JP5040228B2 - パッシブ型燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機やノートパソコンなどのモバイル電子機器に適用して好適な軽量のパッシブ型燃料電池に関する。
近年、DMFC(direct methanol fuel cell)と呼ばれるメタノール直接型燃料電池の開発研究が盛んである。
DMFCは、アノードに燃料としてメタノール水溶液を供給することで電子とプロトンを生成させ、そのプロトンをカソードに供給した酸素と反応させることで発電する電池であり、最大の特徴は燃料及び酸素を補給することで長時間連続発電が可能な点にあり、二次電池における充電の代わりに燃料を補給することで二次電池と同様に動作させることができる。
図8は通常のDMFCに於ける構成要素である発電部(MEA:membrane elctrode assembly)を表す要部切断側面図である。
図に於いて、1はカソード集電体層、2はガス拡散層、3はカソード電極層、4は固体電解質、5はアノード電極層、6はガス拡散層、7はアノード集電体層をそれぞれ示している。
アノード側各要素とカソード側各要素とは固体電解質4を介して対向するように配設されていて、アノードは燃料を酸化してプロトンと電子を取り出すものであり、電解質4側からアノード電極層5、ガス拡散層6、 アノード集電体層7の順に積層して配置されている。カソードは酸素を還元して生成されたイオンとアノードで生成された電子及びプロトンから水を生成するものであり、電解質4側からカソード電極層3、ガス拡散層2、カソード集電体層1の順に積層して配置されている。
電解質4はアノードにおいて生成したプロトンをカソードに輸送する為の経路の役割を果たし、電子伝導性を持たないイオン伝導体で作製されていて、例えば、ポリパーフルオロスルホン酸系の樹脂膜、具体的にはデュポン社製のNafion膜などが用いられる。
さて、前記説明したDMFCの構成要素であるMEAについては、劣化抑制や集電不良改善の為、適切な面圧を加えると良いとされている。
然しながら、面圧を加える場合、セパレータやハウジングプレートを厚くし、剛性が高い材料を用いるなどの対策が必要となり、このようなことは、重量やサイズの面で制約を受けるモバイル電子機器にとって好ましいとは言い難い。
例えば、面圧を加える為に板バネを用いる構造にした場合、重量やサイズに関して問題はないが、酸素や燃料を供給する際の障害にならないようにすることが必要であり、従って、当該構造を適用できるのはアクティブ型燃料電池に限られてしまう。
図9は板バネを用いてMEAに面圧を加えたアクティブ型燃料電池を表す要部説明図であり、(A)は要部斜面、(B)は要部切断側面をそれぞれ示している。
図に於いて、11はMEA、12は板バネ、13はセパレータ、14は燃料供給孔、15は燃料(CO2 )排出孔、16は酸素供給孔、17は酸素(水)排出孔をそれぞれ示している。
図から明らかなように、セパレータ13には、燃料供給孔14及び燃料排出孔15、酸素供給孔16、酸素排出孔17が穿設されている。MEA11は、セパレータ13に挟まれた構成になっている為、板バネ12に依る面圧はセパレータ13を介してMEA11に加えられる。このようなアクティブ型燃料電池では、酸素及び燃料はポンプ等を用いて供給され、しかも、供給孔及び排出孔はセパレータ13の側面に設けられている為、板バネ12は供給の障害にならない。
このように、アクティブ型燃料電池であれば、燃料や酸素を供給する際、板バネ12が障害になるおそれはないが、自然拡散により燃料や酸素を電極に供給するパッシブ型燃料電池では、MEAを収容するハウジングプレート(セパレータに相当)の表面に無数の孔が開いた構造になっていて、その穴が塞がれたのでは、燃料や酸素を供給することは不可能になる為、板バネを用いて面圧を印加することはできない。
尚、パッシブ型燃料電池に於けるハウジングプレートには、MEAの収容部、酸素や燃料を供給するための孔を設ける必要がある。そこで、ハウジングプレートを変形させ、ネジで固定したときにMEAに面圧がかかる構成にすることも可能ではあるが、構造が極めて複雑で製造が容易ではなく、しかも、MEAのサイズ、或いは、ハウジングの材質や形状の如何に依っても面圧が変化するので、常に面圧が有効な状態を維持するには高コスト化を免れない。
従って、現在、モバイル電子機器に用いて好適なパッシブ型燃料電池に於いて、面圧を印加する為の有効な機構は存在しない。
本発明では、パッシブ型燃料電池に於けるMEAに板バネを用いて面圧を加え、劣化を抑制し、また、集電不良を改善できるようにし、しかも、燃料や酸素の供給に支障がないようにする。
本発明に依るパッシブ型燃料電池に於いては、酸素・燃料供給孔が形成されたハウジングプレートで挟まれたMEAを収容した筐体を備えて自然拡散で燃料及び酸素を供給するパッシブ型燃料電池において、前記筐体内に配設され前記MEAに面圧を加える帯状板バネを備え、前記帯状板バネは、間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部を備えており、且つ、前記帯状のバネ部は非加圧状態では弧状であることが基本になっている。
前記手段を採ることに依り、パッシブ型燃料電池に於けるMEAに板バネを用いて面圧を加えることで劣化を抑制し、また、集電不良を改善できるようにし、しかも、燃料や酸素の供給に全く支障がないようにすることができた。また、帯状板バネはMEAに合わせて任意の大きさにすることができ、且つ、軽量であるからモバイル電子機器、例えば、携帯電話機などに用いて好適である。
本発明者等は多くの実験を重ねたが、MEAに面圧を加えるには、板バネを用いる構成が単純であり、また、製造コストも低く抑えることができる為、最も効果的であると認識された。
当初、さきに説明した図9に見られる板バネを用いたアクティブ型燃料電池と同様な構造をパッシブ型燃料電池に転用したが、やはり、燃料や酸素の供給を円滑に行うことはできなかった。
そこで、板バネを複数の帯状とし、それ等の帯状板バネの各両端を帯状板に固着保持する構造にしたところ、燃料や酸素の供給に全く支障はなく、その点だけに関して言えば、板バネがない燃料電池と全く変わりなかった。
具体的には、ハウジングプレートに設ける酸素或いは燃料の供給孔が複数の帯状板バネで塞がれないように、相互の位置関係を調整して作製するようにした。最も簡単な構成では、供給孔列のピッチを帯状板バネの幅に比較して大きく採ることで、供給孔が帯状板バネに覆われることなく、常に表出された状態にすることができる。
唯、この手段を採った場合、帯状板バネの幅を小さくすると十分な面圧をかけることができず、逆に大きくすれば、面圧は印加し易くなるが酸素や燃料の供給に支障を来すことになる。
このような場合、ハウジングプレートの供給孔を細長型とし、帯状板バネの延在方向に角度をもたせる、例えば直交させることにより、燃料や酸素の供給経路を帯状板バネを越える立体的なものにすることができ、帯状板バネの幅を広くしても、酸素や燃料の供給量を十分に確保することが可能となる。
また、サイズ、重量の点で問題はあるが、板バネとハウジングプレートの間に酸素・燃料供給用の多孔質体やメッシュを挿入することに依っても酸素や燃料の供給経路を立体化することができる。
図1は実施例1のパッシブ型燃料電池を表す要部説明図であり、(A)は要部平面を、(B)は要部切断側面を、(C)は要部斜面をそれぞれ示している。
図に於いて、21はMEA、22は帯状板バネ、22Aは帯状板バネのバネ部、22Bは帯状板バネのバネ固着部、23はハウジングプレート、24は酸素・燃料供給兼排出孔、30は筐体をそれぞれ示している。
図示されているように、ハウジングプレート23には酸素・燃料供給兼排出孔24が設けられているが、帯状板バネ22を用いることで供給障害を引き起こすことなく面圧を印加することができる。唯、孔24の列間隔は板バネ22の帯幅以上にすることで良い結果が得られる。
尚、帯状板バネ22を作製する場合、金属板を打ち抜いてバネ部22A及びバネ固着部22Bが一体化されたものを作製することは容易であるが、帯状金属のバネ部22Aの所要数を一対のバネ固着部22Bに例えばスポット溶接で固着するなどの手段を採った方がプレス金型などを必要とせずに済むので低コストで作製できる。
図2は実施例2のパッシブ型燃料電池を表す要部説明図であり、(A)は要部平面を、(B)は要部切断側面を、(C)は要部斜面をそれぞれ示し、図1に於いて用いた記号と同じ記号で指示した部分は同一或いは同効の部分を表すものとする。
実施例2が実施例1と相違するところは、ハウジングプレート23に形成された酸素・燃料供給兼排出孔25が細長型になっていることである。この場合、帯状板バネ22と孔25の方向が直交している為、酸素や燃料の拡散経路は3次元的、即ち、酸素や燃料が帯状板バネ22の下を潜って拡散することが可能である。従って、帯状板バネ22の帯幅が広くても、十分な酸素・燃料供給量を確保することができる。
図3は実施例3のパッシブ型燃料電池を表す要部説明図であり、(A)は要部平面を、(B)は要部切断側面をそれぞれ示し、図1及び図2に於いて用いた記号と同じ記号で指示した部分は同一或いは同効の部分を表すものとする。
実施例3が実施例1及び実施例2と相違するところは、ハウジングプレート23と帯状板バネ22との間に連続孔をもつ多孔質体、或いは、3次元的なメッシュからなる多孔構造体26を介挿したことにあり、本実施例に依れば、実施例2と同様、拡散経路が3次元的となり、帯状板バネ22の帯幅を広くしても、十分な酸素・燃料供給量を確保できる。
図4は実施例1に於けるバネ部の幅と抵抗値との関係を表す線図であり、横軸には帯状板バネ22のバネ部22Aに於ける1つ分の帯幅×帯の数(mm)を採ってあり、縦軸には規格化した抵抗値(%)を採ってある。
実施例1では、ハウジングプレート23の幅を50mmとし、その2枚のハウジングプレート23でMEA11を挟み、その表裏両側から帯状板バネ22で抑えた構成になっている。
バネ部22Aの幅が増えると、大きな面圧をかけることができる為、接触抵抗は低下して、抵抗値、即ち、板バネがない状態で規格化した抵抗値は下がっている。
図5は同じく実施例1に於けるバネ部の幅と出力との関係を表す線図であり、横軸に帯状板バネ22に於けるバネ部22Aの1つ分の帯幅×帯の数(mm)を採ってあり、縦軸には実施例1に見られるハウジングプレート(プレート1と呼ぶ。)を用いた場合の出力(%)を採ってある。
実施例1に於けるハウジングプレート23には、直径1.5mmの円形を成す酸素・燃料供給孔24が無数に設けられていて、図5からすると、バネ部22Aの幅が20mmである場合に出力は最大になっていることが看取され、これをバネ部22Aの幅が0mm、即ち、帯状板バネ22がない状態と比較して1.2倍以上である。
また、バネ部22Aの幅を更に広くすると酸素及び燃料の供給が不足する状態となるので、出力は逆に低下し、そして、バネ部22Aの幅が50mmになると酸素及び燃料は全く供給されなくなるので出力は0となる。
図6は実施例2に於けるバネ部の幅と出力との関係を表す線図であり、横軸に帯状板バネ22に於けるバネ部22Aの1つ分の帯幅×帯の数(mm)を採ってあり、縦軸には実施例2に見られるハウジングプレート(プレート2と呼ぶ。)を用いた場合の出力(%)を採ってある。
実施例2に於けるハウジングプレート23には、バネ部22Aと直交する方向に幅5mmの長円を成す酸素・燃料供給孔26が設けられていて、この構造を採った場合、酸素及び燃料の供給障害は起こり難い為、図6からすると、バネ部22Aの幅を増やしても出力が低下せず、バネ部22Aの幅が30mmで出力は最大となり、帯状板バネ22がない状態と比較して1.4倍程度となっている。
図7は実施例4のパッシブ型燃料電池を表す要部切断側面図であり、図1乃至図3に於いて用いた記号と同じ記号で指示した部分は同一或いは同効の部分を表すものとする。
実施例4が実施例1乃至実施例3と相違するところは、ハウジングプレート23に挟まれたMEA11が燃料タンク27の表裏両側に配設され、従って、燃料タンク27の表裏両側に於いて外側に位置するカソードに対し、ハウジングプレート23を介して帯状板バネ22で面圧を加える構成になっている点である。
実施例4が特徴とするところは、アノード側にリジッドな燃料タンク27が設置されている為、板バネはカソード側のみに設置するだけで十分な面圧が確保できる点にある。
本発明に於いては、前記説明した実施の形態を含め、多くの形態で実施することができるので、以下、それを付記として例示する。
(付記1)
酸素・燃料供給孔が形成されたハウジングプレートで挟まれたMEAを収容した筐体を備えて自然拡散で燃料及び酸素を供給するパッシブ型燃料電池において、
前記筐体内に配設され前記MEAに面圧を加える帯状板バネを備え
前記帯状板バネは、間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部を備えており、且つ、前記帯状のバネ部は非加圧状態では弧状であり、
前記帯状板バネで前記MEAに面圧を加えた状態において、前記ハウジングプレートに設けられた酸素・燃料供給孔が前記帯状板バネで塞がれない位置に在る
ことを特徴とするパッシブ型燃料電池。
(付記2)
酸素・燃料供給孔が形成されたハウジングプレートで挟まれたMEAを収容した筐体を備えて自然拡散で燃料及び酸素を供給するパッシブ型燃料電池において、
前記筐体内に配設され前記MEAに面圧を加える帯状板バネを備え、
前記帯状板バネは、間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部を備えており、且つ、前記帯状のバネ部は非加圧状態では弧状であり、
前記ハウジングプレートに設けられた酸素・燃料供給孔が前記帯状板バネに於けるバネ部の延在方向を任意の角度で横切る方向に延在する細長の形状をなす
ことを特徴とするパッシブ型燃料電池。
(付記3)
酸素・燃料供給孔が形成されたハウジングプレートで挟まれたMEAを収容した筐体を備えて自然拡散で燃料及び酸素を供給するパッシブ型燃料電池において、
前記筐体内に配設され前記MEAに面圧を加える帯状板バネを備え、
前記帯状板バネは、間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部を備えており、且つ、前記帯状のバネ部は非加圧状態では弧状であり、
前記ハウジングプレートと前記帯状板バネとの間に多孔質体が介挿されてなること
を特徴とするパッシブ型燃料電池。
(付記4)
前記多孔質体は連続孔をもつこと
を特徴とする(付記3)記載のパッシブ型燃料電池。
(付記5)
酸素・燃料供給孔が形成されたハウジングプレートで挟まれたMEAを収容した筐体を備えて自然拡散で燃料及び酸素を供給するパッシブ型燃料電池において、
前記筐体内に配設され前記MEAに面圧を加える帯状板バネを備え、
前記帯状板バネは、間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部を備えており、且つ、前記帯状のバネ部は非加圧状態では弧状であり、
前記ハウジングプレートと前記帯状板バネとの間に3次元的なメッシュが介挿されてなること
を特徴とするパッシブ型燃料電池。
(付記6)
酸素・燃料供給孔が形成されたハウジングプレートで挟まれたMEAを収容した筐体を備えて自然拡散で燃料及び酸素を供給するパッシブ型燃料電池において、
前記筐体内に配設され前記MEAに面圧を加える帯状板バネを備え、
前記帯状板バネは、間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部を備えており、且つ、前記帯状のバネ部は非加圧状態では弧状であり、
前記MEAは前記帯状板バネに依って前記ハウジングプレートを介してアノード及びカソード両側から面圧を加えられてなること
を特徴とするパッシブ型燃料電池。
(付記7)
酸素・燃料供給孔が形成されたハウジングプレートで挟まれたMEAを収容した筐体を備えて自然拡散で燃料及び酸素を供給するパッシブ型燃料電池において、
前記筐体内に配設され前記MEAに面圧を加える帯状板バネを備え、
前記帯状板バネは、間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部を備えており、且つ、前記帯状のバネ部は非加圧状態では弧状であり、
前記MEAが燃料タンクの両側に設けられ、且つ、前記帯状板バネが前記ハウジングプレートを介して前記燃料タンク両側のカソードに面圧を加えること
を特徴とするパッシブ型燃料電池。
(付記8)
前記帯状板バネは間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部及び前記バネ部の両端を固着する一対のバネ固着部から成ることを特徴とする(付記1)乃至(付記7)のいずれか1に記載のパッシブ型燃料電池。
実施例1のパッシブ型燃料電池を表す要部説明図である。 実施例2のパッシブ型燃料電池を表す要部説明図である。 実施例3のパッシブ型燃料電池を表す要部説明図である。 実施例1に於けるバネ部の幅と抵抗値との関係を表す線図である。 実施例1に於けるバネ部の幅と出力との関係を表す線図である。 実施例2に於けるバネ部の幅と出力との関係を表す線図である。 実施例4のパッシブ型燃料電池を表す要部切断側面図である。 通常のDMFCに於ける構成要素である発電部(MEA)を表す要部切断側面図である。 板バネを用いてMEAに面圧を加えたアクティブ型燃料電池を表す要部説明図である。
符号の説明
21 MEA
22 帯状板バネ
22A 帯状板バネのバネ部
22B 帯状板バネのバネ固着部
23 ハウジングプレート
24 酸素・燃料供給兼排出孔
30 筐体

Claims (3)

  1. 酸素・燃料供給孔が形成されたハウジングプレートで挟まれたMEAを収容した筐体を備えて自然拡散で燃料及び酸素を供給するパッシブ型燃料電池において、
    前記筐体内に配設され前記MEAに面圧を加える帯状板バネを備え
    前記帯状板バネは、間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部を備えており、且つ、前記帯状のバネ部は非加圧状態では弧状であり、
    前記帯状板バネで前記MEAに面圧を加えた状態において、前記ハウジングプレートに設けられた酸素・燃料供給孔が前記帯状板バネで塞がれない位置に在る
    ことを特徴とするパッシブ型燃料電池。
  2. 酸素・燃料供給孔が形成されたハウジングプレートで挟まれたMEAを収容した筐体を備えて自然拡散で燃料及び酸素を供給するパッシブ型燃料電池において、
    前記筐体内に配設され前記MEAに面圧を加える帯状板バネを備え、
    前記帯状板バネは、間隙を持って平行に配置された複数本の帯状のバネ部を備えており、且つ、前記帯状のバネ部は非加圧状態では弧状であり、
    前記ハウジングプレートに設けられた酸素・燃料供給孔が前記帯状板バネにおけるバネ部の延在方向を任意の角度で横切る方向に延在する細長の形状をなす
    ことを特徴とするパッシブ型燃料電池。
  3. 前記帯状板バネは平行に配置された複数本の帯状のバネ部及び前記バネ部の両端を固着する一対のバネ固着部から成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパッシブ型燃料電池。
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