JP5040049B2 - 可逆性感熱記録媒体の記録消去装置 - Google Patents

可逆性感熱記録媒体の記録消去装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱エネルギーの作用により、可視情報の記録・消去が可能な可逆性感熱記録媒体に、その可視情報の記録・消去を行う可逆性感熱記録媒体の記録消去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、可逆性感熱記録媒体の一般的構成を説明する図である。この可逆性感熱記録媒体60は、リライトカードと称して、一部実施されており、例えば、図6(A)に示すように、カード基材61上に、可逆性感熱記録層62が設けられており、必要に応じて、ICモジュール63が搭載されたり、エンボス文字64が形成されたりしている。
【0003】
この可逆性感熱記録層62は、樹脂母材と、この樹脂母材中に分散された有機低分子物質とを主成分とする感熱記録材料(例えば、特許第2700234号等)を有しており、図6(B)に示すように、記録及び消去を行っていた。
【0004】
まず、感熱記録材料は、常温T0のときDの状態(消去状態)であるとする。この感熱記録材料は、記録したい部位の温度を、T1→T2→T3に上げると、カーブに沿って、DからCさらにEへと状態が変化する。Eの状態は、これ以上温度を上げても濃度が変化しない状態である。このEの状態をへて、温度をT3からT0まで下げることによって、低反射状態、すなわち、Aの状態(記録状態)となる。
【0005】
いま、感熱記録材料は、常温T0のときに、Aの状態(記録状態)であるとする。そして、この感熱記録材料は、所望部位の温度を、T1→T2に上げると、カーブに沿って、BからCへと状態が変化し、 最大反射濃度に達する。ここで、温度をT0に下げると、反射濃度は、そのまま保持されDの状態(消去状態)となる。
【0006】
従って、可逆性感熱記録層62は、上記のような感熱記録材料の表面に、熱を選択的に印加することにより、所望の部位を加熱して、透明地に白濁の可視情報を形成したり、白濁地に透明の可視情報を形成することができ、その変化は、何回も繰り返することが可能である。また、このような感熱記録材料の背面に着色層を形成すれば、白地に着色層の色の可視情報又は着色層の色の地に、白色の可視情報を形成することができる。
【0007】
従来、可視情報の記録手段は、電流によって発熱する微小な発熱体を直線状に配置したサーマルヘッドを使用し、感熱記録媒体上を接触しながら走査し、任意の箇所の発熱体を加熱・冷却することによって、微小点による文字等を形成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来のサーマルヘッドは、感熱記録媒体上を接触しながら走査するので、磨耗によって、耐久性が低下すると共に、汚れなどに対してメンテナンスが必要である等の問題があった。
【0009】
この問題を解決するために、集光されたレーザービームを走査して描画を行うことが考えられる。この場合に、光ビームを反射鏡にあて、反射鏡を振ることにより、光ビームを走査するのが一般的である。光ビームの走査手段としては、例えば、ガルバノメータスキャナーやポリゴンミラー等がよく用いられている。
【0010】
図7は、ガルバノメータスキャナーを使用した走査機構の一例を示す図である。この走査機構100は、互いに直交する軸回りに配置されたモータ104,105と、モータ104,105で回転駆動される反射鏡102,103と、反射鏡102,103で反射されたレーザビームを所定径に収束する焦点距離補正光学系107等とを備えている。
【0011】
レーザ光120は、モータ104,105によって回転駆動される反射鏡102,103で反射され、fθレンズなどを用いた焦点距離補正光学系107によって、所定径のレーザビーム110に収束されたうえで、照射対象物115に照射される。
【0012】
しかし、この走査機構100は、反射鏡102,103によるビーム走査方式を採用しており、ビームの振り角によって、反射鏡102,103の反射点から結像させるべき位置までの距離が変わるので、フォーカスエラーERが生じる。従って、この振り角によるフォーカスエラーERを補正するために、高価な焦点距離補正光学系107が余分に必要であった。
【0013】
また、焦点距離補正光学系107を用いて、フォーカスエラーERを補正した場合であっても、照射対象物115へ照射されるレーザビーム110のエネルギーの利用効率が悪い、という問題があった。
なお、レーザプリンタ等は、セレンなどの感度のよい感光ドラムに描画するので、エネルギーの利用効率は、あまり問題としていない。しかし、この可逆性感熱記録媒体は、感度をよくすると、高温の環境下(夏場に自動車内に置き忘れた場合など)で、可視情報が消去されてしまう恐れがある。このため、感度を悪くしてあるので、エネルギーの利用効率の向上が望まれる。
【0014】
本発明の目的は、前述した課題を解決し、可逆性感熱記録媒体へ非接触で可視情報を記録・消去できると共に、エネルギーの利用効率がよく、しかも、簡単な構造で小型・軽量かつ安価に製造することができる可逆性感熱記録媒体の記録消去装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、熱エネルギーの作用により、可視情報の記録及び消去の両方が可能な可逆性感熱記録媒体に、前記可視情報の記録及び消去の両方が可能な可逆性感熱記録媒体の記録消去装置において、レーザ光照射部からレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、前記レーザ光照射部から照射されたレーザ光を、前記可逆性感熱記録媒体の第1の方向に、1つのミラーを回転駆動することによって走査する走査手段と、前記レーザ光照射部と前記可逆性感熱記録媒体とを、前記第1の方向と直交する第2の方向に相対的に移動する移動手段と、を備え、前記ミラーは、長辺に平行な回転軸をもつ帯状であって、その回転軸方向のサイズが、少なくとも前記可逆性感熱記録媒体の記録領域の長手方向のサイズであること、を特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置である。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1に記載の可逆性感熱記録媒体の記録消去装置において、前記ミラーは、前記回転軸と直交する方向のサイズが、前記ミラーの回転範囲内で前記レーザ光を受けることができる最小幅であること、を特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第1実施形態を示すブロック図である。
図2〜図4は、本実施形態に係る可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の構造を示す正面図、平面図及び側面図である。
【0021】
この実施形態の記録消去装置50は、熱エネルギーの作用により、可視情報の記録・消去が可能なリライトカード(可逆性感熱記録媒体)60に、可視情報の記録・消去を行う装置であって、レーザ光照射装置10と、走査装置20と、移動装置30と、搬送装置40等とを備えている。
【0022】
レーザ光照射装置10は、レーザ光を照射する装置であり、レーザダイオード(LD)ドライバ11と、レーザダイオード(LD)12と、光ファイバ13と、レンズヘッド(レーザ光照射部)14等とを備えている。
LD12から出射したレーザ光は、楕円ビームであるが、光ファイバ13を通過すると、円形ビームに変換され、そのレーザ光がレンズヘッド14から照射される。
【0023】
走査装置20は、レンズヘッド14から照射されたレーザ光を、リライトカード60のY軸方向(第1の方向)に走査する装置であり、図2〜図4に示すように、Y軸モータ21と、Y軸モータ21の出力軸に固定されたスキャニングミラー22と、レンズヘッド14からのレーザ光を、折り返してスキャニングミラー22に導く固定折返ミラー23(図4参照)等とを備えている。
【0024】
スキャニングミラー22は、矩形で細長い帯状のミラーであり、その回転軸方向のサイズaが、リライトカード60(図5参照)の可逆性感熱記録層62の有効記録領域の長手方向のサイズa0 と同じサイズにしてある。このサイズにすれば、リライトカード60に対して、回転軸方向には、レンズヘッド14を移動するだけでよく、スキャニングミラー22の移動が不要となるからである。
【0025】
一方、回転軸と直交する方向のサイズbが、レーザ光を受けることができる最小幅としてある。このサイズにすれば、小型かつ軽量となり、小さなY軸モータ21で駆動できるからである。
また、可逆性感熱記録層62の有効記録領域の短手方向のサイズb0 は、狭い幅にすれば、スキャニングミラー22の回転角θが小さくて済むので、従来例のように、焦点距離補正光学系は不要である。
具体的には、可逆性感熱記録層62の有効記録領域がa0 ×b0 =60×12mmであり、スキャニングミラー22の回転角θ=±11度の場合に、スキャニングミラー22の有効サイズは、a×b=60×8mmとしてある。
【0026】
移動装置30は、レンズヘッド14をX軸方向(第2の方向)に移動する装置であって、図2〜図4に示すように、X軸モータ31と、X軸モータ31の出力軸に設けられたプーリ32と、移動端側に設けられたフリーのプーリ33と、プーリ32,33にかけられたX軸移動用のタイミングベルト34と、レンズヘッド14をタイミングベルト34に固定する固定具35等とを備えている。
【0027】
搬送装置40は、リライトカード60をカード挿入口(不図示)から、記録・消去位置に搬送する装置であり、コンベア41と、コンベア41を駆動するモータを含む駆動部42等を備えている。
【0028】
制御部51は、描画情報に基づいて、走査装置20と移動装置30とを駆動しながら、レンズヘッド14からレーザ光を選択的に照射する。また、搬送装置40を駆動して、リライトカード60をカード挿入口と記録・消去位置との間で搬送する制御等を行なう。
なお、制御部51には、可視情報を入力するキーボードなどの操作部52や、その可視情報やその他の情報等を、目視により確認するためのCRT等の表示部53も接続されている。
【0029】
図5は、本実施形態に係る記録消去装置の描画動作を説明する図である。
この記録消去装置50は、ラスター制御によって、可視情報の描画を行うことができる。この場合に、可逆性感熱記録層62において、X軸モータ31を、X軸方向に駆動して、レンズヘッド14を記録領域の1列目に移動させ、Y軸モータ21を駆動して、スキャニングミラー22をY軸方向にスキャニングし、描画情報に基づく描画すべき位置で、LD12をオンする。この位置を、○印で示している。そして、1列目の描画が終わった後に、Y軸モータ31を駆動して、レンズヘッド14をY軸方向に移動し、次の列の描画を、前述と同様にして行い、所望の文字を描画する。
移動装置30は、記録領域に複数行の文字列を描く場合であっても、レンズヘッド14を記録領域の長手方向に1回移動するだけで、記録を行なうことができる。この移動装置30は、複数回往復させると、バックラッシュなどにより、位置精度が悪くなり、簡単な構造では実現できなくなるからである。
【0030】
次に、消去動作について説明する。消去に必要なエネルギーは、LD12の出力が波長800nmであって、0.7wのものの場合には、記録のときの約70%である。例えば、直径約100μm程度の光スポットS1によって軌跡を描いて、文字を記録したときに、レンズヘッド14の光学系の焦点を移動して、記録時の光スポットS1よりも、広い光スポットS2により、同一の軌跡を描いて、その文字を消去することができる。光スポットS2は、光スポットS1よりもエネルギーが70%となるような大きさに設定しておけば、出力の制御をする必要がない。また、消去時のスポットS2が、記録時の光スポットS1よりも広いので、位置ずれを起こしたとしても、確実に消去することができる。
【0031】
以上説明したように、本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1) 従来の接触式サーマルヘッドによる構造との比較
(a) 本実施形態は、リライトカード60の感熱記録層62にレーザ光を照射する非接触方式であるので、記録・消去を繰返しても、感熱記録層62にストレスがかからず、記録・消去の耐久性が桁違いに向上する。
【0032】
(b) 本実施形態は、手油によるリライトカード60の汚れ、リライトカード60の平滑性不良(エンボスによって生じるカールなど)があっても、印字不良が生じないので、メンテナンスが非常に楽である。
これに対して、サーマルヘッド方式は、カード面に手油があったり、感熱記録層62の記録面とサーマルヘッドとの密着性が悪いと、印字品質が著しく低下してしまう。
【0033】
(c) サーマルヘッド方式では、感熱記録層62の記録面の手油や塵がサーマルヘッドに付着するので、メンテナンスが必要だったり、塵などにより、ヘッド面に傷が付くなどの問題があり、ヘッド本来の寿命前に交換することが多かったが、本実施形態のレーザー方式は、上記のようなことがなく、メンテナンスが楽である。
【0034】
(d) 本実施形態は、非接触であるので、リライトカード60にエンボス64の領域があっても、対応が可能である。
(e) 本実施形態は、リライトカード60の端部まで印字が可能である。サーマルヘッド方式では、サーマルヘッドを上下動させて、感熱記録層62の記録面にサーマルヘッドをセットするので、カード端部は、デッドスペースとなり、記録することができない。
【0035】
(2) 本実施形態は、矩形で細長い帯状のスキャニングミラー22をただ一枚用いて、記録面の短手方向(Y軸方向)にスキャンさせるので、フォーカス誤差も少なく、補正の必要がない。つまり、fθレンズが不要であるので、構造が簡単となり、小型・軽量でかつ安価に製造することができる。
【0036】
(3) 本実施形態は、光ファイバ13のレンズヘッド14を、スキャニングミラー22の長手方向(X軸)に沿って、一定方向へ順次移動させるだけであるので、絶対的な位置精度は要求されない。従って、ベルトドライブ程度の簡単な移動装置30で足りるので、構造が簡単となり、小型・軽量でかつ安価に製造することができる。
【0037】
(第2実施形態)
図8は、可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第2実施形態を示す平面図であり、図8(A)は平面図、図8(B)は側面図、図8(C)はシリンドリカルレンズの外観斜視図である。
なお、以下に示す各実施形態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
レーザ光照射装置10は、シリンドリカルレンズ15aと、コリメータレンズ15bとを備える。シリンドリカルレンズ15aは、円柱レンズとも呼ばれる円柱面を持つレンズであり(図8(C))、楕円ビームを円形ビームに変換する。コリメータレンズ15bは、通過する光を、発散することなく直進可能な平行光線にするレンズである。
また、レンズヘッド14は、ミラー14bを備える。LD12から出射されたレーザ光は、このミラー14bで反射して、集光レンズ14aより出射する。レンズヘッド14は、移動装置30のタイミングベルト34に固定されている。レンズヘッド14は、タイミングベルト34によって、X軸ガイド36に沿って、X方向に移動させられる。
【0038】
LD12から出射したレーザ光は、楕円ビームであるが、シリンドリカルレンズ15aを通過すると円形ビームになり、コリメータレンズ15bを通過して平行光になって発散することなく直進する。そして、ミラー14bに反射し、集光レンズ14aを通過してスキャニングミラー22に反射して、リライトカード60の面上に集光する。なお、スキャニングミラー22は、Y軸モータ21によって回転させられ、レーザ光をY方向に走査する。
【0039】
本実施形態は、光ファイバを使用しないので、広範囲の記録・消去が可能であり、例えば、カード全面に行うこともできる。すなわち、光ファイバを使用する場合は、光ファイバの移動スペースが必要となる。また、移動にともなう光ファイバの撓み量も大きくなり、耐久性が落ちる。このようなことから、移動量が制限される。しかし、本実施形態は、光ファイバを使用しないので、そのような制限がなく、X方向の移動量の自由度が広く、広範囲の記録・消去が可能である。
また、光ファイバを使用しないので、コスト的にも、安価である。
【0040】
(第3実施形態)
図9は、可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第3実施形態を示す図である。
本実施形態では、LD12から照射されたレーザ光を楕円から円形の平行光に変換するために、コリメータレンズ15bと、プリズムペア15c,15dとを備える。プリズムペア15c,15dは、アナモルフィック系を形成する1組のプリズムであり、通過した楕円ビームを円形ビームに整形する。
【0041】
LD12から出射したレーザ光は、コリメータレンズ15bによって、平行光に変換され、プリズムペア15c,15dを通過すると、楕円ビームから円形ビームに変換される。
このようにして変換された平行光の円形ビームは、上述の実施形態と同様に、レンズヘッド14のミラー14bで反射されて、集光レンズ14a、スキャニングミラー22を介して、リライトカード60の面上に集光される。
【0042】
本実施形態によっても、広範囲の記録・消去が可能である。
【0043】
(第4実施形態)
図10は、可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第4実施形態を示す図である。
本実施形態では、LD12から出射したレーザ光を、楕円から円形の平行光に変換するために、楕円レーザ光の短軸長よりも小形のコリメータレンズ15bを備える。
LD12から出射した楕円のレーザ光のうち、コリメータレンズ15bを通過した光は、円形の平行光線となる。
このようにして変換された平行光の円形ビームは、上述の実施形態と同様に、レンズヘッド14のミラー14bで反射されて、集光レンズ14a、スキャニングミラー22を介して、リライトカード60の面上に集光される。
【0044】
本実施形態は、必要となる部品点数が少なく、構造を単純化させることができる。
【0045】
(第5実施形態)
図11は、可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第5実施形態を示す図である。
本実施形態では、円形の平行レーザ光を得るために、面発光レーザアレイ12−1と、マイクロレンズアレイ15−1とを備える。
面発光レーザアレイ12−1は、光の共振する方向が基板面に対して垂直方向のレーザアレイである。マイクロレンズアレイ15−1は、φ数十μm〜1mm程度のマイクロレンズを平面状に整然と配列した結合素子である。
【0046】
面発光レーザアレイ12−1から出射したレーザ光が、マイクロレンズアレイ15−1を通過すると、平行光線に変換される。このようにして変換された平行光線は、上述の実施形態と同様に、レンズヘッド14のミラー14bで反射されて、集光レンズ14a、スキャニングミラー22を介して、リライトカード60の面上に集光される。
【0047】
本実施形態は、面発光レーザアレイを使用するので、パワーを持った光束を利用して、一時に広範囲の記録・消去が可能であり、記録・消去の高速化を図ることが可能である。
【0048】
(第6実施形態)
図12は、可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第6実施形態を示す平面図である。
本実施形態では、レンズヘッド14にLD12及びシリンドリカルレンズ15aを内蔵している。LD12は、レーザ光を出射するダイオードであり、その大きさは、1mm角以下と小形である。
LD12から出射された楕円状のレーザ光は、シリンドリカルレンズ15aで円形に変換され、集光レンズ14aを通過して、スキャニングミラー22で反射して、リライトカード60の面上に集光する。
【0049】
本実施形態は、LD12がレンズヘッド14に内蔵されているので、部品レイアウトの自由度が広がる。すなわち、例えば、第2実施形態のように、LD12〜レンズヘッド14の距離がある場合は、その間の空間の確保が問題となるが、本実施形態は、LD12がレンズヘッド14に内蔵されているので、そのような空間の確保について、特に気遣う必要がなく、設計上の自由度が広がる。
【0050】
(第7実施形態)
図13は、可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第7実施形態を示す図であり、図13(A)は平面図、図13(B)は側面図である。
レンズヘッド14は、固定具35でタイミングベルト34に固定されている。この固定具35は、X軸ガイド36に取り付けられており、X方向に往復移動可能である。また、固定具35には、集光レンズ14aが取り付けられている。さらに、固定具35には、Y軸モータ21が取り付けられており、その出力軸上にスキャニングミラー22が取り付けられている。レンズヘッド14がタイミングベルト34によって、X方向に移動させられると、スキャニングミラー22も一緒に移動し、両者は、常に、一定の位置関係を保つ。したがって、レンズヘッド14から照射されたレーザ光は、常に、スキャニングミラー22の同一部分で反射する。このため、スキャニングミラー22は小形でよく、軽量である。
レンズヘッド14から出射したレーザ光は、スキャニングミラー22で反射して、リライトカード60の面上に集光する。スキャニングミラー22の回転によって、レーザ光がY方向に移動し、集光位置が調整される。
【0051】
本実施形態によれば、スキャニングミラー22は、レンズヘッド14とともに、移動するので、小型化を図ることができる。また、スキャニングミラー22を小型化することで、第6実施形態と比較しても、さらに、設計上の自由度を広げることができる。
【0052】
(第8実施形態)
図14は、可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第8実施形態を示す図であり、図14(A)は平面図、図14(B)は側面図である。
本実施形態では、移動装置30は、リニアモータによって、レンズヘッド14をX方向に移動させる。
レンズヘッド14は、固定部35に固定されている。固定部35には、コイル35aが巻かれており、その両側には、磁石35bが配置されている。固定部35は、X軸ガイド36に沿って移動する。
【0053】
本実施形態は、リニアモータによって、レンズヘッド14をX方向に移動させるので、レンズヘッド14を高速で移動させることができる。
【0054】
(第9実施形態)
図15は、可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第9実施形態を示す図である。
本実施形態では、移動装置30は、送りネジによって、レンズヘッド14をX方向に移動させる。
レンズヘッド14は、固定部35に固定されている。固定部35には、雌ネジが形成されている。その雌ネジには、X軸モータ31の出力軸31aに形成された雄ネジが螺合されている。
X軸モータ31が回転すると、固定部35は、X軸ガイド36に沿って往復移動する。
【0055】
本実施形態は、送りネジによって、レンズヘッド14をX方向に移動させるので、精密な位置制御を行うことができる。
【0056】
(第10実施形態)
図16は、可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第10実施形態を示す図であり、図16(A)は平面図、図16(B)は側面図である。
本実施形態では、レンズヘッド14は、停止(固定)されており、リライトカード60が、搬送装置40によって、X方向に移動させられる。
すなわち、搬送装置40の4組のローラ43で、リライトカード60を上下から挟んで、X方向に移動させる。
スキャニングミラー22は、Y軸モータ21によって回転させられ、レーザ光をY方向に走査する。
【0057】
本実施形態は、搬送装置40によって移動させながら、リライトカード60に可視情報を記録・消去するので、構造を簡素化させることができ、安価である。
【0058】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
【0059】
(1) 図5の場合には、記録領域の幅方向に1文字描いた例で説明したが、幅方向に複数行の文字列があってもよい。
(2) 搬送装置は、1方向に移動する例で説明したが、2方向に移動するようにしてもよい。
【0060】
(3) カードの例で説明したが、平面形状や厚みの異なるタグのようなものでもよい。
(4) 図13においては、スキャニングミラー22を小型化して、移動装置30によって、走査装置20全体を移動させるようにしたが、Y軸モータ21を固定して、その出力軸の断面を矩形にしておき、スキャニングミラー22を出力軸に対して角孔でスライド可能に嵌合させるようにしてもよい。
【0061】
(5) スキャニングミラー22は、その長辺のサイズを、JISやISOの規格で定められたカードの長辺(85.6mm)がカバーできるサイズにしておけば、あらゆるサイズの記録領域をもつカードに対応することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、安価で簡単な構成により、可逆性感熱記録媒体へ非接触で可視情報の記録・消去を行うことができる。
また、高速かつ高精度で、しかも、エネルギーの利用効率がよい省電力型の装置を、簡単な構造により、小型・軽量でかつ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る記録消去装置を示す正面図である。
【図3】本実施形態に係る記録消去装置を示す平面図である。
【図4】本実施形態に係る記録消去装置を示す側面図である。
【図5】本実施形態に係る記録消去装置の描画動作を説明する図である。
【図6】可逆性感熱記録媒体の一般的構成を説明する図である。
【図7】ガルバノメータスキャナーを使用した走査機構の一例を示す図である。
【図8】可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第2実施形態を示す平面図である。
【図9】可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第3実施形態を示す図である。
【図10】可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第4実施形態を示す図である。
【図11】可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第5実施形態を示す図である。
【図12】可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第6実施形態を示す平面図である。
【図13】可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第7実施形態を示す図である。
【図14】可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第8実施形態を示す図である。
【図15】可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第9実施形態を示す図である。
【図16】可逆性感熱記録媒体の記録消去装置の第10実施形態を示す図である。
【符号の説明】
50 記録消去装置
10 レーザ光照射装置
11 LDドライバ
12 半導体レーザ(LD)
13 光ファイバ
14 レンズヘッド
15a シリンドリカルレンズ
15b コリメータレンズ
15c,15d プリズムペア
20 走査装置
21 Y軸モータ
22 スキャニングミラー
23 固定折返ミラー
30 移動装置
31 X軸モータ
32,33 プーリ
34 タイミングベルト
35 固定具
40 搬送装置
41 搬送コンベア
42 駆動部
51 制御部
52 操作部
53 表示部
60 リライトカード
62 可逆性感熱記録層

Claims (2)

  1. 熱エネルギーの作用により、可視情報の記録及び消去の両方が可能な可逆性感熱記録媒体に、前記可視情報の記録及び消去の両方が可能な可逆性感熱記録媒体の記録消去装置において、
    レーザ光照射部からレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、
    前記レーザ光照射部から照射されたレーザ光を、前記可逆性感熱記録媒体の第1の方向に、1つのミラーを回転駆動することによって走査する走査手段と、
    前記レーザ光照射部と前記可逆性感熱記録媒体とを、前記第1の方向と直交する第2の方向に相対的に移動する移動手段と、を備え、
    前記ミラーは、
    長辺に平行な回転軸をもつ帯状であって、
    その回転軸方向のサイズが、少なくとも前記可逆性感熱記録媒体の記録領域の長手方向のサイズであること、
    を特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置。
  2. 請求項1に記載の可逆性感熱記録媒体の記録消去装置において、
    前記ミラーは、前記回転軸と直交する方向のサイズが、前記ミラーの回転範囲内で前記レーザ光を受けることができる最小幅であること、
    を特徴とする可逆性感熱記録媒体の記録消去装置。
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