JP5035778B2 - 車輌用灯具の洗浄装置 - Google Patents

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本発明は車輌用灯具の洗浄装置に関する。詳しくは、車体又はバンパーに対する取付位置に応じた複数の種類のブラケットを設けて製造コストの低減を図る技術分野に関する。
車体又はバンパーに形成された開口から一部が出し入れされるように移動され、車輌用前照灯の前面カバーを洗浄する洗浄装置がある。
洗浄装置には、前端側に設けられ洗浄液を噴射する噴射ノズルを有するノズル部と該ノズル部が連結されたピストンと該ピストンを移動自在に支持するシリンダーと取付体として機能する車体又はバンパーに取り付けられるブラケットとを有するものがある。
このような洗浄装置にあっては、ブラケットが車体又はバンパーに取り付けられ、車体又はバンパーに形成された開口からノズル部及びピストンの一部が前方へ突出され噴射ノズルから洗浄液が噴射されて洗浄が行われ、開口から車体又はバンパーの内部にノズル部及びピストンが引き込まれて収納される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された洗浄装置は、ブラケットにそれぞれ被取付孔を有する二つの被取付部が設けられ、車体又はバンパーに形成された二つの取付部の各取付孔に、ブラケットの被取付孔にそれぞれ挿通された取付ネジが螺合されることにより車体又はバンパーに取り付けられる。
特開2003−182536号公報
ところで、車輌には、同じ種類の車輌であっても、例えば、車高や車体・バンパーの形状・大きさ等が相違する各種のタイプが存在する。これらのタイプの相違する車輌においては、車体又はバンパーに形成された二つの取付孔の中心間の距離は同じとされているが、車体又はバンパーに対する洗浄装置の取付位置が相違するものがある。
ところが、車体又はバンパーに対する洗浄装置の取付位置の相違に対応して、二つの被取付部の形成位置が相違する洗浄装置をそれぞれ製造しようとすると、その分、洗浄装置の製造コストが高騰すると言う問題が生じてしまう。
そこで、本発明洗浄装置は、車体又はバンパーに対する取付位置が相違する場合において、製造コストの低減を図ることを課題とする。
車輌用灯具の洗浄装置は、上記した課題を解決するために、洗浄液を噴射する噴射ノズルを有するノズル部と、二つの取付部を有する取付体として機能する車体又はバンパーに形成された開口を介して出し入れされるように前記ノズル部と一体となって所定の移動方向へ移動されるピストンと、該ピストンを前記所定の方向へ移動自在に支持するシリンダーと、前記シリンダーを保持すると共に前記取付体に取り付けられるブラケットとを設け、前記ブラケットに、シリンダーを保持する保持筒部と前記取付体の二つの取付部にそれぞれ取り付けられる二つの被取付部とを設け、前記一方の被取付部に第1の被取付孔を形成し、前記他方の被取付部に第2の被取付孔を形成し、前記第1の被取付孔の中心と前記第2の被取付孔の中心との距離が同一とされ前記二つの被取付部の保持筒部に対する形成位置が同一とされると共に前記二つの被取付部に対する第1の被取付孔と第2の被取付孔の形成位置がそれぞれ異なる複数の種類の前記ブラケットを設け、前記取付体に対する取付位置に応じた種類の前記ブラケットを用いるようにしたものである。
従って、車輌用灯具の洗浄装置にあっては、保持筒部に対する形成位置が同一の二つの被取付部を有するブラケットが、取付ネジによって取付体の取付部にそれぞれ取り付けられる。
本発明車輌用灯具の洗浄装置は、洗浄液を噴射する噴射ノズルを有するノズル部と、二つの取付部を有する取付体として機能する車体又はバンパーに形成された開口を介して出し入れされるように前記ノズル部と一体となって所定の移動方向へ移動されるピストンと、該ピストンを前記所定の方向へ移動自在に支持するシリンダーと、前記シリンダーを保持すると共に前記取付体に取り付けられるブラケットとを備えた車輌用灯具の洗浄装置であって、前記ブラケットに、シリンダーを保持する保持筒部と前記取付体の二つの取付部にそれぞれ取り付けられる二つの被取付部とを設け、前記一方の被取付部に第1の被取付孔を形成し、前記他方の被取付部に第2の被取付孔を形成し、前記第1の被取付孔の中心と前記第2の被取付孔の中心との距離が同一とされ前記二つの被取付部の保持筒部に対する形成位置が同一とされると共に前記二つの被取付部に対する第1の被取付孔と第2の被取付孔の形成位置がそれぞれ異なる複数の種類の前記ブラケットを設け、前記取付体に対する取付位置に応じた種類の前記ブラケットを用いるようにしたことを特徴とする。
従って、洗浄装置の取付体に対する取付位置の相違に対応して保持筒部に対する第1の被取付部や第2の被取付部の形成位置が相違する洗浄装置をそれぞれ製造する必要がなく、洗浄装置の製造コストの削減を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記二つの被取付部をそれぞれ前記第1の被取付孔と前記第2の被取付孔に挿通した取付ネジによって前記取付体の二つの取付部に取り付け、前記被取付部を前記取付体の取付部に前記取付ネジによって取り付ける前の状態において、前記被取付部の少なくとも一方を前記取付部に保持するクリップを設けたので、洗浄装置の取付体に対する取付位置が取付前にずれてしまうことがなく、洗浄装置の取付作業における作業性の向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記取付体の取付部に係合部が設けられ、前記ブラケットに、前記係合部にスライドすることにより係合されるスライド係合部を設けたので、洗浄装置の取付体への組付が容易であり、取付作業における作業性の向上を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記被取付部の少なくとも一方に保持金具を取り付け、前記保持金具に前記取付ネジが締結される取付螺孔を形成したので、洗浄装置の取付体に対する取付強度の向上を図ることができる。
以下に、本発明車輌用灯具の洗浄装置を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
洗浄装置1は、図1に示すように、シリンダー2と該シリンダー2に摺動自在に支持されたピストン3と該ピストン3の前端部に連結されたノズル部4と該ノズル部4の前端部に連結されたホルダー5と該ホルダー5の前端部に連結されたノズルカバー6とを備えている。
シリンダー2は略円筒状に形成され、前端部に内方へ張り出された内フランジ部2aを有している。
シリンダー2の後端部にはジョイント7が取り付けられている。ジョイント7はシリンダー2の後端部を閉塞するカバー部7aと該カバー部7aの後面に連続された連結管部7bとを有している。ジョイント7のカバー部7aの内部にはバネ掛け部7cが設けられている。
ジョイント7がシリンダー2の後端部に取り付けられた状態においては、カバー部7aの内部がピストン3の内部に連通される。
ジョイント7の連結管7bには図示しない洗浄液供給用チューブの一端部が連結され、該洗浄液供給用チューブの他端部は図示しない洗浄液用タンクに連結されている。従って、洗浄液は、洗浄液用タンクから洗浄液供給用チューブ及びジョイント7を介してピストン3の内部に供給される。
ピストン3は略円筒状に形成され、後端部に外方へ張り出された外フランジ部3aが設けられている。ピストン3はシリンダー2に対する移動時に外フランジ部3aがシリンダー2の内周面に摺動されると共に外周面がシリンダー2の内フランジ部2aに摺動される。
ピストン3の前端部における内部にはバネ掛け突部3bが設けられている。ピストン3のバネ掛け突部3bとジョイント7のバネ掛け部7cとの間には引張コイルバネ8が支持されている。従って、引張コイルバネ8によってピストン3が後方へ付勢されている。
ノズル部4はピストン3の前端部に連結され、洗浄液を噴射する噴射ノズル4a、4aを有している。ノズル部4の内部には図示しないチェックバルブが配置されている。チェックバルブはノズル部4の内部に供給される洗浄液の水圧の大きさに応じて開閉され、洗浄液の前方側への供給及びその停止を制御する機能を有する。
洗浄装置1はシリンダー2がブラケット9によって保持されている。ブラケット9は取付体100として機能する車体やバンパーに取り付けられ、ブラケット9が取付体100に取り付けられることにより洗浄装置1が車輌の内部に配置される。
上記のように構成された洗浄装置1は、車輌の内部に収納された収納状態において、引張コイルバネ8の付勢力によってピストン3が後方へ付勢されることにより、ノズルカバー6の外周部が取付体100に形成された開口100aの外側の周縁に密着又は該開口100aを覆った状態とされる(図2参照)。
収納状態において、洗浄液用タンクから洗浄液供給用チューブ及びジョイント7を介してピストン3の内部に洗浄液が供給されると、洗浄液はピストン3の内部を経てノズル部4の内部に達する。このときチェックバルブが閉塞されているため、洗浄液はチェックバルブより前方へは流入しない。
洗浄液がノズル部4の内部に達すると、供給された洗浄液によって内圧が上昇して引張コイルバネ8が伸長されピストン3がシリンダー2から前方へ突出され、ピストン3の前方への移動に伴ってノズルカバー6、ホルダー5及びノズル部4が前方へ移動されていく(図3参照)。
ピストン3の外フランジ部3aがシリンダー2の内フランジ部2aに接すると、ピストン3等の前方への移動が停止される。ピストン3等の前方への移動が停止されると、さらに供給される洗浄液によって内圧がさらに上昇し、チェックバルブが開放されて洗浄液がチェックバルブより前方へ流入され、噴射ノズル4a、4aから洗浄液が車輌用前照灯の前面カバー200へ向けて噴射されて該前面カバー200が洗浄される。
洗浄液用タンクからの洗浄液の供給が停止されると、内圧が低下してチェックバルブが閉塞され、噴射ノズル4a、4aからの洗浄液の噴射が停止される。
さらに内圧が低下することにより引張コイルバネ8の付勢力によってピストン3、ノズルカバー6、ホルダー5及びノズル部4が後方へ移動されて再び収納状態とされる。
ブラケット9は、図2に示すように、シリンダー2を保持する保持筒部10と、該保持筒部10の前端部から前方へ突出されたケース部11と、該ケース部11の上端部から側方へ突出された第1の被取付部12と、保持筒部10の外周面から側方へ突出された突出部13と、該突出部13から下方へ突出された第2の被取付部14とを有している。
保持筒部10は前後方向に長い略円筒状に形成され、内部にシリンダー2を保持している。
ケース部11は前後に開口された略角筒状に形成されている。ケース部11の上面11aには左右に離隔して一対のスライド係合部15、15が設けられている。スライド係合部15はケース部11の上面11aから上方へ突出された基部15aと該基部15aの上端部から水平方向へ突出された被支持部15bとから成る。
第1の被取付部12は上面12aがケース部11の上面11aと同一平面とされ、平板状に形成されている。第1の被取付部12には上下に貫通された第1の被取付孔12bが形成されている。
突出部13は前後に長い平板状に形成され、突出部13の側縁にはストッパー13aとして機能する後方を向く段差面が形成されている。
第2の被取付部14は略左右方向を向く平板状に形成され、下方に開口され左右に貫通された第2の被取付孔14aを有している。第2の被取付部14における第2の被取付孔14aの前後両側の部分の外面にはそれぞれ補強リブ14b、14bが設けられている。
第2の被取付部14には保持金具16が取り付けられる。保持金具16は断面形状で略U字状に形成されている。保持金具16は左右で対向する一対の押さえ面部17、17を有し、該押さえ面部17、17が離接する方向(左右方向)へのバネ性を有する。一方の押さえ面部17にはネジ挿通孔17aが形成され、他方の押さえ面部17には取付螺孔17bが形成されている。一方の押さえ面部17の上端部にはそれぞれ前後へ突出された係合突部17c、17cが設けられている。
保持金具16は押さえ面部17、17が第2の被取付部14を左右から挟持した状態で該第2の被取付部14に取り付けられる。保持金具16が第2の被取付面部15に取り付けられた状態においては、係合突部17c、17cの下縁が補強リブ14b、14bの上縁に係合される。従って、保持金具16の第2の被取付面部14からの脱落が防止される。
保持金具16が第2の被取付部14に取り付けられた状態においては、ネジ挿通孔17aと取付螺孔17bの間に、第2の被取付部14に形成された第2の被取付孔14aが位置される。
第2の被取付部14には保持金具16によって挟持された部分の近傍に補強リブ14b、14bが設けられているため、保持金具16が第2の被取付部14に取り付けられた状態における第2の被取付部14の変形や破損等が防止される。
ブラケット9は、洗浄装置1の取付体100に対する取付位置の相違に応じて3種類が設けられている。即ち、図4乃至図6に示すように、ブラケット9A、9B、9Cが設けられている。
ブラケット9A、9B、9Cは、第1の被取付部12及び第2の被取付部14の保持筒部10に対する形成位置が同一とされ、第1の被取付孔12bの中心と第2の被取付孔14aの中心との距離Lが同一とされているが、第1の被取付孔12bの第1の被取付部12に対する形成位置及び第2の被取付孔14aの第2の被取付部14に対する形成位置が相違する。また、ブラケット9A、9B、9Cは、洗浄装置1の取付体100に対する取付位置に応じて、ストッパー13aの突出部13に対する形成位置も相違する。
取付体100として機能する車体又はバンパーには、上記したように、開口100aが形成されている(図2及び図3参照)。
取付体100の下面側には互いに近付く方向へ突出された係合部101、102が設けられている(図7参照)。係合部101、102の上面側には横長の空間が形成され、該空間が配置用空間100bとして形成されている。係合部101は洗浄装置1が取り付けられる取付部としても機能し、係合部101には上下に貫通された取付孔として形成された図示しない螺孔が形成されている。
取付体100には下方へ突出された取付部103が設けられている。取付部103は略左右方向を向く平板状に形成され、略左右に貫通された図示しない取付孔を有している。
洗浄装置1はブラケット9(9A、9B、9C)の第1の被取付部12と第2の被取付部14がそれぞれ取付部(係合部)101と取付部103にネジ止めによって以下のようにして取り付けられる(図7乃至図10参照)。
洗浄装置1は、先ず、後方へスライドされることにより、ブラケット9のスライド係合部15、15がそれぞれ取付体100の係合部101、102に係合され、取付体100に支持される。このとき係合部101、102はスライド係合部15、15とケース部11の間に挿入され、スライド係合部15、15の被支持部15b、15bが配置用空間100bに位置される。
洗浄装置1が後方へスライドされブラケット9の突出部13に設けられたストッパー13aが取付体100の取付部103の前端に接することにより、洗浄装置1の取付体100に対する前後方向における位置決めが行われ、洗浄装置1の取付体100に対する前後方向における取付位置が決定される。
このとき洗浄装置1の第1の被取付部12は取付体100の取付部(係合部)101に上下方向において当接又は近接して位置され、洗浄装置1の第2の被取付部14は取付体100の取付部103に左右方向において当接又は近接して位置される。
洗浄装置1の取付体100に対する前後方向における位置決めが行われた状態においては、第1の被取付部12の第1の被取付孔12bの真上に取付部101の取付孔が位置され、第2の被取付部14の第2の被取付孔14aの真横に取付部103の取付孔が位置される。
次いで、クリップ18によって第1の被取付部12が取付部101に保持される。クリップ18は、挿入部材19と該挿入部材19が挿入されて結合される被挿入部材20とから成る。
挿入部材19は円板状の頭部19aと該頭部19aから上方へ突出された挿入突部19bとから成り、該挿入突部19bの外周面には外方へ突出された作用突起19c、19c、・・・が設けられている。
被挿入部材20は円環状の押し当て部20aと該押し当て部20aの上側開口縁から上方へ突出された弾性変形部20b、20b、・・・とから成る。弾性変形部20b、20b、・・・の上端部は互いに近付く方向へ傾斜されている。
クリップ18は挿入部材19の挿入突部19bが下方から被挿入部材20の弾性変形部20b、20b、・・・の内側に挿入される。
クリップ18は被挿入部材20の押し当て部20aと挿入部材19の頭部19aが上下で離隔した状態で挿入突部19bと弾性変形部20b、20b、・・・が第1の被取付部12の第1の被取付孔12b及び取付部101の取付孔に下方から挿入される。このとき被挿入部材20の押し当て部20aが第1の被取付部12に下方から押し当てられる。
上記のように挿入突部19bと弾性変形部20b、20b、・・・が第1の被取付孔12b及び取付孔に挿入された状態において、挿入部材19の頭部19aを下方から押圧すると、挿入部材19が被挿入部材20に対して上方へ移動され、弾性変形部20b、20b、・・・の上端部の内面に挿入部材19の作用突起19c、19c、・・・が接触されて弾性変形部20b、20b、・・・が弾性変形されて押し広げられる(図7参照)。従って、クリップ18は第1の被取付孔12b及び取付孔から下方へ脱落しないように変形され、クリップ18によって第1の被取付部12が取付部101に保持される。
次いで、第2の被取付部14の第2の被取付孔14a、保持金具16のネジ挿通孔17a、取付部103の取付孔に順に取付ネジ21を挿入し該取付ネジ21を保持金具16の取付螺孔17bに螺合する。
最後に、挿入部材19を下方へ移動させて弾性変形部19c、19c、・・・を弾性復帰させてクリップ18を第1の被取付部12の第1の被取付孔12b及び取付部101の取付孔から取り外し、第1の被取付孔12bに取付ネジ22を挿入し該取付ネジ22を取付部101の取付孔に螺合することにより、洗浄装置1を取付体100に取り付ける。
尚、上記には、クリップ18を第1の被取付部12の第1の被取付孔12b及び取付部101の取付孔から取り外し取付ネジ22を用いて第1の被取付部12を取付部101に取り付ける例を示したが、必要とされる取付強度に応じ、取付ネジ22を用いることなくクリップ18を用いて第1の被取付部12を取付部101に取り付けるようにすることも可能である。
洗浄装置1の取付体100に対する取付位置は、例えば、車輌のタイプによって相違する。
従って、洗浄装置1にあっては、取付体100に対して、例えば、前方寄りの第1の位置に取り付けられる洗浄装置1にブラケット9Aを用い(図8参照)、第1の位置より後側の第2の位置に取り付けられる洗浄装置1にブラケット9Bを用い(図9参照)、第2の位置より後側の第3の位置に取り付けられる洗浄装置1にブラケット9Cを用いている(図10参照)。
このように、保持筒部10に対する第1の被取付部12及び第2の被取付部14の形成位置が同一とされ、第1の被取付孔12bの中心と第2の被取付孔14aの中心との距離Lが同一とされたブラケット9A、9B、9Cを用いることにより、洗浄装置1の取付体100に対する取付位置の相違に対応して保持筒部10に対する第1の被取付部や第2の被取付部の形成位置が相違する洗浄装置をそれぞれ製造する必要がなく、洗浄装置の製造コストの削減を図ることができる。
また、洗浄装置1にあっては、取付体100に取付ネジ22、20によって取り付ける前の状態において、第1の被取付部12を取付部101にクリップ18によって保持するようにしているため、洗浄装置1の取付体100に対する取付位置が取付ネジ22、20による取付前にずれてしまうことがなく、取付ネジ22、20による洗浄装置1の取付作業における作業性の向上を図ることができる。
尚、上記には、第1の被取付部12を取付部101にクリップ18によって保持する例を示したが、クリップ18による保持は、取付部101に対する第1の被取付部12に限られることはなく、第2の被取付部14を取付部103にクリップ18によって保持するようにしてもよく、また、第1の被取付部12と第2の被取付部14をそれぞれ取付部101、103にクリップ18によって保持するようにしてもよい。
さらに、洗浄装置1にあっては、第2の被取付部14に保持金具16を取り付けて取付部103に取付ネジ21によって第2の被取付部14を固定しているため、洗浄装置1の取付体100に対する取付強度の向上を図ることができる。
尚、上記には、第2の被取付部14に保持金具16を取り付けた例を示したが、保持金具16の取付は第2の被取付部14に限られることはなく、第1の被取付部12に保持金具16を取り付けてもよく、また、第1の被取付部12と第2の被取付部14に保持金具16を取り付けてもよい。
加えて、洗浄装置1の取付体100への取付に際し、ブラケット9のスライド係合部15、15を取付体100の係合部101、102に係合するようにしているため、洗浄装置1の取付体100への組付が容易であり、取付作業における作業性の向上を図ることができる。
上記には、ブラケット9として3種類のブラケット9A、9B、9Cを設けた例を示したが、ブラケット9の種類は3種類に限られることはなく、取付体100に対する取付位置に応じた種類のブラケット9を設ければよい。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図10と共に本発明車輌用灯具の洗浄装置の最良の形態を示すものであり、本図は、洗浄装置の平面図である。 洗浄装置が収納されている状態を示す側面図である。 洗浄装置が前方へ突出されている状態を示す側面図である。 ブラケットを示す斜視図である。 別のブラケットを示す斜視図である。 また別のブラケットを示す斜視図である。 洗浄装置が取付体に取り付けられた状態を示す正面図である。 図5に示すブラケットを有する洗浄装置が取付体に取り付けられた状態を示す底面図である。 図6に示すブラケットを有する洗浄装置が取付体に取り付けられた状態を示す底面図である。 図7に示すブラケットを有する洗浄装置が取付体に取り付けられた状態を示す底面図である。
符号の説明
1…洗浄装置、2…シリンダー、3…ピストン、4…ノズル部、4a…噴射ノズル、9…ブラケット、9A…ブラケット、9B…ブラケット、9C…ブラケット、12…第1の被取付部、12a…第1の被取付孔、14…第2の被取付部、14b…第2の被取付孔、15…スライド係合部、16…保持金具、17b…取付螺孔、18…クリップ、19…取付ネジ、20…取付ネジ、100…取付体、100a…開口、101…係合部(取付部)、102…係合部、103…取付部

Claims (4)

  1. 洗浄液を噴射する噴射ノズルを有するノズル部と、二つの取付部を有する取付体として機能する車体又はバンパーに形成された開口を介して出し入れされるように前記ノズル部と一体となって所定の移動方向へ移動されるピストンと、該ピストンを前記所定の方向へ移動自在に支持するシリンダーと、前記シリンダーを保持すると共に前記取付体に取り付けられるブラケットとを備えた車輌用灯具の洗浄装置であって、
    前記ブラケットに、シリンダーを保持する保持筒部と前記取付体の二つの取付部にそれぞれ取り付けられる二つの被取付部とを設け、
    前記一方の被取付部に第1の被取付孔を形成し、
    前記他方の被取付部に第2の被取付孔を形成し、
    前記第1の被取付孔の中心と前記第2の被取付孔の中心との距離が同一とされ前記二つの被取付部の保持筒部に対する形成位置が同一とされると共に前記二つの被取付部に対する第1の被取付孔と第2の被取付孔の形成位置がそれぞれ異なる複数の種類の前記ブラケットを設け、
    前記取付体に対する取付位置に応じた種類の前記ブラケットを用いるようにした
    ことを特徴とする車輌用灯具の洗浄装置。
  2. 前記二つの被取付部をそれぞれ前記第1の被取付孔と前記第2の被取付孔に挿通した取付ネジによって前記取付体の二つの取付部に取り付け、
    前記被取付部を前記取付体の取付部に前記取付ネジによって取り付ける前の状態において、前記被取付部の少なくとも一方を前記取付部に保持するクリップを設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用灯具の洗浄装置。
  3. 前記取付体の取付部に係合部が設けられ、
    前記ブラケットに、前記係合部にスライドすることにより係合されるスライド係合部を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具の洗浄装置。
  4. 前記被取付部の少なくとも一方に保持金具を取り付け、
    前記保持金具に前記取付ネジが締結される取付螺孔を形成した
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車輌用灯具の洗浄装置。
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