JP4615926B2 - 無線自動認識デバイス(rfid)及び薬剤自動認識システム - Google Patents

無線自動認識デバイス(rfid)及び薬剤自動認識システム Download PDF

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本発明は、輸液ポンプやシリンジポンプのような、人体に薬液を注入するポンプで薬液の注入を行う際に、薬剤の取り違いミス、投与条件の設定ミスの防止に関するものである。
医療現場において、薬剤の取り違えミスや投与条件の設定ミスによる医療過誤が多い。かかる問題を解決する為に、薬剤容器にバーコードを貼り付け、薬液注入ポンプにセットする時にバーコードリーダで読取、照合するという方法がある。しかし、セットする際には、バーコードの面とバーコードリーダの読取面とを合わせなければならないという煩わしい作業が伴うこととなる。また小さい容器には貼り付ける面積の制約を受ける。また、シリンジの突出部(フランジ部)にRFIDを付ける方法があるが、これもシリンジをセットする時に位置合わせをしなければならないという煩わしい作業が伴うこととなる。また、輸液バッグと輸液セットはベットサイドで接続することが多く、薬剤の入った輸液バックを特定しても、違う設定の輸液ポンプにセットされた輸液セットと接続してもわからなかった。 また、薬剤注入装置において、識別(ID)タグを使用することも提案されている(例えば、特許文献3)。
特表平5−500917号公報。 特表平8−509402号公報。 米国特許公開公報2001−49608号公報。
本発明は、上述した従来の技術の問題点を考慮し、位置合わせなどの煩わしい作業なしにセットでき、投薬ミスなどの医療過誤を防止し、安全を確保する輸液システムを提供することにある。
上記問題点を解決するため、本発明は、輸液バッグに接続された接続チューブの途中に無線自動認識デバイスであるRFIDを有する形状部材を設け、該RFID内のメモリに薬剤の特性を特定できるコードが記録され、該形状部材が輸液装置にセットされた時、該輸液装置内のリーダーより、無線で該RFIDに内蔵のコードの確認を行い、それに応答して該RFIDより無線で内蔵のコードを返信し、セットされた薬剤が要求された薬剤かを判断する薬剤自動認識システムであって、該形状部材にアンテナを内蔵したRFIDを備え、該形状部材を該輸液装置にセットした時に該RFIDに対応する該輸液装置の位置にアンテナを備えたリーダーを有し、前記RFIDのメモリには、薬剤情報のほかに、チューブの情報である、チューブ内径・外径,材質,温度特性,点滴口サイズが書換え不可能に記憶されており、該形状部材には、接続チューブの上下の複数の所定箇所を挿通することで支持するための突起部が形成され、さらに、該形状部材には、押圧板が内蔵され、蠕動ポンプ機構に設けられた複数のフィンガによる蠕動運動を該押圧板との間で挟持された該接続チューブに印加することで薬剤を送り出すように構成され、該形状部材の右側面に形成される2箇所の係止溝部と該形状部材の左側面に形成される2箇所の係止溝部が、該係止溝部と高さ位置をずらして夫々形成され、該輸液装置の装填部には、前記各係止溝部に係止する係止爪が設けられ、該係止爪は、レバーに固定される軸体により回動力が伝達されることで係止状態を解除できるように構成されていることを特徴とする。
また、無線自動認識デバイス(RFID)を有し、予め薬剤が収納されたたシリンジであって、RFIDのモメリには、薬剤情報のほかに、シリンジメーカー,シリンジ外径,押子の摺動抵抗等が書換え不可能に記憶されていることを特徴とする。また、薬剤の容器に無線自動認識デバイス(RFID)を有し、RFID内のメモリに薬剤の特性を特定できるコードが記録され、その容器を薬剤投与装置にセットした時、薬剤投与装置内のリーダーより無線でRFIDに内蔵のコードの確認を行い、それに応答してRFIDより無線で内蔵のコードを返信し、セットされた薬剤が要求された薬剤かを判断する薬剤自動認識システムであって、薬剤の容器がシリンジであり、シリンジの押子の端面の中央部にアンテナを内蔵したRFIDを備え、シリンジポンプにシリンジをセットした時にRFIDに対応するスライダーの位置にアンテナを備えたリーダーを有し、RFIDのモメリには、薬剤情報のほかに、シリンジメーカー,シリンジ外径,押子の摺動抵抗等が書換え不可能に記憶されていることをすることを特徴とする。
上述した通り、本発明に係る薬剤自動認識システムは、輸液ポンプやシリンジポンプのような人体に薬液を注入するポンプで薬液の注入を行う際に、位置合わせなどの煩わしい作業なしにセットでき、薬剤の自動認識をすることができ、薬剤の取り違いミス、投与条件の設定ミスなどの医療過誤の防止が可能となる。輸液ポンプにあっては、様々なチューブの情報を輸液ポンプの記憶部に記憶する必要がなく、使用されるチューブが仕様変更されても閉塞検出などの対応が容易にできる。シリンジポンプにあっては、様々なシリンジのの情報をシリンジポンプの記憶部に記憶する必要がなく、使用されるシリンジが仕様変更されても閉塞検出などの対応が容易にできる。
以下に、本発明の実施の形態について説明するが、以下に説明する構成に限定されるものではない。
先ず、図1は、参考例としての薬剤容器と薬剤注入装置の外観斜視図である。本図において、薬剤である輸液剤や生理食塩水等の薬剤が収納された輸液バッグ4には接続チューブ5が接続されている。この接続チューブ5は塩化ビニルなどの弾性変形可能なチューブが用いられ、先端には穿刺針7が接続されており、蠕動式ポンプの場合、接続チューブ5の途中部位を外径方向から順次押圧することで蠕動運動により薬剤を穿刺針7側に送り出すことで患者に注入する。
この接続チューブ5の途中位置には、図示のような開口部6aを形成した長方形の所定形状の形状部材6が設けられており、接続チューブ5が開口部6aから覗くようにして固定されている。以上の輸液バッグ4と接続チューブ5と形状部材6と穿刺針7が、好ましくは一体化された輸液セット1として準備される。
一方、形状部材6は所定樹脂材料から成型されるとともに、上記の薬剤に関する薬剤データ(薬剤識別データ等の薬剤そのものの識別データ、薬剤識別コード等の薬剤そのものの薬剤識別データ、標準医薬品コード、標準医薬品番号(連番等)等の薬剤認識データ、それぞれの病院等の医療機関で定めた任意の番号,コード等を少なくともいずれかを含む)を記録した識別タグ(ICタグ,RFID)3が図示の位置に固定されるか、識別タグ3がインサート成型されている。この識別タグ3は、薬剤に関する薬剤データ(薬剤識別データ等の薬剤そのものの識別データ、薬剤識別コード等の薬剤そのものの薬剤識別データ、標準医薬品コード標準医薬品番号(連番等)等の薬剤認識データ、それぞれの病院等の医療機関で定めた任意の番号,コード等の少なくともいずれかを含む)とを記録した記憶部と、この記憶部に接続される第1の無線通信部とを有している。輸液ポンプに用いる輸液バッグにおいては、薬剤の種類及び濃度と、連続注入時における流量の上・下限値、ワンショット投与時における上・下限値、時間と流量の双方またはいずれか一方の薬剤データ,輸液バッグに接続され輸液ポンプに装着される輸液チューブの情報(チューブ内径・外径,材質,温度特性,点滴口サイズ等)等が書換え不可能に記憶される。シリンジポンプに用いるシリンジにおいては、薬剤の種類及び濃度と、連続注入時における流量の上・下限値、ワンショット投与時における上・下限値、時間と流量の双方またはいずれか一方の薬剤データ,薬剤情報のほかに、シリンジメーカー,シリンジ外径,押子(図6の2P参照)の摺動抵抗等が書換え不可能に記憶される。また、識別タグ3の記憶部は、書換不能な薬剤データ(薬剤名、注入速度の上限/限値等)を記憶する領域、書換可能なデータ(担当医、担当医コード患者名患者コード等)を記憶する領域を備えていてもよい。識別タグ3は、輸液バッグ4の任意の位置,点滴筒5bの位置に設けてもよい。点滴筒5bに設ければ、点滴検出装置(不図示)に点滴筒5bを装着したときに、識別タグ3に記憶された情報を点滴検出装置で読取ることが可能となる。
上記の輸液セット1を使用する蠕動ポンプ式の輸液装置10には、形状部材6を装填するために、形状部材6の外形寸法および形状に一致する凹部を有した装填部12が設けられており、この装填部12において、さらに蠕動ポンプ機構11が設けられている。この装填部12には、識別タグ3の第1の無線通信部との間で無線により情報のやりとりを行う第2の無線通信部となるアンテナ46が埋設されており、形状部材6を装填部12にセットしたときに識別タグ3がアンテナ46と対向するようにしている。
蠕動ポンプ式の輸液装置10には、ヒンジで開閉自在にされた開閉蓋(ドア)8が設けられている。この開閉蓋8には、さらに形状部材6の開口部6aから露出した接続チューブ5aに対する押圧力を発生するための押圧板9が内蔵されており、開閉蓋8を装填部12に対する係止状態に図示しない係止機構により維持することで、蠕動ポンプ機構11に設けられた複数のフィンガによる蠕動運動を押圧板9との間で挟持された接続チューブ6aに印加することで薬剤を送り出すように構成されている。この開閉蓋8には、表示部10a,流量等の設定入力するための設定入力部(キーパネル)が設けられている。
以上の構成によれば、薬剤認識時の位置合わせなどの煩わしい作業を要することなく薬剤の自動認識を識別タグ3の電子的な認識により実施することができるようになる。特に、輸液セット1は患者のベッドの近くで接続するときに、輸液セット1の識別タグ3を固定した形状部材6を輸液装置10にセットすることで確実に薬剤認識をすることが可能になった。また、読取れた薬剤情報,輸液チューブの情報を表示部10aに表示したり、合成音声でガイドするようにしてもよい。
次に、図2〜図4は、本発明の実施形態の薬剤容器と薬剤注入装置の外観斜視図である。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛する。形状部材6には、接続チューブ5の上下の複数の所定箇所(6箇所)を挿通することで支持するための突起部6bが形成されている。また、破線図示の押圧板9がさらに内蔵されている。一方、この形状部材6の右側面には2箇所の係止溝部6c、6cが、また左側面には2箇所の係止溝部6d、6dが、係止溝部6c、6cと高さ位置をずらして夫々形成されている。蠕動ポンプ式の輸液装置10の装填部12には、形状部材6の6箇所の突起部6bとともに接続チューブ5を挿入するための凹部14が形成されている。また凹部14の間には、接続チューブの閉塞状態を検出する閉塞センサ18と、気泡混入を検出する気泡センサ19が配設されている。
この装填部12には、さらに上記の係止溝部6c、6cに係止する係止爪20、20と係止溝部6d、6dに係止する係止爪21、21が設けられている。係止爪21、21はレバー22に固定される軸体23により回動力が伝達されることで係止状態を解除できるように構成されている。
即ち、図2のX−X線矢視断面図である図3において、軸体23は装填部12の裏面において回動自在に軸支されており、途中に係止爪21を固定しており、図示しないトーションバネにより矢印方向に回動付勢されている。この状態から、レバー22を指先で回動することで係止状態を解除できるように構成されている。つまり、図4の図2の薬剤容器と薬剤注入装置を動作状態にした外観斜視図において、レバー22を操作することで形状部材6を図示の係止状態から解除して取り外すことができるようにしている。
以上の構成によれば、蠕動ポンプ機構11に設けられた複数のフィンガによる蠕動運動を、形状部材6に内蔵された押圧板9との間で挟持された接続チューブ6aに印加することで薬剤を送り出すようにできるとともに、薬剤認識時の位置合わせなどの煩わしい作業を要することなく薬剤の自動認識を識別タグ3の電子的な認識により実施することができる。また、形状部材6は複数箇所(2箇所)の係止溝部6d、6dが、係止溝部6c、6cと高さ位置をずらして夫々形成されているので上下を逆にセットすることはできないことになる。図9は、上述の蠕動式ポンプの一例としてのブロック図である。本図において、輸液装置10内のメイン実装基板(不図示)には中央処理部201となる専用LSIからなるメイン中央制御部201aとサブ中央制御部201bが実装されており、この中央制御部201に対して図示のような各回路構成を接続することで制御部(制御手段)200の全体を構成している。図9の左上からポンプ装置の電源とは独立したリチウム電池204によるバックアップ用の電力供給を受けるようにした時計部203が中央制御部201に接続されており、外部電源、内蔵バッテリのいずれかも電力供給されない場合でも、計時を行うようにしている。また、配設されるヒストリースイッチ500と表示明るさスイッチ550とはメイン中央制御部201aに直に接続されている。メイン中央制御部201aに直に接続されるSRAM記憶部205は、設定された輸液量と予定量を記憶する記憶部206と、使用履歴を記憶する使用ヒストリ部207と、上記のショックセンサ140による衝撃の発生年月日及び時間を記憶するショックヒストリ部208と、閉塞状態が発生したときに閉塞を記憶する閉塞記憶部209と、ガンマ量や時間を記憶するその他の記憶部210とから構成されており、記憶を行えるようにしている。破線で囲うように示した外部通信端子と外部通信回路から構成される外部通信部211はメイン中央制御部201aに直に接続されることで、パソコンを用いたデータ収集を可能にしている。EEPROM213は輸液ポンプの動作に必要となる設定値を記憶しており、スイッチを後述のように切換えるようにして設定できるようにしたディップスイッチ214と同じにサブ中央制御部201bに接続されている。ナースコールコネクタ520ナースコール回路215に接続されており、制御部201において発生される各種アラームに応じて、ナースへの呼び出しを行うようにしている。また、装置の背面に配設される交流電源コネクタ490はヒューズホルダ(不図示)に装填自在に設けられたヒューズ580を介してノイズ成分と脈動を整流するためのフィルター216と電源部217及び充電回路218を介して図示のようにバッテリユニット516に接続される。このバッテリユニット516は、8個のニッカドバッテリセルから構成される繰り返し充電可能な二次電池であるので、サブ制御部201bに接続されるとともに所定レベル以下になる状態をモニターする電圧検出回路221に図示のように接続されるバッテリ監視回路222により電圧が監視されており、電圧が低下すると上記のように表示及び警報を発生する。また、電源スイッチ515には電源回路220に接続される電源スイッチオンオフ回路219が上記の電源部217からの電源供給を受けるように接続されている。ショック回路225はショックセンサ(不図示)に接続されており、輸液装置10の落下ないし乱暴な取り扱いなどで衝撃力が作用したときに制御部201に対してショックセンサで発生した落下などによる衝撃の衝撃発生信号を送るようにして、衝撃力発生の発生年月日時間を記憶するようにしている。次に、輸液量と輸液予定量および輸液累積値など、輸液動作に関する表示を表示部10aにおいて行うための表示制御回路230が中央制御部201に接続されており、後述のように発生するコードに基づき表示を行うようにしている。上記の回転検出センサ(不図示)には中央制御部201に接続されるモータ回転検出回路231が接続されており、ステッピングモータ(不図示)の回転数、回転速度に応じた出力を制御部201に送るようにしている。識別タグIC3に記憶された薬剤情報及び/または輸液チューブの情報はアンテナ46を介して、タグ情報読み出し部501を経て読取られ、EEPROM213に記憶される。ステッピングモータと中央制御部201の間にはモータ駆動回路232が接続されており、上記読取られた情報に基づいて蠕動ポンプ機構11の駆動を行うようにしている。輸液装置10に内蔵されるブザー570と中央制御部201の間にはブザー駆動回路233が接続されており、動作状態に応じて音を変化させるようにするために中央制御装置201による制御で所定音色、音量を発生するブザー音量可変回路234により制御されるようにしている。また、上記読取れた薬剤情報/輸液チューブ情報は、音声合成IC237により音声報知部590を駆動させて合成音声で報知してもよい。合成音声の例としては、「**社製の**バッグが使用されています」、「**社製の**滴/mLの輸液セットが装着されました。」などがある。また、表示部10aに上記合成音声と同様の内容を表示させるようにしてもよい。上流側と下流側の閉塞を検出するセンサ561、562から構成される閉塞検出部には中央制御部201に接続される閉塞検出回路235が接続されており、閉塞に応じて検出出力を送るようにしている。なお、閉塞検出の閾値は、上記読み取られた輸液チューブの情報(チューブ材質,)に基づいて行われる。送信側振動子(不図示)と上流受信振動子(不図示)と下流受信振動子(不図示)と受信回路(不図示)と信号切換回路(不図示)とから構成される気泡センサ560には、中央制御部201に接続される気泡検出回路236が接続されており、基準以上の長さの気泡混入を中央制御部201に知らせるようにしている。また、特に輸液チューブ2の動作温度として周辺温度を重点に検出するための温度センサ(温度検出部)95は輸液ポンプ1において輸液チューブ2から所定距離離間されて内蔵されており、中央制御部201に接続される温度検出回路238に検出温度を知らせることで、上述の輸液チューブの情報と合わせてモータ制御補正を行うようにしている。
次に、図5は、参考例としての薬剤容器と薬剤注入装置の外観斜視図である。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、形状部材6は図示のような形状を有しており、図示しない係止機構によりローラポンプ110の装填部142に対して装填される。
以上の構成により、ローラポンプ110に設けられたローラと、形状部材6との間で接続チューブ6を挟持してローラによる送液運動を接続チューブ6に対して付加することで薬剤を送り出すようにできる。さらに、薬剤認識時の位置合わせなどの煩わしい作業を要することなく薬剤の自動認識を識別タグ3に対向配置されるアンテナ46との間で電子的な認識により実施することができる。さらに、上下を逆にセットすることはできないようになる。
図6は、参考例としての薬剤容器(シリンジ)と薬剤注入装置の第4実施形態に係るシリンジポンプ30の要部を示した断面図である。
本図において、このシリンジポンプ30は、ICU、CCU、NICUでの、栄養補給や輸血、化学療法剤、麻酔剤などの薬液注入を目的とした微量持続注入用であり、注入の高精度と操作性の向上を重視するために制御手段としてマイクロコンピュータによる精密な注入動作制御を実現可能にするとともに、警告手段である動作インジケータが設けられており、この動作インジケータが赤色または緑色に多色に点灯、点滅したり、回転点灯表示するようにしてその動作状態や警報状態が遠方からでもモニターできるようにして安全性を万全にしたものである。この動作インジケータは、好ましくは、外部から見易い位置において上方に突出して設けられている。
さらに、ブザーが内蔵されており連続注入時における流量の上・下限値、ワンショット投与時における上・下限値、時間と流量の双方またはいずれか一方の設定を行なうときに、上・下限値を外れた設定が操作部または設定ダイヤルを用いて行なわれたときに、上記の動作インジケータとともに音と光による警告により注入の停止を促すことで安全性を考えた警報機能が備わっている。
また、小型・軽量であり、複数台数を同時使用する場合にも使用に便利となり持ち運びも簡単となるように設計されている。さらに、装置の右側面の設定ダイヤルを回すことで回転速度と回転方向に応じた数値設定が短時間でできるようにする一方で、表示パネルの表示部に設定値を表示できるようにして、流量などの数値の設定変更時は、設定ダイヤルの操作によりワンアクションで簡単に行えるようにしている。
そして、図中の矢印A4方向に駆動されるスライダ組立体25は、ケース上を往復移動するように、スライダー送り機構に対して中空管であるパイプシャフト、インナークラッチシャフトの端部において連結固定されており、スライダ組立体25のクラッチレバー26を手動で操作することで、シリンジ2の押子2pを簡単に装着または取り外すことができるように構成されている。シリンジ2はシリンジ2のフランジ部2hが図示のように移動部材の1つとして形成する凹部にセットされてからクランプ32により図示の位置に固定される。
一方、押子2pには識別タグ3である、記憶部を有するICチップから構成される識別タグ3が固定されている。この識別タグ3は、収容された薬剤または収容されるべき薬剤に関する薬剤データを記録している。具体的には、この識別タグ3は、薬剤に関する薬剤データ(薬剤識別データ等の薬剤そのものの識別データ、薬剤識別コード等の薬剤そのものの薬剤識別データ、標準医薬品コード標準医薬品番号(連番等)等の薬剤認識データ、それぞれの病院等の医療機関で定めた任意の番号,コード等を少なくともいずれかを含む)を記録した記憶領域を有している。また、薬剤の種類及び濃度と、連続注入時における流量の上・下限値、ワンショット投与時における上・下限値、時間と流量の双方またはいずれか一方の薬剤データ等、医師などの医療従事者が変更できない記憶領域を有していてもよい。さらに、医師などの医療従事者がデータ入力装置を用いて書換可能なデータ(担当医, 担当医コード患者名患者コード等)を入力、記憶する領域を備えていてもよい。
また、薬剤が収納されたシリンジ2の押子2pをスライダ組立体25に図示のようにセットすると、識別タグ3に対応した位置に配設された、第2の無線通信部であるアンテナ46による電気的な検出が可能となる。なお、シリンジ2の押子2pの先端はシリコンンゴム等で形成され、薬剤を液密に保持するガスケット2aが設けられている。一方、シリンジ外筒2bの内側には、ガスケット2aが抜け落ちないように突起部(ストッパー部材)2cが設けられている。識別タグがついた押子がはずれると一対一に対応できなくなるのを防止している。予め薬剤が収容(充填)されたシリンジ、即ち、プレフィルドシリンジにおいては、突起部(ストッパー部材)2cにより、識別タグ3がついた押子2pが容易にはずれることがないので薬剤の誤投与を確実に防止できる。
リードネジ軸体37は基部33において軸支されており、ステッピングモータ119により回転駆動されるとともに、リードネジ軸体37に対する係止状態と解除状態にする回動力を伝達する中空管27を備えており、第2の無線通信部であるアンテナ46から接続される配線28(破線図示)を挿通させることにより、識別タグ3と第2の無線通信部を介してシリンジポンプ本体内の薬剤検出回路65との間の有線での通信を可能にしている。なお、第2の無線通信部と薬剤検出回路65との間の通信を無線で通信してもよい。
以上の構成において、クラッチを解除してスライダーを移動させ、スライダー組立体(押子移動手段)25のクラッチレバー26を押すことで手で動かせるようになる。
そこで、シリンジ2の押子2Pがスライダ組立体25に当接するようにしてから、クラッチレバー26を離すと、左右フック(不図示)がシリンジ2の押子2Pを自動的に保持する。以上でシリンジ装填手段によるセットが終了する。
以上の構成により、スライダ組立体25が押子2Pを矢印A方向に押圧移動して薬液の注入を行ない、注入動作が完了すると、送り方向とは逆方向へ移動して、初期の位置へ戻る。
図7は、識別タグ3のブロック図である。本図において、識別タグ3は、アナログ入出力回路部39とデジタル回路であるCPU35とから構成されている。アナログ入出力回路部39には、第1の無線通信部であるループアンテナ45に接続されることで薬剤検出回路65(図8参照)から配線28を経てアンテナ46を介して発信される所定周波数の無線をアンテナ45を介して受信する無線周波数回路(RF回路)40が接続されている。この無線周波数回路40にはCPU35に対して所定電圧を供給する電源部41と、読み取られた薬剤データをデジタル信号化してCPU35に送るための第1信号制御部42と、クロック信号を発生してCUP35を起動及び駆動するクロック部44とが接続されている。なお、CPU35から送られた時間と流量に関するデジタル信号をアナログ信号に変換して無線周波数回路40に送る第2信号制御部43を必要に応じて備えていてもよい。
一方、CPU35は、ROM37に接続されている。ROM37には、薬剤に関する薬剤データ(薬剤識別データ等の薬剤そのものの識別データ、薬剤識別コード等の薬剤そのものの薬剤識別データ、標準医薬品コード標準医薬品番号(連番等)等の薬剤認識データ、それぞれの病院等の医療機関で定めた任意の番号,コード等を少なくともいずれかを含む)が記憶されている。輸液ポンプに用いる輸液バッグにおいては、薬剤の種類及び濃度と、連続注入時における流量の上・下限値、ワンショット投与時における上・下限値、時間と流量の双方またはいずれか一方の薬剤データ,輸液バッグに接続され輸液ポンプに装着される輸液チューブの情報(チューブ内径・外径,材質,温度特性,点滴口サイズ等)等が書換え不可能に記憶される。シリンジポンプに用いるシリンジにおいては、薬剤の種類及び濃度と、連続注入時における流量の上・下限値、ワンショット投与時における上・下限値、時間と流量の双方またはいずれか一方の薬剤データ,薬剤情報のほかに、シリンジメーカー,シリンジ外径,押子の摺動抵抗等が書換え不可能に記憶される。必要に応じて、フラッシュメモリである書換え可能なE2PROM36を設け、輸液ポンプに用いる輸液バッグにおいては、薬剤の種類及び濃度と、連続注入時における流量の上・下限値、ワンショット投与時における上・下限値、時間と流量の双方またはいずれか一方の薬剤データが書換え不可能に記憶される。また、医師などの医療従事者が変更できないデータの記憶、医師などの医療従事者がデータ入力装置を用いて書換可能なデータ(担当医, 担当医コード患者名患者コード等)を入力、記憶可能としてもよい。RAM38は、信号処理の際における記憶部として使用される。
この識別タグ3は、大きな面積を占有するループアンテナ45に接続される集積回路チップをベース上に特殊印刷したものであり、これ自体には電源を有しておらず、ループアンテナで受信した電波による電磁誘導により発電を行い、この発電で回路を駆動することで読取り及び書換えを行うように構成されている。この識別タグ3は、薬剤認識コードとしての役割を果たす。
図8は、シリンジポンプ30のブロック図である。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、制御手段のCPU100に対して制御回路104が接続されている。この制御回路104は薬剤検出回路65に接続されており、配線28を介して上記のループアンテナ46がさらに接続されている。このループアンテナ46は上記のようにシリンジ2を装填した状態において、識別タグ3のループアンテナ45に対向配置されるので、制御回路104から送られる制御信号のやり取りによって、識別タグ3の読み込みを行うように構成されている。なお、書き換え併せておこなえるように構成してもよい。ループアンテナ46の近傍にA/D変換回路を設けてデジタルデータに変換して、薬剤検出回路65に送信してもよいし、A/D変換回路を設けないで、アナログデーダを薬剤検出回路65に送信してもよい。また、配線28を介さず、無線で送信してもよい。
このCPU100には、押子2pの移動量の検出から薬剤の残量を検出する残量検出回路106と、押子移動力の増加を検出して接続チューブ5の閉塞状態を検出する閉塞検出回路107と、押子2pがスライダ組立体25から脱落したことを検出する押子・クラッチ外れ検出回路108とが接続されている。また、CPU100には、スイッチとダイヤルの操作により設定される設定値を検出してCPU100に送るスイッチ・ダイヤル検出回路109と、電源スイッチのオン・オフを検出する電源スイッチ回路110と、CPU100の動作をモニターする監視回路116と、スライダ組立体25を駆動するモータ119の駆動制御を行うモータ駆動回路118と、モータ119の回転量を検出することで送液を測定するモータ回転検出回路とが接続されている。
さらに、CPU100には、ブザー7を駆動するブザー駆動回路120と、LED表示部を駆動するLED表示駆動回路121と、液晶部を駆動する液晶表示駆動回路122と、外部通信コネクタ22に接続されることで緊急の場合にナースを呼び出すナースコール回路123と、データ入力装置に接続されて識別タグ3の薬剤認識データの情報をホストコンピュータ、ナースセンター等外部に有線(院内LAN等)または無線(赤外線等)で通信可能にできる外部通信回路124とが接続されている。こうして、予め登録された様々な薬剤認識データベース(薬剤ライブラリ)と照合、確認が可能となっている。
また、電源回路113には電源入力コネクタ112が接続されており、商用電源からの電力供給を受けて、充電回路114を駆動して充電バッテリー115の充電と上記の電源スイッチ回路110への電力供給を行うようにしている。この電源回路113は、さらに直流電源入力のためのコネクタ111が接続されており、直流電源による駆動を行えるようにしている。
尚、識別タグ3には、薬剤データ(薬剤識別データ等の薬剤そのものの識別データ、薬剤識別コード等の薬剤そのものの薬剤識別データ、標準医薬品コード標準医薬品番号(連番等)等の薬剤認識データまたは連番コードが記憶されている。薬剤収納容器がシリンジの場合には、所定の薬剤(鎮痛剤,麻酔剤、抗ガン剤、ビタミン剤等)が予め収納されたフレフィルドシリンジとして準備される場合や、調合後にシリンジに薬剤を充填した後、識別タグ3の情報をループアンテナ45を介してループアンテナ46で読み取り、ホストコンピュータ等に薬剤認識データベースに予め登録する場合がある。
以上のように、薬剤容器を薬剤注入装置へ装填するときに、識別タグを検出するための検出部に対する相対位置合わせを不要にすることができ、かつ誤った薬剤容器を装填することを防止して安全性を確保できるようになる。なお、本実施例は一例であり、これに限定されるものではない。
薬剤容器と薬剤注入装置の参考例としての外観斜視図である。 薬剤容器と薬剤注入装置の実施形態の外観斜視図である。 図2のX-X線矢視断面図である。 図2の薬剤注入装置の動作状態を示した外観斜視図である。 薬剤容器と薬剤注入装置の参考例としての外観斜視図である。 薬剤容器と薬剤注入装置の参考例としての要部断面図である。 識別タグのブロック図である。 シリンジポンプ30のブロック図である。 蠕動式輸液ポンプ10のブロック図である。
符号の説明
1 輸液セット、2 シリンジ、3 識別タグ(第1の無線通信部)、4 輸液バッグ、5 接続チューブ、6 形状部材、10 蠕動式輸液装置、11 蠕動ポンプ機構、12 装填部、46 アンテナ(第2の無線通信部)

Claims (1)

  1. 輸液バッグ(4)に接続された接続チューブ(5)の途中に無線自動認識デバイスであるRFIDを有する形状部材(6)を設け、該RFID内のメモリに薬剤の特性を特定できるコードが記録され、該形状部材(6)が輸液装置(10)にセットされた時、該輸液装置(10)内のリーダーより、無線で該RFIDに内蔵のコードの確認を行い、それに応答して該RFIDより無線で内蔵のコードを返信し、セットされた薬剤が要求された薬剤かを判断する薬剤自動認識システムであって、
    該形状部材(6)にアンテナを内蔵したRFID(3)を備え、該形状部材(6)を該輸液装置(10)にセットした時に該RFID(3)に対応する該輸液装置(10)の位置にアンテナ(46)を備えたリーダーを有し、前記RFID(3)のメモリには、薬剤情報のほかに、チューブの情報である、チューブ内径・外径,材質,温度特性,点滴口サイズが書換え不可能に記憶されており、
    該形状部材(6)には、接続チューブ(5)の上下の複数の所定箇所を挿通することで支持するための突起部(6b)が形成され、
    さらに、該形状部材(6)には、押圧板(9)が内蔵され、
    蠕動ポンプ機構(11)に設けられた複数のフィンガによる蠕動運動を該押圧板(9)との間で挟持された該接続チューブ(5)に印加することで薬剤を送り出すように構成され、
    該形状部材(6)の右側面に形成される2箇所の係止溝部(6c、6c)と該形状部材(6)の左側面に形成される2箇所の係止溝部(6d、6d)が、該係止溝部(6c、6c)と高さ位置をずらして夫々形成され、
    該輸液装置(10)の装填部(12)には、前記各係止溝部((6c、6c)、(6d、6d))に係止する係止爪((20、20)、(21、21))が設けられ、該係止爪(21、21)は、レバー(22)に固定される軸体(23)により回動力が伝達されることで係止状態を解除できるように構成されていることを特徴とする薬剤自動認識システム。
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