JP5048535B2 - センスアンプ回路、及びそれを用いた半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、センスアンプ回路に関し、特に半導体記憶装置に利用される電流比較型センスアンプに関する。
近年、半導体記憶装置の発展に伴い、パソコンや携帯電話をはじめとする半導体記憶装置を搭載した製品がたくさん実用化されている。その流れの中で、バッテリ駆動のような低消費電力を必要とする製品が増加する傾向にあり、半導体記憶装置にも消費電流の低減の要求が高まってきている。特に高速動作や低速動作を使い分けるシステムにおいて半導体記憶装置内の素子の動作を最小限に抑えることで、システムの待機時や通信の待ち時間等の低速動作時の消費電流の低減を図ることが要求されている。
半導体記憶装置には、メモリセルアレイ内のビット線を駆動するためのセンスアンプ回路が複数設けられている。このようなセンスアンプ回路が、例えば特開昭60−70591(特許文献1)、特開平1−199396(特許文献2)、特開平5−182486(特許文献3)に記載されている。特許文献1に記載のセンスアンプ回路10を図1に示す。以下では、P型電界効果トランジスタ、N型電界効果トランジスタをそれぞれP型FET、N型FETと称して説明する。
図1を参照して、センスアンプ回路10は非同期型センス回路1(以下、センス回路1と称す)と基準電圧発生回路3を備える。センス回路1には、相互に逆相関係の第1信号STOPと第2信号STOPBが入力される。
センス回路1は、電流ミラー回路を形成するP型FETQ1、Q3、及びN型FETQ2と、ゲートが基準電圧出力端子9を介して基準電圧発生回路3に接続されるN型FETQ4と、電流源を形成するP型FETQ10と、NORゲートNOR1とを備える。又、センス回路1は、端子7を介して負荷回路2に接続される。
負荷回路2は、図示しない列デコーダ(Yセレクタ)からの信号に応じて、アクセス対象となるメモリセルを選択する列ゲート内のN型FETQYと、図示しない行デコーダからの信号に応じて活性化されるメモリセル(N型FETQX)とを含む。N型FETQYのゲートは、列デコーダにおける端子Yに接続され、ドレインはビット線(端子7)を介してN型FETQ2のソース及び2入力NORゲートNOR1の入力端に接続され、ソースはN型FETQXのドレインに接続される。N型FETQXのゲートは、行デコーダにおける端子Xに接続され、ソースは第2電源電圧(GND)が供給される第2電源電圧供給端子6に接続される。
P型FETQ10のソースは、第1電源電圧(VCC)を供給する第1電源電圧供給端子5に接続され、ドレインは節点N1に接続され、ゲートは端子12に接続される。P型FETQ10は、端子12に入力される第2信号STOPBに応じて節点N1へ供給する電流が制御される。P型FETQ1、Q3のゲートは節点N1に共通接続され、ソースは、第1電源電圧供給端子5に接続される。P型FETQ1のドレインは節点N1を介してN型FETQ2のドレインに接続される。P型FETQ3のドレインは、出力端子8及びN型FETQ4のドレインに接続される。N型FETQ2のドレインは節点N1に接続され、ゲートは2入力NORゲートNOR1の出力端に接続され、ソースは負荷回路2を入力電流源とする端子7に接続される。又、2入力NORゲートNOR1の入力端として第1信号STOPが入力される端子11及び端子7が接続される。N型FETQ4のドレインは出力端子8に接続され、ソースは第2電源電圧供給端子6に接続される。
基準電圧発生回路3は、負荷回路2を模した構成のダミー電流源4と、電流ミラー回路を形成するP型FETQ5、Q7、及びN型FETQ6と、ゲートが基準電圧出力端子9を介してセンス回路1に接続されるN型FETQ8と、電流源を形成するP型FETQ11と、NORゲートNOR2とを備える。
ダミー電流源4は、複数のFETのゲートに第1電源電圧が供給される以外、負荷回路2と同様な構成である。ここでは、ダミー電流源4は、複数のFETのゲートに第1電源電圧が供給される以外、負荷回路2と同様な構成である。ダミー電流源4は、N型FETQX、QYに対応するN型FETQXD、QXYDを備える。N型FETQXDのゲートは端子XDに接続され、N型FETQYDのゲートは端子YDに接続される。このため、ダミー電流源4は、負荷回路2が導通状態で流れる負荷電流と等しい電流を発生する。
P型FETQ11のソースは、第1電源電圧供給端子5に接続され、ドレインは節点N2に接続され、ゲートは端子14に接続される。P型FETQ11は、端子14に入力される第2信号STOPBに応じて節点N2へ供給する電流が制御される。P型FETQ5、Q7のゲートは節点N2に共通接続され、ソースは、第1電源電圧供給端子5に接続される。P型FETQ5のドレインは節点Nを介してN型FETQ2のドレインに接続される。P型FETQ7のドレインは、基準電圧出力端子9及びN型FETQ8のドレインに接続される。N型FETQ6のドレインは節点N2に接続され、ゲートは2入力NORゲートNOR2の出力端に接続され、ソースはダミー電流源4を入力電流源とする節点N3に接続される。又、2入力NORゲートNOR2の入力端として第1信号STOPが入力される端子13及び節点N3が接続される。N型FETQ8のドレインは基準電圧出力端子9に接続され、ソースは第2電源電圧供給端子6に接続される。
ここで、P型FETQ3、N型FETQ4、P型FETQ7及びN型FETQ8のコンダクタンスをそれぞれgm3、gm4、gm7及びgm8としたとき、(1)gm3>gm7、又は(2)gm4<gm8、又は(3)gm3<gm7、gm4<gm8、gm7<gm8のいずれかの関係を満足するように設定される。且つ、センス回路1と基準電圧発生回路3においてそれぞれ対をなすFET(P型FETQ1とP型FETQ5、N型FETQ2とN型FETQ6、P型FETQ3とP型FETQ6、N型FETQ4とN型FETQ6)のコンダクタンス、及び2入力NORゲートNOR1、NOR2の論理しきい値電圧がそれぞれ等しく設定される。こにれより、N型FETQ4の飽和電流値は、P型FETQ3の飽和電流値よりも小さくなる。
図2はP型FETQ3、N型FETQ4のドレイン電流−電圧特性図である。図1及び図2を参照して従来技術によるセンスアンプ回路10の動作について説明する。以下では、第1信号STOPの信号レベルが“0”の場合について説明する。
図1を参照して、信号レベルが“0”の第1信号STOPが入力されると、節点N3の電位は2入力NORゲートNOR2の論理しきい値電圧にほぼ等しい値となり、ダミー電流源4には電流iが流れる。又、2入力NORゲートNOR1と2入力NORゲートNOR2の論理しきい値電圧、N型FETQ2とN型FETQ6のコンダクタンスgmがそれぞれ等しく設定されている場合、負荷回路2が導通状態であれば負荷回路2にもダミー電流源4と同じ電流iが流れる。この場合、P型FETQ5にも電流iが流れ、P型FETQ5と電流ミラーの関係にあるP型FETQ7にはP型FETQ5のコンダクタンス(gm5)とP型FETQ7のコンダクタンス(gm7)の比に比例した電流i’(i’=gm7/gm5×i)が流れる。又、P型FETQ7と直列接続された負荷用のN型FETQ8にも同様の電流i’が流れる。
更に、基準電圧出力端子9に電流ミラー回路の負荷用のN型FETQ4のゲートが接続されているため、N型FETQ8とN型FETQ4も電流ミラーの関係にある。このため、N型FETQ4には図2に示すように飽和領域でiQ4(iQ4=gm4/gm8×i’)なる電流が流れる。
一方、P型FETQ1とP型FETQ5のコンダクタンス、P型FETQ3とP型FETQ7のgmは、それぞれ等しくなるように設定されているため、負荷回路2に電流が流れる場合、基準電圧発生回路3と同様にP型FETQ1に電流iが流れる。この際、P型FETQ3に流れる電流iQ3は、P型FETQ3が飽和領域で動作していればiQ3=i’となる。又、P型FETQ3のドレイン電流・電圧特性は図2に示すようになる。この場合、P型FETQ3とN型FETQ4は直列に接続されているので、出力端子8にはP型FETQ3とN型FETQ4のドレイン電流・電圧特性曲線の交点である“VH”なる高レベルの電圧が出力される。
又、基準電圧発生回路3が動作する必要のない期間、信号レベルが“1”の第1信号STOPが端子11、13に入力されることで、センス回路1、及び基準電圧発生回路3における貫通電流は遮断される。この際、P型FETQ10、及びP型FETQ11のゲートに入力される信号レベル“0”の第2信号STOPBによって、P型FETQ10、及びP型FETQ11がオン状態となる。これにより、センス回路1、及び基準電圧発生回路3が動作する必要のない期間、節点N1及び節点N2の電圧が第1の電源電圧(VCC)に固定され、P型FETQ3、及びP型FETQ7を通してリーク電流や貫通電流が流れるのが完全に防止される。
特開昭60−70591 特開平1−199396 特開平5−182486
通常、半導体記憶装置は、図1に示すようなセンス回路1を複数搭載しているのが一般的である。従来技術による半導体記憶装置では、低消費が必要な低速動作時においても、各センス回路1に内蔵される2入力NORゲートNOR1は動作している。このため、2入力NORゲートNOR1に大きな貫通電流が流れ消費電流の増大を招いていた。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下に述べられる手段を採用する。その手段を構成する技術的事項の記述には、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号が付加されている。但し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲を限定的に解釈するために用いてはならない。
本発明によるセンスアンプ回路(100、200)は、負荷回路(2)に印加する電圧を制御するセンス回路(101、201)と、センス回路(101、201)に基準電圧を供給する基準電圧発生回路(103)とを具備する。高速動作モードにおいて、センス回路(101、201)は、センス回路(101、201)に含まれる第1帰還制御回路(NOR101)の出力電圧に応じて負荷回路(2)に印加する電圧を制御する。一方、低速動作モードにおいてセンス回路(101、201)は、第1帰還制御回路(NOR101)の動作を停止し、基準電圧発生回路(103)に含まれる第2帰還制御回路(NOR2)の出力電圧に応じて負荷回路(2)に印加する電圧を制御する。
本発明では、低速動作モードにおいて、負荷回路(2)に印加する電圧の制御に用いない第1帰還制御回路(NOR101)は動作しない。このため、低速動作モードにおける第1帰還制御回路(NOR101)の貫通電流はなくなり、センスアンプ回路(100、200)の消費電流は低減される。
本発明によるセンスアンプ回路(100、200)は、メモリセル(2)に流れる電流と、リファレンスセル(4)に流れる電流とに基づいて、メモリセル(2)に格納された値を読み出す。センスアンプ回路(100、200)は、電源(VCC)からメモリセル(2)へ流れ込む電流量を制御する第1回路(例えばQ2)と、電源(VCC)からリファレンスセル(4)へ流れ込む電流量を制御する第2回路(例えばQ6)とを備える。第1動作モードにおいては、メモリセル(2)に流れる電流量に応じて第1回路(例えばQ2)の電流量(i)が調整されるとともに、リファレンスセル(4)に流れる電流量に応じて第2回路(例えばQ6)の電流量(i)が調整される。一方、第2動作モードにおいては、リファレンスセル(4)に流れる電流量に応じて第1及び第2回路(例えばQ2及びQ6)の電流量が調整される。
又、本発明による半導体記憶装置(902、922)は、ビット線に接続されるメモリセルを複数備えるメモリセルアレイ(911)と、ビット線に印加する電圧を制御する入出力バッファ(903、923)とを具備する。入出力バッファ(903、923)は複数のビット線に接続する複数のセンスアンプ(100、200)を備える。複数のセンスアンプ(100、200)の各々は、ビット線(7)に印加する電圧を制御するセンス回路(101、201)と、センス回路(101、201)に基準電圧を供給する基準電圧発生回路(103)とを備える。高速動作モードにおいて、センス回路(101、201)は、センス回路(101、201)に含まれる第1帰還制御回路(NOR101)の出力電圧に応じてビット線(7)に印加する電圧を制御する。一方、低速動作モードにおいてセンス回路(101、201)は、第1帰還制御回路(NOR101)の動作を停止し、基準電圧発生回路(103)に含まれる第2帰還制御回路(NOR2)の出力電圧に応じてビット線(7)に印加する電圧を制御する。
本発明では、低速動作モードにおいて、ビット線(2)に印加する電圧の制御に用いない第1帰還制御回路(NOR101)は動作しない。このため、低速動作モードにおける第1帰還制御回路(NOR101)の貫通電流はなくなり、センスアンプ回路(100、200)の消費電流は低減される。
本発明による半導体記憶装置(902、922)は、メモリセルを複数備えるメモリセルアレイ(911)と、メモリセルに流れる電流と、リファレンスセルに流れる電流とに基づいて、メモリセルに格納された値を読み出すセンスアンプ回路(100、200)とを具備する。センスアンプ回路(100、200)は、メモリセル(2)に流れる電流と、リファレンスセル(4)に流れる電流とに基づいて、メモリセル(2)に格納された値を読み出す。センスアンプ回路(100、200)は、電源(VCC)からメモリセル(2)へ流れ込む電流量を制御する第1回路(例えばQ2)と、電源(VCC)からリファレンスセル(4)へ流れ込む電流量を制御する第2回路(例えばQ6)とを備える。第1動作モードにおいては、メモリセル(2)に流れる電流量に応じて第1回路(例えばQ2)の電流量(i)が調整されるとともに、リファレンスセル(4)に流れる電流量に応じて第2回路(例えばQ6)の電流量(i)が調整される。一方、第2動作モードにおいては、リファレンスセル(4)に流れる電流量に応じて第1及び第2回路(例えばQ2及びQ6)の電流量が調整される。
本発明によれば、動作速度が切り替え可能なセンスアンプ回路における消費電力を低減することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図面において同一、又は類似の参照符号は、同一、類似、又は等価な構成要素を示している。
1.第1の実施の形態
図3から図6を参照して、本発明による半導体記憶装置、及びセンスアンプ回路の第1の実施の形態を説明する。
(半導体記憶装置の構成)
図3は、第1の実施の形態における半導体記憶装置902の構成を示す図である。図3を参照して、第1の実施の形態における半導体記憶装置902は、複数のメモリセル2を備えるメモリセルアレイ911、列ゲート912、複数の非同期型センス回路101(以下、センス回路101と称す)を内蔵する入出力バッファ913、入出力バッファ913に接続された入出力端子914、読み出し制御回路915、列デコーダ916、行レコーダ917、アドレスバッファ918、基準電圧発生回路103、及びダミー電流源4を具備する。
メモリセルアレイ901には、プログラム情報が格納されており、アドレスバッファ918を介してCPU901によって指定されたアドレスのメモリセル内のデータが入出力バッファ913によって読み出され、入出力端子914から出力される。あるいは、CPU901によって指定されたアドレスのメモリセルに、入出力端子914から入力されたデータが、入出力バッファ913によって書き込まれる。
複数のセンス回路101は、列ゲート912を介してメモリセルアレイ911内の複数のメモリセルに接続される。列ゲート912は、図4に示すN型FETQYを複数備え、複数のビット線(端子7)を介して複数のセンスアンプ回路100に接続される。又、メモリセルアレイ911は、図4に示すN型FETQXを複数備え、対応するN型FETQYを介してセンス回路101に接続される。アドレスバッファ918は、アドレスバス上のアドレス情報を列デコーダ916及び行デコーダ917に出力する。列デコーダ916は、アドレス情報に対応する列ゲート912(ビット線)を活性化し、行デコーダ917は、アドレス情報に対応するメモリセルアレイ911を選択する。活性化された列ゲート912(N型FETQY)に接続されたセンス回路101は、行デコーダ917によって選択されたメモリセル(N型FETQX)内の情報を読み出し、入出力端子914に出力する。
ここで、CPU901は、モード切り替え信号HS(第3信号)を入出力バッファ913に出力する。読み出し制御回路915は、CPU901からの制御信号に応じて第1信号STOPを入出力バッファ913及び基準電圧発生回路103に出力する。入出力バッファ913は、モード切り替え信号HSに応じて高速動作モードと低速動作モードの一方に切り替えられ、第1信号STOPに応じてメモリセル内のデータを読み出す(メモリセルへデータを書き込む)センス回路101を選択する。
基準電圧発生回路103は、入出力バッファ913内の全てのセンス回路101と、後述する負荷回路2の構成を模したダミー電流源4とに接続される。基準電圧発生回路103は、ダミー電流源4からの電流値に応じた基準電圧を、第1信号STOPに応じて複数のセンス回路101のそれぞれに供給する。
(センスアンプ回路の構成)
次に、図4を参照して、本発明によるセンスアンプ回路100の構成を説明する。第1の実施の形態におけるセンスアンプ回路100は、センス回路101と基準電圧発生回路103とを含む。基準電圧発生回路103は、基準電圧を、端子9を介してセンス回路101に供給する。又、センス回路101には、相互に逆相関係の第1信号STOP及び第2信号STOPBと、モード切り替え信号HS(第3信号)とが入力される。
第1の実施の形態におけるセンスアンプ回路100は、図1に示す従来技術によるセンスアンプ回路10における2入力NORゲートNOR1に替えて信号切り替え回路102を備え、N型FETQ2のゲートが端子109を介して信号切り替え回路102に接続される。その他の構成は、図1に示す従来技術によるセンスアンプ回路10と同様である。又、第1の実施の形態における基準電圧発生回路103の構成は、2入力NORゲートNOR2の出力が端子105を介して、N型FETQ6及びセンス回路101に接続されている以外、図1に示す従来技術による基準電圧発生回路3と同様な構成である。尚、出力端子8は、図3における入出力端子914に接続される。
従来技術と同様に、P型FETQ3、N型FETQ4、P型FETQ7及びN型FETQ8のコンダクタンスをそれぞれgm3、gm4、gm7及びgm8としたとき、センス回路101の各FETは、(1)gm3>gm7、又は(2)gm4<gm8、又は(3)gm3<gm7、gm4<gm8、gm7<gm8のいずれか関係を満足するように設定され、且つ、センス回路101と基準電圧発生回路103においてそれぞれ対をなすFET(P型FETQ1とP型FETQ5、N型FETQ2とN型FETQ6、P型FETQ3とP型FETQ6、N型FETQ4とN型FETQ6)のコンダクタンス、及び2入力NORゲートNOR1、NOR2の論理しきい値電圧はそれぞれ等しく設定される。(1)から(3)のいずれかの条件を満たす場合、図2に示すように、P型FETQ3の飽和電流iQ3とN型FETQ4の飽和電流iQ4はiQ3>iQ4となる。このとき、負荷回路2に負荷電流が流れると出力端子8に“VH”なる高レベルの電圧が出力される。又、負荷回路2に負荷電流が流れない間は、出力端子8には接地電位の低レベルの電圧が出力される。これにより、センスアンプ回路100は、極めて安定で且つ高速の動作が得られる。
信号切り替え回路102は、インバータINV101、2入力ORゲートOR101、2入力NORゲートNOR101、トランスファゲートCTRS1、CTRS2を備える。インバータINV101は、第3信号HSが入力される端子106を入力端とし、第3信号HSの反転信号を端子107に出力する。2入力ORゲートOR101は、第1信号STOPが入力される端子11と、端子107を入力とし、第1信号STOPと第3信号HSの反転信号の論理和を端子104に出力する。2入力NORゲートNOR101は、端子104と端子7を入力端とし、否定論理和を端子108に出力する。トランスファゲートCTRS1は、ゲートが端子107に接続されたP型FETとゲートが端子106に接続されたN型FETとから形成され、端子108と端子109との間の接続を制御する。トランスファゲートCTRS2は、ゲートが端子106に接続されたP型FETとゲートが端子105に接続されたN型FETとから形成され、端子105と端子109との間の接続を制御する。ここで、端子109は、N型FETQ2のゲートに接続される。又、端子105は、基準電圧発生回路103における2入力NORゲートの出力端及びN型FETQ6のゲートに接続される。
ダミー電流源4は、負荷回路2におけるN型FETQX、QYに対応するN型FETQXD、QXYDを備える。ダミー電流源4は、N型FETQXD、QYDのゲートに第1電源電圧(VCC)が供給される以外、負荷回路2と同様な構成である。
又、2入力NORゲートNOR101と2入力NORゲートNOR2の論理しきい値電圧、及びN型FETQ2とN型FETQ6のコンダクタンスはそれぞれ等しく設定されることが好ましい。更に、導通状態にある場合の負荷回路2における各構成の電位と、ダミー電流源4における各構成の電位も等しくなるように設定されることが好ましい。これにより、負荷回路2が導通状態であれば負荷回路2にもダミー電流源4と同じ電流iが流れる。
尚、センス回路101と基準電圧発生回路103は同一半導体基板上に形成されるために、それぞれが内蔵するFETの整合が非常に良くとれている。このため、図2に示される“VH”を規定するP型FETQ3に流れる電流iQ3=i’とN型FETQ4に流れる電流iQ4=gm4/gm8×i’の比(=gm8/gm4)は製造条件、電源電圧等が変動しても、ほとんど変わることがない。従って、本発明によるセンスアンプ回路100は高レベル“VH”を非常に安定的に出力することができる。
(センスアンプ回路の動作)
以上のような構成により、センスアンプ回路100は、負荷回路2(メモリセル)に流れる電流とダミー電流源4(リファレンスセル)に流れる電流とに基づいて、端子7(ビット線)を介して負荷回路2(メモリセル)に記録されたデータを読み取り、出力端子8に出力する。このとき、信号切り替え回路102は、入力される第3信号HSに応じて、負荷回路2(メモリセル)に高速にアクセス可能な高速動作モードと、低消費電力の低速動作モードとを切り替える。
高速動作モードでは、信号切り替え回路102における2入力NORゲートNOR101が、端子7の電圧に応じてN型FETQ2のオンオフを制御し、端子7の電圧を制御するビット線電圧帰還制御回路として機能する。すなわち、高速動作モードでは、センス回路201内のNORゲートNOR101がビット線電圧帰還制御回路として機能し、ビット線制御電圧を制御する。
一方、低動作モードでは、基準電圧発生回路103における2入力NORゲートNOR2が、N型FETQ2のオンオフを制御して端子7の電圧を制御する。すなわち、低速動作モードでは、基準電圧発生回路103内のNORゲートNOR101がビット線電圧帰還制御回路として機能し、ビット線制御電圧を制御する。
図4から図6を参照して本発明によるセンスアンプ回路100の動作の詳細を説明する。図5は高速動作モードにおけるセンスアンプ回路100の動作を示すタイミングチャートである。図6は、低速動作モードにおけるセンスアンプ回路100の動作を示すタイミングチャートである。以下の説明では、P型FETQ1、P型FETQ3、N型FETQ4、P型FETQ5、P型FETQ7及びN型FETQ8のコンダクタンスをそれぞれgm1、gm3、gm4、qm5、gm7及びgm8としたとき、gm3/gm1=1、gm8/gm4=2、gm7/gm5=1に設定され、信号レベルが“0”の第1信号STOPが入力されているものとする。尚、本実施の形態における第1電源電圧VCCは1.8V、第2電源電圧GNDは0Vである。
又、以下の説明では、センスアンプ回路100によってメモリセルからデータが読み取られる際、負荷回路2に電流が流れる場合のメモリセルをONセル、電流が流れない場合のメモリセルをOFFセルと称す。
先ず、図4及び図5を参照して、高速動作モード時のセンスアンプ回路100の動作を説明する。高速モードでは、信号レベル“1”の第3信号HSがセンス回路101に入力される。以下では、時刻T0において端子Yに1.8V、端子Xに0Vが供給され、時刻T1において端子Xに1.8Vが供給される場合について説明する。
信号レベル“0”の第1信号STOPと、信号レベル“1”の第3信号HSの入力に基づき、トランスファゲートCTRS1のN型FETのゲートは1.8V、P型FETのゲートは0Vとなるため、トランスファゲートCTRS1は導通状態となる。これにより、トランスファゲートCTRS1を介して端子108の電圧が端子109に伝達される。又、端子11と端子107はともに“0”であるため、2入力ORゲートOR101の出力の信号レベルは“0”となる。すなわち、2入力NORゲートNOR101の入力である端子104は“0”となる。このため、2入力NORゲートNOR101の出力電圧は、他の入力である端子7の電圧に応じて決定する。ここでは、端子108の電圧が端子109に入力されているため、2入力NORゲートNOR101の出力がN型FETQ2及び端子7を介して帰還する。このため、端子7の電圧は2入力NORゲートNOR101の論理しきい値電圧にほぼ等しい電圧0.7Vとなって安定する。この際、2入力NORゲートNOR101には3μAの貫通電流iNOR101が流れる。
一方、トランスファゲートCTRS2のN型FETのゲートは0V、P型FETのゲートは1.8Vとなるため、トランスファゲートCTRS2は遮断状態となる。これにより、端子105と端子109との間は伝達不可能状態となる。
基準電圧発生回路103においては、第1信号STOPの信号レベルが“0”であるため、節点N3の電圧は、2入力NORゲートNOR2の論理しきい値電圧にほぼ等しい0.7Vになり、ダミー電流源4に10μAの電流が流れる。ここでgm7/gm5=1の関係より、P型FETQ7に流れる電流i’も10μAとなり、gm8/gm4=2の関係より、N型FETQ4に流れる電流iQ4は5μAとなる。この際、2入力NORゲートNOR2には3μAの貫通電流iNOR2が流れる。
時刻T0において、端子Xの電圧が0Vである場合、負荷回路2及びP型FETQ1に電流が流れない。このためP型FETQ3にも電流は流れず(P型FETQ3はオフ状態)、出力端子8は低レベル(接地電圧=0V)となる。
メモリセルがONセルの状態である場合、時刻T1において端子Xが1.8Vとなると負荷回路2に電流が流れ始め、端子7の電圧は0.4Vにいったん降下する。これにより、2入力NORゲートNOR101の出力電圧、すなわち端子109の電圧は上昇し、N型FETQ2のオン抵抗は小さくなる。N型FETQ2のオン抵抗が小さくなることで、端子7の電圧は電圧0.7Vまで復帰する。
時刻T2において端子7の電圧が0.7Vとなると、負荷回路2に流れる電流は10μAとなる。すなわち、N型FETQ2に流れる電流iQ2は10μAとなる。この際、gm3/gm1=1の関係よりP型FETQ3に流れる電流iQ3は10μAとなる。これにより、iQ3>iQ4となるため、センス回路101の出力端子8の電圧は反転し“VH”(ハイレベル=1.79V)となる。このように、ONセル状態の負荷回路2(メモリセル)からデータ“1”が読み出される。
一方、メモリセルがOFFセルの状態である場合、時刻T1において端子Xが1.8Vとなっても負荷回路2に電流は流れない。このため、P型FETQ3の電流iQ3は0μAとなり、iQ3<iQ4となるためセンス回路101の出力端子8は0Vを維持する。このように、OFFセル状態の負荷回路2(メモリセル)からデータ“0”が読み出される。
以上のように、高速動作モードでは、負荷回路2に流れる電流量に応じてN型FETQ2(Q1)に流れる電流量が積極的に調整され、N型FETQ6(Q5)に流れる電流は、ダミー電流源4に流れる電流量によって調整される。このため、センスアンプ回路100は、メモリセルから高速にデータを読み出すことができる。
次に、図4及び図6を参照して、低速動作モード時のセンスアンプ回路100の動作を説明する。低速モードでは、信号レベル“0”の第3信号HSがセンス回路101に供給される。
信号レベル“0”の第1信号STOPと、信号レベル“0”の第3信号HSの入力に基づき、トランスファゲートCTRS2のN型FETのゲートは1.8V、P型FETのゲートは0Vとなるため、トランスファゲートCTRS2は導通状態となる。これにより、トランスファゲートCTRS2を介して端子105の電圧が端子109に伝達される。又、2入力NORゲートNOR2の入力である端子13は“0”であるため、2入力NORゲートNOR2の出力電圧は、他の入力である節点N3の電圧に応じて決定する。ここでは、端子105の電圧が端子109に入力されているため、2入力NORゲートNOR2の出力がN型FETQ6及び節点N3を介して帰還する。更に、センス回路101と基準電圧発生回路103のそれぞれに設けられた各FETの整合は非常に良くとれている。このため、端子7の電圧は2入力NORゲートNOR2の論理しきい値電圧にほぼ等しい電圧0.7Vとなって安定する。
一方、トランスファゲートCTRS1のN型FETのゲートは0V、P型FETのゲートは1.8Vとなるため、トランスファゲートCTRS1は遮断状態となる。これにより、端子108と端子109との間は伝達不可能状態となる。このため、信号レベル“0”の第1信号STOPと、信号レベル“0”の第3信号HSが入力されている間、2入力NORゲートNOR101は動作せず、2入力NORゲートNOR101における貫通電流iNOR101は0μAとなる。
メモリセルがONセルの状態である場合、時刻T1において端子Xが1.8Vとなると負荷回路2に電流が流れ始め、端子7の電圧は0.4Vにいったん降下する。この際、ダミー電流源4に流れる電流に応じて2入力NORゲート2の出力電圧(端子105における電圧)は、現状の値を維持する。すなわち、端子109の電圧は現状の値を維持するため、N型FETQ2のオン抵抗は変化せず、端子7の電圧は、高速動作モード時よりも緩やかな速度で0.7Vに復帰する。
時刻T2において端子7の電圧が0.7Vに復帰すると、負荷回路2(端子7)に流れる電流は10μAになる。すなわち、N型FETQ2に流れる電流iQ2は10μAとなる。この際、gm3/gm1=1の関係よりP型FETQ3に流れる電流iQ3は10μAとなる。このため、iQ3>iQ4となるためセンス回路101の出力端子8の電圧は反転し、“VH”(1.79V)となる。このように、ONセル状態の負荷回路2(メモリセル)からデータ“1”が読み出される。
一方、メモリセルがOFFセルの状態である場合、時刻T1において端子Xが1.8Vとなっても負荷回路2に電流は流れない。このため、P型FETQ3の電流iQ3は0μAとなり、iQ3<iQ4となるためセンス回路101の出力端子8は0Vを維持する。このように、OFFセル状態の負荷回路2(メモリセル)からデータ“0”が読み出される。
以上のように、低速動作モードでは、ダミー電流源4に流れる電流量に応じて、N型FETQ2(Q1)、Q6(Q5)に流れる電流量が積極的に調整され、負荷回路2(メモリセル)からデータが読み出される。このため、低速度モードでは、消費電力を抑制しつつ、メモリセルからデータを読み出すことが可能となる。
センスアンプ回路100は、N型FETQ2によって負荷回路2(端子7)に印加する電圧を制御することができる。本発明によるセンスアンプ回路100では、信号切り替え回路102によってN型FETQ2のゲート電圧を制御する2入力NORゲートを切り替えることで、高速又は低速の動作モードに切り替えることができる。低消費電力を目的とした低速動作モードにおいて、信号切り替え回路102は、2入力NORゲートNOR101を停止し、2入力NORゲートNOR2の出力電圧をN型FETQ2のゲート電圧として利用する。これにより、2入力NORゲートNOR101における貫通電流は抑制され、センスアンプ回路100における消費電流は従来技術よりも低減される。
例えば、半導体記憶装置902にセンス回路101が38台搭載されている場合において、第1電源電圧VCC=1.8V、動作周波数32KHz、メモリセルアレイ911内の全てのメモリセルがONセルであるとき、半導体記憶装置902で消費される電流は286μAとなる。一方、図1に示した従来技術による半導体記憶装置における消費電流は、同様の条件で400μAである。このように、本発明によるセンスアンプ回路100によれば、半導体記憶装置902における消費電流を従来技術よりも大幅に低減することができる。
尚、高速動作時には、センス回路101の帰還制御回路(2入力NORゲートNOR101)を動作させることで、従来通りの高速な動作が可能となる。従って、本発明によれば従来の高速動作に加え、低速動作時における低消費電力化を実現することができる。
更に、本発明では、センス回路101のN型FETQ2のゲート(端子109)に、他の基準電圧を印加するのでなく、センス回路101と同様な回路構成をもつ基準電圧発生回路103の2入力NORゲートNOR2出力電圧を印加している。このため、温度依存や電源電圧依存などによる節点N3の電圧と端子7の電圧の変動差を最小限に抑えられる。すなわち、ダミー電流源4に流れる電流と負荷回路2に流れる電流変動差を抑えることができる。従って、ダミー電流源4に流れる電流と負荷回路2に流れる電流との相関をよりよく保つことが可能となり、センスアンプ回路の性能を損なうことなく安定した性能を保持することができる。
例えば、低速動作モードにおいて、周辺温度が上昇してダミー電流源4に流れる電流と負荷回路2に流れる電流とが増加した場合、ダミー電流源4に流れる電流が増加し、節点N3の電圧は下降しようとする。しかし、この場合、端子105の電圧は上昇するためN型FETQ6のオン抵抗が小さくなりN3の電圧は上昇して安定し、N型FETQ6における電流は増加する。一方、負荷回路2に流れる電流が増加し、端子7が下降しても端子105の電圧が端子109に伝達されているため、N型FETQ2のオン抵抗は下がり、節点N3と同様に端子7が上昇安定し、N型FETQ2の電流は増加する。これにより、ダミー電流源4に流れる電流(リファレンス電流)と負荷回路2に流れる電流との相関が確保される。
更に、本発明では、出力端子8の電圧を制御するN型FETQ2のゲート電圧として、基準電圧発生回路102における2入力NORゲートNOR2(ビット線電圧帰還制御回路)の出力電圧を利用している。このため、出力端子8の電圧を制御するため、他の基準電圧発生回路を新たに設ける必要がないため、半導体記憶装置902の面積増加を抑制できる。
2.第2の実施の形態
図7から図10を参照して、本発明による半導体記憶装置、及びセンスアンプ回路の第2の実施の形態を説明する。
(半導体記憶装置の構成)
図7は、第2の実施の形態における半導体記憶装置922の構成を示す図である。図7を参照して、第2の実施の形態における半導体記憶装置922は、第1の実施の形態における入出力バッファ903と読み出し制御回路905に替えて、複数の非同期型センス回路201(以下、センス回路201と称す)を備える入出力バッファ923と読み出し制御回路925を備え、その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
読み出し制御回路925は、CPU901からの制御信号に応じて第4信号STOP1、第6信号STOP2、第8信号PRECHB(制御信号)を入出力バッファ923に出力する。又、読み出し制御回路925は、第4信号STOPを基準電圧発生回路103に出力する。入出力バッファ923は、モード切り替え信号HS(第3信号)に応じて高速動作モードと低速動作モードの一方に切り替えられ、第4信号STOP1、第6信号STOP2、第8信号PRECHBに応じてメモリセル内のデータを読み出す(メモリセルへデータを書き込む)センス回路201を選択する。
又、本実施の形態における基準電圧発生回路103は、ダミー電流源4からの電流値に応じた基準電圧を、第4信号STOP1に応じて複数のセンス回路201のそれぞれに供給する。
(センスアンプ回路の構成)
次に、図8を参照して、本発明によるセンスアンプ回路200の構成を説明する。第2の実施の形態におけるセンスアンプ回路200は、センス回路201と基準電圧発生回路103とを含む。センス回路201には端子9を介して基準電圧が供給される。センス回路201には、相互に逆相関係の第4信号STOP1及び第5信号STOP1Bと、モード切り替え信号HS(第3信号)と、相互に逆相関係の第6信号STOP2及び第7信号STOP2Bと、第8信号PRECHBが入力される。第2の実施の形態におけるセンス回路201は、第1の実施の形態におけるセンス回路101の構成に加えて、ONセルデータ確定検出回路250、2入力ORゲートOR200、インバータINV200、201、P型FETQ9、トランスファゲートCTRS3、2入力ANDゲートAND200、201を備える。又、第2の実施の形態におけるセンス回路201における端子11には、第6信号STOP2が入力され、トランスファゲートCTRS2は、端子210と端子109との間の電圧の伝搬を制御する。尚、出力端子8は、図7における入出力端子914に接続される。
又、第2の実施の形態における基準電圧発生回路103の構成は、2入力NORゲートNOR2の出力が端子105を介して、トランスファゲートCTRS3に接続されている以外、第1の実施の形態における基準電圧発生回路103と同様な構成である。
ONセルデータ確定検出回路250は、3入力NANDゲートNAND250、2入力NANDゲートNAND251、NAND252、インバータINV250、INV251を備える。3入力NANDゲートNAND250は、出力端子8、第3信号HSの反転信号が入力される端子107、第8信号PRECHBが入力される端子204を入力端とし、入力端からの信号の否定論理積を端子251(2入力NANDゲートNAND251)に出力する。2入力NANDゲートNAND251は、端子251と2入力NANDゲートAND252の出力端(端子253)を入力端とし、入力端からの信号の否定論理積を端子252に出力する。2入力NANDゲートNAND252は、端子204と2入力NANDゲートAND251の出力端(端子252)を入力端とし、入力端からの信号の否定論理積を出力端に出力する。インバータINV250は、端子252からの信号の反転信号をインバータ251に出力する。インバータINV251は、インバータINV251からの信号の反転信号を端子206に出力する。
2入力ORゲートOR200は、第6信号STOP2が入力される端子11と端子206とを入力端とし、入力端からの信号の論理和を端子207に出力する。インバータINV200は、端子207からの信号の反転信号を端子208に出力する。インバータINV201は、端子208からの信号の反転信号を端子209(N型FETQ9のゲート)に出力する。N型FETQ9のゲートは端子209に接続され、ドレインは、端子210を介してトランスファゲートCTRS2、CTRS3に接続され、ソースは第2電源電圧供給端子6に接続される。トランスファゲートCTRS3は、ゲートが端子207に接続されたP型FETとゲートが端子208に接続されたN型FETとから形成され、端子210と端子105との間の接続を制御する。又、2入力ANDゲートAND200は、端子210と、第6信号STOP2の反転信号である第7信号STOP2Bが入力される端子202を入力端とし、入力端からの信号の否定論理積を端子203(2入力NANDゲートAND201)に出力する。2入力ANDゲートAND201は、端子203と、第8信号PRECHBが入力される端子204を入力端とし、入力端からの信号の否定論理積を端子205(P型FETQ10のゲート)に出力する。
(センスアンプ回路の動作)
以上のような構成により、センスアンプ回路200は、端子7(ビット線)を介して負荷回路2(メモリセル)に記録されたデータを読み取り、出力端子8に出力する。このとき、信号切り替え回路102は、入力される第3信号HSに応じて、負荷回路2(メモリセル)に高速にアクセス可能な高速動作モードと、低消費電力の低速動作モードとを切り替える。
高速動作モードでは、信号切り替え回路102における2入力NORゲートNOR101が、端子7の電圧に応じてN型FETQ2のオンオフを制御し、端子7の電圧を制御する。すなわち、ビット線電圧帰還制御回路として機能する。その出力電圧は、高速動作モード時においてセンス回路201におけるN型FETQ2のオンオフを制御して端子7の電圧を制御する。すなわち、高速動作モードでは、センス回路201内のNORゲートNOR101がビット線電圧帰還制御回路として機能し、ビット線制御電圧を制御する。
一方、低動作モードでは、基準電圧発生回路103における2入力NORゲートNOR2が、N型FETQ2のオンオフを制御して端子7の電圧を制御する。すなわち、低速動作モードでは、基準電圧発生回路103内のNORゲートNOR101がビット線電圧帰還制御回路として機能し、ビット線制御電圧を制御する。
更に、第2の実施の形態におけるセンス回路201では、メモリセルがONセル状態であるとき、ONセル確認検出回路250によって、第1電源電圧VCCからONセルを介してGNDへ流れる電流パスをカットすることができる。
図8から図10を参照して本発明によるセンスアンプ回路200の動作の詳細を説明する。図9は高速動作モードにおけるセンスアンプ回路200の動作を示すタイミングチャートである。図10は、低速動作モードにおけるセンスアンプ回路200の動作を示すタイミングチャートである。以下の説明では、P型FETQ1、P型FETQ3、N型FETQ4、P型FETQ5、P型FETQ7及びN型FETQ8のコンダクタンスをそれぞれgm1、gm3、gm4、qm5、gm7及びgm8としたときgm3/gm1=1、gm8/gm4=2、gm7/gm5=1に設定され手いるものとする。尚、本実施の形態における第1電源電圧VCCは1.8V、第2電源電圧GNDは0Vである。
先ず、図8及び図9を参照して、高速動作モード時のセンスアンプ回路200の動作を説明する。高速モードでは、信号レベル“1”の第3信号HSがセンス回路201に入力される。以下では、時刻T0において端子Yに0V、端子Xに0Vが供給され、時刻T3において端子Yの電圧が1.8Vになり、時刻T5において端子Xの電圧が1.8Vとなる場合について説明する。
時刻T0において、第3信号HSが“1”、第4信号STOP1が“1”、第5信号STOP1Bが“0”、第6信号STOP2が“1”、第7信号STOP2Bが“0”、第8信号PRECHBが“0”のとき、基準電圧発生回路103及びセンス回路201は停止状態となる。
詳細には、第4信号STOP1が“1”のとき2入力NORゲートNOR2の出力(端子105)は“0”となり、N型FETQ6は遮断状態となる。この際、第5信号STOP1Bは“0”であるため、P型FETQ11は導通状態となり節点N2は1.8Vとなる。このため、P型FETQ5、Q7は遮断状態となり、基準電圧発生回路103は停止状態となる。
一方、第6信号STOP2が“1”のとき2入力ORゲートOR101の出力(端子104)は“1”となり、2入力NORゲートNOR101の出力(端子108)は“0”となる。ここで、第3信号HSの信号レベルは“1”であるため、トランスファゲートCTRS1は導通状態、トランスファゲートCTRS2は遮断状態となる。従って、端子109は0Vとなり、N型FETQ2は遮断状態となる。又、第6信号STOP2と逆相関係にある第7信号STOP2Bが“0”であるため、2入力ANDゲートAND200の出力(端子103)は“0”、2入力ANDゲートAND201の出力(端子205)は“0”となる。このため、P型FETQ10は導通状態となり節点N1は1.8Vとなる。従ってP型FETQ1、Q3は遮断状態となり、センス回路201は停止状態となる。
更に、端子204に入力される第8信号PRECHBが“0”であるため、ONセルデータ確定検出回路250からの出力(出力端子206)は“0”となる。ここで、端子11に入力される第6信号STOP2は“1”であるため、2入力ORゲートOR200の出力(端子207)は“1”、端子208は“0”となりトランスファゲートCTRS3は遮断状態、N型FETQ9は導通状態となる。これにより、端子210は0Vとなる。
時刻T1において、第1信号STOP1が“0”になると基準電圧発生回路103が動作する。詳細には、第4信号STOP1が“0”、第5信号STOP1Bが“1”となると、P型FETQ11、5、7が導通状態となり、電流i、i’が増加する。そして、時刻T2において、節点N3及びN型FETQ2に流れる電流i’は5.0A、2入力NORゲートNOR2に流れる貫通電流iNOR2は3μAとなる。
時刻T3において、端子Yが1.8Vになると、端子11に入力される第6信号STOP2が“0”であるため、2入力ORゲートOR101の出力(端子104)は“0”となる。このときトランスファゲートCTRS1は導通状態なので、第1の実施の形態と同様に、端子7の電圧は2入力NOAゲートNOR101の出力に応じて上昇し、時刻T4において2入力NORゲートNOR101の論理しきい値にほぼ等しい0.7Vとなる。一方、トランスファゲートCTRS2のN型FETのゲートは0V、P型FETのゲートは1.8Vであり、トランスファゲートCTRS2は遮断状態となる。このため、端子210と端子109との間は伝達不可能状態となる。
メモリセルがONセルの状態である場合、時刻T5において、第8信号PRECHBが“1”、端子Xが1.8Vとなると、負荷回路2に電流が流れ始め、端子7の電圧は0.4Vにいったん降下する。これにより、2入力NORゲートNOR101の出力電圧、すなわち端子109の電圧は上昇し、N型FETQ2のオン抵抗が小さくなる。N型FETQ2のオン抵抗が小さくなることで端子7の電圧は0.7Vに復帰する。時刻T6において端子7の電圧が0.7Vになると、負荷回路2(端子7)に流れる電流は10μAとなる。すなわち、N型FETQ2に流れる電流iQ2は10μAとなる。この際、gm3/gm1=1の関係よりP型FETQ3に流れる電流iQ3は10μAとなる。このため、iQ3>iQ4となるため、センス回路201の出力端子8は反転しVH(1.79V)となる。このように、ONセル状態の負荷回路2(メモリセル)からデータ“1”が読み出される。
一方、メモリセルがOFFセルの状態である場合、時刻T5において端子Xが1.8Vとなっても負荷回路2に電流は流れない。このため、P型FETQ3の電流iQ3は0μAとなり、iQ3<iQ4となるためセンス回路201の出力端子8は0Vを維持する。このように、OFFセル状態の負荷回路2(メモリセル)からデータ“0”が読み出される。
以上のように、高速動作モードでは、負荷回路2に流れる電流量に応じてN型FETQ2(Q1)に流れる電流量が積極的に調整され、N型FETQ6(Q5)に流れる電流は、ダミー電流源4に流れる電流量によって調整される。このため、センスアンプ回路100は、メモリセルから高速にデータを読み出すことができる。
次に、図8及び図10を参照して、低速動作モード時のセンスアンプ回路200の動作を説明する。低速モードでは、信号レベル“0”の第3信号HSがセンス回路201に供給される。
時刻T0において、第1電源電圧VCCが1.8V、第3信号HSが“0”、第4信号STOP1が“1”、第5信号STOP1Bが“0”、第6信号STOP2が“1”、第7信号STOP2Bが0“、第8信号PRECHBが“0”のとき、基準電圧発生回路103及びセンス回路201は高速動作モード時と同様に停止状態となる。尚、第8信号PRECHBの信号レベルに関わらず第7信号STOP2Bが“0”である場合、端子203、205はの電圧レベルは“0”となる。この場合、P型FETQ10は導通状態となるため、P型FETQ1、Q3は遮断状態となり、センス回路201は停止状態となる。
又、端子204に入力される第8信号PRECHBが“0”であるため、高速動作モードと同様に端子210は0Vとなる。一方、第3信号HSが“0”であるため、トランスファゲートCTRS2におけるN型FETのゲートは1.8V、P型FETのゲートは0Vとなり、トランスファゲートCTRS2は導通状態となる。このため、トランスファゲートCTRS2を介して、端子210の電圧0Vが端子109に伝達され、N型FETQ2は遮断状態となる。又、端子107の電圧レベルは“1”となるため、端子7の電圧に関わらず2入力NORゲートNOR101の出力電圧は“0”となる。すなわち、2入力NORゲートNOR101は停止状態となり、貫通電流が流れない。
時刻T1において、第4信号STOP1が“0”になると基準電圧発生回路103が動作し、高速動作モード時と同様に時刻T2において節点N3及びN型FETQ2に流れる電流i’、2入力NORゲートNOR2に流れる貫通電流iNOR2は、それぞれ時刻T2において、5.0μA、3μAとなる。
時刻T3において、端子Yが1.8Vとなる場合、端子11に入力される第6信号STOP2が“0”、端子206に入力される信号が“0”であるため、2入力ORゲートOR200の出力(端子207)は“0”、端子208は“1”となる。これにより、トランスファゲートCTRS3におけるN型FETのゲートは1.8V、P型FETのゲートは0Vとなり、トランスファゲートCTRS3は導通状態となる。更に、端子209が“0”となるため、N型FETQ9は遮断状態となる。このため、トランスファゲートCTRS2を介して、端子105の電圧が端子109に伝達される。
ここで、N型FETQ2のゲートが一定電圧となるため、N型FETQ2のオン抵抗は一定値を示す。このため、P型FETQ10から供給される電圧に応じて端子7(ビット線)は充電される。端子7の電圧は、時刻T4において、2入力NORゲートNOR101の論理しきい値電圧にほぼ等しい電圧0.7Vで安定する。ただし、第4信号STOP2の信号レベルが変わる時刻T3から、端子7の電圧が安定する時刻T4までの時間は、高速動作モード時よりも長くなる。
一方、時刻T1において第4信号STOP1が“0”になると、トランスファゲートCTRS1におけるN型FETのゲートは0V、P型FETのゲートは1.8Vとなり、トランスファゲートCTRS1は遮断状態となる。これにより、端子108と端子109との間は伝達不可能状態となる。更に、2入力NORゲートNOR101は停止状態であるため、2入力NORゲートNOR101に貫通電流iNOR101は流れない。すなわち、貫通電流iNOR101=0μAが維持され、消費電力量の増大が抑制される。
メモリセルがONセルの状態である場合、時刻T5において、第8信号PRECHBが“1”、端子Xが1.8Vとなると、負荷回路2に電流が流れ始め、端子7の電圧は0.4Vにいったん降下する。しかし、端子105、すなわち端子109の電圧は現状の値を維持するため、端子7の電圧は、高速動作モード時よりも緩やかな速度で0.7Vに復帰する。時刻T6において端子7の電圧が0.7Vに復帰すると負荷回路2(端子7)に流れる電流は10μAとなる。すなわち、N型FETiQ2に流れる電流i(iQ2)は10μAとなる。この際、gm3/gm1=1の関係よりP型FETQ3に流れる電流iQ3は10μAとなる。すなわち、iQ3>iQ4となるためセンス回路201の出力端子8は反転しVH(1.79V)となる。以上のように、ONセル状態の負荷回路2(メモリセル)からデータ“1”が読み出される。
時刻T6において出力端子8がVH(1.79V)となるとき、端子107、204は共に1.8V、端子204であるため、ONセルデータ確定検出回路250における端子251は“0”、端子252は“1”、端子206は“1”となる。これにより端子207は“1”、端子208は“0”となるため、トランスファゲートCTRS3は遮断される。更に、端子208は“1”となるためN型FETQ9がオン状態となる。これにより、端子210及び端子109の電圧は第2電源電圧供給端子6によって0Vとなり、N型FETQ2は遮断状態となる。又、端子208は“0”であるため、端子203は“0”、端子205は“0”となり、P型FETQ10は導通状態、節点N1は1.8Vとなる。これにより、P型FETQ1、Q3はオフ状態となる。従って、時刻T6から所定の時間経過した時刻T7では、センス回路201は、第1電源電圧供給端子5(VCC)から第2電源電圧供給端子6(GND)への電流パスが一切なくなるように動作する。
一方、メモリセルがOFFセルの状態である場合、時刻T5において端子Xが1.8Vとなっても負荷回路2に電流は流れない。このため、P型FETQ3の電流iQ3は0μAとなり、iQ3<iQ4となるためセンス回路201の出力端子8は0Vを維持する。従って、ONセルデータ確定検出回路250における出力端子206は“0”を維持し、端子109に端子105の電圧1.0Vが伝達された状態を維持する。このように、OFFセル状態の負荷回路2(メモリセル)からデータ“0”が読み出される。
以上のように、低速動作モードでは、ダミー電流源4に流れる電流量に応じて、N型FETQ2(Q1)、Q6(Q5)に流れる電流量が積極的に調整され、負荷回路2(メモリセル)からデータが読み出される。このため、低速度モードでは、消費電力を抑制しつつ、メモリセルからデータを読み出すことが可能となる。
又、第2の実施の形態におけるセンスアンプ回路200では、ONセルデータ確定方式と組み合わせることにより第1電源電圧VCCからONセルを介してGNDへ流れる電流パスをカットすることができる。これにより第1の実施の形態におけるセンスアンプ回路100に対して更なる低消費電力化が図れる。
センス回路201では、第1の実施の形態と同様に、低消費電力を目的とした低速動作モードにおいて、信号切り替え回路102によって2入力NORゲートNOR101を停止し、2入力NORゲートNOR2の出力電圧をN型FETQ2のゲート電圧として利用する。これにより、2入力NORゲートNOR101における貫通電流は抑制され、センスアンプ回路200における消費電流は低減される。例えば、半導体記憶装置902にセンス回路201が38台搭載されている場合において、第1電源電圧VCC=1.8V、動作周波数32KHz、すべてメモリセルアレイ911内の全てのメモリセルがONセルであるとき、半導体記憶装置902で消費される電流は3μAとなり、第1の実施の形態に比べて、更に消費電流が低減される。一方、高速動作時には、センス回路201の帰還制御回路(2入力NORゲートNOR101)を動作させることで、従来通りの高速な動作が可能となる。従って、本発明によれば、従来の高速動作に加え、低速動作時における低消費電力化を実現することができる。
又、本発明では、センス回路201のN型FETQ2のゲート(端子109)に、他の基準電圧を印加するのでなく、センス回路201と同様な回路構成をもつ基準電圧発生回路103の2入力NORゲートNOR2の出力電圧を印加している。このため、第1の実施の形態と同様に、ダミー電流源4に流れる電流と負荷回路2に流れる電流との相関をよりよく保つことが可能となり、センスアンプ回路の性能を損なうことなく安定した性能を保持することができる。
更に、本発明では、出力端子8の電圧を制御するN型FETQ2のゲート電圧として、基準電圧発生回路103における2入力NORゲートNOR2(ビット線電圧帰還制御回路)の出力電圧を利用している。このため、出力端子8の電圧を制御するため、他の基準電圧発生回路を新たに設ける必要がないため、センスアンプ回路200の面積増加を抑制できる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。図11及び図12に第1の実施の形態の変形例を示す。図11を参照して、本変形例における半導体記憶装置902は、2つの信号(第4信号STOP1、第6信号STOP)によってセンスアンプ回路が制御される。ここで、読み出し制御回路915から出力される第4信号STOP1は、基準電圧発生回路103と入出力バッファ913に入力され、第6信号STOP2は、入出力バッファ913に入力される。
図12は、第1の実施の形態のセンスアンプ回路100の変形例の構成を示す図である。図12に示すセンスアンプ回路100は、第1の実施の形態における信号切り替え回路102に替えて、第6信号STOP2が入力される信号切り替え回路300を備える。又、N型FETQ10(端子12)には第7信号STOP2Bが入力され、2入力NORゲートNOR2(端子13)には第4信号STOP1が入力され、N型FETQ11(端子14)には第5信号STOP1Bが入力される。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
信号切り替え回路300は、2入力ORゲートOR102、OR103、N型FETQ12、Q200、インバータINV102、トランスファゲートCTRS4、P型FETQ100、2入力NORゲートNOR102を備える。
2入力ORゲート102は、第6信号STOP2と第3信号HSの反転信号との論理和を2入力NORゲートNOR102に出力する。2入力NORゲートNOR102は2入力ORゲートOR102からの出力信号と端子7からの信号との否定論理和をN型FETQ2のゲートに出力する。
2入力ORゲートOR103は、第6信号STOP2と第3信号HSとの論理和をN型FETQ12のゲート及び端子301に出力する。インバータINV102は、端子301に出力された信号をトランスファゲートCTRS10に出力する。トランスファゲートCTRS10は、端子103からの信号レベルと、インバータINV102からの信号に応じて端子302と端子105との間の接続を制御する。N型FETQ12のドレインは、端子302に接続され、ソースは電源供給端子6に接続される。P型FETQ100と、N型FETQ200は、P型FET3とともに電流ミラー回路を形成する。詳細には、P型FETQ100のゲート及びドレインとN型FETQ200のドレインは節点N1に接続され、P型FETQ100のソースは、電源電圧供給端子5に接続される。N型FETQ200のゲートは端子302に接続され、ソースは、端子7に接続される。
以上のような構成により、信号切り替え回路300は、信号切り替え回路102は、入力される第3信号HSに応じて、負荷回路2(メモリセル)に高速にアクセス可能な高速動作モードと、低消費電力の低速動作モードとを切り替える。
第1の実施の形態と同様に、高速動作モードでは、信号切り替え回路300における2入力NORゲートNOR102が、端子7の電圧に応じてN型FETQ2のオンオフを制御し、端子7の電圧を制御するビット線電圧帰還制御回路として機能する。一方、低速動作モードでは、基準電圧発生回路103内のNORゲートNOR101がビット線電圧帰還制御回路として機能し、ビット線制御電圧を制御する。
尚、本発明によるセンスアンプ回路に利用されるFETのコンダクタンス値は、実施の形態で示した数値に限らず上述の(1)から(3)の条件を満たしていれば良い。
図1は、従来技術によるセンスアンプ回路の構成の一例を示す図である。 図2は、センスアンプ回路における電界効果トランジスタのドレイン電流−電圧特性の一例を示す特性図である。 図3は、本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形態における構成を示す図である。 図4は、本発明によるセンスアンプ回路の第1の実施の形態における構成を示す図である。 図5は、第1の実施の形態におけるセンスアンプ回路の低速動作モード時の動作を示すタイミングチャートである。 図6は、第1の実施の形態におけるセンスアンプ回路の高速動作モード時の動作を示すタイミングチャートである。 図7は、本発明による半導体記憶装置の第2の実施の形態における構成を示す図である。 図8は、本発明によるセンスアンプ回路の第2の実施の形態における構成を示す図である。 図9は、第2の実施の形態におけるセンスアンプ回路の低速動作モード時の動作を示すタイミングチャートである。 図10は、第2の実施の形態におけるセンスアンプ回路の高速動作モード時の動作を示すタイミングチャートである。 図11は、本発明による半導体記憶装置の第1の実施の形態における構成の変形例を示す図である。 図12は、本発明によるセンスアンプ回路の第1の実施の形態における構成の変形例を示す図である。
符号の説明
1、101、201:センス回路
2:負荷回路
3、103:基準電圧発生回路
4:ダミー電流源
5:第1電源電圧供給端子
6:第2電源電圧供給端子
7、11、12、13、14、104、105、106、107、108、109、202、203、204、205、206、207、208、209、210、251、252、253、301:端子
8:出力端子
9:基準電圧出力端子
10、100、200:センスアンプ回路
102:信号切り替え回路
250:ONセルデータ確定検出回路
Q1、Q3、Q5、Q7、Q9、Q10、Q11、Q100、QX、QY:P型電界効果トランジスタ
Q2、Q4、Q6、Q8、Q12、Q200:N型電界効果トランジスタ
OR101、OR102、OR103、OR200:2入力ORゲート
NOR101、NOR102、NOR2:2入力NORゲート
AND200、AND201:2入力ANDゲート
NAND250:3入力NANDゲート
NAND251、NAND252:2入力NANDゲート
CTRS1、CTRS2、CTRS3、CTRS10:トランスファゲート
INV101、INV102、INV200、INV201、INV200、INV251:インバータ
N1、N2、N3:節点
HS:モード切り替え信号

Claims (18)

  1. 負荷回路に印加する電圧を制御するセンス回路と、
    前記センス回路に基準電圧を供給する基準電圧発生回路と、
    を具備し、
    高速動作モードにおいて、前記センス回路は、前記センス回路に含まれる第1帰還制御回路の出力電圧に応じて前記負荷回路に印加する電圧を制御し、
    低速動作モードにおいて、前記センス回路は、前記第1帰還制御回路の動作を停止し、前記基準電圧発生回路に含まれる第2帰還制御回路の出力電圧に応じて前記負荷回路に印加する電圧を制御する
    センスアンプ回路。
  2. 請求項1に記載のセンスアンプ回路において、
    前記センス回路は、ソースが前記負荷回路に接続される第1トランジスタを備え、
    前記基準電圧発生回路は、ソースがダミー電流源に接続される第2トランジスタを備え、
    前記第1トランジスタのソースは、前記第1帰還制御回路を介して前記第1トランジスタのゲートに接続され、
    前記第2トランジスタのソースは、前記第2帰還制御回路を介して前記第1トランジスタのゲートに接続され、
    前記高速動作モードにおいて、前記第1トランジスタのゲートと第2帰還制御回路との間の接続は切断され、
    前記低速動作モードにおいて、前記第1トランジスタのゲートと第1帰還制御回路との間の接続は切断される
    センスアンプ回路。
  3. 請求項2に記載のセンスアンプ回路において、
    前記高速動作モードと前記低速動作モードを切り替えるモード切り替え信号に応じて、前記第1帰還制御回路と前記第2帰還制御回路の一方の出力端と前記第1トランジスタのゲートとを接続し、他方の出力端と前記第1トランジスタのゲートとの接続を遮断する選択回路を備える
    センスアンプ回路。
  4. 請求項3に記載のセンスアンプ回路において、
    前記センス回路は、前記第1トランジスタを含む第1電流ミラー回路を備え、
    前記基準電圧発生回路は、前記第2トランジスタを含む第2電流ミラー回路を備え、
    前記第1帰還制御回路は、前記モード切り替え信号に基づく信号レベルと、前記負荷回路に印加する電圧に基づく信号レベルとの論理演算結果を出力し、
    前記第2帰還制御回路は、前記負荷回路に対応するダミー電流源に印加する信号レベルに基づく論理演算結果を、前記第2電流ミラー回路において前記第1トランジスタに対応する第2トランジスタに出力する
    センスアンプ回路。
  5. 請求項4に記載のセンスアンプ回路において、
    前記第1電流ミラー回路は、前記負荷回路の状態に応じた検出信号が出力される出力端子を含み、
    前記センス回路は、第1電源電圧と第2電源電圧とに応じて動作し、
    前記検出信号に応じて、前記第1電源電圧が供給される第1端子と前記第2電源電圧が供給される第2端子との間の前記センス回路における電流パスを遮断するONセルデータ確定検出回路を更に具備する
    センスアンプ回路。
  6. メモリセルに流れる電流と、リファレンスセルに流れる電流とに基づいて、前記メモリセルに格納された値を読み出すセンスアンプ回路であって、
    電源から前記メモリセルへ流れ込む電流量を制御する第1回路と、
    前記電源からリファレンスセルへ流れ込む電流量を制御する第2回路と、
    を備え、
    第1動作モードにおいては、前記メモリセルに流れる電流量に応じて前記第1回路の電流量が調整されるとともに、前記リファレンスセルに流れる電流量に応じて前記第2回路の電流量が調整され、
    第2動作モードにおいては、前記リファレンスセルに流れる電流量に応じて前記第1及び第2回路の電流量が調整される
    センスアンプ回路。
  7. 請求項6に記載のセンスアンプ回路において、
    前記第1回路は、ソースが前記メモリセルに接続される第1トランジスタを備え、
    前記第2回路は、ソースが前記リファレンスセルに接続される第2トランジスタを備え、
    前記第1動作モードにおいて、前記第1トランジスタのソース電圧が前記第1トランジスタのゲートに帰還し、
    前記第2動作モードにおいて、前記第1トランジスタのゲートとソースとの間の接続が切断され、前記第2トランジスタのソース電圧が前記第1トランジスタのゲートに帰還する
    センスアンプ回路。
  8. 請求項7に記載のセンスアンプ回路において、
    前記第1トランジスタのソース電圧と、前記値の読み出しを制御する信号の読み出し信号レベルとに基づく論理演算結果を出力する第1論理回路と、
    前記第2トランジスタのソース電圧と、前記読み出し信号の信号レベルとに基づく論理演算結果を出力する第2論理回路と、
    モード切り替え信号に応じて前記第1論理回路と前記第2論理回路の一方と前記第1トランジスタのゲートとの接続を遮断するモード切り替え回路と、
    を更に具備する
    センスアンプ回路。
  9. 請求項6から8のいずれか1項に記載のセンスアンプ回路において、
    前記メモリセルから読み出された値に応じて、第1電源電圧が供給される第1電源端子と第2電源電圧が供給される第2電源端子との間の電流パスを遮断するONセルデータ確定検出回路を更に具備する
    センスアンプ回路。
  10. ビット線に接続されるメモリセルを複数備えるメモリセルアレイと、
    前記ビット線に印加する電圧を制御するセンス回路を複数備える入出力バッファと、
    前記センス回路に基準電圧を供給する基準電圧発生回路と、
    を具備し、
    高速動作モードにおいて、前記センス回路は、前記センス回路に含まれる第1帰還制御回路の出力電圧に応じて前記ビット線に印加する電圧を制御し、
    低速動作モードにおいて、前記センス回路は、前記第1帰還制御回路の動作を停止し、前記基準電圧発生回路に含まれる第2帰還制御回路の出力電圧に応じて前記ビット線に印加する電圧を制御する
    半導体記憶装置。
  11. 請求項10に記載の半導体記憶装置において、
    前記センス回路は、ソースが前記ビット線に接続される第1トランジスタを備え、
    前記基準電圧発生回路は、ソースがダミー電流源に接続される第2トランジスタを備え、
    前記第1トランジスタのソースは、前記第1帰還制御回路を介して前記第1トランジスタのゲートに接続され、
    前記第2トランジスタのソースは、前記第2帰還制御回路を介して前記第1トランジスタのゲートに接続され、
    前記高速動作モードにおいて、前記第1トランジスタのゲートと第2帰還制御回路との間の接続は切断され、
    前記低速動作モードにおいて、前記第1トランジスタのゲートと第1帰還制御回路との間の接続は切断される
    半導体記憶装置。
  12. 請求項11に記載の半導体記憶装置において、
    前記高速動作モードと前記低速動作モードを切り替えるモード切り替え信号に応じて、前記第1帰還制御回路と前記第2帰還制御回路の一方の出力端と、前記第1トランジスタのゲートとを接続し、他方の出力端と前記第1トランジスタのゲートとの接続を遮断する選択回路を備える
    半導体記憶装置。
  13. 請求項12に記載の半導体記憶装置において、
    前記センス回路は、前記第1トランジスタを含む第1電流ミラー回路を備え、
    前記基準電圧発生回路は、前記第2トランジスタを含む第2電流ミラー回路を備え、
    前記第1帰還制御回路は、前記モード切り替え信号に基づく信号レベルと、前記ビット線に印加する電圧に基づく信号レベルとの論理演算結果を出力し、
    前記第2帰還制御回路は、前記ビット線に対応するダミー電流源に印加する信号レベルに基づく論理演算結果を、前記第2電流ミラー回路において前記第1トランジスタに対応する第2トランジスタに出力する
    半導体記憶装置。
  14. 請求項13に記載の半導体記憶装置において、
    前記第1電流ミラー回路は、前記ビット線の状態に応じた検出信号が出力される出力端子を含み、
    前記センス回路は、第1電源電圧と第2電源電圧とに応じて動作し、
    前記検出信号に応じて、前記第1電源電圧が供給される第1端子と前記第2電源電圧が供給される第2端子との間の前記センス回路における電流パスを遮断するONセルデータ確定検出回路を更に具備する
    半導体記憶装置。
  15. メモリセルを複数備えるメモリセルアレイと、
    前記メモリセルに流れる電流と、リファレンスセルに流れる電流とに基づいて、前記メモリセルに格納された値を読み出すセンスアンプ回路と、
    を具備し、
    前記センスアンプ回路は、
    電源から前記メモリセルへ流れ込む電流量を制御する第1回路と、
    前記電源からリファレンスセルへ流れ込む電流量を制御する第2回路と、
    を備え、
    第1動作モードにおいては、前記メモリセルに流れる電流量に応じて前記第1回路の電流量が調整されるとともに、前記リファレンスセルに流れる電流量に応じて前記第2回路の電流量が調整され、
    第2動作モードにおいては、前記リファレンスセルに流れる電流量に応じて前記第1及び第2回路の電流量が調整される
    半導体記憶装置。
  16. 請求項15に記載の半導体記憶装置において、
    前記第1回路は、ソースが前記メモリセルに接続される第1トランジスタを備え、
    前記第2回路は、ソースが前記リファレンスセルに接続される第2トランジスタを備え、
    前記第1動作モードにおいて、前記第1トランジスタのソース電圧が前記第1トランジスタのゲートに帰還し、
    前記第2動作モードにおいて、前記第1トランジスタのゲートとソースとの間の接続が切断され、前記第2トランジスタのソース電圧が前記第1トランジスタのゲートに帰還する
    半導体記憶装置。
  17. 請求項16に記載の半導体記憶装置において、
    前記センスアンプ回路は、
    前記第1トランジスタのソース電圧と、前記値の読み出しを制御する信号の読み出し信号レベルとに基づく論理演算結果を出力する第1論理回路と、
    前記第2トランジスタのソース電圧と、前記読み出し信号の信号レベルとに基づく論理演算結果を出力する第2論理回路と、
    モード切り替え信号に応じて前記第1論理回路と前記第2論理回路の一方と前記第1トランジスタのゲートとの接続を遮断するモード切り替え回路と、
    を更に具備する
    半導体記憶装置。
  18. 請求項15から17のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    前記センスアンプ回路は、
    前記メモリセルから読み出された値に応じて、第1電源電圧が供給される第1電源端子と第2電源電圧が供給される第2電源端子との間の電流パスを遮断するONセルデータ確定検出回路を更に具備する
    半導体記憶装置。
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