JP5048110B2 - 分解性チューインガム - Google Patents
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Description
(a)メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーと、
(b)エラストマーと
を含むガムベース組成物が包含される。
(a)エラストマーを含むガムベースと、
(b)メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーと、
(c)少なくとも1種の甘味料と
を含むチューインガム組成物が包含される。
(a)エラストマーを含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーならびに少なくとも1種の甘味料と混合する工程と
を含む方法が包含される。
(a)
(i)エラストマーと、
(ii)メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーと、
(iii)少なくとも1種の甘味料または風味料と
を含むガム組成物を準備する工程と、
(b)この組成物を、このガム組成物を分解するのに十分な水および/または太陽光の条件に曝露する工程と
を含む方法が包含される。
(a)融解または軟化したポリマーガムベース成分を準備する工程と、
(b)酸基(マレイン酸基など)の少なくとも一部分を無水物基に変換するのに十分な時間および温度で、親水性の酸性ポリマーをエラストマーのガムベースに混ぜ込む工程と
を含む方法が包含される。
(a)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルまたはこれらの組合せと、
(b)エラストマーと
を含むガムベースが提供される。
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースと、
(b)甘味料、風味料、センセート(感覚剤)(sensate)およびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と
を含むチューインガム製品であって、前記チューインガム製品が、その加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルの非存在下と比べて、その加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルの存在下で、高められた分解性および/または低下した粘着性を有することを特徴とするチューインガム製品が提供される。
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエステルまたはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを、甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエステルまたはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)このチューインガムベースを個体の口腔における咀嚼に曝露する工程と
を含み、少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエステルまたはエーテルの少なくとも1つの加水分解性単位が、口腔中での咀嚼の際に加水分解し始めるか、または加水分解することを特徴とする方法が提供される。
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエステルもしくはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベース組成物を準備する工程と、
(b)このチューインガムベースを水と接触させる工程と
を含み、この少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエステルもしくはエーテルの少なくとも1つの加水分解性単位が、水との接触の際に加水分解し始めるか、または加水分解することを特徴とする方法が提供される。かかる方法では、水と接触させることは、ガムベース組成物を雨水に曝露することおよび/またはこのガムベースを雨および太陽光を含めた気象条件に曝露することを含んでよい。
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースと、
(b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と、
(c)非粘着性誘導成分と
を含むチューインガム組成物が提供される。
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースと、
(b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と、
(c)光分解成分と
を含むチューインガム組成物が提供される。
(a)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルと、
(b)エラストマーと、
(c)甘味料、風味料、センセート、およびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と
を含むチューインガム組成物が提供される。
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースと、
(b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と
を含むチューインガム製品であって、前記チューインガム製品が、加水分解性単位を含むポリマーのエステルまたはエーテルの非存在下と比べて、加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルの存在下で、より分解性であることを特徴とするチューインガム製品が提供される。
(a)加水分解性単位ならびに/またはその無水物および/もしくは酸の形態を含むポリマーと、
(b)エラストマーと、
(c)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と、
(d)ポリオールと
を含むチューインガム組成物であって、前記チューインガム製品は、加水分解性単位ならびに/またはその無水物および/もしくは酸の形態を含むポリマーの非存在下と比べて、加水分解性単位ならびに/またはその無水物および/もしくは酸の形態を含むポリマーの存在下で、高められた分解性および/または低下した粘着性を有することを特徴とするチューインガム組成物が提供される。かかる実施形態では、加水分解性単位ならびに/またはその無水物および/もしくは酸の形態を含むポリマーは、ポリ酢酸ビニルなどの封入材の中に封入されていてよい。
(a)加水分解性単位ならびに/またはその無水物および/もしくは酸の形態を含むポリマーと、
(b)エラストマーと、
(c)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と、
(d)ポリオールと
を含むチューインガム組成物であって、前記チューインガム製品が、このポリオールの非存在下と比べて、このポリオールの存在下で、高められた分解性および/または低下した粘着性を有することを特徴とするチューインガム組成物が提供される。かかる実施形態では、加水分解性単位ならびに/またはその無水物および/もしくは酸の形態を含むポリマーは、ポリ酢酸ビニルなどの封入材の中に封入されていてよい。
(a)疎水性ポリマーおよび親水性ポリマーのコポリマーと、
(b)エラストマーと
を含むガムベースが提供される。
(a)疎水性成分と親水性成分との反応生成物を含むコポリマーであって、加水分解性単位を含むコポリマーと、
(b)エラストマーと
を含むガムベースが提供される。
(a)加水分解性単位を含むポリマーおよび/または加水分解性単位を含むポリマーの塩と、
(b)エラストマーと
を含むガムベースが提供される。
a)
(i)加水分解性単位を含むポリマーおよび/または加水分解性単位を含むポリマーの塩と、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースと、
b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1種の成分と
を含むチューインガム製品であって、前記チューインガム製品は、この加水分解性単位を含有するポリマーおよび/または加水分解性単位を含有するポリマーの塩の非存在下と比べて、この加水分解性単位を含有するポリマーおよび/または加水分解性単位を含有するポリマーの塩の存在下で、高められた分解性および/または低下した粘着性を有することを特徴とするチューインガム製品が提供される。
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーおよび/または加水分解性単位を含むポリマーの塩と、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを、甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1種の成分と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(c)
(iv)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーおよび/または加水分解性単位を含むポリマーの少なくとも1種の塩と、
(v)エラストマーと、
(vi)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースを準備する工程と、
(d)このチューインガムベースを個体の口腔中での咀嚼に曝露する工程と
を含み、加水分解性単位を含有するポリマーの少なくとも1つの加水分解性単位および/または加水分解性単位を含有するポリマーの塩の少なくとも1つの加水分解性単位が、口腔中での咀嚼の際に加水分解し始めるか、または加水分解することを特徴とする方法が提供される。
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーおよび/または加水分解性単位を含むポリマーの少なくとも1種の塩と、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベース組成物を準備する工程と、
(b)このチューインガムベースを水と接触させる工程と
を含み、加水分解性単位を含有するポリマーの少なくとも1つの加水分解性単位および/または加水分解性単位を含有するポリマーの塩の少なくとも1つの加水分解性単位が、水との接触の際に加水分解し始めるか、または加水分解することを特徴とする方法が提供される。
a)
(i)加水分解性単位を含むポリマーおよび/または加水分解性単位を含むポリマーの塩と、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースと、
b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1種の成分と、
c)非粘着性誘導成分と
を含むチューインガム組成物が提供される。
a)
(i)加水分解性単位を含むポリマーおよび/または加水分解性単位を含むポリマーの塩と、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と
を含むガムベースと、
b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と、
c)光分解成分と
を含むチューインガム組成物が提供される。
a)加水分解性単位を含むポリマーおよび/または加水分解性単位を含むポリマーの塩と、
b)エラストマーと、
c)甘味料、風味料、センセート、およびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と
を含むチューインガム組成物が提供される。
(i)実質的に均一な密集体への加工前のガラス転移温度を有する少なくとも1種のエラストマーと、
(ii)このエラストマーを軟化させてこのエラストマーを実質的に均一な密集体へと加工することを許容する少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分であって、このエラストマー加工助剤の存在によって約3度以下のそのエラストマーのガラス転移温度の最大変化がもたらされる、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含むチューインガムベース組成物を提供する。
(i)実質的に均一な密集体への加工前のガラス転移温度を有する少なくとも1種のエラストマーと、
(ii)このエラストマーを実質的に均一な密集体へと加工することを許容する少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分とを含み、この非粘着性および/または分解性誘導成分の加工助剤の存在によって約3度以下のそのエラストマーのガラス転移温度の最大変化がもたらされる、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と、
(iii)風味料および甘味料のうちの少なくとも1つと
を含むチューインガム組成物が提供される。
(i)チューインガムベースで使用するのに適したエラストマーを準備する工程と、
(ii)このエラストマーを、このエラストマーを均一な密集体へと加工するのに十分な量の約3.5〜約13のHLB範囲を有する少なくとも1種の脂肪を含む非粘着性および/または分解性誘導成分と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)
(i)ガラス転移温度を有する少なくとも1種のエラストマーと、
(ii)このエラストマーを実質的に均一な密集体へと加工することを許容する少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分であって、この非粘着性および/または分解性誘導成分の存在によって約3度以下のそのエラストマーのガラス転移温度の最大変化がもたらされる、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを、甘味料、風味料およびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1種の成分と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)
(i)主要量の、ポリイソブチレン、ブチルゴム、ブタジエン−スチレンゴムおよびこれらの組合せからなる群から選択される物質を含むエラストマー組成物を含むガムベースであって、このエラストマー組成物は少なくとも約200,000の平均分子量を有する、ガムベースと、
(ii)非粘着性および/または分解性誘導成分であって、上記エラストマーと混合する際に、このエラストマーのガラス転移温度を3度の範囲内に維持する、非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを少なくとも1種の甘味料および少なくとも1種の風味料と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)
(i)少なくとも1種のエラストマーと、
(ii)約3.5〜約13のHLB範囲を有する少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを少なくとも1種の甘味料および少なくとも1種の風味料と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)ガムベースと、
(b)風味料、甘味料およびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の物質と、
(c)少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分であって、噛んだ後に、この非粘着性および/または分解性誘導成分の非存在下での同じ製品と比べて、低下した粘着性表面特性および/または高められた分解性を提供するのに十分な量で存在する非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含むチューインガム製品が提供される。
(a)全ガムベースの約1重量%〜約30重量%の、少なくとも約200,000の平均分子量およびTgを有する少なくとも1種のエラストマーと、
(b)全ガムベースの約10重量%〜約60重量%の、このエラストマーのTgを約3度以下またはこれより少なく変化させる少なくとも1種の脂肪と
を含み、このガムベースが、この脂肪の非存在下での同じ組成物と比べて低下した粘着性を有することを特徴とするチューインガムベースが提供される。
(a)ガムベースと、
(b)風味料、甘味料およびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と、
(c)少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含み、このガム製品が添加されたエラストマー溶媒を含まないかまたは実質的に含まず、かつこのガム製品が、添加されたエラストマー溶媒を含むかまたは実質的に含むチューインガム製品と比べて、低下した粘着性および/または高められた分解性を有することを特徴とするチューインガム製品が提供される。
(a)全ガムベースの約1重量%〜約30重量%の、少なくとも約200,000の平均分子量を有する少なくとも1種のエラストマーと、
(b)全ガムベースの約10重量%〜約60重量%の、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と、
(c)全ガムベースの約5重量%以下の、少なくとも1種のエラストマー溶媒と
を含み、このガムベースが、非粘着性および/または分解性誘導成分を含有しないチューインガムベースと比べて、低下した粘着性および/または高められた分解性を有することを特徴とするチューインガムベースが提供される。
(a)少なくとも1種のエラストマーと、少なくとも1種のエラストマー溶媒とを含む成分を含むチューインガム組成物を準備する工程と、
(b)その組成物中のエラストマー溶媒の少なくとも一部分を、これらの成分を混合する前に、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分で置き換える工程と、
(c)これらの成分を混合して、低下した粘着性のチューインガム組成物および/または高められた分解性を呈するチューインガム組成物を形成する工程と
を含む方法が提供される。
(i)エラストマーと、
(ii)少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と、
(iii)樹脂と
を含むチューインガム組成物であって、この組成物が、非粘着性および/または分解性誘導成分の存在下では非粘着性および/または分解性誘導成分の非存在下よりも低下した粘着性を有し、かつ/またはこの組成物が高められた分解性を有することを特徴とするチューインガム組成物が提供される。
(a)ガムベースと、
(b)少なくとも1種の風味料と、
(c)少なくとも1種のフリーラジカル発生剤と
を含む生分解性チューインガム組成物が提供される。
(a)ガムベースを準備する工程と、
(b)このガムベースをフリーラジカル発生剤と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)ガムベースと、
(b)少なくとも1種の甘味料と、
(c)少なくとも1種のフリーラジカル発生剤と
を含む生分解性チューインガム組成物が提供される。
(a)ガムベースと、
(b)少なくとも1種の風味料と、
(c)少なくとも1種の光増感剤と
を含む光分解性チューインガム組成物が提供される。
(a)ガムベースと、
(b)少なくとも1種の甘味料と、
(c)少なくとも1種の光増感剤と
を含む光分解性チューインガム組成物が提供される。
(i)実質的に均一な密集体への加工前のガラス転移温度を有する少なくとも1種のエラストマーと、
(ii)このエラストマーを軟化させてこのエラストマーを実質的に均一な密集体へと加工することを許容する少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分であって、このエラストマー加工助剤の存在によって約3度以下のそのエラストマーのガラス転移温度の最大変化がもたらされる、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含むチューインガムベース組成物を提供する。
(i)実質的に均一な密集体への加工前のガラス転移温度を有する少なくとも1種のエラストマーと、
(ii)このエラストマーを実質的に均一な密集体へと加工することを許容する少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分であって、この非粘着性および/または分解性誘導成分の加工助剤の存在によって約3度以下のそのエラストマーのガラス転移温度の最大変化がもたらされる、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と、
(iii)風味料および甘味料のうちの少なくとも1つと
を含むチューインガム組成物が提供される。
(i)チューインガムベースでの使用に適したエラストマーを準備する工程と、
(ii)このエラストマーを、このエラストマーを均一な密集体に加工するのに十分な量の、約3.5〜約13のHLB範囲を有する少なくとも1種の脂肪を含む非粘着性および/または分解性誘導成分と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)
(i)ガラス転移温度を有する少なくとも1種のエラストマーと、
(ii)このエラストマーを実質的に均一な密集体へと加工することを許容する少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分であって、この非粘着性および/または分解性誘導成分の存在によって約3度以下のそのエラストマーのガラス転移温度の最大変化がもたらされる、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを、甘味料、風味料およびこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1種の成分と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)
(i)ポリイソブチレン、ブチルゴム、ブタジエン−スチレンゴムおよびこれらの組合せからなる群から選択される、主要量の物質を含むエラストマー組成物を含むガムベースであって、このエラストマー組成物は少なくとも約200,000の平均分子量を有するガムベースと、
(ii)このエラストマーと混合する際に、このエラストマーのガラス転移温度を3度の範囲内に維持する非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを少なくとも1種の甘味料および少なくとも1種の風味料と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)
(i)少なくとも1種のエラストマーと、
(ii)約3.5〜約13のHLB範囲を有する少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを、少なくとも1種の甘味料および少なくとも1種の風味料と混合する工程と
を含む方法が提供される。
(a)ガムベースと、
(b)風味料、甘味料およびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の物質と、
(c)少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分であって、噛んだ後に、この非粘着性および/もしくは分解性誘導成分の非存在下での同じ製品と比べて、低下した粘着性表面特性および/または高められた分解性を提供するのに十分な量で存在する、少なくとも1種の非粘着性および/もしくは分解性誘導成分と
を含むチューインガム製品が提供される。
(a)全ガムベースの約1重量%〜約30重量%の、少なくとも約200,000の平均分子量およびTgを有する少なくとも1種のエラストマーと、
(b)全ガムベースの約10重量%〜約60重量%の、このエラストマーのTgを約3度以下またはこれより少なく変化させる少なくとも1種の脂肪と
を含み、このガムベースが、この脂肪の非存在下での同じ組成物と比べて低下した粘着性を有することを特徴とするチューインガムベースが提供される。
(a)ガムベースと、
(b)風味料、甘味料およびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と、
(c)少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と
を含み、このガム製品が添加されたエラストマー溶媒を含まないかまたは実質的に含まず、かつこのガム製品が、添加されたエラストマー溶媒を含むかまたは実質的に含むチューインガム製品と比べて、低下した粘着性および/または高められた分解性を有することを特徴とするチューインガム製品が提供される。
(a)全ガムベースの約1重量%〜約30重量%の、少なくとも約200,000の平均分子量を有する少なくとも1種のエラストマーと、
(b)全ガムベースの約10重量%〜約60重量%の、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分と、
(c)全ガムベースの約5重量%以下の、少なくとも1種のエラストマー溶媒と
を含み、このガムベースが、この非粘着性および/または分解性誘導成分を含有しないチューインガムベースと比べて、低下した粘着性および/または高められた分解性を有することを特徴とするチューインガムベースが提供される。
(a)少なくとも1種のエラストマーおよび少なくとも1種のエラストマー溶媒を含む成分を含むチューインガム組成物を準備する工程と、
(b)その組成物中のエラストマー溶媒の少なくとも一部分を、これらの成分を混合する前に、少なくとも1種の非粘着性および/または分解性誘導成分で置き換える工程と、
(c)これらの成分を混合して、低下した粘着性のチューインガム組成物および/または高められた分解性を呈するチューインガム組成物を形成する工程と
を含む方法が提供される。
(i)エラストマーと、
(ii)少なくとも1種の非粘着性および/もしくは分解性誘導成分と、
(iii)樹脂と
を含むチューインガム組成物であって、この組成物が、非粘着性および/もしくは分解性誘導成分の存在下では非粘着性および/もしくは分解性誘導成分の非存在下よりも低下した粘着性ならびに/または高められた分解性を有することを特徴とするチューインガム組成物が提供される。
本願明細書で使用する場合、移行句「comprising(含む)」(「comprises」なども同様)(「including(含む)」、「containing(含有する)」または「characterized by(特徴とする)」と同義)は、包括的すなわちオープンエンド型であり、請求項の前提部または本体部いずれでの使用に関わらず、付加的な、記載していない要素または方法の工程を除外しない。
本発明は、ガムベースの加工を補助し、加えてそれから製造される最終のチューインガム組成物および製品においてある利点および特性に寄与する特定の成分を組み込むことによって、従来のチューインガム組成物に対する多くの利点を提供する。1つのかかる利点は、チューインガムベースの加工中および噛んだ後ともにガムベース、およびその結果としてチューインガム組成物全体に賦与される、低下した粘着性および/もしくは非粘着性および/または高められた分解性である。別の利点は、ガム樹脂などの従来の溶媒添加剤に頼ることなくエラストマーガムベース成分を加工することができることである。さらに別の利点は、ガムベース内のエラストマー溶媒のいくらかまたはすべてを上記非粘着性誘導成分で代用することができることである。いくつかの実施形態では、エラストマー溶媒の一部分だけが置き換えられ、それから製造されるチューインガム組成物に粘着性を賦与することなくその溶媒が軟化する能力が利用される。
本発明の他の実施形態では、チューインガム組成物は、そのチューインガムの分解を高めるさらなる成分を組み込むことにより、より環境に配慮したものとすることができ、その結果、そのチューインガムはその凝集性を維持する能力を緩めて経時的に粉々になるより、小さく不連続な小片へと崩壊する。この分解に寄与する成分としては、光(例えば、太陽光)への曝露の際に、上記エラストマー成分と反応してそのエラストマーを分解させるか、または別の形でより粘着性でなくなるように変性させる光吸収性物質が挙げられる。いくつかの実施形態では、光への曝露の際に、そのエラストマー成分の分子量は、そのエラストマー成分およびそれらを含有するチューインガム組成物をより粘着性でなくするのに十分なほどに低下される。いくつかの実施形態では、光へ曝露されたときに、そのエラストマーの粘着性を低下させ、加えてそれらを含有するチューインガム組成物の粘着性を低下させるのに十分なそのエラストマー成分の分子量の増加を引き起こす成分が含まれてもよい。
いくつかの実施形態では、親水性前駆体成分の酸形態および/または無水物の形態、すなわち、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの酸形態および/または無水物形態が、チューインガムベースおよび/もしくはチューインガム組成物ならびに/または少なくとも1種の他の成分を含むチューインガム製品に組み込まれてもよい。いかなる特定の理論にも結び付けられることは望まないが、この親水性前駆体成分の酸形態および/または無水物形態は少なくとも1種の他の成分と反応して加水分解され得る反応生成物を形成することができることが仮定される。かかる反応生成物としては、例えば、少なくとも1つの加水分解性単位を含む反応生成物、および望ましくは、いくつかの加水分解性単位を含む反応生成物が挙げられる。特に、かかる反応生成物としては、例えば、少なくとも1つの加水分解性単位、望ましくは、複数の加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエステル、および/もしくは少なくとも1つの加水分解性単位、望ましくは、複数の加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエーテル、および/もしくは少なくとも1つの加水分解性単位、望ましくは、複数の加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種の塩、ならびに/または任意のこれらの組合せが挙げられる。かかる実施形態では、この少なくとも1種の他の成分は、例えば、ポリオール、風味料成分、充填剤成分中に存在するアルカリ金属イオン、および/または充填剤成分中に存在するアルカリ土類金属イオンであってもよい。チューインガムベースおよび/もしくはチューインガム組成物、ならびに/または上述の反応生成物を含有するチューインガム製品を加水分解を促進する条件に曝露すると、かかる反応生成物を含有しないチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品よりも速く分解するチューインガムベース、ならびにそれから製造されるチューインガム組成物および/またはチューインガム製品がもたらされる。
いくつかの実施形態では、この親水性前駆体成分は、マレイン酸、メチルビニルエーテルおよび無水マレイン酸のターポリマーとして存在する。いくつかの実施形態では、このターポリマーは、以下の代表的な構造を含む。
いくつかの実施形態では、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品の分解性を高める方法であって、(i)親水性前駆体成分の酸形態、すなわち、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの酸形態と、(ii)少なくとも1種のポリオールとを、本発明のチューインガムベースおよび/もしくはチューインガム組成物ならびに/またはチューインガム製品中に準備する工程を含む方法が提供される。任意の適切なポリオールを使用することができる。適切なポリオールとしては、例えば、ソルビトール、マルチトール、マンニトール、グリセロール、およびこれらの組合せが挙げられる。望ましくは、この親水性前駆体成分はガントレッツ(登録商標)ポリマーであり、親水性ポリマーの酸形態はガントレッツ(登録商標)ポリマーの酸形態である。
いくつかの実施形態では、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品の分解性を高める方法であって、(i)親水性前駆体成分の酸形態、すなわち、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの酸形態と、(ii)少なくとも1種の香味成分とを、本発明のチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品中に準備する工程を含む方法が提供される。任意の適切な香味成分を使用することができる。適切な香味成分としては、例えば、メントールおよびその等価体などのポリオールが挙げられる。望ましくは、この親水性前駆体成分はガントレッツ(登録商標)ポリマーであり、親水性ポリマーの酸形態はガントレッツ(登録商標)ポリマーの酸形態である。
他の実施形態では、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品の分解性を高める方法であって、(i)親水性前駆体成分の無水物形態、すなわち、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの無水物形態と、(ii)少なくとも1種のポリオールを、本発明のチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品中に準備する工程を含む方法が提供される。いかなる特定の理論にも結び付けられることは望まないが、親水性前駆体成分の無水物形態は、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品中の水分と反応して、その親水性前駆体成分の酸形態を形成することができると考えられる。親水性前駆体成分の酸形態は、次いで、上記のとおりポリオールと反応することができ、この親水性前駆体ポリマーの酸形態のエステル化、およびその結果として生じる、加水分解され得る少なくとも1種のエステル、例えば少なくとも1つの加水分解性単位、望ましくは、複数の加水分解性単位を含むポリマーのエステルの発生をもたらす。得られたチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品が加水分解を促進する条件に曝露されるとき、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの少なくとも1種のエステルは加水分解されて、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの少なくとも1種のエステルを含まないチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品よりも速く分解するチューインガム組成物をもたらすであろう。
他の実施形態では、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品の分解性を高める方法であって、(i)親水性前駆体成分の無水物形態、すなわち、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの無水物形態と、(ii)少なくとも1種の香味成分とを、本発明のチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品中に準備する工程を含む方法が提供される。いかなる特定の理論にも結び付けられることは望まないが、親水性前駆体成分の無水物形態は、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品中の水分と反応して親水性前駆体成分の酸形態を形成すると考えられる。親水性前駆体成分の酸形態は、次いで香味成分(上述のメントールなどのポリオールなど)と反応して、この親水性前駆体ポリマーの酸形態のエステル化、およびその結果としての、加水分解され得る少なくとも1種のエステル、例えば少なくとも1つの加水分解性単位、望ましくは、複数の加水分解性単位を含むポリマーのエステルの発生をもたらすことができる。得られたチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品が加水分解を促進する条件に曝露されるとき、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの少なくとも1種のエステルは加水分解され、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの少なくとも1種のエステルを含まないチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品よりも早く分解するチューインガム組成物をもたらすであろう。
いくつかの実施形態では、加水分解性単位を含むポリマーの少なくとも1種のエステルならびに少なくとも1種のポリオール(ソルビトール、マルチトール、マンニトール、グリセロール、およびこれらの組合せなど)ならびに/または少なくとも1種の香味成分(メントールなど)が、本発明のチューインガムベースおよび/もしくはチューインガム組成物ならびに/またはチューインガム製品に組み込まれるとき、エステル交換反応が起こる。かかる実施形態では、このエステル交換反応には、加水分解性単位を含むポリマーの異なるエステルを形成するための、加水分解性単位を含むポリマーの少なくとも1種のエステルの1つのアルコキシ基の、ポリオールによる交換が関与する。望ましくは、かかる実施形態では、このチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品は、このエステル交換反応を触媒し得る少なくとも1種の酸または塩基を含む。
他の実施形態では、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品の分解性を高める方法であって、(i)親水性前駆体成分の酸形態と、(ii)アルカリ金属イオンおよび/またはアルカリ土類金属イオンを含有する少なくとも1種の充填剤成分とを準備する工程を含む方法が提供される。かかる実施形態では、チューインガムベースおよび/もしくはチューインガム組成物ならびに/またはチューインガム製品に組み込まれる親水性前駆体成分の酸形態、すなわち、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの酸形態は、本発明のチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品中に存在する少なくとも1種の充填剤成分と反応し得る。いかなる特定の理論にも結び付けられることは望まないが、親水性前駆体成分の酸形態は、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーのアルカリ金属塩および/またはアルカリ土類金属塩を形成するための充填剤成分由来のアルカリ土類金属(alkali earth metal)塩および/またはアルカリ土類金属(alkaline earth metal)(タルク充填剤由来のマグネシウムイオンおよび/またはカルシウム含有充填剤由来のカルシウムイオンなど)と反応して、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーのアルカリ金属塩および/またはアルカリ土類金属塩を形成すると考えられる。
他の実施形態では、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品の分解性を高める方法であって、(i)親水性前駆体成分の無水物形態と、(ii)アルカリ金属イオンおよび/またはアルカリ土類金属イオンを含有する少なくとも1種の充填剤成分とを準備する工程を含む方法が提供される。かかる実施形態では、いかなる特定の理論にも結び付けられることは望まないが、親水性前駆体成分の無水物形態はチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物および/またはチューインガム製品中の水分と反応して、その親水性前駆体成分の酸形態を形成することができると考えられる。
上述の反応のいずれもそれが存在する場所で起こってよく、かつ任意の適切な温度で起こり得ることは理解されるであろう。望ましくは、親水性前駆体成分の酸および/または無水物(すなわち、少なくとも1つの加水分解性単位を含むポリマーの酸および/または無水物)が香味成分(メントールおよびその等価体など)と反応するとき、その反応は約100℃〜約150℃の温度で起こる。しかしながら、ある反応は室温で(例えば、保存期間中に)起こるかも知れない。
いくつかの実施形態では、チューインガム組成物への親水性前駆体成分の組み込みおよび引き続く加水分解を促進する条件への曝露は、親水性前駆体成分を含有しないガムベースよりもよりも速く分解するチューインガム組成物をもたらすであろう。特に、加水分解を促進する条件への曝露は、チューインガム反芻食塊(ある表面上に堆積されたチューインガム反芻食塊など)が粉々に崩壊することを高め、かつ/またはチューインガム反芻食塊をより付着性でないようにする。
いくつかの実施形態では、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物への親水性前駆体成分の組み込みおよび引き続く(清掃用洗剤などのアルカリ成分への曝露を含めた)清掃プロセスへの曝露は、親水性前駆体成分を含有しないチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物よりも速く分解するチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物をもたらすであろう。特に、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物への親水性前駆体成分の組み込みおよび引き続く約8〜約14のpHを有するアルカリ成分(清掃用洗剤など)への曝露は、親水性前駆体成分を含有しないチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物よりも速く分解するチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物をもたらすであろう。
いくつかの実施形態では、チューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物への親水性前駆体成分の組み込みおよび引き続く雨水および/または太陽光への曝露(例えば、雨水および/または太陽光の循環する条件への曝露)は、親水性前駆体成分を含有しないチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物よりも速く分解するチューインガムベースおよび/または組成物をもたらすであろう。さらに、いくつかの実施形態では、親水性前駆体成分(ガントレッツ(登録商標)コポリマーおよび/またはその塩など)を含有する本発明のチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物を降雨へ曝露することで、望ましくは、そのチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物をブラシなどでこすることによって表面から除去することができる粉末へと崩壊させるであろう。
いくつかの実施形態では、チューインガムベースおよび/または組成物への親水性前駆体成分の組み込みおよび引き続く脱イオン水への曝露は、親水性前駆体成分を含有しないチューインガムベースおよび/またはチューインガム組成物よりも速く分解するチューインガムベースおよび/または組成物をもたらすであろう。
いくつかの実施形態では、親水性前駆体成分を含有するガムベースは、加水分解を促進する条件への曝露の際に、充填剤成分の存在下では、充填剤成分の非存在下よりも速く分解するであろう。特に、いくつかの実施形態では、例えば、タルク、炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、および親水性前駆体成分を含有するガムベースは、加水分解を促進する条件への曝露の際に、充填剤成分としてタルクを含有しないガムベースのような場合よりも速く分解するであろう。さらに、予想外にも、親水性前駆体成分と組み合わせて充填剤成分としてタルクを含有するガムベースは、加水分解を促進する条件への曝露の際に、いくつかの実施形態では、親水性前駆体成分と組み合わせて充填剤成分として炭酸塩を含有するガムベースよりも速く分解するであろうことが見出された。いかなる特定の理論にも結び付けられることは望まないが、高められた加水分解は炭酸塩充填剤によって触媒され、これによってガントレッツ(登録商標)コポリマーの高められた抽出を生じると仮説化される。
いくつかの実施形態では、ポリオールおよび着香剤などの他の成分の添加に先立って親水性前駆体成分をチューインガムベースに組み込むことで、ポリオールおよび着香剤が添加された後にその親水性前駆体成分が加えられるチューインガム組成物と比べて、高められた分解性を呈するチューインガム組成物をもたらされる。さらに、いくつかの実施形態では、ポリオールおよび着香剤などの他の成分の添加に先立って親水性前駆体成分をチューインガムベースに組み込むことで、高められた分解を実現するために使用される親水性前駆体成分の量を少なくすることができるであろう。
一般に、親水性前駆体成分を含有するチューインガム組成物の断片化の速度は、pHの上昇とともに上昇する。特に、pHを上昇させることによって、特に7.0より高く上昇させることによって、チューインガム組成物が水和して断片化するために必要とされる時間量(すなわち、遅延時間)を少なくすることができる。
一般に、親水性前駆体成分を含有するチューインガム組成物の断片化の速度は、親水性前駆体成分の量の増加とともに上昇する。
いくつかの実施形態では、本発明に係る親水性前駆体成分を含有するチューインガムベースは、およそ2時間後に断片化し始めるであろうし、48時間以内に完全に断片化するであろう。特に、いくつかの実施形態では、本発明に係る、10%のガントレッツ(登録商標)コポリマーおよび/またはその塩(配合の前に形成されようが後に形成されようがどちらでもよい)(特に、ガントレッツAN(商標)および/またはその塩)を含有するチューインガム組成物を約12のpHを有するアルカリ成分に曝露すると、およそ2時間後に断片化の兆候(特に、わずかな白化および表面の粗面化)を示すであろうし、約12のpHを有するアルカリ成分への曝露では48時間以内に完全に断片化するであろう。
加水分解を促進する条件への曝露の際にチューインガム組成物の断片化を促進することに加えて、親水性前駆体成分を使用することは、感覚刺激の視点から有益である。特に、親水性前駆体成分を使用することによって、そのガムの親水性の発現を遅らせることが可能であり、これによってガムに咀嚼中の食感の知覚を持たせるようにできる。
異なる実施形態では、異なる技法、材料、および/または送達システムを使用して、チューインガム組成物中の1種以上の材料の放出を管理してもよい。いくつかの実施形態では、複数の技法、材料、および/または送達システムを使用してもよい。
いくつかの実施形態では、1つ以上の材料が、その材料の放出プロファイルを改変するために、封入材料を用いて封入されていてもよい。一般に、チューインガム組成物で使用される材料を封入材料を用いて部分的にまたは完全に封入することでチューインガム組成物の消費の間のその材料の放出を遅延させることができ、これによってその材料が消費者の口、喉、および/または胃の内部で利用できるようになる時、別の材料と反応もしくは混合されるのに利用できるようになる時、および/または何らかの感覚的な経験および/または官能的もしくは治療上の恩恵を提供するのに利用できるようになる時を遅延させることができる。このことは、その材料が水溶性であるか少なくとも部分的に水溶性であるときに特に当てはまる可能性がある。
1つ以上の材料を封入材料を用いて封入するための多くの方法が存在する。例えば、いくつかの実施形態では、シグマブレードまたはバンバリー(Banbury)(商標)型混合機を使用することができる。他の実施形態では、押出機または他の型の連続混合機を使用することができる。いくつかの実施形態では、スプレーコーティング、スプレー冷却(spray chilling)、吸収、吸着、包接複合化(inclusion complexing)(例えば、風味料/シクロデキストリン複合体を作り出すこと)、コアセルベーション、流動床コーティング、または他のプロセスが、封入材料を用いて材料を封入するために使用できる。
ガムベースで用いられるエラストマー(ガム)は、所望のガムベースの種類、所望のガム組成物の粘稠度および最終チューインガム製品を製造するためにその組成物中で使用される他の成分などの種々の要因に大きく依存して異なる。このエラストマーは、当該技術分野で公知の任意の水溶性ポリマーであってよく、例としては、チューインガムおよび風船ガムのために利用でされるガムポリマーが挙げられる。ガムベース中の適切なポリマーの例示的な例としては、天然のエラストマーおよび合成エラストマーの両方が挙げられる。例えば、ガムベース組成物において適したポリマーとしては、チクル、天然ゴム、クラウンガム、ニスペロ(nispero)、ロシジンハ(rosidinha)、ジェルトン、ペリロ(perillo)、ニガーグッタ(niger gutta)、ツヌ(tunu)、バラタ(balata)、ガッタパーチャ、レチカプシ(lechi capsi)、ソルバ(sorva)、グッタカイ(gutta kay)などの(植物由来の)天然物など、およびそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。合成エラストマーの例として、スチレン−ブタジエンコポリマー(SBR)、ポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレンコポリマー、ポリエチレン、ポリ酢酸ビニルなど、およびそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。エラストマーの具体例としては、ポリイソブチレン、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム、およびこれらの組合せが挙げられる。
(a)ジヒドロカルコン、モネリン、ステビア、ステビオシド、レバウジオシドA(rebaudioside A)、グリチルリジン、ジヒドロフラベノールなどの水溶性甘味剤、およびソルビトール、マンニトール、マルチトール、キシリトール、エリスリトールなどの糖アルコール類、ならびにL−アミノジカルボン酸アミノアルケン酸エステルアミドで、米国特許第4,619,834号に開示のものなど(この開示を参照によって本願明細書に援用する)、ならびにこれらの混合物;
(b)可溶性サッカリン塩、すなわちナトリウムまたはカルシウムサッカリン塩、シクラメート塩、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドのナトリウム、アンモニウムまたはカルシウム塩、3,4−ジヒドロ−6−メチル−1,2,3−オキサチアジン−4−オン−2,2−ジオキシドのカリウム塩(アセサルフェームK)など、サッカリンの遊離酸型、およびこれらの混合物などの水溶性人工甘味料;
(c)L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル(アスパルテーム)および米国特許第3,492,131号に記載の物質、L−α−アスパルチル−N−(2,2,4,4−テトラメチル−3−チエタニル)−D−アラニンアミド水和物(アリテーム)、N−[N−(3,3−ジメチルブチル)−L−アスパルチル]−L−フェニルアラニン 1−メチルエステル(ネオテーム)、L−アスパルチル−L−フェニルグリセリンおよびL−アスパルチル−L−2,5−ジヒドロフェニル−グリシンのメチルエステル、L−アスパルチル−2,5−ジヒドロ−L−フェニルアラニン;L−アスパルチル−L−(1−シクロヘキセン)−アラニン、およびこれらの混合物などのなどのL−アスパラギン酸由来甘味料などのジペプチド系甘味料;
(d)普通の砂糖(スクロース)の塩素化誘導体、例えば、スクラロースの品名で知られている、例えばクロロデオキシスクロースまたはクロロデオキシガラクトスクロースの誘導体などといったクロロデオキシ糖誘導体などの天然由来の水溶性甘味料から誘導された水溶性甘味料;クロロデオキシスクロースおよびクロロデオキシガラクトスクロース誘導体の例として、限定しないが、以下のものが挙げられる:1−クロロ−1’−デオキシスクロース;4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−フラクトフラノシド、または4−クロロ−4−デオキシガラクトスクロース;4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−1−クロロ−1−デオキシ−β−D−フラクトフラノシド、または4,1’−ジクロロ−4,1’−ジデオキシガラクトスクロース;1’,6’−ジクロロ−1’,6’−ジデオキシスクロース;4−クロロ−4−デオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−1,6−ジクロロ−1,6−ジデオキシ−β−D−フラクトフラノシド、または4、1’,6’−トリクロロ−4,1’,6’−トリデオキシガラクトスクロース;4,6−ジクロロ−4,6−ジデオキシ−α−D−ガラクトピラノシル−6−クロロ−6−デオキシ−β−D−フラクトフラノシド、または4,6,6’−トリクロロ−4,6,6’−トリデオキシガラクトスクロース;6,1’,6’−トリクロロ−6,1’,6’−トリデオキシスクロース;4,6−ジクロロ−4,6−ジデオキシ−α−D−ガラクト−ピラノシル−1,6−ジクロロ−1,6−ジデオキシ−β−D−フラクトフラノシド、または4,6,1’,6’−テトラクロロ−4,6,1’,6’−テトラデオキシガラクト−スクロース;および4,6,1’,6’−テトラデオキシ−スクロース、およびこれらの混合物;
(e)タウマッコスダニエリ(thaumaoccous danielli)(タウマチンIおよびII)などのタンパク質系甘味料;
(f)天然由来の甘味料モナチン(2−ヒドロキシ−2−(インドール−3−イルメチル)−4−アミノグルタル酸)およびその誘導体;ならびに、
(g)甘味料羅漢果(Lo han guo)(「Lo han kuo」と呼ばれることもある)。
表1
本発明のガムベース組成物A−F
本発明のガムベース組成物G−I
マスターバッチ(咀嚼したエラストマー)を以下のようにして調製した。エラストマー(1250g)を128℃に加熱した3000mlの鍋に入れ、15分間混合した。約70℃の融点を有する硬化綿実油(1250g)を、90分間にわたって加えた。グリセロール一水和物(500g)を、15分間の期間にわたって加えた。このバッチを、もう20分間混合して、十分に均一化した。
次いで、ガムベースを、このマスターバッチから調製した。ポリ酢酸ビニル(1200g)を128℃に加熱した3000mlの鍋に加え、15分間混合した。これまでに記載したようにして調製したマスターバッチ(720g)を加え、10分間混合した。約40℃の融点を有する硬化綿実油(283g)を加え、10分間混合した。トリアセチン(197g)を加え、10分間混合した。タルク(600g)を加え、20分間混合して均一な混合物を得た。
本発明のガムベース組成物A−Iを使用する本発明のチューインガム組成物を、30分間噛み、その反芻食塊を、直径1.25cmのPVCパイプから作製した試料ホルダー内のコンクリートレンガ上に堆積した。図1Aおよび図1Bは、本願明細書に記載されるようにどのようにガム試料がレンガに付与されて付着性試験に供されるかを図示する写真である。この反芻食塊を押し付けて、それをそのコンクリートに埋め込んだ。反芻食塊が埋め込まれたこのレンガを、室温で72時間馴化させた。インストロンコーポレーション(Instron Corporation)(マサチューセッツ州、ノーウッド(Norwood))の汎用材料試験機を使用して、この反芻食塊をコンクリート表面から除去するために必要な力を測定した。この試料がコンクリートの表面から完全に除去されたとき、その読取値は、付着性の真の測定値であった。信頼できる付着性の読取値は、試験した市販の試料については得ることができなかった。なぜなら、それらは試験中に引きちぎれた(凝集破壊)からである。それらの試料についての付着性の読取値は、凝集破壊について得た読取値よりも高いと想定した。室温でより高い付着性の読取値は、ガムのより大きい粘着性を示す。
各ガム試料のレンガからガム反芻食塊を除去するための最大破壊荷重
表4
本発明のガムベース組成物M−S
2 ワッカースペシャルティーズから入手できる。
3 グルセロールモノステアレートについての頭字語。
4 BASF社(BASF Corp.)から入手できる。
表5
本発明のガムベース組成物T
以下の表6は、本発明のガムベース組成物のいずれを用いても有用な加糖のチューインガム組成物の例を提供する。
加糖の低粘着性のチューインガム組成物
表7は、本発明のガムベース組成物のいずれを用いても有用なシュガーレスのチューインガム組成物の例を提供する。
シュガーレスの低粘着性チューインガム組成物
ブチルゴム(BR)およびスチレンゴム(SBR)のガムベース試料のガラス転移を、変調示差走査熱量測定(DSC)を用いて測定した。加えて、以下の表8に示した成分を有するガムベース試料AA−DDのガラス転移(Tg)を、DSCを用いて測定した。具体的には、これらの試料のすべてを、−100℃〜200℃まで毎分3℃で、窒素パージしながら加熱した。ガラス転移点を測定するために使用した機器は、ティーエーインスツルメント(TA Instrument)2920 MDSCであった。加えて、これらの試料の各々の融解時の吸熱を、変調示差熱量測定を使用して測定した。
本発明のガムベース組成物および比較例のガムベース組成物
2 70℃の融点を有する硬化綿実油。
表11
本発明のガムベース組成物
上記の組成物を用いてガムベースを調製し、表7のチューインガム組成物に組み込んでチューインガム製品を製造した。得られたチューインガムを30分間噛み、反芻食塊をアスファルトの駐車場の上に堆積した。この反芻食塊を、約10秒間、重しによってアスファルトにさらに埋め込んだ。同時に、市販されているガム(リグリー社のフリーデントおよびオービット、ならびにキャドバリー・アダムス(Cadbury Adams)のミンタバースト(Mintaburst))を堆積し、同様にしてアスファルトに本発明の配合物の隣に埋め込んだ。24時間後、本発明の反芻食塊の50%を超える部分が、歩行者および自動車の通行により除去された。残りの本発明の反芻食塊は、それらをへらでこすることによって、残渣を残すことなく容易に完全に除去できた。市販のガムの反芻食塊を除去しようとする試みには実質的により多くの労力が必要であり、しかも反芻食塊の一部の除去しかできなかった。すなわち、残渣はそれらのガム製品のもとの重量の約10〜30%を構成し、その反芻食塊のもとの面積を覆っていた。
本実施例は、明らかに異なるドメインを含有する本発明の実施形態を実証する。以下の表12に示した配合を有するマスターバッチガムベース(すなわち、咀嚼したエラストマー)試料EE−KKを、本願明細書で考察した方法に従って調製した。ガムベースマスターバッチ試料GG−KKは、12個を超える炭素原子を有する脂肪または油である少なくとも1種の非粘着性誘導成分を含有する実施形態の例である。これらの試料のすべてを、偏光を用いて顕微鏡撮影に供したところ、結晶性またはドメイン構造(formulation)が明確に存在していた。試料EE−KKの各々の顕微鏡写真を図14−図20に示す。
ガムベース組成物
2 硬化綿実油(融点70℃)。
3 パーム核油。
(少量の従来のエラストマー溶媒を組み込む本発明のガムベース組成物)
以下の本発明のガムベース組成物を調製した。これらの組成物は、非粘着性誘導成分と従来のエラストマー溶媒(5%)との組合せを含んでいた。これらのガムベース組成物を、表7のチューインガム組成物に組み込んだ。これらから形成したチューインガムは、少量のエラストマー溶媒の存在下でさえも低下した粘着性および非粘着性を維持した。
本発明のガムベース組成物
光増感剤の存在下および不存在下で太陽光に曝露したときにチューインガムに起こる分子変化を測定するための研究を行った。ポリマー(エラストマー)の分子構造は、それらの物理的特性に関連する。付着性は、ポリマーの分子量に強く影響される。例えば、チューインガム組成物には、しばしばポリイソブチレン(PIB)が使用される。すべての他の条件が同じである場合には、ポリマーの分子質量は、そのポリマーの付着性を広く決定する。低分子量PIBは、ほとんどの表面に付着し、その粘着性のために、その物質の取扱いの問題を引き起こす。他方、高分子量PIBは、付着性ではないことが見出されており、非常に弱い低温フローの傾向を示す。このポリマーの付着性は、それらが隣接する表面と弱い結合を形成する能力によって決定され得る。これらの弱い結合を形成するために、このポリマーは、その隣接する表面と近接しなければならない。これは、より大きい分子よりもより小さい分子によって、より速くかつより容易に実現され得る。同じ化学組成のポリマーは、それが比較的より低分子量を有する場合には、一般的により大きな程度付着し得ることが見出されている。
本発明のガムベース組成物
本発明のチューインガム組成物
クロロフィルを含まないBRおよびPIBの試料は、クロロフィルを含まないSBRの試料よりも除去が容易でありより少ない残渣を残した。クロロフィルを添加すると、PIB含有試料の除去は妨害されたが、BR試料およびSBR試料の除去は改善された。
PIBチューインガムの分子量
BRチューインガムの分子量
SBRチューインガムの分子量
本実施例は、少なくとも1つの加水分解性単位を含有するポリマー(特に、ガントレッツ(登録商標)コポリマー)を、高pH(例えば、pH 12.0)の条件に曝露されるガムベースに組み込むことが、かかるポリマーを含有しないガムベースと比べて、ガムベースの崩壊をどのように促進するかを明らかにする。
ガムベース 番号1
2 本願明細書中の表19−表22では、物質RSエステル52は部分硬化した精製したウッドロジンのグリセロールエステルである。
3 本願明細書中の表19−表22では、PVAはポリ酢酸ビニルの頭字語である。
4 本願明細書中の表19−表22では、物質HOは、約70℃の融解温度を有する綿実油および大豆油の硬化ブレンドである。
5 本願明細書中の表19−表22では、GMSはグルセロールモノステアレートの頭字語である。
ガムベース 番号2
ガムベース 番号3
ガムベース 番号4
濁度データ
本実施例は、少なくとも1つの加水分解性単位を含有するあるポリマー(特に、ガントレッツ(登録商標)コポリマーおよびポリスクシンイミド)とガムベースとの相溶性を明らかにする。本願明細書で使用する場合、用語「相溶性」は、ガムベースとともに均一なまたは実質的に均一な混合物へと混合されるためのポリマーの能力を指す。
本実施例は、少なくとも1つの加水分解性単位を含有するポリマー(特に、ガントレッツ(登録商標)コポリマー)と、ポリオールを含有する炭酸塩ベースのガムベースとの相溶性を明らかにする。さらに、本実施例は、加水分解性単位を含有するポリマー(特に、ガントレッツAN(商標)コポリマー)を組み込むことが、塩基性pHを有する薬剤への曝露の際に、ガムベースの断片化速度をそのように高めるかを明らかにする。
チューインガムの配合
本発明の試料ee−hhについてのpH条件
本実施例は、本発明にかかる本発明のチューインガム組成物を示す。
チューインガム組成物i−l
2 ガムベース中のタルク充填剤。
本発明のチューインガム組成物ii−ll
2 ガムベース中のタルク充填剤。
本実施例は、本発明のチューインガム組成物に対する機械的撹拌の効果を明らかにする。さらに、本実施例は、ガントレッツ(登録商標)コポリマーを含有する本発明の創作によるチューインガム組成物が、塩基性pHを有する薬剤への曝露の際に(特に、家庭用洗浄液中に置いた際に)、経時的にどのように断片化するかを明らかにする。
本実施例は、断片化に対するガムベースの種類の効果およびガントレッツ(登録商標)コポリマーの量の効果を明らかにする。さらに、本実施例は、本発明のガムベースに対する機械的撹拌の効果をさらに明らかにする。加えて、本実施例は、ガムベースの処理の性質がどのように断片化をもたらすかを明らかにする。特に、本実施例は、塩基性pHを有する薬剤への曝露が本発明のガムベースの断片化の速度をどのように高めるかを明らかにする。
炭酸塩ベースのガムベースは、雨水中では、タルクベースのチューインガム組成物よりも少ない断片化を呈した。10分間消化した5%のガントレッツAN(商標)139コポリマーを含有するタルクベースのチューインガム組成物(すなわち、本発明の試料ll)の断片化の始まりは雨水中では139時間後に明確であったが、5%のガントレッツAN(商標)139コポリマーを含有する炭酸塩ベースのガムベース試料(すなわち、本発明の試料jj)を含めた他の試料は、雨水中では11日後でさえも断片化しなかった。
10分間より長く消化すると断片化の量が低下するということが観察された。従って、このチューインガムが曝露された機械的撹拌の量は、断片化速度に対して効果を及ぼす。
さらに、実施例16および実施例17で考察した実験からの結果の比較に基づけば、チューインガムの処理の性質もまた断片化速度に対して影響を及ぼすことは明らかである。特に、断片化の程度は、10分間消化して雨水に11日間曝露した本発明の試料ii−kkについては、消化して家庭用洗浄液(50% ミスターマッスル(Mr.Muscle)、pH約12)に11日間曝露した本発明の試料ii−kkと比べて、より少なかった。同様に、断片化の程度は、消化して脱イオン水に11日間曝露した本発明の試料ii−kkについては、10分間消化して家庭用洗浄液(50% ミスターマッスル、pH約12)に11日間曝露した本発明の試料ii−kkと比べて、より少ないことが観察された。特に、本発明のガム試料の断片化の見かけの速度は、家庭用洗浄液(50% ミスターマッスル、pH約12)中よりも、雨水および脱イオン水中でより小さい。いかなる特定の理論にも結び付けられることは望まないが、家庭用洗浄液の高いpHおよびその家庭用表面クリーナー中に存在する界面活性剤の湿潤作用が断片化の速度を加速したと総括される。
本実施例は、本発明にかかる疎水性成分、すなわち、親水性前駆体成分がSBSブロックコポリマーに成功裏に組み込まれ、表面が高められた親水性を有する膜を作り出すことができることを明らかにする。特に、ガントレッツ(登録商標)コポリマー169(すなわち、ポリメチルビニルエーテル無水マレイン酸コポリマー)は、粉末化されたガントレッツ(登録商標)コポリマーをSBSのトルエン溶液に分散させ、次いで風乾により膜を成型することにより、巨視的な相分離なしに約10重量%までの濃度でSBSブロックコポリマーに成功裏に組み込まれた。この膜を水中に一晩浸した後、この最初は透明であった膜は白くかつ不透明になった。これはこの無水物が遊離酸へと加水分解されて、疎水性ポリマーから相分離したことを示す。さらに、このポリマー膜の表面は、浸した後には非常に滑りやすくなり、これは、その膜の表面の親水性が高まったことを示す。
本実施例は、本発明の創作によるガムベース組成物を示す。
本発明のガムベース組成物
本発明のチューインガム組成物
表30
本発明のガムベース組成物
2 ポリスチレン標準に対してゲル浸透クロマトグラフィによって測定した場合のMn=65,000g/モルおよびMw=106,700g/モル;Tg=−30℃、Tm=61℃、およびΔ=15.0J/g。
本発明のチューインガム組成物qqq−ttt
本発明のガムベース組成物uuu
本実施例は、ガントレッツAN(商標)コポリマーを含有するガム試料が降雨に曝露した際に断片化するであろうことを明らかにする。
本実施例は、チューインガム反芻食塊を環境因子(すなわち、気象条件)に曝露する効果を明らかにする。特に、8つのチューインガム反芻食塊を、その反芻食塊のうちの4つはガントレッツ(登録商標)コポリマーを含有しているが、他方でその反芻食塊のうちの4つはガントレッツ(登録商標)コポリマーを含有していないことを除いて、同様に調製した。このチューインガム反芻食塊を、スラブの上に置き、それらが56日間気象条件に曝露されるように、屋外に置いた。
本実施例は、ガントレッツ(登録商標)コポリマーを含有する炭酸塩ベースのガムベースが、循環する気象条件への(すなわち、降雨および太陽光の循環する条件への)曝露の際に、どのように経時的に断片化するかを明らかにする。特に、10%のガントレッツAN(商標)コポリマーを含有する炭酸塩ベースのガムベースを、同様にして製造されたがガントレッツAN(商標)コポリマーを含まない炭酸塩ベースのガムベースとともに、一片の舗装用石材の上に置いた。次いで、この一片の舗装用石材を、5週間の期間、平均的な気象条件に曝露した(降雨、次いで日照りの条件への曝露を含む)。
本実施例は、本発明の創作によるガムベースを例証する。
ガムベース
2 物質RSエステル52は部分硬化した精製したウッドロジンのグリセロールエステルである。
3 親水性前駆体成分の塩は、ガントレッツ(登録商標)MS−955であり、これは1,000,000の分子量を有するポリ(メチルビニルエーテル/無水マレイン酸)の混合ナトリウム塩およびカルシウム塩である。
4 PVAはポリ酢酸ビニルの頭字語である。Vinnipas P30は、50,000の分子量を有するポリ酢酸ビニルである。
5 物質HOは、約70℃の融解温度を有する綿実油および大豆油の硬化ブレンドである。
6 GMSはグルセロールモノステアレートの頭字語である。
本実施例は、本発明の創作によるガムベースを例証する。
ガムベース
2 物質RSエステル52は部分硬化した精製したウッドロジンのグリセロールエステルである。
3 親水性前駆体成分の無水物は、ガントレッツ(登録商標)ポリマーの無水物である。
4 PVAはポリ酢酸ビニルの頭字語である。Vinnipas P30は、50,000の分子量を有するポリ酢酸ビニルである。
5 物質HOは、約70℃の融解温度を有する綿実油および大豆油の硬化ブレンドである。
6 GMSはグルセロールモノステアレートの頭字語である。
本実施例は、本発明の創作によるガムベースを例証する。
ガムベース
2 物質RSエステル52は部分硬化した精製したウッドロジンのグリセロールエステルである。
3 親水性前駆体成分の酸は、ガントレッツ(登録商標)ポリマーの酸である。
4 PVAはポリ酢酸ビニルの頭字語である。Vinnipas P30は、50,000の分子量を有するポリ酢酸ビニルである。
5 物質HOは、約70℃の融解温度を有する綿実油および大豆油の硬化ブレンドである。
6 GMSはグルセロールモノステアレートの頭字語である。
本実施例は、本発明の別の本発明のガムベースを例証する。
ガムベース
2 親水性前駆体成分の塩は、ガントレッツ(登録商標)MS−955であり、これは1,000,000の分子量を有するポリ(メチルビニルエーテル/無水マレイン酸)の混合ナトリウム塩およびカルシウム塩である。
3 PIB Oppanol 12は、ポリイソブチレン Oppanol 12の頭字語である。
4 PVAはポリ酢酸ビニルの頭字語である。Vinnipas P30は、50,000の分子量を有するポリ酢酸ビニルである。
5 物質HOは、約70℃の融解温度を有する綿実油および大豆油の硬化ブレンドである。
6 GMSはグルセロールモノステアレートの頭字語である。
本実施例は、本発明の別の創作によるガムベースを例証する。
ガムベース
2 親水性前駆体成分の無水物は、ガントレッツ(登録商標)ポリマーの無水物である。
3 PIB Oppanol 12は、ポリイソブチレン Oppanol 12の頭字語である。
4 PVAはポリ酢酸ビニルの頭字語である。Vinnipas P30は、50,000の分子量を有するポリ酢酸ビニルである。
5 物質HOは、約70℃の融解温度を有する綿実油および大豆油の硬化ブレンドである。
6 GMSはグルセロールモノステアレートの頭字語である。
本実施例は、本発明の別の創作によるガムベースを例証する。
ガムベース
2 親水性前駆体成分の酸は、ガントレッツ(登録商標)ポリマーの酸である。
3 PIB Oppanol 12は、ポリイソブチレン Oppanol 12の頭字語である。
4 PVAはポリ酢酸ビニルの頭字語である。Vinnipas P30は、50,000の分子量を有するポリ酢酸ビニルである。
5 物質HOは、約70℃の融解温度を有する綿実油および大豆油の硬化ブレンドである。
6 GMSはグルセロールモノステアレートの頭字語である。
本実施例は、本発明のガム組成物を例証する。
ガム組成物I−V
表20および表22(ガムベース 番号2および番号4)由来のチューインガムベースを調製し、以下のチューインガム組成物で使用した。
** ターポリマー(CAS番号148480−87−9)は、以下の属性を有する:59.5%無水物;34.0% 二酸および残りはメチルビニルエーテル。比粘度(1%水)は4.88である。
本実施例は、そのガムベースの調製に先立ち、ガムベース成分中でその場でターポリマーを形成することを明らかにする。
Claims (17)
- (a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と、
を含むガムベースと、
(b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と、を含むチューインガム製品であって、
前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルの非存在下と比べて、前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルの存在下で、高められた分解性および/または低下した粘着性を有し、前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルが前記チューインガム製品の重量に対して0.5〜10重量%の量で存在する、チューインガム製品。 - 前記加水分解性単位は、エステル結合またはエーテル結合からなる群から選択される請求項1に記載のチューインガム製品。
- 前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルは、GANTREZ(商標)のエステルもしくはエーテルである請求項1又は2に記載のチューインガム製品。
- 前記少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルは、10000〜5000000の分子量を有する請求項3記載のチューインガム製品。
- 前記少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルは、90000〜200000の分子量を有する請求項4記載のチューインガム製品。
- さらに、加水分解を促進する少なくとも1種の成分を含む請求項1から5いずれか記載のチューインガム製品。
- 前記加水分解を促進する少なくとも1種の成分は、アルカリ成分である請求項6記載のチューインガム製品。
- 前記アルカリ成分は、8〜14のpHを有する請求項8記載のチューインガム製品。
- 前記加水分解を促進する少なくとも1種の成分は、リン酸水素カルシウムである請求項6〜8いずれか記載のチューインガム製品。
- 前記加水分解を促進する少なくとも1種の成分は、炭酸カルシウムである請求項6から8いずれか記載のチューインガム製品。
- チューインガム組成物の調製方法であって、
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエステルまたはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と、
を含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを、甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と混合する工程と、を含み、
前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルが前記チューインガム組成物の重量に対して0.5〜10重量%の量で存在する、方法。 - チューインガム組成物の分解性を高める方法であって、
(a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエステルもしくはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と、
を含むガムベース組成物を準備する工程と、
(b)前記チューインガム組成物を水と接触させる工程と、を含み、
前記少なくとも1種のポリマーの少なくとも1種のエステルもしくはエーテルの少なくとも1つの加水分解性単位が、水との接触によって加水分解を開始し、または加水分解し、
前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルが前記チューインガム組成物の重量に対して0.5〜10重量%の量で存在する、方法。 - 前記水と接触させる工程は、前記チューインガム組成物を雨水に曝露することを含む請求項12記載の方法。
- 前記チューインガム組成物を雨および太陽光を含む気象条件に曝露することをさらに含む請求項12又は13記載の方法。
- (a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と、
を含むガムベースと、
(b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と、
(c)非粘着性誘導成分と、を含み、
前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルがチューインガム組成物の重量に対して0.5〜10重量%の量で存在する、チューインガム組成物。 - (a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と、
を含むガムベースと、
(b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と、
(c)光分解成分と、を含み、
前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルがチューインガム組成物の重量に対して0.5〜10重量%の量で存在する、チューインガム組成物。 - (a)
(i)加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルと、
(ii)エラストマーと、
(iii)前記エラストマーのための溶媒または軟化剤と、
を含むガムベースと、
(b)甘味料、風味料、センセートおよびこれらの組合せから選択される少なくとも1種の成分と、を含むチューインガム製品であって、
前記加水分解性単位を含むポリマーのエステルまたはエーテルの非存在下と比べて、前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルまたはエーテルの存在下で、より分解性であり、
前記加水分解性単位を含む少なくとも1種のポリマーのエステルもしくはエーテルがチューインガム製品の重量に対して0.5〜10重量%の量で存在する、チューインガム製品。
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