JP5050324B2 - 二次電池の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、二次電池を迅速に昇温可能な二次電池の制御装置に関するものである。
通常、電気自動車(EV:Electric Vehicle)やハイブリッド自動車(HV:Hybrid Vehicle)等の車両において、電気エネルギーによる駆動力は、高電圧の電池から供給される直流電力をインバータによって3相交流電力に変換し、これにより3相交流モータを回転させることにより得ている。また、車両の減速時には、逆に3相交流モータの回生発電により得られる回生エネルギーを電池に蓄電することにより、エネルギーを無駄なく利用して走行している。
このようなハイブリッド自動車または電気自動車においては、電池の充電量を表わすSOC(State of Charge)が所定の範囲に保たれるように、エンジンにより駆動される発電機の発電が制御される。そして、このような電池としては、主としてニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池が用いられる。これらの二次電池は、車両の走行に関わるため、その信頼度の高いことが求められる。
その一方で、二次電池は、電池温度によって、その性能が著しく異なることが知られている。中でも、車両の走行性能を大きく左右するものとして、電池に入出力可能な電力が挙げられる。電池に入出力可能な電力は、電池温度の低下に伴なって著しく低下する。そのため、寒冷地などでは、発進時やエンジン出力の補助を行なうときに、電池温度が低いために所望の出力が得られず、車両のスムーズな発進や加速ができないという問題がとされていた。
この問題に対しては、電池温度が所定温度よりも低いときに、ヒータ装置により電池を昇温させるといった方策が挙げられる。ところが、この方策には、ヒータ装置等の部品の追加に伴なって車両の大型化や製造コストアップが生じる点、およびヒータ装置の発生した熱量の一部が電池以外の部位に逃げてしまうというエネルギー効率の点において、多くの課題が残されていた。
そこで、最近では、車両の走行性能を確保するために、電池を効率的に昇温させて、電池に入出力可能な電力の低下を抑制するバッテリ制御装置が多数開示されている(たとえば特許文献1〜4参照)。
たとえば特許文献1は、バッテリの温度が所定値以下のとき、バッテリの充電状態(SOC)の所定領域内で電池の充放電を繰り返すことを特徴とするバッテリ制御装置を開示する。
これによれば、バッテリ制御装置は、バッテリの温度を検出するバッテリ温度検出手段と、バッテリの充電状態(SOC)を判定する充放電判定手段と、バッテリの充放電を制御するバッテリ制御手段とを備える。そして、バッテリの温度が所定値以下のとき、バッテリ制御手段によって、SOCの所定範囲内において、短い周期でバッテリの充放電が交互に繰り返される。このとき、バッテリ制御手段は、充放電時に電池を流れる電流(バッテリ電流)によって電池の内部抵抗を発熱させ、電池を内部から直接的に昇温する。したがって、ヒータ装置を用いて電池を昇温させるのに対して、電力ロスを生じることなく、効率的に昇温させることができる。
特開2003−272712号公報 特開2003−274565号公報 特開2000−92614号公報 特開2004−15866号公報
さらに、特許文献1によるバッテリ制御装置は、ハイブリッド自動車に搭載されると、車両の走行状態に応じて、昇温モードにおけるバッテリの充放電を制御する。
詳細には、車両が走行状態のとき、バッテリ制御手段は、SOCの所定範囲内において、走行に伴なうバッテリの消費を補うための発電機の駆動(走行発電)および走行用モータの回生制動を禁止してバッテリの充電を停止することにより、バッテリの放電制御を実行する。また、走行発電および回生制動を許可してバッテリの充電を開始することにより、バッテリの充電制御を実行する。すなわち、バッテリ手段は、車両の走行中において、エンジンによる発電機の駆動および走行用モータの回生制動を禁止/許可することによってバッテリの充放電制御を行なう。
また、車両が停止状態のとき、バッテリ制御手段は、エンジンを始動させて強制的に発電機を駆動させてバッテリの充電制御を行なう。
以上のように、特許文献1によるバッテリ制御装置は、車両の状態に応じて、発電機および走行用モータの駆動を禁止/許可すること、または発電機を強制的に駆動させることにより、バッテリの充放電を制御してバッテリを昇温させる。そのため、実際にバッテリが充放電される周期は、車両の走行状態に依存したものとなり、バッテリを迅速に昇温させることが難しいという問題が生じていた。特に、リチウムイオン電池においては、低温時の内部抵抗が相対的に低いために昇温しにくく、昇温効率の改善が求められていた。
また、走行発電および回生制動の禁止/許可は、バッテリ制御ユニットが補機制御ユニットに対して発電中止指令/発電開始指令を出力すること、およびバッテリ制御ユニットがトルク制御ユニットを介して回生時のトルクを抑制する信号をモータ制御ユニットに転送することによって実行される。そのため、昇温モードにおけるバッテリの充放電制御が複雑なものとなっていた。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、二次電池を迅速かつ容易に昇温可能な二次電池の制御装置を提供することである。
この発明によれば、二次電池の制御装置は、二次電池と負荷を駆動する駆動回路との間で電圧変換を行なう電圧変換器と、電圧変換器と駆動回路との間に配され、変換された直流電圧を平滑化して駆動回路に入力する容量素子と、電圧変換器の出力電圧が目標電圧となるように、電圧変換器を制御する制御回路とを備える。制御回路は、負荷の要求出力に基づいて、第1の電圧指令を演算する電圧指令演算手段と、第1の電圧指令に所定の電圧幅で周期的に振動する電圧を重畳させた第2の電圧指令を、目標電圧に決定する目標電圧決定手段と、容量素子の端子間電圧が目標電圧となるように、電圧変換器を制御する電圧変換制御手段とを含む。
この発明によれば、容量素子の端子間電圧を意図的に振動させて二次電池から容量素子への電力の入出力を繰り返すことにより、二次電池の充放電時に流れる電流によって二次電池の内部抵抗を発熱させ、二次電池を昇温させる。そのため、車両の走行状態に応じて二次電池を充放電させる従来のバッテリ制御装置に対して、迅速かつ容易に二次電池を昇温させることができる。
好ましくは、目標電圧決定手段は、二次電池の電池温度を推定又は検出する電池温度取得手段を含む。目標電圧決定手段は、推定または検出された電池温度が所定のしきい値以上となるとき、第1の電圧指令を目標電圧に決定する。
したがって、電池温度が所定のしきい値よりも低いときに二次電池から容量素子への電力の入出力が繰り返されることから、二次電池を迅速に昇温させて電池性能の低下を抑えることができる。
好ましくは、目標電圧決定手段は、容量素子に入出力される電力が二次電池の入出力可能な電力を超えないように、所定の電圧幅を設定する。
これによれば、二次電池に過大な電力が入出力されるのを抑えながら、二次電池を迅速に昇温させることができる。
好ましくは、目標電圧決定手段は、予め求められた電池温度と二次電池の入出力可能な電力との関係に基づき、電池温度に対応する二次電池の入出力可能な電力に応じて、所定の電圧幅を設定する。
これによれば、二次電池の能力を最大限に活かした二次電池の充放電が行なわれることとなり、より迅速に二次電池を昇温させることができる。
好ましくは、目標電圧決定手段は、第2の電圧指令の最大値が負荷への入力が許容される最大電圧を超えないように、所定の電圧幅を設定する。
これによれば、二次電池を昇温させることによって、負荷に過電圧が印加されるのを防ぐことができる。
好ましくは、目標電圧決定手段は、負荷の制御モードが、負荷に供給される電流のフィードバック制御を行なう電流制御モードであるとき、第2の電圧指令を目標電圧に決定する。
これによれば、負荷は、電流制御されることから、容量素子を介して負荷に入力される電圧が振動することによって出力に変動が生じるのを回避することができる。
好ましくは、負荷は、交流モータを含む。目標電圧決定手段は、交流モータの制御モードがPWM制御モードであるとき、第2の電圧指令を目標電圧に決定する。
好ましくは、負荷は、交流モータを含む。目標電圧決定手段は、交流モータの制御モードが矩形波制御モードであるとき、第1の電圧指令を目標電圧に決定する。
これによれば、容量素子の端子間電圧を振動させたことに応じて交流モータの出力トルクが変動するのを抑制することができる。その結果、二次電池を搭載したハイブリッド自動車または電気自動車においては、昇温手段の実行によっても、ドライバビリティを維持することができる。
この発明によれば、容量素子の端子間電圧を意図的に振動させて二次電池から容量素子への電力の入出力を繰り返すことにより、二次電池の充放電時に流れる電流によって、迅速かつ容易に二次電池を昇温させることができる。
また、容量素子の端子間電圧を入力電圧として駆動される負荷において、負荷に供給される電流に基づいた出力制御を採用することにより、二次電池の昇温に伴なう負荷の出力変動を防止することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図1は、この発明の実施の形態による二次電池の制御装置が搭載されるモータ駆動装置の概略ブロック図である。
図1を参照して、モータ駆動装置100は、バッテリBと、電圧センサ10,13と、電流センサ24と、温度センサ28と、コンデンサC2と、昇圧コンバータ12と、インバータ14と、制御装置30とを備える。
交流モータM1は、ハイブリッド自動車または電気自動車の駆動輪を駆動するためのトルクを発生するための駆動モータである。また、交流モータM1は、エンジンにて駆動される発電機の機能を持つように、そして、エンジンに対して電動機として動作し、たとえばエンジン始動を行ない得るようなモータである。
昇圧コンバータ12は、リアクトルL1と、NPNトランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。
リアクトルL1の一方端はバッテリBの電源ラインに接続され、他方端はNPNトランジスタQ1とNPNトランジスタQ2との中間点、すなわち、NPNトランジスタQ1のエミッタとNPNトランジスタQ2のコレクタとの間に接続される。
NPNトランジスタQ1,Q2は、電源ラインとアースラインとの間に直列に接続される。NPNトランジスタQ1のコレクタは電源ラインに接続され、NPNトランジスタQ2のエミッタはアースラインに接続される。また、各NPNトランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側に電流を流すダイオードD1,D2がそれぞれ配されている。
インバータ14は、U相アーム15と、V相アーム16と、W相アーム17とからなる。U相アーム15、V相アーム16およびW相アーム17は、電源ラインとアースラインとの間に並列に設けられる。
U相アーム15は、直列接続されたNPNトランジスタQ3,Q4からなる。V相アーム16は、直列接続されたNPNトランジスタQ5,Q6からなる。W相アーム17は、直列接続されたNPNトランジスタQ7,Q8からなる。また、各NPNトランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
各相アームの中間点は、交流モータM1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、交流モータM1は、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通に接続されて構成される。U相コイルの他端がNPNトランジスタQ3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がNPNトランジスタQ5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がNPNトランジスタQ7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。
なお、昇圧コンバータ12およびインバータ14にそれぞれ含まれるスイッチング素子は、NPNトランジスタQ1〜Q8に限定されず、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やMOSFET等の他のパワー素子で構成しても良い。
バッテリBは、ニッケル水素またはリチウムイオンなどの二次電池からなる。電圧センサ10は、バッテリBから出力される電圧Vbを検出し、検出した電圧Vbを制御装置30へ出力する。
温度センサ28は、バッテリBの電池温度Tbを検出し、その検出した電池温度Tbを制御装置30へ出力する。なお、電池温度Tbの検出手段は、温度センサ28に限らず、バッテリBの内部抵抗値から電池温度Tbを推定する構成としても良い。
昇圧コンバータ12は、バッテリBから供給された直流電圧を昇圧してコンデンサC2に供給する。より具体的には、昇圧コンバータ12は、制御装置30から信号PWCを受けると、信号PWCによってNPNトランジスタQ2がオンされた期間に応じて直流電圧を昇圧してコンデンサC2に供給する。
また、昇圧コンバータ12は、制御装置30から信号PWCを受けると、コンデンサC2を介してインバータ14から供給された直流電圧を降圧してバッテリBへ供給する。
コンデンサC2は、昇圧コンバータ12から出力された直流電圧を平滑化し、平滑化した直流電圧をインバータ14へ供給する。
電圧センサ13は、コンデンサC2の両端の電圧Vm(すなわち、インバータ14の入力電圧に相当する。以下同じ。)を検出し、その検出した電圧Vmを制御装置30へ出力する。
インバータ14は、コンデンサC2から直流電圧が供給されると、制御装置30からの信号PWMに基づいて直流電圧を交流電圧に変換して交流モータM1を駆動する。これにより、交流モータM1は、トルク指令値TRによって指定されたトルクを発生するように駆動される。
また、インバータ14は、モータ駆動装置100が搭載されたハイブリッド自動車または電気自動車の回生制動時、交流モータM1が発電した交流電圧を制御装置30からの信号PWMに基づいて直流電圧に変換し、変換した直流電圧をコンデンサC2を介して昇圧コンバータ12へ供給する。
なお、ここで言う回生制動とは、ハイブリッド自動車または電気自動車を運転するドライバーによるフットブレーキ操作があった場合との回生発電を伴なう制動や、フットブレーキを操作しないものの、走行中にアクセルペダルをオフすることで回生発電をさせながら車速を減速(または加速を中止)させることを含む。
電流センサ24は、交流モータM1に流れるモータ電流MCRTを検出し、検出したモータ電流MCRTを制御装置30へ出力する。
制御装置30は、外部に設けられたECU(Electrical Control Unit)からトルク指令値TRおよびモータ回転数MRNを受け、電圧センサ13から出力電圧Vmを受け、電流センサ24からモータ電流MCRTを受ける。制御装置30は、出力電圧Vm、トルク指令値TRおよびモータ電流MCRTに基づいて、後述する方法によりインバータ14が交流モータM1を駆動するときにインバータ14のNPNトランジスタQ3〜Q8をスイッチング制御するための信号DRVを生成し、生成した信号DRVをインバータ14へ出力する。
また、制御装置30は、インバータ14が交流モータM1を駆動するとき、直流電圧Vb、出力電圧Vm、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて、後述する方法により昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2をスイッチング制御するための信号PWCを生成し、生成した信号PWCを昇圧コンバータ12へ出力する。
さらに、制御装置30は、モータ駆動装置100が搭載されたハイブリッド自動車または電気自動車の回生制動時、出力電圧Vm、トルク指令値TRおよびモータ電流MCRTに基づいて、交流モータM1が発電した交流電圧を直流電圧に変換するための信号DRVを生成し、生成した信号DRVをインバータ14へ出力する。この場合、インバータ14のNPNトランジスタQ3〜Q8は、信号DRVによってスイッチング制御される。これにより、インバータ14は、交流モータM1が発電した交流電圧を直流電圧に変換して昇圧コンバータ12へ供給する。
さらに、制御装置30は、回生制動時、直流電圧Vb,出力電圧Vm、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて、インバータ14から供給された直流電圧を降圧するための信号PWCを生成し、生成した信号PWCを昇圧コンバータ12へ出力する。これにより、交流モータM1が発電した交流電圧は、直流電圧に変換され、降圧されてバッテリBに供給される。
以上の構成からなるモータ駆動装置100において、この発明は、さらに、制御装置30にバッテリBを昇温させるための昇温手段を持たせたことを特徴とする。昇温手段は、後述するように、温度センサ28からの電池温度Tbが所定のしきい値を下回るときに、バッテリBに流れる直流電流Ibを意図的に振動させるように、昇圧コンバータ12を制御する。これにより、電池温度Tbが低温状態から速やかに上昇して電池性能が改善される。
図2は、図1における制御装置30の機能ブロック図である。
図2を参照して、制御装置30は、インバータ制御回路301と、コンバータ制御回路302とを含む。
インバータ制御回路301は、トルク指令値TR、モータ電流MCRTおよび出力電圧Vmに基づいて、交流モータM1の駆動時、インバータ14のNPNトランジスタQ3〜Q8をオン/オフするための信号DRVを生成し、その生成した信号DRVをインバータ14へ出力する。
また、インバータ制御回路301は、モータ駆動装置100が搭載されたハイブリッド自動車または電気自動車の回生制動時、トルク指令値TR、モータ電流MCRTおよび出力電圧Vmに基づいて、交流モータM1が発電した交流電圧を直流電圧に変換するための信号PWMを生成してインバータ14へ出力する。
さらに、インバータ制御回路301は、後に説明するように、出力電圧Vmと交流モータM1の各相コイルに印加する電圧の操作量とに基づいて、交流モータM1の制御モードを設定する。そして、インバータ制御回路301は、設定した制御モードを示す信号MDを生成し、その生成した信号MDをコンバータ制御回路302へ出力する。
コンバータ制御回路302は、トルク指令値TR、直流電圧Vb,出力電圧Vmおよびモータ回転数MRNに基づいて、交流モータM1の駆動時、後述する方法により昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2をオン/オフするための信号PWCを生成し、生成した信号PWCを昇圧コンバータ12へ出力する。
また、コンバータ制御回路302は、モータ駆動装置100が搭載されたハイブリッド自動車または電気自動車の回転制動時、トルク指令値TR、直流電圧Vb、出力電圧Vmおよびモータ回転数MRNに基づいて、インバータ14からの直流電圧を降圧するための信号PWCを生成し、その生成した信号PWCを昇圧コンバータ12へ出力する。
このように、昇圧コンバータ12は、直流電圧を降圧するための信号PWCにより電圧を降下させることもできるので、双方向コンバータの機能を有するものである。
さらに、コンバータ制御回路302は、温度センサ28からバッテリBの電池温度Tbが所定のしきい値よりも低いとき、出力電圧Vmを意図的に振動させるための信号PWCを生成し、その生成した信号PWCを昇圧コンバータ12へ出力する。
このとき、昇圧コンバータ12の出力電圧VmはコンデンサC2の端子間電圧に相当することから、出力電圧Vmの振動に応じて、コンデンサC2の蓄電エネルギーPc(Pc=1/2CVm。ただし、CはコンデンサC2の静電容量)が変化する。そして、この蓄電エネルギーPcの変化分ΔPcは、コンデンサC2に入出力される電力として、バッテリBとの間で授受される。これにより、バッテリBにおいては、バッテリBに充放電される電力の変化に応じて直流電流Ibが振動させられる。その結果、振動した直流電流Ibが流れることによって内部抵抗が発熱し、バッテリBを昇温させる。
したがって、この発明によるコンバータ制御回路302は、昇圧コンバータ12の出力電圧Vmを意図的に振動させることにより、バッテリBを流れる直流電流Ibを振動させる。そして、コンバータ制御回路302は、その振動させた直流電流Ibにより内部抵抗を発熱させてバッテリBを昇温する。すなわち、コンバータ制御回路302は、この発明による昇温手段を構成する。
なお、コンバータ制御回路302は、インバータ制御回路301から信号MDを受けると、信号MDに示される交流モータM1の制御モードがPWM制御モードであることに応じて、上述した昇温手段を実行する。これは、後述するように、出力電圧Vmがインバータ14の入力電圧に相当することから、インバータ14の入力電圧Vmの振動によっても交流モータM1の出力トルクに変動を生じさせない制御モードを選択したことによる。
以下に、図2のインバータ制御回路301およびコンバータ制御回路302の各々の動作について詳細に説明する。
図3は、図2におけるインバータ制御回路301の機能ブロック図である。
図3を参照して、インバータ制御回路301は、モータ制御用相電圧演算部40と、駆動信号生成部42と、制御モード設定部44とを含む。
モータ制御用相電圧演算部40は、昇圧コンバータ12の出力電圧Vm、すなわち、インバータ14への入力電圧を電圧センサ13から受け、交流モータM1の各相に流れるモータ電流MCRTを電流センサ24から受け、トルク指令値TRを外部ECUから受ける。モータ制御用相電圧演算部40は、トルク指令値TR、モータ電流MCRTおよび入力電圧Vmに基づいて、交流モータM1の各相のコイルに印加する電圧の操作量Vu*,Vv*,Vw*を演算し、その演算した電圧の操作量Vu*,Vv*,Vw*を駆動信号生成部42および制御モード設定部44へ出力する。
制御モード設定部44は、電圧の操作量Vu*,Vv*,Vw*と、インバータ14の入力電圧Vmとを受けると、これらの比である変調率を算出する。そして、制御モード設定部44は、その算出した変調率に基づいて交流モータM1の制御モードを設定し、その設定した制御モードを示す信号MDを生成する。
詳細には、交流モータM1の制御モードには、PWM(Pulse Width Modulation)制御モード、過変調制御モード、および矩形波制御モードがある。
PWM制御モードでは、インバータの出力電圧の基本波成分が正弦波となるようにモータ電流のフィードバック制御が行なわれる。すなわち、PWM制御モードは、交流モータM1の目標トルクを、モータのd軸成分とq軸成分との電流指令に変換し、実際の電流値がこれらの電流指令と一致するようにPI制御によってフィードバックをかける、いわゆる電流制御を採用する。
一方、矩形波制御モードでは、モータの中回転数域および高回転数域での出力向上のために、矩形波電圧を交流モータM1に印加して、交流モータM1を回転駆動する制御が行なわれる。矩形波制御モードは、トルク指令値と実際のトルクとの偏差に基づいて、この矩形波電圧の位相を制御する、いわゆるトルクフィードバック制御を採用する。
さらに、過変調制御モードは、上記のPWM制御モードと矩形波制御モードとの中間的な電圧波形を利用する制御モードである。これら3つの制御モードは、交流モータM1の運転条件(代表的には、トルク・モータ回転数)に応じて適切に切換えられる。
そして、これら3つの制御モードの制御応答性については、PWM制御モードよりもインバータ出力電圧の基本波成分が大きい矩形波制御モードおよび過変調制御モードが、モータ印加電圧の電圧波形を歪ませるため、PWM制御モードと比較して制御応答性が低下する。
一方、インバータ14の入力電圧Vmに対する電圧の操作量Vu*,Vv*,Vw*の比率を示す変調率については、PWM制御モードが最も低く、過変調制御モードが次に低く、矩形波制御モードが最も高い。すなわち、PWM制御モードは、電圧利用率が最も低く、過変調制御モードは電圧利用率が次に低く、矩形波制御モードは電圧利用率が最も高いといえる。
図4は、交流モータM1のトルクとモータ回転数MRNとの関係を示す図である。
図4を参照して、交流モータM1のトルクは、所定の回転数までは略一定であり、所定の回転数を超えると、モータ回転数MRNの増加に伴なって徐々に低下する。トルクとモータ回転数MRNとは、変調率の大小でそれぞれ異なった相関を示しており、変調率が大きいほど、すなわち電圧利用率が高いほど、発生するトルクが大きいことが分かる。
図4において、変調率が0.7以下の領域は、交流モータM1の制御モードがPWM制御モードであることを示し、変調率が0.7以上の領域は、交流モータM1の制御モードが過変調制御モードおよび矩形波制御モードであることを示す。
再び図3を参照して、制御モード設定部44は、電圧の操作量Vu*,Vv*,Vw*とインバータ14の入力電圧Vmとを受けると、両者の比である変調率を演算し、その演算した変調率に応じて、図4の関係図から最適な制御モードを選出する。そして、制御モード設定部44は、その選出した制御モードを示す信号MDを生成して駆動信号生成部42へ出力するとともに、コンバータ制御回路302へ出力する。
駆動信号生成部42は、信号MDに示される制御モードに基づいて、電圧の操作量Vu*,Vv*,Vw*からインバータ14の各NPNトランジスタQ3〜Q8をオン/オフするための駆動信号DRVを生成し、その生成した駆動信号DRVを各NPNトランジスタQ3〜Q8へ出力する。
これにより、インバータ14の各NPNトランジスタQ3〜Q8は、スイッチング制御され、交流モータM1が指定されたトルクを出力するように、交流モータM1の各相に流す電流を制御する。このようにして、モータ電流MCRTが制御され、トルク指令値TRに応じたモータトルクが出力する。
そして、変調率の変化に対応して交流モータM1の制御モードが切替えられることから、インバータ14は、高い電圧利用率を実現するとともに、トルク指令値TRやモータ回転数MRNが急変する過渡変化時においても交流モータM1を安定的に制御することができる。
図5は、図2におけるコンバータ制御回路302の機能ブロック図である。
図5を参照して、コンバータ制御回路302は、電圧指令演算部50と、重畳電圧設定部52と、コンバータ用デューティ比演算部54と、コンバータ用PWM信号変換部56とを含む。
電圧指令演算部50は、外部ECUからのトルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて、インバータ14の入力電圧Vmの最適値(目標値)、すなわち、電圧指令Vdc_com(出力電圧Vmの目標電圧に相当する。以下、同じ。)を演算する。そして、電圧指令演算部50は、その演算した電圧指令Vdc_comを重畳電圧設定部52へ出力する。
重畳電圧設定部52は、電圧指令演算部50から電圧指令Vdc_comを受け、インバータ制御回路301の制御モード設定部44から信号MDを受け、温度センサ28からバッテリBの電池温度Tbを受ける。そして、重畳電圧設定部62は、電池温度Tbがしきい値よりも低いとき、以下に述べる方法に従って、電圧指令Vdc_comを意図的に振動させるために、電圧指令Vdc_comに重畳させる電圧を設定する。
図6は、図5の重畳電圧設定部52が行なう重畳電圧設定動作を説明するための概略図である。
図6の最上段を参照して、重畳電圧設定部52は、一定電圧である電圧指令Vdc_comに、所定の電圧振幅で周期的に変化する電圧ΔVdc(図中の点線に相当)を重畳させる。この電圧ΔVdcは、式(1)のように、電圧振幅Vdc_bat,角速度ωで振動する正弦波で表わされる。
ΔVdc=Vdc_bat・sinωt・・・(1)
そして、電圧指令Vdc_comと電圧ΔVdcとを重ね合わせることにより、式(2)で表わされる、電圧指令Vdc_comを中心値として、Vdc_com±ΔVdcの電圧範囲内で振動する電圧Vdc_fixが得られる。
Vdc_fix=Vdc_com+ΔVdc
=Vdc_com+Vdc_bat・sinωt・・・(2)
重畳電圧設定部52は、重畳後の電圧Vdc_fixを、電圧指令Vdc_fixとしてコンバータ用デューティ比演算部54へ出力する。図6の中段に示すように、電圧ΔVdcが重畳されたことによって、一定値である電圧指令Vdc_comは、周期的に振動する電圧指令Vdc_fixに変化させられる。
そして、後段のコンバータ用デューティ比演算部54およびコンバータ用PWM信号変換部56によって、出力電圧Vmが周期的に振動する電圧指定Vdc_fixに一致するように昇圧コンバータ12がスイッチング制御されることにより、出力電圧Vmも電圧指令Vdc_fixに同期して、Vdc_com±Vdc_batの電圧範囲内で周期的に振動する電圧波形となる。
ここで、出力電圧Vmは、コンデンサC2の端子間電圧に相当することから、コンデンサC2の蓄電エネルギーPcも、出力電圧Vmの変化に応じて周期的に変化する。具体的には、制御装置30の制御周期をT(Tは出力電圧Vmを電圧指令Vdc_fixに設定するのに必要な期間に相当)、時刻t(tは任意の値)におけるコンデンサC2の端子間電圧をVdc_fix(t)、時刻t+TにおけるコンデンサC2の端子間電圧(1制御周期後におけるコンデンサC2の端子間電圧に相当)をVdc_fix(t+T)とすると、1制御周期あたりにコンデンサC2に入出力される電力ΔPcは、式(3)で表わされる。
ΔPc=1/2・C・{(Vdc_fix(t+T))−(Vdc_fix(t))}/T・・・(3)
そして、この電力ΔPcが、バッテリBからコンデンサC2に入出力されると、バッテリBにおいては、ΔPcに相当する電力が充電または放電される。これにより、バッテリBを流れる直流電流Ibには、式(4)の関係により、電力ΔPcに比例した電流変化ΔIbが生じる。
ΔPc=ΔIb・Vb・・・(4)
そして、式(3),(4)によれば、直流電流Ibにおいては、図6の最下段に示すように、電圧指令Vdc_fixの振動周期の略1/2の周期で振動する波形が得られる。この電流変化分ΔIbがバッテリBを流れることによって、バッテリBの内部抵抗では式(5)で示される熱量ΔQが発生する。この発熱によって、バッテリBの電池温度Tbが上昇して電池性能が改善される。
ΔQ=Ri×ΔIb・・・(5)
以上に述べたように、この発明によるコンバータ制御回路302は、昇圧コンバータ12の目標電圧Vdc_comを意図的に振動させることによって、バッテリBからコンデンサC2に積極的に電力を入出力させ、最終的に直流電流Ibを振動させることを狙いとする。そして、この振動した直流電流Ibに応じてバッテリBの内部抵抗を発熱させて、バッテリBを昇温させる。
この発明によれば、車両の走行状態に応じてバッテリを充放電する従来のバッテリ制御装置に対して、バッテリBをより迅速かつ容易に昇温することができる。特に、バッテリBがリチウムイオン電池のとき、この発明による昇温手段は高い効果を発揮する。なぜなら、リチウムイオン電池は、低温時の内部抵抗がニッケル水素電池よりも低いために昇温しにくいという特徴を有するところ、電池内部に直流電流Ibが積極的に流れることによって昇温効率が改善されるからである。
ここで、重畳電圧設定部52において、式(1)の電圧ΔVdcにおける電圧振幅Vdc_batは、以下の2点を考慮して設定される。
第1に、電圧振幅Vdc_batは、重畳後の電圧Vdc_fixにおける最大電圧(=Vdc_com+Vdc_bat)がモータ駆動装置100における最大電圧Vmaxを超えないように設定される。なお、モータ駆動装置100における最大電圧Vmaxは、インバータ14に入力が許容される最大電圧を意味する。
第2に、電圧振幅Vdc_batは、電圧指令Vdc_fixの振動に応答して出力電圧Vm、すなわちコンデンサC2の端子間電圧Vmが振動することに起因してバッテリBからコンデンサC2に入出力される電力が、バッテリBに入出力可能な電力以下となるように設定される。
詳細には、上記の式(3)で表わされるコンデンサC2に入出力される電力ΔPcが、バッテリBに入出力されるときに、その大きさがバッテリBに入出力可能な電力を超えてしまうと、バッテリBが過大な電力の入出力によって損傷するという問題が起こり得る。
一般に、バッテリBは、入力可能な電力(以下、電池入力Winとも称する)および出力可能な電力(以下、電池出力Woutとも称する)と電池温度Tbとの間に、図7の関係を有することが知られている。図7は、バッテリBの電池入力Winおよび電池出力Woutと電池温度Tbとの関係を示す図である。
図7を参照して、電池出力Woutは、電池温度TbがT3以上でかつT4以下となる領域において、電池温度Tbによらず略一定の電力レベルを保つ。一方、電池温度TbがT3よりも低い領域においては、電池温度Tbの低下に伴ない、電池出力Woutは減少する傾向を示す。また、電池温度TbがT4よりも高い領域においても同様に、電池温度Tbの上昇に伴ない、電池出力Woutは減少する傾向を示す。
このような電池出力Woutと電池温度Tbとの関係は、図7に示される電池入力Winにおいても同様のことが言える。なお、図7において、電池入力Winは、バッテリBから出力される電力を正の値で表現したことに対応して負の値で表わされる。
詳細には、電池入力Winは、電池温度TbがT3以上でかつT4以下となる領域で略一定レベルを保つのに対して、電池温度TbがT3よりも低い領域およびT4よりも高い領域では、それぞれ電池温度Tbの低下および上昇に応じて減少する傾向を示す。
そこで、重畳電圧設定部52は、予め図7に示す電池入力Winおよび電池出力Woutと電池温度Tbとの関係をマップとして保持しており、温度センサ28から受けた電池温度Tbに対応する電池入力Winおよび電池出力Woutを読出すと、コンデンサC2に入出力される電力ΔPcが読出した電池入力Winおよび電池出力Wout以下となるように、電圧振幅Vdc_batを設定する。すなわち、重畳電圧設定部52は、
Win≦ΔPc≦Wout・・・(6)
が成り立つように、電圧振幅Vdc_batを設定する。
さらに、式(6)において等号が成立するように、すなわち、コンデンサC2に入出力される電力ΔPcが電池入力Winおよび電池出力Woutに等しくなるように、電圧振幅Vdc_batを設定すれば、バッテリBの能力を最大限に活かした充放電が行なわれることとなり、電池温度Tbをより迅速に上昇させることができる。
そして、重畳電圧設定部52は、以上の2点を考慮して電圧振幅Vdc_batを設定すると、その設定した電圧振幅Vdc_batで周期的に変化する電圧ΔVdcを電圧指令Vdc_comに重畳させる。重畳後の電圧Vdc_fixは、電圧指令Vdc_fixとしてコンバータ用デューティ比演算部54へ出力される。
一方、重畳電圧設定部52は、電池温度Tbが所定のしきい値以上のときには、電圧ΔVdcを零とする。すなわち、重畳電圧設定部52は、入力された電圧指令Vdc_comを、そのまま電圧指令Vdc_fixとしてコンバータ用デューティ比演算部54へ出力する。
再び図5を参照して、コンバータ用デューティ比演算部54は、電圧センサ10から直流電圧Vbを受け、電圧センサ13から出力電圧Vmを受ける。コンバータ用デューティ比演算部54は、直流電圧Vbと、出力電圧Vmと、電圧指令Vdc_fixとに基づいて、出力電圧Vmを電圧指令Vdc_fixに設定するためのデューティ比DRを演算し、その演算したデューティ比DRに基づいて、昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2をオン/オフするための信号PWCを生成する。そして、コンバータ用デューティ比演算部54は、その生成した信号PWCを昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2へ出力する。
これにより、昇圧コンバータ12は、出力電圧Vmが電圧指令Vdc_fixになるように直流電圧Vbを出力電圧Vmに変換する。
なお、この発明による昇温手段を実行することによってインバータ14の入力電圧Vmが振動すると、この振動によって交流モータM1の出力トルクにも変動が生じることが危惧される。しかしながら、かかる危惧は、交流モータM1の制御モードに、上述した電流制御を採用するPWM制御モードを適用することによって解消することができる。これによれば、交流モータM1のU,V,Wの各相の電圧波形の振幅と位相とは電流制御により導き出されるため、出力トルクがインバータ14の入力電圧Vmの振動の影響を受けることがない。
ただし、交流モータM1の制御モードのうち、トルクフィードバック制御を採用する矩形波制御モードにおいては、このような電流制御が適用できないために、出力トルクの変動を避けることが困難となる。
したがって、この発明によるコンバータ制御回路302は、交流モータM1の制御モードがPWM制御モードであることに応じて、昇温手段を実行することとする。これに対して、交流モータM1が矩形波制御モードであるときには、昇温手段の実行が禁止される。結果として、昇温手段の実行によっても、交流モータM1の出力トルクの変動による車両の振動が抑制され、ドライバビリティを維持することができる。
実際には、重畳電圧設定部52は、インバータ制御回路301の制御モード設定部から信号MDを受けると、信号MDで示される制御モードがPWM制御モードであることに応じて、上述した方法を用いて電圧ΔVdcを設定して電圧指令Vdc_comに重畳させる。
図8は、この発明による二次電池の昇温動作を説明するためのフローチャートである。
図8を参照して、一連の動作が開始されると、電圧指令演算部50は、外部ECUからのトルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて、インバータ14の入力電圧Vmの目標電圧(電圧指令Vdc_com)を演算する(ステップS01)。そして、電圧指令演算部50は、その演算した電圧指令Vdc_comを重畳電圧設定部52へ出力する。
重畳電圧設定部52は、電圧指令演算部50から電圧指令Vdc_comを受け、温度センサ28から電池温度Tbを受け、インバータ制御回路301の制御モード設定部44から制御モードを示す信号MDを受ける。そして、重畳電圧設定部52は、電池温度Tbが所定のしきい値よりも低い時には、以下の手順に従って、電圧指令Vdc_comを意図的に振動させた電圧指令Vdc_fixを生成する。
最初に、重畳電圧設定部52は、電池温度Tbが所定のしきい値T3以上であるか否かを判定する(ステップS02)。所定のしきい値T3は、図7に示す電池入力Winおよび電池出力Woutと電池温度Tbとの関係において、電池入力Winおよび電池出力Woutが急激に減少し始める電池温度Tbに相当する。
ステップS02において、電池温度Tbがしきい値T3よりも低いと判定されると、重畳電圧設定部52は、さらに、インバータ14における交流モータM1の制御モードがPWM制御モードであるか否かを判定する(ステップS03)。
ステップS02において、交流モータM1の制御モードがPWM制御モードであると判定されると、重畳電圧設定部52は、温度センサ28から受けた電池温度Tbに対応する電池入力Winおよび電池出力Woutを図7のマップから読出すと、コンデンサC2に入出力される電力ΔPcが読出した電池入力Winおよび電池出力Woutを超えないように、電圧振幅Vdc_batを設定する(ステップS04)。
そして、重畳電圧設定部52は、設定した電圧振幅Vdc_batで周期的に振動する電圧ΔVdcを生成し、その電圧ΔVdcを電圧指令Vdc_comに重畳させる。これにより、固定値である電圧指令Vdc_comは、周期的に振動する電圧指令Vdc_fixに変換される(ステップS05)。変換された電圧指令Vdc_fixは、コンバータ用デューティ比演算部54へ出力される。
コンバータ用デューティ比演算部54は、さらに、電圧センサ10から直流電圧Vbを受け、電圧センサ13から出力電圧Vmを受ける。コンバータ用デューティ比演算部54は、直流電圧Vbと、出力電圧Vmと、電圧指令Vdc_fixとに基づいて、出力電圧Vmを電圧指令Vdc_fixに設定するためのデューティ比DRを演算する(ステップS06)。
コンバータ用PWM信号変換部56は、その演算したデューティ比DRに基づいて、昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2をオン/オフするための信号PWCを生成し、その生成した信号PWCを昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2へ出力する(ステップS08)。そして、信号PWCにより昇圧コンバータ12がスイッチング制御されることによって、昇圧コンバータ12の出力電圧Vmは、電圧指令Vdc_fixに同期して周期的に振動することとなる。コンデンサC2においては、端子間電圧Vmが周期的に振動し、バッテリBから周期的に電力が入出力される。その結果、バッテリBを流れる直流電流Ibにも周期的な変化ΔIbが生じ、この電流変化ΔIbがバッテリBの内部抵抗を発熱させて電池温度Tbを上昇させる。以上のステップS04〜S08までの一連の動作は、電池温度Tbがしきい値T3以上となるまで繰り返し実行される。
そして、ステップS02において電池温度Tbがしきい値T3以上であるとき、およびステップS03において交流モータM1の制御モードがPWM制御モードでないときのいずれかであるときには、重畳電圧設定部52は、重畳電圧ΔVdcを設定せず、電圧指令演算部50から入力された電圧指令Vdc_comをそのまま電圧指令Vdc_fixとして、コンバータ用デューティ比演算部54へ出力する。したがって、コンバータ用デューティ比演算部54は、直流電圧Vbと、出力電圧Vmと、電圧指令Vdc_comとに基づいて、出力電圧Vmを電圧指令Vdc_comに設定するためのデューティ比DRを演算する(ステップS07)。また、コンバータ用PWM信号変換部56は、その演算したデューティ比DRに基づいて、昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2をオン/オフするための信号PWCを生成し、その生成した信号PWCを昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2へ出力する(ステップS08)。
以上のように、この発明の実施の形態によれば、平滑コンデンサの端子間電圧を意図的に振動させてバッテリから平滑コンデンサへの電力の入出力を繰り返すことにより、バッテリの充放電時に流れるバッテリ電流によってバッテリの内部抵抗を発熱させ、バッテリを内部から直接的に昇温する。そのため、車両の走行状態に応じてバッテリを充放電させる従来のバッテリ制御装置に対して、迅速かつ容易にバッテリを昇温させることができる。
また、平滑コンデンサの端子間電圧を入力電圧とするインバータにおいても、交流モータM1の制御モードを電流制御とすることにより、入力電圧の振動によって交流モータM1の出力トルクが変動するのを抑制することができる。その結果、昇温手段の実行によっても、ドライバビリティを維持することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、車両に搭載された二次電池の制御装置に適用することができる。
この発明の実施の形態による二次電池の制御装置が搭載されるモータ駆動装置の概略ブロック図である。 図1における制御装置の機能ブロック図である。 図2におけるインバータ制御回路の機能ブロック図である。 交流モータM1のトルクとモータ回転数MRNとの関係を示す図である。 図2におけるコンバータ制御回路の機能ブロック図である。 図5の重畳電圧設定部が行なう重畳電圧設定動作を説明するための概略図である。 バッテリBの電池入力Winおよび電池出力Woutと電池温度Tbとの関係を示す図である。 この発明による二次電池の昇温動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10,13 電圧センサ、12 昇圧コンバータ、14 インバータ、15 U相アーム、16 V相アーム、17 W相アーム、18,24 電流センサ、28 温度センサ、30 制御装置、40 モータ制御用相電圧演算部、42 インバータ用PWM信号変換部、44 制御モード設定部、50 電圧指令演算部、52 重畳電圧設定部、54 コンバータ用デューティ比演算部、56 コンバータ用PWM信号変換部、301 インバータ制御回路、302 コンバータ制御回路、Q1〜Q8 NPNトランジスタ、D1〜D8 ダイオード、C2 コンデンサ、B バッテリ、M1 交流モータ。

Claims (8)

  1. 二次電池と負荷を駆動する駆動回路との間で電圧変換を行なう電圧変換器と、
    前記電圧変換器と前記駆動回路との間に配され、変換された前記直流電圧を平滑化して前記駆動回路に入力する容量素子と、
    前記電圧変換器の出力電圧が目標電圧となるように、前記電圧変換器を制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、
    前記負荷の要求出力に基づいて、第1の電圧指令を演算する電圧指令演算手段と、
    前記第1の電圧指令に所定の電圧幅で周期的に振動する電圧を重畳させた第2の電圧指令を、前記目標電圧に決定する目標電圧決定手段と、
    前記容量素子の端子間電圧が前記目標電圧となるように、前記電圧変換器を制御する電圧変換制御手段とを含む、二次電池の制御装置。
  2. 前記目標電圧決定手段は、
    前記二次電池の電池温度を推定又は検出する電池温度取得手段を含み、
    推定または検出された前記電池温度が所定のしきい値以上となるとき、前記第1の電圧指令を前記目標電圧に決定する、請求項1に記載の二次電池の制御装置。
  3. 前記目標電圧決定手段は、前記容量素子に入出力される電力が前記二次電池の入出力可能な電力を超えないように、前記所定の電圧幅を設定する、請求項1に記載の二次電池の制御装置。
  4. 前記目標電圧決定手段は、予め求められた前記電池温度と前記二次電池の入出力可能な電力との関係に基づき、前記電池温度に対応する前記二次電池の入出力可能な電力に応じて、前記所定の電圧幅を設定する、請求項3に記載の二次電池の制御装置。
  5. 前記目標電圧決定手段は、前記第2の電圧指令の最大値が前記負荷への入力が許容される最大電圧を超えないように、前記所定の電圧幅を設定する、請求項4に記載の二次電池の制御装置。
  6. 前記目標電圧決定手段は、前記負荷の制御モードが、前記負荷に供給される電流のフィードバック制御を行なう電流制御モードであるとき、前記第2の電圧指令を前記目標電圧に決定する、請求項1に記載の二次電池の制御装置。
  7. 前記負荷は、交流モータを含み、
    前記目標電圧決定手段は、前記交流モータの制御モードがPWM制御モードであるとき、前記第2の電圧指令を前記目標電圧に決定する、請求項6に記載の二次電池の制御装置。
  8. 前記負荷は、交流モータを含み、
    前記目標電圧決定手段は、前記交流モータの制御モードが矩形波制御モードであるとき、前記第1の電圧指令を前記目標電圧に決定する、請求項6に記載の二次電池の制御装置。
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