JP6985845B2 - 階段及び階段の組み立て方法 - Google Patents

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Description

本発明は、側板、段板、及び蹴込板を備える階段及び階段の組み立て方法に関する。
従来、2枚の側板と各複数枚の段板及び蹴込板とを備える階段が用いられている。
2枚の側板は、対向する2つの壁面に取り付けられる。側板の一面は壁面に接触し、側板の他面には、複数本の横長の溝と、上端部が横長の溝に連続している複数本の縦長の溝とが階段状に設けられている。横長の溝の後端部は開放されている。段板は、横長の溝に後方から挿入される。段板の下面には、側板に直交する方向に延びる溝が設けられている。側板の縦長の溝の下端部は開放されている。蹴込板は、縦長の溝に下方から挿入され、更に、段板の溝に下方から挿入される。
側板が壁面に取り付けられると、最下段の縦長の溝が床面によって閉鎖されるので、最下段の蹴込板を縦長の溝に下方から挿入することはできない。
そこで、特許文献1では、側板に切除部を設けることが提案されている。切除部は、側板における最下段の横長の溝の下側且つ縦長の溝の後側が切除されたような凹部であり、凹部の後部は開放されている。側板の壁面への取り付け後、溝に蹴込板が挿入されている段板が、切除部に後方から挿入される。切除部は、段板を下側から支える部分及び蹴込板を後側から支える部分を有していないので、段板及び蹴込板の挿入後、支持部材が段板の下面及び蹴込板の後面に接触するようにして切除部に取り付けられる。
支持部材は、階段の前方に向かって高さが減少するクサビ状の部材と、階段の後方に向かって高さが減少する逆クサビ状の部材とを備える。逆クサビ状の部材は、蹴込板の後面に接触し、段板の下面から離隔するようにして床に載置され、切除部の内面にビス留めされる。クサビ状の部材は、段板の下面に接触するようにして逆クサビ状の部材と段板の下面との間に挿入され、切除部の内面にビス留めされる。
特開2011−236577号公報
一般に、段板は水平に配され、蹴込板は段板に垂直に配され、側板は前側から後側に向けて斜め上に延びている。故に、特許文献1に記載の階段の場合、切除部の内面の内、段板の下側且つ蹴込板の後側に位置する部分は直角三角形状をなす。この直角三角形は下向きの鋭角及び後向きの鋭角を有するので、切除部の内面の内、逆クサビ状の部材を切除部の内面に取り付けることができる前後方向の範囲は狭い。この結果、支持部材を切除部の内面に安定して取り付けることができず、段板及び蹴込板を安定して受け止めることができない虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、段板及び蹴込板を安定して受け止めることができる階段及び階段の組み立て方法を提供することにある。
本実施の形態に係る階段は、一面に被挿入部を有し、他面が壁面に接触し、端面の一部が床面に接触しており、前記壁面に取り付けられている側板と、前記被挿入部に挿入されており、前記側板に交差する方向に延びる溝が下面に設けられている最下段の段板と、前記被挿入部及び前記溝に挿入されている蹴込板とを備える階段において、前記被挿入部は凹部であり、前記被挿入部の後部及び下部は開放されており、前記壁面、前記段板の前記下面、前記蹴込板の後面、及び前記床面に接触しており、前記壁面に取り付けられている板受け部材を備えることを特徴とする。
本実施の形態に係る階段は、前記被挿入部は、前後方向に延び、後端部が開放されており、前記段板が挿入されている横長凹部と、上下方向に延び、上端部が前記横長凹部の中途に連続し、下端部が開放されており、前記蹴込板が挿入されている縦長凹部とを有する前記凹部であり、前記側板の前記他面における前記横長凹部の下側且つ前記縦長凹部の後側の部分に、後部及び下部が開放されている開口が設けられており、該開口は前記横長凹部及び前記縦長凹部に連通しており、前記開口を通して前記板受け部材が前記壁面に接触していることを特徴とする。
本実施の形態に係る階段は、前記横長凹部の上下方向の長さは前記段板の厚みよりも短く、前記縦長凹部の前後方向の長さは前記蹴込板の厚みよりも短く、前記板受け部材は板状をなし、前記壁面に接触している一面と、前記段板の前記下面、前記蹴込板の前記後面、及び前記床面に接触している3つの端面とを有することを特徴とする。
本実施の形態に係る階段は、前記板受け部材は、前記壁面に接触している一面と、前記蹴込板の前記後面及び前記床面に接触している2つの端面と、前記段板の前記下面から下方に離隔している他の端面とを有する板状をなし、前記壁面に取り付けられている蹴込板受けと、該蹴込板受けに取り付けられている取り付け部、及び該取り付け部から前記壁面に向けて突出しており、前記段板の前記下面に接触するようにして前記段板の前記下面と前記蹴込板受けの前記他の端面との間に挿入されている挿入部を有する段板受けとを備えることを特徴とする。
本実施の形態に係る階段は、前記板受け部材は、前記壁面に接触している一面と、前記蹴込板の前記後面及び前記床面に接触している2つの端面とを有する板状をなし、前記壁面に取り付けられている蹴込板受けと、該蹴込板受けに取り付けられている第1の取り付け部、及び該第1の取り付け部から前記壁面の側の逆側に向けて突出しており、前記段板の前記下面に取り付けられている第2の取り付け部を有する段板受けとを備えることを特徴とする。
本実施の形態に係る階段の組み立て方法は、一面に被挿入部を有し、他面が壁面に接触し、端面の一部が床面に接触し、前記壁面に取り付けられる側板と、前記被挿入部に挿入され、前記側板に交差する方向に延びる溝が下面に設けられている最下段の段板と、前記被挿入部及び前記溝に挿入される蹴込板とを備える階段を組み立てる方法であって、前記被挿入部が凹部又は開口であり、前記一面に沿い且つ前記端面の前記一部に沿う一方向の一側が開放されている前記側板と、前記段板と、前記蹴込板と、前記段板及び前記蹴込板を受け止めるための板受け部材とを準備し、前記一側が後側になるようにして、前記側板を前記壁面に取り付け、前記側板の取り付け後、前記溝に前記蹴込板が挿入されている前記段板を、前記被挿入部に後方から挿入するか、或いは、前記溝に前記蹴込板が挿入されていない前記段板を前記被挿入部に挿入し、前記溝に前記蹴込板が挿入されていない前記段板を前記被挿入部に挿入した場合、前記蹴込板を前傾させて前記溝に下方から挿入すると共に前記被挿入部に後方から挿入し、前記段板及び前記蹴込板の挿入後、前記板受け部材を、該板受け部材が前記壁面、前記段板の前記下面、前記蹴込板の後面、及び床面に接触するようにして、前記壁面に取り付けることを特徴とする。
本実施の形態に係る階段の組み立て方法は、前記被挿入部は、前記一方向に延び、前記一側が開放されている横長凹部と、前記一面に沿って前記一方向に交差する他方向に延び、前記横長凹部の中途から前記端面の前記一部に亘り、前記一側が開放されている縦長凹部とを有する前記凹部であり、前記横長凹部に前記段板を挿入し、前記縦長凹部に前記蹴込板を挿入し、前記側板の前記他面における前記横長凹部の前記端面の前記一部に近い側且つ前記縦長凹部の前記一側の部分に、前記一側が開放されている開口が設けられており、前記板受け部材を前記壁面に取り付ける場合、前記開口を通して前記板受け部材を前記壁面に接触させることを特徴とする。
本実施の形態に係る階段の組み立て方法は、前記横長凹部の前記他方向の長さは前記段板の厚みよりも短く、前記縦長凹部の前記一方向の長さは前記蹴込板の厚みよりも短く、前記板受け部材は板状をなし、一面、互いに平行な2つの端面、及び該端面に直交する方向の他の端面を有し、前記板受け部材を前記壁面に取り付ける場合、前記板受け部材の前記一面を前記壁面に接触させ、前記板受け部材の前記2つの端面を、前記段板の前記下面及び前記床面に接触させ、前記板受け部材の前記他の端面を、前記蹴込板の前記後面に接触させることを特徴とする。
本実施の形態に係る階段の組み立て方法は、前記板受け部材は、板状をなし、一面、互いに平行な2つの端面、及び該端面に直交する方向の他の端面を有する蹴込板受けと、取り付け部及び該取り付け部から突出している挿入部を有する段板受けとを備え、前記板受け部材を前記壁面に取り付ける場合、前記蹴込板受けの前記一面が前記壁面に接触し、前記蹴込板受けの前記2つの端面の一方及び前記他の端面が前記床面及び前記蹴込板の前記後面に接触し、前記蹴込板受けの前記2つの端面の他方が前記段板の前記下面から下方に離隔するようにして、前記蹴込板受けを前記壁面に取り付け、前記蹴込板受けの取り付け後に、前記挿入部の先端部が前記壁面に向き、前記挿入部が前記段板の前記下面に接触するようにして、前記挿入部を前記段板の前記下面と前記蹴込板受けの前記他方との間に挿入し、前記挿入部の挿入後に、前記取り付け部を前記蹴込板受けに取り付けることを特徴とする。
本実施の形態に係る階段の組み立て方法は、前記板受け部材は、板状をなし、一面及び互いに直交する方向の2つの端面を有する蹴込板受けと、第1の取り付け部及び該第1の取り付け部から突出している第2の取り付け部を有する段板受けとを備え、前記段板を前記横長凹部に挿入する前に、前記第2の取り付け部が前記第1の取り付け部から前記壁面の側の逆側に向けて突出し、前記第1の取り付け部が前記第2の取り付け部から下向きに突出するようにして、前記第2の取り付け部を前記段板の前記下面に取り付け、前記板受け部材を前記壁面に取り付ける場合、前記蹴込板受けの前記一面が前記壁面に接触し、前記蹴込板受けの前記2つの端面が前記床面及び前記蹴込板の前記後面に接触するようにして、前記蹴込板受けを前記壁面に取り付け、前記蹴込板受けの取り付け後に、前記第1の取り付け部を前記蹴込板受けに取り付けることを特徴とする。
本実施の形態にあっては、側板の一面に被挿入部が設けられている。被挿入部の後部は開放されているので、溝に蹴込板が挿入されている段板を、被挿入部に後方から挿入することができる。或いは、先に段板を被挿入部に後方から挿入し、後から蹴込板を段板の溝に下方から挿入すると共に被挿入部に後方から挿入することができる。つまり、側板への段板及び蹴込板の取り付けが容易である上に、階段の組み立ての自由度が高い。
板受け部材は壁面に取り付けられる。壁面は、板受け部材を取り付けることができる前後方向の範囲が広いので、板受け部材を壁面に安定して取り付けることができる。壁面に安定して取り付けられた板受け部材が、段板の下面及び蹴込板の後面に接触することによって、段板の下面及び蹴込板の後面を安定して受け止めることができる。また、段板から板受け部材に加えられた下向きの荷重を、床面で受け止めることができる。
本実施の形態にあっては、被挿入部が有する横長凹部に段板が挿入され、被挿入部が有する縦長凹部に蹴込板が挿入される。開口は、側板の他面における横長凹部の下側且つ縦長凹部の後側の部分に設けられており、側板の開口を通して板受け部材が壁面に接触する。
被挿入部として凹部が側板に設けられるので、段板及び蹴込板が挿入される部分に側板の一部が存在する。故に、側板の機械的強度が大きい。
本実施の形態にあっては、被挿入部が有する横長凹部の上下方向の長さは段板の厚みよりも短く、被挿入部が有する縦長凹部の前後方向の長さは蹴込板の厚みよりも短い。故に、横長凹部は段板よりも下側に突出しておらず、縦長凹部は蹴込板よりも後側に突出していない。従って、板状の板受け部材が、側板に阻害されることなく段板の下面、蹴込板の後面、及び床面に接触することができると共に、開口を通して壁面に接触することができる。
板受け部材は、板受け部材の一面が壁面に接触するようにして壁面に取り付けられるので、板受け部材を壁面に取り付ける場合に板受け部材の姿勢を安定させることができる。
本実施の形態にあっては、板受け部材が、互いに別部材の蹴込板受けと段板受けとを備える。
蹴込板受けは板状をなし、側板の開口を通して壁面に接触すると共に、蹴込板の後面及び床面に接触する。
段板受けは取り付け部及び挿入部を有する。挿入部は蹴込板受けと段板の下面との間に挿入され、段板の下面に接触する。
蹴込板受けと段板の下面との間に挿入部が挿入された後で、取り付け部が蹴込板受けに取り付けられる。故に、例えば各部材の寸法又は配置位置の誤差、或いは床面の不陸等の悪影響によって段板が傾斜することがないよう、取り付け部の蹴込板受けへの取り付け位置を調整することができる。
本実施の形態にあっては、板受け部材が、互いに別部材の蹴込板受けと段板受けとを備える。
蹴込板受けは板状をなし、側板の開口を通して壁面に接触すると共に、蹴込板の後面及び床面に接触する。
段板受けは第1の取り付け部及び第2の取り付け部を有する。段板が側板の横長凹部に挿入される前に、第2の取り付け部は段板の下面に接触し、段板の下面に取り付けられる。
第2の取り付け部材が取り付けられている段板が、側板の横長凹部に挿入された後で、第1の取り付け部が蹴込板受けに取り付けられる。故に、例えば各部材の寸法又は配置位置の誤差、或いは床面の不陸等の悪影響によって段板が傾斜することがないよう、第1の取り付け部の蹴込板受けへの取り付け位置を調整することができる。
また、段板が側板の横長凹部に挿入された後で、第2の取り付け部を段板の下面に取り付ける必要がないので、階段の組み立てが容易である。
本実施の形態の階段及び階段の組み立て方法による場合、段板及び蹴込板を安定して受け止めることができる。
実施の形態1に係る階段を示す側面図である。 図1におけるII−II線による階段の断面図である。 階段が備える側板を示す側面図である。 階段が備える板受け部材を示す側面図である。 実施の形態2に係る階段を示す側面図である。 図5におけるVI−VI線による階段の断面図である。 階段が備える側板及び板受け部材の蹴込板受けを示す側面図である。 板受け部材の段板受けの取り付けを説明するための側面図である。 実施の形態3に係る階段の断面図である。 階段が備える板受け部材の段板受けの取り付けを説明するための側面図である。 実施の形態4に係る階段を示す側面図である。 図11におけるXII−XII線による階段の断面図である。 階段が備える最下段の段板及び蹴込板の取り付けを説明するための側面図である。 階段が備える最下段の段板の取り付けを説明するための側面図である。 階段が備える最下段の蹴込板の取り付けを説明するための側面図である。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態 1.
図1は、実施の形態1に係る階段を示す側面図である。図2は、図1におけるII−II線による階段の断面図である。
図中1は階段であり、階段1は、互いに対向する壁面21,21間に設けられている直階段である。階段1は、2枚の側板3,3、段板41,42、蹴込板43,44、及び2つの板受け部材5,5を備える。
図3は、階段1が備える側板3を示す側面図である。
図1〜図3に示すように、各側板3は、側板3の一面が壁面21に接触するようにして、壁面21に取り付けられている。以下では、側板3の一面/他面を側板3の外面3a/内面3bという。
側板3は、下階側から上階側に傾斜するように(図1及び図3の左下側から右上側に)延びる。側板3は、夫々側板3の長手方向に延びる端面3c,3dを有する。端面3c,3d夫々は互いに平行であり、端面3cは端面3dの上側にある。また、側板3は前端面3e及び下端面3f(端面の一部)を有する。前端面3eは床面22に垂直であり、端面3cに連続している。下端面3fは床面22に接触しており、前端面3eに連続している。階段1の前後方向(図1及び図3の左右方向)は、側板3の内面3bに沿い、且つ下端面3fに沿う一方向であり、階段1の上下方向は、側板3の内面3bに沿って前後方向に交差する他方向である。
側板3の内面3bには、被挿入部31、開口32、横溝33、及び縦溝34が設けられている。
被挿入部31は、横長凹部311及び縦長凹部312を有する。横長凹部311及び縦長凹部312夫々の深さは、側板3の厚みの半分程度である。
横長凹部311は、階段1の前後方向に延びており、端面3dに亘る。横長凹部311の後端部(図1及び図3の右端部)は開放されている。
縦長凹部312は上下方向に延びており、下端面3fに亘る。縦長凹部312の下端部は、床面22によって閉鎖されている。縦長凹部312の上端部は横長凹部311の前端部近傍に連続している。
開口32は、側板3の外面3aにおける横長凹部311の下側且つ縦長凹部312の後側の部分に設けられており、端面3d及び下端面3fに亘る。開口32の後部は開放されている。開口32の下部は床面22によって閉鎖されている。開口32の側板3の外面3a側は壁面21によって閉鎖されている。
横溝33及び縦溝34夫々の深さは、側板3の厚みの半分程度である。
側板3にはN本の横溝33,33,…が設けられている。ただし、NはN≧2の整数である。横溝33は前後方向に延びている。横溝33の後端部は開放されている。
縦溝34の上端部は、横溝33の前端部近傍に連続している。縦溝34は横溝33毎に設けられており、上下方向に延びている。縦溝34の下端部は開放されている。
横溝33,33,…及び縦溝34,34,…は、横長凹部311及び縦長凹部312の上階側に、階段状に並んでいる。縦溝34,34,…の内の最下段の縦溝34は、横長凹部311に交わる。縦溝34,34,…の内の最下段の縦溝34を除く各縦溝34は、縦溝34の上端部が連続している横溝33の一段下の横溝33に交わる。
図1には、図2におけるI−I線による段板41,42及び蹴込板43,44の断面が示されている。
段板41,42及び蹴込板43,44夫々は、一方向に長い矩形状をなす。
段板41は、階段1の最下段の段板である。段板41は、段板41の長手方向が側板3,3の対向方向に沿い、段板41の一面が上向き且つ水平になるようにして、側板3,3間に渡され、側板3,3に取り付けられている。段板41の下面には、段板41の長手方向の全長に亘る溝411が設けられている。
段板41の長手方向の両端部は、側板3,3の横長凹部311,311に挿入されている。段板41の厚みA1は、横長凹部311の上下方向の長さA2より長い。
横長凹部311の内部には、底面(横長凹部311の深さ方向の最奥面)、前端面、上側面、及び下側面がある。横長凹部311の下側面は横長凹部311の前端面と縦長凹部312との間にある。横長凹部311の底面は、段板41の長手方向の一端面に接触している。横長凹部311の前端面、上側面、及び下側面は、段板41の前端面、上面、及び下面に接触している。
蹴込板43は、階段1の最下段の蹴込板である。蹴込板43は、蹴込板43の長手方向が側板3,3の対向方向に沿うようにして、段板41から床面22へ垂下している。蹴込板43の上端部は、溝411に挿入されて、段板41の下面に取り付けられている。蹴込板43の下端面は、床面22に接触している。
蹴込板43の長手方向の両端部は、側板3,3の縦長凹部312,312に挿入されている。蹴込板43の厚みB1は、縦長凹部312の前後方向の長さB2より長い。
縦長凹部312の内部には、底面(縦長凹部312の深さ方向の最奥面)及び前側面がある。縦長凹部312の底面は、蹴込板43の長手方向の一端面に接触している。縦長凹部312の前側面は、蹴込板43の前面に接触している。
以上のような横長凹部311及び縦長凹部312を有する被挿入部31は、溝411に蹴込板43が挿入されている段板41の上面及び前端面、蹴込板43の前面、並びに段板41の前端面と蹴込板43の前面との間に位置する段板41の下面に沿う周縁を有する凹部であり、被挿入部31の後部は開放されている。
階段1は段板42をN枚備える。各段板42は、段板42の長手方向が側板3,3の対向方向に沿い、段板42の一面が上向き且つ水平になるようにして、側板3,3間に渡され、側板3,3に取り付けられている。段板42の下面には、長手方向の全長に亘る溝421が設けられている。
段板42の長手方向の両端部は、側板3,3の横溝33,33に挿入されている。
横溝33の内部には、底面(横溝33の深さ方向の最奥面)、前端面、上側面、下側面、及び傾斜側面がある。横溝33の下側面は横溝33の前端面と縦溝34との間にあり、縦溝34よりも後側には傾斜側面がある。横溝33の傾斜側面は、上側面に対向し、後側ほど下がるように傾斜している。横溝33の底面は、段板42の長手方向の一端面に接触している。横溝33の前端面、上側面、及び下側面は、段板42の前端面、上面、及び下面に接触している。横溝33の傾斜側面と段板42の下側面との間には、図示しないクサビ状の部材が嵌め込まれている。
階段1は蹴込板44をN枚備える。
蹴込板44,44,…の内、最下段の蹴込板44は、段板41と段板41の1段上の段板42との間に配されている。最下段の蹴込板44は、蹴込板44の長手方向が側板3,3の対向方向に沿うようにして、段板42から段板41へ垂下している。蹴込板44の上端部は、溝421に挿入されて、段板42の下面に取り付けられている。蹴込板44の下端部は、段板41の後端面に取り付けられている。
蹴込板44,44,…の内、最下段の蹴込板44を除く各蹴込板44は、隣り合う2枚の段板42,42間に配されている。各蹴込板44は、蹴込板44の長手方向が側板3,3の対向方向に沿い、上階側の段板42から下階側の段板42へ垂下している。蹴込板44の上端部は、溝421に挿入されて、上階側の段板42の下面に取り付けられている。蹴込板44の下端部は、下階側の段板42の後端面に取り付けられている。
各蹴込板44の長手方向の両端部は、側板3,3の縦溝34,34に挿入されている。
縦溝34の内部には、底面(縦溝34の深さ方向の最奥面)、前側面、及び後側面がある。縦溝34の底面は、蹴込板44の長手方向の一端面に接触している。縦溝34の前側面及び後側面は、蹴込板44の前面及び後面に接触している。
図4は、階段1が備える板受け部材5を示す側面図である。
各板受け部材5は矩形板である(図1、図2、及び図4参照)。板受け部材5は、板受け部材5の一面5aが壁面21に接触し、板受け部材5の上端面5b、前端面5c、及び下端面5d(3つの端面)が、段板41の下面、蹴込板43の後面、及び床面22に接触するようにして、壁面21に取り付けられている。板受け部材5は、側板3の開口32を通して壁面21に接触している。
本実施の形態においては、板受け部材5の厚みは側板3の厚みと同程度であり、横長凹部311及び縦長凹部312夫々の深さは側板3の厚みの半分程度なので、板受け部材5の上端面5b及び前端面5cは、板受け部材5の厚みの半分程度が段板41の下面及び蹴込板43の後面に接触している。
板受け部材5の上下長さC1は、床面22から段板41の下面までの高さC2と同程度であり、板受け部材5の前後長さD1は、蹴込板43の後面から段板41の後端面までの長さD2以上(図中D1=D2)である。
なお、板受け部材5は矩形状又は板状に限定されない。板受け部材5は、壁面21、段板41の下面、蹴込板43の後面、及び床面22に接触する4つの面を有しているものであればよく、例えば正八角形板又は直方体でもよい。
次に、階段1の組み立て方法を説明する。
まず、側板3,3が壁面21,21に取り付けられる(図3参照)。
また、蹴込板43の一方の長辺部が段板41の溝411に挿入され、段板41に蹴込板43が取り付けられる。
次に、段板41及び段板41に取り付けられた蹴込板43が、側板3,3の被挿入部31,31に後方から挿入される。このとき、段板41が横長凹部311,311に挿入され、蹴込板43が縦長凹部312,312に挿入される。
次いで、板受け部材5,5が壁面21,21に取り付けられる。各板受け部材5の取り付け時には、板受け部材5は、板受け部材5の一面5a及び下端面5dが壁面21及び床面22に接触するようにして前方へ移動される(図4参照)。板受け部材5の上端面5b及び前端面5cが段板41の下面及び蹴込板43の後面に接触したとき、板受け部材5は壁面21に取り付けられる(図1及び図2参照)。この結果、板受け部材5は側板3の開口32を通して壁面21に接触する。
板受け部材5の壁面21への取り付けは、ネジ又は接着剤等を用いて行なう。
以上のようにして壁面21,21に取り付けられた板受け部材5,5は、段板41を下側から受け止め、蹴込板43を後側から受け止める。
次に、段板41及び蹴込板43が側板3,3に取り付けられる。
段板41及び蹴込板43の取り付け後、段板41の1段上の段板42が、側板3,3の横溝33,33に後方から挿入され、段板42の下面と横溝33,33夫々の傾斜面との間にクサビ状の部材が嵌め込まれて、側板3,3に取り付けられる。また、蹴込板44が側板3,3の縦溝34,34及び段板42の溝421に下方から挿入されて、段板42の下面及び段板41の後端面に取り付けられる。
同様にして、側板3,3に取り付けられた段板42の1段上の段板42が側板3,3に取り付けられる。また、蹴込板44が段板42の下面及び段板42の1段下の段板42の後端面に取り付けられる。
以上のような階段1の場合、溝411に蹴込板43が挿入されている段板41を、側板3,3の被挿入部31,31に後方から挿入することができるので、側板3,3への段板41及び蹴込板43の取り付けが容易である。
被挿入部31は凹部であり、開口ではない。即ち、側板3の段板41及び蹴込板43が挿入される部分に側板3の一部が存在するので、側板3の機械的強度が大きい。
なお、被挿入部31は開口でもよい。この場合、被挿入部31は、横長凹部311及び縦長凹部312夫々が切除されて開口32と一体になったような形状をなす。
板受け部材5,5は壁面21,21に取り付けられる。壁面21,21は、板受け部材5,5を取り付けることができる前後方向の範囲が広いので、板受け部材5,5を壁面21,21に安定して取り付けることができる。
板受け部材5は、板受け部材5の一面5aが壁面21に接触するので、板受け部材5を壁面21に取り付ける場合に板受け部材5の姿勢を安定させることができる。
壁面21,21に安定して取り付けられた板受け部材5,5が、段板41の下面及び蹴込板43の後面に接触することによって、段板41の下面及び蹴込板43の後面を安定して受け止めることができる。また、段板41から板受け部材5,5に加えられた下向きの荷重を、床面22で受け止めることができる。
横長凹部311は段板41よりも下側に突出しておらず、縦長凹部312は蹴込板43よりも後側に突出していない。また、板受け部材5は開口32を通して壁面21に接触する。従って、単純な矩形板である板受け部材5が、側板3に阻害されることなく段板41の下面、蹴込板43の後面、壁面21、及び床面22に接触することができる。
実施の形態 2.
本実施の形態の階段1は、実施の形態1の階段1と略同様の構成である。本実施の形態の階段1は、実施の形態1の階段1と略同様の作用効果を奏する。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図5は、実施の形態2に係る階段1を示す側面図である。
図6は、図5におけるVI−VI線による階段1の断面図である。
実施の形態1の板受け部材5は1枚の矩形板であるが、本実施の形態の板受け部材5は蹴込板受け51及び段板受け52を備える。
図7は、階段1が備える側板3及び板受け部材5の蹴込板受け51を示す側面図である。
各蹴込板受け51は矩形板である(図5〜図7参照)。蹴込板受け51は、蹴込板受け51の一面が壁面21に接触し、蹴込板受け51の前端面51a及び下端面51b(2つの端面)が蹴込板43の後面及び床面22に接触するようにして、壁面21に取り付けられている。蹴込板受け51は、側板3の開口32を通して壁面21に接触している。以下では、蹴込板受け51の一面/他面を蹴込板受け51の外面51c/内面51dという。
蹴込板受け51の上下長さC3は、床面22から段板41の下面までの高さC2よりも短い。故に、蹴込板受け51の上端面51e(他の端面)は段板41の下面から下方に離隔しており、蹴込板受け51の上端面51eと段板41の下面との間に空隙が形成されている。蹴込板受け51の前後長さD3は、蹴込板43の後面から段板41の後端面までの長さD2以上(図中D3=D2)である。
段板受け52は、取り付け部521及び挿入部522を備える。
取り付け部521は細長い矩形板である。
挿入部522は、取り付け部521の2つの長辺部の一方から、取り付け部521の一面に交差する方向に突出している突条である。挿入部522は取り付け部521の全長に亘る。本実施の形態においては、取り付け部521の一面からの挿入部522の突出長さは、側板3の厚みの半分程度である。
以上のような取り付け部521及び挿入部522を備える段板受け52は、長手方向に交差する断面がL字状をなす。
取り付け部521は、取り付け部521の長手方向が前後方向に沿い、挿入部522が壁面21に向けて突出する向きで、蹴込板受け51の内面51dに取り付けられている。
挿入部522は、蹴込板受け51の上端面51e及び段板41の下面に接触するようにして、段板41の下面と蹴込板受け51の上端面51eとの間に挿入されている。
なお、蹴込板受け51は矩形状に限定されない。また、段板受け52はL字状に限定されず、例えば、取り付け部521から挿入部522の突出方向の逆方向に突出する突出部を更に備えるT字状でもよい。
次に、階段1の組み立て方法を説明する。
まず、実施の形態1の場合と同様にして、段板41が横長凹部311,311に挿入され、蹴込板43が縦長凹部312,312に挿入される。
次に、蹴込板受け51,51が壁面21,21に取り付けられる。各蹴込板受け51の取り付け時には、蹴込板受け51は、蹴込板受け51の外面51c及び下端面51bが壁面21及び床面22に接触するようにして前方へ移動され、蹴込板受け51の前端面51aが段板41の蹴込板43の後面に接触したときに、壁面21に取り付けられる(図7参照)。この結果、蹴込板受け51は側板3の開口32を通して壁面21に接触し、蹴込板受け51の上端面51eと段板41の下面との間には空隙が形成される。
蹴込板受け51の壁面21への取り付けは、ネジ又は接着剤等を用いて行なう。
図8は、板受け部材5の段板受け52の取り付けを説明するための側面図である。
蹴込板受け51,51の取り付け後、各蹴込板受け51に段板受け52が取り付けられる。
具体的には、まず、挿入部522の先端部が壁面21に向き、挿入部522が段板41の下面に接触し、取り付け部521が蹴込板受け51の内面51dに接触するようにして、挿入部522が蹴込板受け51の上端面51eと段板41の下面との間の空隙に挿入される。
次に、取り付け部521が蹴込板受け51に取り付けられる。取り付け部521の蹴込板受け51への取り付けは、例えばネジ又は釘等を用いて行なう。
段板受け52が段板41を安定して支持するためには、挿入部522が蹴込板受け51の上端面51e及び段板41の下面の両方に接触していることが望ましい。しかしながら、各部材の寸法又は配置位置の誤差、或いは床面22の不陸等の悪影響によって、挿入部522を蹴込板受け51の上端面51e及び段板41の下面の両方に接触させることができない場合がある。この場合には、段板41の上面が水平に保たれるように挿入部522を段板41の下面に接触させた状態で、取り付け部521を蹴込板受け51に取り付ければよい。段板受け52の上下方向の位置は、挿入部522の挿入の際に調整される。
以上のような階段1の場合、蹴込板受け51,51が壁面21,21に取り付けられる。壁面21,21は、蹴込板受け51,51を取り付けることができる前後方向の範囲が広いので、蹴込板受け51,51を壁面21,21に安定して取り付けることができる。
壁面21,21に安定して取り付けられた蹴込板受け51,51が、蹴込板43の後面に接触することによって、蹴込板43の後面を安定して受け止めることができる。
また、蹴込板受け51,51に取り付けられた段板受け52,52が、段板41の下面に接触することによって、段板41の下面を安定して受け止めることができる。
また、段板41から段板受け52,52に加えられた下向きの荷重を、蹴込板受け51,51を通して、床面22で受け止めることができる。
蹴込板受け51は、蹴込板受け51の外面51cが壁面21に接触するので、蹴込板受け51を壁面21に取り付ける場合に蹴込板受け51の姿勢を安定させることができる。
なお、本実施の形態では板受け部材5が1つの蹴込板受け51を備える構成を例示したが、これに限定されず、板受け部材5は複数の蹴込板受けを備え、これらが前後方向に並置される構成でもよい。
実施の形態 3.
本実施の形態の階段1は、実施の形態2の階段1と略同様の構成である。本実施の形態の階段1は、実施の形態2の階段1と略同様の作用効果を奏する。以下では、実施の形態2との差異について説明し、その他、実施の形態2と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図9は、実施の形態3に係る階段1の断面図である。
実施の形態2の板受け部材5は蹴込板受け51及び段板受け52を備えるが、本実施の形態の板受け部材5は蹴込板受け51及び段板受け53を備える。
蹴込板受け51は、実施の形態1の板受け部材5と同様の構成でもよく、実施の形態2の蹴込板受け51と同様の構成でもよい。つまり、蹴込板受け51の上端面51eは段板41の下面と接触していても接触していなくてもよい。
段板受け53は、取り付け部531(第1の取り付け部)及び取り付け部532(第2の取り付け部)を備える。
取り付け部531,532夫々は矩形板である。取り付け部532は、取り付け部531の一辺から、取り付け部531の一面に交差する方向に突出している。取り付け部531,532は、蹴込板受け51の内面51d及び段板41の下面に取り付けられている。取り付け部531は取り付け部532から下向きに突出している。取り付け部532は、取り付け部531から、蹴込板受け51が取り付けられた壁面21の側の逆側に向けて突出している。
以上のような取り付け部531,532を備える段板受け53は、例えば一般的なL型のブラケットである。
次に、階段1の組み立て方法を説明する。
まず、側板3,3が壁面21,21に取り付けられる。
また、蹴込板43の一方の長辺部が段板41の溝411に挿入され、段板41に蹴込板43が取り付けられる。更に、蹴込板43の下面における長手方向の両端部に、段板受け53,53の取り付け部532,532が取り付けられる。
図10は、階段1が備える板受け部材5の段板受け52の取り付けを説明するための側面図である。
段板41及び段板41に取り付けられた蹴込板43は、側板3,3の被挿入部31,31に後方から挿入される。このとき、段板41が横長凹部311,311に挿入され、蹴込板43が縦長凹部312,312に挿入される。
次に、実施の形態2の場合と同様にして、蹴込板受け51,51が壁面21,21に取り付けられる(図9参照)。
次いで、段板受け53,53の取り付け部531,531が蹴込板受け51,51の外面51c,51cに取り付けられる。各取り付け部531の蹴込板受け51への上下方向の取り付け位置は、段板41の上面が水平に保たれるように調整される。故に、各部材の寸法又は配置位置の誤差、或いは床面22の不陸等の悪影響によって、段板41の上面が傾斜することが抑制される。
取り付け部531,532の蹴込板受け51及び段板41への取り付けは、例えばネジ又は釘等を用いて行なう。
段板41が横長凹部311,311に挿入される前に段板41に段板受け53,53が取り付けられるので、階段1の組み立てが容易である。何故ならば、最下段の段板41と床面22との間の狭い空間において段板41の下面に段板受け53を取り付けるための作業(例えば段板41の下面に上向きにネジを打ち込む作業)を行なう必要がないからである。
なお、段板41が横長凹部311,311に挿入された後で段板41に段板受け53,53が取り付けられてもよい。
以上のような階段1の場合、段板受け53,53が段板41の下面を安定して受け止めることができる。また、段板41から段板受け53,53に加えられた下向きの荷重を、蹴込板受け51,51を通して、床面22で受け止めることができる。
なお、実施の形態2,3においては、横長凹部311が板受け部材5に干渉しない限りにおいて、横長凹部311の上下方向の長さA2が段板41の厚みA1以上であってもよい。
実施の形態 4.
本実施の形態に係る階段は、一面に凹部を有し、他面が壁面に接触し、端面の一部が床面に接触しており、前記壁面に取り付けられている側板と、前記凹部に挿入されており、前記側板に交差する方向に延びる溝が下面に設けられている最下段の段板と、前記凹部及び前記溝に挿入されている蹴込板とを備える階段において、前記凹部の後部は開放されており、前記段板の前記下面及び前記凹部の内面に取り付けられている段板支持部材と、前記床面及び前記段板の後面に接触するようにして前記床面に取り付けられている蹴込板支持部材とを備えることを特徴とする。
本実施の形態に係る階段の組み立て方法は、一面に凹部を有し、他面が壁面に接触し、端面の一部が床面に接触し、前記壁面に取り付けられる側板と、前記凹部に挿入され、前記側板に交差する方向に延びる溝が下面に設けられている最下段の段板と、前記凹部及び前記溝に挿入される蹴込板とを備える階段を組み立てる方法であって、前記凹部が、前記一面に沿い且つ前記端面の前記一部に沿う一方向の一側が開放されている前記側板と、前記段板と、前記蹴込板と、前記段板を支持するための段板支持部材と、前記蹴込板を支持するための蹴込板支持部材とを準備し、前記一側が後側になるようにして、前記側板を前記壁面に取り付け、前記側板の取り付け後、前記下面に前記段板支持部材が取り付けられており、前記溝に前記蹴込板が挿入されている前記段板を、前記凹部に後方から挿入するか、或いは、前記下面に前記段板支持部材が取り付けられており、前記溝に前記蹴込板が挿入されていない前記段板を前記凹部に挿入し、前記溝に前記蹴込板が挿入されていない前記段板を前記凹部に挿入した場合、前記蹴込板を前傾させて前記溝に下方から挿入すると共に前記凹部に後方から挿入し、前記段板の挿入後、前記段板支持部材を前記凹部の内面に取り付け、前記蹴込板の挿入後、前記蹴込板支持部材を前記床面及び前記段板の後面に接触するようにして前記床面に取り付けることを特徴とする。
本実施の形態にあっては、側板の一面に凹部が設けられている。凹部の後部は開放されているので、溝に蹴込板が挿入されている段板を、凹部に後方から挿入することができる。或いは、先に段板を凹部に後方から挿入し、後から蹴込板を段板の溝に下方から挿入すると共に凹部に後方から挿入することができる。つまり、側板への段板及び蹴込板の取り付けが容易である上に、階段の組み立ての自由度が高い。
段板支持部材は凹部の内面に取り付けられる。凹部の内面の内、段板の下面の近傍は、床面の近傍に比べて、段板支持部材を取り付けることができる前後方向の範囲が広いので、段板支持部材を凹部の内面に安定して取り付けることができる。
蹴込板支持部材は床面に取り付けられる。床面は、蹴込板支持部材を取り付けることができる範囲が広いので、蹴込板支持部材を床面に安定して取り付けることができる。
凹部の内面に安定して取り付けられた段板支持部材が、段板の下面に接触し、床面に安定して取り付けられた蹴込板支持部材が蹴込板の後面に接触することによって、段板の下面及び蹴込板の後面を安定して受け止めることができる。また、段板から段板支持部材に加えられた下向きの荷重を、床面で受け止めることができる。
本実施の形態の階段1は、実施の形態1の階段1と略同様の構成である。本実施の形態の階段1は、実施の形態1の階段1と略同様の作用効果を奏する。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図11は、実施の形態4に係る階段1を示す側面図である。
図12は、図11におけるXII−XII線による階段1の断面図である。
本実施の形態の側板3の内面3bには凹部35が設けられており、被挿入部31及び開口32は設けられていない。
凹部35は側板3の端面3d及び下端面3fに亘る。凹部35の後部は開放されており、凹部35の下端部は床面22によって閉鎖されている。凹部35の構成は、実施の形態1の被挿入部31において、横長凹部311の底面が側板3の端面3dに沿う方向に床面22まで延長されたような構成である。
本実施の形態の階段1は、2つの段板支持部材61,61及び蹴込板支持部材62を備え、板受け部材5,5を備えていない。
各段板支持部材61は取り付け部611,612を備える。
段板支持部材61の取り付け部611,612の構成は、実施の形態3の段板受け53の取り付け部531,532の構成と略同様である。ただし、実施の形態3の取り付け部531は蹴込板受け51の内面51dに取り付けられているが、取り付け部611は凹部35の底面(凹部35の深さ方向の最奥面)に取り付けられており、取り付け部612は、取り付け部611から、凹部35の底面の側の逆側に向けて突出している。
蹴込板支持部材62は角材である。蹴込板支持部材62は、蹴込板支持部材62の一側面が床面22に接触し、蹴込板支持部材62の他側面が蹴込板43の後面に接触するようにして、床面22に取り付けられている。
次に、階段1の組み立て方法を説明する。
まず、側板3,3が壁面21,21に取り付けられる。
また、蹴込板43の一方の長辺部が段板41の溝411に挿入され、段板41に蹴込板43が取り付けられる。更に、段板41の下面における長手方向の両端部に、段板支持部材61,61の取り付け部612,612が取り付けられる。
図13は、階段1が備える最下段の段板41及び蹴込板43の取り付けを説明するための側面図である。
段板41及び段板41に取り付けられた蹴込板43は、側板3,3の凹部35,35に後方から挿入される。
次に、段板支持部材61,61の取り付け部611,611が凹部35,35の内面に取り付けられる。各取り付け部611の凹部35の内面への上下方向の取り付け位置は、段板41の上面が水平に保たれるように調整される。故に、各部材の寸法又は配置位置の誤差、或いは床面22の不陸等の悪影響によって、段板41の上面が傾斜することが抑制される。
取り付け部611,612の凹部35の内面及び段板41の下面への取り付けは、例えばネジ又は釘等を用いて行なう。
段板41が凹部35,35に挿入される前に段板41に段板支持部材61,61が取り付けられるので、階段1の組み立てが容易である。
なお、段板41が凹部35,35に挿入された後で段板41に段板支持部材61,61が取り付けられてもよい。
段板支持部材61,61の取り付け後、蹴込板支持部材62の一側面が床面22に接触し、蹴込板支持部材62の他側面が蹴込板43の後面に接触するようにして、蹴込板支持部材62が床面22に取り付けられる(図11及び図12参照)。蹴込板支持部材62の床面22への取り付けは、例えばネジ又は接着剤等を用いて行なう。
以上のような階段1の場合、凹部35,35に取り付けられた段板支持部材61,61が、段板41の下面に接触することによって、段板41の下面を安定して受け止めることができる。
また、段板41から段板支持部材61,61に加えられた下向きの荷重を、凹部35,35を通して、床面22で受け止めることができる。
なお、蹴込板支持部材62の形状、寸法、及び機械的性質等の設計条件は、段板支持部材61の設計条件よりも制約が少ないので、蹴込板支持部材62として、例えば階段1の組み立て現場で生じた端材が利用されてもよい。また、本実施の形態では階段1が1本の蹴込板支持部材62を備える構成を例示したが、これに限定されず、階段1は複数本の蹴込板支持部材を備え、これらが左右方向に並置される構成でもよい。
次に、階段1の他の組み立て方法を説明する。
図14は、階段1が備える最下段の段板41の取り付けを説明するための側面図である。図15は、階段1が備える最下段の蹴込板43の取り付けを説明するための側面図である。
まず、側板3,3が壁面21,21に取り付けられる。
また、段板41の下面における長手方向の両端部に、段板支持部材61,61の取り付け部612,612が取り付けられる。
次いで、段板41が、凹部35,35に後方から挿入される(図14参照)。次に、段板支持部材61,61の取り付け部611,611が、側板3,3の凹部35,35の内面に取り付けられる。
次に、蹴込板43が下方から段板41の溝411に挿入されると共に側板3,3の凹部35,35に後方から挿入される(図15参照)。
次いで、蹴込板支持部材62が床面22に取り付けられる(図11参照)。
ところで、実施の形態1〜3においては、段板41及び蹴込板43が同時的に側板3,3の被挿入部31,31に挿入される場合を例示したが、これに限定されるものではない。
例えば、実施の形態1,2の階段1の場合、まず、段板41が側板3,3の横長凹部311,311に後方から挿入されて側板3,3に仮固定される。次に、蹴込板43が下方から段板41の溝411に挿入されると共に側板3,3の縦長凹部312,312に後方から挿入される。次いで、板受け部材5,5の取り付けが行なわれる。
また、実施の形態3の階段1の場合、段板受け53,53の取り付け部532,532が取り付けられた段板41が、側板3,3の横長凹部311,311に後方から挿入されて側板3,3に仮固定される。次に、蹴込板43が下方から段板41の溝411に挿入されると共に側板3,3の縦長凹部312,312に後方から挿入される。次いで、蹴込板受け51,51が壁面21,21に取り付けられる。次に、段板受け53,53の取り付け部531,531が蹴込板受け51,51の内面51dに取り付けられる。
以上のように、実施の形態1〜4の階段1は、組み立ての自由度が高い。
なお、実施の形態1の側板3が実施の形態4の側板3と同様の構成でもよい。この場合、実施の形態1の板受け部材5は、凹部35の内面、段板41の下面、蹴込板43の後面、及び床面22に接触する第1の部分と、第1の部分に連続し、少なくとも壁面21に接触するようにして壁面21に取り付けられる第2の部分とを有する。このような板受け部材5の形状は、矩形板状の板受け部材5に比べて複雑である。
同様に、実施の形態2,3の側板3が実施の形態4の側板3と同様の構成でもよい。この場合、実施の形態2,3の蹴込板受け51は、凹部35の内面、蹴込板43の後面、及び床面22に接触し、段板41の下面に対向する第1の部分と、第1の部分に連続し、少なくとも壁面21に接触するようにして壁面21に取り付けられる第2の部分とを有する。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
各実施の形態に開示されている構成要件(技術的特徴)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせによって新しい技術的特徴を形成することができる。
21 壁面
22 床面
3 側板
31 被挿入部
311 横長凹部
312 縦長凹部
32 開口
41 段板
411 溝
43 蹴込板
5 板受け部材
51 蹴込板受け
52,53 段板受け
521 取り付け部
522 挿入部
531 取り付け部(第1の取り付け部)
532 取り付け部(第2の取り付け部)

Claims (10)

  1. 一面に被挿入部を有し、他面が壁面に接触し、端面の一部が床面に接触しており、前記壁面に取り付けられている側板と、
    前記被挿入部に挿入されており、前記側板に交差する方向に延びる溝が下面に設けられている最下段の段板と、
    前記被挿入部及び前記溝に挿入されている蹴込板と
    を備える階段において、
    前記被挿入部は凹部であり、
    前記被挿入部の後部及び下部は開放されており、
    前記壁面、前記段板の前記下面、前記蹴込板の後面、及び前記床面に接触しており、前記壁面に取り付けられている板受け部材
    を備えることを特徴とする階段。
  2. 前記被挿入部は、
    前後方向に延び、後端部が開放されており、前記段板が挿入されている横長凹部と、
    上下方向に延び、上端部が前記横長凹部の中途に連続し、下端部が開放されており、前記蹴込板が挿入されている縦長凹部と
    を有する前記凹部であり、
    前記側板の前記他面における前記横長凹部の下側且つ前記縦長凹部の後側の部分に、後部及び下部が開放されている開口が設けられており、
    開口は前記横長凹部及び前記縦長凹部に連通しており、
    前記開口を通して前記板受け部材が前記壁面に接触していることを特徴とする請求項1に記載の階段。
  3. 前記横長凹部の上下方向の長さは前記段板の厚みよりも短く、
    前記縦長凹部の前後方向の長さは前記蹴込板の厚みよりも短く、
    前記板受け部材は板状をなし、前記壁面に接触している一面と、前記段板の前記下面、前記蹴込板の前記後面、及び前記床面に接触している3つの端面とを有することを特徴とする請求項2に記載の階段。
  4. 前記板受け部材は、
    前記壁面に接触している一面と、前記蹴込板の前記後面及び前記床面に接触している2つの端面と、前記段板の前記下面から下方に離隔している他の端面とを有する板状をなし、前記壁面に取り付けられている蹴込板受けと、
    該蹴込板受けに取り付けられている取り付け部、及び該取り付け部から前記壁面に向けて突出しており、前記段板の前記下面に接触するようにして前記段板の前記下面と前記蹴込板受けの前記他の端面との間に挿入されている挿入部を有する段板受けと
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の階段。
  5. 前記板受け部材は、
    前記壁面に接触している一面と、前記蹴込板の前記後面及び前記床面に接触している2つの端面とを有する板状をなし、前記壁面に取り付けられている蹴込板受けと、
    該蹴込板受けに取り付けられている第1の取り付け部、及び該第1の取り付け部から前記壁面の側の逆側に向けて突出しており、前記段板の前記下面に取り付けられている第2の取り付け部を有する段板受けと
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の階段。
  6. 一面に被挿入部を有し、他面が壁面に接触し、端面の一部が床面に接触し、前記壁面に取り付けられる側板と、
    前記被挿入部に挿入され、前記側板に交差する方向に延びる溝が下面に設けられている最下段の段板と、
    前記被挿入部及び前記溝に挿入される蹴込板と
    を備える階段を組み立てる方法であって、
    前記被挿入部が凹部又は開口であり、前記一面に沿い且つ前記端面の前記一部に沿う一方向の一側が開放されている前記側板と、前記段板と、前記蹴込板と、前記段板及び前記蹴込板を受け止めるための板受け部材とを準備し、
    前記一側が後側になるようにして、前記側板を前記壁面に取り付け、
    前記側板の取り付け後、前記溝に前記蹴込板が挿入されている前記段板を、前記被挿入部に後方から挿入するか、或いは、前記溝に前記蹴込板が挿入されていない前記段板を前記被挿入部に挿入し、
    前記溝に前記蹴込板が挿入されていない前記段板を前記被挿入部に挿入した場合、前記蹴込板を前傾させて前記溝に下方から挿入すると共に前記被挿入部に後方から挿入し、
    前記段板及び前記蹴込板の挿入後、前記板受け部材を、該板受け部材が前記壁面、前記段板の前記下面、前記蹴込板の後面、及び床面に接触するようにして、前記壁面に取り付けることを特徴とする階段の組み立て方法。
  7. 前記被挿入部は、
    前記一方向に延び、前記一側が開放されている横長凹部と、
    前記一面に沿って前記一方向に交差する他方向に延び、前記横長凹部の中途から前記端面の前記一部に亘り、前記一側が開放されている縦長凹部と
    を有する前記凹部であり、
    前記横長凹部に前記段板を挿入し、
    前記縦長凹部に前記蹴込板を挿入し、
    前記側板の前記他面における前記横長凹部の前記端面の前記一部に近い側且つ前記縦長凹部の前記一側の部分に、前記一側が開放されている開口が設けられており、
    前記板受け部材を前記壁面に取り付ける場合、前記開口を通して前記板受け部材を前記壁面に接触させることを特徴とする請求項6に記載の階段の組み立て方法。
  8. 前記横長凹部の前記他方向の長さは前記段板の厚みよりも短く、
    前記縦長凹部の前記一方向の長さは前記蹴込板の厚みよりも短く、
    前記板受け部材は板状をなし、一面、互いに平行な2つの端面、及び該端面に直交する方向の他の端面を有し、
    前記板受け部材を前記壁面に取り付ける場合、前記板受け部材の前記一面を前記壁面に接触させ、前記板受け部材の前記2つの端面を、前記段板の前記下面及び前記床面に接触させ、前記板受け部材の前記他の端面を、前記蹴込板の前記後面に接触させることを特徴とする請求項7に記載の階段の組み立て方法。
  9. 前記板受け部材は、
    板状をなし、一面、互いに平行な2つの端面、及び該端面に直交する方向の他の端面を有する蹴込板受けと、
    取り付け部及び該取り付け部から突出している挿入部を有する段板受けと
    を備え、
    前記板受け部材を前記壁面に取り付ける場合、
    前記蹴込板受けの前記一面が前記壁面に接触し、前記蹴込板受けの前記2つの端面の一方及び前記他の端面が前記床面及び前記蹴込板の前記後面に接触し、前記蹴込板受けの前記2つの端面の他方が前記段板の前記下面から下方に離隔するようにして、前記蹴込板受けを前記壁面に取り付け、
    前記蹴込板受けの取り付け後に、前記挿入部の先端部が前記壁面に向き、前記挿入部が前記段板の前記下面に接触するようにして、前記挿入部を前記段板の前記下面と前記蹴込板受けの前記他方との間に挿入し、
    前記挿入部の挿入後に、前記取り付け部を前記蹴込板受けに取り付けることを特徴とする請求項7に記載の階段の組み立て方法。
  10. 前記板受け部材は、
    板状をなし、一面及び互いに直交する方向の2つの端面を有する蹴込板受けと、
    第1の取り付け部及び該第1の取り付け部から突出している第2の取り付け部を有する段板受けと
    を備え、
    前記段板を前記横長凹部に挿入する前に、前記第2の取り付け部が前記第1の取り付け部から前記壁面の側の逆側に向けて突出し、前記第1の取り付け部が前記第2の取り付け部から下向きに突出するようにして、前記第2の取り付け部を前記段板の前記下面に取り付け、
    前記板受け部材を前記壁面に取り付ける場合、
    前記蹴込板受けの前記一面が前記壁面に接触し、前記蹴込板受けの前記2つの端面が前記床面及び前記蹴込板の前記後面に接触するようにして、前記蹴込板受けを前記壁面に取り付け、
    前記蹴込板受けの取り付け後に、前記第1の取り付け部を前記蹴込板受けに取り付けることを特徴とする請求項7に記載の階段の組み立て方法。
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