JP5050648B2 - 電子レンジ調理用包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、フランジ部を有する合成樹脂製の容器本体に米飯等の食品を充填し、該フランジ部に蓋体をヒートシールして密封する電子レンジ調理用包装容器に関する。
従来、レトルト食品、冷凍食品等を合成樹脂製の密封容器に収納し、食べる時に電子レンジで加熱調理する電子レンジ調理用包装容器が種々知られている。しかしながら、これらの包装容器を電子レンジで加熱すると、食品から発生する水蒸気等により包装容器の内圧が上昇し、包装容器が破裂して食品が飛散するとともに、電子レンジ内を汚したり、人体に対してやけど等の危害を与えるおそれがある。
このため、このような包装容器を電子レンジで加熱調理する前に、包装容器をあらかじめ部分的に開封したり、包装容器に孔を開けることにより包装容器内で発生する水蒸気等を外部に排出し、包装容器の破裂を防止する方法がとられている。
しかしながら、このような方法は一般消費者にとっては手間のかかるものであるとともに、電子レンジ加熱により発生した水蒸気が直ちに包装容器外へ排出されるために、水蒸気による加熱蒸らし効果が低減し、食味が落ちるという欠点がある。
このような欠点を解消するために、フランジ部を有する合成樹脂製の容器内に食品類を充填し、該フランジ部に蓋体をヒートシールする際に、ヒートシール部に容器の内側方向に突出する突出部を形成することによって、電子レンジで加熱調理する際に、容器内の内圧上昇によって該突出部を自動的に開口させて包装容器の破裂を防止する電子レンジ調理用包装容器が種々提案されている。(例えば、特許文献1〜3参照)
また、包装袋の周縁シール部に、電子レンジで加熱調理する時に自動的に開口する開口用シール部を設けた電子レンジ調理用包装袋も提案されている。(例えば、特許文献4、5参照)
特開昭62−235080号公報 特開平11−171261号公報 特開2000−62858号公報 特開平11−29181号公報 特開2004−168430号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載された包装容器では、米飯等の内容物を充填し密封シールして自動開口部を形成する際に、シール工具と容器の位置ずれが発生し、該突出部が所定の位置からずれることがある。その結果、電子レンジで加熱調理する際に容器内部に発生した応力が該突出部に集中しにくくなり、該突出部以外のシール部から開口したり、所定の時間よりも早く開口してしまい、蒸らし効果により内容物の食味を向上させる効果が小さくなるという問題点があった。
このような位置ずれによる問題点を解消する方法としては、包装容器のフランジ部に突起部を設け、この突起部に蓋体をヒートシールすることにより周縁シール部、或いは自動開口部となる内側方向への突出部を形成することが考えられる。しかしながら、このような方法を採用した場合には、フランジ部に設けた突起部に蓋体をヒートシールする際に、ヒートシール部の容器の内方側にフランジ部が溶融して形成された樹脂溜まりが形成されることがあり、ヒートシール部のシール強度が高められる。その結果、電子レンジによる加熱調理時に自動開口部となる内側方向への突出部におけるシール強度が高くなりすぎて自動開口性が低下し、この突出部以外の場所から開口したり、スムースな開口が行われずに爆発的に開口して容器の内容物が飛散するといった問題が発生する。
したがって、本発明はこのような包装容器のフランジ部の全周にわたって突起部を形成し、前記突起部に蓋体をヒートシールして密封する電子レンジ調理用包装容器に特有の問題点を解消して、蓋体をヒートシールする際に発生する自動開口部となる内側方向への突出部の位置ずれを無くし、かつ突出部の容器の内方側にフランジ部が溶融して樹脂溜まりが形成されるのを防止して、電子レンジによる加熱調理時には蒸らし効果により内容物の食味を向上させるとともに、容器内の圧力上昇により蓋体が確実に突出部から自動開口する電子レンジ調理用包装容器を、低コストで提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、前記突出部のシール幅を突出部以外の周縁シール幅よりも広くすることにより、上記課題が解決されることを発見した。従来の電子レンジ調理用包装容器では、電子レンジで加熱調理する際に自動的に開口する部分のヒートシール幅は、自動開口を容易にするために、他の周縁シール部と同じ幅乃至幅狭に形成されているが(例えば、特許文献4、5参照)、本発明では従来の容器とは全く異なる発想に基づいて、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明では、次の1〜4の構成を採用する。
1.合成樹脂製の容器本体のフランジ部の全周にわたって突起部を形成し、前記突起部に蓋体をヒートシールして密封する電子レンジ調理用包装容器であって、前記ヒートシール部に容器の内側方向に向かうV字状又はU字状の突出部を形成し、前記突出部のシール幅を前記突出部以外の周縁シール幅の1.2〜3倍とするとともに、前記突出部におけるヒートシール部の容器の内方側にフランジ部が溶融して形成された樹脂溜まりが存在しない電子レンジ調理用包装容器において、前記電子レンジ調理用包装容器の周縁シール部に容器の外側方向に向けて突出する開封部を形成したことを特徴とする電子レンジ調理用包装容器。
2.合成樹脂製の容器本体が角型容器であり、前記突出部及び開封部を容器のコーナー部に形成したことを特徴とする1に記載の電子レンジ調理用包装容器。
3.前記開封部の形状をV字状に形成したことを特徴とする1又は2に記載の電子レンジ調理用包装容器。
4.ヒートシール部に形成した前記突出部におけるシール強度が5〜30N/15mmであることを特徴とする1〜3のいずれかに記載の電子レンジ調理用包装容器。
本発明によれば、フランジ部に蓋体をヒートシールする際に発生する、加熱調理時に自動開口部となる内側方向への突出部の位置ずれを確実に防止することができる。また、フランジ部の全周にわたって形成した突起部に蓋体をヒートシールする際に、突出部の容器の内方側にフランジ部が溶融して樹脂溜まりが形成されるのを防止して、自動開口部となる突出部のヒートシール強度が必要以上に高くなるのを防ぎ、電子レンジによる加熱調理時には蒸らし効果により内容物の食味を向上させるとともに、容器内の圧力上昇により蓋体が確実に突出部から自動開口する電子レンジ調理用包装容器を、低コストで提供することが可能となる。
本発明で電子レンジ調理用包装体の容器本体及び蓋体を構成する材料としては、通常包装容器の製造に用いられるヒートシール性を有するプラスチック材料が使用される。このようなプラスチック材料としては、例えばヒートシール性を有する熱可塑性樹脂からなる単層のフイルム、シート類や、ヒートシール性を有する熱可塑性樹脂を他の熱可塑性樹脂等と積層した多層フイルム、シート等が挙げられる。
このようなヒートシール性を有するプラスチック材料としては、例えば公知の低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン系不飽和カルボン酸乃至その無水物でグラフト変性されたオレフィン樹脂等のオレフィン系樹脂;比較的低融点乃至低軟化点のポリアミド乃至コポリアミド樹脂;ポリエステル乃至コポリエステル樹脂;ポリカーボネイト樹脂等が使用される。
また、ヒートシール性を有するプラスチック材料と積層する他のプラスチック材料としては、ヒートシール性を有し又は有さない熱可塑性樹脂、各種バリヤーフイルムや酸素吸収性樹脂を使用することができる。
このような熱可塑性樹脂としては、例えば結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共重合体、結晶性ポリブテン−1、結晶性ポリ4−メチルペンテン−1、低−、中−、或いは高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、EVAケン化物、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)等のポリオレフィン類;ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体等の芳香族ビニル共重合体;ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化ビニル重合体;ポリアクリル系樹脂;アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体の如きニトリル重合体;ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート等のポリエステル類_;6−ナイロン、12−ナイロン、メタキシリレンジアミン(MX)ナイロンのようなポリアミド類;各種ポリカーボネート;フッ素系樹脂;ポリオキシメチレン等のポリアセタール類等の熱可塑性樹脂を挙げることができる。これらの熱可塑性樹脂は単独で又は二種以上をブレンドして使用することができ、また、各種の添加剤を配合して使用してもよい。
バリヤーフイルムとしては、公知の酸素バリヤー性を有する熱可塑性樹脂により構成されたフイルムは、全て使用することができる。このような樹脂としては、例えばエチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂等が挙げられるが、焼却処分時に有害ガスを発生するおそれのない塩素を含まない樹脂を使用することが好ましい。
特に好ましい酸素バリヤー性樹脂としては、エチレン含有量が20〜60モル%、特に25〜50モル%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体を、ケン化度が96モル%以上、特に99モル%以上となるようにケン化して得られる共重合体ケン化物が挙げられる。
他の好ましい酸素バリヤー性樹脂としては、炭素数100個当たりのアミド基の数が5〜50個、特に6〜20個の範囲にあるポリアミド類;例えばナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6/6,6共重合体、メタキシリレンアジパミド(MX6)、ナイロン6,10、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン13等が挙げられる。
また、他のバリヤーフイルムとして、シリカ蒸着ポリエステルフイルム、アルミナ蒸着ポリエステルフイルム、シリカ蒸着ナイロンフイルム、アルミナ蒸着ナイロンフイルム、アルミナ蒸着ポリプロピレンフイルム、炭素膜蒸着ポリエステルフイルム、炭素膜蒸着ナイロンフイルム、さらにアルミナ及びシリカをポリエステルフイルムやナイロンフイルム等のベースフイルムに同時蒸着した2元蒸着フイルム、またナイロン6/メタキシリレンジアミンナイロン共押出しフイルム、ポリプロピレン/エチレン−ビニルアルコール共重合体共押出しフイルム、またポリビニルアルコールコートポリプロピレンフイルム、ポリビニルアルコールコートポリエステルフイルム、ポリビニルアルコールコートナイロンフイルム、ポリアクリル酸系樹脂コートポリエステルフイルム、ポリアクリル酸系樹脂コートナイロンフイルム、ポリアクリル酸系樹脂コートポリプロピレンフイルム、ポリグリコール酸樹脂コートポリエステルフイルム、ポリグリコール酸樹脂コートナイロンフイルム、ポリグリコール酸樹脂コートポリプロピレンフイルム等の有機樹脂コートフイルム、さらに有機樹脂材料及び無機材料からなるハイブリッドコート材をポリエステルフイルムやナイロンフイルム、ポリプロピレンフイルム等のベースフイルムにコーティングしたもの等を挙げることができる。
これらのバリヤーフイルムは、単独で又は2種以上を組合わせて使用することができる。
酸素吸収性樹脂としては、(1)樹脂自体が酸素吸収性を有する樹脂を使用する、もしくは(2)酸素吸収性を有する又は有しない熱可塑性樹脂中に酸素吸収剤を配合した樹脂組成物を使用することができる。酸素吸収性樹脂組成物(2)を構成する熱可塑性樹脂としては特に制限はなく、酸素バリヤー性を有する熱可塑性樹脂や、酸素バリヤー性を有さない熱可塑性樹脂のいずれもが使用できる。樹脂組成物(2)を構成する熱可塑性樹脂として、樹脂自体が酸素吸収性又は酸素バリヤー性を有するものを使用した場合は、酸素吸収剤による酸素吸収効果との組合せにより、容器内部への酸素の侵入を効果的に防止することができるので好ましい。
樹脂自体が酸素吸収性を有するものとしては、例えば、樹脂の酸化反応を利用したものが挙げられる。酸化性の有機材料、例えば、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリプロピレン、エチレン一酸化炭素共重合体、6−ナイロン、12−ナイロン、メタキシリレンジアミン(MX)ナイロンのようなポリアミド類に、酸化触媒としてコバルト、ロジウム、銅等の遷移金属を含む有機酸塩類や、ベンゾフェノン、アセトフェノン、クロロケトン類のような光増感剤を加えたものが使用できる。これらの酸素吸収材料を使用した場合は、紫外線、電子線のような高エネルギー線を照射することによって、一層の効果を発現させることも出来る。
熱可塑性樹脂中に配合する酸素吸収剤としては、従来この種の用途に使用されている酸素吸収剤は全て使用できるが、一般には還元性でしかも実質上水に不溶なものが好ましい。その適当な例としては、還元性を有する金属粉、例えば還元性鉄、還元性亜鉛、還元性錫粉;金属低位酸化物、例えばFeO、Fe;還元性金属化合物、例えば炭化鉄、ケイ素鉄、鉄カルボニル、水酸化第一鉄等の一種又は二種以上を組み合わせたものを主成分としたものが挙げられる。特に好ましい酸素吸収剤としては、還元性鉄、例えば鉄鋼の製造工程で得られる酸化鉄をコークスで還元し、生成した海綿鉄を粉砕後、水素ガスや分解アンモニアガス中で仕上還元を行なった還元性鉄や、酸洗工程で得られる塩化鉄水溶液から鉄を電解析出させ、粉砕後仕上還元を行なった還元性鉄等が挙げられる。
これらの酸素吸収剤は必要に応じて、アルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、第三リン酸塩、第二リン酸塩、有機酸塩、ハロゲン化物等の電解質からなる酸化促進剤や、さらには活性炭、活性アルミナ、活性白土のような助剤とも組み合わせて使用することができる。特に好ましい酸化促進剤としては、塩化ナトリウム、塩化カルシウム或いはこれらを組合わせたもの等が挙げられる。
還元性鉄と酸化促進剤を組合わせて使用する場合には、両者の配合割合は、合計量を100重量部として、還元性鉄99〜80重量部及び酸化促進剤1〜20重量部、特に還元性鉄98〜90重量部及び酸化促進剤2〜10重量部とすることが好ましい。
他の酸素吸収剤としては、多価フェノールを骨格内に有する高分子化合物、例えば多価フェノール含有フェノール・アルデヒド樹脂等が挙げられる。更に、水溶性物質であるアスコルビン酸、エリソルビン酸、トコフェロール類及びこれらの塩類等も好適に使用することが出来る。これらの酸素吸収性物質の内でも、還元性鉄及びアスコルビン酸系化合物が特に好ましい。
また、上記の樹脂自体が酸素吸収性を有する樹脂を、酸素吸収剤として熱可塑性樹脂中に配合してもよい。
これら酸素吸収剤は、一般に平均粒径が50μm以下、特に30μm以下の粒径を有することが好ましく、透明あるいは半透明性を必要とする場合には、平均粒径10μm以下、特に5μm以下の粒径を有することが好ましい。酸素吸収剤は、上記の樹脂に1乃至70重量%、特に5乃至30重量%の割合で配合することが好ましい。
本発明で容器内に充填する米飯等の内容物は、雑菌、かび及び酸素により劣化し、風味が低下し易い。したがって、本発明において容器本体及び蓋体を構成材料としては、各種バリヤーフイルムや酸素吸収性樹脂層を含む多層構造の積層体を使用することが好ましい。積層体を構成する各層間には必要に応じて接着剤層を介在させることができる。このような接着剤としては特に制限はなく、例えば無水マレイン酸のような酸無水物で変性されたポリオレフィン系接着剤や、ポリウレタン系接着剤等、通常積層体用の接着剤として用いられるものはいずれも使用することができる。
容器本体を構成する積層体の好適な層構成としては、例えば、容器の外層側から順に、ポリプロピレン(PP)/接着剤/エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVOH)のようなガスバリヤー性樹脂/接着剤/PP;PP/接着剤/EVOH/接着剤/酸素吸収性樹脂層(例えば、還元性鉄及び酸化促進剤を含むポリオレフィン)/PP等が挙げられる。
また、蓋材を構成する積層体の好適な層構成としては、例えば、蓋体の外層側から順に、ナイロン(NY)/EVOH/PP系・ポリエチレン(PE)系複合材料;NY/EVOH/直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE);蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)/NY/PP系・PE系複合材料;蓋着PET/NY/LLDPE;蒸着PET/NY/ポリブチレンテレフタレート(PBT)系樹脂等が挙げられる。
つぎに、図面に基づいて、本発明の電子レンジ調理用包装容器の具体例について、詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明の電子レンジ調理用包装容器の1例を示す図であり、図1は包装容器の平面図、図2は包装容器の正面図、そして図3は包装容器のフランジ部に形成した突起部に蓋体をヒートシールする工程を説明する部分拡大模式図である。また、図4は包装容器を電子レンジで加熱調理する際の断面模式図で、(A)は図1のAA線における断面模式図を表し、(B)は同じく図1のBB線における断面模式図を表す。さらに、図5はフランジ部に形成した突起部に蓋体をヒートシールする際に、ヒートシール部の内方側に形成された樹脂溜まりに、内圧がかかる状態を説明する拡大模式図を表す。
この電子レンジ調理用包装容器1は、フランジ部2を有する角型の容器本体3に米飯等の内容物(図示せず)を充填し、該フランジ部2に蓋体4をヒートシールするものである。フランジ部2には全周にわたって突起部5を設け、シールヘッド6により蓋体4をヒートシールすることによって、周縁シール部7を形成している(図3参照)。
包装容器1の1つのコーナー部には、周縁シール部7を容器の内側方向に向けてV字状に突出させることによって、内容物を充填密封した包装容器1を電子レンジで加熱調理した際に自動的に開口する突出部8を設けている。また、この突出部8と対向するコーナー部には、周縁シール部7を外側方向に向けてV字状に突出させて開封部9を形成している。
フランジ部2の全周に突起部5を設け、この突起部5に蓋体4をヒートシールすることによりシール部を構成した場合には、図5にみられるようにヒートシール部の容器の内方側に、蓋体4とフランジ部2が溶融して樹脂溜まり11が形成されることがある。
この樹脂だまり11が形成されると、電子レンジで包装容器1を加熱する際に内容物から発生した水蒸気による内圧は、図5に矢印で示したように樹脂だまり11に対して直角方向に作用するので、シール部の剥離強度が大幅に上昇する。したがって、樹脂だまり11が発生すると突出部8における自動開口性が低下する。本発明では、前記突出部8のシール幅aを突出部8以外の周縁シール部7のシール幅bよりも広くすることによって、樹脂溜まり11の形成を防止することを特徴とするものである。
従来の電子レンジ調理用包装容器では、電子レンジで加熱調理する際に自動的に開口する部分のヒートシール幅は、自動開口を容易にするために、他の周縁シール部と同じ幅乃至幅狭に形成されている(例えば、特許文献4、5参照)。本発明者等は、従来の容器とは逆に、自動開口部となる突出部8のシール幅aを突出部8以外の周縁シール部7のシール幅bよりも広くすることによって、樹脂溜まり11の形成を防止することができることを見出して、本発明を完成したものである。
突出部8のシール幅aは、他の周縁シール部7のシール幅bの1.2〜3倍程度、特に1.2〜2倍程度とすることが好ましい。突出部8のシール幅aをこのような範囲にすることによって、樹脂溜まり11が形成されるのを防止することができる。シール幅aがシール幅bの1.2倍よりも小さい場合には、樹脂溜まり11の発生を防止することができない。一方、3倍を超えると、樹脂溜まりの形成は防止することができるものの、シール幅が広くなりすぎて抵抗が大きくなり、突出部8の自動開口性が低下する。
この突出部8におけるシール強度は、包装容器1の流通時或いは保管時には突出部8から内容物が漏出するのを防止するとともに、電子レンジによる加熱調理時の自動開口性を確保するために、5〜30N/15mm程度とすることが好ましい。なお、この場合のシール強度は、突出部8のシール幅を15mm幅に換算した値を意味する。
包装容器1の突出部8と対向するコーナー部には、周縁シール部7を外側方向に向けてV字状に突出させて、包装容器1が突出部8から自動開口し電子レンジによる加熱調理が終了した後に、容器1を開封するために開封部9を形成している。この開封部9におけるシール幅は、周縁シール部7のシール幅と同程度とすればよい。また、その形状は適宜選択することができる。
この電子レンジ調理用包装容器1を電子レンジで加熱調理すると、容器内に充填した米飯等の食品から発生する水蒸気等によって容器の内圧が上昇し、蓋体4が外側に向って膨張する(図4参照)。そして、コーナー部に設けた突出部8では、容器の内側方向に向けてU字状乃至V字状に突出する先端部からヒートシール部の剥離が始まるが、他の部分では周縁シール部7の剥離は生じず、容器内の内圧は維持され、容器内に充填した米飯等の食品は充分な蒸らし効果を受けて食味が向上する。
容器内の内圧がさらに上昇し、突出部8の先端部における剥離がヒートシール部の外縁に達すると、ヒートシール部が開口し、開口部から高温の水蒸気が吹き出し、内圧が低下して内容物の調理が完了する。調理完了後の包装容器は、電子レンジから取り出して突出部8と対向するコーナー部に設けた開封部9から蓋体4を手で開封して、そのまま食することができる。このとき、開口した突出部8からは、高温の水蒸気が吹き出しているが、この水蒸気は開封部9の反対方向に向って吹き出すために、蓋体4を安全に開封することができる。また、突出部8において、ヒートシール部が自動開口した後に内圧が低下するまでの間も、容器内の内圧をある程度維持することができるので、内容物に充分な蒸らし効果を与えることができる。
図6は、本発明の電子レンジ調理用包装容器の他の例を示す図であり、(A)は包装容器の平面図、また(B)は包装容器の正面図である。
この電子レンジ調理用包装容器21は、フランジ部2を有する横断面が円形のカップ型容器本体3に米飯等の食品(図示せず)を充填し、該フランジ部2に蓋体4をヒートシールして密封するものである。このフランジ部2には、対向する位置に一対の幅広部22、23が設けられており、一方の幅広部22には容器の内側方向に向かうV字状の突出部8を形成している。また、対向する幅広部23では、周縁シール部7を容器外側方向に向けてV字状に突出させて開封部9を形成している。
図7は、本発明の電子レンジ調理用包装容器のさらに他の例を示す平面図である。
この電子レンジ調理用包装容器31は、図6の包装容器21において、フランジ部の対向する位置に設けた一対の幅広部22、23の両方に、周縁シール部7を容器外側方向に向けてV字状に突出させて開封部9、9を形成している。そして、開封部9、9に挟まれた周縁シール部7には、周縁シール部7の他の部分よりも幅広で容器の内側方向に向かうV字状の突出部8、8を形成している。包装容器31の他の構成は、図6の包装容器21と同様である。
図8は、本発明の電子レンジ調理用包装容器のさらに他の例を示す平面図である。
この電子レンジ調理用包装容器41は、図1〜5の角型包装容器1において、対向する一対のコーナー部に、周縁シール部7の他の部分よりも幅広で容器の内側方向に向かうV字状のシール部からなる突出部8、8を形成している。また、対向する他の一対のコーナー部には、周縁シール部7を容器外側方向に向けてV字状に突出させて開封部9、9を形成している。包装容器41の他の構成は、図1〜5の包装容器1と同様である。
上記の各例では、容器本体の形状が角型及びカップ型の電子レンジ調理用包装容器について説明したが、容器本体或いは蓋体の形状は、例えば長円形にする等適宜変更することができるものである。また、その寸法も、任意に設定できるものであることは、勿論である。
容器本体や蓋体は、定法によって製造することができ、例えば、容器本体の成形方法としては、真空成形、圧空成形、真空圧空成形、射出成形等を採用することができる。
以下、実施例により本発明の電子レンジ調理用包装容器についてさらに説明するが、以下の具体例は、本発明を限定するものではない。
(実施例1)
外層から順に、メルトインデックス(MI)0.5のポリプロピレンにチタン白顔料を添加したポリプロピレン樹脂外層(厚さ310μm)/無水マレイン酸変性ポリプロピレンからなる接着剤層(厚さ20μm)/エチレンビニルアルコール共重合体からなるバリヤー層(厚さ40μm)/上記と同じ接着剤層(厚さ20μm)/MI=5のポリプロピレン樹脂内層(厚さ310μm)からなる3種5層構成で総厚さ0.7mmの多層シートを、通常の押出し成形により作製した。
この多層シートを使用し、通常の真空・圧空成形機により、容器外寸156mm×133mm、高さ29mm(内容積約340ml)の、図1に示す形状を有するフランジ付角型容器を作製した(フランジ幅:直線部8mm、コーナー部最大17mm)。
その際、容器本体のフランジ部2の全周にわたって蓋体4を密封シールするための突起部5を形成し、図1に示すように容器の内側方向に向かうV字状突出部8と、対向するコーナー部に容器の外側に向けて突出する開封部9を設けた。周縁部シール部(開封部含む)の突起幅は1.0mm、突出部8の突起幅(内寸)は、1.2mmとした。(突起高さ:0.7mm)
一方、厚さ12μmの2軸延伸ポリエステルフィルム(外層)、厚さ15μmの2軸延伸ナイロンフィルム(中間層)、厚さ50μmのエチレン・プロピレン系複合材料からなるポリプロピレン系フィルム(内層)を使用し、各種樹脂層間にポリウレタン系接着剤を介在させて、次の手順でドライラミネーションにより蓋材を構成する積層体を構成した。
はじめに、外層材にグラビアロール等により接着剤を塗布し、温度80〜100℃の乾燥オーブン中で、溶剤を蒸発、乾燥させ、粘着状態になった接着剤層と中間層材を貼り合わせ、加熱された金属ロールとゴムロールにより圧着した後に、冷却金属ロールを通過させて巻き取る。同様の手順で、この積層体に内層材を貼り合わせ、所望の小寸法に切断して蓋体を構成した。
通常の無菌包装充填ラインを使用して、上記容器に無菌米飯200gを充填後、容器のフランジ部2に上記蓋体4を200℃、1.0秒、180Kgの条件でヒートシールして密封した。
(実施例2)
上記実施例1において、突出部8の突起幅を1.8mmとした以外は、実施例1と同様にして図1に示す角型容器を作製し、同様の手順で容器に無菌米飯200gを充填後、密封した。
(実施例3)
上記実施例1において、突出部8の突起幅を3.0mmとした以外は、実施例1と同様にして図1に示す角型容器を作製し、同様の手順で容器に無菌米飯200gを充填後、密封した。
(比較例1)
上記実施例1において、突出部8の突起幅を1.0mmとした以外は、実施例1と同様にして図1に示す角型容器を作製し、同様の手順で容器に無菌米飯200gを充填後、密封した。
(比較例2)
上記実施例1において、突出部8の突起幅aを3.5mmとした以外は、実施例1と同様にして図1に示す角型容器を作製し、同様の手順で容器に無菌米飯200gを充填後、密封した。
実施例1〜3および比較例1、2で得られた無菌米飯を充填密封した包装容器各10個を、出力600Wの電子レンジ内で加熱調理した結果を表1に示す。
なお、実施例1〜3の容器について、下記のようにしてV字状突出部8を容器内側から測定したシール強度(平均値)は、5〜30N/15mmの範囲であった。一方、比較例1、2の容器のシール強度は11〜40N/15mmの範囲であり、測定時に蓋材が層間で剥離するデラミ現象がみられた。
(シール強度)
容器を容器ホルダーに固定し、シール部両側で蓋材を15mm幅に切断し、容器内側部分の蓋材を引張り試験機のチャックに固定し、300mm/分の速度で90°方向に上方に引張り最大荷重を測定した。
Figure 0005050648
表1に示すように、実施例1〜3の突出部8の突起幅を周縁部シール部7の突起幅より広くしたものは、突出部8のシール部に樹脂溜まりが形成されず、電子レンジ加熱試験で内圧の上昇とともに突出部8のシール部が徐々に後退し、すべて所定位置から、所定の時間内にスムーズに蒸気が抜けた。
比較例1の突出部8の突起幅を周縁部シール部7の突起幅と同じにしたものでは、突出部8のシール部の内側に樹脂溜まりが形成されるものがあり、電子レンジ加熱試験で突出部8以外の場所から蒸気が抜け、爆発的に開口するものがあった。また、比較例2の突出部8の突起幅を周縁部シール部の突起幅の3.5倍にしたものは、突出部8のシール部に樹脂溜まりは形成されなかったが、突出部8のシール幅が広すぎて抵抗が大きくなり、突出部8から蒸気が抜けないものがあった。
そして、従来品のように蓋材を剥がしてから電子レンジ加熱したものに比べ、本発明の容器では、突出部8が剥離して蒸気が抜けるまで容器の密封性を維持することができるので、蒸らし効果で米飯の食味が向上した。
(実施例4)
外層から順に、メルトインデックス(MI)0.5のポリプロピレンにチタン白顔料を添加したポリプロピレン樹脂外層(厚さ430μm)/無水マレイン酸変性ポリプロピレンからなる接着剤層(厚さ20μm)/エチレンビニルアルコール共重合体からなるバリヤー層(厚さ100μm)/上記と同じ接着剤層(厚さ20μm)/MI=5のポリプロピレン樹脂内層(厚さ430μm)からなる3種5層構成で総厚さ1.0mmの多層シートを、通常の押出し成形により作製した。
この多層シートを使用し、通常の真空・圧空成形機により、容器外径:140mm(把手部:165mm)、高さ45mm、フランジ幅12mm、内容積約340mlの、図6に示す形状を有する把手付丸型容器21を作製した。
その際、容器本体のフランジ部2の全周にわたって蓋体4を密封シールするための突起部5を形成した。フランジ部2の一方の幅広部(把手)22には容器の内側方向に向かうV字状突出部8、対向する幅広部23には容器の外側に向けて突出する開封部9を設けた。周縁部シール部(開封部含む)の突起幅は1.3mm、突出部8の突起幅は1.6mmとした。(突起高さ:0.8mm)。
実施例1と同様にして蓋材4を作製し、上記容器21にカレー200gを充填後、容器21のフランジ部2に上記蓋体4を180℃、1.3秒、160Kgの条件でヒートシールして密封した。このカレー充填容器を120℃でレトルト殺菌処理をおこなった。
(実施例5)
上記実施例4において、突出部8の突起幅を2.5mmとした以外は、実施例4と同様にして図6に示す把手付丸型容器21を作製し、同様の手順で容器にカレー200gを充填後密封した。そして、実施例4と同様の条件でレトルト殺菌処理をおこなった。
(実施例6)
上記実施例4において、突出部8の突起幅を3.9mmとした以外は、実施例4と同様にして図6に示す把手付丸型容器21を作製し、同様の手順で容器にカレー200gを充填後、密封した。そして、実施例4と同様の条件でレトルト殺菌処理をおこなった。
(比較例3)
上記実施例4において、突出部8の突起幅を1.3mmとした以外は、実施例4と同様にして図6に示す把手付丸型容器21を作製し、同様の手順で容器にカレー200gを充填後密封した。そして、実施例4と同様の条件でレトルト殺菌処理をおこなった。
(比較例4)
上記実施例4において、突出部8の突起幅を5.0mmとした以外は、実施例4と同様にして図6に示す把手付丸型容器21を作製し、同様の手順で容器にカレー200gを充填後密封した。そして、実施例4と同様の条件でレトルト殺菌処理をおこなった。
上記実施例4〜6および比較例3、4で得られたカレーを充填密封した包装容器各10個を、出力600Wの電子レンジ内で加熱調理した結果を表2に示す。
なお、実施例4〜6の容器について、V字状突出部8を容器内側から測定したシール強度(平均値)は、7〜30N/15mmの範囲にあった。一方、比較例3,4の容器については9〜43N/15mmの範囲にあり、測定時に蓋材が層間で剥離するデラミ現象がみられた。
Figure 0005050648
表2に示すように、実施例4〜6の突出部8の突起幅を周縁部シール部の突起幅より広くしたものは、突出部8のシール部に樹脂溜まりが形成されず、電子レンジ加熱試験で内圧の上昇とともに突出部8のシール部が徐々に後退し、すべて所定位置から、所定の時間内にスムーズに蒸気が抜けた。
比較例3の突出部8の突起幅を周縁部シール部と同じにしたものは、突出部8のシール部内側に樹脂溜まりが形成されるものがあり、電子レンジ加熱試験で突出部8以外の場所から内容品が吹き出すものがあった。また、比較例4の突出部8の突起幅を周縁部シール部の3.8倍にしたものは、樹脂溜まりは形成されないものの、突出部8のシール幅が広すぎて抵抗が大きくなり、突出部8から蒸気が抜けないものがあった。
本発明の電子レンジ調理用包装容器の1例を示す平面図である。 図1の包装容器の正面図である。 図1の包装容器のフランジ部に形成した突起部に蓋体をヒートシールする工程を説明する部分拡大模式図である。 図1の包装容器を電子レンジで加熱調理する際の断面模式図で、(A)は図1のAA線における断面模式図を表し、(B)は同じく図1のBB線における断面模式図を表す。 図1の包装容器を電子レンジで加熱調理する際に、ヒートシール部の内方側に形成された樹脂溜まりに、内圧がかかる状態を説明する拡大模式図を表す。 本発明の電子レンジ調理用包装容器の他の例を示す図である。 本発明の電子レンジ調理用包装容器の他の例を示す平面図である。 本発明の電子レンジ調理用包装容器の他の例を示す平面図である。
符号の説明
1,21,31,41 電子レンジ調理用包装容器
2 フランジ部
3 容器本体
4 蓋体
5 突起部
6 シールヘッド
7 周縁シール部
8 突出部
9 開封部
11 樹脂溜まり
22,23 幅広部

Claims (4)

  1. 合成樹脂製の容器本体のフランジ部の全周にわたって突起部を形成し、前記突起部に蓋体をヒートシールして密封する電子レンジ調理用包装容器であって、前記ヒートシール部に容器の内側方向に向かうV字状又はU字状の突出部を形成し、前記突出部のシール幅を前記突出部以外の周縁シール幅の1.2〜3倍とするとともに、前記突出部におけるヒートシール部の容器の内方側にフランジ部が溶融して形成された樹脂溜まりが存在しない電子レンジ調理用包装容器において、前記電子レンジ調理用包装容器の周縁シール部に容器の外側方向に向けて突出する開封部を形成したことを特徴とする電子レンジ調理用包装容器。
  2. 合成樹脂製の容器本体が角型容器であり、前記突出部及び開封部を容器のコーナー部に形成したことを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ調理用包装容器。
  3. 前記開封部の形状をV字状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子レンジ調理用包装容器。
  4. ヒートシール部に形成した前記突出部におけるシール強度が5〜30N/15mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子レンジ調理用包装容器。
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