JP5038125B2 - 通信装置及びデータ通信方法 - Google Patents

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本発明は、論理ネットワークの構築と構築された論理ネットワークを介したデータ通信処理を行うための技術に関するものである。
ネットワーク接続機能を持つテレビや録画機器が市販されており、標準規格や実装指針により、異なるメーカ間で静止画や動画の送受信が可能である。このような規格や実装指針として、UPnP(Universal Plug and Play)や、DLNA(Digital Living Network Alliance)がある。また、ネットワーク接続機能を持たないカメラやプリンタ等の入出力デバイスに対して、ネットワーク接続機能を付加する通信アダプタがある。
通信ネットワーク(例えば、TCP/IPネットワーク)上に物理的なネットワーク構成にとらわれない、論理ネットワークを構成する方法がある。この方法は、VPN(Virtual Private Network)と呼ばれている。
特許文献1には、シードサーバントのサーバントID及び自サーバントのサーバントIDを利用し、論理ネットワークへの参加要求および参加受付を行う方法が開示されている。
ネットワーク接続された機器間で情報をやり取りするためには、送信装置と受信装置のネットワークアドレスやポート番号、プロトコル等の接続情報を決める必要がある。これらの情報は、通常設定ファイルや設定アプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を通じて設定される。
特許文献2には、ユーザが印刷したいファイルと印刷先を視覚的に指定できるGUIが開示されている。本従来例では、カメラアイコンをプリンタアイコンにドラッグアンドドロップすると、カメラ一覧とプリンタ一覧情報が表示され、ユーザは所望の組み合わせを選択できる。
特開平2005−322566号公報 特開平2000−231434号公報
しかしながら、従来の技術では、論理ネットワークの接続情報(例えば、接続先のIPアドレス、ポート番号、認証情報等)と、接続後に行う機器通信情報は別々に保存していた。或いは、論理ネットワーク経由での機器通信内容を事前に決めておくことはせずに、その都度入力デバイスにより操作を行うのが通例であった。また、論理ネットワークの接続設定は煩雑であるが、論理ネットワークの接続情報の設定と、ネットワーク接続後の機器通信内容をまとめて設定するための効率的な手法は存在しなかった。
そこで、本発明の目的は、論理ネットワークの構築からデータ通信処理までの一連の処理のための設定を効率的に行うことを可能とすることにある。
本発明の通信装置は、外部装置が接続された第1のネットワークと通信装置が接続された第2のネットワークとを論理ネットワークにより接続し、前記論理ネットワークを介して前記外部装置とデータ通信を実行する通信装置であって、前記外部装置が接続された第1のネットワークと前記通信装置が接続された第2のネットワークとを接続するための論理ネットワークの構築時に用いられる認証情報を含む論理ネットワーク接続情報と、前記通信装置とデータ通信を実行する外部装置、及び、実行するデータ通信処理を特定するための通信情報とを記録媒体に保持する保持手段と、前記第2のネットワークの通信制御装置に対して前記論理ネットワーク接続情報を送信する送信手段と、前記通信情報により特定されるデータ通信処理を、前記第2のネットワークの通信制御装置と前記第1のネットワークの通信制御装置により構築された前記論理ネットワークを介して、前記通信情報により特定される外部装置との間で実行するデータ通信処理手段を有することを特徴とする。
本発明のデータ通信方法は、外部装置が接続された第1のネットワークと通信装置が接続された第2のネットワークとを論理ネットワークにより接続し、前記論理ネットワークを介して前記通信装置と前記外部装置の間でデータ通信を実行するデータ通信方法であって、前記通信装置は、前記論理ネットワークの構築時に用いられる認証情報を含む論理ネットワーク接続情報と、前記通信装置とデータ通信を実行する外部装置、及び、実行するデータ通信処理を特定するための通信情報とを記録媒体に保持し、前記第2のネットワークの通信制御装置に対して前記論理ネットワーク接続情報を送信し、前記第2のネットワークの通信制御装置は、前記論理ネットワークの構築のために前記認証情報を前記第1のネットワークの通信制御装置に送信し、前記通信装置は、前記通信情報により特定されるデータ通信処理を、前記第2のネットワークの通信制御装置と前記第1のネットワークの通信制御装置により構築された論理ネットワークを介して、前記通信情報により特定される外部装置との間で実行することを特徴とする。
本発明においては、外部装置が接続された第1のネットワークと通信装置が接続された第2のネットワークとを接続するための論理ネットワークの構築時に用いられる認証情報を含む論理ネットワーク接続情報と、通信装置とデータ通信を実行する外部装置、及び、実行するデータ通信処理を特定するための通信情報とを保持し、それらを用いて、外部装置が接続された第1のネットワークと通信装置が接続された第2のネットワークとを接続するための論理ネットワークの構築と、外部装置との間のデータ通信処理とを行うようにしている。従って、本発明によれば、外部装置が接続された第1のネットワークと通信装置が接続された第2のネットワークとを接続するための論理ネットワークの構築から、外部装置との間のデータ通信処理までの一連の処理のための設定を効率的に行うことができる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下に説明する実施形態では、独立した複数のネットワーク間で論理ネットワークを構築し、機器間のファイル転送やストリーム通信等のデータ通信処理を行うシステムを扱う。論理ネットワーク接続に必要な設定情報(以下、論理ネットワーク接続情報と称す)と機器間通信に必要な設定情報(以下、機器通信情報と称す)とを機器内部に保存し、機器の論理ネットワーク接続と所定の通信処理とを自動的に行う方法について説明する。また、論理ネットワークを接続するための設定と機器間通信のための設定とを簡便に行うための方法についても説明する。なお、機器通信情報は、本発明の通信情報の一適用例である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るネットワークシステムの構成を示す図である。図1に示す例では、独立したネットワークである自宅ネットワーク100と外出先ネットワーク110とが、ルータ等のネットワーク制御装置を介してインターネット170に接続し、論理ネットワークを構成する。なお、図1は、後述する他の実施形態の説明において図1に示す構成が流用できる場合には、図1内の符号を用いて説明するものとする。
ルータは自宅ネットワーク100側と外出先ネットワーク110側との双方に存在する。機器通信の例として、持ち出したカメラの画像を自宅のストレージサーバ140に転送するアップロード処理を取り上げる。自宅ネットワーク100側のルータA101、外出先ネットワーク110側のルータB111は、ともに論理ネットワークの構築を制御する装置である。なお、ルータB111は、本発明の通信制御装置の一適用例であり、ルータA101は、本発明の他の通信制御装置の一適用例となる構成である。
まず自宅ネットワーク100において、論理ネットワーク接続とアップロード処理に必要な設定情報を作成し、カメラ120に保存する。次にカメラ120を外部に持ち出して撮影を行い、外出先ネットワーク110に接続する。そして自宅ネットワーク100との間で論理ネットワークを構築し、ファイルのアップロード処理を行う。このときに保存した論理ネットワーク接続情報と機器通信情報が利用される。
自宅ネットワーク100には、カメラ120、ディスプレイ130、ストレージサーバ140が接続される。カメラ120は無線LANのAP(Access Point)112経由で接続する。カメラ120は、撮影制御や内部記録メディアの画像閲覧が可能である。ディスプレイ130はコンピュータを内蔵し、マウス、キーボード等の入力インタフェースを持つとともに、カメラ120と通信可能に接続される。ストレージサーバ140は内部に画像や音声ファイルを蓄積し、ネットワーク経由の要求に対して、これらのファイルを送受信することが出来る。なお、ディスプレイ130は、本発明の操作装置の一適用例となる構成である。
外出先ネットワーク110には、カメラ120や情報端末150が接続される。カメラ120は自宅ネットワーク100で使用したものを持ち出す。例として無線LANを採用し、機器は無線LANのAP112経由で接続される。情報端末150は自宅ネットワーク100のストレージサーバ140にある画像等のファイル閲覧が可能である。
図2は、本実施形態におけるカメラ120のハードウェア構成を示す図である。カメラは、撮像部201、画像処理部202、撮像制御部203、CPU205、ROM206、RAM207、位置姿勢検出部208を持つ。また外部記憶インタフェース211、メモリカード等の外部メモリ212を持つ。またボタンやスイッチ等の操作デバイス214とデバイス制御のための操作インタフェース213、液晶や有機EL等の小型ディスプレイ(表示デバイス)216とこれを制御する表示インタフェース215を持つ。さらに外部と通信を行うための通信インタフェース217を持つ。ここで通信インタフェースはUSB(Universal Serial Bus)と無線LANインタフェースを持つが、他の通信方式に対応したインタフェースを持つことも可能である。
図3は、論理ネットワーク接続情報と機器通信情報とを含む接続設定情報の例を示す図である。接続設定情報は、ID1の接続先名称に始まり、ID2からID8までの論理ネットワーク接続情報と、ID9、ID10の無線LAN接続情報、ID11からID13までの機器通信情報とに大別される。図3では1つの接続設定情報の例を示しているが、同時に複数の接続設定情報を持ち、そのうちの一つを選択することも可能である。論理ネットワーク接続情報と機器通信情報とを含む接続設定情報は、RAM207等の記録媒体に保存される。
ID2からID8までの論理ネットワーク接続情報を説明する。ID2からID8までの論理ネットワーク接続情報はルータA101で生成されると同時に、接続受付情報として保存される。ID2はIPアドレスであり、論理ネットワーク接続を許可する接続先のIPアドレスである。IPアドレスの例としては、IPv4アドレス、IPv6アドレスがあるが、他のIPアドレスの形式でも構わない。ID3は論理ネットワークの接続を許可する接続先のポート番号である。ID4は論理ネットワークの接続を許可する接続先に通信を行う時に用いる、トランスポートプロトコルである。トランスポートプロトコルは、TCPやUDPがあるが、目的に応じて他のプロトコルを使用することも可能である。
次にID5は認証タイプであり、論理ネットワークの接続を許可する接続先に通信を行う時に用いる、認証方法・暗号化方法である。認証方法・暗号化方法には、共通鍵を用いる方法や公開鍵を用いる認証方法・暗号化方法がある。但し、本発明においては、これに限らず、他の認証方法・暗号化方法およびアルゴリズムを用いることも可能である。ID6は、論理ネットワークの接続を許可する接続先との認証・暗号化に用いる256ビットの共通鍵である。ID7は公開鍵であり、論理ネットワークの接続を許可する接続先との認証・暗号化に用いる、論理ネットワークの接続を許可する接続先の4096ビットの公開鍵である。公開鍵や共通鍵は、任意長の鍵を用いることが可能である。
ID8はライフタイムであり、接続パラメータの有効時間である。ライフタイムの期間中に、論理ネットワークの接続を許可する接続先に接続を行うことが可能である。ライフタイムは無限長を含む任意長の値を用いることが可能である。なお、図3に追加する形で、論理ネットワークのパラメータ(論理ネットワーク上のアドレス又はID、論理ネットワーク上の経路情報等)を格納してもよい。
ID9、ID10は無線LAN接続に必要な情報である。本IDは無線LANに接続しない場合は不要である。ID9はSSIDであり、ID10はWEPの認証に必要な64ビットの秘密鍵である。本実施形態は特定の認証方式に依存するものではないため、無線LANの接続に際して他の認証方式を用いることも可能である。
ID11、ID12、ID13は機器通信に必要な情報である。ID11は論理ネットワーク接続後に行う操作の種類であり、例えばストレージサーバへのアップロードや、カメラ映像の取得である。ID12は通信対象機器を特定するためのIDであり、例えばRIや、UPnPのディスカバリ処理によって通知されるロケーションや固有サービス名(USN:Unique Service Name)である。またID13は機器通信の引数であり、アップロードの場合はアップロード先ディレクトリのIDである。これは例えばCDS(Content Directory Service)で使用するディレクトリ記述言語に従って記述する。ID12、ID13は機器通信の引数であり、機器通信の種類に応じて複数の引数を設定する。以後、機器通信のことを図3の用語を用いてオペレーションと称し、機器通信設定のことをオペレーション設定と称する。
論理ネットワーク経由でカメラ画像をアップロードする手順を、図3の接続設定情報の使用方法を説明しながら説明する。接続手順は大きく、1)自宅ネットワーク100における設定保存、2)外出先ネットワーク110における接続、3)自宅ネットワーク100における設定削除に分けられる。
先ず、1)自宅ネットワーク100における設定保存の手順について説明する。ここでは図3で説明した論理ネットワーク接続情報及び機器通信情報をカメラ120に保存する。自宅ネットワーク100において、カメラ120がネットワーク接続可能な無線LANのアクセスポイントを発見すると、接続を行うかどうかの確認をユーザに促す。ユーザが許可すると無線LANに接続する。カメラ120が自宅ネットワーク100に接続すると、ディスプレイ130はこれを検出し、設定アプリケーションを起動する。ユーザはカメラ120からどのような操作を行うかを、設定アプリケーションのGUIを用いて指示する。ユーザによる指示がなされると、設定アプリケーションはルータA101によって生成される論理ネットワーク接続情報を取得する。そして、設定アプリケーションは、取得した論理ネットワーク接続情報と、設定アプリケーションが生成した機器通信情報をカメラ120に保存する。最後に設定アプリケーションは設定が完了したことを、ルータA101に通知する。ルータA101は提供した論理ネットワーク接続情報に基づく当該カメラ120からの接続要求待ち状態になる。上述したカメラ120が論理ネットワーク接続情報と機器通信情報とを保存する処理は、本発明の保持手段の一処理例となる。
次に、2)外出先ネットワーク110における接続手順について説明する。カメラ120は自宅ネットワーク100と同様に外出先ネットワーク110に無線LAN経由で接続する。次に、カメラ120は外出先ネットワーク110のルータB111に対して、論理ネットワーク接続情報を送信する。なお、カメラ120がルータB111に対して論理ネットワーク接続情報を送信する処理は、本発明の送信手段の一処理例となる。ルータB111は接続先が外出先ネットワーク110以外であることを確認し、自宅ネットワーク100に対して論理ネットワーク接続を行う。論理ネットワーク接続完了後、自宅ネットワーク100上のストレージサーバ140との直接通信が可能となる。そこで、カメラ120は機器通信情報に基づいて、自宅のストレージサーバ140に対して撮影済みの画像を転送するアップロード処理を行う。アップロード先サーバ及びディレクトリはオペレーション情報の引数ID12、13として指定されている。上述したカメラ120によるアップロード処理は、本発明のデータ通信処理手段の一処理例となる。
最後に、3)自宅ネットワーク100における論理ネットワーク接続情報の削除手順について説明する。カメラ120を自宅ネットワーク100に再度接続すると、1)と同様にディスプレイ130はこれを検出し、設定アプリケーションを起動する。設定アプリケーションはカメラ120内部に論理ネットワーク接続情報が既にあるかどうかを確認し、その状態をアイコン表示する。ユーザは設定アプリケーションにより、カメラ120内にある論理ネットワーク接続情報と機器通信情報の削除を指示する。指示が行われると、設定アプリケーションはカメラ120とルータA101に指示を伝える。指示を受けたカメラ120は自身の持つ論理ネットワーク接続情報と機器通信情報とを消去する。一方、ルータA101も当該カメラ120からの接続待ち状態を終了する。
次に図4を用いて、ディスプレイ130上で動作する設定アプリケーションのソフトウェア構成を説明する。本ソフトウェアにおいて、設定アプリケーションは、基本機能を提供するOS(オペレーションシステム)、GUIを提供するウィンドウシステム、及び、通信機能を提供する通信モジュール(通信プロトコルスタック)を用いて開発される。通信モジュールにはルータ、ストレージ(例えば、DLNAメディアサーバ)、カメラと通信するためのミドルウェアを含む。
次に図5を用いて、ディスプレイ130上で動作する設定アプリケーションのGUI例を説明する。本実施形態では、ウィンドウシステムをキーボードとマウスで操作するPC系のGUIを採用する。図5において、設定アプリケーションが表示するウィンドウ510に操作内容一覧、即ちカメラ120とストレージサーバ140間で実施可能なデータ通信処理の一覧が表示されている。この一つ一つをパレット511と呼ぶ。OSがネットワーク上にカメラ120を検出すると、ウィンドウシステムが画面上にカメラアイコン520を表示する。ウィンドウシステムは、本発明の操作手段の一適用例となる構成であり、設定アプリケーションは、本発明の生成手段と送信手段との一適用例となる構成である。カメラアイコン520は、本発明の第1の表示情報の一構成例である。パレット511は、本発明の第2の表示情報の一構成例である。
外出先からのアップロードを行いたい場合、ユーザはカメラアイコン520を制御パレットの「外出先からアップロード」パレットにドラッグアンドドロップする(501)。すると、図3におけるID11のオペレーションが決定される。そこで、カメラ120は、ルータA101から論理ネットワーク接続情報を取得し、機器通信情報とともに受信する。ここで機器通信情報の引数ID12、ID13として、アップロード先サーバのアップロード可能なフォルダ又はディレクトリを、不図示のGUIで予め決めておく。その後、カメラアイコンの変更要求がウィンドウシステムに対して行われる。このようにカメラ120における論理ネットワーク接続情報等の保存状態が変更されると、ウィンドウシステムはカメラアイコンを接続設定情報入りの状態522に表示状態を変更する。なお、カメラアイコン520をパレット511にドラッグアンドドロップする代わりに、パレット511をカメラアイコン520にドラッグアンドドロップすることも可能である。何れにしてもカメラアイコン520と機器通信情報を結びつけることが出来ればよい。
次に論理ネットワーク接続情報、機器通信情報生成時における、カメラ120、ウィンドウシステム、設定アプリケーション、自宅ネットワークのルータA101間における処理手順を、図6を用いて詳細に説明する。説明の都合上、ルータA101には論理ネットワークの接続受け入れ設定がなく、且つ、カメラ120には接続設定情報がないものとする。S801でカメラ120がネットワークに接続し、S802でディスプレイのOSがこれを検出する。ネットワーク接続の検出は、例えばカメラにUPnPデバイス機能を実装することによって可能である。次にS803でウィンドウシステムはカメラのアイコン520を表示する。このアイコン520は既に説明したように接続設定情報がない状態のものである。
次にディスプレイはS804で設定アプリケーションを起動し、パレット511を表示する。ユーザがカメラと特定の機器との間で行う特定の操作を設定するために、カメラアイコン520をパレット511にドラッグアンドドロップする。ここでは説明のため、特定の機器及び特定の操作とは、ストレージサーバ140に対するファイルアップロード操作とする。次に、S805でウィンドウシステムは設定アプリケーションに対してドラッグアンドドロップイベントを通知し、設定アプリケーションが同イベントを受信する。設定アプリケーションはイベントを受信すると、S806で論理ネットワーク接続情報の生成をルータA101に対して要求する。論理ネットワーク接続情報とは図3のID2からID8に該当する。
次にS807でルータA101は論理ネットワーク接続情報を生成し、設定アプリケーションに対して返信する。またS808でルータA101はカメラ120からの接続要求の受け入れ開始処理として、指定されたポートの開放等の処理を行う。設定アプリケーションは論理ネットワーク接続情報を受信し、S810で論理ネットワーク接続情報の保存をカメラ120に対して要求する。論理ネットワーク接続情報には図3で説明した情報が含まれる。設定アプリケーションが生成する機器通信情報はアップロード処理を示しており、引数であるストレージサーバ140のフォルダURIは予め決めておく。カメラ120には論理ネットワーク接続情報と機器通信情報を受信するためのプロトコルを用意する。これは例えばUPnPデバイスの持つサービスのアクションとして実装してもよいし、単純に、HTTPのPOSTメソッドを用いてもよい。
カメラ120はS811で論理ネットワーク接続情報と機器通信情報の受信と保存を行い、S812で設定完了通知を返信する。これに対して、設定アプリケーションはS813でウィンドウシステムに対してアイコン変更要求を行う。ウィンドウシステムはS814でアイコンの変更を行う。これは図5において、520から522へのアイコン変化に相当する。
以下、不図示の終了処理を説明する。カメラ120は論理ネットワーク接続情報と機器通信情報を保存後、ユーザの操作によりネットワーク接続を終了する。次にOSがカメラ120のネットワーク接続終了を検出する。検出はUPnPによる実装でもよいし、当該IPアドレスに対するPing処理によるポーリングを行ってもよい。次にウィンドウシステムがカメラアイコンを消去する。設定アプリケーションは他にネットワーク接続が必要な機器が無い場合は終了してもよい。またユーザにより正常終了させることはもちろん可能である。
カメラ120からの画像アップロード手順を、図7を用いて詳細に説明する。これはカメラ120が外出先ネットワーク110に接続後に、カメラ120内の画像を機器通信情報の中で予め指定したストレージサーバ140に対して送信するものであり、本実施形態におけるオペレーションの一例として説明する。図7に示す構成では、自宅ネットワーク100側がストレージサーバ140とルータA101、外出先ネットワーク110側がカメラ120とルータB111である。
開始後、S1001においてカメラ120は無線LANのアクセスポイントを検出すると、無線LANへの接続を試みる。無線LANへの接続手順に関する詳細の説明は省略する。次にS1002で無線LANへの接続が完了すると、ルータB111はS1003でカメラ120を検出する。これはS802と同様のデバイス検出処理である。次にS1004でルータB111はカメラ120に対して論理ネットワーク接続情報を要求する。これに対して、S1005でカメラ120はルータB111に対して論理ネットワーク接続情報を返信する。次に、ルータB111はこの情報を用いて、S1006において自宅ネットワークへの接続を開始する。これはルータB111からルータA101に対して、所定のポート番号に対して所定の認証方式に基づき、カメラ120からの接続を許可するように要求するものである。ルータA101は事前に発行し、自分自身も保持していた認証情報を参照して、接続可能かどうかを判断する。もし可能でるのであれば接続を行い、S1008でルータB111に対して接続完了通知を行う。このとき、外出先ネットワーク110に接続されたデバイスから自宅ネットワーク100に接続されたデバイスへの接続が可能となる。
論理ネットワークの接続を確立すると、カメラ120はS1009においてストレージサーバ140を検出する。検出処理はカメラ120及びストレージサーバ140がUPnPデバイスを実装することにより可能である。次にS1010においてカメラ120はアップロードモードに移行する。S1011でファイル指定とアップロード開始処理がユーザによってなされる。具体的にはユーザがカメラ120のボタンやスイッチを操作してファイルを指定する。次に、アップロードボタンを押下してアップロードの開始を指示する。S1012でカメラ120がアップロード処理を開始する。これはS1013のファイル転送とS1014のファイル受信とを繰り返すものである。カメラ120からストレージサーバ140へのアップロード処理は、ストレージサーバ140にUPnP AVに準拠したCDS(Content Directory Service)を実装する。そして、カメラ120にCDSを制御するコントロールポイントを実装することにより実現できる。CDSには、ストレージサーバ内のコンテンツの一覧取得、検索、追加、削除等を行う機能がある。
次に、不図示の終了処理を説明する。指定されたファイルの転送処理を終了後、カメラ120はアップロードモードを終了する。これは例えばカメラ120にあるカメラダイレクトモード終了ボタンの押下によりなされる。転送処理終了時にネットワーク接続を切断してもよいし、そのままでもよい。カメラ120を無線LANの圏外に移動することにより、カメラ120がネットワークの切断を検知すると、アップロードモードを終了してもよい。カメラ120がネットワークから分離されると、ルータB111はこれを検知し、論理ネットワークの切断処理を行う。これは例えば、ルータA101に対してVPNのセッションを終了する等の要求を行うことに相当する。
以上のように、本実施形態では、論理ネットワーク接続において、機器通信情報を簡便に設定するためのGUIを提供している。これにより、論理ネットワークの構築に始まり機器通信に至る一連の手順を自動的に処理することが可能である。
さらに本実施形態では、論理ネットワークを構築するための論理ネットワーク接続情報と論理ネットワークを介してデータ通信処理を行うための機器通信情報とを一まとめにしてカメラ120で保持する。そしてカメラ120は、それらの情報を用いて論理ネットワークの構築とデータ通信処理とを行うようにしている。従って、論理ネットワークの構築からデータ通信処理までの一連の処理のための設定を効率的に行うことができる。
また、本実施形態においては、接続設定情報の削除処理の機能を提供する。以下、接続設定情報の削除処理の機能について図5及び図8を参照しながら説明する。
図5において、カメラ120は既に自宅ネットワーク100に接続し、ディスプレイ130上にカメラアイコンが接続設定情報の保存済みの状態522で表示されているものとする。またルータA101は論理ネットワーク経由での接続を受け付けるために、論理ネットワーク接続情報を保持しているものとする。この状態でカメラアイコン522をウィンドウ510の設定削除パレットにドラッグアンドドロップすると、カメラ120及びルータA101に保存されている論理ネットワーク接続情報が削除される。
具体的にはドラッグアンドドロップ操作を行うと、図8のS904において、ウィンドウシステムから設定アプリケーションに対してイベントが発行される。設定アプリケーションはイベントを受信し、S905でルータA101に対して論理ネットワーク接続情報の削除要求を行う。ルータA101はS906で外部アクセス受け入れ状態を終了する。次にS907で論理ネットワーク接続情報を削除し、削除が成功したことを設定アプリケーションに返信する。このような設定情報の要求と削除処理は、例えばUPnPのInternet Gateway Deviceを用いて実装することができる。
さらに設定アプリケーションはS910で論理ネットワーク接続情報や機器通信情報等、図3で説明した一連の接続設定情報の削除をカメラ120に対して要求する。カメラ120は要求を受信すると、S911でカメラ120内に保存された接続設定情報を削除し、S912で削除が完了したことを設定アプリケーションに報告する。このようなカメラ120に対する論理ネットワーク接続情報及び機器通信情報の削除は、例えばUPnPを用いて実装することができるが、本実施形態はプロトコルに依存するものではない。
最後に設定アプリケーションはカメラ120からの設定削除完了通知を受けて、S913でウィンドウシステムに対してアイコン変更要求を行う。ウィンドウシステムはS914でカメラ120のアイコンを変更し、設定のない状態(520)にする。
以上述べた方法により、本実施形態によれば、接続設定情報の削除を直感的なGUIを用いて指示することができる。
また、本実施形態においては、ファイルのアップロード先を指定するGUIとして、特定のストレージサーバの、特定のフォルダを直接指定することが可能である。
これは、図9に示すように、設定アプリケーションにおいて、アップロード先のストレージサーバとフォルダ611を指定するウィンドウ610を設ける。このウィンドウ610上でカメラアイコン520をフォルダにドラッグアンドドロップすると、ストレージサーバ及びフォルダ、即ちデータ転送先を決定できる。これにより、図3のID11からID13の機器通信情報を設定することができる。なお、フォルダ611は、本発明の第3の表示情報の一構成例である。
ファイルのアップロード可能なサーバ及びフォルダはUPnP AVの規格の一つであるCDS(Content Directory Service)を用いて求めることができる。CDSはストレージサーバ内のコンテンツの検索や、追加・削除を行うサービスである。即ち、CDSを公開しているストレージサーバを検索することにより、ストレージサーバの一覧を表示ができる。またストレージサーバを選択した後にディレクトリ構成を取得し、どこにアップロードを行うかを表示することができる。
以上説明した方法により、本実施形態によれば、アップロード先のストレージサーバおよびフォルダの設定を簡便に行うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、メニュー形式による設定が可能である。これは、リモコンによる操作を行う機器では、マウス等のポインティングデバイスによるドラッグアンドドロップ操作はできないためである。この場合のGUIの例を図10に示す。
図10は、カメラ120をネットワークに接続したときに表示されるメニューの例を示す図である。メニュー方式で表示されるのでリモコンのカーソルキーと決定キーのみで操作が可能である。カメラ120がネットワークに接続すると、操作内容を選択するメニューダイアログ701を表示する。ここで「遠隔機器通信設定」を選択すると次の状態702に移動し、所望の機器操作を選択する。これは図5のウィンドウ510に相当する。さらに「ファイルをアップロードする」を選択すると次の状態703に遷移し、アップロード先のサーバを選択する。さらに704においてサーバにおけるフォルダ又はディレクトリを選択する。これは第4の実施形態において、図9のアップロード先の指定に相当する。最後に705の状態に遷移し、設定の完了を確認して終了すると、図6における接続設定情報の保存処理S806からS812までの一連の処理が実行される。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、カメラ120においてネットワーク接続機能を分離し、別途ネットワーク接続機能を持つ通信アダプタを用いる構成も可能である。この場合、自宅ネットワーク100にはカメラ120が通信アダプタ経由で接続される。カメラ120と通信アダプタは例えばUSB(Universal Service Bus)によって接続される。
図11は通信アダプタの構成例である。通信アダプタ121はCPU205、ROM206、RAM207、外部記憶インタフェース211、外部メモリ212を持つ。外部メモリは例えばSDカード等の記録メディアである。また、操作インタフェース213、操作デバイス214、表示インタフェース215、表示デバイス216を持つ。操作デバイス214はボタンやスイッチであり、表示デバイス216は小型の液晶ディスプレイ等である。また機器インタフェース218とネットワークインタフェース219とを持つ。機器インタフェース218は、USB等の規格に従って、カメラ120との機器通信を行う。またネットワークインタフェース219は、有線又は無線LANに接続する。
上述した本発明の実施形態を構成する各手段及び各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態に係るネットワークシステムの構成を示す図である。 カメラのハードウェア構成を示す図である。 論理ネットワーク接続情報と機器通信情報とを含む接続設定情報の例を示す図である。 ディスプレイ上で動作する設定アプリケーションのソフトウェア構成を説明するための図である。 ディスプレイ上で動作する設定アプリケーションのGUI例を説明するための図である。 論理ネットワーク接続情報、機器通信情報生成時における、カメラ、ウィンドウシステム、設定アプリケーション、自宅ネットワークのルータA間における処理手順を示すシーケンスチャートである。 カメラからの画像アップロード手順を示すシーケンスチャートである。 接続設定情報の削除処理を示すシーケンスチャートである。 アップロード先のストレージサーバとフォルダを指定するためのウィンドウの構成例を示す図である。 メニュー方式による設定ウィンドウの構成例を示す図である。 通信アダプタの構成例を示す図である。
符号の説明
100 自宅ネットワーク
101 ルータA
110 外出先ネットワーク
111 ルータB
112 無線LANアクセスポイント
120 カメラ
130 ディスプレイ
140 ストレージサーバ
150 情報端末

Claims (10)

  1. 外部装置が接続された第1のネットワークと通信装置が接続された第2のネットワークとを論理ネットワークにより接続し、前記論理ネットワークを介して前記外部装置とデータ通信を実行する通信装置であって、
    前記外部装置が接続された第1のネットワークと前記通信装置が接続された第2のネットワークとを接続するための論理ネットワークの構築時に用いられる認証情報を含む論理ネットワーク接続情報と、前記通信装置とデータ通信を実行する外部装置、及び、実行するデータ通信処理を特定するための通信情報とを記録媒体に保持する保持手段と、
    前記第2のネットワークの通信制御装置に対して前記論理ネットワーク接続情報を送信する送信手段と、
    前記通信情報により特定されるデータ通信処理を、前記第2のネットワークの通信制御装置と前記第1のネットワークの通信制御装置により構築された前記論理ネットワークを介して、前記通信情報により特定される外部装置との間で実行するデータ通信処理手段を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記論理ネットワーク接続情報は、前記第1のネットワークの通信制御装置により生成された情報であり、前記第2のネットワークの通信制御装置と前記第1のネットワークの通信制御装置とは、前記論理ネットワーク接続情報に基づいて前記論理ネットワークを構築することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 外部装置が接続された第1のネットワークと通信装置が接続された第2のネットワークとを論理ネットワークにより接続し、前記論理ネットワークを介して前記通信装置と前記外部装置の間でデータ通信を実行するデータ通信方法であって、
    前記通信装置は、前記論理ネットワークの構築時に用いられる認証情報を含む論理ネットワーク接続情報と、前記通信装置とデータ通信を実行する外部装置、及び、実行するデータ通信処理を特定するための通信情報とを記録媒体に保持し、前記第2のネットワークの通信制御装置に対して前記論理ネットワーク接続情報を送信し、
    前記第2のネットワークの通信制御装置は、前記論理ネットワークの構築のために前記認証情報を前記第1のネットワークの通信制御装置に送信し、
    前記通信装置は、前記通信情報により特定されるデータ通信処理を、前記第2のネットワークの通信制御装置と前記第1のネットワークの通信制御装置により構築された論理ネットワークを介して、前記通信情報により特定される外部装置との間で実行することを特徴とするデータ通信方法。
  4. 操作装置は、前記通信装置で実施可能なデータ通信処理の内容をメニュー方式で表示し、前記通信装置は、操作により選択されたメニューに対応するデータ通信処理のための前記論理ネットワーク接続情報を記録媒体に保持することを特徴とする請求項3に記載のデータ通信方法。
  5. 操作装置は、前記通信装置を示す第1の表示情報を表示するとともに、前記通信装置と前記外部装置間で実施可能なデータ通信処理の内容を複数の第2の表示情報で表示し、前記複数の第2の表示情報のうちの何れかに前記第1の表示情報を移動させることにより、前記第1の表示情報が移動された位置に該当する第2の表示情報に対応するデータ通信処理の指示を行い、
    前記通信装置は、指示されたデータ通信処理のための前記論理ネットワーク接続情報を記録媒体に保持することを特徴とする請求項3に記載のデータ通信方法。
  6. 操作装置は、前記通信装置を示す第1の表示情報を表示するとともに、前記通信装置と前記外部装置間で実施可能なデータ通信処理の内容を複数の第2の表示情報で表示し、前記複数の第2の表示情報のうちの何れかを前記第1の表示情報に移動させることにより、前記第1の表示情報の位置に移動された第2の表示情報に対応するデータ通信処理の指示を行い、
    前記通信装置は、指示されたデータ通信処理のための前記論理ネットワーク接続情報を記録媒体に保持することを特徴とする請求項3に記載のデータ通信方法。
  7. 通信装置が、外部装置が接続された第1のネットワークと前記通信装置が接続された第2のネットワークとを論理ネットワークにより接続し、前記通信装置が前記論理ネットワークを介して前記外部装置と実行するデータ通信方法であって、
    前記通信装置が、前記論理ネットワークの構築時に用いられる認証情報を含む論理ネットワーク接続情報と、前記通信装置とデータ通信を実行する外部装置、及び、実行するデータ通信処理を特定するための設定情報である通信情報とを記録媒体に保持する保持ステップと、
    前記通信装置が、前記第2のネットワークの通信制御装置に対して前記論理ネットワーク接続情報を送信する送信ステップと、
    前記通信装置が、前記通信情報により特定されるデータ通信処理を、前記第2のネットワークの通信制御装置と前記第1のネットワークの通信制御装置により構築された前記論理ネットワークを介して、前記通信情報により特定される外部装置との間で実行するデータ通信処理ステップとを含むことを特徴とするデータ通信方法。
  8. 前記論理ネットワーク接続情報は、前記第1のネットワークの通信制御装置により生成された情報であり、前記第2のネットワークの通信制御装置と前記第1のネットワークの通信制御装置とは、前記論理ネットワーク接続情報に基づいて前記論理ネットワークを構築することを特徴とする請求項7に記載のデータ通信方法。
  9. 外部装置が接続された第1のネットワークとコンピュータが接続された第2のネットワークとを論理ネットワークにより接続し、前記論理ネットワークを介して前記外部装置と実行するデータ通信手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記論理ネットワークの構築時に用いられる認証情報を含む論理ネットワーク接続情報と、コンピュータとデータ通信を実行する外部装置、及び、実行するデータ通信処理を特定するための設定情報である通信情報とを記録媒体に保持する保持ステップと、
    前記第2のネットワークの通信制御装置に対して前記論理ネットワーク接続情報を送信する送信ステップと、
    前記通信情報により特定されるデータ通信処理を、前記第2のネットワークの通信制御装置と前記第1のネットワークの通信制御装置により構築された前記論理ネットワークを介して、前記通信情報により特定される外部装置との間で実行するデータ通信処理ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 前記論理ネットワーク接続情報は、前記第1のネットワークの通信制御装置により生成された情報であり、前記第2のネットワークの通信制御装置と前記第1のネットワークの通信制御装置とは、前記論理ネットワーク接続情報に基づいて前記論理ネットワークを構築することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
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