JP5046888B2 - 光走査装置 - Google Patents

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本発明は、複写機やプリンタ、ファクシミリといった画像形成装置に搭載され、像担持体の表面を光ビーム(例えばレーザ光)で露光走査するための光走査装置に関する。
複写機やプリンタ等に用いられる光走査装置は、一般的に、感光体ドラムに代表される像担持体の表面、すなわち被走査面上を走査しながら露光し、感光体ドラム表面に所定の静電潜像を形成するものである。光走査装置において、光源から照射される、例えばレーザ光のような光ビームは、光偏向器の回転するポリゴンミラーによって主走査方向に偏向され、レンズやミラーなどといった光学部材によって被走査面に向けて出射される。
ここで、近年では、高速印刷が可能な画像形成装置が著しく普及している。そして、光走査装置もそれに対応した動作が必要となり、ポリゴンミラーを高速で回転させる必要がある。このため、光走査装置では、光偏向器の箇所を中心として、振動が発生し易くなる。また、高速印刷に起因して画像形成装置の他の箇所で発生する振動が、光走査装置に伝播する恐れもある。
上記のように光走査装置に発生、伝播した振動は、レンズやミラーなどといった光学部材の箇所まで到達する可能性が高い。これにより、特にミラーが振動すると、ミラー自体の所定の位置や角度を保持できなくなり、光ビームの光軸がずれてしまう恐れがある。その結果、感光体ドラム表面に形成される静電潜像に悪影響を及ぼし、画像品質の低下を招くといった問題が発生する。
このような問題を解決すべく、光走査装置(光学装置)に発生し得る振動の低減、抑制を図った構成の例を、特許文献1及び2に見ることができる。特許文献1に記載された露光装置(光学装置)は、ミラーを支持する支持体とその取り付け部との間にばねを設けている。特許文献2に記載された書き込みユニット(光走査装置)は、動吸振器を備えている。
特開平5−224317号公報(第3頁、図1) 特開2003−75760号公報(第3頁、図3)
特許文献1に記載された露光装置(光学装置)は、ミラーを支持する支持体とその取り付け部との間にばねを設けることにより、ばねに振動を吸収させ、ミラーの振動を防止しようとし、特許文献2に記載された書き込みユニット(光走査装置)は、動吸振器を設けることで、共振周波数におけるユニットの振動低減を図っている。しかしながら、これらの方法では、ある一定の周波数で揺れる振動にしか対応することができない。光走査装置に発生する振動は、走査速度などの使用条件や温度、湿度といった環境条件、設置条件、光走査装置が組み込まれる画像形成装置の運転条件などの様々な影響を受け、多様な周波数で発生する恐れがある。これにより、一定の振動周波数に対応できたとしても、他の周波数では振動を回避することができず、画像品質の低下を免れない可能性がある。したがって、一定の周波数に対応するだけでなく、多様な周波数に対応して振動を防止し、画像品質の向上を図る必要がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、多様な振動周波数に対応して光学部材の振動を防止することができ、高品質の画像を得ることが可能な光走査装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、ハウジングと、このハウジングの内部に設けられ、光ビームを被走査面上に導く光学部材とを備えた光走査装置において、前記光学部材を支持する支持部材と、この支持部材と光学部材との間に設けて光学部材を保持するとともに、変形量に対応してばね定数が可変な弾性部材と、この弾性部材を変形させる長さ変更機構とを備えることとした。
また、上記構成の光走査装置において、前記弾性部材は、非線形ばねで構成されていることとした。
また、上記構成の光走査装置において、前記非線形ばねは、ばね定数の異なる複数のばねが連結されて構成されていることとした。
本発明の構成によれば、ハウジングと、このハウジングの内部に設けられ、光ビームを被走査面上に導く光学部材とを備えた光走査装置において、前記光学部材を支持する支持部材と、この支持部材と光学部材との間に設けて光学部材を保持するとともに、変形量に対応してばね定数が可変な弾性部材と、この弾性部材を変形させる長さ変更機構とを備えることとしたので、ミラーなどの光学部材を保持する弾性部材のばね定数を変更することが可能である。これにより、ミラーと弾性部材とからなる振動系の固有振動数を変更することができるのとともに、さらに多様な周波数で発生する振動にも対応することが可能である。したがって、多様な振動周波数に対応して光学部材の振動を防止することができ、高品質の画像を得ることが可能な光走査装置を提供することができる。
また、前記弾性部材は、非線形ばねで構成されていることとしたので、ミラーと弾性部材とからなる振動系の固有振動数を変更したり、さらに多様な振動周波数に対応したりできる構成を容易に得ることが可能である。したがって、簡便な構成により、多様な振動周波数に対応して光学部材の振動を防止することができ、高品質の画像を得ることが可能な光走査装置を提供することができる。
また、前記非線形ばねは、ばね定数の異なる複数のばねが連結されて構成されていることとしたので、非線形な弾性特性が得られるばねを容易に得ることが可能である。これにより、成形に労力を要し、比較的高価な非線形ばねを、低コストで得ることができる。したがって、多様な振動周波数に対応して光学部材の振動を防止することが可能な、低コスト化が図れた光走査装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図8に基づき説明する。
最初に、本発明の第1の実施形態に係る光走査装置について、図1〜図3を用いてその構造の概略を説明する。図1は光走査装置の上面図、図2は光走査装置の垂直断面正面図、図3は光走査装置の斜視図である。なお、図1及び図3では、光走査装置の上面に配置される蓋部材の描画を省略している。また、この光走査装置は、ブラック1色に対応した1個の感光体ドラムが備えられたモノクロ印刷用画像形成装置に搭載される光走査装置として設計されたものとする。
光走査装置1は、図1〜図3に示すように、ハウジング2の内側と周囲に、光源3、光偏向器10、及び光学系20を備えている。
ハウジング2は、上面が開放部として形成された箱形状をなしている。ハウジング2の、この上面の箇所には、蓋部材4(図2参照)が装着され、開放部を塞ぐようになっている。これらのハウジング2及び蓋部材4は、合成樹脂で構成されている。
光源3は、図1及び図3に示すように、ハウジング2の側面の箇所に備えられている。光走査装置1は、ブラック1色に対応したものであるので、光源3も1個が設けられている。光源3は、可視領域の光ビーム、例えば670nm程度のレーザ光を照射する仕様のレーザダイオードで構成されている。
光偏向器10は、ハウジング2の一方の端部側、すなわち図1及び図2において右方の端部側に備えられている。光偏向器10は、ポリゴンミラー11と、駆動部12とで構成されている。駆動部12は、垂直をなす軸線を中心として、図1において反時計方向に、正多角形の平面形状をなすポリゴンミラー11を回転駆動するものである。その軸線中心に回転するポリゴンミラー11の周囲には、光を反射する反射面が設けられている。
光源3から照射されたレーザ光LBは、ポリゴンミラー11周囲の反射面に入射する。ポリゴンミラー11は、回転しながら、その反射面でレーザ光LBを反射し、主走査方向(図1の上下方向)に偏向しつつ、ハウジング2内の他端に向けて導く。
光学系20は、ハウジング2内の、光偏向器10にて反射されたレーザ光LBの進行先の領域に設けられている。光学系20は、光学部材であるfθレンズ21及び反射ミラー22を備えている。
fθレンズ21は、光偏向器10にて反射されたレーザ光LBが進行する、そのすぐ先の箇所に配置されている。fθレンズ21は、光偏向器10側が主走査方向に真っ直ぐな平面状で延び、その反対側が主走査方向に円弧状に湾曲している。このfθレンズ21では、レーザ光LBが主走査方向において等速度に偏向される。さらにfθレンズ21は、ポリゴンミラー11へのレーザ光LBの入射角や、ポリゴンミラー11の面倒れなどといった走査上の悪影響を補正する。
反射ミラー22は、ハウジング2の、光偏向器10が配置された一方の端部側に対する他方の端部側、すなわち図1及び図2において左方の端部側に備えられている。反射ミラー22は、主走査方向に真っ直ぐに延び、細長い形状をなしている。fθレンズ21を通過したレーザ光LBは、反射ミラー22にて、下方に向かって反射される。反射ミラー22にて反射されたレーザ光LBは、ハウジング2の底部に設けられた開口部5(図2及び図3参照)を通って、被走査面である図示しない感光体ドラム表面に到達、結像される。
続いて、光学部材である上記反射ミラー22の支持部の詳細な構成について、図1及び図3に加えて、図4及び図5を用いて説明する。図4は反射ミラー周辺を示す垂直断面部分拡大正面図、図5は反射ミラー支持部のばねの荷重特性を示すグラフである。
反射ミラー22は、図1及び図3に示すように、主走査方向両端に設けられた支持部30にて支持されている。支持部30は、図4に示すように、支持部材31、弾性部材であるばね32、及びこのばね32の長さ変更機構33を備えている。
支持部材31は、ハウジング2の内底面に設けられ、上方に向かって延びている。支持部材31は、反射ミラー22の、レーザ光LBが反射する反射面22aと平行に延びる平面部31aを備え、この平面部31aで反射ミラー22を支持している。平面部31aの上部には、この平面部31aと略直角をなして反射ミラー22側に突出する突起部31bが設けられている。
ばね32は、反射ミラー22の上方に配置されている。ばね32は、反射ミラー22の、反射面22aと略直角をなす上側の平面と、支持部材31の突起部31bとの間に設けられている。ばね32は、反射ミラー22を下方に付勢してこれを保持している。また、ばね32は、変形量に対応してばね定数が可変な弾性部材であって、ばね定数の異なる2個のばね32a、32bが連結されて構成された非線形ばねである。このばね32は、図5に示す荷重特性を持っている。すなわち、ばね32は、変形量がある程度大きくなるとばね定数が高くなり、変形させるのに大きな荷重が必要となる。
反射ミラー22の下方には、ばね32の長さ変更機構33が配置されている。長さ変更機構33は、カム34とこのカム34の回転装置(図示せず)とで構成されている。カム34は、主走査方向と略平行な軸部を中心として回転可能であって、その外周面が下方から反射ミラー22の、反射面22aと略直角をなす下側の平面に当接している。反射ミラー22は支持部材31の平面部31aで支持されているので、回転装置によりカム34を回転させると、反射ミラー22が、その反射面22aに沿って斜めに、上下方向に移動する。反射ミラー22を上方に移動させる場合、ばね32の弾発力に抗して移動させることになる。
続いて、上記構成の反射ミラー22の支持部30による、反射ミラー22とばね32とからなる振動系の周波数特性の変化について、図5に加えて、図6を用いて説明する。図6は、反射ミラーとばねとからなる振動系の周波数特性を示すグラフである。
支持部30は、ばね32の長さ変更機構33で反射ミラー22を上方に移動させることにより、ばね32をその弾発力に抗して変形させ、図5から見て取れるようにばね32のばね定数を高めることができる。したがって、反射ミラー22とばね32とからなる振動系は、ばね32の変形前に対して、変形後のばね定数が高くなる。その結果、図6に示すように、振動振幅が大きくなる固有振動数をずらすことが可能である。
なお、上記のようなばね32のばね定数の変更は、反射ミラー22を、その反射面22aに沿って斜めに移動させることによって実行するので、光軸のずれなどといった悪影響はほとんどない。
また、ばね32のばね定数の変更は、被走査面である感光体ドラム表面に形成された静電潜像のずれを検知することにより反射ミラー22が振動していることを認識し、実行される。
上記のように、ハウジング2と、このハウジング2の内部に設けられ、光ビームであるレーザ光LBを被走査面上に導く光学部材とを備えた光走査装置1において、光学部材である反射ミラー22を支持する支持部材31と、この支持部材31と反射ミラー22との間に設けて反射ミラー22を保持するとともに、変形量に対応してばね定数が可変な弾性部材であるばね32と、このばね32を変形させる長さ変更機構33とを備えているので、反射ミラー22を保持するばね32のばね定数を変更することが可能である。これにより、反射ミラー22とばね32とからなる振動系の固有振動数を変更することができるのとともに、さらに多様な周波数で発生する振動にも対応することが可能である。したがって、多様な振動周波数に対応して反射ミラー22の振動を防止することができ、高品質の画像を得ることが可能な光走査装置1を提供することができる。
また、ばね32は、非線形ばねで構成されているので、反射ミラー22とばね32とからなる振動系の固有振動数を変更したり、さらに多様な振動周波数に対応したりできる構成を容易に得ることが可能である。したがって、簡便な構成により、多様な振動周波数に対応して反射ミラー22の振動を防止することができ、高品質の画像を得ることが可能な光走査装置1を提供することができる。
さらに、上記非線形ばねは、ばね定数の異なる複数のばね32a、32bが連結されて構成されているので、非線形な弾性特性が得られるばね32を容易に得ることが可能である。これにより、成形に労力を要し、比較的高価な非線形ばねを、低コストで得ることができる。したがって、多様な振動周波数に対応して反射ミラー22の振動を防止することが可能な、低コスト化が図れた光走査装置1を提供することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る光走査装置の詳細な構成について、図7を用いて説明する。図7は、光走査装置の反射ミラー周辺を示す垂直断面部分拡大正面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は、図1〜図6を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、説明は省略するものとする。
第2の実施形態に係る光走査装置1は、図7に示すように、反射ミラー22の支持部30において、ばね32の長さ変更機構33が、熱膨張部材35とその加熱装置(図示せず)を備えている。
熱膨張部材35は、ブロック形状をなし、反射ミラー22の、反射面22aと略直角をなす下側の平面と、支持部材31との間に設けられ、反射ミラー22の下側の平面に当接している。熱膨張部材35は、アルミニウム、シリコンゴムなどの比較的線膨張係数が高い材料で構成されている。加熱装置は、温度制御が可能であって、熱膨張部材35を加熱すべく、その近傍に配置されている。
加熱装置を制御し、熱膨張部材35を加熱したり、加熱を止めたりすることにより、熱膨張部材35を膨張、収縮させることができる。これにより、反射ミラー22が、その反射面22aに沿って斜めに、上下方向に移動する。したがって、支持部30は、ばね32の長さ変更機構33で反射ミラー22を上方に移動させることにより、ばね32をその弾発力に抗して変形させ、ばね32のばね定数を高めることができる。
上記のように、ばね32を変形させる長さ変更機構33が熱膨張部材35を備えているので、前記第1の実施形態と同様に、反射ミラー22を保持するばね32のばね定数を変更することが可能である。これにより、反射ミラー22とばね32とからなる振動系の固有振動数を変更することができるのとともに、さらに多様な周波数で発生する振動にも対応することが可能である。したがって、多様な振動周波数に対応して反射ミラー22の振動を防止することができ、高品質の画像を得ることが可能な光走査装置1を提供することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る光走査装置の詳細な構成について、図8を用いて説明する。図8は、光走査装置の反射ミラー周辺を示す垂直断面部分拡大正面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は、図1〜図6を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、説明は省略するものとする。
第3の実施形態に係る光走査装置1は、図8に示すように、反射ミラー22の支持部30において、ばね32の長さ変更機構33が、電磁石36を備えている。また、ばね32は、反射ミラー22の下方に配置されている。
ばね32は、反射ミラー22の、反射面22aと略直角をなす下側の平面と、支持部材31との間に設けられている。ばね32は、反射ミラー22を上方に付勢してこれを保持している。
電磁石36は、反射ミラー22に対して、ばね32が設けられた箇所を隔てて、さらに下方に配置されている。これに対して、反射ミラー22は、電磁石36で吸引可能な金属材料を含有している。
電磁石36に通電したり、通電を止めたりすることにより、反射ミラー22を電磁石36側に引き寄せたり、遠ざけたりすることができる。これにより、反射ミラー22が、その反射面22aに沿って斜めに、上下方向に移動する。したがって、支持部30は、ばね32の長さ変更機構33で反射ミラー22を上方に移動させることにより、ばね32をその弾発力に抗して変形させ、ばね32のばね定数を高めることができる。
上記のように、ばね32を変形させる長さ変更機構33が電磁石36を備えているので、前記第1の実施形態と同様に、反射ミラー22を保持するばね32のばね定数を変更することが可能である。これにより、反射ミラー22とばね32とからなる振動系の固有振動数を変更することができるのとともに、さらに多様な周波数で発生する振動にも対応することが可能である。したがって、多様な振動周波数に対応して反射ミラー22の振動を防止することができ、高品質の画像を得ることが可能な光走査装置1を提供することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、光走査装置1は、上記実施形態ではブラックトナーのみを使用したモノクロ印刷用の画像形成装置に搭載される光走査装置であるが、このような機種に限定されるわけではなく、中間転写ベルトを備え、複数色を重ね合わせて画像形成すること可能なタンデム方式、或いはロータリーラック方式のカラー印刷用画像形成装置に搭載される光走査装置であっても構わない。
また、弾性部材であるばね32は、ばね定数の異なる2個のばね32a、32bが連結されて構成された非線形ばねであるが、弾性部材がこれに限定されるわけではなく、不等ピッチコイルばねといった非線形ばねなどを用いても構わない。
また、ばね32を変形させる長さ変更機構33は、上記第1〜3の実施形態で説明した機構に限定されるわけではなく、例えば形状記憶合金や圧電素子を利用してばね32を変形させることとしても構わない。
本発明は、光走査装置全般において利用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る光走査装置の上面図である。 図1に示す光走査装置の垂直断面正面図である。 図1に示す光走査装置の斜視図である。 図2の反射ミラー周辺を示す垂直断面部分拡大正面図である。 図4に示す反射ミラー支持部のばねの荷重特性を示すグラフである。 図4に示す反射ミラーとばねとからなる振動系の周波数特性を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る光走査装置の反射ミラー周辺を示す垂直断面部分拡大正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光走査装置の反射ミラー周辺を示す垂直断面部分拡大正面図である。
符号の説明
1 光走査装置
2 ハウジング
3 光源
10 光偏向器
20 光学系
22 反射ミラー(光学部材)
22a 反射面
30 支持部
31 支持部材
31a 平面部
31b 突起部
32 ばね(弾性部材)
33 長さ変更機構
34 カム
35 熱膨張部材
36 電磁石

Claims (2)

  1. ハウジングと、このハウジングの内部に設けられた光偏向器及び前記光偏向器で偏向された光を被走査面上に導く反射ミラーを備えた光走査装置において、
    前記反射ミラーの反射面と平行に延びる平面部を有するとともに前記平面部で前記反射ミラーを支持する支持部材と、この支持部材と前記反射ミラーとの間に設けて前記反射ミラーを保持するとともに、変形量に対応してばね定数が可変な弾性部材と、この弾性部材を変形させる長さ変更機構とを備え、前記長さ変更機構を用いた前記弾性部材の変形に伴って前記反射ミラーが前記平面部上を前記反射面に沿って移動することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記支持部材は、前記反射ミラーにおける前記光偏向器で偏向される光の走査方向の両端に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
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