JP5037108B2 - 揺動開閉式入浴装置 - Google Patents
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Description
図1は入浴者を入浴させる際の揺動開閉式入浴装置を示す斜視図であり、図2は入浴者を出し入れさせる際の揺動開閉式入浴装置を示す斜視図であり、図3は開口側から見た揺動浴槽を示す斜視図であり、図4は揺動浴槽と固定浴槽との間の水密手段を示す断面図であり、図5は車椅子を示す断面図であり、図6は入浴者の搬入状態における揺動開閉式入浴装置を示す断面図であり、図7は入浴者の収容状態における揺動開閉式入浴装置を示す断面図であり、図8は入浴状態における揺動開閉式入浴装置を示す断面図であり、図9は固定浴槽の開口側から見た揺動開閉式入浴装置を示す側面図であり、図10は揺動開閉式入浴装置を示す平破断図であり、図11は固定浴槽に設けられたレールを示す平面図であり、図12は固定浴槽に設けられたレールを示す断面図であり、図13は揺動開閉式入浴装置に備えられたロック機構を示す側面図であり、図14は解除状態のロック機構を示す断面図であり、図15はロック状態のロック機構を示す断面図である。
図5に示すように、車椅子1は、キャスタ付きの台車10(椅子下部)と、台車10に着脱手段100により着脱可能に立設された支持ロッド11と、支持ロッド11の上部によって支持される椅子部12とを備える。
ブラケット21には、介助者が車椅子1を移動操作するときに把持する部分である把持部23aを先端に有するアーム23が回動自在に支持されている。アーム23を支持する軸24にはリンクを介して図示せぬローラが取り付けられており、アーム23、軸24、およびこのローラは一体的に回動するようになっている。このため、介助者がアーム23の先端の把持部23aを持って図5中右回りに上方向へ回転させると、ローラが該アーム23の回動と一体的に回動してフットレスト支持ロッド22の下面に当接し、同支持ロッド22を軸21aを中心に回動させる。
これにより、フットレスト18は、所定角度まで強制的に回動されて、その位置でロックされる。このロックは、前記アーム23の把持部23aとは逆側の先端23bに設けられた被ロック部材が、図示せぬ付勢部材によって軸26を中心に図5中時計方向へ回動するように付勢されるロック部材27の図示せぬ先端に係合することによって行なわれる。
ピン着脱手段106としては、一端がピン支点106aに回動自在に支持されるピン着脱ペダル106bと、このピン着脱ペダル106bと一体に着脱ピン105を上下動可能とするピン支持部106cとからなる。
このピン着脱ペダル106bは、図示しない付勢手段によって図5の時計回り方向に付勢されているとともに、ピン着脱ペダル106bを着脱ピン105における着脱板102固定位置と開放位置とに位置設定することを可能とする図示しない位置設定手段が設けられる。これらの構成によって、ピン着脱ペダル106bを踏みつけることにより、着脱ピン105における着脱板102固定位置と開放位置とが位置設定される。
この係止解除セーフティ手段107は、後述するように、固定浴槽30に設けられたセーフティ当接部108に当接した際、台車10に対する椅子部12の移動方向と同方向に移動可能として台車10の角パイプ16に設けられたセーフティロッド107aと、このセーフティロッド107aがセーフティ当接部(ガイドレール)108に当接しない状態でピン着脱ペダル106bを着脱ピン105の係止位置に維持するロック部材107bとからなる。
このロック部材107bは、その中心付近を回転支点として回動可能とされるとともに図5に示す係止状態(ロック状態)では略直立状態とされてその下端にセーフティロッド107aが回動自在に接続され、このセーフティロッド107aの往復動作により、図5に示すロック状態と、図7,8に示すように、直立状態からは多少傾いた解除状態との切り替え可能とされている。
図1、図2に示すように、揺動開閉式入浴装置2は、前面(図6〜8において左側が前面となる)が開口された固定浴槽30と、この固定浴槽30の開口に対応する開口を有するとともにこの開口が固定浴槽30の開口に連結して前記固定浴槽30外部に浴槽30,31を延長可能な揺動浴槽31とからなる。
揺動フレーム92は、固定浴槽30両側に浴槽下部フレーム80から立設される縦フレーム92aと、縦フレームから開口方向に向けて略水平に延設されその開口側(前側)の一端に揺動支点91が設けられる横フレーム92bとを有する構成とされる。横フレーム92bの後側他端には揺動浴槽31を駆動するためのシリンダ90が回動自在に固定されており、横フレーム92b中央付近からは、支持部材92cが固定浴槽30の開口に沿った位置と平行な状態に固定浴槽30の下側を帯状に支持するように設けられている。
これら折曲部30a,31aの互いに対向する位置には、入浴時における前記固定浴槽30と前記揺動浴槽31との水密状態を維持するための水密手段40として、パッキン40aおよびその受け部材40bが前記開口の形状に沿って設けられる。これらのパッキン40aおよびその受け部材40bは、図8に示す揺動浴槽31の閉状態(入浴状態)においては、揺動浴槽を閉塞するだけで、互いに密着し、浴槽30,31を水密状態とすることができる。
この排水部41は、開口付近の底部に設けられた排水穴42と、この排水穴42からさらに開口方向固定浴槽側に水平より略下向きに延在する排水管43と、この排水管43端部下側に設けられ排水栓44により密閉可能な排水孔45とを具備するものとされる。排水部41は、図8に示す揺動浴槽31の閉状態(入浴状態)において、排水をおこなう際に、浴槽略中心位置に設けた排水孔45から排水して、後述する車椅子1の台車10に干渉することない位置に配されるとともに、揺動浴槽31の開閉時に、固定浴槽30と干渉することなくスムーズに開閉することが可能となるよう構成される。
排水ピン46は排水孔45Aの中心に上下動可能に設けられるとともに、排水栓開閉ペダル47によって上方に移動した際に、排水孔45を閉塞している排水栓44を上方に押し上げて開状態として排水をおこなう。
車椅子固定手段82としては、図6〜8,図10に示すように、固定浴槽30の開口よりも前方(図6〜8,10の左側方向)に突出し、かつ車椅子1の固定状態に影響を及ぼさないように側方(図10では上側)位置に車椅子解除ペダル82cが設けられる。
この車椅子解除ペダル82cは、回転軸82aに回動可能に支持され、この回転軸82aには、水平状態に前方に伸びてその先端部に上側に突出する凸部を有する鍵状のロック部材82bが接続される。これら車椅子解除ペダル82cおよびロック部材82bは、回転軸82aを中心に一体的に回動可能とされるとともに、図6〜8の時計回り方向に付勢されている。
ロック部材82bは、台車10の板材13bがロック部材82の凸部を乗り越えた状態になるよう凸部の前側が傾斜した状態とされて、ロック部材82bの凸部は、台車10が固定浴槽30に当接した際に、板材13bを固定する位置に設けられている。
この傾動手段は、図6〜8,図10に示すように、固定浴槽30底部36に固定された回転支点51を中心に回転可能な椅子支持部52と、揺動浴槽31とから構成される。
この椅子支持部52は、固定浴槽30の奥行き方向(図6〜図8における左右方向)に延在する2本平行なレール52a,52aと、レール52aの開口側(同左側)の端部(先端部)に設けられた傾動支持部52bと、この傾動支持部52bの先端に設けられて揺動浴槽31の底部(内面)38に当接された転動部(ローラ)52cとを備える構成からなる。
なお、円筒部121a及び付勢部材122の中にそれぞれ挿通された上記軸材123は、その両端が、ブラケット124,124を介してレール52aに支持されている。
このガイド71のそれぞれ対向する位置には複数のガイドローラ72,72が設けられて角パイプ16の進入を容易にしているとともに、このガイド71の先端部分はセーフティ当接部108とされている。ガイド71の先端側は、これらガイド71,71どうしの対向間距離が外側に向けて拡大するように設定されており、角パイプ16の進入をより容易にしている。
これらフロートF、凸部36Aにより、入浴者の入浴には必要のない椅子支持部52の下側空間に入る湯を節約し、入浴時に使用する湯量を低減することができる。
また、フロートFの浮力を椅子支持部52に作用させることができるため、入浴中において椅子支持部52を支持している揺動浴槽30内面への荷重を低減することができる。
給排湯手段61について説明すると、図6〜8に示すように、タンク60の給湯口62には配管63aを介してポンプ65が介在され、さらにこの配管を介して浴槽本体30の給湯口に接続される。したがって、図示しない制御手段によってポンプが制御され、これにより、タンク60から浴槽30,31へ供湯されるときには、湯は前記タンク60の給湯口62から配管63aを介してポンプ65の吸い込み側に至り、ポンプ65の吐出側から配管合流部,配管を介して浴槽30,31へ至るようになっている。
また、タンク60には図示しない湯温センサが設けられ、浴槽30,31に供給する湯の温度を検出し、所定の設定温度とされた湯を供給可能とされている。
ここで、折曲部30a,31aの水密手段40としてのパッキン40aおよびその受け部材40bが互いに密着して、入浴時における前記固定浴槽30と前記揺動浴槽31とを水密状態とする。
2 揺動開閉式入浴装置
10 台車(椅子下部)
12 椅子部
30 固定浴槽
31 揺動浴槽
52a レール
113 ずれ止め凸部(係止部)
120,220 ロック機構
121,221 被係止部
121b,221b 第1の当接部(被係止部の一部)
121c,221c 第2の当接部(当接部)
122,222 付勢部材
Claims (1)
- 一側方に開口がある固定浴槽と、該固定浴槽の開口に対応する開口を有するとともに前記開口部分上端部付近に位置する揺動支点を中心に鉛直方向に揺動可能とされた揺動浴槽と、が備えられ、
前記揺動浴槽が、湯張り可能な浴槽を形成するように、その開口が前記固定浴槽の開口に連結されて前記固定浴槽に対して水密状態で連続される閉状態と、前記固定浴槽の下側に収納されて該固定浴槽の開口を開放させる開状態との間で揺動され、
前記固定浴槽の底面には、該固定浴槽の奥行き方向に延在され、車椅子の椅子部を支持するとともに該椅子部を前記奥行き方向に走行させるレールが設けられ、
該レールは、前記揺動浴槽が前記閉状態方向に揺動するに従い先端部が上げられて傾けられ、前記揺動浴槽が前記開状態方向に揺動するに従い先端部が下げられて傾きが小さくなる揺動開閉式入浴装置であって、
前記レールが傾けられているとき、該レールに沿った前記椅子部の移動を規制し、前記レールが椅子下部との合体可能位置にきたとき、該レールに沿った前記椅子部の移動を許容するロック機構が備えられ、
前記ロック機構が、前記椅子部側に設けられた係止部材と、前記レール側に設けられた被係止部材と、該被係止部材の一部が前記係止部材に当接する係止位置に配置されるように前記被係止部材を付勢する付勢部材と、を備える構成からなり、
前記被係止部材には、前記レールが椅子下部との合体可能位置にきたときに前記固定浴槽の底面に当接される当接部が設けられ、該当接部が前記固定浴槽の底面に当接されると、前記被係止部材が前記係止部材に当接しない非係止位置に移動することを特徴とする揺動開閉式入浴装置。
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