JP5046266B2 - 検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、しきい値の自動補正(自動ティーチング)をする検出装置に関するものである。
光電センサ等の検出装置は、被検出物(ワーク)の有無による受光量の変化に対して設定された検出用しきい値レベルに基づいて、該ワークの検出を行なっている。検出装置において、投光素子の劣化や周辺温度の変化等による投光量の変化や受光素子の汚れ等の原因により、図7に示すように受光量が変動する。このため、非検出状態の受光量が検出用しきい値レベルを下回り、誤検出をしてしまうことがある。特に、被検出物がガラス等のように、受光量の変化量が小さいワークでは、検出用しきい値レベルが非検出状態の受光量に近いため、受光量が検出用しきい値レベルを下回りやすく、誤検出と成りやすい。
そこで、所定時間内(所定検出回数分)の検出データを蓄積し、当該検出データの平均値に基づいて検出用しきい値レベルを自動的にティーチングする手段をもつ検出装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、検出装置の設置時における受光量の値を保持し、当該受光量の値と任意の時点での受光量の値を比較して、その差が一定値を超えた際に、投受光素子の感度を調整する手段をもつ検出装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平1−237797号公報 特開平3−261219号公報
ところで、上記特許文献1では、所定時間内の検出データ量が膨大になるため、容量の大きな記憶装置が必要となり、コストアップを招く。さらに、ワークの投入間隔が一定ではない、つまり所定期間内の検出回数が一定ではないラインにおいては、平均値が偏る。例えば、所定時間内にワークが一度も通過しない場合、平均値は非検出状態の受光量となる。このため適正な検出用しきい値レベルのティーチングがなされないという問題があった。
また、上記特許文献2では、受光量を一定にするべく投光量を調整するため、その投光量の調整に限度あり、投光量を受光量に合わせることができなくなる場合がある。また、受光量の変動が投光素子の劣化に基づく場合、投光素子における投光量を増加させるために駆動連流を増加させると、投受光素子の寿命を縮めてしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、受光量の変動に応じて検出用しきい値レベルの自動ティーチングをすることができる検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、被検出物の物理量に応じたレベルの検出信号を出力する物理量検出手段と、前記検出信号レベルと検出用しきい値レベルとの比較に基づいて被検出物を判別する判別手段と、前記判別手段の判別動作中における所定期間毎に前記検出信号レベルの最大値及び最小値を抽出する抽出手段と、前記最大値前記最小値の差を演算する演算手段と、前記演算手段によって算出された前記差を、新たな検出用しきい値レベルに設定するしきい値設定手段と、前記差が第1の所定レベル以下であるときは検出用しきい値レベルの更新設定を禁止する禁止手段とを備えたものである。
上記構成によれば、検出信号レベルが変動しても所定期間毎に、該所定期間内の最大値及び最小値に基づいた値で検出用しきい値レベルを更新設定することから、検出信号レベルの変動に応じて検出用しきい値レベルを設定でき、被検出物の誤検出を防ぐことができる。
また、所定期間内の最大値と最小値の差が第1の所定レベル以下であるときは検出用しきい値レベルの更新設定がなされないため、更新される検出用しきい値レベルを非検出状態の検出信号レベルとすることがない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の検出装置において、最新の測定点とその直前数点の測定点のうちいずれかの測定点との検出信号レベルの差を演算する演算手段を備え、前記抽出手段は、当該差が第2の所定レベル以上であるときは、該最新の測定点が前記最大値及び前記最小値の判定対象として抽出しないことを要旨とする。
上記構成によれば、最新の測定点とその直前数点の測定点のうちいずれかの測定点との検出信号レベルの差が第2の所定レベル以上であれば、該最新の測定点は最大値又は最小値になることはないため、検出動作中のノイズによる信号を検出用しきい値レベルの演算から除外できるので、適正な検出用しきい値レベルを演算することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の検出装置において、前記判別手段は、複数の測定点の検出信号レベルの平均値と検出用しきい値レベルとの比較に基づいて被検出物を判別するものであり、最新の測定点とその直前数点の測定点のうちいずれかの測定点との検出信号レベルの差を演算する演算手段を備え、前記抽出手段は、当該差が第2の所定レベル以上であるときは、該最新の測定点から所定回数の測定点を前記最大値及び前記最小値の判定対象として抽出しないことを要旨とする。
上記構成によれば、最新の測定点とその直前数点の測定点のうちいずれかの測定点との検出信号レベルの差が第2の所定レベル以上であれば、該最新の測定点から所定回数の測定点が最大値及び最小値の判定対象から除外されるため、ノイズ等の影響を最小限に抑えることができ、より適正な検出用しきい値レベルを演算することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の検出装置において、最新の測定点とその直前数点の測定点のうちいずれかの測定点との検出信号レベルの差を演算する演算手段を備え、前記抽出手段は、当該差が第3の所定レベル以下であるときは、該最新の測定点を前記最大値及び前記最小値の判定対象として抽出しないことを要旨とする。
上記構成によれば、最新の測定点とその直前数点の測定点のうちいずれかの測定点との検出信号レベルの差が第3の所定レベル以下であれば、該最新の測定点は最大値又は最小値になることはないため、検出動作中の塵等の小さなノイズによる信号を検出用しきい値レベルの演算から除外できるので、適正な検出用しきい値レベルを演算することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の検出装置において、検出用しきい値レベルを更新する第1の所定周期を設定する第1の所定周期設定手段を備えたものである。
上記構成によれば、検出用しきい値レベルを更新する第1の所定周期を、作業者が動作環境、被検出物に応じて変更できるため、目的にあった検出を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の検出装置において、前記しきい値設定手段で検出用しきい値レベルの更新設定がなされたときに、更新された検出用しきい値レベルを外部へ報知する第1報知手段を備えたものである。
上記構成によれば、更新された検出用しきい値レベルは外部へ報知されるので、作業者は検出用しきい値レベルが更新される毎に更新された検出用しきい値レベルを確認することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の検出装置において、前記所定期間毎の検出用しきい値レベルの更新設定が、所定回数以上連続して行われないときに検出用しきい値レベルの更新が行われていないことを、外部へ報知する第2報知手段を備えたものである。
上記構成によれば、検出用しきい値レベルの更新が行われていないことが外部へ報知されるので、作業者は検出用しきい値レベルの更新が連続して行われないことを容易に認識でき、何らかの異常を速やかに認識できる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の検出装置において、前記しきい値設定手段に対して検出用しきい値レベルの更新設定を許可する更新モードと、前記しきい値設定手段に対して検出用しきい値レベルの更新設定を禁止する固定モードと、前記更新設定の許可及び禁止をする制御手段と、前記更新モードと前記固定モードのモード切り替え手段とを備えたものである。
上記の構成によれば、更新モードと固定モードを切り替えることができるので、作業者は必要に応じて検出用しきい値レベルを更新させることと検出用しきい値レベルを固定させることとを選ぶことができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の検出装置において、前記更新モード又は前記固定モードに切り換えられた状態のときに、いずれかのモードであることを外部へ報知する第3報知手段を備えたものである。
上記の構成によれば、更新モード又は固定モードであることが外部へ報知されるので、作業者は更新モード又は固定モードであることが容易に認識でき、例えば更新モードであるときに、検出用しきい値レベルが変動しても異常ではないことがわかる。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の検出装置
において、電源のオフ時に記憶を保持可能であり、前記しきい値設定手段で設定された検出用しきい値レベルを記憶する記憶手段を備え、前記しきい値設定手段は、電源起動時に前記記憶手段に記憶された前記検出用しきい値レベルを、検出用しきい値レベルとして設定することを要旨とする。
上記の構成によれば、前回使用時の検出用しきい値レベルが記憶されているので、作業者によって電源起動時に、毎回検出用しきい値レベルを設定する必要がなく、操作が簡単になる。
請求項11に記載の発明は、請求項5乃至請求項10のいずれか一項に記載の検出装置において、電源のオフ時に記憶を保持可能であり、第1の所定周期設定手段で設定された第1の所定周期を記憶する記憶手段とを備え、前記第1の所定周期設定手段は、電源起動時に前記記憶手段に記憶された前記第1の所定周期を、第1の所定周期として設定することを要旨とする。
上記構成によれば、前回使用時の第1の所定周期が記憶されているので、作業者によって毎回電源起動時に第1の所定周期を設定する必要がなく、操作が簡単になる。
本発明によれば、受光量の変動に応じて検出用しきい値レベルの自動ティーチングをすることが可能な検出装置を提供することができる。
以下、本発明を検出装置としてのファイバセンサに具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のファイバセンサ10の平面図である。ファイバセンサ10のセンサ本体11は、略直方体に形成されるとともに、その上面には、例えば8桁表示可能な表示部としてデジタル表示部12が設置され、デジタル表示部12の一側(図1において左側)に、例えばLED(発光ダイオード)からなる動作表示部13が設置されている。動作表示部13は第3報知手段を構成する。尚、デジタル表示部12には、ファイバセンサ10の備える複数の機能(例えば、検出用しきい値レベルの設定や微調整)が表示される。デジタル表示部12は下4桁を表示するための4つの7セグメントLED14a〜14dからなる第1表示部14と、上4桁を表示するための4つの7セグメントLED15a〜15dからなる第2表示部15とが一列に接続される態様で構成されている。第1表示部14は第1報知手段及び第2報知手段を構成する。
また、センサ本体11の上面にはデジタル表示部12の他側(図1において右側)に一対の三角形状の選択スイッチ16,17が設置されるとともに、選択スイッチ17の他側(図1において右側)に近接して、四角形状の決定スイッチ18が設置されている。選択スイッチ16、17は、それぞれの押圧操作によりデジタル表示部12に表示される機能等を互いに逆方向の順序で切り替えるためのものであり、決定スイッチ18は、その押圧操作によりデジタル表示部12に表示される現在の機能等を決定するためのものである。作業者(ユーザー)により操作されるこれら選択スイッチ16,17及び決定スイッチ18は、操作手段及び設定手段を構成する。
図2はファイバセンサのブロック図である。ファイバセンサ10は、投光素子21を備える投光回路22と、受光素子23を備える受光回路24と、CPU25とを備えて構成される。CPU25内にはメモリ26及びタイマ27が備えられ、CPU25は演算手段、抽出手段、判別手段、しきい値設定手段、禁止手段、第1の所定周期設定手段、第2の所定周期設定手段及びモード切り替え手段を構成し、メモリ26は記憶手段を構成する。投光回路22はCPU25からの出力信号を受けて投光素子21を発光させる。前記発光された光は受光素子23によって光電変換され受光回路24で増幅されて、受光素子23での受光量に応じたレベルの出力信号をCPU25に出力する。
本実施形態では、図1に示すセンサ本体11に接続された投光用ファイバ及び受光用ファイバ(図示略)の先端が順次搬送されるワーク(被検出物)Wの搬送経路(図2の白抜き矢印の方向)の両側に配置されるとともに、該搬送経路と垂直方向に沿って対向するように配置されている。そして、両ファイバを介して形成される投光素子21及び受光素子23間の光路(検出領域)内へのワークWの進入量に応じたレベルの出力信号(アナログ信号)が、受光回路24からCPU25へ出力されるように構成されている。CPU25は、この出力信号をサンプリングした測定点Sの受光信号レベルと所定の検出用しきい値レベルとの大小を比較し、比較結果に応じて反転する検出信号を出力回路28に出力するとともに、動作表示部13を、例えば赤色に点灯させる。
CPU25は、表示回路29を介してデジタル表示部12の7セグメントLED14a〜14d,15a〜15dを駆動しデジタル表示部12に文字、数字、記号を表示するとともに、スイッチ入力回路30を介して選択スイッチ16,17及び決定スイッチ18の操作を検出する。CPU25は、選択スイッチ16,17及び決定スイッチ18の操作に応じて、デジタル表示部12の表示(切り替え表示)を制御する表示制御手段を構成する。
本実施形態では、デジタル表示部12に表示される各機能は、関連するもの同士がまとめられて上層(上位階層)、中層(中位階層)、下層(下位階層)の3層の階層構造に分類されており、選択スイッチ16,17及び決定スイッチ18の操作によって各機能を実行することができる。
具体的には、図3(a)に示すように、上層には、「RUN(ワークWの検出動作を実行する通常検出状態)」、「TEACH(検出用しきい値レベルの設定)」、「ADJ(検出用しきい値レベルの微調整)」、「L/D ON(入光時ON/非入光時ONの設定)」、「TIMER(タイマ動作の設定)」、「PRO(詳細設定)」の各機能が分類されている。図3(b)に示すように、上層の一段下位の層である中層には、「Pro1」〜「Pro5」の各機能が分類されている。また、中層の一段下位の層である下層(図示略)には、「Pro1」〜「Pro5」に対応する各機能が分類されている。
ここで、検出用しきい値レベルの自動ティーチングについて説明する。本実施形態では、上層の「TEACH」、「TIMER」の各機能を選択スイッチ16,17及び決定スイッチ18の操作によって、CPU25に備えられたメモリ26、タイマ27に任意の検出用しきい値レベル、検出用しきい値レベルを更新する第1の所定周期(以下、しきい値更新周期という)を入力する。しきい値更新周期は、検出装置の動作環境に合わせて、例えば5分間といった時間を設定する。前記しきい値更新周期は、選択スイッチ16,17及び決定スイッチ18の操作によって適宜変更可能である。
本実施形態では、CPU25は前記しきい値更新周期毎に、その間にサンプリングした測定点から最大値及び最小値を抽出し、該最大値及び該最小値の間の値(例えば中間値)を新たな検出用しきい値レベルとして、前記しきい値更新周期経過後に更新設定する。この動作をしきい値更新周期毎に行うことにより、図4に示すように受光量の変動に応じた検出用しきい値レベルの自動ティーチングができる。
CPU25は、最大値及び最小値の抽出方法として前記しきい値更新周期内に、受光回路をサンプリングした測定点Sの受光信号レベルと、メモリ26に記憶された最大値及び最小値とを比較する。そして、前記受光信号レベルが前記最大値よりも大きいときは該受光信号レベルにてメモリ26に記憶される最大値を更新し、前記受光信号レベルが前記最小値より小さいときは該受光信号レベルにてメモリ26に記憶される最小値を更新する。この抽出方法によれば、メモリ26に記憶されるデータは2つで済むため、容量の大きなメモリを必要とせず低コスト化を図ることができる。
尚、初期状態では、メモリ26に記憶される最大値及び最小値は、例えば、最大値は0、最小値は9999となっている。またCPU25は、検出装置動作中、前記しきい値更新周期経過後に最大値及び最小値を、例えば新たに更新設定される検出用しきい値レベルと同じ値に設定する。最大値を更新される検出用しきい値レベルにすることにより、受光量が経時的に減少するときでも、しきい値更新周期毎に最大値が更新される。
さらに、CPU25は、前記中間値の演算時に前記最大値及び前記最小値の差を求め、その差が第1の所定レベル以下の場合には検出用しきい値レベルの更新設定を行わない。このため、非検出状態の受光信号レベルを検出用しきい値レベルに設定することはなく、誤設定を防ぐことができる。例えば、塵等が光路を横切って受光信号レベルが変化し、そのレベル変化により最大値と最小値とを決定した場合、検出用しきい値レベルが誤って設定される。このため、第1の所定レベルを、ワークWによる受光信号レベルの変化レベルよりも小さく、塵等による変化レベルよりも大きく設定する。この設定により、検出用しきい値レベルの誤設定を防止することができる。
さらに本実施形態では、CPU25は、受光信号レベルに基づいてノイズが混入しているか否かを判断し、その判断結果に基づいて、ノイズによる受光信号レベルを最大値及び最小値の判定対象として抽出しないようにしている。CPU25は、ノイズの判定を、連続する2つの測定点の受光信号レベルの差により行う。例えば、その時の測定点をSnとし、1つ前の測定点をSn−1とすると、CPU25は測定点Snと測定点Sn−1の受光信号レベルの差を求め、その差が第2の所定レベル(例えば、検出状態の受光信号レベルと、非検出状態の受光信号レベルとの差)より大きいときは、測定点Snをノイズによるものと判断する。そしてCPU25は、そのノイズによる測定点Snを最大値及び最小値の判定対象として抽出しない。このため、適正な検出用しきい値レベルを演算することができ、誤検出を防ぐことができる。
尚、CPU25は、複数(例えば4つ)の測定点の移動平均によって微小レベルのノイズによる誤検出を防止するようにすることもできる。この場合、上記の受光信号レベルの差が第2の所定レベルより大きい測定点は、その後の移動平均の演算結果に影響を与える。このため、影響を受ける複数回(この例では4回)分の演算結果を最大値及び最小値の判定対象として抽出しない。この構成により、ノイズにより検出用しきい値レベルを誤設定することを防止することができる。
本実施形態では、例えば、中層の「Pro4」の一段下位の階層である下層内に、検出用しきい値レベルの更新設定を許可する更新モードと検出用しきい値レベルの更新設定を禁止する固定モードとを選択する機能があり、選択スイッチ16,17及び決定スイッチ18の操作によってそれぞれのモードに設定できる。前記更新モードでは、センサ本体11の上面に設置された動作表示部13が赤色から緑色へ変化し、下4桁を表示する4つの7セグメントLED14a〜14dで変化する検出用しきい値レベルを表示する。また、前記固定モードでは、動作表示部13は赤色のまま変化せず、7セグメントLED14a〜14dは固定された検出用しきい値レベルを表示する。このため、作業者は検出用しきい値レベルの変更を容易に把握することができる。
さらに、前記更新モード時に、検出用しきい値レベルの更新設定が所定回数、例えば3回、行われなかったときは、7セグメントLED14a〜14dに、例えば「ALR(検出用しきい値レベルの更新設定が行われていない警告)」と表示して、検出用しきい値レベルの更新設定が所定回数行われていないことを表示する。このため、作業者は何らかの異常を認識しやすくなる。
また、本実施形態では、前記しきい値更新周期及び上記更新設定された検出用しきい値レベルをメモリ26に記憶する。検出装置の電源投入時に、メモリ26に記憶された前記しきい値更新周期及び前記検出用しきい値レベルを、電源投入時に設定するしきい値更新周期及び検出用しきい値レベルとして設定する。このため、電源投入時に毎回、しきい値更新周期及び検出用しきい値レベルを設定する必要がなく、速やかに検出作業を行える。尚、周辺温度の変化等により投光量が変化して、受光信号レベルが前回使用時と異なった値となったときでも、図6に示すように、検出用しきい値レベルは自動ティーチングされるので問題なく検出作業をすることができる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)CPU25は、所定のしきい値更新周期毎に、その期間内にサンプリングした受光信号レベルの最大値と最小値とに基づいて検出用しきい値レベルを設定するようにした。従って、検出用しきい値レベルがしきい値更新周期毎に自動的に更新設定されるため、図4に示すように受光量が変動しても、検出用しきい値レベルを受光量に追従させることができ、誤検出を防止することができる。更に、本実施形態では検出用しきい値レベルを最大値及び最小値から演算するため、平均値に基づく検出用しきい値レベルの演算と異なり、しきい値更新周期内のワークWの検出回数に依らず受光量の変動に応じた検出用しきい値レベルを設定することができる。
(2)メモリに記憶させるデータ量が最大値及び最小値の2つで良いため、容量の大きなメモリを必要とせず、低コスト化を図ることができる。
(3)検出用しきい値レベルをティーチングするため、投光素子の投光量を調整する方法と異なり、受光量が小さくなったときに追従できる。
(4)投光素子を駆動する電流を大きくしないため、素子の寿命を縮めない。
(5)最大値と最小値の差が第1の所定レベル以下であれば、検出用しきい値レベルの更新設定を行わない。そのため、しきい値更新周期内にワークWが搬送されずしきい値更新周期内の受光信号レベルが非検出状態の受光信号レベルと同程度であっても、検出用しきい値レベルを非検出状態の受光信号レベルと同レベルに更新設定することがなく、誤検出を防ぐことができる。
(6)測定点Snと測定点Sn−1との差が、第2の所定レベル以上であれば測定点Snを最大値及び最小値の判定対象として抽出しない。そのため、図5(a)に示すように通常の受光状態とは異なり、同図(b)に示すようなノイズ等の信号を検出しても、測定点Snが最大値となることはなく受光量の変動に応じた検出用しきい値レベルを演算できる。
(7)測定点Snと測定点Sn−1との差が、第2の所定レベル以上であれば測定点Snの測定点から一定時間の測定点を無効にすることにより、ノイズ等の影響のない測定点を最大値及び最小値の判定対象とすることができる。そのため、適正な検出用しきい値レベルを演算することができ、誤検出を防ぐことができる。
(8)測定点Snと測定点Sn−1との差が、第3の所定レベル以下であれば測定点Snを最大値及び最小値の判定対象として抽出しない。そのため、塵等が検出領域に混入しても検出することなく、ワークWのみを検出することができ、誤検出を防ぐことができる。
(9)固定モードにした状態では、例えばクリーンルームのように、投受光素子の汚れによる受光信号レベルの変動がほとんどない場合に、作業者の設定した検出用しきい値レベルで検出を続けることができる。
(10)更新モード又は固定モードの状態では、動作表示部13の表示が異なるため、作業者は容易に更新モード又は固定モードであることを認識でき、さらに第1表示部14に現在の検出用しきい値レベルが表示されるため、作業者は現在の検出用しきい値レベルを把握することが可能となる。
(11)更新モードにした状態で、検出用しきい値レベルの更新設定が所定回数行われなかったときには、そのことが第1表示部14に表示されるため、作業者が何らかの異常を認識しやすくなる。
(12)本実施形態では、更新設定された検出用しきい値レベルとタイマ27に入力されたしきい値更新周期をメモリ26で記憶する。そのため、検出装置の電源投入時に記憶された前記検出用しきい値レベル及び前記しきい値更新周期で作業が行えるので、再度検出用しきい値レベル及びしきい値更新周期を設定する必要がない。尚、周辺温度の変化等により投光量が変化して、受光信号レベルが前回使用時と異なった値となったときでも、図6に示すように、検出用しきい値レベルは自動ティーチングされるので問題なく検出作業を行える。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、最大値及び最小値を基にして演算する検出用しきい値レベルは、中間値に限らず、最大値と最小値の範囲内の数値であればよい。
・上記実施形態において、しきい値更新周期は5分以下でも5分以上でもよく、また時間に限らず、ワークWの検出回数でもよい。
・上記実施形態において、第2の所定レベルは検出状態の受光信号レベルと非検出状態の受光信号レベルとの差に限らず、本検出装置の初期状態での非検出状態の受光信号レベルとしてもよい。
・上記実施形態において、最大値及び最小値の差を求める代わりに、測定点Snと測定点Sn−1との差を求め、その差が第1の所定レベル以下の場合に検出用しきい値レベルの更新設定を行わず、誤設定を防ぐ構成にしてもよい。
・上記実施形態において、所定回数以上連続して検出用しきい値レベルの更新が行われていないことを外部へ報知する手段は、デジタル表示部12に「ALR」と表示することに限らず、警告音を発してもよい。
・上記実施形態において、物体の検出に用いる物理量として、光以外に、磁気、熱、超音波、圧力等を採用することもできる。
・上記実施形態において、更新モード及び固定モードの切り替え手段は、デジタル表示部12に表示される機能の操作に限らず、ロータリーエンコーダ、レバーの切り替え等を採用してもよい。
・上記実施形態において、デジタル表示部12に表示される各機能の階層構造は、2層又は4層以上であってもよい。
・上記実施形態において、メモリ26及びタイマ27はCPU25内に備えられず、それぞれ単独でファイバセンサ10に設置されてもよい。
・上記実施形態において、デジタル表示部12の第1及び第2表示部14,15の各桁数は4桁に限定されるものではない。
・上記実施形態において、デジタル表示部12は、液晶による7セグメント、マトリックス状の液晶表示装置で表示させてもよい。
・上記実施形態において、選択スイッチ16,17及び決定スイッチ18の機能を一体化したジョグスイッチ(登録商標)を採用してもよい。
実施形態の検出装置を示す平面図。 検出装置の電気的構成を示すブロック図。 (a)(b)は機能の階層構造を示す説明図。 検出信号レベルの経時的変化と検出用しきい値レベルの変更を示すグラフ。 (a)通常の状態でワークを検出した時の検出信号レベルの変化を示すグラフ、(b)ノイズが混入した状態でワークを検出した時の検出信号レベルの変化を示すグラフ。 電源投入時における動作を示す説明図。 検出信号レベルの経時的変化と検出用しきい値レベルの変更を示すグラフ。
符号の説明
10…ファイバセンサ、13…第3報知手段を構成する動作表示部、14…第1報知手段及び第2報知手段を構成する第1表示部、16,17…第1の所定周期設定手段及び第2の所定周期設定手段を構成する選択スイッチ、18…設定手段を構成する決定スイッチ、23…物理量検出手段を構成する受光素子、24…物理量検出手段を構成する受光回路、25…表示制御手段、演算手段、抽出手段、判別手段、しきい値設定手段、禁止手段、第1の所定周期設定手段、第2の所定周期設定手段及びモード切り替え手段を構成するCPU、26…記憶手段を構成するメモリ、W…ワーク(被検出物)。

Claims (11)

  1. 被検出物を検出するための物理量に応じた検出信号レベルを出力する物理量検出手段と、
    前記検出信号レベルと検出用しきい値レベルとの比較に基づいて被検出物を判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別動作中における所定期間毎に前記検出信号レベルの最大値及び最小値を抽出する抽出手段と、
    前記最大値前記最小値の差を演算する演算手段と、
    前記演算手段によって算出された前記差を、新たな検出用しきい値レベルに設定するしきい値設定手段と、
    前記差が第1の所定レベル以下であるときは検出用しきい値レベルの更新設定を禁止する禁止手段と、
    を備えることを特徴とする検出装置。
  2. 最新の測定点とその直前数点の測定点のうちいずれかの測定点との検出信号レベルの差を演算する演算手段を備え、
    前記抽出手段は、当該差が第2の所定レベル以上であるときは、該最新の測定点を前記最大値及び前記最小値の判定対象として抽出しないことを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記判別手段は、複数の測定点の検出信号レベルの平均値と検出用しきい値レベルとの比較に基づいて被検出物を判別するものであり、
    最新の測定点とその直前数点の測定点のうちいずれかの測定点との検出信号レベルの差を演算する演算手段を備え、
    前記抽出手段は、当該差が第2の所定レベル以上であるときは、該最新の測定点から所定回数の測定点を前記最大値及び前記最小値の判定対象として抽出しないことを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  4. 最新の測定点とその直前数点の測定点のうちいずれかの測定点との検出信号レベルの差を演算する演算手段を備え、
    前記抽出手段は、当該差が第3の所定レベル以下であるときは、該最新の測定点を前記最大値及び前記最小値の判定対象として抽出しないことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の検出装置。
  5. 検出用しきい値レベルを更新する第1の所定周期を設定する第1の所定周期設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の検出装置。
  6. 前記しきい値設定手段で検出用しきい値レベルの更新設定がなされたときに、更新された検出用しきい値レベルを外部へ報知する第1報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の検出装置。
  7. 前記所定期間毎の検出用しきい値レベルの更新設定が、所定回数以上連続して行われないときに検出用しきい値レベルの更新が行われていないことを外部へ報知する第2報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の検出装置。
  8. 前記しきい値設定手段に対して検出用しきい値レベルの更新設定を許可する更新モードと、
    前記しきい値設定手段に対して検出用しきい値レベルの更新設定を禁止する固定モードと、
    前記更新設定の許可及び禁止をする制御手段と、
    前記更新モードと前記固定モードのモード切り替え手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の検出装置。
  9. 前記更新モード又は前記固定モードに切り換えられた状態のときに、いずれかのモードであることを外部へ報知する第3報知手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の検出装置。
  10. 電源のオフ時に記憶を保持可能であり、前記しきい値設定手段で設定された検出用しきい値レベルを記憶する記憶手段を備え、
    前記しきい値設定手段は、電源起動時に前記記憶手段に記憶された前記検出用しきい値レベルを、検出用しきい値レベルとして設定することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の検出装置。
  11. 電源のオフ時に記憶を保持可能であり、第1の所定周期設定手段で設定された第1の所定周期を記憶する記憶手段とを備え、
    前記第1の所定周期設定手段は、電源起動時に前記記憶手段に記憶された前記第1の所定周期を、第1の所定周期として設定することを特徴とする請求項5乃至請求項10のいずれか一項に記載の検出装置。
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