JP2014210491A - バンパーカバーの取付け構造 - Google Patents

バンパーカバーの取付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2014210491A
JP2014210491A JP2013087476A JP2013087476A JP2014210491A JP 2014210491 A JP2014210491 A JP 2014210491A JP 2013087476 A JP2013087476 A JP 2013087476A JP 2013087476 A JP2013087476 A JP 2013087476A JP 2014210491 A JP2014210491 A JP 2014210491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper cover
bumper
engaged
mounting structure
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013087476A
Other languages
English (en)
Inventor
祐至 脇門
Yuji Wakikado
祐至 脇門
真啓 荻野
Masahiro Ogino
真啓 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2013087476A priority Critical patent/JP2014210491A/ja
Publication of JP2014210491A publication Critical patent/JP2014210491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0029Spatial arrangement
    • B60Q1/0041Spatial arrangement of several lamps in relation to each other
    • B60Q1/0047Signalling unit mounted on a headlamp unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0029Spatial arrangement
    • B60Q1/0035Spatial arrangement relative to the vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、バンパーカバーの取付け途中におけるバンパーカバーの意匠面の傷付き、及びランプの意匠面の傷付きを防止できるようにすることを目的とする。【解決手段】本発明は、自動車のバンパーカバーの取付け構造であって、左右のランプ16の意匠面16eには、バンパーカバー23の意匠面23eの車幅方向外側に配置される下方突出部16tが設けられており、バンパーカバー23の裏側には、左右のランプ16の下部に形成された被係合部160とそれぞれ係合可能に構成された左右の係合部325が設けられており、バンパーカバー23の左右の係合部325を左右のランプ16の被係合部160と係合させて、バンパーカバー23の左右の端部230を車幅方向外側に広げる動作を経た後、左右の端部230をフェンダーパネル11に連結できるように構成されている。【選択図】図9

Description

本発明は、自動車におけるバンパーカバーの取付け構造に関する。
バンパーカバーの取付け構造に関する技術が特許文献1に記載されている。
特許文献1のバンパーカバーの取付け構造は、リヤバンパーのバンパーカバーの上部を左右のリヤコンビネーションランプの下側に取付けるための構造である。バンパーカバーの上部には、左右のリヤコンビネーションランプに対応する位置にフランジ部が形成されており、そのフランジ部の所定位置に係止穴が形成されている。また、左右のリヤコンビネーションランプの下側には、自動車のボディに固定されたブラケットが設けられており、そのブラケットの上面にバンパーカバーのフランジ部の係止穴が係合する係止凸部が形成されている。
上記構成により、バンパーカバーのフランジ部を後方からリヤコンビネーションランプとブラケット間に挿入し、バンパーカバーのフランジ部の係止穴をブラケットの上面の係止凸部と係合させることで、バンパーカバーの上部を左右のリヤコンビネーションランプの下側に固定することができる。
特開2009−1198号公報
一般的に、バンパーカバーの取付け作業では、二人の作業者がバンパーカバーの左側と右側とをそれぞれ抱えた状態で自動車のボディに対する取付けを行う。このため、自動車のボディに対するバンパーカバーの細かい位置決めが難しい。このため、バンパーカバーのフランジ部をリヤコンビネーションランプとブラケット間にスムーズに挿入できず、前記ランプの意匠面等に傷を付ける場合がある。
また、自動車のフロントバンパーのバンパーカバーをボディ前部に組付ける場合、一般的に、バンパーカバーの裏側中央部分をボディ側と係合させ、そのバンパーカバーの左右の端部を車幅方向外側に広げながらボディの左右のフェンダーパネルに連結する。
しかし、例えば、バンパーカバーの意匠面の車幅方向外側に左右のヘッドランプの意匠面の一部が配置される乗用車の場合、バンパーカバーの裏側中央部分をボディ側と係合させても、バンパーカバーの左右の端部を車幅方向外側に広げる際に、左右のヘッドランプの位置でバンパーカバーにたわみが生じる。これにより、ヘッドランプの意匠面に対するバンパーカバーの意匠面の移動量が大きくなり、バンパーカバーの意匠面とヘッドランプの意匠面とが擦れて傷が付くことがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、バンパーカバーの取付け途中におけるバンパーカバーの意匠面の傷付き、及びランプの意匠面の傷付きを防止できるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、ボディの左右両側面に設けられたフェンダーパネルと、それらのフェンダーパネルの車両前後方向端部に配置された左右のランプと、前記左右のフェンダーパネルの下部と左右のランプの下部とを覆えるように構成されて、左右の端部がそれぞれ前記左右のフェンダーパネルに連結される構成のバンパーカバーとを備える自動車のバンパーカバーの取付け構造であって、前記左右のランプの意匠面には、前記バンパーカバーの意匠面の車幅方向外側に配置される下方突出部が設けられており、前記バンパーカバーの裏側には、前記左右のランプの下部に形成された被係合部とそれぞれ係合可能に構成された左右の係合部が設けられており、前記バンパーカバーの左右の係合部を前記左右のランプの被係合部と係合させて、前記バンパーカバーの左右の端部を車幅方向外側に広げる動作を経た後、左右の端部を前記フェンダーパネルに連結できるように構成されていることを特徴とする。
本発明によると、バンパーカバーの裏側には、左右のランプに形成された被係合部とそれぞれ係合可能に構成された左右の係合部が設けられている。このため、バンパーカバーの左右の端部を車幅方向外側に広げる際に、前記係合部と被係合部とを係合させることで、バンパーカバーが左右のランプの位置でたわみ難くなる。この結果、ランプの意匠面の下方突出部に対するバンパーカバーの意匠面の移動量が小さくなり、ランプの意匠面の下方突出部とバンパーカバーの意匠面との擦れによる傷付きを防止できる。
請求項2の発明によると、バンパーカバーの左右の係合部は、そのバンパーカバーの左右に組付けられたバンパ取付用ランプのハウジングに設けられていることを特徴とする。
一般的に、バンパーカバーはたわみ易いため、バンパ取付用ランプのハウジングに係合部を設けることで、バンパーカバーに係合部を形成する場合と比較して前記係合部の強度を大きくすることができる。
請求項3の発明によると、バンパーカバーの係合部とランプの被係合部とは、前記バンパーカバーを車両前後方向から自動車のボディに接近させる動作により係合可能な構成で、高さ方向、車幅方向に所定寸法の係合可能範囲を備えていることを特徴とする。
このため、バンパーカバーの位置が自動車のボディに対して高さ方向、車幅方向に若干ずれていても、バンパーカバーを車両前後方向から自動車のボディに接近させる動作により、バンパーカバーの係合部をランプの被係合部に係合させることができる。したがって、バンパーカバーの係合部とランプの被係合部との係合作業が容易になる。
請求項4の発明によると、バンパーカバーの係合部は、水平面にほぼ平行な状態で後方に張り出す板状体で、先細となるように形成されており、前記ランプの被係合部は、前方に張り出して前記係合部の側面エッジ部が車幅方向から当接可能に構成された縦壁部と、その縦壁部の下端位置で前記係合部を下方から受けられるように構成された横板部とを備えていることを特徴とする。
即ち、バンパーカバーの係合部は板状体で、ランプの被係合部は縦壁部と横板部とからなる構成のため、前記係合部と被係合部との成形が容易になる。
本発明によると、バンパーカバーの取付け途中におけるバンパーカバーの意匠面の傷付き、及びランプの意匠面の傷付きを防止できるようになる。
本発明の実施形態1に係るバンパーカバーの取付け構造を備える自動車の前部を右前方から見た斜視図である。 自動車のフェンダーパネルに対するバンパーカバーの取付け過程を表す斜視図である。 図2のIII矢視拡大図(A図)、及びA図のB-B矢視断面図(B図)である。 デイタイム・ランニング・ランプ(DRL)の取付け構造を表す模式斜視図(A図)、ヘッドランプ16の支持棚部を表す斜視図(B図)である。 前記DRLの取付け構造等を表す縦断面図である。 前記DRLの取付け構造等を表す縦断面図、及びヘッドランプの被係合部とDRLの係合部との側面図である。 ヘッドランプとDRLとを表す側面図である。 ヘッドランプの被係合部とDRLの係合部との側面図(A図)、及び平面図(B図)である。 バンパーカバーの取付け作業手順を表す斜視図である。
[実施形態1]
以下、図1から図9に基づいて本発明の実施形態1に係る自動車のバンパーカバー取付け構造について説明する。本実施形態は、デイタイム・ランニング・ランプ(以下、DRLという)が装着されたフロントバンパー20のバンパーカバー23を自動車Cの前部ボディに取付ける構造に関する。
なお、図中の前後左右、及び上下は自動車の前後左右、及び上下に対応している。
<自動車Cの前部ボディ10の概要について>
バンパーカバー23の取付け構造について説明する前に、先ず、自動車Cの前部ボディ10の概要とフロントバンパー20の構造概要について説明する。
自動車Cの前部ボディ10の左右側面には、図1に示すように、左右対称にフロントフェンダーパネル11(以下、フェンダーパネル11という)が設けられており、そのフェンダーパネル11の前端位置に左右のヘッドランプ16が設置されている。
フェンダーパネル11には、図1〜図3に示すように、前記ヘッドランプ16の側端位置からフロントホイールハウス14に向かって車両後方に延びる凹段差部11dが形成されている。そして、フェンダーパネル11の凹段差部11dより上側の部分が意匠面11eとなっている。
また、フェンダーパネル11の凹段差部11dより下側は、図3(B)等に示すように、意匠面11eに対して窪んだ状態で形成されている。フェンダーパネル11の凹段差部11dより下側は、フロントバンパー20(バンパーカバー23)の車幅方向における端部230に覆われる部分であり、その部分に、図2、図3に示すように、バンパーカバー23の端部230の上端縁231をフェンダーパネル11に固定するためのサポート15が取付けられている。
サポート15の上端面には、図3(A)に示すように、フェンダーパネル11の凹段差部11dに沿ってバンパーカバー23の上端縁231の爪部233が連結可能に構成された爪受け部150が複数箇所(図3では二箇所)に設けられている。爪受け部150は、図3(B)に示すように、サポート15の上端面からフェンダーパネル11の表面に沿って起立しており、その爪受け部150の上部がフェンダーパネル11の凹段差部11dに沿って外側に湾曲している。そして、爪受け部150の上部にバンパーカバー23の上端縁231の爪部233が掛けられる被係合穴152が形成されている。
そして、バンパーカバー23の上端縁231の爪部233がサポート15の爪受け部150に係合した状態で、バンパーカバー23の上端縁231がフェンダーパネル11に固定される。この状態で、バンパーカバー23の上端縁231がフェンダーパネル11の凹段差部11dに合わせられるとともに、ヘッドランプ16の下側がバンパーカバー23の上端縁231に覆われるようになる。
<フロントバンパー20について>
フロントバンパー20は、図1、図2に示すように、自動車Cの前下部に設けられた衝撃緩和装置であり、車幅方向に延びるバンパーリインフォース(図示省略)と、そのバンパーリインフォースの前面に取付けられる緩衝部材であるバンパーアブソーバ(図示省略)と、前記バンパーアブソーバ及びバンパーリインフォースを前方から覆うバンパーカバー23とから構成されている。
バンパーカバー23は、図1に示すように、自動車Cの前部の意匠を構成する部材であり、その表面側が意匠面23eとなっている。バンパーカバー23は、そのバンパーカバー23の車幅方向における端部230の上端縁231が、上記したように、フェンダーパネル11の凹段差部11dに合わせられる。さらに、バンパーカバー23の上端縁231には、図3(A)(B)に示すように、サポート15のそれぞれの爪受け部150に対応する位置に爪部233が設けられている。爪部233は略台形状に形成されており、それらの爪部233の先端下側に、図3(B)に示すように、サポート15の爪受け部150の被係合穴152に係合可能に構成された爪本体234が形成されている。
また、バンパーカバー23の端部230よりも中央寄りの部分はヘッドランプ16の下側を覆えるように構成されており、この部分に上方に張り出す山形部237が形成されている。バンパーカバー23の山形部237は、そのバンパーカバー23の端部230近傍に形成されており、このバンパーカバー23の山形部237の車幅方向外側位置にヘッドランプ16の意匠面16eの下方突出部16tが配置される。
さらに、バンパーカバー23には、図2に示すように、ヘッドランプ16を車両中央側から覆う部分の上端に上部中央フランジ23fが形成されている。
また、バンパーカバー23には、図1、図2に示すように、左右のヘッドランプ16の前下方位置にデイタイム・ランニング・ランプ30(以下、DRL30という)のランプレンズ34(中央意匠部34e)が嵌め込まれる矢印形のランプ用開口23kが形成されている。
<DRL30について>
DRL30は、昼間の明るいうちから点灯する前照灯であり、図5、図6の縦断面図に示すように、前面側に開口32kを有する容器状のランプハウジング32と、そのランプハウジング32の開口32kを塞ぐランプレンズ34とを備えている。ランプハウジング32には、光源(図示省略)と、その光源を支持する支持部材35xと、インナーレンズ36と、エクステンション37等とが収納されている。また、ランプハウジング32の開口32kの周縁部には、細幅溝部32mが全周に亘って形成されており、その細幅溝部32mにランプレンズ34の周縁部に形成された板状の突条34tがシール状態で嵌め込まれている。即ち、ランプハウジング32とランプレンズ34とは互いの周縁部の位置で接続されている。
ランプハウジング32の下面には、図4(A)、図5等に示すように、車幅方向(左右方向)に並んだ状態で複数(図では二個)の角形板状突起32zが下方に突出するように設けられており、それらの角形板状突起32zにボルト孔が形成されている。そして、ランプハウジング32の角形板状突起32zが、図4、図5に示すように、バンパーカバー23の裏面に固定されたブラケット40(後記する)にボルト止めされるようになっている。
また、ランプハウジング32の背面には、車幅方向(左右方向)に並んだ状態で複数(図4(A)では二個)の突起350(後記する)が後方に突出するように形成されている。そして、ランプハウジング32の突起350が、図5に示すように、ヘッドランプ16のハウジング16hに形成された複数(図4(A)では二個)の支持棚部170,180(後記する)によってそれぞれ支持される。
また、ランプハウジング32の背面には、車幅方向外側位置(図4(A)等では右端位置)に、図6に示すように、ヘッドランプ16のハウジング16hの下部右端位置に形成された被係合部160と係合可能に構成された係合部325(後記する)が形成されている。
さらに、ランプハウジング32の背面には、図4(A)に示すように、車幅方向中央寄り位置(図4等では左端位置)に支柱部32pが立設されており、その支柱部32pの上端位置にバンパーカバー23の上部中央フランジ23fにクリップ止めされる連結頭部32hが形成されている。
DRL30のランプレンズ34には、図5、図6に示すように、そのランプレンズ34の周縁部よりも中央寄りの位置に中央意匠部34eが形成されている。中央意匠部34eは、図4に示すように、ランプレンズ34の他の表面に対して前方に張り出すように構成されており、車幅方向における中央側を指向する矢印形に成形されている。そして、ランプレンズ34の中央意匠部34eが、図4(A)に示すように、バンパーカバー23の矢印形のランプ用開口23kに対して裏側から嵌め込み可能に構成されている。
ここで、前記ランプレンズ34は、中央意匠部34eよりも外周側が塗装されており、ランプハウジング32内の光源の光はほとんど通らない。このため、前記光源を点灯させてもランプレンズ34の中央意匠部34e以外の部分が光って見えることはない。
<DRL30の取付け部材(ブラケット40)について>
ブラケット40は、図5、図6に示すように、バンパーカバー23の裏側でDRL30の前下部を下方から覆った状態で支える棚状部材である。
ここで、前記バンパーカバー23の裏側には、図4(A)、図5等に示すように、ランプ用開口23kの下辺に沿ってブラケット40が固定される帯板状の部品取付フランジ部25が形成されている。部品取付フランジ部25は、バンパーカバー23のランプ用開口23kの中央位置で、そのバンパーカバー23の裏面から下方に張り出すように形成されている。部品取付フランジ部25は、扁平逆台形状をした板状部材であり、その部品取付フランジ部25の幅方向(左右方向)両端位置にネジ孔25hが形成されている。
ブラケット40は、図4〜図6に示すように、横板部43と縦板部45とにより縦断面形状が略L字形になるように形成されている。ブラケット40の縦板部45は、バンパーカバー23の部品取付フランジ部25にネジ止めされる部分であり、その縦板部45の上端縁に複数(二個)のネジ受け部45yが形成されている。そして、それらのネジ受け部45yがバンパーカバー23の部品取付フランジ部25のネジ孔25hに対応する位置に位置決めされている。
ブラケット40の横板部43は、DRL30を下方から支える部分であり、その横板部43の後端位置にDRL30(ランプハウジング32)の角形板状突起32zがネジ止めされる複数(二個)のネジ受け部43x(図5参照)が形成されている。
また、ブラケット40には、縦板部45の上端から横板部43の後端まで延びるL字形リブ44w(図4(A)参照)がそのブラケット40の左右方向に複数本形成されている。さらに、ブラケット40には、そのブラケット40の左右方向に延びて複数本のL字形リブ44wをつなぐ直線状リブ44s(図5参照)が形成されている。
ここで、バンパーカバー23の材料としては、ポリプロピレン樹脂が好適に使用されるのに対し、ブラケット40の材料としては、ポリプロピレン樹脂よりも強度が高いポリアセタール樹脂が好適に使用される。
DRL30をバンパーカバー23に取付ける場合には、先ず、図5、図6に示すように、バンパーカバー23に対してブラケット40を固定する。即ち、バンパーカバー23の部品取付フランジ部25のネジ孔25hに対してブラケット40の縦板部45のネジ受け部45yを前方から重ね、バンパーカバー23の部品取付フランジ部25に対してブラケット40の縦板部45をネジ止めする。
次に、DRL30のランプレンズ34の中央意匠部34eをバンパーカバー23のランプ用開口23kに対して裏側から嵌め込むようにする。この状態で、図5に示すように、DRL30のランプハウジング32の角形板状突起32zをバンパーカバー23に固定されたブラケット40の横板部43のネジ受け部43xにネジ止めする。さらに、ランプハウジング32の支柱部32pの連結頭部32hをバンパーカバー23の上部中央フランジ23fにクリップ止めする。これにより、DRL30がバンパーカバー23に取付けられる。
<DRL30の突起350とヘッドランプ16の支持棚部170,180について>
DRL30の突起350とヘッドランプ16の支持棚部170,180とは、バンパーカバー23が自動車Cの前部ボディ10に取付けられた状態で、DRL30のランプハウジング32をヘッドランプ16のハウジング16hによって後方から支持できるようにするための部材である。
DRL30の突起350は、図5に示すように、ランプハウジング32の背面から水平後方に突出する平板部352と、同じくランプハウジング32の背面から後方に突出しており、平板部352を幅方向両側から支える縦板部354とを備えている。また、ヘッドランプ16の中央寄り(図4(A)で左側)に位置する支持棚部180に対応する突起350(図5参照)には、平板部352のほぼ中央位置に上下方向に弾性変形可能に構成された爪部352tが設けられている。
ヘッドランプ16の中央寄り(図4(A)で左側)に位置する支持棚部180は、図4(B)に示すように、ハウジング16hの下部前面から水平前方に突出する平板部182と、同じくハウジング16hの下部前面から前方に突出しており、平板部182を幅方向両側において下方から支える縦板部184を備えている。そして、平板部182のほぼ中央位置に、DRL30の突起350の平板部352に設けられた爪部352tが係合可能な開口182hが形成されている。さらに、支持棚部180には、図5に示すように、DRL30の突起350の平板部352を上方から押える押え板状突起185が設けられている。このため、支持棚部180は押え板状突起185と平板部182とにより、DRL30の突起350の平板部352を上下から挟めるように構成されている。
ヘッドランプ16の端部(図4(A)で右側)に位置する支持棚部170は、図4(B)に示すように、ハウジング16hの下部前面から水平前方に突出する平板部172と、その平板部172に重ねられたDRL30の突起350の平板部352を上から押える押え板状突起175とから構成されている。
<DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160について>
DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは、両者325,160が係合することで、バンパーカバー23を自動車Cの前部ボディ10に取付ける際、前部ボディ10に対するバンパーカバー23の位置決めを行う部材である。さらに、DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは、両者325,160が係合することで、バンパーカバー23の左右の端部230を車幅方向外側に広げながら左右のフェンダーパネル11に固定する際、左右のヘッドランプ16の位置でバンパーカバー23をたわみ難くする部材である。
DRL30の係合部325は、図7、図8(A)に示すように、ほぼ水平な状態で後方に張り出す帯板状の部材であり、図8(B)に示すように、先細で先端325fが山形になるように形成されている。さらに、係合部325の基端部には、上面側と下面側とにランプハウジング32の背面からその係合部325の先端方向に延びるリブ327が設けられている。
また、ヘッドランプ16の被係合部160は、DRL30の係合部325に対応する位置に位置決めされており、図7、図8(A)に示すように、ヘッドランプ16のハウジング16hの下部から前方に張り出すように形成されている。被係合部160は、立てられた状態で前方に張り出す縦壁部162と、縦壁部162の下端部で車両中央方向(図8(B)で左方向)に張り出す棚状の横板部164と、横板部164を下方から支える支持板部165とから構成されている。そして、被係合部160の縦壁部162の車幅方向における外面側(図8では右面側)が前後方向に延びるリブ167によって補強されている。
そして、バンパーカバー23を車両前方から自動車Cの前部ボディ10に接近させる動作により(図8等の矢印参照)、DRL30の係合部325がヘッドランプ16の被係合部160の横板部164に重なる位置で、縦壁部162の車両中央側(図8(B)で左側)に配置される。このため、後記するようにバンパーカバー23の左右の端部230が車幅方向外側に広げられて、それらの端部230が車幅方向外側に引っ張られると、DRL30の係合部325の側面エッジ部325eがヘッドランプ16の被係合部160の縦壁部162に当接するようになる。これにより、バンパーカバー23の左右の端部230のみがヘッドランプ16の被係合部160の縦壁部162を中心に車幅方向外側に広げられ、ヘッドランプ16の位置にあるバンパーカバー23はほとんどたわむことがない。
即ち、DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは車両幅方向と高さ方向において係合できるようになる。
ここで、自動車Cの前部ボディ10に対するバンパーカバー23の高さ方向の位置ズレ量がヘッドランプ16の被係合部160(縦壁部162)の高さ寸法よりも小さければ、DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは車幅方向に係合可能となる。また、自動車Cの前部ボディ10に対するバンパーカバー23の車幅方向の位置ズレ量がヘッドランプ16の被係合部160(横板部164)の幅寸法よりも小さければ、DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは高さ方向に係合可能となる。
即ち、前記ヘッドランプ16が本発明におけるランプに相当し、DRL30が本発明におけるバンパ取付用ランプに相当する。
<バンパーカバー23の取付け手順について>
次に、自動車Cの前部ボディ10に対するバンパーカバー23の取付け手順について説明する。
ここで、バンパーカバー23を取付ける際には、図5、図6に示すように、DRL30の中央意匠部34eがバンパーカバー23のランプ用開口23kに嵌め込まれており、DRL30はブラケット40を介してバンパーカバー23に取付けられている。
先ず、作業者が二人一組でバンパーカバー23を持ち上げる。このとき、各々の作業者は、バンパーカバー23の図4に示すH1の位置とH2の位置とを把持する。この状態で、作業者はバンパーカバー23を車両前方から自動車Cの前部ボディ10に接近させる。このとき、図9に示すバンパーカバー23のH1の位置が前部ボディ10に当たらないようにバンパーカバー23の端部230を車幅方向に外側に広げ、前部ボディ10に接近させる。この接近動作により(図7、図8の矢印参照)、DRL30の係合部325がヘッドランプ16の被係合部160に係合させられる。即ち、図9に示すように、DRL30の係合部325がヘッドランプ16の被係合部160の横板部164に重なる位置で、被係合部160の縦壁部162の車両中央側に配置される。
次に、この状態で、バンパーカバー23を前部ボディ10にさらに接近させることで、図9に示すバンパーカバー23の端部230の爪部233がフェンダーパネル11のサポート15の爪受け部150に当たり、バンパーカバー23の左右の端部230が車幅方向外側に広げられる。そして、この後、バンパーカバー23の端部230の爪部233がサポート15の爪受け部150の被係合穴152の位置で、爪受け部150と係合するようになる。
ここで、バンパーカバー23の左右の端部230が車幅方向外側に広げられる際、図9に示すように、バンパーカバー23に取付けられたDRL30の係合部325がヘッドランプ16の被係合部160の縦壁部162によって車幅方向外側から拘束されているため、バンパーカバー23は左右の端部230のみがたわみ、他の部分はほとんどたわむことがない。即ち、バンパーカバー23は左右のヘッドランプ16の位置でほとんどたわむことがない。したがって、ヘッドランプ16の意匠面16eの下方突出部16tに対するバンパーカバー23の山形部237の移動量が少なくなり、ヘッドランプ16の意匠面16eの下方突出部16tとバンパーカバー23の山形部237との擦れによる傷付きを抑制できる。
また、バンパーカバー23を車両前方から自動車Cの前部ボディ10に接近させる動作により、DRL30の背面に設けられた突起350の平板部352が、図5に示すように、ヘッドランプ16のハウジング16h前面に設けられた支持棚部180(170)の平板部182(172)に支えられつつ、それらの平板部182(172)と押え板状突起185との間に差し込まれる。そして、突起350の平板部352の爪部352tが支持棚部180の平板部182の開口182hと係合する。これにより、DRL30の後部が突起350及び支持棚部170,180を介してヘッドランプ16に支持されるようになる。
このように、バンパーカバー23の上端縁231がサポート15を介してフェンダーパネル11に固定されることで、バンパーカバー23の上端縁231がフェンダーパネル11の凹段差部11dに合わせられるとともに、ヘッドランプ16の下側がバンパーカバー23の上端縁231に覆われるようになる。
<本実施形態に係るバンパーカバー23の取付け構造の長所について>
本実施形態に係るバンパーカバー23の取付け構造によると、バンパーカバー23の裏側には、左右のヘッドランプ16に形成された被係合部160とそれぞれ係合可能に構成された左右の係合部325が設けられている。このため、バンパーカバー23の左右の端部230を車幅方向外側に広げる際に、係合部325と被係合部160とを係合させることで、バンパーカバー23が左右のヘッドランプ16の位置でたわみ難くなる。この結果、ヘッドランプ16の意匠面16eの下方突出部16tに対するバンパーカバー23の意匠面23eの移動量が小さくなり、ヘッドランプ16の意匠面16eの下方突出部16tとバンパーカバー23の意匠面23eとの擦れによる傷付きを防止できる。
また、係合部325を備えるDRL30のランプハウジング32の強度はバンパーカバー23の強度よりも大きいため、バンパーカバー23に係合部325を形成する場合と比較して前記係合部325の強度を大きくできる。
また、バンパーカバー23の位置が自動車Cの前部ボディ10に対して高さ方向、車幅方向に若干ずれていても、バンパーカバー23を車両前方から前部ボディ10に接近させる動作により、バンパーカバー23(DRL30)の係合部325をヘッドランプ16の被係合部160に係合させることができる。このため、バンパーカバー23の係合部325をヘッドランプ16の被係合部160に係合させる作業が容易になる。
また、バンパーカバー23の係合部325は板状体で、ヘッドランプ16の被係合部160は縦壁部162と横板部164とからなる構成のため、係合部325と被係合部160との成形が容易になる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、バンパーカバー23のDRL30の係合部325を後方に張り出す帯板状に形成し、ヘッドランプ16の被係合部160を前方に張り出す縦壁部162と横板部164を有する形状にする例を示した。しかし、DRL30の係合部325を後方に張り出す縦壁部162と横板部164を有する形状にし、ヘッドランプ16の被係合部160を前方に張り出す帯板状に形成することも可能である。また、ヘッドランプ16の被係合部160を断面U字形の溝状に形成することも可能である。
また、本実施形態では、バンパーカバー23に取付けたDRL30のランプハウジング32に係合部325を形成する例を示したが、バンパーカバー23の裏側に直接的に係合部325を固定する構成でも可能である。
また、本実施形態では、フロントバンパー20のバンパーカバー23の取付け構造について説明したが、リヤバンパーのバンパーカバーの取付け構造に本発明を適用することも可能である。
10・・・・前部ボディ
11・・・・フロントフェンダーパネル(フェンダーパネル)
15・・・・サポート
150・・・爪受け部
16・・・・ヘッドランプ(ランプ)
160・・・被係合部
162・・・縦壁部
164・・・横板部
170・・・支持棚部
180・・・支持棚部
23・・・・バンパーカバー
230・・・端部
233・・・爪部
30・・・・DRL(バンパ取付用ランプ)
325・・・係合部
350・・・突起

Claims (4)

  1. ボディの左右両側面に設けられたフェンダーパネルと、それらのフェンダーパネルの車両前後方向端部に配置された左右のランプと、前記左右のフェンダーパネルの下部と左右のランプの下部とを覆えるように構成されて、左右の端部がそれぞれ前記左右のフェンダーパネルに連結される構成のバンパーカバーとを備える自動車のバンパーカバーの取付け構造であって、
    前記左右のランプの意匠面には、前記バンパーカバーの意匠面の車幅方向外側に配置される下方突出部が設けられており、
    前記バンパーカバーの裏側には、前記左右のランプの下部に形成された被係合部とそれぞれ係合可能に構成された左右の係合部が設けられており、
    前記バンパーカバーの左右の係合部を前記左右のランプの被係合部と係合させて、前記バンパーカバーの左右の端部を車幅方向外側に広げる動作を経た後、左右の端部を前記フェンダーパネルに連結できるように構成されていることを特徴とするバンパーカバーの取付け構造。
  2. 請求項1に記載されたバンパーカバーの取付け構造であって、
    前記バンパーカバーの左右の係合部は、そのバンパーカバーの左右に組付けられたバンパ取付用ランプのハウジングに設けられていることを特徴とするバンパーカバーの取付け構造。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載されたバンパーカバーの取付け構造であって、
    前記バンパーカバーの係合部と、前記ランプの被係合部とは、前記バンパーカバーを車両前後方向から自動車のボディに接近させる動作により係合可能な構成で、高さ方向、車幅方向に所定寸法の係合可能範囲を備えていることを特徴とするバンパーカバーの取付け構造。
  4. 請求項3に記載されたバンパーカバーの取付け構造であって、
    前記バンパーカバーの係合部は、水平面にほぼ平行な状態で後方に張り出す板状体で、先細となるように形成されており、
    前記ランプの被係合部は、前方に張り出して前記係合部の側面エッジ部が車幅方向から当接可能に構成された縦壁部と、その縦壁部の下端位置で前記係合部を下方から受けられるように構成された横板部とを備えていることを特徴とするバンパーカバーの取付け構造。
JP2013087476A 2013-04-18 2013-04-18 バンパーカバーの取付け構造 Pending JP2014210491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013087476A JP2014210491A (ja) 2013-04-18 2013-04-18 バンパーカバーの取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013087476A JP2014210491A (ja) 2013-04-18 2013-04-18 バンパーカバーの取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014210491A true JP2014210491A (ja) 2014-11-13

Family

ID=51930613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013087476A Pending JP2014210491A (ja) 2013-04-18 2013-04-18 バンパーカバーの取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014210491A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109455158A (zh) * 2018-09-29 2019-03-12 天津华夏联盛汽车部件有限公司 一种汽车保险杠
JP2021059269A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 日産自動車株式会社 フロントランプユニット取付構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109455158A (zh) * 2018-09-29 2019-03-12 天津华夏联盛汽车部件有限公司 一种汽车保险杠
CN109455158B (zh) * 2018-09-29 2023-10-20 天津华夏联盛汽车部件有限公司 一种汽车保险杠
JP2021059269A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 日産自動車株式会社 フロントランプユニット取付構造
JP7318473B2 (ja) 2019-10-09 2023-08-01 日産自動車株式会社 フロントランプユニット取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070096482A1 (en) Bumper fixture, and bumper mounting structure
JP2014210491A (ja) バンパーカバーの取付け構造
JP6086295B2 (ja) サイドシルスカッフのオープニングトリム挟持構造
JP2009120153A (ja) 自動車の前部構造
JP2009029236A (ja) リヤバンパー取付け構造
JP2007187238A (ja) プロテクタ用クランプ
JP2014210490A (ja) ランプの支持構造
JP5097490B2 (ja) 車両用外装部品
JP5307526B2 (ja) ガラスランの取付構造
JP5354356B2 (ja) バンパホルダ
KR20180105280A (ko) 자동차용 보조손잡이 고정구
JP4859918B2 (ja) 自動車面材の取付け方法
JP2006282120A (ja) 車両のバンパー支持構造
JP5961502B2 (ja) バンパ取付け用リテーナ
JP2021098399A (ja) 外装部材の接続構造
KR20070020656A (ko) 자동차 헤드라이닝 결합구
JP4294416B2 (ja) バンパ取付構造
US7360933B2 (en) Mounting structure for vehicle headlamp
JP4591414B2 (ja) 車両用灯具
JP2013116683A (ja) カバー部材の固定構造
CN102653255B (zh) 车辆前部结构
JP2008143366A (ja) 車両用樹脂成形品およびその取付構造
JP2005088727A (ja) ブラケット
KR20080107038A (ko) 차량용 스페어타이어 고정장치
KR101250715B1 (ko) 자동차용 헤드램프