JP2014210490A - ランプの支持構造 - Google Patents

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祐至 脇門
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Masahiro Ogino
真啓 荻野
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Abstract

【課題】本発明は、大型のランプでも安定した状態でバンパーカバーに取付けられるようにすることを目的とする。【解決手段】本発明は、自動車のバンパーカバーに対して裏側から取付けられるランプ30を支持するランプ30の支持構造であって、ランプ30のランプハウジング32は、バンパーカバー23が自動車のボディに取付けられた状態で、ボディ側に固定されている別のランプ16のハウジング16hに支持されるように構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、自動車のバンパーカバーに対して裏側から取付けられるランプを支持するランプの支持構造に関する。
上記したランプの支持構造に関する技術が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されたランプ100は、図10に示すように、開口103hを有する容器状に形成されて、光源101を収納するランプハウジング103と、そのランプハウジング103の開口103hを覆うランプレンズ105とを備えている。
前記ランプ100は、自動車のフロントバンパー110のバンパーカバー111に形成されたランプ用開口部114に対して表側から収納されて、バンパーリインフォース(図示省略)に取付けられる。
しかし、ランプ100をバンパーカバー111の表側からそのバンパーカバー110のランプ用開口部114に収納する構成では、ランプ100(ランプレンズ105)をランプ用開口部114よりも小さく形成する必要がある。このため、ランプ用開口部114の内側にランプレンズ105の周縁部105eとランプハウジング103の開口周縁部103eとの接続部分が配置される。即ち、バンパーカバー110のランプ用開口部114の内側にランプ100の光り難い部分が存在する。このため、ランプ点灯時のバンパーカバー110の見栄えが低下し、バンパーカバー110の商品力が低下する。
この点を改善するために、バンパーカバーの裏側にブラケット等を利用してランプを取付け、バンパーカバーのランプ用開口部からランプの光る部分のみが見えるようにすることも行われている(特許文献2)。
特開平8−276783号公報 特許4657865号公報
しかし、ブラケット等を利用してバンパーカバーの裏側にランプを取付ける構造では、前記ランプの重量が大きい場合にそのランプを安定的にバンパーカバーで支持するのは難しい。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、重量の大きな大型のランプでも安定した状態でバンパーカバーに取付けられるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、自動車のバンパーカバーに対して裏側から取付けられるランプを支持するランプの支持構造であって、前記ランプのランプハウジングは、前記バンパーカバーが前記自動車のボディに取付けられた状態で、前記ボディ側に固定されている別のランプのハウジングに支持されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によると、バンパーカバーに対して裏側から取付けられたランプは、バンパーカバーが自動車のボディに取付けられた状態で、前記ボディ側に固定されている別のランプのハウジングに支持される。即ち、バンパーカバーに取付けられたランプのランプハウジングが、そのバンパーカバーとボディ側のランプのハウジングとによって前後から支持される。このため、重量の大きな大型のランプでも安定した状態でバンパーカバーに取付けることができる。
請求項2の発明によると、ランプのランプハウジングの背面には、車両前後方向に突出する突起が形成されており、別のランプのハウジングには、前記突起を下方から支える支持棚部が車両前後方向に突出した状態で設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明によると、ランプ側の突起と別のランプ側の支持棚部とは、車幅方向に複数個設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明によると、バンパーカバーの裏側には、ランプのランプハウジングを下方から支える棚状のブラケットが取付けられていることを特徴とする。
このため、大型のランプでもバンパーカバーにより安定的に支持できるようになる。
本発明によると、大型のランプでも安定した状態でバンパーカバーに取付けられるようになる。
本発明の実施形態1に係るランプの支持構造を備える自動車の前部を右前方から見た斜視図である。 自動車のフェンダーパネルに対するバンパーカバーの取付け過程を表す斜視図である。 図2のIII矢視拡大図(A図)、及びA図のB-B矢視断面図(B図)である。 デイタイム・ランニング・ランプ(DRL)の取付け構造を表す模式斜視図(A図)、ヘッドランプ16の支持棚部を表す斜視図(B図)である。 前記DRLの支持構造等を表す縦断面図である。 前記DRLの支持構造等を表す縦断面図、及びヘッドランプの被係合部とDRLの係合部との側面図である。 ヘッドランプとDRLとを表す側面図である。 ヘッドランプの被係合部とDRLの係合部との側面図(A図)、及び平面図(B図)である。 バンパーカバーの取付け作業手順を表す斜視図である。 従来のランプの支持構造を表す縦断面図である。
[実施形態1]
以下、図1から図9に基づいて本発明の実施形態1に係る自動車のランプの支持構造について説明する。本実施形態は、フロントバンパーのバンパーカバーに取付けるデイタイム・ランニング・ランプ(以下、DRLという)を支持する構造に関する。
なお、図中の前後左右、及び上下は自動車の前後左右、及び上下に対応している。
<自動車Cの前部ボディ10の概要について>
DRL30の支持構造について説明する前に、先ず、自動車Cの前部ボディ10の概要とフロントバンパー20の構造概要について説明する。
自動車Cの前部ボディ10の左右側面には、図1に示すように、左右対称にフロントフェンダーパネル11(以下、フェンダーパネル11という)が設けられており、そのフェンダーパネル11の前端位置に左右のヘッドランプ16が設置されている。
フェンダーパネル11には、図1〜図3に示すように、前記ヘッドランプ16の側端位置からフロントホイールハウス14に向かって車両後方に延びる凹段差部11dが形成されている。そして、フェンダーパネル11の凹段差部11dより上側の部分が意匠面11eとなっている。
また、フェンダーパネル11の凹段差部11dより下側は、図3(B)等に示すように、意匠面11eに対して窪んだ状態で形成されている。フェンダーパネル11の凹段差部11dより下側は、フロントバンパー20(バンパーカバー23)の車幅方向における端部230に覆われる部分であり、その部分に、図2、図3に示すように、バンパーカバー23の端部230の上端縁231をフェンダーパネル11に固定するためのサポート15が取付けられている。
サポート15の上端面には、図3(A)に示すように、フェンダーパネル11の凹段差部11dに沿ってバンパーカバー23の上端縁231の爪部233が連結可能に構成された爪受け部150が複数箇所(図3では二箇所)に設けられている。爪受け部150は、図3(B)に示すように、サポート15の上端面からフェンダーパネル11の表面に沿って起立しており、その爪受け部150の上部がフェンダーパネル11の凹段差部11dに沿って外側に湾曲している。そして、爪受け部150の上部にバンパーカバー23の上端縁231の爪部233が掛けられる被係合穴152が形成されている。
そして、バンパーカバー23の上端縁231の爪部233がサポート15の爪受け部150に係合した状態で、バンパーカバー23の上端縁231がフェンダーパネル11に固定される。この状態で、バンパーカバー23の上端縁231がフェンダーパネル11の凹段差部11dに合わせられるとともに、ヘッドランプ16の下側がバンパーカバー23の上端縁231に覆われるようになる。
<フロントバンパー20について>
フロントバンパー20は、図1、図2に示すように、自動車Cの前下部に設けられた衝撃緩和装置であり、車幅方向に延びるバンパーリインフォース(図示省略)と、そのバンパーリインフォースの前面に取付けられる緩衝部材であるバンパーアブソーバ(図示省略)と、前記バンパーアブソーバ及びバンパーリインフォースを前方から覆うバンパーカバー23とから構成されている。
バンパーカバー23は、図1に示すように、自動車Cの前部の意匠を構成する部材であり、その表面側が意匠面23eとなっている。バンパーカバー23は、そのバンパーカバー23の車幅方向における端部230の上端縁231が、上記したように、フェンダーパネル11の凹段差部11dに合わせられる。さらに、バンパーカバー23の上端縁231には、図3(A)(B)に示すように、サポート15のそれぞれの爪受け部150に対応する位置に爪部233が設けられている。爪部233は略台形状に形成されており、それらの爪部233の先端下側に、図3(B)に示すように、サポート15の爪受け部150の被係合穴152に係合可能に構成された爪本体234が形成されている。
また、バンパーカバー23の端部230よりも中央寄りの部分はヘッドランプ16の下側を覆えるように構成されており、この部分に上方に張り出す山形部237が形成されている。バンパーカバー23の山形部237は、そのバンパーカバー23の端部230近傍に形成されており、このバンパーカバー23の山形部237の車幅方向外側位置にヘッドランプ16の意匠面16eの下方突出部16tが配置される。
さらに、バンパーカバー23には、図2に示すように、ヘッドランプ16を車両中央側から覆う部分の上端に上部中央フランジ23fが形成されている。
また、バンパーカバー23には、図1、図2に示すように、左右のヘッドランプ16の前下方位置にデイタイム・ランニング・ランプ30(以下、DRL30という)のランプレンズ34(中央意匠部34e)が嵌め込まれる矢印形のランプ用開口23kが形成されている。
<DRL30について>
DRL30は、昼間の明るいうちから点灯する前照灯であり、図5、図6の縦断面図に示すように、前面側に開口32kを有する容器状のランプハウジング32と、そのランプハウジング32の開口32kを塞ぐランプレンズ34とを備えている。ランプハウジング32には、光源(図示省略)と、その光源を支持する支持部材35xと、インナーレンズ36と、エクステンション37等とが収納されている。また、ランプハウジング32の開口32kの周縁部には、細幅溝部32mが全周に亘って形成されており、その細幅溝部32mにランプレンズ34の周縁部に形成された板状の突条34tがシール状態で嵌め込まれている。即ち、ランプハウジング32とランプレンズ34とは互いの周縁部の位置で接続されている。
ランプハウジング32の下面には、図4(A)、図5等に示すように、車幅方向(左右方向)に並んだ状態で複数(図では二個)の角形板状突起32zが下方に突出するように設けられており、それらの角形板状突起32zにボルト孔が形成されている。そして、ランプハウジング32の角形板状突起32zが、図4、図5に示すように、バンパーカバー23の裏面に固定されたブラケット40(後記する)にボルト止めされるようになっている。
また、ランプハウジング32の背面には、車幅方向(左右方向)に並んだ状態で複数(図4(A)では二個)の突起350(後記する)が後方に突出するように形成されている。そして、ランプハウジング32の突起350が、図5に示すように、ヘッドランプ16のハウジング16hに形成された複数(図4(A)では二個)の支持棚部170,180(後記する)によってそれぞれ支持される。
また、ランプハウジング32の背面には、車幅方向外側位置(図4(A)等では右端位置)に、図6に示すように、ヘッドランプ16のハウジング16hの下部右端位置に形成された被係合部160と係合可能に構成された係合部325(後記する)が形成されている。
さらに、ランプハウジング32の背面には、図4(A)に示すように、車幅方向中央寄り位置(図4等では左端位置)に支柱部32pが立設されており、その支柱部32pの上端位置にバンパーカバー23の上部中央フランジ23fにクリップ止めされる連結頭部32hが形成されている。
DRL30のランプレンズ34には、図5、図6に示すように、そのランプレンズ34の周縁部よりも中央寄りの位置に中央意匠部34eが形成されている。中央意匠部34eは、図4(A)に示すように、ランプレンズ34の他の表面に対して前方に張り出すように構成されており、車幅方向における中央側を指向する矢印形に成形されている。そして、ランプレンズ34の中央意匠部34eが、図4(A)に示すように、バンパーカバー23の矢印形のランプ用開口23kに対して裏側から嵌め込み可能に構成されている。
ここで、前記ランプレンズ34は、中央意匠部34eよりも外周側が塗装されており、ランプハウジング32内の光源の光はほとんど通らない。このため、前記光源を点灯させてもランプレンズ34の中央意匠部34e以外の部分が光って見えることはない。
<DRL30の取付け部材(ブラケット40)について>
ブラケット40は、図5、図6に示すように、バンパーカバー23の裏側でDRL30の前下部を下方から覆った状態で支える棚状部材である。
ここで、前記バンパーカバー23の裏側には、図4(A)、図5等に示すように、ランプ用開口23kの下辺に沿ってブラケット40が固定される帯板状の部品取付フランジ部25が形成されている。部品取付フランジ部25は、バンパーカバー23のランプ用開口23kの中央位置で、そのバンパーカバー23の裏面から下方に張り出すように形成されている。部品取付フランジ部25は、扁平逆台形状をした板状部材であり、その部品取付フランジ部25の幅方向(左右方向)両端位置にネジ孔25hが形成されている。
ブラケット40は、図4〜図6に示すように、横板部43と縦板部45とにより縦断面形状が略L字形になるように形成されている。ブラケット40の縦板部45は、バンパーカバー23の部品取付フランジ部25にネジ止めされる部分であり、その縦板部45の上端縁に複数(二個)のネジ受け部45yが形成されている。そして、それらのネジ受け部45yがバンパーカバー23の部品取付フランジ部25のネジ孔25hに対応する位置に位置決めされている。
ブラケット40の横板部43は、DRL30を下方から支える部分であり、その横板部43の後端位置にDRL30(ランプハウジング32)の角形板状突起32zがネジ止めされる複数(二個)のネジ受け部43x(図5参照)が形成されている。
また、ブラケット40には、縦板部45の上端から横板部43の後端まで延びるL字形リブ44w(図4(A)参照)がそのブラケット40の左右方向に複数本形成されている。さらに、ブラケット40には、そのブラケット40の左右方向に延びて複数本のL字形リブ44wをつなぐ直線状リブ44s(図5参照)が形成されている。
ここで、バンパーカバー23の材料としては、ポリプロピレン樹脂が好適に使用されるのに対し、ブラケット40の材料としては、ポリプロピレン樹脂よりも強度が高いポリアセタール樹脂が好適に使用される。
DRL30をバンパーカバー23に取付ける場合には、先ず、図5、図6に示すように、バンパーカバー23に対してブラケット40を固定する。即ち、バンパーカバー23の部品取付フランジ部25のネジ孔25hに対してブラケット40の縦板部45のネジ受け部45yを前方から重ね、バンパーカバー23の部品取付フランジ部25に対してブラケット40の縦板部45をネジ止めする。
次に、DRL30のランプレンズ34の中央意匠部34eをバンパーカバー23のランプ用開口23kに対して裏側から嵌め込むようにする。この状態で、図5に示すように、DRL30のランプハウジング32の角形板状突起32zをバンパーカバー23に固定されたブラケット40の横板部43のネジ受け部43xにネジ止めする。さらに、ランプハウジング32の支柱部32pの連結頭部32hをバンパーカバー23の上部中央フランジ23fにクリップ止めする。これにより、DRL30がバンパーカバー23に取付けられる。
<DRL30の突起350とヘッドランプ16の支持棚部170,180について>
DRL30の突起350とヘッドランプ16の支持棚部170,180とは、バンパーカバー23が自動車Cの前部ボディ10に取付けられた状態で、DRL30のランプハウジング32をヘッドランプ16のハウジング16hによって後方から支持できるようにするための部材である。
DRL30の突起350は、図5に示すように、ランプハウジング32の背面から水平後方に突出する平板部352と、同じくランプハウジング32の背面から後方に突出しており、平板部352を幅方向両側から支える縦板部354とを備えている。また、ヘッドランプ16の中央寄り(図4(A)で左側)に位置する支持棚部180に対応する突起350(図5参照)には、平板部352のほぼ中央位置に上下方向に弾性変形可能に構成された爪部352tが設けられている。
ヘッドランプ16の中央寄り(図4(A)で左側)に位置する支持棚部180は、図4(B)に示すように、ハウジング16hの下部前面から水平前方に突出する平板部182と、同じくハウジング16hの下部前面から前方に突出しており、平板部182を幅方向両側において下方から支える縦板部184を備えている。そして、平板部182のほぼ中央位置に、DRL30の突起350の平板部352に設けられた爪部352tが係合可能な開口182hが形成されている。さらに、支持棚部180には、図4(B)、図5に示すように、DRL30の突起350の平板部352を上方から押える押え板状突起185が設けられている。このため、支持棚部180は押え板状突起185と平板部182とにより、DRL30の突起350の平板部352を上下から挟めるように構成されている。
ヘッドランプ16の端部(図4(A)で右側)に位置する支持棚部170は、図4(B)に示すように、ハウジング16hの下部前面から水平前方に突出する平板部172と、その平板部172に重ねられたDRL30の突起350の平板部352を上から押える押え板状突起175とから構成されている。
<DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160について>
DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは、両者325,160が係合することで、バンパーカバー23を自動車Cの前部ボディ10に取付ける際、前部ボディ10に対するバンパーカバー23の位置決めを行う部材である。さらに、DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは、両者325,160が係合することで、バンパーカバー23の左右の端部230を車幅方向外側に広げながら左右のフェンダーパネル11に固定する際、左右のヘッドランプ16の位置でバンパーカバー23をたわみ難くする部材である。
DRL30の係合部325は、図7、図8(A)に示すように、ほぼ水平な状態で後方に張り出す帯板状の部材であり、図8(B)に示すように、先細で先端325fが山形になるように形成されている。さらに、係合部325の基端部には、上面側と下面側とにランプハウジング32の背面からその係合部325の先端方向に延びるリブ327が設けられている。
また、ヘッドランプ16の被係合部160は、DRL30の係合部325に対応する位置に位置決めされており、図7、図8(A)に示すように、ヘッドランプ16のハウジング16hの下部から前方に張り出すように形成されている。被係合部160は、立てられた状態で前方に張り出す縦壁部162と、縦壁部162の下端部で車両中央方向(図8(B)で左方向)に張り出す棚状の横板部164と、横板部164を下方から支える支持板部165とから構成されている。そして、被係合部160の縦壁部162の車幅方向における外面側(図8では右面側)が前後方向に延びるリブ167によって補強されている。
そして、バンパーカバー23を車両前方から自動車Cの前部ボディ10に接近させる動作により(図8等の矢印参照)、DRL30の係合部325がヘッドランプ16の被係合部160の横板部164に重なる位置で、縦壁部162の車両中央側(図8(B)で左側)に配置される。このため、後記するようにバンパーカバー23の左右の端部230が車幅方向外側に広げられて、それらの端部230が車幅方向外側に引っ張られると、DRL30の係合部325の側面エッジ部325eがヘッドランプ16の被係合部160の縦壁部162に当接するようになる。これにより、バンパーカバー23の左右の端部230のみがヘッドランプ16の被係合部160の縦壁部162を中心に車幅方向外側に広げられ、ヘッドランプ16の位置にあるバンパーカバー23はほとんどたわむことがない。
即ち、DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは車両幅方向と高さ方向において係合できるようになる。
ここで、自動車Cの前部ボディ10に対するバンパーカバー23の高さ方向の位置ズレ量がヘッドランプ16の被係合部160(縦壁部162)の高さ寸法よりも小さければ、DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは車幅方向に係合可能となる。また、自動車Cの前部ボディ10に対するバンパーカバー23の車幅方向の位置ズレ量がヘッドランプ16の被係合部160(横板部164)の幅寸法よりも小さければ、DRL30の係合部325とヘッドランプ16の被係合部160とは高さ方向に係合可能となる。
即ち、前記ヘッドランプ16が本発明におけるランプに相当し、DRL30が本発明におけるバンパ取付用ランプに相当する。
<バンパーカバー23の取付け手順について>
次に、自動車Cの前部ボディ10に対するバンパーカバー23の取付け手順について説明する。
ここで、バンパーカバー23を取付ける際には、図5、図6に示すように、DRL30の中央意匠部34eがバンパーカバー23のランプ用開口23kに嵌め込まれており、DRL30はブラケット40を介してバンパーカバー23に取付けられている。
先ず、作業者が二人一組でバンパーカバー23を持ち上げる。このとき、各々の作業者は、バンパーカバー23の図4に示すH1の位置とH2の位置とを把持する。この状態で、作業者はバンパーカバー23を車両前方から自動車Cの前部ボディ10に接近させる。このとき、図9に示すバンパーカバー23のH1の位置が前部ボディ10に当たらないようにバンパーカバー23の端部230を車幅方向に外側に広げ、前部ボディ10に接近させる。この接近動作により(図7、図8の矢印参照)、DRL30の係合部325がヘッドランプ16の被係合部160に係合させられる。即ち、図9に示すように、DRL30の係合部325がヘッドランプ16の被係合部160の横板部164に重なる位置で、被係合部160の縦壁部162の車両中央側に配置される。
次に、この状態で、バンパーカバー23を前部ボディ10にさらに接近させることで、図9に示すバンパーカバー23の端部230の爪部233がフェンダーパネル11のサポート15の爪受け部150に当たり、バンパーカバー23の左右の端部230が車幅方向外側に広げられる。そして、この後、バンパーカバー23の端部230の爪部233がサポート15の爪受け部150の被係合穴152の位置で、爪受け部150と係合するようになる。
ここで、バンパーカバー23の左右の端部230が車幅方向外側に広げられる際、図9に示すように、バンパーカバー23に取付けられたDRL30の係合部325がヘッドランプ16の被係合部160の縦壁部162によって車幅方向外側から拘束されているため、バンパーカバー23は左右の端部230のみがたわみ、他の部分はほとんどたわむことがない。即ち、バンパーカバー23は左右のヘッドランプ16の位置でほとんどたわむことがない。したがって、ヘッドランプ16の意匠面16eの下方突出部16tに対するバンパーカバー23の山形部237の移動量が少なくなり、ヘッドランプ16の意匠面16eの下方突出部16tとバンパーカバー23の山形部237との擦れによる傷付きを抑制できる。
また、バンパーカバー23を車両前方から自動車Cの前部ボディ10に接近させる動作により、DRL30の背面に設けられた突起350の平板部352が、図5に示すように、ヘッドランプ16のハウジング16h前面に設けられた支持棚部180(170)の平板部182(172)に支えられつつ、それらの平板部182(172)と押え板状突起185との間に差し込まれる。そして、突起350の平板部352の爪部352tが支持棚部180の平板部182の開口182hと係合する。これにより、DRL30の後部が突起350及び支持棚部170,180を介してヘッドランプ16に支持されるようになる。
このように、バンパーカバー23の上端縁231がサポート15を介してフェンダーパネル11に固定されることで、バンパーカバー23の上端縁231がフェンダーパネル11の凹段差部11dに合わせられるとともに、ヘッドランプ16の下側がバンパーカバー23の上端縁231に覆われるようになる。
即ち、前記ヘッドランプ16が本発明のボディ側に固定されている別のランプに相当する。
<本実施形態に係るランプ(DRL30)取付け構造の長所について>
本実施形態に係るランプ(DRL30)取付け構造によると、バンパーカバー23に対して裏側から取付けられたDRL30は、バンパーカバー23が自動車の前部ボディ10に取付けられた状態で、ボディ10側に固定されているヘッドランプ16のハウジング16hに支持される。即ち、バンパーカバー23に取付けられたDRL30のランプハウジング32が、そのバンパーカバー23とボディ10側のヘッドランプ16のハウジング16hとによって前後から支持される。このため、重量の大きな大型のDRL30も安定した状態でバンパーカバー23に取付けることができる。
また、バンパーカバー23の裏側には、DRL30のランプハウジング32を下方から支える棚状のブラケット40が取付けられているため、大型のDRL30でもバンパーカバー23により安定的に支持できるようになる。
また、ランプレンズ34の中央意匠部34eはバンパーカバー23のランプ用開口23kに対して裏側から嵌合しているため、バンパーカバー23のランプ用開口23kを通して見えるランプ全体が光って見えるようになる。したがって、バンパーカバー23の見栄えが向上する。
さらに、ランプレンズ34の中央意匠部34eをバンパーカバー23のランプ用開口23kに対して裏側から嵌合させる構成のため、中央意匠部34eとバンパーカバー23間の見切り隙を小さくできる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、ヘッドランプ16のハウジング16hの支持棚部170,180によりDRL30のランプハウジング32の突起350を支える例を示した。しかし、ヘッドランプ16のハウジング16hの一部にDRL30のランプハウジング32を載せることでDRL30の後部を支える構成でも可能である。
また、DRL30を支持するブラケット40をバンパーカバー23のランプ用開口23kの下側に固定して、DRL30を下方から支える例を示した。しかし、ブラケットをランプ用開口23kの上下に設け、DRL30を上下から支える構成でも可能である。
また、本実施形態では、バンパーカバー23に取付けられるランプとしてDRL30を例示したが、DRL30の代わりにフォグランプ等に本発明を適用することも可能である。
16h・・・・ハウジング
16・・・・・ヘッドランプ(別のランプ)
170・・・・支持棚部
180・・・・支持棚部
23・・・・・バンパーカバー
23k・・・・ランプ用開口
30・・・・・DRL(ランプ)
32・・・・・ランプハウジング
350・・・・突起
40・・・・・ブラケット

Claims (4)

  1. 自動車のバンパーカバーに対して裏側から取付けられるランプを支持するランプの支持構造であって、
    前記ランプのランプハウジングは、前記バンパーカバーが前記自動車のボディに取付けられた状態で、前記ボディ側に固定されている別のランプのハウジングに支持されるように構成されていることを特徴とするランプの支持構造。
  2. 請求項1に記載されたランプの支持構造であって、
    前記ランプのランプハウジングの背面には、車両前後方向に突出する突起が形成されており、
    前記別のランプのハウジングには、前記突起を下方から支える支持棚部が車両前後方向に突出した状態で設けられていることを特徴とするランプの支持構造。
  3. 請求項2に記載されたランプの支持構造であって、
    前記ランプ側の突起と前記別のランプ側の支持棚部とは、車幅方向に複数個設けられていることを特徴とするランプの支持構造。
  4. 請求項1から請求項2のいずれかに記載されたランプの支持構造であって、
    前記バンパーカバーの裏側には、前記ランプのランプハウジングを下方から支える棚状のブラケットが取付けられていることを特徴とするランプの支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015189354A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ダイハツ工業株式会社 フォグランプの取り付け構造体

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