は、光ディスクドライブ部14あるいはHDD部16から出力されたデジタルオーディオ信号をD/A変換器18に出力する。また、信号処理部12は、マイコン部22からの指令に応じて、光ディスクドライブ部14から出力されたデジタルオーディオ信号をHDD部16に転送し、あるいは、HDD部16から出力されたデジタルオーディオ信号を光ディスクドライブ部14に転送する。前者は、光ディスクドライブ部14からHDD16にコピーする場合の処理であり、後者はHDD部16から光ディスクドライブ部14にコピーする場合の処理である。
操作部24は、装置本体の前面パネルに設けられた録音ボタン、再生ボタン、停止ボタン等の各種ボタンあるいはスイッチを有し、ユーザはこれらのボタンあるいはスイッチを操作して指示を入力する。操作部24は、ユーザによる指示に応じたコマンドをマイコン部22に出力する。マイコン部22は、コマンドに応じた指令を信号処理部12に出力して信号処理部12の動作、すなわち光ディスクドライブ部14の動作及びHDD部16の動作を制御する。また、マイコン部22は、操作部24に対して内部情報を出力する。操作部24は、内部情報を前面パネルに設けられたLED及びLCD等により表示する。内部情報は、光ディスクドライブ部14やHDD部16の状態であり、例えばカレントドライブ(現在アクティブあるいはメインとなっているドライブ)の情報や各ドライブのディレクトリの状態等である。
マイコン部22は、操作部24からの操作信号に応じて信号処理部12の動作を制御することで光ディスクドライブ14及びHDD部16でのデータの記録/再生を制御する。マイコン部22にはUSBインタフェース部20が接続され、外部機器とのデータ入出力が可能な状態となっている。例えばパソコンを接続すると、HDD部16のHDはパソコンの外付けディスクとして認識され、ファイルを相互に転送することができる。
本実施形態のオーディオデータレコーダは、少なくとも2つの記録モードを有する。第1のモードは個別記録モードであり、デジタルオーディオデータをHDあるいはDVDのいずれかに記録するモードである。HDに記録する場合、信号処理部12はデジタルオーディオ信号をHDD部16のみに出力し、HDD部16はデジタルオーディオ信号をHDに記録する。DVDに記録する場合、信号処理部12はデジタルオーディオ信号を光ディスクドライブ部14のみに出力し、光ディスクドライブ部14はデジタルオーディオ信号をDVDに記録する。HDあるいはDVDのいずれに記録するかは、操作部24からの操作信号に応じてマイコン部22が決定して信号処理部12に指令する。具体的には、まず、ユーザは記録あるいは再生の対象となるドライブを操作部24の操作ボタンにより選択する。選択されたドライブがカレントドライブである。デフォルト状態ではHDD部16をカレントドライブとしてもよい。HDD部16をカレントドライブとすると、次に、ユーザは操作部24の録音ボタンを操作することで、楽曲はオーディオ信号として信号処理部12に入力される。ユーザが操作部24の停止ボタンを操作して録音を停止すると、HD上にBWF形式によるファイルが作成され、当該ファイルはプロジェクトにより管理される。プロジェクトとは、再生すべき楽曲の一覧をまとめた再生情報(プレイリスト)の集合であり、ディレクトリの一種であって同一の記録条件(サンプリング周波数、量子化ビット等)で記録されたもので構成される。HD上にはプロジェクトディレクトリなるディレクトリが作成され、この中にBWF形式のファイル、プレイリストファイル、マークリストファイル、プロジェクトファイル等が格納される。ある楽曲Aを記録条件Aで録音し、別の楽曲Bを別の記録条件で録音する場合、楽曲Aと楽曲Bは異なるプロジェクトとして管理される。録音された楽曲を再生する場合、ユーザは操作部24のLCDから再生対象となるファイルを選択して再生ボタンを操作する。
DVDに楽曲を録音する場合も同様である。ユーザは、操作部24を操作して光ディスクドライブ部14をカレントドライブに選択する。次に、録音ボタンを操作することで、楽曲はBWF形式のファイルとしてDVDのプロジェクトディレクトリに格納される。
第2のモードは同時記録モードである。この同時記録モードでは、同一楽曲をHDに記録すると同時にDVDにも記録する。「同時記録」とは、ファイルサーバのバックアップ処理あるいはミラーリングのように、ある媒体への記録が終了した後に引き続き他の媒体に自動的に記録する処理ではなく、同時並行してリアルタイムに2つの媒体に同一データを記録することを意味する。ユーザは、操作部24の同時録音ボタンを操作することでこの同時記録モードに移行することができる。同時録音ボタンの操作に引き続き録音ボタンを操作すると、同時記録が実行される。但し、HDとDVDに同時に記録されるもののカレントドライブは存在している。すなわち、同時記録前のカレントドライブがHDD部16であるとすると、同時記録が終了した場合にも、HDD部16がカレントドライブとしてそのまま維持される。したがって、同時記録終了後に再生する場合、カレントドライブを変更しない限り、HD上のファイルが選択されることになる。
同時記録を行う場合、同一楽曲データがBWF形式としてHD、DVDそれぞれのプロジェクトディレクトリ(単にプロジェクトと略称する)に格納されることになる。そこで、同時記録する際に同時に格納された2つのプロジェクトをペアプロジェクトとし、このペアプロジェクト間の対応関係をペアプロジェクト情報として内部に記憶しておくことで、再び同時記録する際の操作性が格段に向上する。すなわち、同時記録する場合、同一楽曲データを格納すべきプロジェクトをHD、DVDそれぞれにおいて選択しなければならず、再び同時記録する場合にも同様の手順を繰り返さなければならないが、ペアプロジェクト情報を内部に記憶しておき、再び同時記録を行う際にはこのペアプロジェクト情報を参照して同一楽曲データを格納すべきプロジェクトを自動選択することで、ユーザは再度プロジェクトを選択する手間が省け、個別記録を行う場合と同様の簡易な操作で同時記録ができるようになる。例えば、カレントドライブがHDD部16であり、ある楽曲データを同時記録する際に、ユーザがカレントドライブであるHDD部16のあるプロジェクトを格納先として選択すると、マイコン部22はHD上にあるペアプロジェクト情報を参照して、選択されたHD上のプロジェクトに対応する(ペアとなる)DVD上のペアプロジェクトを特定し、信号処理部12に指令する。ユーザは、HD上のプロジェクトを選択しただけであり、DVD上のプロジェクトを選択する必要がない。
ペアプロジェクト情報は、例えばHD上にファイルとして作成し、2つのプロジェクトを構成しているディレクトリ名を対応付けて記憶しておけばよい。
図2に、HD上のディレクトリ構造の一例を示す。ルートディレクトリの下にシステムディレクトリSYS、プロジェクト管理ディレクトリProMng、プロジェクトディレクトリ(プロジェクト)Project01、02、03、・・が存在する。プロジェクトのうち、Project.prjはこのプロジェクトの設定データ、play_list.lstはこのプロジェクト内のプレイリスト情報、mark_list.lstはこのプロジェクト内のマークリストデータ、BWF_File0.wav等はBWF形式のファイル本体である。DVDにも同様のディレクトリが作成され、ペアプロジェクト情報として、例えばHDのProject1とDVDのProject0との対応関係
(HD,DVD)=(Project1,Project0)
がHD上に記憶される。
図3〜図5に、本実施形態の処理フローチャートを示す。図3は、同時記録ボタンに続き録音ボタンを操作する場合の処理である。ユーザは、まず操作部24の同時録音ボタンを操作する(S101)。この同時録音ボタンの操作に応じ、マイコン部22は同時録音モードに移行する(S102)。次に、ユーザが録音ボタンを操作すると(S103)、同時録音処理を実行する。同時録音処理では、HDとDVDに楽曲データを記録するものであり、DVDがデータ記録が可能な状態になければならない。DVDにデータを記録する際には、記録パワーを最適化するOPC(Optimum Power Control)処理が必要であり、OPC処理が既に行われて記録パワーが最適化されているか否かを判定する(S104)。記録パワーが最適化されていない場合、マイコン部22は光ディスクドライブ部14に指令してOPCを実行させる(S105)。光ディスクドライブ部14は、DVDの内周部に予め形成されているテストエリア(PCA)に記録パワーを階段状に変化させてテストデータを試し書きする。そして、試し書きしたテストデータを再生してその再生信号品質、例えばβ値やγ値、変調度等を測定し、所望の品質が得られる記録パワーを選択する。
OPCが完了してDVDに対しデータ記録可能な状態となった後、ペアプロジェクト情報が存在するか否かを判定する(S106)。第1回目の同時記録の場合にはペアプロジェクト情報は未だ作成されていないのでNOと判定され、この場合には以下の処理を行う。
すなわち、まず、ユーザはペアプロジェクトとなるべきプロジェクトをHD、DVDから選択する。カレントドライブがHDD部16である場合、まずHD上のプロジェクトを選択し、次にDVD上のプロジェクトを選択する。HD,DVDそれぞれにおいて既存のプロジェクトの中から選択した場合、選択されたプロジェクトがペアプロジェクトとしてユーザに選択されたことを意味するから、マイコン部22は選択された2つのプロジェクトをペアプロジェクトとし、これら2つのプロジェクトを関連付けるペアプロジェクト情報をHD上にファイルとして記憶する(S112)。
一方、ユーザは既存のプロジェクトではなく新規のプロジェクトに楽曲データを録音したいと欲する場合もある。この場合、プロジェクトを新規に作成することになり(S108でYES)、カレントドライブがHDD部16である場合にはDVDに新規プロジェクトを作成し(S109、S110)、カレントドライブがHDD部16でない場合にはHDに新規プロジェクトを作成する(S109,S111)。そして、カレントドライブの選択されたプロジェクトと、非カレントドライブの新規作成プロジェクトがペアプロジェクトとなり、これら2つのプロジェクトを関連付けるペアプロジェクト情報がHD上に記憶される(S112)。もちろん、カレントドライブの新規プロジェクトと非カレントドライブの新規プロジェクトをペアプロジェクトとすることも可能である。マイコン部22は、ユーザにより選択されたプロジェクトを自動的にペアプロジェクトを構成するプロジェクトであるとみなしてペアプロジェクト情報を作成する。ペアプロジェクト情報を作成した後、マイコン部22は録音レディ(ready)状態に移行する(S113)。
一方、S106でペアプロジェクト情報が存在すると判定された場合、つまり第2回目以降の同時記録である場合、ペアプロジェクト情報を作成するためのS107〜S112の処理は不要であり、直ちに録音レディ状態に移行する(S113)。マイコン部22は、HD上に記憶されたペアプロジェクト情報を参照することで、同時記録すべきプロジェクトを直ちに特定することができる。この場合、ユーザはカレントドライブのプロジェクトを選択するだけで足り、非カレントドライブのプロジェクトを選択する必要はなくなる。マイコン部22は、ペアプロジェクト情報を用いて非カレントドライブのプロジェクトを自動的に特定するということができ、これにより個別記録モードの場合の操作と同一となる。すなわち、ユーザは個別記録モードの場合、単にカレントドライブのプロジェクトを選択するだけでよいが、本実施形態では同時記録モードの場合でもペアプロジェクト情報を用いて非カレントドライブのプロジェクトが自動的に特定されるためカレントドライブのプロジェクトを選択するだけで済み、ユーザの操作性が著しく向上する。ユーザは、同時記録モードであることを特に意識しなくて済むということもできよう。ここで、録音レディ状態は、録音を開始できる状態であり、再生ボタン操作をトリガとして録音を開始する待機状態である。
なお、同時記録モードでなく個別記録モードにおいても、録音ボタンが操作された場合にマイコン22は録音レディ状態に移行し、その後の再生ボタン操作をトリガとして録音を開始する。
図4に、同時録音ボタン及び録音ボタンを操作した後に、さらに再生ボタンを操作した場合の処理を示す。ユーザが操作部24の再生ボタンを操作すると(S201)、マイコン部22は録音レディ状態にあるか否かを判定する(S202)。録音レディ状態にある場合、マイコン部22は信号処理部12に指令してHD及びDVDに同時録音する(S203)。この際、HDに格納されたペアプロジェクト情報で特定されるプロジェクトに同一楽曲データをBWF形式のファイルで格納する。すなわち、ペアプロジェクト情報が(HD,DVD)=(Project2、Project1)である場合、HDのProject2とDVDのProject1に格納する。一方、録音レディ状態でない場合、マイコン部22はカレントドライブの選択された楽曲データを再生する(S204)。
図5に、イジェクトボタンが操作された場合の処理を示す。ユーザが操作部24のイジェクトボタンを操作すると(S301)、マイコン部22はHD上に記憶されているペアプロジェクト情報を削除する(S302)。そして、DVDのカレントプロジェクトを保存し(S303)、カレントドライブがHDD部16である場合にはDVDを排出し(S304、S305)、カレントドライブがHDD部16でない場合にはカレントドライブをHDD部16に切り替えた後に(S304、S306)、DVDを排出する(S305)。このように、ペアプロジェクト情報は、DVDが排出される際に削除される。その理由は、新たなDVDが挿入される場合には、当該ペアプロジェクト情報は誤った情報となるからである。ペアプロジェクト情報はHD上に記憶されるためデータレコーダの電源がOFFとなっても消えることはない。もちろん、一度排出されたDVDを再度挿入した場合には、ペアプロジェクト情報を再利用することができる。したがって、挿入/排出されるDVDを識別できる情報をHDに保持し、DVDの識別情報とともにペアプロジェクト情報を記憶しておき、DVDの排出にもかかわらずペアプロジェクト情報をそのまま保持し、DVDが挿入された場合に当該DVDに対応するペアプロジェクト情報を検索して再利用してもよい。
本実施形態におけるペアプロジェクト情報は任意であり、対応関係を規定するマップとして記憶することができる。図6に、ペアプロジェクト情報を規定するマップの一例を示す。HDのプロジェクト01がDVDのプロジェクト01と対応付けられ、HDのプロジェクト02とDVDのプロジェクト02が対応付けられ、HDのプロジェクト04とDVDのプロジェクト03が対応付けられることを示す。同時録音モードにおいて、HDのプロジェクト04が選択されると、自動的にDVDのプロジェクト03が設定されて同一楽曲データが格納される。HDのプロジェクト03は、例えば個別記録モードで記録されたためペアプロジェクトが作成されなかったプロジェクトである。
図6から分かるように、カレントドライブがHDであるとすると、同時記録モードにおいてはHDのディレクトリを選択するだけで自動的にDVDのディレクトリが決定されることが理解されよう。例えば、HDのプロジェクト02を選択すればDVDのプロジェクト02が自動的に決定され、HDのプロジェクト04を選択すればDVDのプロジェクト03が自動的に決定される。ファイルサーバあるいはコンピュータにおける内蔵HDのミラーリングとの相違は明らかであろう。
本実施形態では、内蔵媒体としてHD,可搬媒体としてDVDを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、内蔵媒体としてフラッシュメモリを用いてもよく、可搬媒体としてフラッシュメモリやBD(ブルーレイ)等の光ディスクを用いてもよい。
また、本実施形態では、関連情報としてのペアプロジェクト情報をHD上に記憶させているが、マイコン部22の揮発性あるいは不揮発性メモリ上に記憶してもよい。揮発性メモリ上に記憶させた場合、データレコーダの電源OFF時にはペアプロジェクト情報は消失することになる。あるいは、関連情報としてのペアプロジェクト情報をDVDに記憶することも可能である。例えば、DVDのProject.prjディレクトリに設定データの一つとして記憶する等である。同時記録モードの場合、マイコン部22は光ディスクドライブ部14に指令してDVDの当該ディレクトリからペアプロジェクト情報を読み出し、HDの選択されたプロジェクトに対応するDVDのプロジェクトを特定する。関連情報としてのペアプロジェクト情報は、内蔵媒体あるいは可搬媒体のいずれに記憶してもよい。但し、可搬媒体に記憶する場合には書換回数の制限に留意する必要がある。
また、本実施形態では、光ディスクドライブ部14とHDD部16とを有するデータレコーダについて説明したが、内蔵媒体記録装置と可搬媒体記録装置とを併せて合計3個以上有する場合にも同様に適用できる。この場合、3つ以上の媒体のディレクトリ同士を関連付けてペアディレクトリ情報として記憶しておけばよい。例えば、図1の構成においてさらに光ディスクドライブ部が存在する場合、HDのディレクトリと2つのDVDのディレクトリとをそれぞれ対応付ける。カレントドライブのディレクトリを中心として他の非カレントドライブのディレクトリを関連付けてスター型とすることが好ましい。もちろん、3つのディレクトリをカスケード的に関連付けてもよい。
さらに、本実施形態ではHDのディレクトリとDVDのディレクトリとを関連づけているが、必ずしもディレクトリに限定することなく、HD、DVDの任意の格納領域同士を対応づけてもよい。要するに、データを格納する単位はディレクトリではなく任意でよい。例えば、全てのデータを同一のディレクトリに格納するようにし、プロジェクト別管理テーブルなるものを作成して、新規録音時に、対象とするプロジェクトを選択するのと同期して、データをどの管理テーブルに登録するかを設定してもよい。
データレコーダの全体構成図である。 HD及びDVDのディレクトリ構造図である。 実施形態の処理フローチャート(その1)である。 実施形態の処理フローチャート(その2)である。 実施形態の処理フローチャート(その3)である。 ペアプロジェクト情報(関連情報)説明図である。
符号の説明
10 A/D変換器、12 信号処理部、14 光ディスクドライブ部、16 HDD部、18 D/A変換器、20 USB部、22 マイコン部、24 操作部。

Claims (7)

  1. 内蔵媒体記録装置と可搬媒体記録装置とを有するデータレコーダであって、
    内蔵媒体及び可搬媒体にそれぞれ独立にデータを記録する個別記録モードと、前記内蔵媒体と前記可搬媒体に同一データを同時に記録する同時記録モードとを有し、選択指令に応じていずれかのモードでデータを記録する制御手段と、
    前記内蔵媒体の領域と前記可搬媒体の領域のうちデータを同時記録すべき領域同士を関連付けた関連情報を記憶する記憶手段と、
    を有し、前記制御手段は、前記同時記録モードが指令された場合に前記記憶手段に記憶された前記関連情報を用いて同時記録すべき領域を自動的に特定して同一データを同時記録することを特徴とするデータレコーダ。
  2. 請求項1記載のデータレコーダにおいて、
    前記領域はディレクトリであることを特徴とするデータレコーダ。
  3. 請求項2記載のデータレコーダにおいて、
    前記記憶手段は、前記内蔵媒体と前記可搬媒体に対する最初の同時記録モードの際に選択された前記内蔵媒体のディレクトリと前記可搬媒体のディレクトリを関連付ける情報を前記関連情報として記憶し、
    前記制御手段は、前記内蔵媒体と前記可搬媒体に対する2回目以降の同時記録モードの際に前記関連情報を用いて同時記録すべきディレクトリを特定して記録することを特徴とするデータレコーダ。
  4. 請求項3記載のデータレコーダにおいて、
    前記制御手段は、前記内蔵媒体と前記可搬媒体に対する2回目以降の同時記録モードの際に、前記内蔵媒体と可搬媒体のいずれか一方のディレクトリが選択されたときに前記関連情報を用いて同時記録すべき他方の媒体のディレクトリを自動的に特定することで前記他方の媒体のディレクトリの選択を不要とし、前記個別記録モードにおける操作と同一とすることを特徴とするデータレコーダ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のデータレコーダにおいて、
    前記関連情報は、前記可搬媒体の排出により削除されることを特徴とするデータレコーダ。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載のデータレコーダにおいて、
    前記関連情報は、前記内蔵媒体に記録されることを特徴とするデータレコーダ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のデータレコーダにおいて、
    前記内蔵媒体はハードディスクであり、前記可搬媒体は光ディスクであることを特徴とするデータレコーダ。
JP2007150190A 2007-06-06 2007-06-06 データレコーダ Expired - Fee Related JP5050668B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007150190A JP5050668B2 (ja) 2007-06-06 2007-06-06 データレコーダ
US12/056,200 US20080304390A1 (en) 2007-06-06 2008-03-26 Data recorder
CN200810087296XA CN101320580B (zh) 2007-06-06 2008-03-26 数据录制器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007150190A JP5050668B2 (ja) 2007-06-06 2007-06-06 データレコーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008305472A JP2008305472A (ja) 2008-12-18
JP5050668B2 true JP5050668B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40095779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007150190A Expired - Fee Related JP5050668B2 (ja) 2007-06-06 2007-06-06 データレコーダ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20080304390A1 (ja)
JP (1) JP5050668B2 (ja)
CN (1) CN101320580B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101489074B (zh) * 2009-01-14 2013-11-27 深圳市龙视传媒有限公司 一种协同录制系统及方法
CN102369575A (zh) * 2009-03-31 2012-03-07 夏普株式会社 驱动装置、内容记录重放装置、同步方法、程序及记录介质
US20100318203A1 (en) * 2009-06-16 2010-12-16 Brooks Mitchell T Audio Recording Apparatus
CN102483946A (zh) * 2009-09-08 2012-05-30 夏普株式会社 节目记录装置、节目同步方法、程序及记录介质

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3540717B2 (ja) * 2000-05-17 2004-07-07 株式会社東芝 情報記録再生装置及び情報記録再生方法
JP3670210B2 (ja) * 2000-12-12 2005-07-13 松下電器産業株式会社 記録方法
JP3090135U (ja) * 2002-05-21 2002-11-29 船井電機株式会社 Dvdとハードディスクの一体型記録再生装置および映像記録再生装置
JP3978197B2 (ja) * 2004-05-31 2007-09-19 株式会社日立製作所 ダビング機能付レコーダ
JP4250564B2 (ja) * 2004-06-08 2009-04-08 株式会社東芝 コピー制限コンテンツの同時録画の処理方法およびその映像機器
WO2005122166A1 (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録再生装置
JP2006086670A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Hitachi Ltd データ記録装置
JP2006313978A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Canon Inc 撮像装置、制御方法及びコンピュータプログラム
JP2006338832A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Pioneer Electronic Corp 情報記録装置
JP2007115293A (ja) * 2005-10-17 2007-05-10 Toshiba Corp 情報記憶媒体、プログラム、情報再生方法、情報再生装置、データ転送方法、及びデータ処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008305472A (ja) 2008-12-18
CN101320580A (zh) 2008-12-10
CN101320580B (zh) 2010-12-29
US20080304390A1 (en) 2008-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5197202B2 (ja) コンテンツ再生装置、方法およびプログラム
JP4269122B2 (ja) 記録装置および記録方法
JP5050668B2 (ja) データレコーダ
US20070239801A1 (en) Information recording medium, and reproducing medium and apparatus
JP2007220212A (ja) 再生制御装置、再生制御プログラムおよびコンテンツ再生装置
JP2005235333A (ja) 再生装置
JP2004527061A (ja) オーディオセレクション記録再生システムとオーディオセレクション記録再生方法
KR20030046836A (ko) 복합 기록 장치에서의 녹화 제어 방법
JP2001092602A (ja) 情報再生システム
JP2009171345A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP4635809B2 (ja) 音声記録再生装置、音声記録再生システム、音声記録再生方法及びプログラム
JP4394465B2 (ja) 再生装置、情報処理方法およびプログラム
JP2004079061A (ja) メディアプレーヤー装置、メディアプレーヤープログラム、ユーザーインターフェイス、トラック再生停止方法。
KR20060043978A (ko) 콤보 시스템의 데이터 백업 방법
KR20040090188A (ko) 디지털 녹화기에서의 녹화 프로그램 삭제방법
JP3874121B2 (ja) 記録装置および記録方法
JP2008276840A (ja) コンテンツ記録再生装置およびそのプログラム
JP3867807B2 (ja) 記録装置および記録方法
JP3798609B2 (ja) 情報記録装置及び情報記録方法並びに情報ダビング装置
KR20080040083A (ko) 디브이디 레코더에서의 저장 용량 관리 장치 및 방법
JP2006323626A (ja) データ記録装置
JP2001266545A (ja) ディスク記録再生装置
JP2006139838A (ja) 音響装置及びその制御方法
KR20080057704A (ko) 녹화모드 변경 가능한 dvd 시스템 및 녹화 도중녹화모드 변경방법
JP2003022622A (ja) ディスク記録装置及びディスク再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees