JP5040976B2 - マイクロポンプ、チューブユニット、制御ユニット - Google Patents
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Description
イクロポンプとマイクロポンプを構成するチューブユニット及び制御ユニットに関する。
より輸液する輸液ポンプにおいて、設定された輸液流量に応じて被輸送液体をチューブの
押し潰し位置を順次移動するように圧閉して輸液するチューブ押圧手段と、チューブ押圧
手段を駆動するモータを含む駆動手段と、駆動手段を制御するための制御手段とからなる
輸液ポンプというものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
の蠕動ポンプ部に挿着して、設定流量に応じたパルス周波数をモータ駆動回路に供給して
モータの駆動軸の回転速度を制御し、輸液流量の管理をしている。
ーブ個々の内径のばらつきに起因する輸液量のばらつきが発生し、特に微量輸液を行う場
合にはチューブ内径のばらつきは無視できない。
ーブとポンプとの間に認証手段がないために、装着対応チューブを間違えて装着すること
が予想され、液体が治療用薬液の場合には、その間違いは許されない。
ンプとチューブの組み合わせを固定することが考えられるが、このようにすれば、都度、
輸液ポンプとチューブを装着した状態で交換しなければならずランニングコストが高くな
るという課題も予測される。
、ユーザーが携帯可能、あるいは他の機器装置に搭載するような小型サイズにするような
形態では、チューブの交換や装着が困難になるということも考えられる。
ると共に、装着対応チューブを間違えて装着することを防止し、且つ、ランニングコスト
を低減するマイクロポンプを提供することである。
蠕動駆動方式のマイクロポンプであって、少なくとも前記チューブと、前記チューブを固
定保持するためのチューブ案内枠と、チューブ個別データを格納するチューブ個別データ
保持部とを有するチューブユニットと、少なくとも前記チューブを押圧する押圧機構部を
伝達機構部を介して駆動するモータの駆動制御を行う制御回路部と、前記チューブ個別デ
ータを読取り、データ処理を行うチューブ個別データ処理部とを有し、前記チューブユニ
ットと着脱自在な制御ユニットと、前記制御ユニットに電力を供給する電源と、前記チュ
ーブユニットが前記制御ユニットに装着されたことを検出すると共に、前記チューブ個別
データを読出し、前記制御ユニットに書き込むリーダー/ライタ装置と、を備え、前記チ
ューブ個別データに基づき駆動されること特徴とする。
るため、仮にリザーバ内の流体が無くなって交換するような場合、制御回路部及びチュー
ブ個別データ処理部等を含む制御ユニットよりも安価なチューブユニットのみを交換する
ことによりランニングコストを低減することができる。
ることによりチューブの内径が変化したり、チューブが劣化したりすることが考えられる
が、チューブを含むチューブユニットを廃却(つまり、使い捨て)にすることで、所定範
囲内の内径と弾性を有するチューブを低コストで交換することができる。
るという効果もある。
(記憶)し、リーダー/ライタ装置により、チューブ個別データを読取り、制御ユニット
に書き込み、チューブ個別データに基づきモータの駆動制御を行うため、チューブ毎に対
応した高精度な流体輸送量を有するマイクロポンプを実現できる。
を検出し、駆動対応のチューブに対応するチューブ個別データを制御ユニットに書き込む
ため、チューブユニットの装着間違いを防止することができる。
きを補正するためのデータであることが好ましい。
の内径または蠕動駆動部のチューブ内容量のばらつき等によるものがある。従って、この
チューブ個別データを制御ユニットで読取り、このチューブ個別データに基づきモータの
駆動制御を行うため、チューブ毎の個体差に対応した高精度な流体輸送量を有するマイク
ロポンプを実現できる。
ムを表示する表示部と、少なくとも前記チューブ個別データと前記流体の吐出プログラム
とを入力する操作部と、をさらに備えていることが好ましい。
ここで、吐出プログラムとしては、例えば、流体の吐出速度、吐出時間等が含まれる。
また、表示部における表示内容としては、例えば、チューブ個別データの値、吐出プロ
グラムの設定内容、吐出状況、警告表示等が含まれる。
ットよりも高価なものとなる。従って、制御ユニットよりも安価なチューブユニットのみ
を交換することによりランニングコストを低減することができる。
ムを表示する表示部と、前記制御ユニットを操作するための操作部と、をさらに備え、前
記電源が、前記制御ユニットに備えられていることが好ましい。
際、チューブ個別データ保持部からチューブ個別データ処理部に入力されるが、万一、チ
ューブ個別データ保持部からチューブ個別データ処理部への入力ができなかった場合にお
いても、操作部からも入力できるようにすることで、チューブ個別データに基づきマイク
ロポンプを使用することができる。
ここで、電源としては特に限定するものではないが、例えば、コイン型またはボタン型
の小型電池が用いられる。
池も含め、チューブユニット交換時に電池交換ができることから、使用途中で電池切れ等
の不具合を防止することができる。
いることが好ましい。
別データ保持部とから構成され、可動部が制御ユニットに含まれる。この構成は、チュー
ブユニットが可動部を有しない簡素な構成となり、より一層ランニングコストを低減する
ことができる。また、チューブユニットの制御ユニットに対する着脱作業もより簡単に行
うことができるという効果がある。
機構部と前記モータとを備えていることが好ましい。
から、チューブと押圧機構部との相対的な位置ずれを抑制でき、チューブに正確な蠕動運
動を伝達することができる。
えていることが好ましい。
モータとが分離されない構造となるため、ユーザーによるチューブユニットの制御ユニッ
トへの着脱作業において、駆動部間それぞれの係合に関わる不具合や組立性を低下するこ
とがない。
化と省電力化のためにウオッチサイズのステップモータを採用している。従って、モータ
の高負荷駆動に配慮して、チューブユニットの交換時期にモータも交換することが可能で
あり、信頼性を高めることができる。
出側に向かって順次押圧する回転カムからなり、前記回転カムが、中心軸に軸止される第
1カムと前記中心軸に軸支される第2カムとから構成され、前記第2カムは、前記チュー
ブが前記押圧部材から開放されている位置から押圧可能な位置に移動可能であることが好
ましい。
圧(押し潰し)し続けていると、弾性が失われ変形することが考えられる。従って、マイ
クロポンプを使用する前では、第2カムを、チューブが押圧部材から開放されている位置
とし、駆動開始してから押圧可能な位置に移動するため、押圧部材によってチューブの同
じ場所を長期間にわたって押圧(押し潰し)し続けていることに起因するチューブの変形
を防止することができる。
チューブ個別データを前記チューブ個別データ処理部に送信する送受信制御回路部と無線
用アンテナと、前記チューブ個別データ処理部に設けられ、前記チューブユニットが前記
制御ユニットに装着されたときに前記チューブ個別データを受信し、データ処理を行う送
受信・データ処理部と無線用アンテナと、からなることが好ましい。
成としては、例えば、RFID(Radio Frequency Identific
atin)タグ(以降、ICタグと表す)が代表され、チューブ個別データ処理部が有す
る送受信・データ処理部と無線用アンテナの構成としては、例えば、RFIDリーダー(
以降、単にリーダーと表す)が代表される。
無線通信によってチューブ個別データ処理部のリーダーで読取り、書き込むことにより、
チューブユニットと制御ユニット間の接続構造を簡素化することができる。
ることが可能であり、チューブユニット組立後にチューブ個別データを入力することがで
きる。
さらに、ICタグは薄型化が可能であり、チューブユニットを薄型化することができる
という効果がある。
チューブ個別データを記憶する記憶回路と、前記チューブ個別データ処理部に設けられ、
前記記憶回路に記憶された前記チューブ個別データを読取る読出し回路部とチューブ個別
データを処理するデータ処理部と前記チューブユニットが前記制御ユニットに装着された
ときに前記記憶回路に接続する入出力端子とを備えていることが好ましい。
ここで、記憶回路としては、例えば、不揮発性メモリを採用することができる。
子を介して制御ユニットに取り込むことができる。従って、チューブ個別データの入力を
確実に行える他、入出力端子を付加すること以外に読出し回路部及び処理部の構成を簡素
化することができる。
チューブ個別データを表示するチューブ個別データ表示部と、前記チューブ個別データ処
理部に設けられ前記チューブユニットが前記制御ユニットに装着されたときに前記チュー
ブ個別データを光学的に読取り、データ処理を行う読取り/処理装置とを備えていること
が望ましい。
ここで、チューブ個別データ表示部としては、例えば、バーコードがあり、読取り装置
としてはバーコードリーダーがある。
ールをチューブユニットに貼着すればよいので、チューブ個別データ表示部の占有厚さは
ほとんど増加しない。またバーコードリーダーとしては一般的な構成のものを使用するこ
とができる。
輸送する蠕動駆動方式のマイクロポンプの駆動制御を行う制御ユニットと着脱自在なチュ
ーブユニットであって、前記チューブユニットが、前記チューブと前記チューブを固定保
持するためのチューブ案内枠とチューブ個別データを格納するチューブ個別データ保持部
と、を備えていることを特徴とする。
してもよく、前記チューブを押圧する押圧機構部とモータと、モータの回転を前記押圧機
構部に伝達する伝達機構部と、をさらに備える構造としてもよい。
してのコスト低減を可能にする。チューブユニットの構成は、上述したような構成要素の
組み合わせとすることができ、ユーザーの使用形態にあわせて選択することができる。
する蠕動駆動方式のマイクロポンプのチューブユニットと着脱自在な制御ユニットであっ
て、前記制御ユニットが、チューブ個別データと流体の吐出プログラムとを表示する表示
部と、前記制御ユニットを操作するための操作部と、モータの駆動制御を行う制御回路部
と、前記チューブユニットが保持するチューブ個別データを読取り、データ処理を行うチ
ューブ個別データ処理部と、を備えていることを特徴とする。
ータの回転を伝達する伝達機構部をさらに備える構造でも、さらに、前記押圧機構部を含
む構造としてもよい。
てのコスト低減を可能にする。制御ユニットの構成は、上述したチューブユニットの構成
に対応して各構成要素の組み合わせによるユニットとすることができ、ユーザーの使用形
態にあわせて選択することができる。
図1〜図8は1実施形態に係るマイクロポンプを示し、図9,10は実施形態2、図1
1,12は実施形態3、図13,14は実施形態4、図15は実施形態5を示している。
なお、以下の説明で参照する図は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際
のものとは異なる模式図である。
(実施形態1)
1のA−A切断面を示す断面図である。図1,2において、マイクロポンプ10は、制御
ユニット200と、制御ユニット200に着脱可能に装着されるチューブユニット100
とから構成されている。また、チューブユニット100には、流体(以降、流体を液体と
して説明する)を収容するリザーバ60が接続チューブ61によってチューブユニット1
00に連通されている。
201が設けられている。載物台201の一部は、厚さ方向に棚状に突出し、その棚状部
202がチューブユニット100と制御ユニット200とのインターフェース部であり、
チューブユニット100は棚状部202に装着される。
機枠12と第3機枠13(図8、参照)との間に装着されており、チューブ50の一部が
制御ユニット200に設けられる押圧機構部90の蠕動運動により圧搾される。
通する接続チューブ61が接続されている。また、他の一端は、チューブユニット100
の外部に突出しており、その先端部が液体の流出口53である。
御ユニット200に設けられるリーダー220とから構成される。ICタグ130は、チ
ューブユニット100の下面側(棚状部202側)に貼着されている。そして、このIC
タグ130に対峙する位置に、送受信・データ処理部と無線用アンテナを有するリーダー
220が制御ユニット200に設けられている。
位置の表面に表示部240と表示・操作部190とが配設されている。図示は省略するが
、表示部240には、英数字にてチューブ個別データの値、吐出プログラム設定内容(複
数の吐出速度、吐出時間等)、吐出状況(吐出/停止表示、現在の吐出速度、吐出経過時
間、累積吐出量等)、警告表示(電源が駆動電圧以下の場合、及びリザーバ60からの液
体供給が無い場合等)が表示される。
よるモード切換えによって選択表示させる。また、表示部240は、表示内容それぞれに
対応する複数の表示部に分割して設ける構造としてもよい。
ッチ231、表示部240の表示内容を切り換える表示モードボタン232、チューブ個
別データ取込みボタン233、液体の吐出スタート及び吐出ストップを行う吐出スタート
/吐出ストップボタン234と吐出プログラムを設定する設定操作部250とから構成さ
れている。なお、設定操作部250はキーボード構成である。これらの操作ボタンの他に
表示内容をリセットするクリアボタンを備えてもよい。
部210に直接入力することができるように構成してもよい。
のシステム全体を制御する制御回路部210と、電源としての電池260とが格納されて
いる。
図3は、実施形態1に係るマイクロポンプの概略構成を表す説明図である。図3におい
て、マイクロポンプ10は、着脱自在なチューブユニット100と制御ユニット200の
二つのユニットによって構成され、これらのユニットは着脱機構部150によって、着脱
可能に装着された状態で駆動し、液体を吐出する。
3機枠13(図8も、参照)とICタグ130とから構成され、接続チューブ61によっ
てリザーバ60と連通している。リザーバ60は、水、食塩水、薬液、油類、芳香液、イ
ンク等の液体、あるいは気体等が収容される容器である。
量等のチューブの個体差による流体の吐出量のばらつきを補正するためのデータであるチ
ューブ個別データが記憶されている。従って、本実施形態では、ICタグ130がチュー
ブ個別データ保持部である。
の基準値に対する補正値、チューブ50による吐出実測値の基準量に対する補正値がある
。
チューブ50の内径は、製造上のばらつきがあり、設計上の内径(基準値)に対しての
差異が生じることに起因する液体の吐出量に差異がでることが予測される。
そこで、使用するチューブ毎の内径を制御ユニットに入力することで、基準値との差異
から所定の吐出量となるように駆動条件が設定される。
、駆動対象のチューブ50の直径の実測値をdとしたとき補正値Rは、R=(d/D)2
で表され、この補正値を入力することで駆動条件を設定する。蠕動部のチューブ内容量も
チューブ内径と同様に扱われる。
極僅かであるが外部に蒸発することが考えられる。従って、他の補正値としてチューブ5
0からの蒸発量の補正値を含む。蒸発量の補正値は、設計上の液体流動と蒸発量の実測値
との比から求める。
識別コード)とを含むことができる。識別コードはチューブユニット毎に設定される。
ータ70と、モータ70の回転を押圧機構部90に伝達する伝達機構部80と、が備えら
れている。さらに、チューブ個別データ処理部として、ICタグ130からチューブ個別
データを受信し、データ処理を行う送受信・データ処理部からなるリーダー220と、マ
イクロポンプ10の全体制御を行う制御回路部210と、表示部240と、操作部230
と電池260とから構成されている。
なお、マイクロポンプ10の駆動機構の構造及び駆動作用については図6〜図8を参照
して後述する。
回路と、入力されたチューブ個別データに基づき単位時間当たりの吐出速度、吐出量等を
演算する演算処理回路、表示部240を駆動するドライバ、吐出時間を制御するタイマー
、操作部230からの入力信号を処理する操作制御回路、電池電圧を制御及びモニタする
電源回路等を含んでいる。
する。
図4は、ICタグとリーダーの構成を示す説明図、図5は作用を示す説明図である。図
4において、ICタグ130は、基板131の表面に設けられる送受信制御回路部として
のICチップ133と、基板131の表面上のICチップ133の周囲に形成される無線
用アンテナ132とから構成される。ICチップ133には、記憶回路(図示せず)を含
み、チューブ個別データが記憶される。チューブ個別データは、書込み器270から無線
通信によって入力されて記憶回路に記憶させておく。あるいは、記憶回路に予め記憶させ
ておいてもよい。
・データ処理回路222とから構成されている。
30とリーダー220との間の通信により検出し、ICチップ133(記憶回路)に記憶
されたチューブ個別データは、近接無線通信によりリーダー220で読み取る。この際、
チューブユニット100と制御ユニット200それぞれに接続端子(図示せず)を設け、
チューブユニット100と制御ユニット200が装着されたことを接続端子にて検出して
出力命令信号をリーダー220から発信し、ICタグ130からチューブ個別データを送
信する。
200に設けられるチューブ個別データ取込みボタン233(図1、参照)を操作し、出
力命令信号をICタグ130に出力する。そして、出力信号の入力に対応してICタグ1
30からチューブ個別データがリーダー220に送信する構成としてもよい。
信すると無線用アンテナ132に電流及び電圧が発生し、記憶回路に記憶されているチュ
ーブ個別データ(記憶情報)を電波に変換してリーダー220に発信する。
0では、チューブ個別データに基づき単位時間当たりの吐出速度及び吐出量等を演算し、
表示部240に表示する。そして、設定操作部250を操作して吐出速度及び吐出時間を
設定する。制御回路部210では、前述した時間当たりの吐出速度に基づきモータ70の
駆動速度を設定する。
すると、設定された駆動速度でモータ70が駆動され、伝達機構部80で減速または増速
されて押圧機構部90を駆動し、押圧機構部90の蠕動運動により、リザーバ60の内部
に収容された液体を流出口53から吐出する。
図6は、本実施形態に係るマイクロポンプの一部を示す平面図であり、図7は、図6の
B−B切断面を示す部分断面図、図8は、図6のC−C切断面を示す部分断面図である。
図8において、マイクロポンプ10は、押圧機構部90に駆動力を伝達する伝達機構部8
0と、液体が流動するチューブ50と、伝達機構部80からの駆動力によって第1カム2
0と第2カム30とからなる回転カムを回転して押圧部材を押圧してチューブ50を流体
の流入側から流出側に順次閉塞しながら流動する蠕動駆動方式のマイクロポンプである。
構部80は、モータ70としてウオッチ用のステップモータを備え、コイルとステータ(
共に図示せず)とステップロータ70aの回転を第1伝達車71、第2伝達車72、第3
伝達車73、第4伝達車74を順次噛合させてカム駆動車76まで伝達する。これらの各
伝達車もウオッチ用の輪列の一部を用いており、伝達機構部80の小型化と薄型化を実現
している。
、第1機枠11と第2機枠14によって回転可能に軸支されている。第1機枠11には、
伝達車軸75が植立されており、筒部が上方(第1カム20、第2カム30が配設される
方向)に突出されている。この伝達車軸75に開設されている貫通孔に第4伝達車74の
筒部が挿通され、第4伝達車74に開設される貫通孔に第2伝達車72の軸部が挿通され
ている。
74の貫通孔によって軸支される。そして、第4伝達車74の回転は、図示しない第5伝
達車を介して中心軸としてのカム駆動車76に伝達される。
される。カム駆動車76は、筒部が、第1カム20及び第2カム30が配設される方向に
突出している。カム駆動車76の軸部上方は、第3機枠13に植立されるカム駆動車支持
軸受78によって軸支される。第3機枠13には、カム駆動車支持軸受78を軸支する穴
が穿設されており、この穴は第3機枠13を貫通せず、カム駆動車支持軸受78の端部は
、第3機枠13によって封止されている。従って、第3機枠13はチューブユニット10
0の上蓋体を構成する。そして、カム駆動車76は、ステップロータ70aの回転を上述
した各伝達車によって所定の回転速度まで減速される。本実施形態では、カム駆動車76
はウオッチの筒車に相当する。
ているために、支持部間の距離が長くなり、カム駆動車76の傾き量を抑制し、後述する
第1カム20及び第2カム30の負荷トルクによって生ずるカム駆動車76の軸部にかか
る側圧を減じている。
、上述した伝達機構部80に重ねて第1機枠11の上面側に配設されている。カム駆動車
76の突出した筒部には、下方から第2カム30、第1カム20の順に挿着されている。
ここで、第2カム30は、カム駆動車76に遊嵌の関係で軸支され、第1カム20はカム
駆動車76と一体で回転するよう軸止されている。
1カム20に開設された孔20aに挿入されている。回転止め軸77は、カム駆動車76
とは離間した位置に配置され(平面位置は、図6参照)、この回転止め軸77を設けるこ
とにより、第1カム20が、カム駆動車76との間において空転してしまうことを防止し
ている。
な状態を表しており、第2カム30に設けられるバネ部33はフリーの状態であるが、図
6に示すように、バネ部33の先端部(摩擦係合部34)と第1カム20との周方向の隙
間は、バネ部33の先端部(摩擦係合部34の周方向先端部)と第1カム20との係合が
解除できる最小の距離としている。これは、第2カム30が衝撃等により第1カム20の
回転より先行したときに、フィンガー押圧部32が、第1カム20のフィンガー押圧部2
1a,21b,21cとのピッチがずれないようにしているためである。
12は、上述した第3機枠13と第1機枠11との間に挟持されており、第3機枠13と
第4機枠12とは、接着剤または溶着によりチューブ50を挟んで一体化されている。
枠と呼称し、チューブ案内枠によりチューブ50を保持固定した状態をチューブユニット
100と呼称する。そして、チューブユニット100以外の構成を総称して制御ユニット
200と呼称している。
が貼着され、また、ICタグ130と対向する位置にリーダー220が配設されている。
ICタグ130の平面方向配設位置は、押圧機構部90及び伝達機構部80の外側方向の
任意の位置とする(図6も参照する)。
図6は、本実施形態に係るマイクロポンプ10の一部を示す平面図である。なお、図6
は、マイクロポンプ10を定常駆動している状態を示し、第3機枠13を上方より透視し
て表している。図6において、押圧機構部90は、カム駆動車76に軸止または軸支され
た第1カム20と第2カム30と、チューブ50と第1カム20及び第2カム30との間
に、カム駆動車76の回転中心Pから放射状に介設された押圧部材としての7本のフィン
ガー40〜46とから構成されている。フィンガー40〜46は、それぞれが等間隔に配
設されている。
部を備え、最外周部にフィンガー押圧部が形成されている。フィンガー押圧部は、3つの
フィンガー押圧部21a〜21cから構成されている。フィンガー押圧部21a〜21c
は、回転中心Pから等距離の同心円上に形成される。フィンガー押圧部21aとフィンガ
ー押圧部21b、及びフィンガー押圧部21bとフィンガー押圧部21cとの周方向ピッ
チと外形形状は等しく形成されている。また、フィンガー押圧部21aとフィンガー押圧
部21cとの間は、フィンガー押圧部21a,21b、またはフィンガー押圧部21b,
21cの周方向ピッチの2倍の間隔を有している。
第2カム30の回転中心と一致)と同心円上に形成される凹部が設けられ、この凹部の底
面は、第2カム30のバネ部33が乗り上げる第2カム載り面25である。上述したフィ
ンガー押圧部21a〜21cは、それぞれ、フィンガー押圧斜面22と、回転中心Pを中
心とする同心円上の円弧部23が連続して形成されている。この円弧部23は、フィンガ
ー40〜46を押圧しない離間した位置に設けられる。
中心Pから延長した直線部24で結ばれている。第1カム20の下部には、第2カム30
がカム駆動車76の軸部に軸支され、カム駆動車76の軸部に対して回転可能に挿着され
る。
同形状のフィンガー押圧部32と、フィンガー押圧斜面22と同形状のフィンガー押圧斜
面31と、を備えている。また、第2カム30は、半島状に突出した弾性部としてのバネ
部33が形成されている。このバネ部33は、回転中心Pに対して同心円上に設けられ、
前述した第1カム20に形成されている凹部(第2カム載り面25)内に収まることがで
きる形状を有している。バネ部33の先端裏側には円柱状の摩擦係合部34が突出してい
る。
れる円弧部23と同じ径の円弧部36と、円弧部36とフィンガー押圧部32とを接続す
る回転中心Pを結ぶ直線部35とが設けられている。
ム駆動車76の軸部に軸止されているため、カム駆動車76の回転と共に矢印R方向に回
転する。第2カム30は、カム駆動車76の軸部とは遊嵌の関係にあるため第1カム20
に追従して回転しないが、第2カム30の端部の第1カム係合部38が、第1カム20の
フィンガー押圧部21cの端部の第2カム係合部26と係合した状態で、第1カム20の
回転力が第2カム係合部26から第1カム係合部38に伝達され、第1カム20と共に回
転し、フィンガー40〜46を押圧可能な状態となる。
面25との係合が解除されており、第1カム20と第2カム30とは、あたかも、4箇所
にフィンガー押圧部21a〜21c,32を備える1個のカムを構成した状態となる。
なお、図示は省略しているが、フィンガー押圧部21a〜21c,32とは、回転中心
Pに対して同心円上に形成され、この同心円で形成されるフィンガー押圧領域に、隣接す
る2本のフィンガーが当接可能な寸法になるように設定されている。
配設されている。チューブ50は、弾性を有し、本実施形態ではシリコン系ゴムによって
形成されている。チューブ50は、第4機枠12に形成されたチューブ案内溝121内に
装着され、一方の端部は、流体が外部に流出される流出口53であり、マイクロポンプ1
0(つまり、チューブユニット100)の外部に突出している。他方の端部は流体が流入
する流入口52であり接続管55に接続され、接続管55の端部が流体を収容するリザー
バ60(図は省略する)に連通している。
て同心円となるように形成されたチューブ案内溝121内に装着されている。チューブ5
0と第1カム20及び第2カム30との間には、フィンガー40〜46が、回転中心Pか
ら放射状に配設される。
挿入されている。フィンガー40〜46は、同じ形状で形成されているので、フィンガー
44を例示して説明する。フィンガー44は、円柱状の軸部44aと、軸部44aの一方
の端部に設けられる鍔部44cと、他方の端部が半球状に丸められた当接部44bと、に
よって構成されている。鍔部44cがチューブ50を押圧する押圧部であり、当接部44
bが第1カム20または第2カム30によって押圧される押圧部である。
図8において、フィンガー44には、鍔部44cと当接部44bとの間に作動溝47が形
成されている。また、フィンガー保持枠16には、作動溝47内の突設する突起部16b
が設けられ、フィンガー44は、突起部16bと作動溝47の軸方向端面が当接する範囲
で軸方向の往復摺動が可能である。
うにしている。
なお、フィンガー保持枠16は弾性を有しており、フィンガー44をフィンガー保持孔
16aに挿入する際には、突起部16bが弾性変形し作動溝47に達したときに元の突起
形状に復帰する。このようにすることで、フィンガー44はフィンガー保持枠16から脱
落しない。
着される。フィンガー保持枠16の装着方法としては、フィンガー保持枠16の底面に突
設した案内ピン16c、16dを第1機枠11に開設された固定用孔に圧入することによ
って行うことができる。
1カム20及び第2カム30によって外側方向に押圧され、チューブ案内溝121のチュ
ーブ案内壁122との間でチューブ50を押圧して液体流動部51を圧搾する。フィンガ
ー40〜46の断面方向の中心位置は、チューブ50の中心と略一致している。
ー40〜46とで構成される押圧機構部90は、制御ユニット200に組み込まれ、チュ
ーブ50と第3機枠13と第4機枠12(つまり、チューブ案内枠)とで構成されるチュ
ーブユニット100との二体構成であり、それぞれのユニットは着脱機構部150を備え
ることで着脱可能な構造である。
第4機枠12の外周部には2箇所に第1機枠11の外周側面に沿って延出されるフック1
2aが設けられている。フック12aの先端部には掛止部12bが形成され、第1機枠1
1に設けられた掛止凹部11aに係合している。
に装着する場合には、フック12aは弾性変形し、掛止部12bが掛止凹部11aに達し
たときに元の形状に復帰することで、チューブユニット100が制御ユニット200に装
着される。また、フック12aを外側に変形させることで、掛止部12bと掛止凹部11
aとの係合を解除し、チューブユニット100を制御ユニット200から取り外すことが
できる。従って、チューブユニット100と制御ユニット200とは、着脱機構部150
を備えることで容易に着脱を可能にしている。
図6において、第2カム30のフィンガー押圧部32でフィンガー44を押圧し、フィン
ガー45は、フィンガー押圧部32とフィンガー押圧斜面31との接合部に当接しており
、チューブ50を閉塞している。また、フィンガー46は、フィンガー押圧斜面31上で
、チューブ50を押圧しているが、フィンガー46はフィンガー44の押圧量より小さく
、チューブ50を完全には閉塞していない。
位置にある。また、フィンガー40は、第1カム20のフィンガー押圧斜面22に当接し
ているが、この位置では、まだチューブ50を閉塞していない。
カム30のフィンガー押圧部32によって、フィンガー45,46の順で押圧してチュー
ブ50を閉塞していく。フィンガー44は、フィンガー押圧部32から解除されチューブ
50は開放される。チューブ50のフィンガーから閉塞が開放される位置またはまだ閉塞
されていない位置には、液体流動部51にリザーバ60から液体が流入している。
,42,43の順に、順次押圧していき、フィンガー押圧部21cに達したときにチュー
ブ50を閉塞する。
このような動作を繰り返すことにより、液体を流入口52側から流出口53側に向かっ
て流動し、流出口53から吐出する(矢印F方向)。
ーのうちの2本が当接し、次のフィンガーを押圧する位置に移動するときには、フィンガ
ーのうちの1本を押圧する。このように、フィンガーを2本押圧する状態と、一本を押圧
する状態と、を繰り返すことにより、少なくとも1本のフィンガーがチューブ50を常時
閉塞している状態を形成する。このことにより、第1カム20及び第2カム30がフィン
ガーを順次押圧していくときに、フィンガーの押圧切換え時においても、必ず1本のフィ
ンガーを押圧してチューブ50を閉塞し、流体の逆流を防止すると共に、流体を連続流動
することを可能にする。
図8では、フィンガー44がチューブ50を閉塞する状態を例示して説明する。図8にお
いて、チューブ50は、第4機枠12に設けられたチューブ案内溝121内に断面方向の
大部分が挿入されて、図8に図示する位置に保持されている(図中、二点鎖線で表す)。
らに、チューブ案内溝121に垂直に設けられるチューブ案内壁122の下部には、チュ
ーブ50が閉塞された際にチューブ50が変形可能な領域となる凹部が形成されている。
大きさの溝と、凹部125に対応する凹部140と、チューブ50が閉塞されて変形可能
な領域となる凹部とが形成されている。チューブ50は、第1カム20または第2カム3
0のチューブ押圧部がフィンガーを押圧していないときには、液体流動部51は閉塞され
ていない(このときのフィンガー44の位置を二点鎖線で表す)。
続いて、フィンガー44が後退してチューブ50の閉塞が開放されると液体流動部51の
形状が復帰する。この際、チューブ50は、第4機枠12の凹部125に部分的に突設さ
れたチューブ案内部123によって、初期の位置(二点鎖線で表す位置)まで確実に復帰
する。
期位置まで復帰することを補助している。このチューブ案内部123は、図6に示すよう
に、フィンガー40の外側近傍、フィンガー41,42の間、フィンガー44,45の間
、フィンガー46の外側近傍の4箇所に設けられ、チューブ50が閉塞位置から開放位置
への確実な復帰を促す。
機構部150によって着脱自在である。従って、リザーバ60内の液体が無くなって交換
するような場合、押圧機構部90、伝達機構部80、モータ70、リーダー220、表示
部240、操作部230、制御回路部210を含む制御ユニット200よりも安価なチュ
ーブユニット100のみを交換することによりランニングコストを低減することができる
。
置を押圧(押し潰し)していると、弾性が失われ変形することが考えられる。従って、マ
イクロポンプ10を使用開始するまでは、第2カム30を、チューブ50がフィンガー4
0〜46から開放されている位置に保持し、駆動を開始してから押圧可能な位置に移動す
るため、長期間にわたって同じ位置を押圧していることに起因するチューブ50の変形を
防止することができる。
中で長期間停止する場合には、チューブ50の内径が変化したり、劣化したりすることが
考えられるが、チューブ50を廃却(つまり、使い捨て)にすることで、適正な内径と弾
性を有するチューブを低コストで交換することができる。
ユーザーであっても交換作業が容易にできるという効果もある。
ューブ50の内径または蠕動部のチューブ内容量とチューブユニット100の識別データ
とを含むチューブ個別データを記憶し、このチューブ個別データをリーダー220で読取
り、このチューブ個別データに基づきモータの駆動制御を行う。このことから、チューブ
の内径毎に対応した高精度な液体の吐出が可能なマイクロポンプを実現できる。
ット100の識別データを制御ユニット200に取り込むため、ユーザーがチューブユニ
ット100の装着間違いをすることを防止できる。
40にてマイクロポンプ10の駆動制御、駆動条件設定、駆動状況を常に確認することが
でき、さらに、必要な条件設定を設定操作部250により容易に設定することができる。
部210に直接入力することができるように構成してもよく、このようにすれば、万一、
チューブ個別データ保持部(ICタグ130)からチューブ個別データ処理部(リーダー
220)への入力ができなかった場合においても、操作部230から制御回路部210に
直接チューブ個別データ入力でき、チューブ個別データに基づきマイクロポンプを使用す
ることができる。
きる。このような構成では、外部のリーダー/ライタ装置で、チューブユニット100と
制御ユニット200とが装着されたことを検出すると共に、ICタグ130内に格納され
るチューブ個別データを読取り、制御ユニット200(チューブ個別データ保持部)にリ
ーダー/ライタ装置にて無線通信手段または有線通信手段を用いて書き込む構成が可能で
ある。
あるいは、制御ユニット200にICタグ130を備え、マイクロポンプ10の外部に
設けられるリーダー/ライタ装置によりチューブ個別データを読取り、無線通信手段を用
いて書き込むという構成も可能である。
いため、チューブユニット100及び制御ユニット200の構成が簡略化できることから
、小型化と、ランニングコストを低減することができる。また、リーダー/ライタ装置分
の消費電力の低減もできる。
(実施形態2)
実施形態2は、チューブユニットに押圧機構部を含むことを特徴とし、構成要素個々の大
部分は前述した実施形態1と同じであるため、異なる部位についてのみ説明する。なお、
実施形態1との共通部分には同じ符号を附している。
図9は、実施形態2に係るマイクロポンプの概略構成を表す説明図である。図9におい
て、マイクロポンプ10は、チューブユニット100と制御ユニット200の二つのユニ
ットによって構成され、これらのユニットは着脱機構部150によって、着脱可能に装着
された状態で駆動し、液体を吐出する。
枠12とから構成される)と押圧機構部90とチューブ個別データ保持部としてのICタ
グ130とを含んで構成される。従って、制御ユニット200は、実施形態1の構成から
押圧機構部90を除いた構成である。
続いて、チューブユニット100と押圧機構部90と着脱機構部150について図面を
参照して説明する。
押圧機構部について説明する。図10において、第1機枠11の中央部に伝達車軸75が
軸止され、上方に突出した筒部にカム駆動車76が軸支されている。そして、カム駆動車
76は、中央に開設された貫通孔を伝達車軸75の筒部外周に挿通して軸支される。カム
駆動車76は、筒部が、第1カム20及び第2カム30が配設される方向に突出している
。カム駆動車76の軸部上方は、第3機枠13に植立されるカム駆動車支持軸受78によ
って軸支される。
されている。ここで、第2カム30は、カム駆動車76に遊嵌の関係で軸支され、第1カ
ム20はカム駆動車76と一体で回転するよう軸止されている。
固定している。これらの構造は、前述した実施形態1と同じである。また、第4機枠12
には、チューブ案内溝121と連通する複数のフィンガー案内溝126が形成されており
、フィンガー40〜46が装着されている(図10では、フィンガー44を例示している
)。そして、フィンガー40〜46も上方を第3機枠13によって保持される。第1機枠
11と第4機枠12と第3機枠13とはそれぞれの界面において、チューブ50とフィン
ガー40〜46と第1カム20と第2カム30とを装着した状態で、熱溶着または接着ま
たは螺合固定して一体化し、チューブユニット100が形成される。伝達機構部80(図
示は省略)と押圧機構部90との関係は図7を参照する。
態においても、着脱機構部150にはフック機構を用いた構造を例示して説明する。チュ
ーブユニット100の最下層部の第1機枠11外周部には2箇所に第2機枠14の外周側
面に沿って延出されるフック11bが設けられている。フック11bの先端部には掛止部
11cが形成され、第2機枠14に設けられた掛止凹部14aに係合している。
に装着する場合には、フック11bは弾性変形し、掛止部11cが掛止凹部14aに達し
たときに元の形状に復帰することで、チューブユニット100が制御ユニット200に係
止される。また、フック11bを外側に変形させることで掛止部11cと掛止凹部14a
との係合を解除し、チューブユニット100を制御ユニット200から取り外すことがで
きる。従って、チューブユニット100と制御ユニット200とは、着脱機構部150を
備えることで容易に着脱を可能にしている。
としてのリーダー220の構成は、実施形態1と同様である。
また、第2機枠14は、制御ユニット200の載物台201の上面に突出した棚状部2
02(図2、参照)に固定されている。
2カム30とフィンガー40〜46とを含む押圧機構部90を備えている。このことから
、チューブ50と押圧機構部90との相対的な位置ずれを抑制でき、特に、チューブ50
とフィンガー40〜46との相対的位置を正確に管理できるため、チューブ50に正確な
蠕動運動を伝達することができ、液体吐出量、吐出速度を正確に維持することができると
いう効果がある。
(実施形態3)
ブユニットに押圧機構部及び伝達機構部及びモータを含むことを特徴とし、構成要素個々
については前述した実施形態1と同じであるため、異なる部位についてのみ説明する。な
お、実施形態1との共通部分には同じ符号を附している。
図11は、実施形態3に係るマイクロポンプの概略構成を表す説明図、図12はチュー
ブユニットと制御ユニットの関係を示す部分断面図である。まず、図11を参照してマイ
クロポンプの構成を説明する。図11において、マイクロポンプ10は、チューブユニッ
ト100と制御ユニット200の二つのユニットによって構成され、これらのユニットは
着脱機構部150によって、着脱可能に装着された状態で駆動し、液体を吐出する。
枠12とから構成される)と押圧機構部90と伝達機構部80とモータ70とチューブ個
別データ保持部としてのICタグ130とを含んで構成される。従って、制御ユニット2
00は、実施形態1の構成から押圧機構部90と伝達機構部80とモータ70を除いた構
成である。
150について説明する。第2機枠14と第1機枠11と第4機枠12と第3機枠13と
はそれぞれの界面において、チューブ50とフィンガー40〜46(図6、参照)と押圧
機構部90と伝達機構部80とICタグ130とを装着した状態で、熱溶着または接着ま
たは螺合固定して一体化し、チューブユニット100が形成されている。チューブユニッ
ト100は、制御ユニット200の載物台201の上面に突出した棚状部202(図2、
参照)に固定されている。押圧機構部90と伝達機構部80の構造は実施形態1(図7、
参照)と同じなので説明を省略する。
態においても、着脱機構部にはフック機構を用いた構造を例示して説明する。チューブユ
ニット100の最下層部の第2機枠14外周部には2箇所に棚状部202の外周側面に沿
って延出されるフック14bが設けられている。フック14bの先端部には掛止部14c
が形成され、棚状部202に設けられた掛止凹部202aに係合している。
に装着する場合には、フック14bが弾性変形し、掛止部14cが掛止凹部202aに達
したときに元の形状に復帰することで、チューブユニット100が制御ユニット200に
係止される。また、フック14bを外側に変形させることで掛止部14cと掛止凹部20
2aとの係合を解除し、チューブユニット100を制御ユニット200から取り外すこと
ができる。従って、チューブユニット100と制御ユニット200とは、着脱機構部15
0を備えることで容易に着脱を可能にしている。
としてのリーダー220の構成は、実施形態1と同様である。
部80とモータ70と、をさらに備え、制御ユニット200が、表示部240と操作部2
30と電池260とを備える構造である。従って、チューブユニット100が駆動部全体
を含み、押圧機構部90と伝達機構部80とモータ70とが分離されない構造となるため
、ユーザーによるチューブユニット100と制御ユニット200の着脱を容易にし、それ
ぞれの駆動部間の係合に関わる不具合や組立性を低下することがない。
のためにウオッチサイズのステップモータを採用している。従って、モータの高負荷駆動
に配慮して、チューブユニット100の交換時期にモータ70も交換することができ、信
頼性を高めることができる。
(実施形態4)
実施形態4は、前述した実施形態1〜実施形態3が、リーダー/ライタ装置としてICタ
グ130とリーダー220を用いることに対して、チューブユニット100(チューブ個
別データ保持部)が送受信制御回路部と無線用アンテナとを有し、制御ユニット(チュー
ブ個別データ処理部)が送受信・データ処理部と無線用アンテナとを有していることを特
徴としている。他の要素の構成は実施形態1と同じであるため説明を省略する。
明図、図14は、概略構造を示す部分断面図である。図13,14において、チューブ個
別データ保持部280は、基板285の表面に無線用アンテナ281と送受信制御回路2
82とを備えて構成されている。送受信制御回路282には、送受信を制御する送受信回
路283とデータを記憶する記憶回路284とを備えている。記憶回路284としては不
揮発性メモリを採用できる。
設けられる書込み器270から無線通信により入力する。また、予め送受信制御回路28
2にチューブ個別データを記憶させておいてもよい。
信・データ処理部292とを備えて構成されている。送受信・データ処理部292には、
送受信を制御する送受信回路293とデータを記憶する記憶回路294とを備えている。
記憶回路294としては不揮発性メモリを採用できる。また、入力されたチューブ個別デ
ータをデータ処理をして制御回路部210に入力するデータ処理回路211をさらに備え
ている。
機枠12の下面側に基板285を貼着等の固定手段を用いて固定されている。
側に基板295を貼着等の固定手段を用いて固定される。図14では、チューブ個別デー
タ保持部280とチューブ個別データ処理部290とは、それぞれ対向して配設している
が、チューブ個別データ保持部280とチューブ個別データ処理部290の接続は無線通
信手段を用いるため、無線の伝達範囲であれば、配設位置は特に限定されない。
の状態に装着したときに、装着状態を接続端子(図示せず)等により検出し、チューブ個
別データ保持部280から直接に、あるいは、チューブ個別データ処理部290から出力
命令信号を出力して、チューブ個別データ保持部280からチューブ個別データを発信す
る。
ト200に設けられるチューブ個別データ取込みボタン233(図1、参照)を操作し、
出力命令信号をチューブ個別データ保持部280に出力し、チューブ個別データ保持部2
80からチューブ個別データを発信する構成としてもよい。
リーダー220を採用するときと同様な効果が得られる他、チューブ個別データ保持部2
80とチューブ個別データ処理部290の配設位置が限定されず、レイアウト設計上の制
約が少なくなるという効果がある。
(実施形態5)
た実施形態1〜実施形態4では、リーダー/ライタ装置が、無線通信手段を用いているこ
とに対して、入出力端子を用いて直接接続していることに特徴を有している。他の要素の
構成は実施形態1と同じであるため説明を省略する。
分断面図である。図15において、リーダー/ライタ装置は、基板285の表面に送受信
制御回路282を備えるチューブ個別データ保持部280と、基板295の表面に送受信
・データ処理部292を備えるチューブ個別データ処理部290とから構成される。送受
信制御回路282には、図示しないが、送受信回路と記憶回路とを備えている。記憶回路
としては不揮発性メモリを採用でき、予めチューブ個別データを記憶させている。
れた抵抗またはコンデンサを備え、チューブユニット100を制御ユニット200に装着
することにより、制御ユニット200は、上述の抵抗またはコンデンサを含む記憶回路か
ら得られる周波数または電圧値に基づいてチューブ個別データをデータテーブルから読み
取る構成としてもよい。
そして、チューブ個別データ保持部280は、チューブユニット100の第4機枠12
の下面側に基板285が貼着等の固定手段を用いて固定される。
80の記憶回路に記憶されたチューブ個別データを読み出す読出し回路部とデータ処理回
部とを備えている。そして、チューブ個別データ処理部290は、制御ユニット200の
第2機枠14の上面側に基板295が貼着等の固定手段を用いて固定される。
り、この接続電極296の表面に入出力端子300が半田または導電性接着剤等の固定手
段を用いて固定されている。入出力端子300は、略U字型に曲げ形成された金属端子で
あり、略U字型部の先端部がチューブ個別データ保持部280との接触部301である。
続電極303が延在されており、チューブユニット100を制御ユニット200に装着し
たときに入出力端子300の接触部301が接続電極303に接触することで、チューブ
個別データ保持部280とチューブ個別データ処理部290とが接続される。チューブ個
別データ保持部280とチューブ個別データ処理部290とが接続されることで、所定の
装着状態にあることを検出し、チューブ個別データ保持部280からチューブ個別データ
がチューブ個別データ処理部290に送信される。
あるいは、チューブ個別データ取込みボタン233(図1、参照)を操作して、チュー
ブ個別データ取込み信号を、チューブ個別データ保持部280からチューブ個別データ処
理部290に取り込む構成としてもよい。
力端子300を介して制御ユニット200に取り込むため、チューブ個別データの読み出
しを確実に行える他、入出力端子300を付加することだけで回路構成を簡素化すること
ができる。
(実施形態6)
として、チューブユニット100に設けられるチューブ個別データ表示部と、制御ユニッ
ト200に設けられる光学的な読取り/処理装置とを備えていることに特徴を有している
。リーダー/ライタ装置以外の要素の構成は実施形態1と同じであるため説明を省略する
。また、図面も省略する。
、予めチューブの内径または蠕動部の内容量とを二次元コードでシートに記録しておく。
読取り/処理装置は、チューブ個別データ表示部がバーコードの場合、バーコードフォン
トを光学的に読取るバーコードリーダーである。
ューブ個別データ表示部に対向する位置に読取り/処理装置が配設される。読取り/処理
装置では、光学的にチューブ個別データを読取り、データ処理をして制御回路部に入力す
る。
バーコードフォントが印刷されたシールをチューブユニット100に貼着すればよいので
、チューブ個別データ表示部の占有厚さはほとんど増加しない。またバーコードリーダー
としては一般的な構成のものを使用することができる。
(実施形態7)
電源としての電池を制御ユニットに装着していることに対し、実施形態7は、電池をチュ
ーブユニットに装着していることに特徴を有している。
される。電池端子は、制御ユニット側に突出させる。また、制御ユニットには、制御回路
部に接続する電源端子が設けられ、チューブユニットが制御ユニットに装着された状態で
、電池端子と電源端子が接続されて、電力が制御回路部に入力される。
なお、電池はチューブユニットに固定してもよく、着脱可能に保持する構造としてもよ
い。
等に便利であるが、電池容量が小さいため電池交換が必要となる。この際、チューブユニ
ット交換時にチューブと共に電池交換ができ、マイクロポンプの使用途中で電池切れ等の
不具合を防止することができる。
とができ、マイクロポンプとしてのコスト低減を可能にする。チューブユニット100及
び制御ユニット200それぞれの構成は、相手側の構成に対応して各構成要素の組み合わ
せによるユニットとすることができ、ユーザーの使用形態に合わせて選択することができ
る。
る範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前述した実施形態1では、制御ユニット200に押圧機構部90を備えている
が、押圧機構部90のうち、フィンガー40〜46をチューブユニット100に含み、第
1カム20及び第2カム30を制御ユニット200に備える構造としてもよい。
、制御ユニット200に商用電力を用いる電源ケーブルを用いる構造としてもよい。
、水や食塩水、薬液、油類、芳香液、インク、気体等の流体の輸送に利用することができ
る。また、マイクロポンプ単独で、前記流体の流動、供給に利用することができる。
ザーバ、70…モータ、80…伝達機構部、90…押圧機構部、100…チューブユニッ
ト、130…ICタグ、150…着脱機構部、200…制御ユニット、210…制御回路
部、220…リーダー、230…操作部、240…表示部、260…電池。
Claims (4)
- 弾性を有するチューブを押圧して流体を輸送する蠕動駆動方式のマイクロポンプであって、
前記チューブと、前記チューブを固定保持するためのチューブ案内枠と、チューブ個別データを格納するチューブ個別データ保持部と、前記チューブを押圧する押圧機構部と、を有するチューブユニットと、
モータと、前記モータの駆動力を前記押圧機構部に伝達する伝達機構部と、前記モータの駆動制御を行う制御回路部と、前記チューブ個別データを読取り、データ処理を行うチューブ個別データ処理部と、を有する制御ユニットと、
前記制御ユニットに電力を供給する電源と、を備え、
前記押圧機構部が、前記チューブに対して複数の押圧部材を流体の流入側から流出側に向かって順次押圧する回転カムを備え、
前記回転カムが、中心軸に軸止される第1カムと前記中心軸に軸支される第2カムとを備え、
前記第2カムは、前記チューブが前記押圧部材から開放されている位置から前記チューブを押圧可能な位置に移動可能とし、
前記チューブユニットと前記制御ユニットとが着脱自在である、
ことを特徴とするマイクロポンプ。 - 請求項1に記載のマイクロポンプにおいて、
前記チューブ個別データ保持部が、前記チューブ個別データを記憶した送受信制御回路部と無線用アンテナとを備え、
前記チューブ個別データ処理部が、前記送受信制御回路部から前記チューブ個別データを受信し、データ処理を行う送受信・データ処理部と無線用アンテナとを備えている、
ことを特徴とするマイクロポンプ。 - 請求項1または請求項2に記載のマイクロポンプにおいて、
前記チューブ個別データ保持部が、前記チューブ個別データを記憶する記憶回路を備え、
前記チューブ個別データ処理部が、前記記憶回路に記憶された前記チューブ個別データを読取る読出し回路部とチューブ個別データを処理するデータ処理部と入出力端子とを備
えている、
ことを特徴とするマイクロポンプ。 - 請求項1または請求項2に記載のマイクロポンプにおいて、
前記チューブ個別データ保持部が、前記チューブ個別データを表示するチューブ個別データ表示部を備え、
前記チューブ個別データ処理部が、前記チューブ個別データを光学的に読取り、データ
処理を行う読取り/処理装置を備えている、
ことを特徴とするマイクロポンプ。
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