JP5046269B2 - 間仕切装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オフィスやホール等において好適に使用される間仕切装置に関するものである。
間仕切装置は、床と天井の間を間仕切るべく、床に配置した巾木と天井に固定した天井レールとの間に取り付けられる。その際、巾木と天井との間に支柱を立て、支柱間に中間枠となる横枠を取り付けて、横枠に沿ってけんどん方式でパネルを支柱に対して着脱可能に取り付け、一部のパネルの中抜きを可能とする構造等も採用されている。特許文献1等には、けんどん方式を採用したパネル取付構造が示されている。
特開2005−139681号公報
しかしながら、パネルを支柱に掛け止めるとはいえ、中抜きを可能とする上でパネルの上下端と横枠との間に何らの配慮もしなければ、パネルの厚み方向の拘束がないために中央部が厚み方向に反り易く、平面感の低下につながる。特に光が反射したような場合には、見栄えの悪さが顕著に露呈する。
そこで、横枠とパネルとの間に反り防止のために厚み方向の重合部を設けておくことが考えられるが、横枠の上下の同じ奥行き位置に上下のパネルとの重合部を直列に形成すると、下のパネルをけんどんで抜くときには重合は経過的により深くなるので、その重合に見合う寸法を確保し、その上に上パネルとの反り防止のための重合領域も確保するとなると、重合寸法が上下に累積して横枠が厚くなり、またその分だけパネル間にできる目地も必要以上に大きくなって、パネル面の連続性の低下につながることになる。パネルに凹部を設けて横枠を収容し、その凹部内で重合構造を実現するように構成することも考えられるが、パネルがガラス基材を用いたものである場合等には横枠が透視されるため、全面ガラス張りの印象を得るためにはやはり横枠の厚みを小さくすることが不可欠であり、何らかの対策が必要になる。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、けんどん方式でパネルを着脱するようにしても、パネルの厚み方向の反りを的確に防止することができ、しかもそのための構造によって壁面の連続性の低下につながる横枠の大型化や目地の拡幅を有効に防止し得るようにした間仕切装置を提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の間仕切装置は、パネルの側縁を支柱に掛け止め、パネルの上下縁をけんどん方式で支柱間に配置した横枠に沿って取り付けるようにし、横枠と上パネルの下縁との間および横枠と下パネルの上縁との間に、パネル厚み方向に重合してその外側へのパネルの変形を規制する重合部を、当該パネル厚み方向へ互いに変位した位置にそれぞれ設け、少なくともパネル着脱時にこれらの重合部の高さ位置が横枠を水平方向から見た場合に重なるように構成したことを特徴とする。
このように構成すると、横枠と上パネルとの間、及び横枠と下パネルとの間にそれぞれ重合部を設けても、それらの重合部が厚み方向へ互いに変位していることで、重合部の寸法が上下に累積することが回避される。このため、パネルの反りを防止するための重合部がパネル着脱時に経過的により深く重合することを見込んだとしても、横枠が大型化することを有効に防止することができる。また、横枠が薄くなることでパネル間の目地も小さくなる。この結果、本発明によると、パネルをけんどん方式で中抜きできるように構成しても、パネル面の連続性を有効に担保することが可能となる。
重合部を実効あらしめるためには、横枠側に設定した内向部にパネル側に設定した外向部が密接に添接する構造をなしていることが望ましい。
特に、横枠の内向部にパネルの外向部を押し当てるための当たり部を重合部以外の位置に設けておくことが効果的である。
横枠の見え掛かりを良好にするためには、横枠の上下方向の厚み内において、下パネルと重合する内向部および上パネルと重合する内向部を、パネル厚み方向に沿って異なる位置に一部高さ位置が重なるように設けておくことが好ましい。
より端的には、横枠の見付け側となる外壁の上下寸法内において、パネルと重合する内向部および上パネルと重合する内向部を、パネル厚み方向に沿って異なる位置に一部高さ位置が重なるように設けておくようにすれば確実に上記の効果が奏される。
横枠の薄肉化を図るためには、下パネルと重合する内向部に横枠の厚み寸法に近い領域を確保しておくことが望ましい。
上記の構造を利用してパネル脱着時の操作性向上を図るためには、下パネルと横枠の関係において、少なくとも内向部又は外向部の一方が面であり、他方との摺動を通じて重合部がパネル着脱時のガイドを兼ねるようにしておくことが好適である。
特に、内向部又は外向部のいずれか他方を突条としておくことが好都合である。
けんどん方式に適した横枠の薄肉化のためには、横枠と上パネルとの重合が、横枠と下パネルとの重合よりも浅くなるように設定しておくことが好ましい。
横枠の見付け寸法を抑えるためには、パネルに凹部を設けて横枠を収容し、その凹部内で重合構造を実現するようにしておくことが効果的である。
パネルの脱落防止を図りつつ、パネルの連続性を確保し、しかも中抜きを有効に実現するためには、パネルを支柱に爪部材を介して支持させ、パネル間の目地に、上パネルを持ち上げて始めて下パネルの爪部材を支柱から外せるに足る動き代が形成されるようにしておくことが望ましい。
搬送や施工に係る作業効率やコストの見直しのためには、パネルが、面材を上枠及び下枠で支持するように構成し、これらの上枠及び下枠と横枠との間に重合部を形成するようにしておくことが効果的である。
本発明の好適な適用例としては、面材がガラス基材であるものが挙げられる。
本発明は、以上説明した構成であるから、けんどん方式でパネルを着脱するようにしても、パネルの厚み方向の反りを的確に防止することができ、しかもそのための構造によって壁面の連続性の低下につながる横枠の大型化や目地の拡幅を有効に防止して、横枠や目地が目立たず、パネル面に高い連続性が得られるようにした優れた間仕切装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態は、図1に示すように、壁面全体をパネル3で構成するようにした間仕切装置である。
この間仕切装置は、図1及び図2に示すように、オフィスやフロアー等の室内空間を間仕切るべく、床Fに配置した巾木4と天井Cに固定した天井レール5との間に支柱1を立て、支柱1間に横枠2を取り付けて、けんどん方式でパネル3を着脱可能として、一部のパネル3の中抜きを可能とするものである。けんどん方式とは、先ずパネル3を若干傾けて上に位置する横枠2に対し図2に矢印A1で示すように先にパネル3の上縁を差し込み、次にパネル3を鉛直姿勢に保持して下に位置する横枠2に矢印A2で示すようにパネル3の下縁を載せ置くようにして取り付ける方式をいう。
パネル3は、図3及び図4に示すように、面材であるガラス基材31の上下両縁にそれぞれ枠材である上枠32及び下枠33を、また図5及び図6に示すように当該ガラス基板31の左右の側縁にそれぞれ枠材である縦枠34を取り付けたものである。そして、このパネル3を、詳細は後述するが支柱1に設けた掛け止め部11に縦枠34に設けた爪部材35を係り合わせるようにしており、これにより正面側及び裏面側から対をなすパネル3を掛け止めて、全体で両面ガラス構造の間仕切を構成するようにしている。
図7及び図8は最下段に配置されるパネル3と巾木4との係り合いの構造を、図9及び図10は最上段に配置されるパネル3と巾木4との係り合いの構造を示している。上記図2〜図4は横枠2と当該横枠2の上下に隣接するパネル3との係り合いの構造を示したものであり、上記図5及び図6はパネル3を構成する縦枠34の支柱1への取付構造を示したものである。
先ず、図7及び図8等を参照して、最下段に配置されるパネル3と巾木4との係り合いの構造について説明する。巾木4は、床Fに置き敷かれる上向チャネル状の内巾木部材41に図示しないアジャスタを介して上面に凸条42aを有する外巾木枠材42を嵌合させ、この外巾木枠材42の上部に下向溝43aを有する補助取付材43を当該補助取付材43に設けた下向溝43aを前記突条42aに嵌め合わせて固定したもので、この補助取付材43の端部からは立片43bが起立している。これに対して、最下段のパネル3を構成する下枠33は、ガラス基材31の下縁近傍の裏面を保持する裏面保持部33aと、ガラス基材31の下縁の小口を保持する小口保持部33bと、巾木4の上面に垂下する垂下片33c1を有する接地部33cからなり、接地部33cから裏面保持部33aに亘る部位に、ガラス基材31の背後において当該ガラス基材31の下端よりも高い位置にまで巾木4を受容する凹部33xが形成してある。そして、この凹部33xを巾木4に被せるように取り付けることによって、ガラス基材31の下縁を巾木4の側面4aに一部被るように位置づけるようにしている。その際、下枠33の下端から床Fまでの間に極力隙間が残らないようにすべく、ガラス基材31で巾木4の上下方向の過半部(半分以上)を覆い得るように設定している。
次に、図9及び図10等を参照して、最上段に配置されるパネル3と天井レール5との係り合いの構造について説明する。天井レール5は、天井Cに固定される下向チャネル状の外レール部材51の所定位置に部分チャネル状をなす内レール部材52を嵌合させたもので、その内レール部材52の側壁52aは外レール部材51の側壁51aよりも下方にまで垂下させてある。これに対して、最上段のパネル3を構成する上枠32は、ガラス基材31の上縁近傍の裏面を保持する裏面保持部32aと、ガラス基材31の上縁の小口を保持する小口保持部32bと、天井レール5の開口に一部を呑み込ませるようにして係り合わせることの可能な立片32c1を有する差し込み部32cとからなり、立片32cから裏面保持部32bに亘る部位に、ガラス基材31の背後において当該ガラス基材31の上端よりも低い位置にまで天井レール5を受容する凹部32xが形成してある。そして、前記立片42cを天井レール5に呑み込ませるように取り付けることによって、ガラス基材31の上端を天井レール5の側面5aに一部被るように位置づけるようにしている。その際、上枠32の上端から天井Cまでの間に極力隙間が残らないようにすべく、ガラス基材31で天井レール5の上下方向の過半部(半分以上)を覆い得るように設定している。
なお、この実施形態のガラス基材31には、2枚のガラス板材31a、31bを貼り合わせた、いわゆる合わせガラスを使用している。そして、これを上枠32や下枠33で支持するにあたり、図7〜図10に示すように両ガラス板材31a、31bの間に内側の板材31aが外側の板材31bに比して大となる段差が設けてある。そして、上枠32及び下枠33の小口保持部32b、33bに設けた凹溝32d、33dに内側のガラス板材31aを嵌め込むと同時に、小口保持部32b、33bのうち凹溝32d、33dの外側に位置する外面32b1,33b1と外側のガラス板材31bの表面3aとを面一となるように設定している。
そして、パネル3を巾木4に取り付けた図7の状態において、凹部33x内には巾木4の立片43bを外側、下枠33の垂下片33c1を内側として両者間にパネル厚み方向の係り合い部Y1が形成され、またパネル3を天井レール5に取り付けた図9の状態において、凹部32x内には天井レール5を構成する内レール部材52の側壁52aを外側、上枠32の立片32cを内側として両者間にパネル厚み方向に重合する係り合い部Yが形成されるようにしている。
また、図3及び図4等を参照して、中間部に配置されるパネル3と当該パネル3の取付先である横枠2との係り合いの構造について説明する。その際、パネル3が図2、図5及び図6に示したように巾方向両側縁を支柱1に掛け止め、パネル3の上下縁をけんどん方式で支柱1、1間に配置した横枠2に沿って取り付けられる点は上述したところである。そして、このようなけんどん方式にも関わらずパネル3の巾方向中央が前方に膨らむことを防止するために、パネル3の上下両縁を横枠2にパネル厚み方向に重合させて、パネル3の厚み方向外側への変形を規制するようにしている。
先ず横枠2は、図3及び図4に示すように全体がほぼ等厚に押出し成型されたもので、支柱1の奥行き寸法Dに合致する奥行き寸法を有し、その奥行き方向の両面に見付け面となる外壁21を有している。これを、構造的に一対の外壁21の中間部間を水平部22を介して連結したものと見なした場合、水平部22の下側には、外壁21,21間に下向きの垂下片23が2箇所に設けられ、それら外壁21と垂下片23との間に3条の溝24a、24b、24aを形成している。一方、水平部22の上方には中央に前記溝24bの溝底を一部深くするための突条25が設けられ、この突条25と外壁21との間に2条の溝26a、26aを形成している。
これに対して、例えば中段に配置されるパネル3を保持する上枠32は、ガラス基材31の上縁近傍の裏面を保持する裏面保持部32pと、ガラス基材31の上縁の小口を保持する小口保持部32qとを有し、ガラス基材31の背後において当該ガラス基材31の上縁よりも低い位置にまで横枠2を受容する凹部32rを形成している。この凹部32rの底壁には、横枠2の溝24bを形成する垂下片23の内向面に対し、これに接触するような外向きの突条32sを有する突片32tが設けてあり、これら垂下片23の内向面と外向きの突条32sとが、上枠32と横枠2とを厚み方向に重合させる本発明の重合部X1を形成している。この重合部X1の重合状態を実効あらしめるべく、上枠32に設けた裏面保持部32pの内向面が横枠2の外壁21の外面に緊密に添接するように設定している。
また、下枠33は、ガラス基材31の下縁近傍の裏面を保持する裏面保持部33pと、ガラス基材31の下縁の小口を保持する小口保持部33qとを有し、ガラス基材31の背後において当該ガラス基材31の下縁よりも高い位置にまで横枠2を受容する凹部33rを形成している。この凹部33rの上壁には、横枠2の外壁21の内向面に接触する外向面33sが設けてあり、これら外壁21の内向面と横枠2の外向面33sとが、下枠33と横枠2とを厚み方向に重合させる本発明の重合部X2を形成している。この重合部X2の重合状態を実効あらしめるべく、下枠33に設けた裏面保持部33pの内向面が横枠2の外壁21の外面に緊密に添接するように設定している。また、外向面33sの奥側は、横枠3の溝26aに嵌まり込んでパネル3を実質的に支持する突条33mになっている。
すなわち、ある位置にある横枠2を水平方向から見た場合、けんどん方式で下パネル3を外すために当該パネル3を持ち上げると、上枠3の立片32tが横枠2の垂下片23の内側を上方へ移動するに伴って、重合部X1は横枠2と上パネル3の下枠33との重合部X2に対して高さ位置が重なる関係に設定してある。しかしながら、パネル厚み方向(図3の紙面左右方向)に沿ってこれらの重合部X1、X2が図示のように互いに変位する位置に設けてあるため、両重合部X1、X2が干渉することが回避されている。換言すると、重合部X1,X2を上下に直列に形成したならば、けんどんに必要な上下のパネル3のストロークを加算した分だけ横枠2が大型化するところ、これらの重合部X1,X2の位置を奥行き方向に分散したことで横枠2の大型化、つまり見付けの大型化が回避され、横枠2が大きくなり見苦しいという横枠2それ自体の外観上の不具合や、横枠2が大きく露出して全面ガラスの連続感がなくなるという横枠2に起因したパネルの外観上の不具合が解消されている。
この場合、下枠33と横枠2との重合部X2が、上枠32と横枠2との重合部X1よりも浅くなるように設定している。下枠33は重合部X2において横枠2に引っ掛かっている状態からけんどんによるパネル抜脱時に重合部X2は外れるだけでよいのに対して、上枠32はパネル抜脱時に一時的に重合部X1の呑み込みがより深くなる必要があるからである。下枠33の外向面33sは裏面保持部33pとの間に横枠2の外壁21を緊密に差し込む溝33t(図4参照)を形成している。
そして、この中段のパネル3の場合も、ガラス基材31を構成する両ガラス板材31a、31bの間に内側が大となる段差を設けていることに対応して、上枠32及び下枠33の小口保持部32q、33qに設けた凹溝32u、33uに内側のガラス板材31aを嵌め込み、小口保持部32q、33qの外面32q1,33q1と外側のガラス板材31bの表面3aとが面一となるように設定している。
さらに、図5及び図6等を参照して、パネル3の縦枠34を支柱1に取り付ける構造について説明する。縦枠34は、ガラス基材31の側縁に沿った裏面を保持する裏面保持部34aと、ガラス基材31の側縁の小口を保持する小口保持部34bと、ガラス基材31の背後において漸次パネル3の幅方向中央に傾斜しつつ支柱1への取付部分を覆う化粧枠部34cとからなるもので、裏面保持部34aと化粧枠部34cとの境界部分に突条34dが設けてあり、この突条34dと裏面保持部34aとの入隅部が支柱1のコーナー部に突き当てられるようにしている。前記突条34dには、偏平な取付用溝34zが形成してある。
そして、支柱1の内面に、平断面略コ字型をなしその側板上部に一対の凸状の掛け止め部11aを有する取付具11を固定し、前述した取付用溝34zの長手方向所定位置に、支柱1側に上下一対の係り合い部35aを持ち出すようにして爪部材35を固定して、爪部材35の係り合い部35aを支柱1の取付部11に設けた掛け止め部11aに正面側及び裏面側から掛け止めることによって、図3等に示すように一対のパネル3を二重構造で支柱1に支持させ得るようにしている。パネル3は背合わせに枠材の内方端同士を突き合わせた状態で配置される。
なお、図3及び図4に示した上枠32及び下枠33にも前記取付溝34zに対応する位置に取付溝32z、33zが設けてあり、取付溝32z、34z間、および取付溝33z、34z間にそれぞれL字状の連結具が差し込まれて、縦枠34と下枠32及び上枠33との連結がなされる。
以上のようにして、例えば中段のパネル3を一対の横枠2、2の間から取り外す際には、図3の状態から先ず図11に矢印A3で示すようにパネル3を持ち上げて上枠32の立片32tを突条32sとともに横枠2の垂下片23の内向面に摺動させつつ当該横枠2の溝24b内に経過的に呑み込ませ、かつ上枠32の溝33t内に横枠2の外壁21を経過的に飲み込ませる。このとき、下枠33の溝33tが横枠2の外壁21の内向面との重合を解除し且つ下枠33の突条33mが横枠2の溝26aから離脱する位置まで移動させる。そして、同図中矢印A4で示すようにパネル3をやや傾けて下枠33を横枠2の外側方に持ち出し、さらに矢印A5で示すようにパネル3を降下させ、上枠32の立片32tを突条32sとともに横枠2の溝24bから離脱させ、かつ上枠32の溝32rから横枠2の外壁21を離脱させれば、パネル3を上下の横枠2,2間から中抜きすることができる。再度パネル3を嵌め込むときには、これと逆の手順に従う。
その際、下パネル3の上縁と上パネル3の下縁との間に存する目地の寸法と、パネル3の爪部材35の係り合い部35aが支柱1に設けた取付具11の掛け止め部11aから外れるための移動寸法との間には次の関係が設定されている。すなわち、図12(a)に示すように上パネル3が所定取付位置にあるときに下パネル3を上方へ移動させた場合、その上縁が上パネル3の下縁に突き当たった段階で爪部材35の係り合い部35aが取付具11の掛け止め部11aから完全には離脱できないためにパネル3を外すことができず、このとき図12(b)に示すように上パネル3を所定取付位置から先に上方に持ち上げておくことにより始めて、爪部材35の係り合い部35aを取付具11の掛け止め部11aから離脱させてパネル3を支柱1から外すに足る動き代が形成されるようにしている。
ここで、パネル3の側縁におけるガラス基材31と縦枠34との取付構造について説明しておく。この実施形態では、ガラス基材31を縦枠34に取り付けるに際して、図5、図6及び図13に示すようにガラス基材31の側縁に沿った裏面31vと縦枠34の裏面保持部34aの前面34a1との間、及び、ガラス基材31の側縁の小口31wと縦枠34の小口保持部34bの内面との間を、それぞれ適宜の素材からなる透明ないし半透明の両面テープT1,T2を介在させて接着している。
ガラス基材31の小口31w側に貼り付ける両面テープT2は、内側のガラス板材31aの小口31wでほぼ終り、外側のガラス板材31bの小口31wには深くは入り込まないように貼り付けられる。そして、その外側のガラス板材31bの小口31wには、小口保持部34bの前面側の内面に設けた微小突条34b1が密接ないし近接して、正面視された場合にテープT2の存在を目隠しするようにしている。縦枠34の小口保持部34bは上枠32や下枠33の小口保持部32b、33bのようにはガラス基材31の前面側に回りこんでおらず、正面視した場合に小口保持部34bの前端面34bxが外側のガラス板31bの表面3aに対して面一な状態となるようにしている。
一方、縦枠34の裏面保持部34aの前面34a1は、ガラス基材31の側縁に近い側にあって当該ガラス基材31の裏面31vに沿った平行面134mと、ガラス基材31の側縁(小口)から離れるにつれて漸次裏面31vから離れる方向に傾斜する傾斜面134nとから構成されており、裏面保持部34aに貼り付けられる両面テープT2は、その平行面134mに主として貼り付けられ、一部が傾斜面134nに差し掛かっている。
この結果、両面テープT1,T2同士はL字型に配置されることとなるが、テープT1,T2の端部同士は縁が切れており、これら両端部と小口保持部34aの入隅部との間には若干隙間が存在している。また、内側のガラス板材31aのコーナー部には面取がしてあり、その面取部分と両テープT1、T2の端部との間にも微小隙間が存在している。勿論、両面テープT1と傾斜面134nとの間にもくさび状の微小隙間が形成されている。
そして、ガラス基材31の裏面31v側に貼り付ける両面テープT1と、小口31w側に取り付けるテープT2とを、ほぼ等幅に設定し、これらのテープT1,T2によってガラス基材31の側縁を縦枠34に分担して接着保持している。
以上のように、本実施形態の間仕切装置は、パネル3の側縁を支柱1に掛け止め、パネル3の上下縁をけんどん方式で支柱1,1間に配置した横枠2に沿って取り付けるようにしたものである。そして、図3及び図4に示したように、横枠2を基準として見た場合、上方に配置されるパネル3の下縁との間および下方に配置されるパネル3の上縁との間に、パネル厚み方向に重合してその外側へのパネルの変形を規制する重合部X1,X2を、当該パネル厚み方向へ変位した位置にそれぞれ設け、少なくともパネル着脱時にこれらの重合部X1,X2の高さ位置が重なるように構成している。
このように、横枠2と上下のパネル3との間で重合部X1,X2を設けることで、特にパネル3の幅方向中央部における反りを有効に防止することができる。そして、それらの重合部X1,X2がパネル厚み方向に互いに変位していることで、重合部の寸法が上下に累積することが回避される。したがって、特に上枠32側の重合部X1においてパネル着脱時に経過的な呑み込み量に対応した深い重合寸法を見込んだとしても、横枠2が大型化することを有効に防止することができる。また、横枠2が薄くなることで横枠2において上下に分断されるパネル3,3間の目地も小さくなる。この結果、本実施形態によると、パネル3をけんどん方式で中抜きできるように構成しても、パネル面の平面度が低下したりパネル間が途切れた印象を与えることを有効に回避して、精度の高い平面及びその平面の連続性を有効に担保することが可能となる。
特に、重合部X1においては横枠2側に設定した内向部である垂下片23の内面にパネル3側に設定した外向部である突条32sが密接に添接する構造をなし、また重合部X2においては横枠2に設定した内向部である外壁21の内面にパネル3側に設定した外向部である外向面33sが密接に添接する構造をなすため、パネル3が外側に反ろうとする動作時に上枠32や下枠33がそれらの重合部X1、X2において横枠2に突き当たるので、パネル3の反り防止を図る上で実効ある重合構造とすることができる。
この場合、横枠2の内向部である垂下片23の内面にパネル3の外向部である突条32sを押し当てるための当たり部として横枠2の外壁21と上枠32の溝32rに臨む裏面保持部32pとの間を接触させており、また横枠2の内向部である外壁21の内面にパネル3の外向面33sを押し当てるための当たり部として当該外壁21と裏面保持部33pとの間を接触させているため、重合部X1、X2においてパネル3の各外向部が横枠2の各内向部にオフセットされることになり、パネル3の変形防止がより実効あるものになる。
そして、横枠2の上下方向の厚み内において、下方のパネル3と重合する内向部となる垂下片23の内面(突条25の内面を含む)および上パネル3と重合する内向部となる外壁21の内面を、パネル厚み方向に沿って異なる位置に一部高さ位置が重なるように設けているので、見付け面となる外壁21側から見たときに横枠2から上下に突出するものがなく、横枠2の見え掛かりを良好にすることができる。
より具体的には、横枠2の見付け側となる外壁21の上下寸法内に収まるようにして上記垂下片23の内面及び外壁21の内面が構成されているので、最も適切に上記の効果を奏することができる。
さらに、下方のパネル3と重合する内向部たる垂下片23の内面には、その内面が臨む溝24bを深くするように設けた突条25の内面を含めて、横枠2の厚み寸法に近い領域が確保してあるので、横枠2を大型化する対策を講じる前に、横枠2内において下方のパネル3の突条32sを立片32tとともに深く呑み込ませるための最大ストロークを確保することができるので、大型化の防止に有効なものとなる。
この場合、下パネル3と横枠2の関係において、横枠2側の内向部が面(垂下片23の内面)であり、パネル3側の外向部との間に摺動状態を確保して重合部X1がパネル着脱時のガイドを兼ねるようにしているので、パネルの変形防止のための構造を、パネル脱着時の操作性向上のためにも利用することができる。
特に、パネル3側の外向部が突条32sであるので、摺動抵抗を極力減らして、軽快な脱着操作に資することができる。勿論、凹凸関係は横枠2側とパネル3側とで逆でもよい。
さらに、本実施形態では、横枠2と上方のパネル3との重合が、横枠2と下方のパネル3との重合よりも浅くなるように設定しているが、けんどん方式による脱着時には先にパネル3の下端が外れ、そのときパネル3の上端の呑み込みは一時的に深くなるため、横枠2を基準に見た場合、上方のパネル3との重合を浅くして、下方のパネル3との重合を十分にとることが理に適っており、かつ上方のパネル3との重合を浅くする分だけ、横枠2の薄肉化を促進することができる。
また、パネル3の上枠32及び下枠33に凹部32r、33rを設けて横枠2を収容し、その凹部32r、33r内で重合構造を実現するようにしているので、上下のパネル3,3間に現われる横枠2の見付け寸法をより小さくして、パネル面の連続性を更に向上させることができる。
さらにまた、パネル3が支柱1に爪部材35を介して支持させてあり、パネル3,3間の目地には、上パネル3を持ち上げて始めて下パネル3の爪部材35を支柱1から外せるに足る動き代が形成されるようにしているので、けんどん方式によるパネル着脱時の動き代を巧妙に確保しつつ、目地を小さくして、パネル面の連続性を高めることができる。
以上を実施する上ではパネル3を一体物にしてパネル3と横枠2との間に重合部を構成することもできるが、本実施形態のパネル3は、面材であるガラス基材31を上枠32及び下枠33で支持するようにしたものであり、これらの上枠32及び下枠33と横枠2との間に重合部X1、X2を形成しているので、面材であるガラス基材31に枠32,33を取り付けない状態で搬送が行えて楽になり、また施工業者が間仕切を施工しガラス業者がガラス基材を嵌め込むという従来ステップを、施工業者のみにて間仕切の施工時に枠32,33を介したガラス基材31の取り付けも含めて全て行うことができ、作業効率やコストの改善を図れる利点が得られる。
とりわけ、本実施形態の面材はガラス基材31であり、光の反射で面精度の低下がはっきり現われるので、中抜き構造であってもパネル3の反りを的確に防止できる効果を得ることは、全面ガラス張りの間仕切を構成する上で極めて有用なものとなり得る。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る間仕切装置を示す斜視図。 同概略的な分解斜視図。 同実施形態における中段部分のパネルと横枠との関係を示す縦断面図。 図3の分解斜視図。 同実施形態におけるパネルの側縁と縦枠の関係並びに支柱への取付構造を示す平断面図。 図5の分解斜視図。 同実施形態におけるパネルの下縁と巾木との関係を示す縦断面図。 図7の分解斜視図。 同実施形態におけるパネルの上縁と天井レールとの関係を示す縦断面図。 図9の分解斜視図。 同実施形態におけるパネルの着脱操作を説明する図。 同実施形態におけるパネル着脱に必要な条件を説明するための図。 同実施形態におけるパネルの側縁と縦枠との取付構造を示す拡大平面図。
符号の説明
1…支柱
2…横枠
3…パネル
31…面材(ガラス基材)
31a、31b…枠材
32…上枠
33…下枠
X1,X2…重合部

Claims (13)

  1. パネルの側縁を支柱に掛け止め、パネルの上下縁をけんどん方式で支柱間に配置した横枠に沿って取り付けるようにし、横枠と上パネルの下縁との間および横枠と下パネルの上縁との間に、パネル厚み方向に重合してその外側へのパネルの変形を規制する重合部を、当該パネル厚み方向へ互いに変位した位置にそれぞれ設け、少なくともパネル着脱時にこれらの重合部の高さ位置が横枠を水平方向から見た場合に重なるように構成したことを特徴とする間仕切装置。
  2. 前記重合部が、横枠側に設定した内向部にパネル側に設定した外向部が密接に添接する構造を各々なす請求項1記載の間仕切装置。
  3. 横枠の内向部にパネルの外向部を押し当てるための当たり部が重合部以外の位置に設けてある請求項2記載の間仕切装置。
  4. 横枠の上下方向の厚み内において、下パネルと重合する内向部および上パネルと重合する内向部を、パネル厚み方向に沿って異なる位置に一部高さ位置が重なるように設けている請求項1〜3記載の間仕切装置。
  5. 横枠の見付け側となる外壁の上下寸法内において、パネルと重合する内向部および上パネルと重合する内向部を、パネル厚み方向に沿って異なる位置に一部高さ位置が重なるように設けている請求項4記載の間仕切装置。
  6. 下パネルと重合する内向部には横枠の厚み寸法に近い領域が確保してある請求項4または5記載の間仕切装置。
  7. 下パネルと横枠の関係において、少なくとも内向部又は外向部の一方が面であり、他方との摺動を通じて重合部がパネル着脱時のガイドを兼ねる請求項4〜6記載の間仕切装置。
  8. 内向部又は外向部のいずれか他方が突条である請求項7記載の間仕切装置。
  9. 横枠と上パネルとの重合が、横枠と下パネルとの重合よりも浅くなるように設定している請求項1〜8記載の間仕切装置。
  10. パネルに凹部を設けて横枠を収容し、その凹部内で重合構造を実現するようにしている請求項1〜9記載の間仕切装置。
  11. パネルが支柱に爪部材を介して支持させてあり、パネル間の目地には、上パネルを持ち上げて始めて下パネルの爪部材を支柱から外せるに足る動き代が形成されるようにしている請求項1〜10記載の間仕切装置。
  12. パネルが、面材を上枠及び下枠で支持するようにしたものであり、これらの上枠及び下枠と横枠との間に重合部を形成している請求項1〜11記載の間仕切装置。
  13. 面材がガラス基材である請求項12記載の間仕切装置。
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